【アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2024予想】本命馬3頭+穴馬2頭はこちら!
アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
アメリカジョッキークラブカップ2024の予想ポイント
- 勝ち馬は過去の重賞で馬券に絡んだことのある馬から予想
- 勝ち馬→先行馬、相手→差しorまくり、逃げと追込み馬は苦戦
- 8歳馬は評価を下げたい【0-0-1-20】
- 上位人気の信頼度は高くないが8人気以下の台頭はほとんど見られない
- 前走重賞組が優勢、特に前走G1組が強い
アメリカジョッキークラブカップ2024予想の最終買い目
AJCCの予想(曇りの重~不良馬場想定)
AJCCが開催される日曜日の中山競馬場界隈は午前中が雨で午後は曇りの予報が出ていました。
日中の降水確率は90~100%で、なおかつ1時間当たりの降水量も4~8mmと発表されていたのでかなりの雨が降るでしょう。
前日の中山の馬場は晴れの良馬場でこの時期としては時計も出ていましたが開催最終日となる日曜日はさすがに激しい雨のために時計はかかるのではないでしょうか。
前日予想なので馬場が読みづらいですが、うましるでは雨の重~不良馬場、時計のかかりやすい馬場を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 1 マイネルウィルトス
父 | スクリーンヒーロー |
母 | マイネボヌール |
母父 | ロージズインメイ |
主な勝ち鞍 | 福島民報杯(L) 2023年 |
前走 | ステイヤーズS(G2) 3着 |
本命はマイネルウィルトスです。
マイネルウィルトスはアルゼンチン共和国杯やステイヤーズステークスを見た限りは高速馬場巧者のイメージがあります。
ところが、怪我明け緒戦で挑んだ昨年の函館記念が開催最終週の重たい馬場でした。
そのなかで大きく出遅れながらも向こう正面からロングスパート態勢に入って4着入りしているように、タフな馬場でもやれています。
かなり前の話になりますが、3年前の福島民報杯(新潟開催)が不良馬場で行われたレースですが、直線残り300mあたりから独走態勢に入って大差勝ちしているように、不良馬場実績もあります。
今年8歳になりましたが近走を見た限りは年齢以上にやれていますし、中間追い切りは坂路で自己ベストも記録しており衰えも感じられません。
奇しくも今回は不良馬場の中勝利した福島民報杯と同じ最内1番を引きました。
このときのような独走に期待したいです。
〇対抗 9 カラテ
父 | トゥザグローリー |
母 | レディーノパンチ |
母父 | フレンチデピュティ |
主な勝ち鞍 | 新潟大賞典(G3) 2023年 |
前走 | 宝塚記念(G1) 16着 |
対抗はカラテにしました。
昨年の新潟大賞典が非常に強い競馬で、トップハンデ59キロを背負いながらも時計のかかる馬場でしぶとく長く脚を活かして勝利を掴んでいます。
このとき2着のセイウンハーデスとの差は3/4馬身差でしたが3着のイクスプロージョンは8馬身差突き放していました。
また、セイウンハーデスが同年の七夕賞を制していることから強い相手に勝ち切れているのも評価したいです。
この新潟大賞典やその前の年における新潟記念、さらには初めて手にした東京新聞杯の活躍を見た限りは直線の長い舞台のほうが合ってそうですが中山でも3勝しているように相性は良いです。
半年ぶりの休み明け、データと相性の悪い8歳馬など不安要素も少なくありませんが、今年のAJCCは不良馬場開催が濃厚ですべての馬に不安要素が付きまといます。
そのなかで、新潟大賞典の力強い走りがここでもできるようでしたら勝ち負けも狙えると思ったので休み明けですが対抗印を打ちました。
▲単穴 12 ボッケリーニ
父 | キングカメハメハ |
母 | ポップコーンジャズ |
母父 | ダンスインザダーク |
主な勝ち鞍 | 目黒記念(G2) 2022年 |
前走 | チャレンジC(G3) 2着 |
単穴はボッケリーニにしました。
カラテやマイネルウィルトスと同じくボッケリーニも年齢と相性の悪い8歳馬ですがここ2年、G2とG3の舞台で常に馬券に絡んでいる安定感は魅力的です。
また、昨年の日経賞は相当時計のかかる不良馬場で行われました。
このときはタイトルホルダーのパフォーマンスに注目が活きがちですがボッケリーニも2着を死守しているように、タフな馬場でもやれています。
