【東京新聞杯2023予想】牝馬が大活躍!軸馬に推したい3頭+穴馬2頭を紹介!
東京新聞杯2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
~~~~~★的中のお知らせ☆~~~~~
早くも1月が終わりを迎え、2月に入りましたが競馬の調子はいかがでしょうか?!
うましるでは中央・地方・海外重賞問わず、競馬予想を行っています!
そして、先週開催された根岸ステークスを見事的中!
本命◎のギルデッドミラーが2着に入選し、対抗〇のレモンポップが1着入選!
そして、3着には△バトルクライが入選しました!
単勝こそ外してしまいましたが、
馬連3.5倍
三連複10.7倍
W的中となりました!
今年の根岸ステークスは順当で決まりましたが、それでも確実に的中できて満足です(^^)/
今週からは2月の重賞をまとめていきます!
マイルの東京新聞杯。
クラシックを見据えたきさらぎ賞。
そして、地方交流重賞の佐賀記念の3本立てで予想していきますね!
今月もよろしくお願いします!!(^^)!
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東京新聞杯2023の概要
東京新聞杯は2月上旬に東京で開催される芝1,600mのレースです。
東京新聞杯は前年以前からマイル路線で活躍した馬や、今後マイル路線に活路を見出す馬が多数参戦します。
春のマイル王決定戦である安田記念の開催ははるか先なので、マイルG1ホースの参戦はほとんどありません。
どちらかというと今後の飛躍を試みる馬のチャレンジレースという意味合い強いレースです。
実際に、この東京新聞杯を皮切りに大成した馬もたくさんいます。
例えば、2018年度の勝ち馬リスグラシューはこの年のエリザベス女王杯を勝利するだけではなく、翌年のグランプリホースになりました。
2019年度の勝ち馬インディチャンプもそれまでは条件上がりの馬でしたが、ここで初重賞を手にすると、この年の安田記念とマイルチャンピオンシップを制し、マイルの頂点に立ったのです。
東京新聞杯は開催数の多い東京のレースということもあって、出世傾向の強いレースなのです。
そのため、G3レースながらも多数の有力馬が参戦します。
今年は昨年のクラシック路線で結果を残したナミュールやピンハイが注目されるでしょう。
牡馬からは毎日王冠2着のジャスティンカフェや昨年のサマーマイルチャンピオンであるウインカーネリアンが出馬を表明しました。
群雄割拠している今年の東京新聞杯。
勝って出世するのはどの馬でしょうか?!
東京新聞杯2023の開催内容
開催日 | 2月5日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 4100万円 |
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東京新聞杯2023が開催される東京の芝1,600mの特徴
スタート地点は向こう正面の2コーナー出口付近です。
向こう正面スタートとなり、最初のコーナーまでは550mあることから、極端にポジション争いが熾烈になりことはありません。
しかし、スタートからしばらく緩やかな下り坂になる上、マイルレースはスピード勝負になりやすいことから意外と前傾ラップになることもあります。
向こう正面の途中にはわずか一瞬ですが上り坂があり、その上り坂を駆け上がったあとは再び下り傾斜で3コーナーに入ります。
3.4コーナーはわずかに上り傾斜になっていますが、ほとんど起伏はないといってもいいでしょう。
コーナーは大回りコースになっているのでペースを落とさなくてもコーナーワークを駆け抜けることができます。
最後のコーナーは約525mで、直線の長さは新潟に次いで長いです。
ただし、平たんな新潟とは違って東京は残り400mの時点で高低差2mの急坂が待ち受けています。
この坂のために最後バテる馬も少なくありません。
また、前半が緩急のある道のりで息を入れづらいことから、距離以上にスタミナが求められやすいです。
そのため、東京の芝1,600mではスプリンターよりも生粋のマイラーや中距離色の強い馬のほうが好走しやすかったりします。
脚質的には最後の直線が長いことから、差しや追い込み馬が台頭しやすいですよ。
