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【菊花賞2022予想】軸におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこの馬!

菊花賞2022予想

菊花賞2022予想の最終買い目を更新しました。

菊花賞2022のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!

目次(読みたい項目をタップ)

菊花賞2022の概要

菊花賞は秋に開催される、牡馬のクラシックレース最終戦です。

歴史と伝統の深いレースで、戦前から開催されている菊花賞は、これまでどの馬も経験したことがない芝3,000mが舞台となっています。

長距離色が問われる舞台なので、春のクラシックで結果を残した馬でも距離適性から回避する馬もちらほらいます。

そのため、前週に開催された秋華賞ほどメンバーが揃わず、今年も皐月賞やダービーで結果を残したドウデュースやジオグリフ、イクイノックスは揃って回避しました。

近年は特にメンバーレベルが薄くなる傾向がありますが、逆に夏の上がり馬にとってはG1タイトルを手にするチャンスなので出走頭数は集まります。

菊花賞は古くから

「強い馬が勝つ」

と言われていて、タイトルホルダーやキタサンブラックのように初G1をが菊花賞だった馬が古馬になって覚醒することもあります。

菊花賞は将来の競馬界を引っ張る存在を見出す上でも、大事なレースとなっています。

なお、今年の菊花賞は京都競馬場改修工事のため、昨年に引き続き阪神競馬場で代替開催されます。

最後の一冠を手にするのはどの馬でしょうか?!

菊花賞2022の開催内容

開催日10月23日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場阪神競馬場 阪神11R
コース芝3,000m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金1億5000万円

菊花賞2022が開催される阪神の芝3,000mの特徴

阪神競馬場 芝3000mのコースで特徴を解説

今年の菊花賞は阪神競馬場の芝3,000mで開催されます。

芝3,000mはもともと3月半ばに開催される阪神大賞典でしか使用されることがないコースですが、今年は菊花賞でもこのコースが使用します。

スタートは向こう正面の2コーナーを過ぎたあたりです。

コーナーを6回回り、コースを1周半近く走るコースとなっていて、長距離向けの能力が求められます。

長距離レースなのでペースはスローになることがほとんど。

各馬、騎手は自分の競馬に集中しながらスタミナを温存させつつ、レースを進行させます。

レースが動き出しやすいのは2週目の3.4コーナー付近です。

阪神の芝3,000mは内回りコースを使う関係上、最後の直線が356mほどしかありません。

そのため、どの脚質の馬もラスト4F~3Fあたりからペースを引き上げます。

最後の3Fは各馬スパートを上げますが、それまでにどれだけ体力を残しているかが鍵となります。

最後の局面で一杯になりつつある馬は仕掛ける前に脱落しますし、ペースを引き上げたとしても、直線上の坂で脚が救われたらそこで止まってしまいます。

とにかく持久力が試される舞台で、スタミナが好走するうえでもっとも重要になるコースなのです。

菊花賞2022の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1ガイアフォース牡357.0松山弘平
2シェルビーズアイ牡357.0松田大作
3プラダリア牡357.0池添謙一
4ボルドグフーシュ牡357.0吉田隼人
5ヤマニンゼスト牡357.0武豊
6ビーアストニッシド牡357.0岩田康誠
7アスクワイルドモア牡357.0岩田望来
8マイネルトルファン牡357.0丹内祐次
9シホノスペランツァ牡357.0浜中俊
10セイウンハーデス牡357.0幸英明
11ドゥラドーレス牡357.0横山武史
12ヴェローナシチー牡357.0川田将雅
13ディナースタ牡357.0横山和生
14アスクビクターモア牡357.0田辺裕信
15ポッドボレット牡357.0坂井瑠星
16フェーングロッテン牡357.0松若風馬
17ジャスティンパレス牡357.0鮫島克駿
18セレシオン牡357.0福永祐一

