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【皐月賞2024予想】本命におすすめしたい3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

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皐月賞2024予想の最終買い目を更新しました!

皐月賞2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

皐月賞2024の予想ポイント

  • キャリア6戦以上の馬は割引したい【0-0-1-44】
  • 特別抜けた成績ではないが1~3人気馬が優勢
  • 穴馬なら8番人気(複勝率50%)がおすすめ、二桁人気の好走は期待できない
  • 1枠の単勝率がもっとも高く、5枠は37年間勝利なし
  • 前走OP・リステッド組【0-1-1-30】、前走3着以下【0-1-2-60】は評価を下げたい
目次(読みたい項目をタップ)

皐月賞2024予想の最終買い目

皐月賞が開催される日曜日の中山競馬場界隈の天気を見てみると、一日晴れの予報が出ていました。

前日の土曜日も1Rから9Rまで晴れで芝・ダートともに良馬場です。

日曜日は気温も24度近くまで上昇するので間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。

馬場状態に関しては、土曜日の芝レースは全体的に平均よりも時計がかかっています。

日曜日に一変する可能性もあり得ますが、開催最終週ということもあってアルアインが制した年のような超高速馬場にはならないでしょう。

うましるでは晴れの良馬場、標準~やや時計の出る馬場を想定しながら予想をまとめました。

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◎本命 14 シンエンペラー

Siyouni
Starlet’s Sister
母父Galileo
主な勝ち鞍京都2歳ステークス(G3) 2023年
前走弥生賞ディープ記念(G2) 2着

本命はシンエンペラーにしました。

直近3戦は全て芝2,000mの舞台で連対、しかも、そのうちの2戦は今回と全く同じ中山芝2,000です。コース適性に関しては全馬の中でもっとも高いといっても過言ではありません。

また、もうひとつの京都2歳ステークスも内回りの京都で勝利しているので、適性や立ち回りを見たらダービーよりも皐月賞向きの馬といえます。

今年の皐月賞は大混戦模様ですがそのなかでも堅実に走っているのが評価した要因です。

テン乗りの坂井騎手はあまり中山が得意ではないものの、追い切りでは2週続けて騎乗していましたし、シンエンペラーの動きも良かったです。

ホープフルステークスと弥生賞ディープインパクト記念は2着に敗れてしまいましたが、今度こそ皇帝の座を掴んでほしいです。

〇対抗 10 レガレイラ

スワーヴリチャード
ロカ
母父ハービンジャー
主な勝ち鞍ホープフルステークス(G1) 2023年
前走ホープフルステークス(G1) 1着

対抗は牝馬のレガレイラにしました。

前走のホープフルステークスでは3~4コーナーから抜け出して大外ブン回しを行いながらも勝利しているように、着差以上に強い競馬を見せました。

陣営が桜花賞ではなく、皐月賞を選択したのも納得できるほどの強さでした。

また、新馬戦においてものちに札幌2歳ステークスで強い競馬を見せるセットアップに勝利しているように、これまで強い相手に勝ち負けを繰り返しています。

今回は休み明けになりますが、追い切りの動きを見ても素晴らしい内容でした。

ただ、鞍上の北村宏司騎手があまりうまくないので、この馬の力を引き出せることができるか疑問に感じたので対抗にしています。

ルメール騎手が継続でしたら本命にしていました。

▲単穴 12 コスモキュランダ

アルアイン
サザンスピード
母父Southern Image
主な勝ち鞍弥生賞ディープ記念(G2) 2024年
前走弥生賞ディープ記念(G2) 1着

単穴はコスモキュランダにしました。

前走の弥生賞ディープインパクト記念は序盤こそ後ろからの競馬になりましたが、デムーロ騎手が早めに動いてそのまま押し切っています。

騎手の力量も勝利に大きく関与していますが、早めの仕掛けで長く脚を活かせたのも好感が持てる内容でした。

また、2着に入線したその前の1勝クラス戦でも今回と同じ中山芝2,000mなので皐月賞向きの馬といえるでしょう。

騎乗するのも先週の桜花賞を制したモレイラ騎手なので鞍上にも期待できますし、ここメイチで仕上げてきているはずなのでディープインパクト記念のような競馬ができればチャンスはありそうです。

△連下  2 メイショウタバル

ゴールドシップ
メイショウツバクロ
母父フレンチデピュティ
主な勝ち鞍毎日杯(G3) 2024年
前走毎日杯(G3) 1着

メイショウタバルは連下にします。

前走の毎日杯は重馬場にも関わらず好タイムを記録し、2着馬を置き去りにした非常に強い競馬でした。

現在の中山もそこまで高速馬場ではないですし、スタミナとパワーが求められるようでしたら毎日杯の再来にも期待できるかもしれません。

馬番2番を引いたためロスなく前を狙える意味でも恵まれています。

ただ、鞍上の浜中騎手がいまいち中山で結果を残していないのが気になりました。

鞍上次第では評価を上げる予定でしたが、今回は相手までにします。

△連下  9 アーバンシック

スワーヴリチャード
エッジ―スタイル
母父ハービンジャー
主な勝ち鞍百日草特別(1勝クラス) 2023年
前走京成杯(G3) 2着

アーバンシックは連下にしました。

前走の京成杯は後方から直線に入ってじりじりとスピードを上げて、残り1Fで最高地点に到達して突き抜けましたが2着までです。

末脚を最大限に引き出すのに時間がかかるタイプですが、皐月賞と同じ中山芝2,000mの京成杯で連対できたのでコース適性には期待できそうです。

また、これまで3戦すべて手綱を握った横山武史騎手は近3年の皐月賞の内の2開催で優勝しているように皐月賞との相性が非常に良いです。

ただ、京成杯の時と違って今年の皐月賞はそこまで高速馬場にならない可能性が高いです。

アーバンシックは脚質的に高速馬場向けだと思うので、馬場がかみ合うかどうか気になりました。そのため、相手までにしています。

△連下  5 ミスタージーティー

ドゥラメンテ
リッスン
母父Sadler’s Wells
主な勝ち鞍若葉ステークス(L) 2024年
前走若葉ステークス(L) 1着

ミスタージーティーも抑えます。

これまで勝利した2戦は阪神芝2,000mと京都芝2,000m、どちらも内回りコースでやれています。

昨年のホープフルステークスも5着に敗れましたが前が壁になっていたのでそれがなければ上位争いにも期待できましたし、このコースとの適性は高いです。

また、今回騎乗する藤岡佑介騎手は2017年の皐月賞で13番人気のクリンチャーを4着に、そして2019年も9番人気のサンリヴァルを2着に導いており、地味に皐月賞と相性がよいです。

クリンチャーがすみれステークスから皐月賞に挑んで好走していることから、同じローテを歩むミスタージーティーとも通じるものがありますね。

追い切りでも十分すぎるほどの出来栄えでしたし、ここメイチで仕上げているのは間違いありません。

藤岡康太騎手のためにも、ここでいい競馬を見せてほしいです。

単勝

14 シンエンペラー

馬連流し

軸馬:14
相手:2、5、9、10、12

三連複フォーメーション

1頭目:14
2頭目:2、5、9、10、12
3頭目:2、5、9、10、12

皐月賞2024の有力馬3頭

クラシック競走第1戦である皐月賞は、この時点でトップクラスの実力を持った3歳馬が多数集結します。

最初のクラシックを制するのはどの馬でしょうか?

