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【オークス2024/騎手予想】騎手で買いたい〝トップ3〟はこちら!

オークス2024騎手予想記事のサムネイル画像

当記事ではオークス2024の過去10年の騎手データをまとめています。

競馬の勝ち負けは【馬の力7割:騎手の力3割】と言われています。

馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。

オークスの過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、騎手買いしたいトップ3を公開しています。

目次(読みたい項目をタップ)

オークス2024で買いたい騎手トップ3

1位 チェルヴィニア×C.ルメール騎手

過去10年のオークスでC.ルメール騎手は【3-2-0-3】でした。

過去10年で3勝している唯一の騎手ですし、勝率37.5%、連対率62.5%はトップクラスの成績です。

この10年間は有力馬に恵まれていたのも事実ですが、今回騎乗するチェルヴィニアも2歳の走りを見る限り素質は上位です。

前走の桜花賞で13着に沈んだため少し人気を落とすと思いますが、ルメール騎手とのコンビでは未だ連対を外していないため、巻き返しにも十分期待できるでしょう。

C.ルメール騎手のおすすめポイント
  • 過去10年のオークスで3勝している【3-2-0-3】
  • コンビの連対率100%
  • 3番人気以内なら特に好走率が高い

2位 ショウナンマヌエラ×岩田康誠騎手

過去10年のオークスで岩田康誠騎手は7回騎乗して【1-0-0-6】でした。

最後の勝利が10年前のヌーヴォレコルトのものなので、しばらく勝ち星から遠ざかっていますが、2017年には9番人気のディアドラを、そして2021年には10番人気のタガノパッションを4着に持ってきていました。

人気落ちを上位に持ってきていることから、オークスと相性がよさそうです。

岩田康誠騎手のおすすめポイント
  • オークスで勝利実績あり
  • 人気落ちの穴馬を上位に持ってきている

3位 ホーエリート×原優介騎手

原優介騎手はオークスに初参戦となりますが、これまで騎乗した4つのG1(Jpn1、海外競馬含む)ではすべてのレースで掲示板入り(5着以内)していました。

はじめてのG1騎乗となった2022年の阪神JFでは16番人気だったミシシッピテソーロを5着に持ってきています。

初騎乗にも関わらず「そこまで緊張しなかった」らしいので、大舞台に強い騎手といえるでしょう。

原優介騎手のおすすめポイント
  • 全てのG1で掲示板を外していない
  • 大舞台に強い
  • コンビの連対率100%

オークス2024の出走馬と騎手

【歴史&出走馬紹介】2024年 オークス|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ミアネーロ牝355.0津村明秀
2クイーンズウォーク牝355.0川田将雅
3エセルフリーダ牝355.0武藤雅
4パレハ牝355.0田辺裕信
5コガネノソラ牝355.0石川裕紀人
6サンセットビュー牝355.0三浦皇成
7ステレンボッシュ牝355.0戸崎圭太
8ホーエリート牝355.0原優介
9ラヴァンダ牝355.0岩田望来
10アドマイヤベル牝355.0横山武史
11ヴィントシュティレ牝355.0北村宏司
12チェルヴィニア牝355.0C.ルメール
13スウィープフィート牝355.0武豊
14ライトバック牝355.0坂井瑠星
15サフィラ牝355.0松山弘平
16ショウナンマヌエラ牝355.0岩田康誠
17タガノエルピーダ牝355.0M.デムーロ
18ランスオブクイーン牝355.0横山和生

オークスの過去10年の騎手データ

騎手成績単勝率連対率複勝率
C.ルメール【3-2-0-3】37.5%62.5%62.5%
M.デムーロ【2-0-2-5】22.2%22.2%44.4%
川田将雅【1-2-0-6】11.1%33.3%33.3%
岩田康誠【1-0-0-6】14.3%14.3%14.3%
松山弘平【1-0-0-2】33.3%33.3%33.3%
戸崎圭太【0-2-0-7】0.0%22.2%22.2%
津村明秀【0-1-0-1】0.0%50.0%50.0%
横山武史【0-0-1-2】0.0%0.0%33.3%
武豊【0-0-0-8】0.0%0.0%0.0%
田辺裕信【0-0-0-6】0.0%0.0%0.0%
三浦皇成【0-0-0-6】0.0%0.0%0.0%
坂井瑠星【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
石川裕紀人【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
横山和生【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
岩田望来【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
武藤雅【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
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過去10年で唯一3勝しているC.ルメールは人気馬に乗ると強い