過去10年の菊花賞のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
201211ゴールドシップ1神戸新聞杯(G2)1
216スカイディグニティ5セントライト記念(G2)2
 315ユウキソルジャー7神戸新聞杯(G2)4
201313エピファネイア1神戸新聞杯(G2)1
不良214サトノノブレス5神戸新聞杯(G2)3
 310バンデ3兵庫特別(1,000万)1
201412トーホウジャッカル3神戸新聞杯(G2)3
24サウンズオブアース4神戸新聞杯(G2)2
 310ゴールドアクター7支笏湖特別(1,000万)1
201514キタサンブラック5セントライト記念(G2)1
211リアルスティール2神戸新聞杯(G2)2
 317リアファル1神戸新聞杯(G2)1
201613サトノダイヤモンド1神戸新聞杯(G2)1
211レインボーライン9札幌記念(G2)3
 313エアスピネル6神戸新聞杯(G2)5
2017113キセキ1神戸新聞杯(G2)2
不良24クリンチャー10セントライト記念(G2)9
 314ポポカテペトル13阿賀野川特別(1,000万)1
2018112フィエールマン7ラジオNIKKEI賞(G3)2
29エタリオウ2神戸新聞杯(G2)2
 37ユーキャンスマイル10阿賀野川特別(1,000万)1
201915ワールドプレミア3神戸新聞杯(G2)3
214サトノルークス8セントライト記念(G2)2
 313ヴェロックス1神戸新聞杯(G2)2
202013コントレイル1神戸新聞杯(G2)1
29アリストテレス4小牧特別(2勝)1
 310サトノフラッグ5セントライト記念(G2)2
202113タイトルホルダー4セントライト記念(G2)13
218オーソクレース3セントライト記念(G2)3
 311ディヴァインラヴ6木曽川特別(2勝)1

【血統】ディープインパクト産駒の血が光る舞台

血統成績単勝率連対率複勝率
ディープインパクト【4-3-2-28】10.8%18.9%24.3%
ルーラーシップ【1-0-0-6】14.3%14.3%14.3%
ドゥラメンテ【1-0-0-1】50.0%50.0%50.0%
エピファネイア【0-2-1-0】0.0%66.7%100.0%
キングカメハメハ【0-0-2-9】0.0%0.0%18.2%
ハービンジャー【0-0-0-8】0.0%0.0%0.0%
ハーツクライ【0-0-0-12】0.0%0.0%0.0%

過去10開催の菊花賞の好走馬を見ると、馬券に絡んだ30頭のうちの9頭がディープインパクト産駒でした。

ディープインパクト自身もこの舞台で無敗の三冠馬に輝きましたが、その傾向は産駒にも強く表れています。

今年の3歳世代はディープインパクト産駒のセミラストクロップですが、3頭のディープインパクト産駒が出走登録していますよ。

・アスクビクターモア
・ジャスティンパレス
・プラダリア

エピファネイア産駒は信頼できる?

過去の菊花賞では3頭のエピファネイア産駒が出走しすべて馬券に絡んでいます。

コントイレルを徹底してマークしたアリストテレスが印象的ですが、昨年の菊花賞で2.3着に入線したオーソクレースと牝馬のディヴァインラヴも父がエピファネイアでした。

そのため、エピファネイア産駒が一見有利な舞台に思えますが、実は、アリストテレスもオーソクレースも、そしてディヴァインラヴも母の父がディープインパクトです。

エピファネイア×ディープインパクトの組み合わせが菊花賞で好走しやすいのかもしれません。

今年の出走馬を見ると、ヴェローナシチーだけがエピファネイア産駒ですが、母の父はディープインパクトではありません。

エピファネイア産駒を評価するか、それともディープインパクトとのニックスを評価するか、難しいところです。

ハーツとハービンジャーは全滅

過去10年の菊花賞でハーツクライ産駒とハービンジャー産駒は1頭も馬券に絡んでいません。

ハーツクライ産駒はワンアンドオンリー、ハービンジャー産駒はブラストワンピースが人気を背負って挑みましたが馬券外でした。

この2頭の産駒は不振傾向が強いです。

ちなみに、ハーツクライ自身も現役時代にこの菊花賞で1番人気に支持されながらも7着に敗れています。

今年の出走馬は、セレシオン(ハーツクライ産駒)シェルビーズアイ(ハービンジャー産駒)が該当します。

【騎手】福永とルメールが絶好調

騎手成績単勝率連対率複勝率
福永祐一【2-3-1-4】20.0%50.0%60.0%
C.ルメール【2-2-1-2】28.6%57.1%71.4%
M.デムーロ【1-1-0-6】12.5%25.0%25.0%
武豊【1-0-2-5】12.5%12.5%37.5%
川田将雅【0-0-1-7】0.0%0.0%12.5%
岩田康誠【0-1-0-8】0.0%11.1%11.1%

