【青葉賞2023予想】前走〝1勝クラス組〟が強い!軸におすすめしたい3頭を紹介!
青葉賞2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
青葉賞2023の概要
青葉賞は東京競馬場で開催される3歳限定競走です。
ダービーのトライアルレースという位置づけがされているレースで2着までに入選した馬には日本ダービーの優先出走権が与えられます。
青葉賞に出走する馬のほとんどは皐月賞までに仕上がらなかった遅咲きの馬、もしくは皐月賞の出走チャンスを逃した馬が多いです。
そのため、未勝利や1勝クラスを勝ち上がって挑む馬と、オープン・重賞競走で凡走した馬がともにレースする舞台となっています。
2着以内に入選した馬は華のダービーに出走できることから、どの陣営もメイチで仕上げてくる傾向があります。
また、出走馬間に極端な能力差がないため人気通りに決着づかないのも特徴ですよ。
波乱も見込めるため穴党にオススメできるレースです。
ところで、青葉賞とダービーの舞台はともに東京芝2,400mにも関わらず、青葉賞からダービーを制した馬はこれまで1頭もいません。
2着に入選した馬はシンボリクリスエスやゼンノロブロイ、ウインバリアシオンにフェノーメノなど数多くいるのですが…。
そのため、青葉賞組はダービーで勝てないというジンクスがいまだに続いているのです。
今年こそジンクスを打破してダービータイトルを制する青葉賞馬が現れるか、そういった面でも注目したいレースです。
青葉賞2023の開催内容
開催日 | 4月29日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝2,400m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 5400万円 |
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青葉賞2023が開催される東京の芝2,400mの特徴
スタート地点 | スタンド前坂の頂上 |
コース | 左回り Aコース使用 |
1周の距離 | 2,083.1m |
直線距離 | 525.9m |
高低差 | 2.7m |
フルゲート | 18頭 |
青葉賞が開催される東京芝2,400mはダービーやオークス、ジャパンカップといったビッグレースの舞台にも指定されているコースでもっともオーソドックスな中距離コースといえるでしょう。
スタート地点はスタンド側にある上り坂を超えた場所で、スタンド側から見たら中央やや左にゲートがあります。
スタートから最初のコーナーまでは約350mでゴール板を通過しつつ最初の1.2コーナーに入ります。
1.2コーナーは稍下り傾斜ですが全長が長いので各馬ゆったりとしたペースで進行することが多いです。
向こう正面はわずかな起伏がありますが、この間もゆったりとレースは進みます。
レースが動き出すのは3.4コーナーあたりです。
東京競馬場の3.4コーナーは大回りで作られているのでペースを引き上げやすいです。
また、4コーナーにラスト3ハロンの標識が立っているのでほとんどの馬は3.4コーナーでスパートを仕掛けようとします。
最後の直線は約525mです。
直線の長さは新潟競馬場の次に長く、各馬は最高速度でレースしやすいです。
直線上には高低差2.1mの上り坂が存在しますが、中山や阪神ほど急傾斜ではなく、なだらかな上り坂となっています。
坂を駆け上がったらラスト300mは平らで最後に一足伸ばしながら各馬ゴールを目指します。
東京芝2,400mはビッグレースの開催コースということもあって距離適性さえかみ合えばどの馬にもチャンスがある舞台です。
最後の直線が長いため差しや追い込みも決まりやすいですが、2019年のリオンリオンのように逃げ切りで勝利をつかむ馬もいました。
どの馬にもチャンスのある舞台なので実力が反映されやすいコースとなっています。
東京の芝2,400mはここをチェック!