東京新聞杯2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | プリンスリターン | 牡6 | 57.0 | 横山和生 |
2 | ウインカーネリアン | 牡6 | 58.0 | 三浦皇成 |
3 | ジャスティンカフェ | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 |
4 | ピンハイ | 牝4 | 55.0 | 坂井瑠星 |
5 | インダストリア | 牡4 | 57.0 | 戸崎圭太 |
6 | マテンロウオリオン | 牡4 | 57.0 | 横山典弘 |
7 | タイムトゥヘヴン | 牡5 | 58.0 | 大野拓弥 |
8 | ファルコニア | 牡6 | 58.0 | 吉田隼人 |
9 | ショウナンマグマ | 牡4 | 57.0 | M.デムーロ |
10 | ピースワンパラディ | 牡7 | 57.0 | 菅原明良 |
11 | カイザーミノル | 牡7 | 57.0 | 藤岡康太 |
12 | シュリ | 牡7 | 57.0 | 津村明秀 |
13 | サクラトゥジュール | 牡6 | 57.0 | 田辺裕信 |
14 | エアロロノア | 牡6 | 57.0 | 武豊 |
15 | ナミュール | 牝4 | 56.0 | 横山武史 |
16 | プレサージュリフト | 牝4 | 55.0 | C.ルメール |
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過去10年の東京新聞杯のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 5 | クラレント | 2 | 阪神カップ(G2) | 5 |
良 | 2 | 1 | ダイワマッジョーレ | 5 | 中山金杯(G3) | 5 |
3 | 8 | トライアンフマーチ | 4 | 京都金杯(G3) | 2 | |
2014 | 1 | 7 | ホエールキャプチャ | 8 | エリザベス女王杯(G1) | 6 |
重 | 2 | 11 | エキストラエンド | 3 | 京都金杯(G3) | 1 |
3 | 12 | クラレント | 5 | 阪神カップ(G2) | 3 | |
2015 | 1 | 6 | ヴァンセンヌ | 3 | 元町S(1,600万) | 1 |
稍重 | 2 | 13 | アルフレード | 9 | ニューイヤーS(OP) | 9 |
3 | 10 | フルーキー | 1 | 京都金杯(G3) | 4 | |
2016 | 1 | 6 | スマートレイアー | 5 | エリザベス女王杯(G1) | 5 |
良 | 2 | 3 | エキストラエンド | 6 | 京都金杯(G3) | 7 |
3 | 10 | マイネルアウラート | 11 | 阪神カップ(G2) | 9 | |
2017 | 1 | 2 | ブラックスピネル | 3 | 京都金杯(G3) | 2 |
良 | 2 | 5 | プロディガルサン | 5 | 菊花賞(G1) | 11 |
3 | 7 | エアスピネル | 1 | 京都金杯(G3) | 1 | |
2018 | 1 | 8 | リスグラシュー | 3 | エリザベス女王杯(G1) | 8 |
良 | 2 | 3 | サトノアレス | 5 | キャピタルS(OP) | 2 |
3 | 15 | ダイワキャグニー | 2 | 中山金杯(G3) | 5 | |
2019 | 1 | 2 | インディチャンプ | 1 | 元町S(1,600万) | 1 |
良 | 2 | 6 | レッドオルガ | 6 | ターコイズS(G3) | 6 |
3 | 1 | サトノアレス | 4 | 阪神カップ(G2) | 15 | |
2020 | 1 | 1 | プリモシーン | 4 | マイルCS(G1) | 11 |
良 | 2 | 12 | シャドウディーヴァ | 6 | 常総ステークス(3勝) | 1 |
3 | 13 | クリノガウディー | 5 | マイルCS(G1) | 7 | |
2021 | 1 | 10 | カラテ | 5 | 若潮ステークス(3勝) | 1 |
