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【菊花賞2023予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで買いたい〝穴馬2頭〟はこちら!

菊花賞2023予想記事のサムネイル画像

菊花賞2023予想の最終買い目を更新しました!

菊花賞2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

菊花賞2023の予想ポイント

  • 前走から継続騎乗の馬が好走、乗り替わりは苦戦
  • 勝ち馬は5番人気内の馬から予想
  • 6人気以下で好走した馬はほぼ関西騎手が騎乗
  • 当たりは2枠【5-3-0-12】
  • 9割の確率で馬券に絡む「神戸新聞杯3着内馬」
  • 前走4着以下は評価を下げたい

うましるの管理人です!

先週予想したレースで的中があったので発表します!

秋華賞

着順予想結果人気
1着◎本命6番 リバティアイランド1番人気
2着☆抑え7番 マスクトディーヴァ3番人気
3着△連下2番 ハーパー2番人気

単勝1.1倍!
馬連5.6倍!!
三連複12.1倍を完全的中!!!

今年の秋華賞は三冠牝馬に王手をかけたリバティアイランドが早めに抜け出して鮮やかに勝利を決めました!!

そして2着には抑えておいたマスクトディーヴァが力のある走りを見せ、3着にはハーパーが地力を出し切って入線してくれました!(^^)!

マスクトディーヴァはあの展開でよくあれだけ末脚を伸ばし、ハーパーもオークス2着の維持を証明してくれました。

そしてなによりもリバティアイランドが単勝1.1倍の期待に応えて見事三冠牝馬のタイトルを手にしたのです(^^)/

固い決着でしたが視覚的に見事な競馬を見せてくれて大変面白く、そして見ごたえのあるレースでした。

馬券的にも完全的中できて良かったです(^^♪

府中牝馬ステークス

着順予想結果人気
1着◎本命7番 ディヴィーナ1番人気
2着☆抑え5番 ルージュエヴァイユ4番人気
3着×無印8番 ライラック10番人気

単勝4.7倍!
馬連14.6倍を的中!!

今年の府中牝馬ステークスは1番人気に支持されたディヴィーナが逃げの競馬で勝利をつかみました!

差しに定評のあるディヴィーナが逃げたのは意外でしたが、すんなり出て他に行く馬がいなかったため逃げざるを得ない展開に…。

しかしながら、最後は逃げ粘りの競馬で勝利できましたし、この展開で上がり33秒9の末脚を使えたのも優秀でした。

初重賞制覇、おめでとうございます!!!

なお、府中牝馬ステークスのディヴィーナの走りを見た限り、距離は1,800mが限界だと思うので、エリザベス女王杯よりはマイルチャンピオンシップ向きかと思います。

あと、ライラックは重馬場巧者だと思っていたので完全にノーマークでした。

先週は3レース中2レースが的中できました!

東京ハイジャンプは本命&対抗に推していたJ・G1馬のニシノデイジーとイロゴトシがともに着外に敗れる結果になり。8番人気のマイネルグロンが勝利するという結果に…!

オジュウチョウサンが引退してからジャンプ界は主役不在の混戦模様が続いております。

今年の中山大障害はかなり予想が難解となりそうですね…!

閑話休題。

今週はクラシックのトリを飾る菊花賞が行われます!

だれも経験したことがない芝3,000mの距離を制する馬はどの馬か、しっかりとデータをまとめていきます。

また、土曜日にはマイルチャンピオンシップの前哨戦である重賞富士ステークスが開催されます。こちらもデータをまとめていきますね♪

そして、今週は菊花賞の裏で行われるリステッド競走のブラジルカップのデータもまとめます!

今週も的中を目指せるよう、しっかりデータを分析していくのでよろしくお願いします!m(–)m

ここからは菊花賞の予想を見ていきましょう!

目次(読みたい項目をタップ)

菊花賞2023の概要

菊花賞は京都競馬場で開催される3歳限定のクラシック競走です。

日本におけるクラシック競走とは、【皐月賞・ダービー・菊花賞・桜花賞・オークス】の5つを指します。

これらは競馬発祥の地であるイギリスのクラシックレースを真似て日本風に創設されました。

菊花賞はクラシック競走のトリを飾るレースとなっており、イギリスで行われているセントレジャーステークスというレースをモデルにしています。

さて、菊花賞の最大の特徴は距離が長い点に尽きます。

モデルとなったセントレジャーステークスも約2921mの長距離レースですが、菊花賞はそれよりも長い芝3,000mで開催されます。

芝3,000mの距離はこの時点でだれも経験したことがありません。

しかも、近年は短距離やマイル、中距離向けの競走馬育成が盛んなため長距離適性の高い馬は多くないです。

陣営からしても管理している馬が長距離を走り切れるか分からないことも多く、菊花賞をパスして翌週に行われる天皇賞(秋)へ出走させる場合もあります。

そのため、菊花賞はクラシックのトリを飾る割にメンバーが集まりづらいです。

今年は幸いにも皐月賞馬のソールオリエンスとダービー馬のタスティエーラが参戦するためG1の面目は保たれましたが、それでも出走登録数は17頭でメンバー割れしてしまいました。

最後の一冠を決める争いですが、いささか軽視されがちなのが残念です。

それでも年間を通しても数少ないステイヤーレースということで菊花賞を好むファンは多く、一枚の馬券で3分近くレースを楽しむことができるのもありがたいです。

今年は3年ぶりに京都競馬場で開催されることになった菊花賞。

誰も経験したことがない芝3,000mの舞台ですが、過去のデータを調べていると好走傾向も出てきたので皆さまの参考になるようデータをまとめました。

最後の一冠、菊花賞を思う存分に楽しみましょう!