今年の皐月賞で有力候補に挙げられる3頭の馬について解説します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

シンエンペラー

主な勝ち鞍
  • 京都2歳ステークス (G3) 2023年

今年の中心はシンエンペラーでしょう。

全兄が凱旋門賞を制したソットサスという超良血馬で、新馬戦は意外にも2番人気でしたが高速馬場にも対応して勝利し、続く京都2歳ステークスも勝利して中距離の才能を開きました。

前々走のホープフルステークスも淡々とした流れで先行しつつ、最後の直線で突き抜けようとしましたが、勝ち馬レガレイラが強くて惜しくも2着です。

前走弥生賞ディープインパクト記念でも人気を背負い、先行競馬で勝機をうかがいましたが、伏兵コスモキュランダの好騎乗に敗れてしまいました。

惜しい競馬が続いていますが、2着に敗れたホープフルステークスでは勝ち馬が強すぎただけでシンエンペラーも力を発揮しています。

前走弥生賞ディープインパクト記念も叩きの一戦としては悪くないレースメイクでした。

また、ホープフルステークスも弥生賞ディープインパクト記念も今回と同じ中山芝2,000mなのでコース適性も全く問題ありません。

作厩舎所属の坂井騎手が新たに手綱を握りますが、どのような競馬を見せてくれるか、クラシックタイトルを獲得できるか注目したいです。

★評価点
・コース適性が非常に高い
・京都2歳ステークスの勝ち馬
・ホープフルステークスや弥生賞ディープインパクト記念で2着
・先行からの押し切りが得意
・高速馬場でも対応できる
・データと相性のいい前走2着馬

▼課題
・坂井騎手はテン乗り
・レガレイラを筆頭に強い相手も多数そろった

レガレイラ

主な勝ち鞍
  • ホープフルステークス (G1) 2023年

レガレイラはホープフルステークスを制した牝馬です。

牝馬といったら前週開催された桜花賞に向かうのが定石ですが、レガレイラはホープフルステークスでコース適性を証明したため、あえて皐月賞へ向かうこととなりました。

新馬戦ではのちに札幌2歳ステークスを制するセットアップやソダシ&ママコチャを姉に持つカルパに勝利しました。

続くアイビーステークスは3番手の位置から上がり32秒7の豪脚を使いましたが前が止まらず3着までです。

しかし、前走のホープフルステークスでは道中じっと脚を溜めて、3コーナーで空いた箇所から一気に動き、大外ブン回しながらも勝利しています。

良くも悪くも粗削りな競馬でしたが、その中でうまく立ち回ったシンエンペラーに勝ち切っているのでかなりの素質を秘めていました。

今回は2017年のファンディーナ以来となる皐月賞チャレンジです。

勝利したら1948年のヒデヒカリ以来、76年ぶりの牝馬Vとなります。

偉大なる記録を更新できるのか、注目したいです。

★評価点
・ホープフルステークスの勝ち馬
・ホープフルステークスで非凡な才能を証明
・上がりの末脚や瞬間的な立ち回りが上手
・中山適性もある
・データと相性のいい前走ホープフルステークス組&前走1着馬

▼課題
・ルメール騎手が怪我で騎乗できない
・月曜日の時点で鞍上が未定
・誰が乗っても鞍上弱化

ジャンタルマンタル

主な勝ち鞍
  • 朝日杯FS    (G1) 2023年
  • デイリー杯2歳S (G2) 2023年

ジャンタルマンタルは無敗で朝日杯FSを制しました。

前走の共同通信杯はG3らしからぬ好メンバーが揃いましたが、蓋を開けてみればスローからの上がり3F勝負で、求められる要素は決め手だけでした。

共同通信杯は2着に敗れてしまいましたが、瞬間的な加速力はそこまでないので、そのなかでやれているのでかえって能力の高さがうかがえます。

その前の朝日杯FSは最内で脚を溜めつつ、直線で空いた箇所からロスなく動き、末脚を伸ばして勝利しました。

川田騎手の好騎乗があっての勝利でしたが、中盤は中弛みを挟みながら、終い2Fが11秒2-1F12秒3であまり目にしないラップ傾向となっています。

共同通信杯も朝日杯FSも特殊な流れとなっているため、実は底を見せていません。

皐月賞は総合力が試される舞台なので、おそらくこの一戦でジャンタルマンタルの素質が明らかになるでしょう。

★評価点
・重賞2勝馬
・スローからの上がり勝負にもある程度対応
・データと相性のいい前走共同通信杯組&前走2着馬

▼課題
・良くも悪くも底を見せていない
・適性が読みづらい

皐月賞2024の穴馬2頭

皐月賞はそこまで荒れるレースではありませんが2017年と2018年は1~3番人気馬が着外に敗れたため、三連単30万円以上の高配当が付きました。

全く荒れないわけでもないので、穴馬にも注目したいです。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ビザンチンドリーム

主な勝ち鞍
  • きさらぎ賞 (G3) 2024年

ビザンチンドリームはきさらぎ賞の勝ち馬です。

キャリア2戦と浅く、新馬戦は開幕週の阪神芝2,000mで上がり3Fで勝利しました。

3着のエイシンボナパルトに3馬身差であっさり勝ちあがっています。

そして、前走のきさらぎ賞は混戦模様でしたが1番人気に支持されました。

しかし、短期免許で来日したピーヒュレク騎手が取った選択は後方からの大外ブンまわし、直線一気です。

最初のコーナーまでは少し頭が高くてややかかっている感じもしましたが、3~4コーナーで大外に回し、相当厳しい位置取りから一気を仕掛けて勝利しています。

お世辞にも好騎乗とは言い難く、馬の力だけでもぎ取った重賞タイトルといえるでしょう。

ただ、厳しい位置取りから勝ち上がっているようにポテンシャルはかなりのものを秘めていることが判明したことに対しては、ピーヒュレク騎手の荒っぽい騎乗のおかげかもしれません。

皐月賞の舞台である中山競馬場は直線が短いため直線一気は決めづらいですが、新馬戦で阪神内回りコースを勝ちあがっているのである程度は対応できそうです。

新馬戦でコンビを組んだムルザバエフ騎手が再度手綱を握るのもよいですし、力を発揮できれば面白い存在になるでしょう。

★評価点
・きさらぎ賞で非凡な才能を証明した
・内回りコースでも対応している
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・トリッキーな中山できさらぎ賞のように力を発揮できるか