過去10開催の菊花賞の好走騎手を見てみましょう。

もっとも調子がいいのが過去10回すべてで騎乗している福永騎手で、2度の勝ち星をはじめ、6回馬券に絡みました。

ルメール騎手も調子が良く、連対率は50%を超えています。

逆に調子が悪いのがリーディング上位の川田騎手で8回騎乗で1度しか馬券に絡めていません。

同じく岩田康誠騎手も9回騎乗で度しか馬券に絡めていないです。

騎手で狙うなら、福永騎手のセレシオンは評価を上げてもよさそうです。

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過去10年の菊花賞の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-0-2-3】50.0%50.0%70.0%
2番人気【0-2-0-8】0.0%20.0%20.0%
3番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
4~6番人気【2-4-3-21】6.7%20.0%30.0%
7~9番人気【1-2-2-25】3.3%10.0%16.7%
10番人気以下【0-1-2-87】0.0%1.1%3.3%

1番人気の信頼度が高い

過去10年の菊花賞では1番人気の馬が5勝し、7頭の馬が馬券に絡んでいて信頼度は高めです。

ところが、2番人気は複勝率わずか20%でガクンと成績を落としていますね。

3番人気以下は人気に比例して好走率を下げている傾向があります。

菊花賞では1番人気は信頼できますが、2番人気以下は評価しづらいですね。

過去10年の菊花賞の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-0-0-18】10.0%10.0%10.0%
2枠【5-2-0-13】25.0%35.0%35.0%
3枠【1-0-0-19】5.0%5.0%5.0%
4枠【0-0-1-19】0.0%0.0%5.0%
5枠【0-2-3-15】0.0%10.0%25.0%
6枠【1-2-1-16】5.0%15.0%20.0%
7枠【1-2-4-23】3.3%10.0%23.3%
8枠【0-2-1-27】0.0%6.7%10.0%

2枠が絶好調!

過去10年の菊花賞では5頭の勝ち馬が2枠から出ています。

2枠を引いた馬はエピファネイアやキタサンブラック、サトノダイヤモンドにコントレイルといったそうそうたるメンバーでした。

また、阪神で代替開催された昨年の菊花賞においても勝ち馬のタイトルホルダーは2枠からら勝利をつかんでいます。

2枠は菊花賞において大当たりの枠といえるでしょう。

今年の出走馬で2枠に入った馬はプラダリアボルドグフーシュです。

外枠はまずまずで中枠が×

2枠を除くと、5~7枠の外枠が複勝率20%を超えていてまずまず好走しています。

昨年のオーソクレースやディヴァインラブ、さらには4着のステラヴェローチェも外枠でした。

逆に、もっとも不審なのが3.4枠です。

過去にはレッドジェネシスやヴェルトライゼンデ、エポカドーロといった人気馬がこの枠を引いた影響か、大敗してしまいました。

3.4枠は菊花賞において死に枠です。

勝ち馬の8頭が馬番1~5番

過去10年の菊花賞勝ち馬のうちの8頭が馬番1~5番でした。

菊花賞は内枠有利ですが、内をロスなく回ることが非常に重要です。

阪神コースで開催された昨年のタイトルホルダーも馬番3番でした。

過去10年の菊花賞の前走別成績

前走成績単勝率連対率複勝率
神戸新聞杯【7-4-4-50】10.8%16.9%23.1%
セントライト記念【2-4-1-46】3.8%11.3%13.2%
ラジオNIKKEI賞【1-0-0-1】50.0%50.0%50.0%
3勝【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
2勝【0-1-5-35】0.0%2.4%14.6%
(阿賀野川特別)【0-0-2-1】0.0%0.0%66.7%

中心はトライアル組

過去10年の菊花賞において馬券に絡んだ30頭のうちの22頭が前走神戸新聞杯かセントライト記念を使われています。

菊花賞はトライアルレースをはさんで挑む馬の好走事例が高いレースといえるでしょう。

今年の出走馬で前走がトライアルレース組は下記になります。

前走神戸新聞杯
・ジャスティンパレス:1着
・ボルドグフーシュ:3着
・ヤマニンゼスト:2着
・ヴェローナシチー:5着
・プラダリア:8着
・ビーアストニッシド:9着
・アスクワイルドモア:10着