過去10年のC.ルメール騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ハーパー22
2022スターズオンアース31
2021アカイトリノムスメ22
2020サンクテュエール513
2018アーモンドアイ11
2017ソウルスターリング11
2016エンジェルフェイス310
2015コンテッサトゥーレ1016

過去10年のオークスでC.ルメール騎手は8回騎乗し、【3-2-0-3】でした。

過去10年内で唯一3勝している騎手です。

この中には、このレースと相性の悪い乗り替わりで勝利に導いたスターズオンアースや、データと相性の悪い6枠発走となったハーパーもいました。

データを覆す走りを見せているのが印象深いです。

ただし、ルメール騎手が馬券に絡んだ5頭はいずれも1~3番人気内に支持された馬でした。

そのため、人気馬に騎乗した際は好走に期待できますが、それ以外の馬だと凡走もあり得るかもしれません。

今年は昨年のアルテミスステークスを勝利したチェルヴィニアに騎乗しますが、果たして3番人気内に支持されるか、火曜日の時点では分かりません。

過去10年で2勝しているM.デムーロ騎手は勝つか飛ぶか

過去10年のM.デムーロ騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023エミュー1313
2022サークルオブライフ112
2021ユーバーレーベン31
2020クラヴァシュドール315
2019ラヴズオンリーユー11
2018サトノワルキューレ36
2017アドマイヤミヤビ23
2016ビッシュ53
2015クイーンズリング59

過去10年のオークスでM.デムーロ騎手は9回騎乗し、【2-0-2-5】でした。

2019年のラヴズオンリーユーと2021年のユーバーレーベンで勝利していますが、全盛期の活躍から稍過ぎた中で勝利しているので評価したいところです。

ただ、2022年は1番人気のサークルオブライフに騎乗したものの12着に沈んでおり、近年は勝つか着外かの両極端状態となっていました。

今年、M.デムーロ騎手はタガノエルピーダに騎乗します。

桜花賞好走馬に騎乗したら3連対している川田将雅騎手

過去10年の川田将雅騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023リバティアイランド11
2022アートハウス27
2021ステラリア513
2020リアアメリア84
2019ダノンファンタジー45
2018リリーノーブル42
2016デンコウアンジュ69
2015アンドリエッテ75
2014ハープスター12

過去10年のオークスで川田騎手は3回騎乗し、【1-2-0-6】でした。

3連対して連対率は33%です。

ただし、連対した3頭はいずれも前走の桜花賞で3着内に入線しています。

対して、着外の6頭はすべて桜花賞で4着以下に敗れているか、そもそも桜花賞に出走していませんでした。

今年川田騎手が騎乗するクイーンズウォークは前走の桜花賞で8着に敗れていたのでデータ的には狙いづらいかもしれません。

穴馬を上位に持ってきている岩田康誠騎手

過去10年の岩田康誠騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2021タガノパッション104
2019シャドウディーヴァ76
2018シスターフラッグ1612
2017ディアドラ94
2016アドマイヤリード915
2015レッツゴードンキ210
2014ヌーヴォレコルト21

過去10年のオークスで岩田康誠騎手は7回騎乗して【1-0-0-6】でした。

最後の勝利は2014年のヌーヴォレコルトなので6年連続馬券外です。

しかしながら、2017年には9番人気のディアドラを、21年は10番人気のタガノパッションを4着に持ってきています。

穴馬を2回上位争いに持ってきた手腕は評価したいです。

今回騎乗するショウナンマヌエラもおそらく人気しないと思いますが、意外と侮れない1頭になるかもしれません。

松山弘平騎手の勝利は三冠牝馬のもの

過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2021アールドヴィーヴル75
2020デアリングタクト11
2019エールヴォア811