ダノンデサイル

主な勝ち鞍
  • 京成杯 (G3) 2024年

京成杯で見事な立ち回りを見せて勝利したのがダノンデサイルです。

勝利した京成杯は外枠発走でしたがスムーズに先行集団で競馬を行い、道中は前の馬を見る形で少し外目から競馬を行います。

3~4コーナーでもいつでも抜けられるポジションを確保しながら競馬を行い、直線ではあっさり馬場の外目を確保し、末脚を伸ばして勝利しました。

横山典弘騎手の完璧な立ち回りも勝利に貢献しましたが、見事な競馬でした。

相手関係は手ごわいものの、2走前の京都2歳ステークスが4着とはいえ勝ち馬シンエンペラーとタイム差0.1秒で崩れていません。

距離適性もコース適性も高いですし、引き続き横山典弘騎手が騎乗するのも好感が持てます。

クラシックの舞台でも京成杯のような競馬に期待したいです。

★評価点
・京成杯の勝ち馬
・京成杯は完璧な騎乗
・横山典弘騎手が引き続き騎乗
・距離&コース適性が高い
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・できれば時計の出る馬場でレースを行いたい

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ここからは皐月賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

皐月賞2024の概要

皐月賞は中山競馬場で開催される3歳馬のクラシックレースです。

クラシックレースとは、古くからイギリスで行われている伝統あるレースの総称で、日本でもそれにならって皐月賞・ダービー・菊花賞・桜花賞・オークスの5競走が指定されています。

その中でも皐月賞は牡馬が参戦できる最初のクラシック競走ということで、この時点で世代上位に位置する馬がぶつかります。

ところで、皐月賞の舞台である中山競馬場は高低差が激しいため、スタミナやパワーが重要です。

しかしながら、皐月賞は古くから「もっとも速い馬が勝つ」といわれていました。

これには、スピードが速い馬のことを指しているケースと、成長の早さを指摘している2つの意味が込められています。

この時点でまだデビューを果たしていない素質馬もいるので、様々な思いを込めてこの言葉が使われるようになったのでしょう。

話が少し逸れてしまいました。

今年の出走登録馬を見てみると、2歳G1を制したジャンタルマンタルと牝馬のレガレイラをはじめ、重賞馬のシンエンペラーやコスモキュランダ、ジャスティンミラノにダノンデサイル、ビザンチンドリームにメイショウタバルなど、現時点での最強3歳馬が揃っています。

大混戦模様ですが、最初の一冠を手にする馬は果たしてどの馬なのか、今からレースが待ち遠しいです。

【過去5年】皐月賞 2019~2023|JRA公式

皐月賞2024の開催内容

開催日4月14日(土曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場中山競馬場 11R
コース芝2,000m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金2億円

皐月賞2024が開催される中山の芝2,000mの特徴

中山競馬場 芝2000mのコースで特徴を解説
スタート地点4コーナーの出口付近
コース内回りの右回りコース
Bコース使用
1周の距離1,686m
直線距離310m
高低差5,3m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
2.03.4
コースレコード1:57.8
(2015年 中山金杯【G3】ラブリーデイ)
(2017年 皐月賞【G1】アルアイン)
皐月賞のタイム
平均タイム
(過去10年)
2:00.6
レコードタイム1:57.8
(2017年 アルアイン)

皐月賞が開催される中山の芝2,000mはスタンド側の4コーナーポケットからスタートします。

スタートするといきなり高低差2.2mの急こう配が立ちはだかります。そして、勾配を駆け上がってからも2コーナーの途中まで上り坂を駆け上がるので前半のペースはゆったりする傾向が多いです。

2コーナーの途中から向こう正面にかけては下り坂になっています。その先、3コーナーから4コーナー、そして最後の直線の入りまでは平たんな道のりとなっています。

しかしながら、スタンド側の直線には最初に駆け上がった急こう配を再び駆け上らなくてはなりません。結果的にはスタンド前の急坂を2度も駆け上がるコースとなっているのです。

急坂を上りきった先にゴールがありますよ。

中山の芝2,000mは高低差が5.3mもあるコースでJRAの平場のコースでもっとも起伏に富んだコースとなっています。

また、最後のコーナーから直線にかけては310mほどしかないので差しや追い込み馬はコーナーの時点で動き出さないと届きません。

勾配を駆け上がるためのスタミナやパワー、そしてコーナリングの器用さなどが求められるのです。

中山の芝2,000mはここをチェック!

  • 皐月賞やホープフルステークスが開催される舞台
  • 向こう正面は内回りコースを使用
  • タフなコースでスタミナが求められる
  • コーナーがタイトで器用さも求められる
  • まくりも決まりやすい

皐月賞2024の出走馬

【参考レース】2024年 皐月賞|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1サンライズジパング牡357.0菅原明良
2メイショウタバル牡357.0浜中俊
3エコロヴァルツ牡357.0武豊
4シリウスコルト牡357.0三浦皇成
5ミスタージーティー牡357.0藤岡佑介
6アレグロブリランテ牡357.0横山和生
7ルカランフィースト牡357.0松山弘平
8ジャンタルマンタル牡357.0川田将雅
9アーバンシック牡357.0横山武史
10レガレイラ牝355.0北村宏司
11ホウオウプロサンゲ牡357.0菱田裕二
12コスモキュランダ牡357.0J.モレイラ
13ジャスティンミラノ牡357.0戸崎圭太
14シンエンペラー牡357.0坂井瑠星
15サンライズアース牡357.0M.デムーロ
16ダノンデサイル牡357.0横山典弘
17ビザンチンドリーム牡357.0B.ムルザバエフ
18ウォーターリヒト牡357.0幸英明

皐月賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
11ソールオリエンス2京成杯(G3)1
214タスティエーラ5弥生賞ディープ記念(G2)1
37ファントムシーフ1共同通信杯(G3)1
2022
114ジオグリフ5共同通信杯(G3)2
218イクイノックス3東スポ杯2歳ステークス(G2)1
312ドウデュース1弥生賞ディープ記念(G2)2
2021
17エフフォーリア2共同通信杯(G3)1
213タイトルホルダー8弥生賞ディープ記念(G2)1
33ステラヴェローチェ6共同通信杯(G3)5
2020
稍重
11コントレイル1ホープフルステークス(G1)1
27サリオス3ホープフルステークス(G1)1
316ガロアクリーク8スプリングステークス(G2)1
2019
112サートゥルナーリア1ホープフルステークス(G1)1
27ヴェロックス4若葉ステークス(L)1
34ダノンキングリー3共同通信杯(G3)1
2018
17エポカドーロ7スプリングステークス(G2)2
214サンリヴァル9弥生賞(G2)4
310ジェネラーレウーノ8京成杯(G3)1
2017
111アルアイン9毎日杯(G3)1
27ペルシアンナイト4アーリントンカップ(G3)1
310ダンビュライト12弥生賞(G2)3
2016
118ディーマジェスティ8共同通信杯(G3)1
23マカヒキ3弥生賞(G2)1
311サトノダイヤモンド1きさらぎ賞(G3)1
2015
12ドゥラメンテ3共同通信杯(G3)2
25リアルスティール2スプリングステークス(G2)2
37キタサンブラック4スプリングステークス(G2)1
2014
12イスラボニータ2共同通信杯(G3)1
217トゥザワールド1弥生賞(G2)1
318ウインフルブルーム8若葉ステークス(OP)2