良 | 2 | 4 | カテドラル | 12 | キャピタルS(L) | 9 |
3 | 11 | シャドウディーヴァ | 3 | エリザベス女王杯(G1) | 8 | |
2022 | 1 | 11 | イルーシヴパンサー | 4 | ノベンバーS(3勝) | 1 |
良 | 2 | 6 | ファインルージュ | 1 | 秋華賞(G1) | 2 |
3 | 9 | カラテ | 2 | ニューイヤーS(L) | 1 |
【脚質】差しや追い込み馬が強い
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 【1-1-4-27】 | 3.0% | 6.1% | 18.2% |
差し | 【6-5-4-42】 | 10.5% | 19.3% | 26.3% |
追込 | 【1-4-2-41】 | 2.1% | 10.4% | 14.6% |
過去10年の東京新聞杯では差し馬がもっとも馬券に絡んでいて、6頭の勝ち馬をはじめ15頭が馬券に絡んでいます。
その次に馬券に絡んでいるのは追い込み馬で、7頭が馬券に絡んでいました。
東京新聞杯の舞台である東京は、スタンド前の直線が500m以上あって長く脚を使えるコースです。
そのため、差しや追い込み馬が好走傾向にあります。
今年の出走馬でこれまでに差しや追い込みで活躍していた馬は11頭いました。
【性別】牝馬が大活躍!
性別 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡馬 | 【6-7-9-106】 | 4.7% | 10.2% | 17.2% |
牝馬 | 【4-3-1-12】 | 20.0% | 35.0% | 40.0% |
過去10年の東京新聞杯で目立った活躍を見せているのは牝馬です。
過去10年で20頭しか出走していませんが、そのうちの8頭が馬券に絡んでいます。
また、ここで結果を残した牝馬はリスグラシューやプリモシーン、ホエールキャプチャにスマートレイヤーなど、前後にG1レースで活躍した馬がたくさんいました。
今年も牝馬は多数参戦しています。
牝馬は評価を上げてもよいでしょう。
今年出走する牝馬は3頭いました。
【年齢】若い馬ほど活躍している
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳馬 | 【5-5-3-25】 | 13.2% | 26.3% | 34.2% |
5歳馬 | 【2-3-5-29】 | 5.1% | 12.8% | 25.6% |
6歳馬 | 【3-1-1-31】 | 8.3% | 11.1% | 13.9% |
7歳以上 | 【0-1-1-33】 | 0.0% | 2.9% | 5.7% |
過去10年の東京新聞杯の勝ち馬5頭は4歳馬でした。
残る5頭も5.6歳馬が占めています。
この中でもっとも結果を残しているのは4歳馬で、13頭が馬券に絡んでいました。
それに対して7歳以上の馬は過去10年で35頭出走しましたが2頭しか馬券に絡んでいません。
東京新聞杯は明け4歳馬ほど好走傾向にあり、7歳以上は評価を下げてもよさそうです。
今年の出走馬で4歳馬は7頭います。
そして、7歳以上の馬は3頭いました。
なお上記で上げた「差しや追い込み」「牝馬」「4歳馬」の3つ全て当てはまる馬は3頭いました。
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過去10年の東京新聞杯の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
2番人気 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
3番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
4~6番人気 | 【4-6-4-16】 | 13.3% | 33.3% | 46.7% |
7~9番人気 | 【1-1-0-28】 | 3.3% | 6.7% | 6.7% |
10番人気以下 | 【0-1-1-56】 | 0.0% | 1.7% | 3.4% |
1.2番人気の信頼度が低いレース