- ダービー、オークス、ジャパンカップの舞台
- 実力が反映されやすい舞台
- まぐれが少ないコース
- 差しや追い込みが決まりやすい
- 外人騎手が好調
- スロー競馬、上がり勝負になりやすい
青葉賞2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | マイネルエンペラー | 牡3 | 56.0 | 和田竜二 |
2 | ティムール | 牡3 | 56.0 | 三浦皇成 |
3 | ヨリマル | 牡3 | 56.0 | 菅原明良 |
4 | ハーツコンチェルト | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 |
5 | アームブランシュ | 牡3 | 56.0 | 吉田豊 |
6 | グランヴィノス | 牡3 | 56.0 | D.レーン |
7 | ニシノレヴナント | セ3 | 56.0 | 大野拓弥 |
8 | ヒシタイカン | 牡3 | 56.0 | M.デムーロ |
9 | シャドウソニック | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 |
10 | サヴォーナ | 牡3 | 56.0 | 池添謙一 |
11 | スキルヴィング | 牡3 | 56.0 | C.ルメール |
12 | アサカラキング | 牡3 | 56.0 | 石川裕紀人 |
13 | メイテソーロ | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 |
14 | マサハヤヴォルズ | 牡3 | 56.0 | 永野猛蔵 |
15 | ロゼル | 牡3 | 56.0 | 津村明秀 |
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青葉賞の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 | 1 | 3 | プラダリア | 4 | 未勝利 | 1 |
良 | 2 | 7 | ロードレゼル | 2 | 水仙賞(1勝) | 1 |
3 | 12 | エターナルビクトリ | 6 | 1勝 | 1 | |
2021 | 1 | 2 | ワンダフルタウン | 3 | 京都2歳S(G3) | 1 |
良 | 2 | 10 | キングストンボーイ | 1 | 共同通信杯(G3) | 4 |
3 | 7 | レッドヴェロシティ | 6 | 水仙賞(1勝) | 1 | |
2020 | 1 | 3 | オーソリティ | 3 | 弥生賞(G2) | 3 |
良 | 2 | 7 | ヴァルコス | 4 | ゆきやなぎ賞(1勝) | 2 |
3 | 1 | フィリオアレグロ | 1 | 共同通信杯(G3) | 3 | |
2019 | 1 | 2 | リオンリオン | 5 | 大寒桜賞(500万) | 1 |
稍重 | 2 | 3 | ランフォザローゼス | 1 | 京成杯(G3) | 2 |
3 | 5 | ピースワンパラディ | 3 | フローラルウォーク賞(500万) | 1 | |
2018 | 1 | 9 | ゴーフォザサミット | 6 | スプリングS(G2) | 7 |
良 | 2 | 15 | エタリオウ | 7 | ゆきやなぎ賞(500万) | 2 |
3 | 10 | スーパーフェザー | 1 | アザレア賞(500万) | 1 | |
2017 | 1 | 10 | アドミラブル | 1 | アザレア賞(500万) | 1 |
良 | 2 | 9 | ベストアプローチ | 4 | 弥生賞(G2) | 4 |
3 | 6 | アドマイヤウイナー | 8 | 大寒桜賞(500万) | 1 | |
2016 | 1 | 6 | ヴァンキッシュラン | 4 | アザレア賞(500万) | 1 |
良 | 2 | 4 | レッドエルディスト | 5 | 大寒桜賞(500万) | 1 |
3 | 13 | レーヴァテイン | 1 | 500万下 | 1 | |
2015 | 1 | 8 | レーヴミストラル | 1 | アザレア賞(500万) | 1 |
良 | 2 | 3 | タンタアレグリア | 4 | 大寒桜賞(500万) | 1 |
3 | 6 | ヴェラヴァルスター | 5 | ゆきやなぎ賞(500万) | 1 | |
2014 | 1 | 11 | ショウナンラグーン | 10 | 山吹賞(500万) | 3 |
良 | 2 | 2 | ワールドインパクト | 1 | 大寒桜賞(500万) | 1 |
3 | 13 | ヤマノウィザード | 4 | すみれS(OP) | 7 | |