【重賞実績】勝ち馬8頭が重賞馬

年度勝ち馬重賞成績主な重賞タイトル
2023ソールオリエンス【1-0-0-0】京成杯(G3)
2022ジオグリフ【1-1-0-1】札幌2歳S(G3)
2021エフフォーリア【1-0-0-0】共同通信杯(G3)
2020コントレイル【2-0-0-0】ホープフルS(G1)
2019サートゥルナーリア【1-0-0-0】ホープフルS(G1)
2018エポカドーロ【0-1-0-0】なし
2017アルアイン【1-0-0-1】毎日杯(G3)
2016ディーマジェスティ【1-0-0-0】共同通信杯(G3)
2015ドゥラメンテ【0-1-0-0】なし
2014イスラボニータ【2-1-0-0】共同通信杯(G3)

過去10年の皐月賞の勝ち馬8頭が重賞馬でした。

皐月賞は4月半ば時点で実績をあげている3歳馬が勢ぞろいします。

そのため、これまでの重賞競走で実績をあげている馬ほど勝ち切る傾向が強かったです。

今年の出走馬の中で重賞馬は8頭いました。(かっこ内は手にした主な重賞タイトル)

コスモキュランダ
(弥生賞ディープインパクト記念【G2】)

シンエンペラー
(京都2歳ステークス【G3】)

ジャスティンミラノ
(共同通信杯【G3】)

ジャンタルマンタル
(朝日杯FS【G1】)

ダノンデサイル
(京成杯【G3】)

ビザンチンドリーム
(きさらぎ賞【G3】)

メイショウタバル
(毎日杯【G3】)

レガレイラ
(ホープフルステークス【G1】)

【キャリア】キャリア6戦以上の馬は割引したい

キャリア成績単勝率連対率複勝率
2戦【1-1-0-7】11.1%22.2%22.2%
3戦【3-4-3-21】9.7%22.6%32.3%
4戦【4-2-5-38】8.2%12.2%22.4%
5戦【2-3-1-31】5.4%13.5%16.2%
6戦以上【0-0-1-44】0.0%0.0%2.2%

過去10年の皐月賞の勝ち馬はいずれもキャリア5戦未満の馬でした。

キャリア6戦以上で挑んだ馬はこれまで45頭いましたが、馬券に絡んだのは2014年のウインフルブルームただ1頭です。

2014年のダービー馬であるワンアンドオンリーも皐月賞の時点ではキャリア7戦馬で4着に敗れていました。

馬券予想の際はキャリアにも注目したいです。

今年の出走馬の中でキャリア6戦以上使っている馬は5頭いました。

・ウォーターリヒト
・コスモキュランダ
・サンライズジパング
・ホウオウプロサンゲ
・メイショウタバル
 ※内1戦は競走除外なのでキャリア5戦とも取れる

皐月賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-1-3-4】20.0%30.0%60.0%
2番人気【3-1-0-6】30.0%40.0%40.0%
3番人気【1-3-1-5】10.0%40.0%50.0%
4番人気【0-2-1-7】0.0%20.0%30.0%
5番人気【1-1-0-8】10.0%20.0%20.0%
6番人気【0-0-1-9】0.0%0.0%10.0%
7番人気【1-0-0-9】10.0%10.0%10.0%
8番人気【1-1-3-5】10.0%20.0%50.0%
9番人気【1-1-0-8】10.0%20.0%20.0%
10番人気以下【0-0-1-82】0.0%0.0%1.2%

過去7開催で1~3番人気の内2頭が馬券に絡んでいた

過去10年の皐月賞の好走馬を人気別にまとめました。

過去10開催の内の7開催で1~3番人気馬のいずれか2頭が馬券に絡んでいます。

人気馬を個別に見てみると、特別抜けた成績とは言い難いですが、1~3番人気が馬券全体の半数を占めていることから、上位人気馬優勢のレースといえるでしょう。

穴馬なら8番人気がおすすめ

過去10年の皐月賞で8番人気の馬は【1-1-3-5】で、複勝率は50%ありました。

2016年の勝ち馬ディーマジェスティを筆頭に、5頭が馬券に絡んでいます。

8番人気馬はどういうわけか好走傾向にあるので評価を上げてもよいかもしれません。

二桁人気の好走はダンビュライトのみ

過去10年の皐月賞で10番人気以下の馬は83頭出走していますが、馬券に絡んだのは2017年のダンビュライトのみとなっています。

2017~2018年の影響もあって皐月賞はクラシックレースの中では荒れやすいイメージがありますが、実際のところ極端な人気落ちはそこまで好走していません。

二桁人気の馬は評価を下げてもよさそうです。

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皐月賞の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【3-0-0-16】15.8%15.8%15.8%
2枠【1-1-2-16】5.0%10.0%20.0%
3枠【0-1-0-19】0.0%5.0%5.0%
4枠【2-3-2-13】10.0%25.0%35.0%
5枠【0-0-2-18】0.0%0.0%10.0%
6枠【2-0-2-16】10.0%10.0%20.0%
7枠【1-3-0-23】3.7%14.8%14.8%
8枠【1-2-2-22】3.7%11.1%18.5%

3勝している1枠

過去10年の皐月賞を枠順別に見てみると、もっとも勝利していたのが1枠です。

昨年の勝ち馬ソールオリエンスや無敗の三冠馬コントレイルも1枠から発走して勝利しました。

舞台となる中山芝2,000mは他の競馬場と比較すると小回りに区分されます。

最後の直線も短いのでロスなく立ち回れる1枠が有利なのかもしれません。

皐月賞において1枠を引いた馬は評価を上げてもよさそうです。

今年の皐月賞で1枠を引いた馬はサンライズジパングメイショウタバルです。

5枠は37年間勝利がない

過去10年の皐月賞で5枠は1勝もしていません。

それどころか、統計が取られるようになった1986年から1頭も勝利がなく、実に37年もの間、勝利はありませんでした。

理由は分かりませんが、5枠は不振傾向にあるようです。

今年の皐月賞で5枠に入った馬はアーバンシックレガレイラです。

皐月賞の過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
共同通信杯(G3)【5-0-3-11】26.3%26.3%42.1%
ホープフルS(G1)【2-0-0-3】40.0%40.0%40.0%
スプリングS(G2)【1-1-2-33】2.7%5.4%10.8%
京成杯(G3)【1-0-1-4】16.7%16.7%33.3%
毎日杯(G3)【1-0-0-6】14.3%14.3%14.3%
弥生賞ディープ記念(G2)【0-5-2-33】0.0%12.5%17.5%
若葉S(L)【0-1-1-17】0.0%5.3%10.5%
きさらぎ賞(G3)【0-0-1-7】0.0%0.0%12.5%
すみれS(L)【0-0-0-17】0.0%0.0%0.0%
若駒S(L)【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
※ホープフルSはG2時代を、弥生賞ディープ記念は弥生賞の名称時代を、各リステッド競走はオープン時代の成績も含んでいます。