過去10年のオークスで松山弘平騎手は3回騎乗し、【1-0-0-2】でした。

勝利に導いた馬は史上初の無敗三冠牝馬の座を手にするデアリングタクトです。

それ以外の2開催は着外に沈んでいますが、人気のない馬でした。

馬質次第でチャンスはあるかもしれません。

今年、松山騎手は良血馬ながらもおそらく人気しないであろうサフィラに騎乗します。

有力馬に騎乗したらチャンスのある戸崎圭太騎手

過去10年の戸崎圭太は騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ミッキーゴージャス914
2022プレサージュリフト85
2021スルーセブンシーズ99
2019ウィクトーリア64
2018ロサグラウカ810
2017フローレスマジック56
2016チェッキーノ22
2015ルージュバック12
2014サングレアル47

過去10年のオークスで戸崎圭太騎手は9回騎乗し、【0-2-0-7】でした。

連対した2頭はいずれも1~2番人気に支持された馬です。

今年騎乗するステレンボッシュは前走桜花賞を制した馬で、ここでも間違いなく上位人気に支持されるでしょう。

有力馬に騎乗したら上位争いしているという意味では、ここでも好走に期待できそうです。

なお、オークスは乗り替わり騎手の成績がよくありませんが、2016年に2着に導いたチェッキーノは前走からの乗り替わりでした。

人気落ちを上位に導いた津村明秀騎手

過去10年の津村明秀騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ヒップホップソウル146
2019カレンブーケドール122

過去10年のオークスで津村明秀騎手は2回騎乗しました。

騎乗した2頭の内、2019年のカレンブーケドールは12番人気の低評価ながらも2着に導いています。

もう1頭の2023年ヒップホップソウルも14番人気でしたが6着に持ってきています。

勝ち馬リバティアイランドとの差は大きかったものの、2着のハーパーとの差は0.3秒で人気以上に健闘したといえるでしょう。

津村騎手は前週行われたヴィクトリアマイルで自身初となるG1制覇を成し遂げています。

上り調子なので、ここでも激走に期待できるかもしれませんよ。

今年、津村騎手はフラワーカップを勝利したミアネーロに騎乗します。

3回騎乗で1度馬券に絡んだ横山武史騎手

過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ペリファーニア812
2022ナミュール43
2021ククナ87

過去10年のオークスで横山武史騎手は3回騎乗して【0-0-1-2】でした。

好走したナミュールはマイルチャンピオンシップのイメージからマイラーのイメージが強いですが、オークスのみならず、秋華賞やエリザベス女王杯でも馬券に絡んでおり、中距離の素質も高い馬でした。

有力馬に騎乗したら、上位争いに期待できそうです。

横山武史騎手は今年、フローラステークスを勝利したアドマイヤベルに騎乗します。

武豊騎手は8回すべて全滅

過去10年の武豊騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ソーダズリング58
2022ウォーターナビレラ713
2021クールキャット614
2020ミヤマザクラ47
2019シェーングランツ107
2018マウレア65
2017リスグラシュー35
2015マキシマムドパリ128

過去10年のオークスで武豊騎手は8回騎乗しましたが、勝利どころか馬券にすら絡んでいません。

騎乗した馬のなかには上位人気に支持されたリスグラシューやミヤマザクラ、ソーダズリングもいましたが、いずれも着外に敗れています。

武豊騎手が最後にオークスで馬券に絡んだのは2005年のエアメサイアが最後、20年弱上位入選できていないことからも分かるように、武豊騎手とオークスの相性はあまりよくなさそうです。

今年、武豊騎手は有力馬のスウィープフィートに騎乗します。

6回騎乗ですべて全滅の三浦・田辺騎手

過去10年の三浦皇成騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023キミノナハマリア1718
2022ニシノラブウインク148
2018ウスベニノキミ128
2016ダイワドレッサー178
2015アースライズ134
2014クリスマス1512
過去10年の田辺裕信騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ライトクオンタム1217
2021パープルレディー1210
2020マルターズディオサ1210
2018カンタービレ713
2016レッドアヴァンセ117
2014マーブルカテドラル106