うましるでは阪神で行われた2021年と2022年度を含めた2013~2022年の菊花賞からデータをまとめました。

【過去5年】菊花賞 2018~2022|JRA公式

菊花賞2023の開催内容

開催日10月22日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場京都競馬場 11R
コース芝3,000m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金2億円

菊花賞2023が開催される京都の芝3,000mの特徴

京都競馬場 芝3000mのコースで特徴を解説
スタート地点向こう正面真ん中やや右
コース右回りの外回りコース
Aコース使用
1周の距離1,894.3m
直線距離403.7m
高低差4.3m
フルゲート18頭

京都の芝3,000mは菊花賞と1月に行われる万葉ステークスの舞台として使用されています。

向こう正面真ん中あたりからスタートし、スタートから最初のコーナーまでは約250mです。

3コーナーにある頂上目指して各馬は上り坂を駆け上がりますが、最初のコーナーまでが短いためできるだけラチ沿いを確保したいです。

3コーナーに坂のてっぺんがあり、そこからスタンドに向けて下り傾斜となりますが、京都の芝3,000mは京都競馬場を1周半回るコースなので各馬はペースを抑えながらスタンド前を通過します。

レースが動き出すのは2周目の向こう正面あたり、ちょうどスタートゲートがあったあたりです。

この時点で残りの距離は1,200mほどですが、この辺り隊列問わず早めに動く馬もちらほら現れます。

そのため、上り傾斜ながらも徐々にペースアップしやすいです。

そして3コーナーの坂のてっぺんを過ぎると再び急な下り傾斜になります。

この辺りに来るとほぼすべての馬が下りの慣性を活かしてラストスパートを仕掛け、そのまま本線に入ります。

最後の直線は約404mでほとんど平らなのでスピードを存分に活かすことができますよ。

京都の芝3,000mは伝統ある長距離コースです。

当然のことながら、スタミナが問われやすいレースとなっており、生半可な体力じゃ通用しません。

そのため、スタミナに長けた馬が有利といいたいところですが…。

近年は中距離馬が勝てるよう戦略を立てる陣営も増えてきました。

例えば、2018年の菊花賞は超がつくほどのスロー展開からのヨーイドンの競馬でスタミナよりも瞬発力に長けた馬が好走しています。

当日の馬場やペースを握る馬によって、スタミナが求められるか、それともスピードが求められるか変わるため、枠順なども吟味したうえで展開を予想するのが大事です。

また、長距離レースは騎手の力量も重要でいかにペース配分をコントロールできるかが勝つためのポイントとなります。

そのため、長距離で結果を残している騎手にも注目したいです。

京都の芝3,000mはここをチェック!

  • 年間2レースしか行われない
  • スタミナが求められるコース
  • 2周目の3コーナーから一気にペースが上がる
  • 騎手の力量も試されやすい

菊花賞2023の出走馬

【データ&出走馬紹介】2023年 菊花賞|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1トップナイフ牡357.0横山典弘
2ウインオーディン牡357.0三浦皇成
3シーズンリッチ牡357.0角田大河
4ダノントルネード牡357.0西村淳也
5パクスオトマニカ牡357.0田辺裕信
6リビアングラス牡357.0坂井瑠星
7タスティエーラ牡357.0J.モレイラ
8サヴォーナ牡357.0池添謙一
9ノッキングポイント牡357.0北村宏司
10マイネルラウレア牡357.0岩田望来
11サトノグランツ牡357.0川田将雅
12ハーツコンチェルト牡357.0松山弘平
13ナイトインロンドン牡357.0和田竜二
14ソールオリエンス牡357.0横山武史
15ファントムシーフ牡357.0武豊
16ショウナンバシット牡357.0M.デムーロ
17ドゥレッツァ牡357.0C.ルメール

菊花賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
114アスクビクターモア2セントライト記念(G2)2
24ボルトグフージュ7神戸新聞杯(G2)3
317ジャスティンパレス4神戸新聞杯(G2)1
2021
13タイトルホルダー4セントライト記念(G2)13
218オーソクレース3セントライト記念(G2)3
311ディヴァインラヴ6木曽川特別(2勝)1
2020
13コントレイル1神戸新聞杯(G2)1
29アリストテレス4小牧特別(2勝)1
310サトノフラッグ5セントライト記念(G2)2
2019
15ワールドプレミア3神戸新聞杯(G2)3
214サトノルークス8セントライト記念(G2)2
313ヴェロックス1神戸新聞杯(G2)2
2018
112フィエールマン7ラジオNIKKEI賞(G3)2
29エタリオウ2神戸新聞杯(G2)2
37ユーキャンスマイル10阿賀野川特別(1,000万)1
2017
不良
113キセキ1神戸新聞杯(G2)2
24クリンチャー10セントライト記念(G2)9
314ポポカテペトル13阿賀野川特別(1,000万)1
2016
13サトノダイヤモンド1神戸新聞杯(G2)1
211レインボーライン9札幌記念(G2)3
313エアスピネル6神戸新聞杯(G2)5
2015
14キタサンブラック5セントライト記念(G2)1
211リアルスティール2神戸新聞杯(G2)2
317リアファル1神戸新聞杯(G2)1
2014
12トーホウジャッカル3神戸新聞杯(G2)3
24サウンズオブアース4神戸新聞杯(G2)2
310ゴールドアクター7支笏湖特別(1,000万)1
2013
不良
13エピファネイア1神戸新聞杯(G2)1
214サトノノブレス5神戸新聞杯(G2)3
310バンデ3兵庫特別(1,000万)1
※2021年と2022年は阪神開催

【重賞実績】

年度着順馬名主な重賞実績着順
20221着アスクビクターモア弥生賞1着
2着ボルトグフーシュ神戸新聞杯3着
20211着タイトルホルダー弥生賞1着
2着オー即レースホープフルS2着
20201着コントレイルダービー1着
2着アリストテレスなし
20191着ワールドプレミア神戸新聞杯3着
2着サトノルークスセントライト記念2着
20181着フィエールマンラジオNIKKEI賞1着
2着エタリオウ神戸新聞杯2着
20171着キセキ神戸新聞杯2着
2着クリンチャー皐月賞4着
20161着サトノダイヤモンド神戸新聞杯2着
2着レインボーラインアーリントンC1着
20151着キタサンブラックセントライト記念1着
2着リアルスティール共同通信杯2着
20141着トーホウジャッカル神戸新聞杯3着
2着サウンズオブアース神戸新聞杯2着
20131着エピファネイア「神戸新聞杯1着
2着サトノノブレス神戸新聞杯3着