勝ち馬5頭を輩出している共同通信杯組

過去10年の皐月賞でもっとも勝ち馬が出ていたのが前走共同通信杯だった馬です。

共同通信杯組は過去10年の皐月賞で5勝しており、単勝率は26%です。また、複勝率も42%と高かったです。

共同通信杯はトライアルレースに指定されているわけではありませんが、好走傾向が強いため該当する馬は評価を上げてもよさそうです。

今年の出走馬の中で前走共同通信杯だった馬は3頭いました。

ジャスティンミラノ(1着)
ジャンタルマンタル(2着)
エコロヴァルツ(5着)

弥生賞ディープインパクト記念組は相手まで

過去10年の皐月賞で前走が弥生賞ディープインパクト記念だった馬は【0-5-2-33】で、なんと勝ち馬はいませんでした。

弥生賞はかつて皐月賞の最有力ステップとして有名で、ディープインパクトやヴィクトワールピサ、アグネスタキオンにセイウンスカイといった名馬が弥生賞から皐月賞を制しています。

しかし、近年はぶっつけがトレンドになりつつあり、2歳G1や前述した共同通信杯から挑む馬のほうが活躍傾向にあるようです。

前走が弥生賞ディープインパクト記念だった馬は勝率ゼロなので頭で買うのは控えたほうがいいかもしれません。

ただし、2~3着には7頭入線しているので相手候補としては有力です。

今年の出走馬の中で前走が弥生賞ディープインパクト記念だった馬は3頭いました。

コスモキュランダ(1着)
シンエンペラー(2着)
シリウスコルト(3着)

前走オープン、リステッド組は苦戦気味

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
オープン&L【0-1-1-30】0.0%3.1%6.3%

過去10年の皐月賞で前走オープンもしくはリステッド競走だった馬は32頭いましたが、勝ち馬はゼロで馬券に絡んだのは2014年のウインフルブルームと2018年のヴェロックスの2頭のみでした。

若駒ステークスや若葉ステークス、すみれステークスは皐月賞のステップレースとして古くから有名なレースですが、これらのレースよりも重賞競走を使った馬のほうが活躍傾向にあります。

今年の出走馬の中で前走がオープンもしくはリステッド競走だった馬は4頭いました。

サンライズアース
(前走すみれステークス【L】/1着)

サンライズジパング
(前走若駒ステークス【L】/1着)

ホウオウプロサンゲ
(前走若葉ステークス【L】/2着)

ミスタージーティー
(前走若葉ステークス【L】/1着)

皐月賞の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【7-8-6-53】9.5%20.3%28.4%
2着【3-1-2-30】8.3%11.1%16.7%
3着以下【0-1-2-60】0.0%1.6%4.8%

前走3着馬評価を下げたい

過去10年の皐月賞の勝ち馬はすべて前走レースで1~2着に入線していました。

前走3着以下だった馬はこれまで勝利がありません。

また、複勝率を見ても前走1着馬が28%、2着馬17%に対して3着馬は5%と好走率をガクンと落としていました。

皐月賞は前走着順の影響も大きいレースです。

今年の出走馬の中で前走3着以下だった馬は4頭いました。

ウォーターリヒト
(前走スプリングステークス【G2】/9着)

エコロヴァルツ
(前走共同通信杯【G3】/5着)

シリウスコルト
(前走弥生賞ディープインパクト記念【G2】/3着)

ルカランフィースト
(前走スプリングステークス【G2】/3着)

皐月賞2024全頭考察

今年の皐月賞は各路線から有力馬が参戦し、G1にふさわしいメンツが揃っています。

ここからは冒頭の本命馬&穴馬で紹介しきれなかった残りすべての出走馬について解説します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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アーバンシック

主な勝ち鞍
  • 百日草特別 (1勝クラス 2023年)

アーバンシックは京成杯で2着入線した馬です。

京成杯では2番人気に支持され、中団で脚を溜めながら上がり最速33秒9の末脚でダノンデサイルに3/4馬身差の2着です。

残り200mの標識を過ぎてからの加速力が秀逸でした。

その前の百日草特別は出遅れて最後方からの競馬となりましたが、最後の直線で大外に回して上がり最速33秒2の脚を伸ばして勝利しています。勝ち時計は1分59秒4でした。

新馬戦は全面洋芝の札幌で、ここは先行しながら上がり最速34秒1の時計で勝利しています。

京成杯は残り200mを過ぎてからの加速力が見応えありましたが、直線入りの時点で追い始めてじりじりペースアップし、残り200mを過ぎてようやく最高速度を引き上げているのでエンジンの点火に時間がかかるタイプかもしれません。

百日草特別も長く脚を使いましたが、自力で勝利した内容となっており、さらに引き上げた内容ではありません。

そして、新馬戦はパワーの求められる札幌で勝利したものの2着馬ヴィクトリアドールとの差はクビ差です。

この3戦を見る限りは時計のかかる馬場より高速馬場のほうが合っています。

京成杯が皐月賞と全く同じコースなのでコース適性は問題なさそうですが、相手関係が強化される中でどれだけやれるか、能力が通用するのか注目したいです。

★評価点
・京成杯で2着
・瞬間的な加速力が高い
・高速馬場が得意
・コース適性も京成杯で証明
・データと相性のいい前走2着馬

▼課題
・時計のかかる馬場は苦手
・加速するのに時間がかかる

アレグロブリランテ

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

アレグロブリランテは前走のスプリングステークスで2着入りした馬です。

スプリングステークスは9番人気の低評価でしたがノーマークからの逃げで2着に入線し、皐月賞の切符を手にしました。

最後の直線まで1Fあたり12秒台のペースで競馬を行い、1,000m通過が63秒1の超ドスロー、しかも後ろのグループはどういうわけか動く気配がなかったのでアレグロブリランテからしたら大変楽な展開でした。