前走セントライト記念
・ガイアフォース:1着
・アスクビクターモア:2着
・セイウンハーデス:4着

実は好走する阿賀野川特別組

過去の菊花賞では前走阿賀野川特別を使われた馬が好走しています。

馬券に絡んだのは2017年のポポカテペトルと2018年のユーキャンスマイルで、どちらも10番人気以下に支持されながらも馬券に絡んでいます。

基本的にはトライアル組を優先したいですが、阿賀野川特別を使われた馬をヒモ候補にするのは悪くありませんよ。

今年の出走馬で前走阿賀野川特別を使われたのはセレシオンです。

菊花賞2022の注目馬3頭

長距離レースということもあり、どの馬にもチャンスと凡走の可能性があります。

今年の菊花賞で人気を集めそうな馬を3頭紹介しましょう。

ガイアフォース

今年の菊花賞で上位人気に支持されるのはガイアフォースでしょう。

前走のセントライト記念では好位からまくる競馬でアスクビクターモアを捉えて優勝しました。

アスクビクターモアはダービー3着馬で、しかも中山巧者なので真っ向からねじ伏せたのは高く評価したいです。

これまでの戦績を見ても、連対率100%は素晴らしいですし、新馬戦ではのちにダービー馬となるドウデュースのクビ差2着に入線していて、当初から高いポテンシャルが見え隠れしていました。