2013 | 1 | 5 | ヒラボクディープ | 7 | 水仙賞(500万) | 1 |
良 | 2 | 3 | アポロソニック | 9 | 山吹賞(500万) | 1 |
3 | 7 | ラストインパクト | 2 | 大寒桜賞(500万) | 1 |
【脚質】差し馬が強い
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 【1-4-0-28】 | 3.0% | 15.1% | 15.1% |
差し | 【6-3-9-53】 | 8.5% | 12.7% | 25.4% |
追込 | 【1-2-1-43】 | 2.1% | 6.4% | 8.5% |
過去10年の青葉賞を脚質別に見てみると、もっとも勝ち馬を輩出していたのは差し馬で6頭が勝利を手にしています。
また、馬券に絡んだ18頭も差し馬でした。
差し馬は過去10年でもっとも出走数が多い中、好走率が高い点にも注目したいですね。
今年の出走馬で差しを行いそうな馬をまとめました。
【前走上がり】上がり1~2位の馬に注目
前走上がり | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1~2位 | 【9-6-9-59】 | 10.8% | 18.1% | 28.9% |
3位以下 | 【1-4-1-73】 | 1.3% | 6.3% | 7.6% |
過去10年の青葉賞で馬券に絡んだ24頭が前走のレースで上がり1.2位の末脚を使っていました。
開幕前週の東京競馬場は雨でも降らない限りは良馬場で開催される可能性が高く、決め手勝負になりやすいです。
そのため、末脚に定評のある馬が好走しやすいのです。
ちなみに、唯一逃げて勝利した2019年のリオンリオンの年は過去10年唯一の稍重馬場で前残り有利でした。
良馬場で開催されるのであれば前走の上がりにも注目したいところです。
今年の出走登録馬で前走上がり最速もしくは上がり2位の末脚を使った馬は8頭います。
【継続騎乗】継続騎乗が好調!
騎乗 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
継続騎乗 | 【7-2-6-51】 | 10.6% | 13.6% | 29.4% |
乗り替り | 【3-8-4-81】 | 3.1% | 11.4% | 15.6% |
過去10年の青葉賞では前走からの継続騎乗組も、当日乗り替り組もそれぞれ15頭ずつ馬券に絡んでいます。
しかし、勝ち馬を見ると前走からの継続騎乗で挑んだ馬が7勝していました。
また、連対率や複勝率を見ても乗り替り組よりも継続騎乗組のほうが好走率は高かったのです。
青葉賞では前走から引き続き手綱を握る馬に注目したいです。
今年の出走登録馬で前走から継続で騎乗している馬は7頭いました。
なお、上記で上げた「前走のレースで上がり1.2位の馬」「前走からの継続騎乗で挑んだ馬」のどちらにも該当する馬は4頭いました。
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青葉賞の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-3-2】 | 20.0% | 50.0% | 80.0% |
2番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 【2-0-1-7】 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
4~6番人気 | 【4-4-4-18】 | 13.3% | 26.7% | 40.0% |
7~9番人気 | 【1-2-1-26】 | 3.3% | 10.0% | 13.3% |
10番人気以下 | 【1-0-0-71】 | 1.4% | 1.4% | 1.4% |
1番人気は複勝向き
過去10年の青葉賞で1番人気の勝ち馬は2015年のレーヴミストラルと2017年のアドミラブルしかいません。
単勝率20%と、全重賞の中でも低いですね。
しかしながら、1番人気に支持された8頭がこれまで3着以内に入選していました。
そのことから、1番人気はアタマ固定よりも馬連や三連複などの連軸候補に向いています。
2.3番人気の好走事例は少ない
過去10年の青葉賞で2番人気は1頭も勝ち馬がおらず、3番人気も2頭止まりでした。
また、複勝率を見ても2番人気で20%、3番人気は30%です。
青葉賞において2.3番人気は非常に好走率が低いです。
狙いは中位人気馬。二けた人気も消しでよい
過去10年の青葉賞で馬券に絡んだ16頭が4~9番人気の馬でした。
青葉賞は上位人気勢の好走事例が少ない反面、中位人気の激走が見られます。