過去10年の菊花賞の勝ち馬7頭はこれまでに何らかの重賞を制していました。

また、該当しなかった3頭も過去に重賞で3着以内に入線しています。

そして、2着10頭のうちの8頭も過去に重賞で3着内に入線していました。

該当しなかった2020年のアリストテレスは菊花賞がキャリア初の重賞戦で、2017年のクリンチャーは皐月賞で4着入りしています。

菊花賞では過去に重賞で馬券に絡んでいた馬が好走しやすいレースとなっていました。

今年の出走馬でこれまでに重賞で馬券に絡んだことがなかった馬は5頭います。

・ショウナンバシット
・ドゥレッツァ
・ナイトインロンドン
・パクスオトマニカ
・マイネルラウレア

【騎手】前走からの継続が重要

騎乗成績単勝率連対率複勝率
継続騎乗【9-7-8-98】7.4%13.1%19.7%
乗り替わり【1-3-2-52】1.7%6.9%10.3%

過去10年の菊花賞の勝ち馬に騎乗した騎手を見てみると、実に9頭の勝ち馬が前走と同じ騎手が継続して騎乗していました。

唯一乗り替わりで勝利したのは2018年のフィエールマンで、ラジオNIKKEI賞から中4か月で菊花賞に挑んでおり、特殊なローテで勝利しています。

3着内を見ても、馬券に絡んだ24頭が前走から継続騎乗であることから、前走に引き続きコンビを組んでいる騎手に注目したいです。

今年の出走馬で前走から乗り替わりとなった馬は5頭いました。

タスティエーラ
(レーン騎手⇒モレイラ騎手)

トップナイフ
(横山和生騎手⇒横山典弘騎手)

ドゥレッツァ
(戸崎騎手⇒ルメール騎手)

マイネルラウレア
(横山武史騎手⇒岩田望来)

リビアングラス
(吉田豊騎手⇒坂井瑠星騎手)

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菊花賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【4-0-2-4】40.0%40.0%60.0%
2番人気【1-2-0-7】10.0%30.0%30.0%
3番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
4番人気【1-2-1-6】10.0%30.0%40.0%
5番人気【1-1-1-7】10.0%20.0%30.0%
6~9番人気【1-3-3-33】2.5%10.0%17.5%
10番人気以下【0-1-2-87】0.0%1.1%3.3%

勝ち馬は5番人気内の馬から

過去10年の菊花賞の勝ち馬9頭が5番人気以内に支持されていました。

唯一該当しなかった2018年のフィエールマンはラジオNIKKEI賞から挑んでおり、当時流行していたノーザンファーム天栄仕上げで菊花賞を制しており、従来とは異なったローテーションで勝利しています。

しかし、2019年以降は5番人気内に支持された馬が勝利しているように、上位人気馬が勝ち切る傾向が強いレースといえるでしょう。

6番人気以下で好走した馬に騎乗していた騎手はほぼ全員関西騎手

年度着順馬名人気騎乗騎手騎手の所属元
20222着ボルトグフーシュ7吉田隼人関東
20213着ディヴァインラヴ6福永祐一関西
20192着サトノルークス8福永祐一関西
20181着フィエールマン7ルメール関西
3着ユーキャンスマイル10武豊関西
20172着クリンチャー10藤岡佑介関西
 3着ポポカテペトル13和田竜二関西
20162着レインボーライン9福永祐一関西
 3着エアスピネル6武豊関西
20143着ゴールドアクター7吉田隼人関東

過去10年の菊花賞で6番人気以下だった馬は10頭馬券に絡んでいます。

この10頭の内、8頭に騎乗していたのは関西所属の騎手でした。

残りの2頭は関東所属の吉田隼人騎手でしたが、吉田隼人騎手は近年関西を拠点に活動していました。

関西に所属している騎手は京都競馬場でレースすることが多いことから、菊花賞でも関西騎手が活躍していました。

穴馬を予想する際は騎乗騎手にも注目したいです。

今年の出走登録馬の内、関西所属ではない騎手は5名いました。

ウインオーディン(三浦皇成騎手)
ソールオリエンス(横山武史騎手)
タスティエーラ(モレイラ騎手)  
ノッキングポイント(北村宏司騎手)
パクスオトマニカ(田辺裕信騎手)

菊花賞の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-0-0-19】5.0%5.0%5.0%
2枠【5-3-0-12】25.0%40.0%40.0%
3枠【1-0-0-19】5.0%5.0%5.0%
4枠【0-0-1-19】0.0%0.0%5.0%
5枠【0-2-3-15】0.0%10.0%25.0%
6枠【1-2-1-16】5.0%15.0%20.0%
7枠【2-2-3-23】6.7%13.3%23.3%
8枠【0-1-2-27】0.0%3.3%10.0%

当たりは2枠

過去10年の菊花賞の勝ち馬を枠順別に見てみると、勝ち馬の5頭は2枠から出ていました。

コントレイルやエピファネイア、サトノダイヤモンドといった人気馬はそろって2枠に入って勝利しています。

また、2022年のボルドグフージュや2017年のクリンチャーといった穴馬も2枠から発走して激走しました。

菊花賞の舞台となる京都の芝3,000mは最初のコーナーまでが長くないので内枠有利ですが、隣の1枠や3枠と比較しても圧倒的に好走率は高めとなっています。

菊花賞では2枠に入った馬は高く評価したいです。

今年の菊花賞で2枠に入った馬はシーズンリッチダノントルネードです。

菊花賞の過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
神戸新聞杯【6-5-4-51】9.1%16.7%22.7%
セントライト記念【3-3-1-43】6.0%12.0%14.0%
札幌記念【0-1-0-2】0.0%33.3%33.3%
東京優駿【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
新潟記念【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
3勝クラス【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
2勝クラス【0-1-5-36】0.0%2.4%14.3%

トライアルレースから挑む馬が強い

過去10年の菊花賞の勝ち馬9頭、そして馬券に絡んだ22頭が前走神戸新聞杯かセントライト記念といった菊花賞トライアルレースから挑んでいました。

それ以外のレースから菊花賞に挑んで馬券に絡んだ馬は8頭しかいません。

菊花賞は前週に行われた秋華賞と違ってトライアルレースを使用しているかが重要になります。

好走馬を探す際は神戸新聞杯かセントライト記念から挑んでいる馬に注目しましょう。

今年の出走馬でトライアルステークを使用せずに菊花賞に出走する馬は7頭いました。

タスティエーラ
(前走日本ダービー【G1】/1着)

