【天保山ステークス2024予想】本命におすすめの3頭+三連系で狙いたい穴馬2頭はこちら!
天保山ステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
天保山ステークス2024の予想ポイント
- 逃げと先行馬が活躍
- ミスプロ系とナスルーラ系に注目
- 1人気【2-4-2-2】の複勝率は80%、2人気は全頭着外
- 前走オープンレースで5着以内の馬は評価を上げたい
天保山ステークス2024予想の最終買い目
天保山ステークスが開催される土曜日の京都競馬場の界隈は曇りのち雨の予報が出ていました。
ちょうど天保山ステークスが開催される15時ごろから雨が降るようです。
前日金曜日は朝方まで激しい雨が降っていたようで、9時30分の時点でダートは不良馬場でした。
その後は晴れたようなのである程度馬場は回復すると思いますが、気温はそこまで高くなく、風もなかったので極端に乾く感じはしません。
うましるでは曇りの重馬場、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 3 エーティーマクフィ
父 | マクフィ |
母 | テンシンランマン |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 大山崎S(3勝クラス) 2023年 |
前走 | コールドムーンS(OP) 2着 |
本命はエーティーマクフィにしました。
主な勝ち鞍は3勝クラスの大山崎ステークスですが、オープン昇格後の3戦はいずれも馬券内に絡んでいます。
また、この3戦はすべて勝ち馬と僅差で、いつ勝ち負けしてもおかしくありませんでした。
脚質的には後ろからの競馬になりそうなので、内枠は少し分が悪いようにも見えますが、血統的にも好走要因はあります。
休み明けも昨年の四日市特別で走れているので問題ないでしょう。
相手は相変わらず強力ですが、団野騎手の手綱さばきを信じたいです。
〇対抗 9 サトノルフィアン
父 | ゼンノロブロイ |
母 | ヴィヴァシャスヴィヴィアン |
母父 | Distorted Humor |
主な勝ち鞍 | BSイレブン賞(3勝クラス) 2024年 |
前走 | BSイレブン賞(3勝クラス) 1着 |
対抗はサトノルフィアンにしました。
前走3勝クラスのBSイレブン賞の内容がよく、先行しながら上がり最速35秒7の末脚を使って直線は独走、2着のハードワイヤードに4馬身差の勝利です。
勝ち時計1分23秒1も優秀ですし、力のある走りを見ることができました。
今回はオープン緒戦なので相手関係はある程度強化されていますが、前走BSイレブン賞の内容がなかなかよいので出し切れればオープンクラスでも通用するはずです。
前日の時点では思った以上に人気しておらず、配当妙味も高いので2番手評価にしました。
▲単穴 12 ピンシャン
父 | Speightstown |
母 | Beauty and Light |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | すばるステークス(L) 2022年 |
前走 | カペラステークス(G3) 15着 |
単穴はピンシャンにしました。
近走を見てみると二桁着順が多々見られ、年齢的な影響もあってか調子は落としている感じがします。
しかしながら、今年の出走馬の並びを見てみると、比較的単騎逃げはできそうでした。
ピンシャンは逃げたときは比較的安定して走ることができるので、自身の競馬は行いやすいと思います。
血統的にもこのレースと相性の良いミスタープロスペクター系ですし、人気も全くないので配当妙味も考慮して3番手評価にしました。
△連下 2 レオノーレ
父 | マジェスティックウォリアー |
母 | キングベイビー |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | テレビ静岡賞(3勝クラス) 2023年 |
前走 | アハルケテステークス(OP) 9着 |
レオノーレは連下にしました。
2走前のコーラルステークスの内容がよく、内枠から杯―ペースの逃げを行って2着でした。
大外から急襲したレディバグには惜しくも敗れてしまいましたが、惜しい競馬でしたし、意表をついた逃げは見事ハマったように感じます。
今回も内枠を引いたうえ、今年の天保山ステークスは前に行きそうな馬がピンシャンくらいしかいないので出し抜ける可能性は高いでしょう。
ただ、ゲートはあまり安定していませんので包まれる可能性も考慮して、相手までにしています。