近走も年齢以上に力のある走りを見せているので本命に挙げてもよかったのですが、追い切りだけが目立たなかったため評価を落としました。
余談ですが追い切り内容がよければ本命候補にしています。
△連下 11 チャックネイト
父 | ハーツクライ |
母 | ゴジップガール |
母父 | Dynaformer |
主な勝ち鞍 | 六社S(3勝クラス) 2023年 |
前走 | アルゼンチン共和国杯(G2) 3着 |
連下はチャックネイトにしました。
昨年のアルゼンチン共和国杯はキャリア初の重賞戦でしたが勝ち馬ゼッフィーロとタイム差0.2秒の3着で初重賞ながらも上々の成績を残しています。
ただし、展開的には差し馬有利の展開になったうえ、この年のアルゼンチン共和国杯はそこまで強敵がいなかったため相手関係は恵まれました。
ただ、チャックネイトは2走前の六社ステークスの内容も良く、重馬場の中で正攻法の差し競馬を行い、時計のかかる馬場でも長く脚を伸ばしていました。
この六社ステークスを見た限りは時計のかかる馬場でも強い競馬ができているので、ある程度タフな舞台でもやれるでしょう。
追い切りでもいい動きを見せていて状態面もよさそうです。
評価を上げてもよかったのですが、不良馬場実績がなかったため相手に留めました。
△連下 3 モリアーナ
父 | エピファネイア |
母 | ガルデルスリール |
母父 | ダイワメジャー |
主な勝ち鞍 | 紫苑S(G2) 2023年 |
前走 | 秋華賞(G1) 5着 |
牝馬のモリアーナも連下にしました。
昨年のクイーンカップをはじめ、ニュージーランドトロフィーやNHKマイルカップ、さらには勝利した紫苑ステークスに秋華賞まで、直近5戦はすべて稍重でレースを行っています。
しかしながら、クイーンステークスと紫苑ステークスは表記ほど馬場が重くなく、紫苑ステークスに至っては1分58秒0で勝ち切っていることからむしろ高速馬場でした。
これまでのレースを振り返ると相当時計がかかる馬場は経験したことがなく、キャリア初となる本格的なタフ馬場でどこまでやれるか正直分かりません。
また、今回は8歳勢に不良馬場巧者が多いうえ、いずれも年齢以上にやれていることから今回は8歳馬たちを優先的に評価しました。
△連下 4 ショウナンバシット
父 | シルバーステート |
母 | ギエム |
母父 | Medaglia d’Oro |
主な勝ち鞍 | 若葉S(L) 2023年 |
前走 | ジャパンC(G1) 11着 |
ショウナンバシットも抑えます。
昨年の皐月賞が重馬場で開催され、5着入りしています。
この皐月賞は中山開催最終週の馬場に加えて前日までの雨で重馬場になっており、表記通りタフなレースでしたがそのなかで5着入りできていることから力が求められる馬場でやれています。
また、皐月賞とAJCCは同じ中山なのでコース適性にも期待できそうです。
ただし、明け4歳の牡馬はソールオリエンスやタスティエーラなどが有馬記念で案外だったことから世代の中心といわれると少し疑問もあります。
今年のAJCCは高齢馬が中心ですが面白い馬が多数そろっています。
今回は明け4歳馬の世代レベルを考慮して相手までにしました。
単勝
1 マイネルウィルトス
馬連流し
軸馬:1
相手:3、4、9、11、12
三連複フォーメーション
1頭目:1
2頭目:3、4、9、11、12
3頭目:3、4、9、11、12
アメリカジョッキークラブカップ2024の有力馬3頭
AJCCは年明け最初に行われる中距離の古馬混合別定戦ということで、昨年まで活躍した有力馬の参戦が目立ちます。
今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されるであろう馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
モリアーナ
- 紫苑ステークス (G2) 2023年
紅一点のモリアーナがAJCCから始動します。
2歳のころから素質馬として注目されていましたが、昨年の春はNHKマイルカップを最大目標にローテーションが組まれました。
しかし、NHKマイルカップでは善戦したものの、馬券外に敗れたことで秋は中距離に戻します。
秋の始動戦となった紫苑ステークスはキャリア初の芝2,000mでしたが最後方から上がり最速34秒3の末脚を使って勝利を手にしました。
続く秋華賞は7番人気の評価でしたがここでも後方から直線一気を決め手5着入りしています。