ダノントルネード
(前走日本海S【3勝クラス】/8着)

トップナイフ
(前走札幌記念【G2】/2着)

ドゥレッツァ
(前走日本海S【3勝クラス】/1着)

ノッキングポイント
(前走新潟記念【G3】/1着)

パクスオトマニカ
(前走レパードS【G3】/15着)

リビアングラス
(前走阿賀野川特別【2勝クラス】/1着)

神戸新聞杯組>セントライト記念組

過去10年の菊花賞で馬券に絡んだ30頭のうちの22頭が前走神戸新聞杯もしくはセントライト記念といった菊花賞トライアルレースを使っていました。

このふたつのレースの勝ち馬を見てみると、神戸新聞杯組が6勝に対してセントライト記念組は3勝でした。

好走率でみても神戸新聞杯組が単勝率・連対率・複勝率ともに上位だったのです。

神戸新聞杯とセントライト記念を比較する際は、神戸新聞杯を使われた馬を優位にとってもよいでしょう。

今年の出走馬で前走神戸新聞杯だった馬は8、セントライト記念だった馬は2頭いました。

前走神戸新聞杯
サトノグランツ(1着)
サヴォーナ(2着)
ファントムシーフ(3着)
ハーツコンチェルト(5着)
ショウナンバシット(7着)
マイネルラウレア(8着)
シーズンリッチ(10着)
ナイトインロンドン(11着)

前走セントライト記念
ソールオリエンス(2着)
ウインオーディン(6着)

9割の確率で馬券に絡む「神戸新聞杯3着内馬」

過去10年の菊花賞のうちの9開催で1頭以上馬券に絡んでいるのが前走の神戸新聞杯で3着内に入線していた馬です。

2021年の菊花賞だけは神戸新聞杯で3着内だった馬が馬券に絡みませんでしたが、このときハナ差で4着に敗れたステラヴェローチェがこの年の神戸新聞杯を制していました。

予想する際は神戸新聞杯で3着内に入線していた馬に狙いを定めるのがよさそうです。

今年の出走馬で該当する馬は3頭います。

サトノグランツ(1着)
サヴォーナ(2着)
ファントムシーフ(3着)

菊花賞の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1~3着【9-9-9-75】8.8%17.6%26.5%
4着以下【1-1-1-75】1.3%2.6%3.8%

前走3着内は評価し、4着以下は評価を下げたい

過去10年の菊花賞の勝ち馬9頭、そして馬券に絡んだ27頭が前走レースで3着内に入線していました。

それ以外の馬で馬券に絡んだ馬は3頭しかいません。

菊花賞は芝3,000mという誰も経験したことがない距離が舞台となるため、好走馬を見つけ出すのが難しいレースですが前走の着順から好走馬を見出すことができますよ。

今年の出走馬で前走4着以下に敗れていた馬は8頭いました。

ウインオーディン
(前走セントライト記念【G2】/6着)

ショウナンバシット
(前走神戸新聞杯【G2】/7着)

シーズンリッチ
(前走神戸新聞杯【G2】/10着)

ダノントルネード
(前走日本海S【3勝クラス】/8着)

ナイトインロンドン
(前走神戸新聞杯【G2】/11着)

ハーツコンチェルト
(前走神戸新聞杯【G2】/5着)

パクスオトマニカ
(前走レパードS【G3】15着)

マイネルラウレア
(前走神戸新聞杯【G2】/8着)

前走4着以下で好走した3頭はG1で掲示板入りしていた

過去10年の菊花賞で馬券に絡んだ3頭が前走レースにおいて4着以下に敗れていた馬でした。

この3頭のうち、2021年のタイトルホルダーと2016年のエアスピネルはこれまでに重賞タイトルを手にしていました。

残る1頭のクリンチャーは重賞タイトルこそ手にしていませんが、皐月賞で4着入りしています。

なお、タイトルホルダーとエアスピネルも皐月賞で掲示板入りしていました。

非重賞馬を予想する際は過去にG1の舞台で掲示板入りしているかどうかも確かめたいです。

今年の出走馬で前走4着以下で過去にG1レースで掲示板入りしていた馬はショウナンバシットハーツコンチェルトがいました。

菊花賞2023の有力馬3頭

今年の菊花賞はゲート割れしましたが皐月賞馬とダービー馬が二冠をかけて出馬を表明しています。

地味に皐月賞馬とダービー馬が菊花賞に出走したのは2000年以来、実に23年ぶりとなりました。

定員割れしているものの精鋭が揃った今年の菊花賞のなかで上位人気に支持されそうな有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ソールオリエンス

主な勝ち鞍

・皐月賞 (G1) 2023年
・京成杯 (G3) 2023年

まずは皐月賞馬のソールオリエンスから紹介します。

京成杯では1頭だけ異次元の走りを見せ、大混戦模様となった今年の皐月賞でも重馬場を苦にしない力のあるパフォーマンスで最初の一冠を手にしました。

続くダービーは左回りの好走配場で皐月賞とはまるで違う要素が求められましたがここでも力をフルに発揮し、タスティエーラにクビ差の2着入りしています。

敗れはしたものの力のある走りを見せたのでした。

前走のセントライト記念は当時1勝クラスのレーベンスティールに敗れていますが、レーベンスティールが新馬戦でソールオリエンスにクビ差の2着でどちらもポテンシャルは高かったです。

ソールオリエンスはレーベンスティールと違ってセントライト記念で無理しなくても菊花賞には挑めるので叩きとしては十分の内容でした。

皐月賞の内容を見る限りは菊花賞でも面白い存在だと思います。

父キタサンブラックもかつて菊花賞を制しました。

父仔制覇に期待したいです。

★評価点
・力のある競馬が得意
・末脚は一級品
・横山武史騎手はデータと相性の悪い関東騎手だが21年にタイトルホルダーで菊花賞を制している

▼課題
・右回りのコーナリングは実はそこまで上手ではない

タスティエーラ

主な勝ち鞍

・日本ダービー    (G1) 2023年
・弥生賞ディープ記念 (G2) 2023年

今年のダービー馬であるタスティエーラも菊花賞に参戦します。

共同通信杯あたりから注目を集めていましたが2走前の皐月賞ではソールオリエンスの2着。そして前走のダービーでは短期免許で来日したレーン騎手の手綱さばきで見事ダービータイトルを手にしたのでした。