そのまえの若竹賞は雨の不良馬場条件下で行われ、先行競馬を行い2着です。

直線では空いた箇所からうごきましたが外から動いたルカランフィーストには完敗、しかしながら3着以下を1と3/4馬身以上引き離しての2着です。

スプリングステークスは超ドスローの逃げと相手の競馬に対する意識がそこまで高くなかったため、展開に恵まれたのは間違いありません。

完璧にはまっていましたが、最後の最後には3着以下に詰め寄られていることからも、ポテンシャルはそこまで高くないでしょう。

不良馬場で行われた若竹賞も3着以下の馬で現在大成している馬はいないのでそこまで強力ではありませんでした。

今回は相手関係の強化が最大のポイントになるでしょうし、スプリングステークスの内容を見る限りはよっぽどかみ合ったとしても上位争いは厳しそうです。

★評価点
・前の競馬が得意
・時計のかかる馬場のほうが合いそう
・中山は【0-2-0-0】
・データと相性のいい前走2着馬

▼課題
・相手が強い
・スプリングステークスは展開が恵まれすぎた中、詰め寄られている

ウォーターリヒト

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

ウォーターリヒトは今年のシンザン記念ときさらぎ賞で馬券に絡んだ馬です。

シンザン記念は18頭立ての17番人気、きさらぎ賞も12頭立ての9番人気で人気を落としながらも追込の競馬で上位争いに加わっています。

シンザン記念は開幕週らしからぬ時計のかかる馬場条件下で外差し一気、きさらぎ賞はほとんどの馬が馬場の内目をかわしながら競馬を行い、最後の直線では他馬のもっとも内から追いこんで2着でした。

どちらも外回りの京都で末脚を思う存分活かしており、直線の長い舞台で出し切れています。

そのため、直線が短くてなおかつ急坂が存在する中山でこの馬の力を引き出すことができるかがポイントです。

前走のスプリングステークスは中山芝1,800mで9着に敗れているので適性が合わないように思います。

しかし、このレースはスタートから終い3F目まで1Fあたり12秒台の超ドスロー展開となり、終い2Fが10.9-1F10.8の実質2F勝負戦なので、序盤から最後の直線まで後ろで動かなかった時点で上位争いは厳しかったです。

そういった面ではまだ底を見せていませんが、幸騎手は中山の実績が乏しいので前走の反省を活かした競馬を行ってくれるか正直分かりません。

また、仮に展開がかみ合ったとしても京都と異なる条件が求められるのでベストを尽くせるか、未知数です。

★評価点
・重賞で2回馬券に絡んだ
・時計のかかる馬場で力を発揮できる

▼課題
・直線が短く、急坂の中山でベストを尽くせるか
・幸騎手は中山実績が乏しい
・データと相性の悪いキャリア6戦以上&前走3着以下の馬

エコロヴァルツ

主な勝ち鞍
  • コスモス賞 (OP) 2023年

エコロヴァルツは昨年の朝日杯FSにおいて、大外一気の競馬で2着入りしました。

もともと先行競馬を得意としていましたが、朝日杯FSでは出遅れて最後方の競馬となります。

しかしながら、最後の直線では追い込み競馬で長く脚を伸ばして2着入りし、出遅れたことでかえって新たな競馬スタイルを身に付けました。

前走共同通信杯は馬番6番から好発を切って先行しますが、騎乗した武豊騎手が抑えるように競馬を行っており、最初のコーナーまではややかかりがちでした。

直線で脚を伸ばそうとしましたが、序盤の折り合いも影響したのか決め手に欠けての5着です。

共同通信杯は超スローからの上がり3F勝負なので決め手有利、そして前有利でした。

末脚を活かせなかったのは序盤の折り合いもあると思います。

皐月賞の舞台は小回り中山なので、一番フィットしそうなのが同じく小回りの札幌で行われた3走前のコスモス賞でしょうか。

ここでは逃げの競馬で内ラチをかわしながら競馬を行い、直線ではさらに後続を突き放して勝利しました。

時計のかかる馬場条件下で直線でもペースアップし、勝ち切っていますが、スローで楽な展開、加えて相手も楽でした。

前の競馬も後ろからも行ける馬ですが、本質的にはコスモス賞がこの馬らしい走りかと思います。

札幌は全面洋芝で時計がかかりがちなのでできればタフな馬場のほうがよいでしょう。

あとは、折り合い面ですが、こればかりは追い切りやパドックで診断するほかないです。

★評価点
・朝日杯FSで2着
・前からも後ろからも競馬ができる
・データと相性のいい前走共同通信杯組

▼課題
・折り合いが重要
・データと相性の悪い前走3着以下の馬

コスモキュランダ

主な勝ち鞍
  • 弥生賞ディープインパクト記念 (G2) 2024年

前走弥生賞ディープインパクト記念を勝利し、皐月賞への切符を手にしたコスモキュランダはこれまで中山を4回走って【2-1-0-1】とコース相性は高いです。

また、前走の弥生賞ディープインパクト記念は6番人気の低評価、そしてやや出遅れて後方からになりましたが、2コーナーの坂のてっぺんからゆるやかにペースアップしてまくりを開始します。

残り600mの標識を過ぎたあたりで先頭に立ってそのまま押し切りました。

デムーロ騎手の好騎乗が勝利につながったのは間違いないですし、叩きの出来とは言えホープフルステークスで2着のシンエンペラーに勝利したのも大きいです。

ロングスパート能力にも長けていましたし、トリッキーな中山でうまく立ち回れるのもよいです。

好騎乗で勝利したデムーロ騎手からモレイラ騎手への乗り替わりは賛否がありそうですが、モレイラ騎手も実力上位なのでそこまでマイナスにはならないです。

今回は前に行きそうな馬がある程度そろったので枠の並びが非常に重要ですが、弥生賞ディープインパクト記念のような競馬ができれば皐月賞でもかなり面白い1頭となるでしょう。

★評価点
・弥生賞ディープインパクト記念の勝ち馬
・弥生賞ディープインパクト記念は強い競馬
・中山巧者
・立ち回りが上手
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・データと相性の悪いキャリア6戦以上の馬
・ゲートは上手くない

サンライズアース

主な勝ち鞍
  • すみれステークス (L) 2024年

サンライズアースは前走のすみれステークスを制した馬です。

新馬戦を逃げて勝利した馬ですが、すみれステークスはスタートが決まらず後ろから2番手の競馬となりました。

しかし、残り900mくらいの位置から一気にまくって3~4コーナーで先頭に立ちます。

直線では好位から動いて残り200mで加速し、最後に詰めてきたジューンテイクの追撃も退けて勝利しました。

先ほど紹介したコスモキュランダにも言えることですが、デムーロ騎手の神騎乗が勝利につながっており、騎手の力量が結果に反映された一戦です。

新馬戦とすみれステークスしか使っていませんが、どちらも10頭未満だったのでフルゲートの今回、うまく立ち回れるかはポイントです。

ただ、デムーロ騎手が弥生賞ディープインパクト記念勝ち馬のコスモキュランダではなくサンライズアースに騎乗するのはこの馬にとって良いでしょう。

今年は前に行く馬が多数そろいましたが、すみれステークスでまくりを証明しているので、ある程度柔軟には対応できそうです。

あとは、相手関係でしょうか。

これまで以上にライバルが強力なので上位争いは容易ではありませんが、そのなかでどのような競馬を見せてくれるか注目したいです。

★評価点
・前の競馬が得意
・すみれステークスでまくりを決めた
・デムーロ騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・相手関係の強化
・データと相性の悪い前走リステッド組