また、10番人気以下の馬はこれまで72頭出走しましたが馬券に絡んだのは2014年の勝ち馬ショウナンラグーンのみでした。
青葉賞は中位人気に支持された馬を中心に予想するのがよいでしょう。
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青葉賞の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-1-1-13】 | 11.8% | 17.6% | 23.5% |
2枠 | 【1-3-0-13】 | 5.9% | 23.5% | 23.5% |
3枠 | 【2-0-2-14】 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
4枠 | 【1-2-2-13】 | 5.6% | 16.7% | 27.8% |
5枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6枠 | 【1-0-0-19】 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
7枠 | 【1-2-2-21】 | 3.8% | 11.5% | 19.2% |
8枠 | 【0-0-1-25】 | 0.0% | 0.0% | 3.8% |
内枠有利
過去10年の青葉賞の好走馬を枠順別に見てみると、1~3枠が合計で5勝しています。
複勝率で見ても1~5枠が20%を超えていました。
逆に、6~8枠の外枠を引いた馬は合計2勝止まりで馬券に絡んだのも過去10年で7頭しかいません。
青葉賞は1~5枠に入った馬の好走率が非常に高いレースで枠の影響が大きいレースといえるでしょう。
8枠は死に枠
過去10年の青葉賞で8枠から発走した馬は26頭いましたが、馬券に絡んだのは2016年のレーヴァティン(3着)のみでした。
それ以外の馬はいずれも4着以下に敗れていました。
人気を背負った2013年のダービーフィズ(3番人気)や2016年プロティガルサン(2番人気)、2017年トリコロールブルー(2番人気)、2018年のサトノソルタス(3番人気)なども馬券外だったのです。
ダービーでも8枠は好走事例が少ない枠といわれていますが、ステップレースの青葉賞においても8枠は死に枠となっているのです。
青葉賞の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G2 | 【2-1-0-16】 | 10.5% | 15.8% | 15.8% |
G3 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
リステッド | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
オープン | 【0-0-1-7】 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
1勝クラス | 【6-7-8-68】 | 6.7% | 14.6% | 23.5% |
未勝利 | 【1-0-0-19】 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
前走1勝クラス組が強い
過去10年の青葉賞で馬券に絡んだ21頭が前走1勝クラス(500万下)を使われていました。
前走重賞やオープン組よりも好走馬が多いのです。
1勝クラスの馬がダービーに出走するにはここで優先出走権を獲得しなければならないので何が何でも仕上げてくるため、好走事例が高いのでしょう。
前走が1勝クラスの馬に注目したいですね!
今年の出走馬で前走が1勝クラスだった馬は7頭いました。
前走未勝利の馬は苦戦気味
過去10年の青葉賞で前走未勝利戦から挑んだ馬は20頭いましたが、馬券に絡んだのは昨年の勝ち馬プラダリアのみでした。
それ以外の馬は勝利どころか3着以内にも入選できていません。
青葉賞では前走が未勝利だった馬は苦戦傾向にあります。
今年の出走馬で前走が未勝利だった馬は3頭いました。
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青葉賞2023の有力馬3頭
青葉賞にはダービーの切符をつかもうとする若駒がたくさん出走します。
今年も生涯一度しか出走できないダービーのチャンスをつかもうとする馬がたくさん参戦します。
今年の出走馬の中で素質の高そうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
スキルヴィング
月曜日の時点で断然1番人気に支持されているのはスキルヴィングです。