過去10年のオークスで三浦皇成騎手と田辺裕信騎手は6回騎乗しましたが、すべてのレースで着外に沈んでいました。

両騎手とも美浦の中堅として活躍していますが、オークスとの相性は高くありません。

ただ、両騎手とも騎乗した馬はすべて人気のない馬でした。

その中で、三浦騎手は2015年に13番人気のアースライズを4着に持ってきているので敗因は決して騎手の力量だけではなさそうです。

今年、三浦騎手はサンセットビューに、田辺騎手はパレハに騎乗します。

どちらも間違いなく人気しないと思いますが、その中でどれだけやれるか、注目したいです。

2回未満の騎乗で着外は5名

過去10年の坂井瑠星騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ラヴェル104
2019ノーワン1518
過去10年の石川裕紀人騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2021スライリー1512
2020インターミッション1818
過去10年の横山和生騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023イングランドアイズ1116
2022ライラック1211
過去10年の岩田望来騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2021エンスージアズム1418
過去10年の武藤雅騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2019ジョディー1414

過去10年のオークスで1~2回騎乗して着外に敗れた騎手は下記5名です。(かっこ内は今回騎乗馬)

坂井瑠星騎手(ライトバック)
石川裕紀人騎手(コガネノソラ)
横山和生騎手(ランスオブクイーン)
岩田望来騎手(ラヴァンダ)
武藤雅騎手(エセルフリーダ)

いずれの騎手も人気のない馬に騎乗して凡走していることから、馬質次第では挽回にも期待できるでしょう。

今回初騎乗は原騎手

過去10年のオークスで一度も騎乗がない騎手は原優介騎手です。

原騎手はウィルソンテソーロのコンビで一躍名前が浸透した騎手ですが、2022年の阪神JFでG1に初騎乗した際、16番人気のミシシッピテソーロを5着に導いています。

それ以外にも昨年の東京大賞典でウィルソンテソーロを2着に、そして、今年のドバイワールドカップでも4着に入線していることから、意外とG1レースと相性のいい騎手かもしれません。

今年、原騎手はフラワーカップで2着のホーエリートに騎乗します。

オークス2024の出走人馬のコンビ成績と評価

馬名騎手成績単勝率連対率複勝率
アドマイヤベル横山武史【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
エセルフリーダ武藤雅【2-0-1-1】50.0%50.0%75.0%
クイーンズウォーク川田将雅【2-1-0-1】50.0%75.0%75.0%
コガネノソラ石川裕紀人【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
サフィラ松山弘平【1-1-1-2】20.0%40.0%60.0%
サンセットビュー三浦皇成【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
ショウナンマヌエラ岩田康誠【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
スウィープフィート武豊【1-0-0-1】50.0%50.0%50.0%
ステレンボッシュ戸崎圭太【0-0-0-0】
タガノエルピーダM.デムーロ【0-0-0-0】
チェルヴィニアC.ルメール【2-1-0-0】66.7%100.0%100.0%
パレハ田辺裕信【0-0-0-0】
ホーエリート原優介【0-1-0-0】0.0%100.0%100.0%
ミアネーロ津村明秀【2-0-0-0】0.0%100.0%100.0%
ライトバック坂井瑠星【1-0-1-0】50.0%50.0%100.0%
ラヴァンダ岩田望来【1-1-1-0】33.3%66.7%100.0%
ランスオブクイーン横山和生【0-0-0-0】