勝ち馬リバティアイランドや2着のマスクトディーヴァには離されましたが3着に入線したハーパーとのタイム差は0.1秒で位置取り次第では馬券内もあったかもしれません。
紫苑ステークスや秋華賞では直線の短い舞台で一気を決めているように、瞬間的な加速力に定評があります。
また、騎乗予定の横山典弘騎手はたまにポツンすることもありますが基本的に勝ちに行く競馬を行ってくれますし、先週の京成杯でも見事な競馬で勝ち切っていたのでまだまだ信頼できそうです。
キャリア初の芝2,200mや牡馬混合戦など、課題もありますがここで結果を残せるようでしたら今年も面白い存在になり得るでしょう。
ボッケリーニ
- 目黒記念 (G2) 2022年
- 鳴尾記念 (G3) 2023年
- 中日新聞杯 (G3) 2020年
今年で8歳になるボッケリーニも上位人気に支持されるでしょう。
近年は専ら重賞をメインに走っています。
G1では馬券に絡むことができていませんが、G2やG3なら常に好走しています。
参考までに、2022年~2023年の2年間におけるG1の成績は【0-0-0-3】でしたがG2&G3なら【2-5-1-0】で連対率87.5%、複勝率は100%でした。
今回のAJCCもG2ですし、ボッケリーニ自身2年前のAJCCで3着入りしています。
8歳馬とAJCCの相性は悪いものの、ボッケリーニに関しては先月のチャレンジカップにおいても勝ち馬ベラジオオペラにタイム差なしの2着なので年齢以上に身体は若いでしょう。
よっぽど追い切りで見栄えしない限り、馬券に絡めたる予定です。
マイネルウィルトス
- 福島民報杯 (L) 2021年
一時は怪我のため休養を余儀なくされたマイネルウィルトスは、昨年の函館記念から復帰し、約1か月の間隔でレースに使われています。
復帰後も長く脚を活かすロングスパート競馬は健在で、前走のステイヤーズステークスやその前のアルゼンチン共和国杯は勝利こそつかめなかったものの惜しい競馬でした。
今年8歳になりましたが、ステイヤーズステークスやアルゼンチン共和国杯の走りを見た限りは年齢以上に走ることができています。
また、AJCCはまくれる馬の好走事例が目立つため、マイネルウィルトスの脚質とも合いそうです。
陣営からしてもとにかく重賞タイトルを獲得したいため、コンスタントに使ってきています。
追い切りで状態面を確かめつつ、相変わらずよい動きを見せていたら馬券候補にしたいです。
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アメリカジョッキークラブカップ2024の穴馬2頭
AJCCは別定戦の割に1番人気の勝率は高くありません。
言い換えれば人気落ちの馬にチャンスがあるレースともいえるでしょう。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭ピックアップしました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
カラテ
- 新潟大賞典 (G3) 2023年
- 新潟記念 (G3) 2022年
- 東京新聞杯 (G3) 2021年
今年8歳のカラテはこれまでの戦績を見る限り左回り競馬場巧者というイメージがありますが、一昨年の中山記念で2着入りしたのをはじめ、中山は【3-1-0-4】と意外と相性は良いです。
また、昨年の新潟大賞典が不良馬場の中消耗戦を制しており、3年前の東京新聞杯は時計の出る馬場で勝ち切っていてどんな馬場でも結果を残しているのも強みです。
今回は宝塚記念以来のレースで半年以上空いてしまいましたが鉄砲も利くのでそこまで心配いらないでしょう。
むしろ、今年8歳となるため年齢的な衰えのほうが気になります。
状態面がよければここでも台風の目になるかもしれません。
ラーグルフ
- 中山金杯 (G3) 2023年
昨年は中山金杯から始動しましたが、今年はグレードをひとつあげてAJCCから動き出します。
冬時期は走る馬で、昨年は中山金杯を制したのみならず、中山記念でも8番人気ながら2着入りしました。
今回も寒い時期の中山開催なのでラーグルフにとってかみ合うと思います。
また、中山も【2-1-1-3】と相性がよいですし、着外に敗れた3戦はG1の皐月賞とG2の弥生賞、そしてセントライト記念でした。
このセントライト記念は5着に敗れたものの、勝ち馬ガイアフォースをはじめ上位4頭はすべてのちに重賞馬となっていることから、強い相手に善戦したとも考えられます。