過去10年の東京新聞杯の好走馬を年齢別にまとめてみると、1番人気は1勝3着内4頭、2番人気は1勝3着以内2頭止まりでした。
人気に対して勝率も複勝率も非常に低いのです。
東京新聞杯では1.2番人気はあまり当てにしないほうがよいでしょう。
狙い目は3~6番人気馬
過去10年の東京新聞杯で好走しているのは3~6番人気に支持された馬で、7頭の勝ち馬をはじめ、19頭が馬券に絡んでいます。
リスグラシューやプリモシーン、イルーシヴパンサーにスマートレイヤーといった馬も3~6番人気の馬だったのです。
東京新聞杯は1.2番人気の信頼度が低いレースですが、極端に人気落ちが台頭することもなく、小穴馬が好走しやすいレースとなっています。
人気を集めた5歳以上の馬は消したい
人気と年齢 | 成績 |
1番人気の4歳馬 | 【1-1-1-2】 |
1番人気の5歳以上馬 | 【0-0-1-4】 |
2番人気の4歳馬 | 【1-0-0-4】 |
2番人気の5歳以上馬 | 【0-0-1-4】 |
東京新聞杯は1.2番人気の信頼度が低いレースです。
しかし、年齢と人気を掛け合わせて見てみると、1番人気に支持された4歳馬は【1-1-1-2】とそこまで成績は悪くありません。
それに対して1番人気の5歳以上の馬は【0-0-1-4】と成績が悪いですね。
東京新聞杯は年齢の影響が強いレースですが、4歳馬に限ってみると1番人気でも信頼できそうです。
ちなみに2番人気の馬で最後の勝利したのは2013年のクラレントが最後です。
2番人気は年齢問わず不振傾向が強いようです。
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過去10年の東京新聞杯の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-13】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
2枠 | 【2-2-0-13】 | 11.8% | 23.5% | 23.5% |
3枠 | 【2-1-0-16】 | 10.5% | 15.8% | 15.8% |
4枠 | 【3-2-1-13】 | 15.8% | 26.3% | 31.6% |
5枠 | 【1-1-2-15】 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
6枠 | 【1-2-3-13】 | 5.3% | 15.8% | 31.6% |
7枠 | 【0-1-2-17】 | 0.0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 【0-0-1-18】 | 0.0% | 0.0% | 5.3% |
7.8枠からは勝ち馬が出ていない
過去10年の東京新聞杯の好走馬を枠順別にまとめました。
好走率が高いのが2~4枠の馬で、7頭の勝ち馬を輩出しています。
そして、馬券に絡んだ26頭の馬が1~6枠の馬でした。
7.8枠に入った馬は4頭しか馬券に絡めておらず、1頭も勝ち馬が出ていないのです。
過去には2020年度のヴァンドギャルド(1番人気)や2018年のグレーターロンドン(2番人気)、2017年のヤングマンパワー(2番人気)に2014年のコディーノ(1番人気)といった人気馬が7.8枠からレースしましたが、馬券外に敗れていました。
実は、昨年10月~11月に使われた東京の芝は未だに馬場の痛みが残っていることから、2月はDコースを使用しています。
東京新聞杯が開催されるのは開幕2周目のDコースで、内ラチ沿いの芝状態は良好なので、内でも脚を活かすことができます。
そのため、外枠よりも内枠を引いた馬のほうが結果を残しやすいことから、東京新聞杯は枠の影響が大きいレースといえるのです。
過去10年の東京新聞杯の前走クラス別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【4-2-2-16】 | 16.7% | 25.0% | 33.3% |
G2 | 【1-0-3-15】 | 5.3% | 5.3% | 21.1% |
G3 | 【1-4-4-39】 | 2.1% | 10.4% | 18.8% |