新馬戦こそ2着に敗れましたが勝ち馬ヒシタイカンとの差はクビ差で惜しい競馬でした。
このときの3着馬であるエエヤンはのちにニュージーランドトロフィーを制しているので強い相手に善戦していました。
続く未勝利戦は後方から末脚を一気に伸ばして2着のユイノオトコヤマに3馬身差つけて完勝。
上がり最速33秒2のタイムで楽勝したのです。
前走のゆりかもめ賞においても2着のサヴォーナに3馬身差つけて完勝していました。
東京コースは3戦2勝2着1回で舞台適性は文句ありません。
前走のゆりかもめ賞は芝2,400mで今回と全く同じコースを勝利しているのもポイントが高いです。
差し馬で継続騎乗、前走1勝クラスで前走上がり最速など、データ的にも好走条件がたくさんあるので人気しても馬券に抑えたい1頭です。
サヴォーナ
キズナ産駒のサヴォーナも注目の1頭です。
前走のアザレア賞では中団で脚を溜めながら向こう正面あたりで前に進出しつつ、そのまま押し切り勝利しています。
この時の上がり33秒5は今回出走する馬の中でも非常に速いですよ。
ただし、3走前のゆりかもめ賞では今回出走するスキルヴィングに完敗しています。
また、アザレア賞は直線上に急坂がある阪神での勝利で、サヴォーナ自身はパワーのある馬なのでなだらかな東京では決め手に欠けるかもしれません。
それでも過去に東京競馬場で2着入選しているので成績自体は悪くありませんが、スキルヴィング比較でみると評価を下げたいです。
ハーツコンチェルト
ハーツコンチェルトのベストバウトは新馬戦です。
新馬戦では後方から競馬を行いましたが向こう正面から進出を開始し、3.4コーナーで一気に先行集団に加わるとそのまま押し切ってゴールイン。
2着馬に8馬身差をつけて圧勝したのです。
新馬戦のインパクトからその後のレースでも注目されましたが、東スポ杯では3着、ホープフル7着、前走の若葉ステークスも4着でした。
また、新馬戦の2着以下がその後なかなか結果を残していないので相手関係に恵まれた説もありますが、それでもパフォーマンスは抜けています。
東京競馬場で行われた東スポ杯2歳ステークスも出遅れと距離短縮が裏目に出た中で勝ち馬ガストリックにコンマ2秒差の3着なので実はそこまで悪くないです。
ここは久々の左回りで復権に期待したいです。
青葉賞2023の穴馬2頭
青葉賞は上位人気勢が勝ち切ることが少ないレースで波乱も度々見られます。
今年の出走馬で配当に期待できそうな馬を2頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
グランヴィノス
血統妙味の高いグランヴィノスは兄弟にシュヴァルグランやヴィルシーナ、ヴィブロスといったG1馬がいる良血一族です。
前走の京都2歳ステークスも1番人気に支持されましたが直線で思うように伸びを欠いて2着に敗れてしまいました。
このとき騎乗していた川田騎手も述べていましたが血統的には古馬になって大成した馬ばかりなので、まだ完成していなかった可能性はあります。
今回はダービーの切符を賭けた一戦で、鞍上もオーストラリアの名手であるレーン騎手が騎乗する予定です。
本格化はまだ先かもしれませんが、ダービーに出走するためにもここは上位争いに加わりたいです。
マイネルエンペラー
月曜日の時点ではほとんど人気のないマイネルエンペラーですが、血統背景を見ると全姉にオークス馬のユーバーレーベンが、そして半兄には新潟記念勝ち馬のマイネルファンロンがいる良血馬です。
新馬戦以来なかなか勝利を手にできていませんが、前走の若葉ステークスは今回有力候補のハーツコンチェルトにクビ差の5着です。
そのまえの1勝クラスは2着に敗れましたが勝ち馬はのちに皐月賞で5着に入選したショウナンバシットでした。
勝利こそ手にしていませんが、相手関係を見ると人気以上に好走しているのが分かります。
ここはキャリア初の重賞で人気も落ちると思いますが、穴馬として面白い存在かもしれないです。
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青葉賞2023予想の最終買い目
青葉賞予想(晴れ良馬場想定)
青葉賞が開催される東京競馬場の土曜日の天気を見てみると、晴れのち曇りの予報が出ています。
土曜日は正午を境に西日本で雨が降るようです。
この雨雲は西から東へ接近しており、やがて関東にもやってきます。
そのため、日曜日の東京も雨予報が出ています。
しかしながら、土曜日の段階では関東に雨雲は到達しないので晴れ間のレースに期待できるでしょう。
開催前日の金曜日も東京は晴れなので良馬場開催は間違いありません。
馬場傾向を見てみると、前週行われたフローラステークス(芝2,000m)では勝ち馬ゴールデンハインドが1分58秒9の好時計を叩き出しました。