昨年の札幌記念以来、5か月ぶりのレースとなるうえテン乗りの三浦騎手がうまくコントロールできるかは分かりませんが、出し切れる環境だと思うので状態や枠次第で印を打ちたいです。
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ここからはアメリカジョッキークラブカップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
アメリカジョッキークラブカップ2024の概要
AJCCは中山競馬場で開催される古馬の中距離重賞です。
AJCCとは【アメリカジョッキークラブカップ】の略称で、1960年に日米友好の一貫としてニューヨークジョッキークラブから優勝杯の贈呈がされたのが創設の由来です。
60年以上の歴史あるレースで一時期開催時期や開催コース、負担ルールなどが変化しましたが、1984年以降は現在のルールでレースが行われています。
1週前に行われた日経新春杯も古馬混合のG2ですが、あちらは直線の長い京都が舞台です。
それに加えてハンデ競走ということで明け4歳馬や瞬発力に長けた馬が中心になります。
それに対してAJCCは直線の短い中山が舞台の別定G2競走です。
昨年までG1レースでしのぎを削った馬や重賞競走で上位争いしてきた馬、そしてスタミナやパワーに長けた馬が参戦します。
しかしながら、別定戦にも関わらず日経新春杯ほど上位人気が優勢というわけではありません。
むしろ、上位人気馬は苦戦気味で2015年のゴールドシップや2023年のガイアフォースは単勝オッズ1倍台に支持されながらも馬券外に敗れてしまいました。
舞台となる中山がトリッキーなコース、それに加えて例年開催最終週に行われて馬場も荒れ気味なのでこれまで求められなかった適性が問われるのが原因だと思います。
もっとも、今年の中山はこれまでとは違って高速馬場傾向が年明けも続いていますが…。
今年も重賞レースで名前を残した馬やオープン馬、条件戦上がりの馬など、例年通り玉石混合としたメンバーがそろいました。
ここを制して春の大舞台に飛越するのはどの馬か、注目したいです。
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アメリカジョッキークラブカップ2024の開催内容
開催日 | 1月21日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 6200万円 |
アメリカジョッキークラブカップ2024が開催される中山の芝2,200mの特徴
スタート地点 | 4コーナー出口付近 |
コース | 右回りの外回りコース Cコース使用 |
1周の距離 | 1,877.3m |
直線距離 | 310m |
高低差 | 5.3m |
フルゲート | 17頭 |
スタート地点は4コーナーの出口付近で中山の外回りコースをグルリと1周強回ります。
スタートから最初の1コーナーまでの距離は約432mで直線半ばから高低差5.3mある上り傾斜を長々と駆け上がります。
直線が長くてポジション争いが起こりづらいことと序盤から上り傾斜が中心になるためゆったりと進行することが多いです。
直線半ばからはじまる上り傾斜は2コーナーの入り口まで続きます。
2コーナーに入ると坂の頂上で、そこからは長い下り傾斜に切り替わります。
特に2コーナーの終わりから3コーナーの半ばにかけて傾斜のきつい下り坂を駆け降ります。
この坂のため、中盤以降はペースアップします。
長く続いた下り傾斜は3コーナー半ばになると終わり、このあたりは大きな勾配はありません。
しかし、3コーナーの終わりにラスト3ハロンの標識が立っており、各馬はスパートを仕掛けるためこのあたりのペースも速いです。
4コーナーは鋭角で最後の直線は約310mとなっています。
ラスト1ハロンの標識あたりから序盤に駆け上がった急な上り坂が立ちはだかり、それを超えた先にゴールがあります。
中山の芝2,200mは序盤こそゆったりしますが下り坂の関係上、2コーナーを過ぎたあたりからペースアップします。
最後の直線が短いため逃げや先行馬が有利に見えますが、タイトなコースなので逃げ馬が押し切るのは容易ではありません。
また、最後の直線が短いことから差しや追込馬の直線一気も難しいです。
脚色としては先行馬が強く、また、まくれる差しや追込馬も台頭しやすいです。
また、距離以上のスタミナや勾配を駆けあがるだけのパワーも必要になります。
中山の芝2,200mはここをチェック!