L | 【0-1-1-11】 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
OP | 【0-2-0-28】 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
3勝 | 【4-1-0-7】 | 33.3% | 41.7% | 41.7% |
G1組とクラス戦の馬が強い
過去10年の東京新聞杯で馬券に絡んだ馬を前走のクラス別にまとめました。
もっとも好走率が高いのは意外なことに、前走で3勝クラス戦を使われた馬でした。
過去に東京新聞杯を制したヴァンセンヌやインディチャンプ、イルーシヴパンサーも条件戦からこの舞台に挑み、初重賞タイトルを手にしています。
単勝回収率は33%を超え、複勝率も41%をキープしています。
その次の結果を残しているのは前走G1レースを使われた馬で4頭の勝ち馬をはじめ、8頭が馬券に絡みました。
基本的には強い相手としのぎを削った前走G1組が好走するイメージがありますが、東京新聞杯は将来の飛躍を考えているクラス戦の馬のほうが好走しやすいようです。
また、前走G1組は5頭いました。
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東京新聞杯2023の注目馬3頭
今年の東京新聞杯も、これからのレースに向けて超越を果たしたい馬が多数参戦しています。
この中から、好走に期待できそうな3頭の馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナミュール
今年の東京新聞杯で1番人気に支持されそうなのはナミュールです。
デビュー戦からその末脚を評価され、阪神JFや桜花賞では1番人気に支持されました。
しかし、結果的にマイル重賞で勝利をつかんだのは桜花賞の前哨戦であるチューリップ賞のみです。
阪神JFは出遅れが響き、桜花賞は位置取りこそよかったものの末脚を活かせませんでした。
桜花賞の敗因は管理する高野調教師も分からないというほどだったのです。
その後のオークスや秋華賞の活躍を見る限り、中距離路線でも活躍しそうですが、陣営が末脚を活かせる東京マイルを選択していることから、ナミュールの末脚に期待しているのは明白ですね。
また、データ的にも明け4歳牝馬は好走傾向が多いのでその点も追い風でしょう。
ナミュールの適性距離はいまだ定まっていませんが、この1戦でマイル路線を行くのか、それとも中距離に戻るかが決まりそうで、非常に大事な1戦となるでしょう。
ジャスティンカフェ
昨年のいまごろは2勝クラス止まりの馬でしたが、その後賞金を加算しオープン馬になりました。
東京はこれまで【1-1-1-1】と複勝率75%で安定感がありますね。
2走前のマイルチャンピオンシップでも後方からの差し切り競馬でサリオスにコンマ1秒差の2着と、中身のある競馬でした。
そんなジャスティンカフェですが、うましる的に注目したいのが昨年の湘南ステークスです。
このレースは今回と全く同じ東京マイルで開催されましたが、最後方から上がり32秒9という豪脚を使って2着馬のウインシャーロットに3馬身差つけて勝利しました。
東京新聞杯も淡々と流れてくれれば豪脚に期待できるかもしれません。
早熟がささやかれているエピファネイア産駒の中ではまだまだ息の長い活躍を見せていますし、鞍上の福永騎手も引退まで1か月を切ったことから、全力でこのレースに挑むでしょう。
初重賞タイトルを手にして、跳躍したいですね。
ピンハイ
ピンハイは13番人気で挑んだチューリップ賞において2着入選したことで一気にその名をとどろかせました。
チューリップ賞はフロック視する人が大半でしたが、桜花賞で勝ち馬スターズオンアースにコンマ1秒差の5着、続くオークスでも4着入選します。
そしてキャリア初の古馬戦となった西宮ステークスを勝利したことで完全にフロックではなく実力だったことが証明されました。
今回は桜花賞以来のマイル戦ですが、オークスや西宮ステークスの内容を見る限り、マイル以上の距離でも十分台頭できるでしょう。
しかし、マイルでもチューリップ賞で2着、オークスで4着なので決して不適正というわけではありません。
ナミュール同様末脚に定評があるので東京マイルとは合うでしょう。