△連下 16 アルファマム
父 | マジェスティックウォリアー |
母 | ダイオプサイド |
母父 | フジキセキ |
主な勝ち鞍 | 霜月ステークス(OP) 2023年 |
前走 | 栗東ステークス(L) 3着 |
人気のアルファマムは連下にしました。
近走のレース内容を見てみると、後ろからの競馬を主流としています。
今回は大外16番を引きましたが、包まれるリスクがない意味では好枠を引けたのではないでしょうか。
近2戦はどちらも掲示板していることからオープンクラスの実力はあります。
前走の栗東ステークスの内容を見る限りはコース適性にも期待できそうですし、意識しながらもう少し前目の位置を積極的に狙ってくれれば好走にも期待できそうです。
単勝
3 エーティーマクフィ
馬連流し
軸馬:3
相手:2、6、9、12、16
三連複フォーメーション
1頭目:3
2頭目:2、6、9、12、16
3頭目:2、6、9、12、16
天保山ステークス2024の有力馬3頭
土曜日に開催される天保山ステークスは非重賞競走ですが、上半期最後のオープン競走ということで、短距離実績のある馬が多数参戦しています。
今年の出走登録馬の中から実力上位の馬を3頭取り上げました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
サトノルフィアン
- BSイレブン賞 (3勝クラス) 2024年
前走のBSイレブン賞で高いパフォーマンスで完勝したサトノルフィアンが中心となりそうです。
もともとは芝でデビューした馬でしたが、血統背景もあってダートに転向してからは好成績を残し始めました。
3勝クラスではなかなか勝利がなかったものの、安定して上位入りしており、前走のBSイレブン賞では休み明けもおかまいなしに先行からの横綱競馬で2着のハードワイヤードに4馬身差の完勝でした。
休養明けで大きく成長したのか、危なげのない走りでしたし、勝ち時計1分23秒1も優秀です。
今回は昇級初戦となりますが、そこまで抜けた馬はいないのでいきなりもあるかもしれません。
エーティーマクフィ
- 大山崎S (3勝クラス) 2023年
エーティーマクフィも先に取り上げたサトノルフィアン同様芝でデビューした馬でしたが、ダートに転向してからは【3-4-2-0】で複勝率はなんと100%です。
とくに、昇級初戦となったペルセウスステークスは6番人気の低評価でしたが、勝ち馬ヘリオスにアタマ差の2着でした。
交流重賞を頻繁に使われている実力馬相手にぎりぎりまで追いつめていることからエーティーマクフィのポテンシャルの高さがうかがえます。
京都ダート1,400mも【1-1-0-0】ですし、血統的にもミスタープロスペクター系の馬は活躍傾向にあるなど、好走データは多いです。
現級でも何度も上位争いしているので、ここでも馬券内には期待できるでしょう。
テーオーステルス
- すばるステークス (L) 2024年
テーオーステルスは短距離ダートに特化したレースプランが取られている生粋の短距離馬です。
今年の緒戦に挑んだすばるステークスではハイペースの流れで先行しながら2着のスマートフォルスの追撃もかわして優勝しました。
時計自体はそこまで速くありませんでしたが、タイトな流れでもしぶとく脚を使って粘っている点は評価したいです。
ただし、前走のコーラルステークスは大外116番から好発を切ったものの、内で前に行きたい馬が多数いたことで、6番手くらいの位置になり、コーナーで早めにまくったものの直線で一杯になり7着に沈みました。
敗れはしましたが、大外ということもあり、ロスを覚悟で動いた姿勢は悪くありません。
直線で失速していることから、もう少し内で競馬できていたら最後まで余力を残せた可能性は高いです。
前走コーラルステークスは着順ほど悪い競馬ではないため、状態を立て直してリベンジに期待したいところです。
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天保山ステークス2024の穴馬2頭
近年の天保山ステークスは穴馬もたびたび台頭しているので三連系馬券で予想する際は特に穴馬も絡めながら予想したいです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
スマートフォルス
- 端午ステークス (OP) 2023年
スマートフォルスはデビューからダート1,200~1,400mばかり使ってきた馬です。
3歳のころは端午ステークスを勝利し、古馬混合戦でも連対していました。