それどころか出走馬15頭中13頭が2分を切っていることから高速馬場だったのです。
今週も晴れの良馬場でレースが行われるのであれば高速馬場に期待できるでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
◎本命 11 スキルヴィング
父 | キタサンブラック |
母 | ロスヴァイセ |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | ゆりかもめ賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | ゆりかもめ賞(1勝クラス) 1着 |
本命はスキルヴィングにします。
これまでの3戦はすべて東京競馬場のもので【2-1-0-0】と連対を外していません。
また、前走のゆりかもめ賞は今回と同じ2,400m戦でしたが2着のサヴォーナを3馬身突き放して完勝しました。
前走の内容を見る限りは今回の出走メンバーの中でも抜けた実力を持っている馬です。
前日の時点で1番人気に支持されていますが、ここはスキルヴィングを軸に予想します。
〇対抗 4 ハーツコンチェルト
父 | ハーツクライ |
母 | ナスノシベリウス |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2022年 |
前走 | 若葉S(L) 4着 |
対抗はハーツコンチェルトにしました。
新馬戦の内容が非常に良く、中京の芝2,000mで向こう正面から一気に進出。
最後の直線で前に立つと、上がり最速33秒9の末脚で2着馬に8馬身突き放して完勝しました。
続く東スポ杯2歳ステークスは出遅れてしまいましたがそれでも3着入選で地力の高さを感じます。
近2戦は凡走していますがともにツーターンの右回りレースでした。
新馬戦や東スポ杯の内容を見る限りは左回りのほうが合っていると思うので今回の舞台は悪くありません。
新馬戦のパフォーマンスが再びみられることを期待して対抗評価にしました。
▲単穴 1 マイネルエンペラー
父 | ゴールドシップ |
母 | マイネテレジア |
母父 | ロージズインメイ |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2022年 |
前走 | 若葉S(L) 5着 |
マイネルエンペラーは単穴にしました。
前日の段階で10番人気と、まるで人気はありませんが近2戦はハーツコンチェルトやショウナンバシットら相手に善戦しているので着順以上にやれています。
血統的にも全姉がオークス馬のユーバーレーベンです。
青葉賞とオークスはコースが全く同じなので適性はあるかもしれません。
データと相性のいい内枠を引けましたし、相手候補として抑えておきます。
△連下 10 サヴォーナ
父 | キズナ |
母 | テイケイラピッド |
母父 | スニッツェル |
主な勝ち鞍 | アザレア賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | アザレア賞(1勝クラス) 1着 |
サヴォーナは連下にしました。
近3戦は常に連対していて安定感のある馬ですね。
4走前の京成杯はソールオリエンスには完敗していますが2着のオメガリッジマンとの差は0.3秒で善戦していました。
3走前のゆきやなぎ賞もスキルヴィングには完敗でしたが2着を死守しています。
ゆきやなぎ賞と青葉賞が東京芝2,400mで同じコースで行われることから、すでに適性の高さが証明されているのも評価したいです。
△連下 8 ヒシタイカン
父 | モーリス |
母 | リュラ |
母父 | ステイゴールド |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2022年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
ヒシタイカンは連下にしました。
新馬戦から挑む馬はデータ的に相性が悪いですが、その新馬戦では今回断然1番人気を背負っているスキルヴィングに先着しています。
スキルヴィングに唯一土をつけた馬というだけでも評価したい馬です。
しかも、新馬戦では上がり最速33秒4の末脚で勝利していて、末脚の高さも期待が持てるのです。
休み明けや新馬戦から挑むことで評価を下げましたが、底を見せていませんし馬券内も十分あり得るでしょう。
単勝
11 スキルヴィング
馬連流し
軸馬:11
相手:1、4、6、8、10
三連複フォーメーション
1頭目:11
2頭目:1、4、6、8、10
3頭目:1、4、6、8、10
以上になります。
青葉賞の予想の参考にしてみてください!