また、明け4歳馬は好走事例も多いのでデータ的にも注目したいですね。
東京新聞杯2023の穴馬2頭
東京新聞杯は上位人気の信頼度があまり高くないレースです。
言い換えれば、下位人気の馬にもチャンスがあるレースといえますね。
今年は面白い馬が多数そろったのでどの馬を選択しようか悩みましたが、その中でも配当妙味に期待できそうな馬を2頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
マテンロウオリオン
昨年のNHKマイルでは最後方から長く末脚を使って2着に入選しました。
その後も最後方からの競馬を試みていますが、近4戦馬券に絡んでいません。
そのことから、月曜日の時点で7番人気くらいの評価です。
もっとも、ダービーは距離が長すぎたこと、前走の京都金杯は後ろすぎたことなど敗因が明確なのも事実です。
特に前走の京都金杯はあまりにも後ろからでだれもが届くことは至難だと感じさせる内容でした。
確かに末脚勝負が得意ですが後ろすぎて届かないのでは本末転倒です。
今回も前走同様横山典弘騎手が手綱を握りますが、前走の反省を活かしてもう少し前目で競馬をすれば、上位争いに加われるかもしれません。
かつてはG1で連対した実績馬なので、再び名乗りを上げるためにもここは勝ち負けを演じてほしいですね。
ファルコニア
これまで重賞路線で上位争いしながらも、なかなか勝ち星を手にすることができませんでした。
しかし、昨年の京成杯オータムハンデキャップではスロー競馬と先行競馬が見事かみ合い、1分33秒6の時計で勝利し、初重賞タイトルを手にしたのです。
ファルコニアは重賞路線における安定感に定評がある馬です。
前走のマイルチャンピオンシップは13着に敗れてしまいましたが、キャリア初のG1レースだったことを考えれば仕方ない面もありました。
しかし、今回はG3とはいえメンバーレベルが高いのが課題です。
前走のようにスロー競馬に持ち込むか、それとも一昨年のエプソムカップのように脚を溜めて勝負するか。
騎手や陣営の戦略がポイントとなるでしょう。
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東京新聞杯2023予想の最終買い目
東京新聞杯の予想(晴れの良馬場想定)
東京新聞杯が開催される東京競馬場の日曜日は晴れの予報が出ていました。
前日の土曜日やそのまえの金曜日を見ても晴れ予報が出ていて雨が降っていないようなので、レース当日は良馬場で開催されるでしょう。
馬場状態ですが、開催2周目でDコースを使用していることから、内も外も芝状態は良好です。
そのため、時計の出やすい馬場でなおかつ瞬発力を多いに活かすことができるでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながら東京新聞杯を予想していきます。
◎本命 6 マテンロウオリオン
父 | ダイワメジャー |
母 | パルテノン |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | シンザン記念(G3) 2022年 |
前走 | 京都金杯(G3) 13着 |
本命はマテンロウオリオンにしました。
近走が常に敗れていることから、前日土曜の段階で7番人気です。
しかし、敗因は明確で、例えばダービーやスワンステークスは距離が合っていなかった、マイルCSは相手関係が強く、前走の京都金杯は下げすぎが原因です。
明確な敗因が分かっている以上、今回のメンバー相手で最初から下げすぎなければ十分末脚を活かせます。
かつてNHKマイルカップで2着に入選していますし、出し切れたらG1レースでも上位争いできるだけの力を秘めているのです。
今回は東京新聞杯と相性のいい内枠を引きましたし、前走で騎乗した横山典弘騎手も金杯のようなポツン騎乗はさすがにしないでしょう。
距離も1,600mがベストだと思うので、ここで勝利して今年のマイル路線に名乗りを上げてほしいです。
〇対抗 2 ウインカーネリアン
父 | スクリーンヒーロー |
母 | コスモクリスタル |
母父 | マイネルラヴ |
主な勝ち鞍 | 関屋記念(G3) 2022年 |
前走 | マイルチャンピオンS(G1) 12着 |
対抗はウインカーネリアンにしました。