- 右回りの外回りコースを走る
- スタミナとパワーが重要
- 基本オーバーシードだが9月開催のみ全面野芝で時計が出る
- 関東騎手が強い
- 1枠が優秀
- エクリプス系の馬が強い
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アメリカジョッキークラブカップ2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | マイネルウィルトス | 牡8 | 57.0 | 横山武史 |
2 | クロミナンス | 牡7 | 57.0 | C.ルメール |
3 | モリアーナ | 牝4 | 54.0 | 横山典弘 |
4 | ショウナンバシット | 牡4 | 56.0 | 横山和生 |
5 | ホウオウリアリティ | 牡6 | 57.0 | 大野拓弥 |
6 | サンストックトン | 牡5 | 57.0 | R.キングスコート |
7 | アドマイヤハレー | 牡6 | 57.0 | 田辺裕信 |
8 | シルブロン | 牡6 | 57.0 | R.ピーヒュレ |
9 | カラテ | 牡8 | 57.0 | 菅原明良 |
10 | ラーグルフ | 牡5 | 57.0 | 三浦皇成 |
11 | チャックネイト | セ6 | 57.0 | R.キング |
12 | ボッケリーニ | 牡8 | 57.0 | 浜中俊 |
アメリカジョッキークラブカップの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 4 | ノースブリッジ | 4 | 天皇賞(秋)(G1) | 11 |
2 | 9 | エヒト | 5 | チャレンジカップ(G3) | 3 | |
3 | 6 | ユーバーレーベン | 3 | ジャパンカップ(G1) | 10 | |
2022 良 | 1 | 1 | キングオブコージ | 3 | 中日新聞杯(G3) | 5 |
2 | 14 | マイネルファンロン | 11 | 中日新聞杯(G3) | 17 | |
3 | 9 | ボッケリーニ | 4 | 中日新聞杯(G3) | 4 | |
2021 不良 | 1 | 9 | アリストテレス | 1 | 菊花賞(G1) | 2 |
2 | 4 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 菊花賞(G1) | 7 | |
3 | 8 | ラストドラフト | 6 | アルゼンチン共和国杯(G2) | 2 | |
2020 稍重 | 1 | 11 | ブラストワンピース | 1 | 凱旋門賞(G1) | 11 |
2 | 10 | ステイフーリッシュ | 5 | チャレンジカップ(G3) | 10 | |
3 | 2 | ラストドラフト | 4 | 中日新聞杯(G3) | 2 | |
2019 良 | 1 | 8 | シャケトラ | 7 | 有馬記念(G1) | 6 |
2 | 4 | フィエールマン | 1 | 菊花賞(G1) | 1 | |
3 | 10 | メートルダール | 5 | 中日新聞杯(G3) | 5 | |
2018 良 | 1 | 7 | ダンビュライト | 2 | サンタクロースS(1,600万) | 1 |
2 | 3 | ミッキースワロー | 1 | 菊花賞(G1) | 6 | |
3 | 9 | マイネルミラノ | 8 | 中山記念(G2) | 11 | |
2017 良 | 1 | 8 | タンタアレグリア | 7 | 天皇賞(春)(G1) | 4 |
2 | 10 | ゼーヴィント | 1 | 福島記念(G3) | 2 | |
3 | 1 | ミライヘノツバサ | 3 | 迎春ステークス(1,600万) | 1 | |
2016 良 | 1 | 3 | ディサイファ | 2 | 金鯱賞(G2) | 2 |
2 | 11 | スーパームーン | 3 | ディセンバーステークス(OP) | 2 | |
3 | 7 | ショウナンバッハ | 7 | ジャパンカップ(G1) | 12 | |
2015 良 | 1 | 12 | クリールカイザー | 4 | ステイヤーズステークス(G2) | 3 |
2 | 14 | ミトラ | 7 | 福島記念(G3) | 1 | |
3 | 9 | エアソミュール | 2 | 金鯱賞(G2) | 3 | |
2014 良 | 1 | 10 | ヴェルデグリーン | 2 | 有馬記念(G1) | 10 |
2 | 2 | サクラアルディート | 11 | 中山金杯(G3) | 9 | |
3 | 1 | フェイムゲーム | 6 | ディセンバーステークス(OP) | 6 |
【重賞実績】勝ち馬6頭が重賞馬で4頭が重賞で3着内に入線していた
年度 | 勝ち馬 | 主な重賞実績 |
2023 | ノースブリッジ | エプソムC2022【G3】/1着 |
2022 | キングオブコージ | 目黒記念2020【G2】/1着 |
2021 | アリストテレス | 菊花賞【G1】/2着 |
2020 | ブラストワンピース | 有馬記念2018【G1】/1着 |
2019 | シャケトラ | 日経賞2017【G2】/1着 |
2018 | ダンビュライト | 皐月賞2017【G1】/3着 |