課題は2つあります。

ひとつめは騎乗する松山弘平騎手が菊花賞でほとんど結果を残していないことです。

松山騎手は過去に6回騎乗しましたが、馬券には絡めていません。

もっとも、過去6開催はほとんどのレースで不人気馬ばかり騎乗していたので、強い馬に乗る今回はさばききれる可能性もあります。

もうひとつの不安要素は血統で、父がこの舞台を制したキタサンブラックはまだしも、母の父がダート向けのクロフネというのは気がかりです。

松山騎手にとってはここが試金石となるでしょう。

★評価点
・セントライト記念や新馬戦でダービー好走組と勝ち負けしている
・セントライト記念は力強い競馬

▼課題
・長距離レースのペース配分を身に付けたい

アスクビクターモア

菊花賞は春のクラシック組と夏の上がり馬がぶつかり合うレースですが、アスクビクターモアは春のクラシックで大いに結果を残した馬です。

今年の弥生賞では叩きの可能性があったとはいえドウデュースやボーンディスウェイ、ジャスティンロックら相手に先着しました。

ダービーでも内の利を最大限に活かした先行競馬で好走しているように、前の競馬を得意としています。

前走のセントライト記念においてもガイアフォースに捉えられたとはいえ、人気を背負えった中で自分の競馬を行い、さらにパワーアップした印象を受けました。

血統的にはディープインパクト産駒なので長距離もこなせるでしょう。

課題は鞍上が関東騎手の田辺騎手ということでしょうか。

田辺騎手はもともと関西競馬場とそこまで縁がないことも相まって、過去10年の菊花賞は6戦すべて着外です。

しかも、2018年の菊花賞ではジェネラーレウーノで逃げましたが2週目の3.4コーナーでも一向に仕掛けない謎騎乗をして惨敗しています。

長距離レースは騎手のペース配分が非常に重要ですが、その後の菊花賞の内容を見る限り、田辺騎手は関西競馬場の長距離レースは苦手としているのは間違いありません。

今回はアスクビクターモアという有力馬に騎乗しますが、馬の力をどれだけ引き出せられるかが課題となるでしょう。

★評価点
・春は強い競馬を繰り返した
・前走セントライト記念も価値のある一戦
・データと相性がいいディープインパクト産駒

▼課題
・田辺騎手の菊花賞の成績が悪い

ジャスティンパレス

皐月賞とダービーでは結果を残せませんでしたが、前走の神戸新聞杯ではテン乗り騎乗の鮫島克駿騎手とのコンビでうれしい重賞初勝利を上げました。

神戸新聞杯はジャスティンパレスの能力を完全に出し切っていて先行から上がり最速の末脚で鮮やかに勝ち星を手にしていましたね。

仕掛けどころや出し切れるかがポイントになる馬ですが、噛み合えばホープフルステークスでも2着に入線しているように重賞レベルの力を見せています。

神戸新聞杯組とは勝負付けが済んだように見えますが、セントライト記念組も手ごわい馬が何頭かいるので、そこが焦点となるでしょう。

血統的には父がディープインパクトで母方の父系統が欧州のニアークティック系なので3,000mでもチャンスはありそうです。

鞍上の鮫島克駿騎手は昨年に引き続き菊花賞に騎乗します。

一度経験しているものの、まだ経験が浅いので、うまくペースをコントロールしてほしいですね。

★評価点
・神戸新聞杯が強い
・血統的に長距離もいけそう

▼課題
・鮫島克駿騎手のペース配分

菊花賞2022の穴馬2頭

菊花賞は誰も経験したことがない距離を走ることから、波乱決着になることも度々あります。

今年の出走馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭まとめました。

ディナースタ

ドゥラメンテ産駒のディナースタは春のクラシックは全く縁がありませんでした。

しかしながら、夏の時期にクラス戦を連勝して賞金を加算したため、トライアルレースをパスしてこの舞台に登録しています。

過去の戦績を見ると、前走の札幌日刊スポーツ杯と積丹特別がともに札幌芝2,600mで古馬相手に勝ち星をつかんでいます。

札幌は全面洋芝なので力がもとめられますが、そのなかで勝ち切れているのでスタミナとパワーはあるでしょう。

また、3.4コーナーからまくって勝ち切っているのもポイント。

なぜなら、阪神の芝3,000mもまくりが決まりやすいからです。

鞍上の横山和生騎手は関東騎手ですが今年の天皇賞(春)をタイトルホルダーとともに勝っているので菊花賞におけるペース配分もそこまで心配ありません。

クラシック組やトライアル組を打破し、金星を挙げられるかもしれませんよ。

★評価点
・すでに長距離レースで結果を残している
・タイトルホルダーと同じドゥラメンテ産駒
・横山和生騎手継続騎乗

▼課題
・相手関係が強くなっている

セレシオン

セレシオンは阿賀野川特別からこの舞台に挑みます。

菊花賞といった前走神戸新聞杯かセントライト記念組が好走するイメージがありますが、実は阿賀野川特別組も好走しています。

過去にはポポカテペトルやユーキャンスマイルが好走していて、隠れ有力路線なのです。

また、騎乗する福永騎手が菊花賞と相性がよく、過去10年で6回馬券に絡みました。

そのなかにはディヴァインラヴ(6番人気)やサトノルークス(8番人気)、レインボーライン(9万人気)といった不人気馬も上位に持ってきています。

騎手もよいですし、過去のデータを見ると好走条件がいくつかあるので、面白い穴馬になるでしょう。

★評価点
・相性の良い前走阿賀野川特別組
・福永騎手が菊花賞と相性が良い

▼課題
・ハーツクライ産駒は菊花賞と相性が悪い

菊花賞2022予想の最終買い目

菊花賞予想(晴れ良馬場想定)

今年の菊花賞は阪神競馬場で開催されます。

土曜日の時点で阪神競馬場は晴れの良馬場でレースが行われています。

そして、菊花賞が開催される日曜日も晴れ予報ですね。

雨の心配はないので間違いなく良馬場で開催されるでしょう。

馬場状態を見ても、開催3週目ということで時計はでやすいので、晴れの良馬場、高速馬場を想定しつつ予想を行いたいです。

今年の菊花賞は『乱菊』といわれるほど混戦状態が続いていますが、ひとまず逃げるのは内目を引いたビーアストニッシドでしょう。

長距離レースなのでスロー展開になるでしょうし、マクリや直線一気も十分あり得るのではないでしょうか。

◎本命 5 ヤマニンゼスト

シンボリクリスエス
ヤマニンバステト
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍3歳以上1勝クラス 2022年
前走神戸新聞杯(G2) 2着