昨年の米子ステークスと関屋記念を制し、見事サマーマイル王に輝きました。
脚質的には先行馬なので、東京新聞杯とは決して相性がいいわけではありませんが、それでも関屋記念や米子ステークスにおいて強い相手に勝利しているのは大きいですね。
昨年の谷川岳ステークスが時計の出る新潟で勝利しているように、時計の出る馬場も得意です。
枠も内目を引きましたし、コースロスなく立ち回れたらいいところいくのではないでしょうか。
▲単穴 4 ピンハイ
父 | ミッキーアイル |
母 | レイテッド |
母父 | ジャングルポケット |
主な勝ち鞍 | 西宮S(3勝クラス) 2022年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 9着 |
ピンハイは単穴にしました。
昨年のオークスや桜花賞、そしてチューリップ賞では下馬評を覆す活躍を見せました。
前日の時点で3番人気に支持されていますが、昨年のレース内容を見る限りは納得できる人気です。
同世代のナミュールやプレサージュリフトが揃って外枠を引いたのもピンハイにとってはプラス評価でしょう。
前々走の西宮ステークスでは牡馬相手に勝利していますしチューリップ賞やオークス、桜花賞の結果はフロックではありません。
初重賞タイトルとともに、実力を証明したいですね。
△連下 3 ジャスティンカフェ
父 | エピファネイア |
母 | カジノブギ |
母父 | ワークフォース |
主な勝ち鞍 | 湘南S(3勝クラス) 2022年 |
前走 | マイルチャンピオンS(G1) 6着 |
ジャスティンカフェは連下にしました。
昨年のエプソムカップは重馬場を苦にしない走りで最後方から上がり33秒5の末脚で4着に入選。
馬券外入選とはいえ、勝ち馬のノースブリッジにコンマ1秒差なので着順以上に強い競馬ができています。
続く毎日王冠でも2着に入選と、マイルから中距離では確かな実力を証明しました。
今回は今月騎手引退する福永騎手が騎乗することも踏まえて上位人気しています。
福永効果がなかったとしてもこれまでの戦績から上位人気は確実だと思いますが、個人的に連下に下げたのはジャスティンカフェが早熟傾向のエピファネイア産駒だからです。
エピファネイア産駒はエフフォーリアもデアリングタクトもアリストテレスも、古馬になってから勝ち星をつかめない傾向が出ています。
ジャスティンカフェも明け5歳馬なので、血統的な傾向を考えて評価を下げました。
△連下 15 ナミュール
父 | ハービンジャー |
母 | サンブルエミューズ |
母父 | ダイワメジャー |
主な勝ち鞍 | チューリップ賞(G2) 2022年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 5着 |
ナミュールも連下にしました。
昨年のオークスや秋華賞の結果を見る限り、ここは上位人気確実の馬ですが、いかんせん枠が外すぎたため大きく評価を下げています。
それでも、ナミュールは追い込み馬なのでそこまで枠の影響はなさそうですが、内で器用に立ち回る馬がいれば差しが届く前に決着づくこともあるでしょう。
ナミュールのポテンシャルを見ても、1,600mは少し短い気がします。
ただし、追い切りは非常によかったので、抑えで絡めることにしました。
△連下 8 ファルコニア
父 | ディープインパクト |
母 | カンビーナ |
母父 | Hawk Wing |
主な勝ち鞍 | 京成杯オータムH(G3) 2022年 |
前走 | マイルチャンピオンS(G1) 13着 |
最後に一頭、ファルコニアも絡めることにしました。
重賞における安定感が魅力的な馬ですね。
鞍上も昨年の京成杯オータムハンデを制した時に騎乗した吉田隼人騎手が騎乗します。
京成杯オータムハンデが時計の出る馬場で勝利していますが、現在の東京も時計が出やすいので脚質に合うでしょう。
枠も真ん中のよいところを引けましたし、馬券内に絡んでもおかしくないですね。
単勝
6 マテンロウオリオン
馬連流し
軸馬:6
相手:2、3、4、8、15
三連複フォーメーション
1頭目:6
2頭目:2、3、4、8、15
3頭目:2、3、4、8、15
以上になります。
東京新聞杯の予想の参考にしてみてください!