2017 | タンタアレグリア | 阪神大賞典2016【G2】/2着 |
2016 | ディサイファ | 札幌記念2015【G2】/1着 |
2015 | クリールカイザー | AR共和国杯2014【G2】2着 |
2014 | ヴェルデグリーン | オールカマー2013【G2】/1着 |
過去10年のAJCCの勝ち馬6頭がこれまでに重賞タイトルを手にしていました。
そして、残りの4頭はいずれも重賞レースで2~3着に入線したことがあります。
勝ち馬を探す際は過去の重賞レースで馬券に絡んだことのある馬から選択するのがよいでしょう。
今年の出走馬の中で該当した馬は7頭いました(かっこ内は主な重賞実績)
【脚質】勝ち馬=先行馬。相手=差し。まくり=複勝率100%
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-0-1-9】 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
先行 | 【7-4-1-24】 | 19.4% | 30.6% | 33.3% |
差し | 【2-5-7-47】 | 3.3% | 11.5% | 23.0% |
追込 | 【0-0-0-35】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
まくり | 【0-1-1-0】 | 0.0% | 50.0% | 100.0% |
過去10年のAJCCを脚質別にまとめました。
過去10年のAJCCでもっとも活躍していたのが先行馬です。
先行馬がこれまで7頭が勝利しており、単勝率も19%ありました。
舞台となる中山は早仕掛けに加えて最後の直線が短いため、前で競馬する馬が有利です。
ただし、逃げ馬はこれまで11頭が出走したものの勝ったのは14年のクリールカイザー1頭のみなので高く評価しづらいです。
また、差し馬は勝ち馬こそ2頭ですが相手に12頭絡んでいて複勝率は高めでした。
そして、滅多に出走することはありませんが、過去10年でまくりを決めた馬は【0-1-1-0】で複勝率100%となっています。
AJCCでは勝ち馬は先行馬から、相手候補は差し馬から、もしもまくる可能性がありそうな馬がいれば抑えておいてもよさそうです。
【年齢】5~6歳馬が中心
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【2-4-3-16】 | 8.0% | 24.0% | 36.0% |
5歳 | 【3-1-3-21】 | 10.7% | 14.3% | 25.0% |
6歳 | 【4-2-3-29】 | 10.5% | 15.8% | 23.7% |
7歳 | 【1-3-0-17】 | 4.8% | 19.0% | 19.0% |
8歳 | 【0-0-1-20】 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
過去10年のAJCCの好走馬を年齢別にまとめました。
単勝率が10%を超えていたのは5~6歳馬です。
明け4歳馬はこのレースで上位人気に支持されそうですが、単勝率は8%で意外と低い数値でした。
ただし、4歳馬は連対率24%、複勝率は36%でトップだったので相手候補としては有力です。
7歳以上の馬も連対率19%で年齢の割に活躍しており、年を重ねた馬も結果を残しています。
ただし、8歳以上になると【0-0-1-20】でさすがに厳しいようでした。
AJCCで勝ち馬や相手候補を探す際は年齢も参考にできそうです。
今年の出走馬を年齢別にまとめました。
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アメリカジョッキークラブカップの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-0-5】 | 20.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【3-0-1-6】 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 【2-0-2-6】 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
5番人気 | 【0-2-1-7】 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
6番人気 | 【0-0-2-8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
7番人気 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
8~9番人気 | 【0-0-1-20】 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
10番人気以下 | 【0-2-0-53】 | 0.0% | 3.6% | 3.6% |
上位人気の信頼度は高くない
過去10年のAJCCで1番人気は【2-3-0-5】、2番人気は【3-0-1-6】、3番人気は【1-2-2-5】でした。
いずれも単勝率は30%以下、複勝率も50%以下です。