サンライズジパング

主な勝ち鞍
  • 若駒ステークス (L) 2024年

サンライズジパングは暮れのホープフルステークスで13番人気の低評価ながらも3着入りし、大波乱の立会人となっています。

これまでの戦績を見てみると、未勝利戦がダートで、ダート王者決定戦である全日本2歳優駿でも2着、さらには前走若駒ステークスが重馬場条件で勝利しているように、パワー型の馬です。

ところが、昨年のホープフルステークスは暮れ開催らしからぬ高速馬場条件下で3着でした。

いまいち適性が掴みづらいですが、ホープフルステークスにおいては直線で伸びを見せたもののシンエンペラー比較でみると使える脚は限定的だったので本質的にはタフな馬場のほうが合っています。

時計勝負にもある程度は対応していますが、高速馬場巧者はほかに候補が要るのでどちらかというと時計は掛かってほしいです。

皐月賞は開催最終週なのでタフな条件下になってもおかしくありませんが、近年はJRA造園師の努力や技術革新の影響もあって最終週でも高速馬場はザラにあります。

当日のトラックバイアスを見ながら印を考えたいです。

★評価点
・芝ダートG1(Jpn1)で馬券に絡んだ
・パワー型の馬
・高速馬場もある程度対応
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・データと相性の悪いキャリア6戦馬&前走リステッド組
・トラックバイアスで評価が変わる

シュバルツクーゲル ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

シュバルツクーゲルのベストバウトは2走前の東スポ杯2歳ステークスです。

最内からスタートを決め、飛ばすテリオスルルからすこし距離を置いて、2番手で競馬を行い、直線では一杯になったテリオスルルをかわして先頭にたちます。

外から動いたシュトラウスには差されてしまいましたが、2着を果たしました。

テリオスルルが逃げたため序盤から中盤にかけて流れましたが、少し離れていたとはいえある程度流れるポジションに身をおきつつ、最後の最後まで脚を引き出せたのは好感が持てますし、底力が伝わりました。

ただし、前走の弥生賞ディープインパクト記念は5着に敗れています。

ここでも2番手の位置で競馬を行いましたが、3~4コーナーくらいから後続に詰め寄られ、直線では最内から仕掛けたものの思うように伸び切れませんでした。

逃げたシリウスコルトが3着に粘っていることからポテンシャル面の疑問が浮かびそうですが、馬体重が前走比較で+18キロだったのでコンディションがよくなかった可能性もあります。

今回は引き続き中山芝2,000mの舞台ですが、東スポ杯2歳ステークスのときのように流れてくれた方が出し切れそうです。

ただ、東スポ杯2歳ステークスも最後はシュトラウスに差されているのでそのときよりも強力なメンバー構成で上位争いするのは簡単ではなさそうです。

★評価点
・流れると底力を発揮できる
・中山芝2,000mでしょうりじっせきがある

▼課題
・月曜日の時点で除外対象馬
・ポテンシャル面で太刀打ちできるか
・前走から立て直したい
・データと相性の悪い前走3着以下の馬

シリウスコルト

主な勝ち鞍
  • 芙蓉ステークス (OP) 2023年

シリウスコルトは前走の弥生賞ディープインパクト記念で3着入線し、無事に皐月賞の切符を手にしました。

3走前の芙蓉ステークスが面白く、中団の位置で最初のコーナーを通過しましたが、2コーナー辺りで前の隊列に加わり、じりじりと動ける条件を確保しつつ、3コーナーで押し上げて勝利しました。

時計は地味でしたが三浦騎手のレースメイクが冴えていた一戦で、騎手の力量が勝利に大きく影響していました。

前走の弥生賞ディープインパクト記念も先頭で競馬を行いつつ、ラスト3Fまでペースダウンして体力を温存し、直線で動いて3着でした。

シリウスコルトはそこまでキレる脚は持っていないので逃げや先行が合っていますが、三浦騎手はシリウスコルトに騎乗すると格段にレースメイクがよくなります。

そのため、皐月賞でもこのコンビが見られるのは評価できます。

ただ、今回は相手関係の強化はもちろんのこと、前に行きたい馬がある程度そろったので枠の並びはほかの馬以上に重要になるでしょう。

★評価点
・三浦騎手が引き続き騎乗
・弥生賞と芙蓉ステークスはレースメイクがうまい
・中山芝2,000mにおける実績がある

▼課題
・枠の並びが重要
・多頭数で力を発揮できるか
・データと相性の悪い前走3着以下の馬

ジャスティンミラノ

主な勝ち鞍
  • 共同通信杯 (G3) 2024年

ジャスティンミラノは2戦2勝の無敗馬で、前走の共同通信杯を制しました。

共同通信杯ではスタートをうまく飛び出してパワーホールの2番手で競馬を行います

スタートから終い4Fまで1Fあたり12秒台の超スロー展開からの上がり3F勝負で上がり32秒6の末脚を使って勝利しました。

この共同通信杯はメンバー構成G2レベルでしたが、スロー展開から上がり勝負で瞬発力が問われるレースで総合力は二の次でした。

ジャスティンミラノにとって幸いだったのが3番手以下の馬がスローを察して中団以降早めに押し上げなかったことです。

そのおかげで、直線では上がり2位の末脚で楽に勝利できましたし、騎手的な意味で相手に恵まれました。

新馬戦も先行からの上がり3F勝負で勝利しています。

この2戦はどちらも直線の長い東京コースのもので、長く脚を伸ばして勝利しました。

今回は中山が舞台になり、東京コースで求められる要素がまるで異なります。

出世レースといえる共同通信杯を勝利した馬ですが、近2戦はいずれも上がり3F勝負で展開が楽でした。

そういった意味ではジャンタルマンタルと同じくポテンシャルの限界がいまいち分かりません。

実は非凡な才能があるかもしれませんが、他にも面白い馬は多数いるのでよっぽど追い切りで映えない限りは強く狙う予定はありません。

★評価点
・共同通信杯の勝ち馬
・直線の長い舞台で出し切れる
・上がり3F勝負に強い
・データと相性のいい前走共同通信杯組&前走1着馬

▼課題
・中山は初
・底が分からない
・中山で対応できるか

ジューンテイク ※除外

主な勝ち鞍
  • こうやまき賞 (1勝クラス) 2023年

ジューンテイクは昨年の朝日杯FSで4着入りした馬です。

マイルから中距離まで幅広く結果を残しており、朝日杯FSは末脚を伸ばして、すみれステークスも上がり最速34秒4の末脚で早めに動いて先頭に立ったサンライズアースに1頭だけ詰め寄りました。