そのダービーでは先行しながらも好位を確保して勝利をものにしました。

レーン騎手の騎乗もよかったですし、タスティエーラも皐月賞の雪辱を果たせたのです。

今回の最大の焦点はダービーからぶっつけで挑む点です。

菊花賞は距離が長いことから前週行われた秋華賞と違ってぶっつけはタブー視されています。

2021年のディープモンスターがダービーからぶっつけで菊花賞に挑みましたが5着に敗れていました。

ダービーから直行した馬は過去10年でディープモンスターしかいないため、データを覆せる可能性もありますが、それでもいきなり芝3,000mは少し厳しいかもしれません。

血統的にも父サトノクラウンは現役時代に菊花賞をパスして天皇賞(秋)を選択しているように、長距離色は強いわけではないです。

データと相性の悪い乗り替わり組ですし、ダービー馬にしては不安材料も多いのが現状です。

ここを勝利したら1973年のタケホープ以来となる、ダービー・菊花賞を制する二冠馬となりますが、データ的には課題も多そうです。

★評価点
・ダービー馬
・ダービーでは完璧な立ち回りで勝利を収めた
・皐月賞でも2着入りしている

▼課題
・ぶっつけの菊花賞
・乗り替わり組

サトノグランツ

主な勝ち鞍

・神戸新聞杯 (G2) 2023年
・京都新聞杯 (G2) 2023年

前走の神戸新聞杯を快勝したサトノグランツは高速馬場適性の高い馬で、時計の出る京都新聞杯と神戸新聞杯を勝利しています。

この2戦はともに長く脚を使っていたためロングスパートになりやすい京都の芝3,000mでも末脚を活かせるでしょう。

過去の戦績を見た限り、芝2,400mで2勝しているのでスタミナも多そうです。

父のサトノダイヤモンドはかつてこのレースを勝利し、最後の一冠を手にしました。

サトノグランツも父に続くことができるか注目したいです。

★評価点
・神戸新聞杯の勝ち馬
・長く脚を使える
・スタミナ量が多い

▼課題
・川田騎手は長距離競馬があまり得意ではない

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菊花賞2023の穴馬2頭

菊花賞は人気落ちの馬が好走する傾向があります。

今年はクラシックホースの2頭に注目が集まっていますがそれ以外の馬も面白い馬が多数いました。

今年の出走馬の中で穴馬として面白そうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

サヴォーナ

主な勝ち鞍

・信夫山特別 (2勝クラス) 2023年

サヴォーナは前走の神戸新聞杯で2着入りしている馬です。

クラス戦からこの舞台までこぎつけた夏の上がり馬で、2走前の信夫山特別では古馬相手に3馬身差の圧勝でした。

そして、前走の神戸新聞杯でも春のクラシックに出走していた馬相手に2着入りしており、成長性を見せています。

特に、神戸新聞杯では人気のファントムシーフを最後の最後捕らえることができ、力のある競馬を見せることができました。

信夫山特別が芝2,600mの舞台で勝利しているのでメンバーの中では長距離適性を証明しています。

神戸新聞杯上位組は菊花賞と相性がよいですし、ここでも好走に期待できるでしょう。

★評価点
・神戸新聞杯で2着
・長距離適性がある
・池添騎手が継続で騎乗

▼課題
・前を行きたい馬なので内から中枠を引きたい

トップナイフ

主な勝ち鞍

・萩ステークス (L) 2022年

トップナイフはすでにキャリア11戦も使われており、かなりの頻度でレースに出走しています。

重賞タイトルこそ手にしていませんがホープフルステークスや弥生賞、そして初の古馬戦となった前走の札幌記念でも2着入りを果たしました。

これまで好走した舞台が芝1,800~2,000mばかりで距離は2,000mが一番合っているでしょう。

また、札幌や中山といった直線の短い競馬場で台頭してきたので直線の長い京都3,000mでどれだけやれるかは分かりません。

しかしながら、前走の札幌記念ではソーヴァリアントやダノンベルーガ、ジャックドールといった面々に先着したのも事実でポテンシャルは底を見せていません。

初の芝3,000mがかみ合うようでしたらここでの激走も十分あると思います。

★評価点
・重賞で何度も連対している
・前走の札幌記念が強い相手に先着した

▼課題
・主戦の横山典弘騎手に手綱は戻るとはいえ、データ的には乗り替わり組になる

菊花賞2023全頭考察

今年の菊花賞は世代上位を争おうとする馬が多数そろい、まさに最後の一冠をかけた争いが行われようとしています。

有力馬と穴馬で紹介しきれなかった馬を一挙まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ウインオーディン