前週開催された日経新春杯がハンデ戦にも関わらず1番人気の単勝率が60%あったことを踏まえると、別定戦のAJCCはより上位人気の信頼度が低く感じます。
AJCCでは上位人気は苦戦傾向にありました。
勝ち馬は1~4番人気と7番人気から
過去10年のAJCCの勝ち馬8頭が1~4番人気に支持された馬でした。
AJCCは上位人気馬の信頼度がそこまで高くないレースですが、勝ち馬に限れば上位人気馬が中心となっています。
ちなみに、残り2頭の勝ち馬はどちらも7番人気の馬でした。
7番人気の馬になると単勝オッズにも期待できるので、軽く押さえるのもよいかもしれません。
8番人気以下の台頭はほとんど見られない
過去10年のAJCCで8番人気以下の馬は76頭出走しましたが馬券に絡んだのは3頭のみとなっています。
AJCCは上位人気馬が飛びぬけて活躍しているわけではないですが、極端に人気を落とした馬が好走するケースもあまり見られません。
馬券予想の際は1~7番人気の馬に絞って予想するのもよいかもしれないです。
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アメリカジョッキークラブカップの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-2-11】 | 6.7% | 13.3% | 26.7% |
2枠 | 【1-1-1-12】 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
3枠 | 【1-1-0-15】 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
4枠 | 【1-1-3-12】 | 5.9% | 11.8% | 29.4% |
5枠 | 【2-1-1-14】 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
6枠 | 【2-2-1-15】 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
7枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
8枠 | 【1-1-1-20】 | 4.3% | 8.7% | 13.0% |
外寄りの中枠優勢
過去10年のAJCCの勝ち馬は1枠から8枠まで、すべての枠から出ています。
一見偏りが見られませんが、5枠と6枠からそれぞれ2頭の勝ち馬が出ていました。
複勝率を見ても、5枠と6枠は平均以上に高い数値です。
AJCCは極端な枠の有利不利は見られませんが、外寄りの中枠を引いた馬はやや評価を上げてもよいかもしれません。
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アメリカジョッキークラブカップの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【6-3-2-27】 | 15.8% | 23.7% | 28.9% |
G2 | 【2-0-2-22】 | 7.7% | 7.7% | 15.4% |
G3 | 【1-6-4-28】 | 2.6% | 17.9% | 28.2% |
リステッド | 【0-0-0-7】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
オープン | 【0-1-1-14】 | 0.0% | 6.3% | 12.5% |
3勝クラス | 【1-0-1-13】 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走重賞 | 【9-9-8-77】 | 8.7% | 17.5% | 25.2% |
前走非重賞 | 【1-1-2-35】 | 2.6% | 5.1% | 10.3% |
前走重賞組が優勢
過去10年のAJCCの好走馬を前走クラス別にまとめました。
もっとも活躍していたのが前走G1の馬でこれまで6頭の勝ち馬がいます。
好走率を見ても単勝率・連対率・複勝率いずれの数値もトップクラスでした。
前走G1組ほどではありませんが、G2は2頭の勝ち馬がでており、G3組は勝ち馬こそ1頭ですが2~3着には10頭が入線しており、前走重賞馬だけで馬券に絡んだ30頭のうちの26頭を占めています。
対して、前走がリステッド以下の非重賞馬はこれまで39頭出走したものの勝ち馬は2018年のダンビュライト1頭のみで、2~3着も3頭に留まっています。
このダンビュライトは前走こそクラス戦でしたが前年の皐月賞や弥生賞、きさらぎ賞で3着入りしたほか、菊花賞で5着、ダービーで6着なのでこの時点で重賞級の力を持っていました。
AJCCは前年までに強敵がそろったレースでしのぎを削った経験のある馬が好走しやすいため、前走クラスから評価するのも良いでしょう。
今年の出走馬のうち、前走が重賞だった馬は8頭いました。
アメリカジョッキークラブカップ2024追い切り評価
アメリカジョッキークラブカップ2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
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