しかしながら、前走の若葉ステークスは先行しながら最後の直線でも追い上げようとしましたが、思うように伸び切れずに5着でした。

位置取りは悪くありませんでしたが上がりも平凡でしたし、単純に力負けの可能性が高いです。

今回は月曜日の時点で競走場外対象馬となっていますが、これまでのレースを振り返るとメンバーの中でもポテンシャルは下位だと思います。

力不足だと思うので出走が叶ったとしても印は考えていません。

★評価点
・マイルから中距離までコース適性が広い

▼課題
・月曜日の時点で競走除外対象馬
・データと相性の悪いキャリア8戦馬&前走3着以下の馬&前走リステッド組
・相手が強い

ホウオウプロサンゲ

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

前走の若葉ステークスで2着入りし、皐月賞の切符を手にしたホウオウプロサンゲは、昨年のアイビーステークスでのちにホープフルステークスを勝利するレガレイラに先着しました。

レガレイラに先着といったら聞こえはいいですが、このアイビーステークスは1,000m通過が63秒1の超ドスローからの上がり3F勝負となっており、逃げたホウオウプロサンゲにとって非常に有利な展開です。

レガレイラは上がり最速32秒7の末脚を使いましたがセーフティリードを保っていたこともあってクビ差しのぎました。

レガレイラがもう少し前で競馬していたら差されている可能性は十分あったでしょう。

その後は勝ち負けを繰り返していますが、前走の若葉ステークスではスローの逃げで2着です。

このレースにおいても前半1,000mを61秒0でスローし、終い3F勝負に持ち込んでいますがミスタージーティーに差されて2着、3着のキープカルムにもクビ差まで詰め寄られています。

アイビーステークスと若葉ステークスは自分の競馬を行いベストは発揮しましたが、最後の最後に他馬に差されていることから、馬のポテンシャルというよりも騎手のレースメイクが冴えています。

今年のメンバーの中では実力はそこまで高くないので抑えるとしても相手までにします。

★評価点
・逃げの競馬が得意
・スローから粘り込む競馬を行う
・データと相性のいい前走2着馬

▼課題
・ポテンシャルはメンバーの中でも下位の部類
・ハナに立てないと脆い
・データと相性の悪い前走リステッド組&キャリア7戦馬

ミスタージーティー

主な勝ち鞍
  • 若葉ステークス (L) 2024年

ミスタージーティーは前走の若葉ステークスを勝利し、皐月賞の切符を獲得しました。

兄姉にG1の舞台で好走経験のあるサトノルークスやタッチングスピーチがいる良血馬でポテンシャルの高さに期待できます。

前走の若葉ステークスでは先行競馬で好位を確保しながら直線では上がり34秒2の末脚を以て逃げたホウオウプロサンゲを半馬身捕らえて勝利しました。

ロスのない立ち回りでいい意味で無駄のない競馬を行っています。

ただ、直線の攻防を見る限り瞬間的な加速力にはそこまで長けていませんし、相手が楽だったのも事実です。

完璧な立ち回りを見せたホウオウプロサンゲよりは実力は高いものの、他の重賞路線から挑む馬相手にやれるかというと、正直ポテンシャル的に厳しい気がしました。

★評価点
・先行競馬が得意
・内周りコースでもやれている
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・相手が強い
・重賞では凡走が目立つ
・坂井騎手が下りた
・データと相性の悪い前走リステッド組

メイショウタバル

主な勝ち鞍
  • 毎日杯 (G3) 2024年

メイショウタバルは毎日杯を勝利した馬です。

毎日杯の三戦までにキャリアを5戦(若駒ステークスは競走除外)使っており経験豊富な馬です。

つばき賞の勝ち時計が1分46秒9で過去10開催の内2番目に速いことから、素質の高さが見え隠れしていますが、前走の毎日杯ではその才能を一気に開花させました。

今年の毎日杯は重馬場で開催されましたが、スタートを決めて先頭に立つと内ラチ沿いからロスのない競馬で立ち回ります。

最後の直線において、他の馬が馬場の良い外目を選択して追う中、1頭だけ最内から逃げ切りを図り、しかも上がり最速34秒4の末脚を使って他馬との差は縮めず、2着のノーブルロジャーに6馬身差の圧勝でした。

ノーブルロジャーは今年のシンザン記念で差し切り勝利している馬ですが、強い馬相手に6馬身差は相当なものです。

勝ち時計1分46秒0も秀逸で、過去10年の毎日杯でこれよりも速い時計を出したのじゃシャフリヤールが勝利した2021年(1分43秒9)のみです。

重馬場の条件下で過去2番目に速い時計を叩き出したのでかなりの才を秘めているかもしれません。

毎日杯で好騎乗を決めた坂井騎手から浜中騎手へ戻るのは正直鞍上弱化な気もしますが、ポテンシャルは非常に高いので中山の舞台と当日の馬場がマッチするようでしたら重い印も検討しています。

★評価点
・毎日杯が非常に強い競馬
・つばき賞も好内容
・ポテンシャルの高い馬
・重馬場ならなおチャンスはある
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・坂井騎手から浜中騎手に戻った

ルカランフィースト

主な勝ち鞍
  • 若竹賞 (1勝クラス) 2024年

ルカランフィーストは前走のスプリングステークスで3着入りを果たし、皐月賞の切符を手にしました。

スプリングステークスは4番手で競馬を行いましたが、逃げたアレグロブリランテが超スローに持ち込み、なおかつ後続が動かないことで前有利です。

直線では4番手くらいの位置からじりじり脚を伸ばし、先に抜け出していたチャンネルトンネルをかわしてぎりぎり3着利入りできました。

前有利+後続が何もしなかったため前にいる時点で展開に恵まれましたが、終いのキレはそこまで目立たず、なんとか権利を手にした形となっています。

そのまえの若竹賞は不良馬場のレースでしたが後ろからの競馬となりました。

レース全体がハイペース傾向となりながらも後方でジッと脚を溜めて、直線では大外ブン回しで勝利しています。

厳しい展開でしたが最後の最後に馬場の良いところから脚を伸ばして勝利しました。

このとき下したアレグロブリランテはのちにスプリングステークスで2着入りし、その他の馬も条件戦で善戦しているので意外と素質ある馬に勝ち切れています。

脚質的には先行も差しも可能で、なおかつ良馬場でも不良馬場でもやれていますが、スプリングステークスは展開がかみ合った中での辛勝なのであまり評価しないほうがよいでしょう。

それよりも、若竹賞の後方一気のほうがこの馬らしい競馬なので、レース当日が時計がかかってなおかつ馬場悪化しているようでしたら大穴として抑えてもいいかもしれません。

★評価点
・先行も追い込みも可能
・タフな馬場のほうが出し切れている
・現時点で中山が一番合ってそう

▼課題
・スプリングステークスはかみ合ったものの辛勝
・データと相性の悪い前走3着以下の馬

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