主な勝ち鞍

・2歳未勝利 2022年

ウインオーディンは未勝利戦しか勝利していませんが、定員割れしたことで出走することが叶いました。

2歳時から重賞を使われ、新潟2歳ステークスでは牝馬のキタウイングの2着に入線しています。

今年は勝ち星をつかんでいませんが、菊花賞と相性のいい阿賀野川特別で2着入りしているように、かみ合えば上位争いに加わることができていました。

それでも、重賞のセントライト記念や共同通信杯はそこまで目立つ活躍を見せていません。

今回は相手関係が強化されますし、過去の戦績を見てもここでの好走は容易ではなさそうです。

記念出走として捉えてもよさそうです。

★評価点
・追い込み競馬が得意
・条件戦では結果を残している

▼課題
・相手関係の大幅強化
・前走4着以下に敗れた馬

ショウナンバシット

主な勝ち鞍

・若葉ステークス (L) 2023年

若葉ステークスの勝ち馬であるショウナンバシットは皐月賞やダービーなど、春のクラシック二冠に出走しました。

どちらも馬券外に敗れていますが皐月賞では早めにまくりを決めて5着入りしています。

過去の戦績を見てみると、稍重以下の馬場で【2-0-1-1】で勝ち星を挙げていることから時計のかかる馬場のほうが台頭するかもしれません。

前走の神戸新聞杯でも瞬発力勝負は不向きだったのでスタミナが求められる馬場条件下でレースを迎えたいところです。

★評価点
・タフな馬場で成果をあげている
・皐月賞で5着

▼課題
・高速馬場は得意ではない
・前走4着以下に敗れた馬

シーズンリッチ

主な勝ち鞍

・毎日杯 (G3) 2023年

シーズンリッチは今年の毎日杯の勝ち馬です。

毎日杯では先行しながらノッキングポイントの追撃を退け勝利しました。

このとき2着のノッキングポイントがのちのダービーで5着入りし、新潟記念を勝ち切っていることから強い相手に勝利したのは大きいです。

その後の活躍にも期待されましたが、ダービーは7着に敗れ、前走の神戸新聞杯も10着に敗れているように、世代の上位馬相手にはなかなか勝ち切れていません。

この2戦は距離が長かった可能性もありますが、その場合は芝3,000mでの激走も厳しいでしょう。

重賞馬ですが、菊花賞では評価を落としたいです。

★評価点
・毎日杯の勝ち馬
・毎日杯ではのちの重賞馬であるノッキングポイントに先着

▼課題
・距離が長すぎる可能性がある
・前走4着以下に敗れた馬

ダノントルネード

主な勝ち鞍

・2歳新馬   2022年

ダノントルネードは新馬戦を勝利後、2戦連続2着入りし、京都新聞杯でもサトノグランツの2着でした。

この京都新聞杯では2~3番手で競馬を行いつつ、スロー展開から上がり33秒6の末脚を以て2着入りしています。

最後の最後にサトノグランツに差されましたが、その着差は0.0秒で展開次第ではダノントルネードが勝利していてもおかしくありませんでした。

この1戦だけ見たら力強い走りを見せていましたが、前走の日本海ステークスは先行しながらも8着に敗れてしまいました。

同じく前で競馬していたレッドラディエンスやホウオウエクレールが馬券に絡んでいたのでいささか物足りない内容だったのです。

今回は条件戦からぶっつけで菊花賞に挑みます。

京都大賞典のような競馬ができれば面白いですが、前走日本海ステークスのように道中で手ごたえがなくなる可能性もあるため、馬券的に手を出しづらい馬です。

★評価点
・京都新聞杯は強い2着

▼課題
・前走4着以下に敗れた馬

ドゥレッツァ

主な勝ち鞍

・日本海S (3勝クラス) 2023年

ドゥレッツァは未勝利戦から3勝クラスまで4連勝して菊花賞に駒を進めました。

前走の日本海ステークスはスロー展開の中、1頭だけ後方で脚を溜め、上がり最速34秒4の末脚で勝利をつかんでいます。

2着のレッドラディエンスや3着のホウオウエクレールが逃げ~先行で馬券内に入線していることからも前有利だったと思いますが、その中で1頭だけ弾けて勝利をつかんだのは大きいです。

古馬相手に勝ち切れたのも評価したいです。

今回は乗り替わりとなりますが、過去10年の菊花賞で2勝しているルメール騎手が手綱を握るため乗り替わりは良いと思います。

あとは、今回初の重賞戦で世代の最強馬相手にどこまでやれるか、そこだけがポイントとなりそうです。

★評価点
・4連勝でオープン入り
・菊花賞で2勝しているルメール騎手が騎乗

▼課題
・重賞実績がない

ナイトインロンドン

主な勝ち鞍

・阿寒湖特別 (2勝クラス) 2023年

夏の上がり馬であるナイトインロンドンも菊花賞への出走が叶いました。

先行から差し、追い込みを得意としている馬で条件戦を3連勝した際は常に上がり最速の末脚を使って勝利していました。

前走の神戸新聞杯は条件戦の走りが評価されて5番人気に支持されましたが結果は11着でした。

騎乗した和田騎手曰く「早めに動いた結果、脚が止まってしまった」らしく、使える脚はそこまで長くないようです。

菊花賞はロングスパート傾向になりやすいため、どこで仕掛けるかがポイントとなるでしょう。

和田騎手自身はコントレイルが制した2020年にディープボンドで4着入りしていたり、2017年にポポカテペトルで3着入りしているように菊花賞との相性は悪くないです。