本命はヤマニンゼストにします。

今年の菊花賞は大混戦すぎますが、ここは騎手から狙うことにしました。

騎乗する武豊騎手は長距離レースがめっぽう得意で近年もワールドプレミアで菊花賞を制していますね。

一時期は少しスランプに陥っていた時もありましたが、今年はドウデュースでダービーを制覇し、再びレジェンドとしての手腕を取り戻しつつあるのも好感が持てます。

ヤマニンゼストは脚質的には追い込み競馬なので、自分の競馬に集中しながら武豊騎手のゴーサインとともに力ある競馬ができるでしょう。

神戸新聞杯がメイチに感じましたが、追い切りを見ても前走同様動きはよいですし、好走する可能性も高いです。

菊花賞と相性の良い内枠を引けましたし、血統的にも長距離は走れそうなので期待したいです。

〇対抗 1 ガイアフォース

キタサンブラック
ナターレ
母父クロフネ
主な勝ち鞍セントライト記念(G2) 2022年
前走セントライト記念(G2) 1着

人気のガイアフォースは対抗にしました。

ガイアフォースは前走のセントライト記念が強く、叩きの舞台とはいえ中山巧者のアスクビクターモアを真っ向からねじ伏せたのは高く評価できます。

菊花賞と相性がよい内も引けましたが、人気の一角なので、ほかの馬のマークを考えたら少し内すぎたかもしれません。

それでも極端な大外よりかはコースロスなく競馬できますし、噛み合えば上位争いも十分狙える器です。

松山弘平騎手は長距離実績はそこまでありませんが、オールカマーでデアリングタクトが敗れて以来、にわかに成績を上げていますし、勢いは十分感じられます。

血統的にクロフネの孫なので長距離実績は未知数ですが、父のキタサンブラックは典型的なステイヤーなのでここはあっさり勝つかもしれないですね。

▲単穴 18 セレシオン

ハーツクライ
クルソラ
母父Candy Stripes
主な勝ち鞍阿賀野川特別(2勝クラス) 2022年
前走阿賀野川特別(2勝クラス) 1着

セレシオンは単穴にしました。

福永騎手が騎乗する点は非常に魅力的ですし、前走の阿賀野川特別も高いパフォーマンスで結果を残していたのでもっと評価を上げたかったです。

しかしながら、先行馬のセレシオンにとって8枠18番は死に枠すぎます。

前半の位置取りがかなり問われるでしょう。

セレシオンは先行すれば勝ち負けしていますが、中団以降になると凡走しがちなので、その点も踏まえて評価を下げました。

△連下 13 ディナースタ

ドゥラメンテ
ラヴァリーノ
母父Unbridled’s Song
主な勝ち鞍札幌日刊スポーツ杯(2勝クラス) 2022年
前走札幌日刊スポーツ杯(2勝クラス) 1着

ディナースタは連下にします。

ポテンシャルは高いですし近走を見てもステイヤーとしての才能を開花させていますね。

距離は問題ありませんが、近走のレースを見ると全面洋芝の札幌で結果を残しています。

洋芝はスピードよりもパワーが問われやすい舞台で、そこで結果を残しているのは確かです。

しかし、現在の阪神は高速馬場なので、そこで能力を発揮できるかというと分かりません。

騎手は魅力的ですし、出し切れる可能性もありますが、あくまで抑えという形で馬券に絡めます。

△連下 17 ジャスティンパレス

ディープインパクト
パレスルーマー
母父Royal Anthem
主な勝ち鞍神戸新聞杯(G2) 2022年
前走神戸新聞杯(G2) 1着

ジャスティンパレスも連下にしました。

2歳のころからポテンシャルの片りんは感じさせていましたが、前走の神戸新聞杯は圧巻のパフォーマンスで勝ち切り、非常に強い競馬が好印象でした。

今年の菊花賞は春の上位勢が揃って不在なのでチャンスは十分あるでしょう。

しかしながら外枠と鞍上の鮫島騎手の長距離適性が気になりました。

鮫島騎手がうまくペース配分を行えたら菊花賞で馬券に絡むだけの能力は備わっているでしょう

消し 14 アスクビクターモア

ディープインパクト
カルティカ
母父Rainbow Quest
主な勝ち鞍弥生賞ディープ記念(G2) 2022年
前走セントライト記念(G2) 2着

アスクビクターモアは消すことにしました。

馬は強いですが、鞍上の田辺騎手を嫌って消します。

なぜなら、田辺騎手の西日本競馬場における長距離レースはあまり信頼できないからです。

長距離レースは騎手の裁量が特に問われやすいので、悩みましたが馬券から除外します。

単勝

5 ヤマニンゼスト

馬連流し

軸馬:5
相手:1、11、13、17、18

三連複フォーメーション

1頭目:5
2頭目:1、11、13、17、18
3頭目:1、11、13、17、18

以上になります。
菊花賞の予想の参考にしてみてください!

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