アドマイヤベル×横山武史騎手 評価A

前走のフローラステークスで初コンビを組んで好位から楽な手ごたえで競馬を行い、勝利を掴みました。

早い時期からオークスを目標にしていただけに、前走フローラステークスで権利獲得できるか重要な局面でしたがしっかり結果を残すことができました。

横山武史騎手は引き続きアドマイヤベルに騎乗することから分かるように、陣営から人馬の相性は期待されていることでしょう。

エセルフリーダ×武藤雅騎手 評価A

デビューから4戦すべてで騎乗している武藤雅騎手は、これまでコンビを組んで【2-0-1-1】でした。

先行競馬を中心に行っていますが、前走ミモザ賞では後ろからの競馬を行いつつ勝ち切っているように、前でも後ろでも自在性のある競馬を見せています。

相手関係の強化やフルゲートレースなど、課題も多いですがその中でどこまでやれるか注目です。

クイーンズウォーク×川田将雅騎手 評価A

デビューから4戦すべてに騎乗し、【2-1-0-1】の成績を残しています。

前走の桜花賞は内から突いたものの8着に沈みましたが、川田騎手の立ち回りはこれしかないといった競馬でしたし、伸び切れなかったのは純粋にキレ負けでした。

重賞実績のある馬ですし、東京コースでも結果残している馬なので、前走桜花賞のリベンジを果たしたいところです。

コガネノソラ×石川裕紀人騎手 評価B

前走のスイートピーステークスで初めてコンビを組み、勝利しました。

スイートピーステークスはハイペースの競馬となった中で後方から直線一気がはまっています。

展開に恵まれたのも事実だと思うので、ここが試金石の一戦となるでしょう。

サフィラ×松山弘平騎手 評価B

デビューから5戦すべてに騎乗しているのが松山騎手です。

デビュー3戦は全てのレースで馬券に絡みましたが、2走前の阪神JFは1番人気に支持差ながらも4着、勝ち馬アスコリピチェーノとの差は0.7秒もありました。

前走クイーンステークスも2番人気を裏切る9着です。

近2戦が負けすぎているのはひとえに松山騎手の騎乗が原因ではないと思いますが、それを考慮しても気になります。

サンセットビュー×三浦皇成騎手 評価C

近2戦で三浦騎手はサンセットビューに騎乗していますが、【0-0-0-2】でした。

しかも、2戦とも掲示板外に沈んでいます。

両レースとも10番人気以下の低評価だったので馬質も影響していると思いますが、全く見せ場がありませんでした。

オークスで激走できるかといわれると、控えめに言っても厳しいといわざるを得ません。

ショウナンマヌエラ×岩田康誠騎手 評価B

ショウナンマヌエラとは前走の桜花賞で初コンビを組みましたが、結果は17着でした。

7枠から発走して果敢にハナに立って競馬を行っていますが、速いラップを刻んだ影響もあって直線入りの段階ですでに苦しくなりました。

ただ、やりたいことはやってのけた感じがしましたし、強気の競馬は嫌いではありません。

今回は距離が長くなるので逃げはより厳しいと思いますが、ゆったりした流れになってくれれば桜花賞よりやれるかもしれないです。

スウィープフィート×武豊騎手 評価A

2走前のチューリップ賞で初コンビを組むと、いきなり重賞初制覇を成し遂げ、前走桜花賞でも最後方からの直線一気で4着入りしました。

後手は踏みがちですが、阪神JFの時と比較するとゲートもだいぶ改善されています。

永島騎手には悪いですが、人馬の相性は良いです。

チェルヴィニア×C.ルメール騎手 評価A

デビュー戦から数えて3戦すべてで騎乗したルメール騎手とのコンビ相性は【2-1-0-0】です。

2走前のアルテミスステークスでは良血馬のサフィラだけではなく、のちに桜花賞で3着入りするライトバックにも先着しました。

前走桜花賞はルメール騎手が怪我のため、ムルザバエフ騎手が騎乗しましたが大外発走も影響して13着です。

前走こそ敗れていますが、素質の高い馬なのでここでの挽回にも期待したいです。

ホーエリート×原優介騎手 評価A

前走のフラワーカップで初めて騎乗し8番人気の低評価でしたが、2着入線しました。

外枠発走も影響し、序盤は中団で身構えていましたが、3コーナー手前くらいから少しずつ進出し、4コーナーで大外ブン回しを行いながらも終い1Fで伸びを見せて2着入りしています。