あとは、ナイトインロンドンの適性が焦点となるでしょう。

★評価点
・先行から差し、追い込みまで幅広い
・和田騎手は菊花賞で意外と善戦している

▼課題
・使える脚は長くない
・前走4着以下に敗れた馬
・重賞実績がない

ノッキングポイント

主な勝ち鞍

・新潟記念 (G3) 2023年

ノッキングポイントは新馬戦で上がり最速33秒2の末脚を使って2着馬に3馬身差の圧勝したことから、早い段階から注目を集めていました。

ところが、サウジアラビアロイヤルカップで4着に敗れると、続くジュニアカップでも6着に敗れて一時の人気はどこかに行ってしまいました。

それでも、1勝クラスを勝利して毎日杯で2着入りすると、全く人気のなかったダービーでも5着入りします。

勝ち馬タスティエーラにコンマ2秒差の5着なので大健闘といえるでしょう。

そして、前走の新潟記念はキャリア初の古馬戦でしたが新馬戦のように長く脚を活かした競馬で見事勝利し、遅咲きながらも期待に応えることができました。

血統的には父がマイルで活躍したモーリスなので距離適性が最大のポイントになります。

母のチェッキーノも中距離色の強い馬なので血統的に菊花賞の舞台とは合っていません。

しかしながら走り自体はフットワークが大きいので距離の長い舞台は案外悪くなさそうです。

あとは、2015年にキタサンブラックを勝利に導いた北村宏司騎手がどのような競馬を披露してくれるか、注目したいです。

★評価点
・ダービーで5着
・新潟記念で古馬相手に勝利した
・上がりの末脚に定評がある

▼課題
・血統的には長距離向きではない

ハーツコンチェルト

主な勝ち鞍

・2歳新馬 2022年

新馬戦で早い段階から超ロングスパートの末脚を使って8馬身差の圧勝を成し遂げました。

その後はなかなか重賞で勝ち切れませんでしたが、ダービーでは新馬戦のように長く脚を使って3着入りしています。

ロングスパート競馬を行うことができれば世代の頂点を競う舞台でも結果を残していました。

京都の外回りコースも早めの仕掛けが重要となるため、ハーツコンチェルトの脚色に合いそうです。

ただし、ハーツコンチェルトがこれまで好走した舞台は中京や東京といった左回りのコースでした。

京都は右回りなので出し切れるか分かりません。

かみ合えばここでも上位争いできると思いますが、右回りのコースを克服できるかがポイントになるでしょう。

★評価点
・ダービーで3着
・ロングスパートの競馬が得意

▼課題
・右回り舞台では一度も馬券に絡んでいない
・前走4着以下に敗れた馬

パクスオトマニカ

主な勝ち鞍

・プリンシパルS (L) 2023年

今年のプリンシパルステークスを制したパクスオトマニカは逃げの競馬が得意な馬です。

これまで手にした3勝はすべて逃げ粘りの競馬で勝利をつかみました。

この3戦はいずれもスロー競馬に持ち込んでの勝利だったので、ハナに立ってスローに持ち込めば自身の競馬を発揮できるでしょう。

ただし、ダービーは逃げながらも13着に敗れているように、一流馬が揃った舞台で逃げ切れるかは分かりません。

相手関係は手ごわいですが、まずはハナに立ちたいのでできるだけ内枠を引きたいです。

★評価点
・逃げの競馬が得意

▼課題
・前走4着以下に敗れた馬
・内枠を引きたい
・重賞実績がない

ファントムシーフ

主な勝ち鞍

・共同通信杯 (G3) 2023年
・野路菊S  (OP) 2022年

今年の共同通信杯を勝利し、皐月賞でも1番人気に支持されたファントムシーフが最後の一冠を狙います。

前走の神戸新聞杯ではこれまで見せなかった逃げの競馬を見せて3着入りを果たしました。

敗れはしたものの、逃げ粘りながらも上がり33秒7の末脚でまとめており、ファントムシーフらしい長く脚を使った競馬ができています。

このとき騎乗した武豊騎手も「やりたい競馬ができた」とコメントしているように、新たな可能性を見せていました。

ただ、同時に「この馬にとって(神戸新聞杯の馬場は)硬すぎる感じがした」ともコメントされており、時計の出やすい馬場は決してベストとは言い難いです。

血統的にも父がパワー型のハービンジャー産駒なので、そこそこ時計のかかる馬場のほうが合っているのは間違いありません。

できれば一雨降ってほしいです。

★評価点
・神戸新聞杯で3着
・前走、新たな競馬スタイルを見せた

▼課題
・高速馬場は最良とは言い難い

マイネルラウレア

主な勝ち鞍

・若駒ステークス (L) 2023年

今年の若駒ステークスを制したマイネルラウレアも菊花賞に駒を進めました。

若駒ステークスでは最後方から上がり最速33秒7の末脚でぎりぎり届き、見事勝利をつかみました。

この勢いで皐月賞にも挑みましたが皐月賞では雨で湿った馬場に泣かされ14着に敗れてしまいます。

その後は京都新聞杯⇒神戸新聞杯と使われましたが馬券に絡むことはできていません。

もっとも、京都新聞杯は5着に敗れたとはいえ勝ち馬サトノグランツにコンマ1秒差、それも上がり最速33秒2の末脚を使っているので本質的に時計の出る馬場のほうが合いそうです。

菊花賞は父ゴールドシップがかつて勝利した舞台です。

高速馬場開催を祈りながら、父仔菊花賞制覇を目指したいです。

★評価点
・高速馬場が得意
・直線一気の競馬に定評がある

▼課題
・前走4着以下に敗れた馬
・月曜日の時点で鞍上が未定
・重賞実績がない

リビアングラス

主な勝ち鞍

・阿賀野川特別 (2勝クラス) 2023年

リビアングラスは阿賀野川特別から菊花賞に挑みます。

阿賀野川特別では終始逃げの競馬を貫き、古馬相手に勝ち切りました。

今回出走登録しているウインオーディンにも1馬身差勝利していたのです。

菊花賞といったら神戸新聞杯やセントライト記念といったトライアルレースが最有力レースですが、2017年のポポカテペトルや2018年のユーキャンスマイルのように、前走阿賀野川特別から挑んだ馬も馬券に絡んでいます。

地味に阿賀野川特別も菊花賞の有力ステップレースなのです。

今回は乗り替わりや相手関係の大幅強化といった課題も多いですが、枠順次第ではこの馬がハナに立つ可能性も高いので、枠や追い切りを見ながら評価したいと思います。

★評価点
・データと相性のいい前走阿賀野川特別組
・京都新聞杯も3着入りしている

▼課題
・相手関係の強化
・データと相性の悪い乗り替わり組

菊花賞2023追い切り評価

菊花賞2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

菊花賞2023予想の最終買い目

菊花賞の予想(晴れの良馬場想定)

菊花賞が行われる京都競馬場は京都市の伏見区にあります。

日曜日の伏見区の天気を見てみると、晴れで気温は19度と秋らしい日になりそうです。

20日の金曜日は午後に多少の雨が降ったようです。

土曜日の馬場を見た限りは意外と時計がかかっており、10レースの鳴滝特別(芝2,400mの2勝クラス)における勝ち馬ブライヴロッカーの時計2分25秒2は決して高速馬場とは言い難いです。

思えば、先週の秋華賞における勝ち馬リバティアイランドの勝ち時計も2分01秒1で決して速くはありませんでした。

このことから、良馬場開催でも従来のような高速馬場は見込みづらいのが今年の京都です。

うましるでは晴れの良馬場、標準からそこそこ時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命 14 ソールオリエンス

キタサンブラック
スキア
母父Motivator
主な勝ち鞍皐月賞(G1) 2023年
前走セントライト記念(G2) 2着

本命はソールオリエンスにしました。

皐月賞では力ある走りを見せており、非常に強いパフォーマンスで勝利しました。

この皐月賞は重馬場で時計のかかる条件下でしたが、1頭だけ異次元の末脚で勝利をつかみ、素質の高さを証明しています。

続くダービーは皐月賞から打って変わって晴れの良馬場でしたが、時計の出やすい馬場でも力を発揮していました。

ソールオリエンスといったら皐月賞の走りが印象深いですが、時計の出やすい馬場でも力を発揮しているのは見過ごせません。

皐月賞の内容を見ても菊花賞向きの馬だと思いますし、万が一時計勝負になったとしてもダービーでやれているのは好ポイントです。

ただ、最終追い切りは皐月賞・ダービー・セントライト記念の中で一番目立ちませんでした。

そのため、本命印を打とうか相当悩みましたが、素材面の良さは世代でも最上位だと思います。

ライバルのタスティエーラと比較するとセントライト記念で一戦叩いているのもよいと思いますし、悩みに悩んで本命候補に取り上げました。

〇対抗  7 タスティエーラ

サトノクラウン
パルティトゥーラ
母父マンハッタンカフェ
主な勝ち鞍日本ダービー(G1) 2023年
前走日本ダービー(G1) 1着

対抗はダービー馬のタスティエーラにします。

ダービーからのぶっつけで菊花賞に挑む件については多くの人が懸念していますが、最終追い切りを見た感じは休み明けを感じさせないほどしっかりした脚さばきで動けていたのは大変評価したいです。

ダービーの時と同じくらいの状態で菊花賞に挑めるのではないでしょうか。

過去の戦績を振り返ると、勝ったダービーでは好位置から突き抜けてソールオリエンスとのたたき合いを制しました。

時計自体は近年のダービーの中ではそこまで目立っていませんが、ライバルソールオリエンスを真っ向からねじ伏せたのは好ポイントです。

そして、その前の皐月賞では時計のかかる馬場で2着入りしました。

勝ち馬ソールオリエンスが強すぎただけで、タスティエーラも力のいる馬場でしっかりと脚を使って2着入りし、3着に入線したファントムシーフを1馬身以上突き放しています。

皐月賞の内容を見た限りはパワーのある競馬ができていたので、現在の京都の舞台でも対応してくれると信じたいです。

今回はソールオリエンスとどちらを本命視するか悩みましたが、素材を評価してソールオリエンスを上位に取りました。

しかし、タスティエーラも皐月賞2着、ダービー1着の実力馬で能力は高いので対抗印を打ちます。

▲単穴  1 トップナイフ

デクラレーションオブウォー
ビーウインド
母父スピニングワールド
主な勝ち鞍萩S(L) 2022年
前走札幌記念(G2) 2着

単穴はトップナイフにしました。

まず、菊花賞は2枠を筆頭に1~3枠の馬が好走する傾向があります。

しかしながら、今年の菊花賞は1~3枠に入った馬がそろって不人気の馬でより難解となりました。

そのなかでトップナイフはタフな馬場を得意としており、特に前走の札幌記念ではG1並みのメンバー相手に2着に大健闘していました。

タフな馬場では十分やりあっていたのです。

今回は距離不安こそありますが、これに関してはすべての馬に共通することです。
そのなかで、データと相性のいい内枠を引けましたし、騎乗する横山典弘騎手もかつてセイウンスカイで菊花賞を制しているベテランジョッキーなので前目の競馬を心掛けてくれるのではないでしょうか。

出遅れ癖がある点はどうしようもないですが、土曜日の馬場を考慮して思い切って3番手評価にしました。

△連下 17 ドゥレッツァ

ドゥラメンテ
モアザンセイクリッド
母父More Than Ready
主な勝ち鞍日本海S(3勝クラス) 2023年
前走日本海S(3勝クラス) 1着

連下はドゥレッツァにします。

未勝利戦から破竹の4連勝で一気にオープン入りを果たしましたが、前走の日本海ステークスは内容がよく、スローからの後半特価の競馬で長く脚を使って勝利をつかみました。

古馬相手にやれているのも評価できますし、強い競馬ができていたのです。

また、主戦を務めるルメール騎手が菊花賞で騎乗してくれる点も評価したいです。

なぜなら、ルメール騎手は過去10年でサトノダイヤモンドやフィエールマンで勝利をつかんでおり、それ以外にもアリストテレスやオーソクレース、リアファルで馬券に絡んでいる菊花賞と相性のいい騎手だからです。

今回は初重賞が初G1で当然ながら相手関係も強化されていますが、4走前の未勝利戦では今回人気上位に支持されるであろうサトノグランツに先着しているのでポテンシャルは高いと思います。

菊花賞と相性の悪い8枠を引いたことと、思ったよりも時計はかかりそうな現在の馬場は原点材料ですが、枠に関しては差し馬なので極端に不利というわけではなさそうです。

馬場に関してもルメール騎手が勝つための工夫を行ってくれると信じたいです。

△連下 12 ハーツコンチェルト

ハーツクライ
ナスノシベリウス
母父Unbridled’s Song
主な勝ち鞍2歳新馬 2022年
前走神戸新聞杯(G2) 5着

ハーツコンチェルトは相手候補にしました。

これまで馬券に絡んだレースはすべて左回りのものなので右回りの京都でどこまでやれるかは分かりません。

しかしながら、かみ合えばダービーでも3着に入線するほどの実力馬であることは事実です。

幸いにも菊花賞の舞台となる京都芝3,000mは外回りコースなので立ち回りが多少苦手だったとしてもうまく力を発揮できるのではないでしょうか。

ロングスパートの才能は世代屈指だと思いますし、右回りさえ克服すれば台頭できると思っています。

△連下 13 ナイトインロンドン

グレーターロンドン
ムーンハウリング
母父メジロマックイーン
主な勝ち鞍阿寒湖特別(2勝クラス) 2023年
前走神戸新聞杯(G2) 11着

ナイトインロンドンも抑えます。

土曜日の馬場を見た限り、決して高速馬場ではなさそうだったので急浮上させました。

ナイトインロンドンはタフな舞台を得意としていて2走前の阿寒湖と区別でも中団から早めに抜け出して勝利をつかんでいます。

前走の神戸新聞杯は11着に沈んだものの、高速馬場で脚色にかみ合わなかったことを考慮すれば度外視できます。

血統的には父こそマイル重賞馬のグレーターロンドンですが、母の父はかつて菊花賞を制したメジロマックイーンなのでスタミナは定評ありそうです。

騎乗する和田竜二騎手も17年にポポカテペトルで3着入りしていますし、人馬ともに激走に期待したいです。

単勝

14 ソールオリエンス

馬連流し

軸馬:14
相手:1、7、12、13、17

三連複フォーメーション

1頭目:14
2頭目:1、7、12、13、17
3頭目:1、7、12、13、17

以上になります。
菊花賞の予想の参考にしてみてください!

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