コースロスなく立ち回ることができれば勝利もあったかもしれませんし、惜しい競馬でした。

原騎手の操縦性もよかったですし、引き続きこのコンビでレースが見られるのが楽しみです。

ミアネーロ×津村明秀騎手 評価S

これまで2戦騎乗して2回勝利している津村騎手は、前走のフラワーカップでは中団で脚を構えながらも最内で経済コースを確保しました。

3コーナーで各馬がじわりと動いた中でも我慢させて、直線では最内から前の馬をかわしつつ勝利しています。

先に紹介したホーエリートとは違ってロスのない立ち回りで勝利し、勝つべくして勝利した津村騎手の見事な騎乗といえます。

これまで2戦2勝ですし、コンビ相性はとても良いです。

ライトバック×坂井瑠星騎手 評価S

前走の桜花賞で3着入りしたときは最後方の直線一気がはまった印象でしたが、その前のエルフィンステークスでは中団で脚を溜めつつ、最後の直線で前を走る2頭の間を割って差し切っています。

積極的な騎乗を得意としている坂井騎手らしい競馬でした。

末脚はメンバー屈指のものを秘めているのでここでも、ライトバックの良さを引き出すことができれば面白いでしょう。

ラヴァンダ×岩田望来騎手 評価A

岩田望来騎手はラヴァンダに3回騎乗してすべてのレースで馬券に絡んでいます。

前走のフローラステークスでは先行しながら最内から伸びて、2着入りしています。

外から伸びたアドマイヤベルには差されてしまいましたが、しぶとく粘って2着を死守し、オークスの切符を確保した意味では仕事していました。

コンビ相性も良いですし、相手が強化される中でどこまでやれるか注目したいです。

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オークスの過去10年の乗り替わりデータ

前走から成績単勝率連対率複勝率
継続騎乗【9-6-7-92】7.9%13.2%19.3%
乗り替わり【1-4-3-55】1.6%7.9%12.7%
今回の乗り替わり騎手と馬
馬名今回騎乗騎手前回騎乗騎手
ステレンボッシュ戸崎圭太J.モレイラ
タガノエルピーダM.デムーロ川田将雅
チェルヴィニアC.ルメールB.ムルザバエフ
パレハ田辺裕信鮫島克駿
ランスオブクイーン横山和生J.モレイラ
乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手
年度着順馬名騎乗騎手
2023ドゥーラ斎藤新
2022スターズオンアースC.ルメール
スタニングローズD.レーン
2021アカイトリノムスメC.ルメール
2020ウインマリリン横山典弘
ウインマイティー和田竜二
2016チェッキーノ戸崎圭太
ビッシュM.デムーロ

前走から継続騎乗組が圧倒!

過去10年のオークスの勝ち馬9頭が前走から継続騎乗でした。

また、2~3着に入線した13頭も継続騎乗組となっています。

好走率を見ても継続組のほうが優勢であることから、乗り替わりの馬にとって分が悪いレースといえるでしょう。

オークスの過去10年のテン乗りデータ

成績単勝率連対率複勝率
【1-4-2-41】2.1%10.4%14.6%
※テン乗り=初めて騎乗すること
テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手
年度着順馬名騎乗騎手
2023ドゥーラ斎藤新
2022スターズオンアースC.ルメール
スタニングローズD.レーン
2021アカイトリノムスメC.ルメール
2020ウインマリリン横山典弘
ウインマイティー和田竜二
2016チェッキーノ戸崎圭太
ビッシュM.デムーロ
今回のテン乗り騎手と馬
馬名今回騎乗騎手前回騎乗騎手
ステレンボッシュ戸崎圭太J.モレイラ
タガノエルピーダM.デムーロ川田将雅
パレハ田辺裕信鮫島克駿
ランスオブクイーン横山和生J.モレイラ

乗り替わり騎手のほとんどがテン乗りだった

過去10年のオークスで乗り替わりの馬は8頭が馬券に絡んでいますが、そのうち7頭がテン乗りでした。

唯一、過去に騎乗した騎手の乗り替わりで好走したのが2023年の3着馬ドゥーラです。

オークスで乗り替わった騎手のほとんどがテン乗りでした。

オークス2024追い切り評価

オークス2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

オークス2024の最終予想

オークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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