前走のすばるステークスも勝ち馬テーオーステルスに3/4馬身差の2着入線しており、古馬になってからもこの路線で結果を残しています。
ただし、2走前の令月ステークスは人気を裏切る6着、そして前走の松風月ステークスも後方から追込を仕掛けましたが5着まででした。
どちらも着順自体は悪くありませんが、後方一気がハマらずに崩れています。
脚質的には今回も後ろから競馬を行うと思うので、好走するには道中の仕掛けどころが重要となるでしょう。
ハマればこのメンバー相手なら上位争いにも期待できそうです。
レオノーレ
- テレビ静岡賞 (3勝クラス) 2023年
昨年オープン入りしたレオノーレも面白そうな馬です。
オープン昇給後はなかなか馬券に絡むことがありませんでしたが、2走前のコーラルステークスではこれまで見せなかった逃げの競馬を披露しました。
内枠から果敢に飛び出し、低斤量の恩恵を活かしたハイペースの逃げを行い、経済コースを立ち回りながら粘りを図りました。
最後の最後には大外から一気を決めたレディバグに差されてしまいましたが、レディバグが引退レースでメイチだったことを考えれば相手が悪かったといえるでしょう。
惜しくも2着でしたが、低斤量や内枠など、条件全てを味方につけた競馬で非常に惜しい競馬でした。
前走アハルケテステークスや3走前のバレンタインステークスは後ろの競馬で特に末脚を活かせているわけでもないため、できるだけ前目をつけたいところです。
枠はもちろんのこと、序盤から押して行って前目を確保できれば、力は発揮できるでしょう。
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ここからは天保山ステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
天保山ステークス2024の概要
天保山ステークスは京都競馬場で開催されるダートの短距離競走です。
レース名の「天保山(てんぽうざん)」とは、大阪府大阪市港区にある人口の山で、標高4.5mの日本一低い山でした。
現在は2番目に低い山となっていますが、天保山があるエリアには海遊館や観覧車、さらに、渡船を使えばユニバーサルスタジオジャパンにもアクセスできることから、セットで観光できますよ。
さて、天保山ステークスはもともと阪神競馬場で開催されていましたが、今年は阪神競馬場がリフレッシュ工事を行うため、京都競馬場で代替開催されます。
同週には地方の浦和競馬場でJpn1に昇格したさきたま杯が行われるため、ほとんどの有力短距離馬はそちらを選択しました。
天保山ステークスはオープン競走なので、条件戦上がりの馬やオープンクラスで実績を重ねる馬、重賞クラスから難易度を下げて勝ち負けを狙う馬など、各路線から参戦しています。
抜けた馬を探すのが難しく、かえって難関かもしれませんが、的中した時の配当妙味にも期待できることでしょう。
夏競馬を目前に控えた、上半期最後の短距離オープンダートレースを勝利するのはどの馬でしょうか?!
うましるでは阪神で開催された2014年~2023年の過去10開催の天保山ステークスのデータをまとめています。
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天保山ステークス2024の開催内容
開催日 | 6月22日(土曜) 15:35発走 |
格付け | オープン(OP) |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | ダート1,400m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 2200万円 |
天保山ステークス2024が開催される京都のダート1,400mの特徴
スタート地点 | 2コーナー奥ポケットの芝の上 |
コース | 右回り |
1周の距離 | 1,607.6m |
直線距離 | 329.1m |
高低差 | 3.0m |
フルゲート | 16頭 |
(過去5年) | 平均タイム1:26.5 |
コースレコード | 1:21.7 (2014年 すばるS【OP】ベストウォーリア) |
阪神で開催された天保山ステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:24.0 |
レコードタイム | 1:21.5 (2013年 スリーボストン) |
スタート地点は2コーナー奥のポケットでスタートから約200mは芝の上を走ります。
芝コースは外枠のほうが長く設けられていますが、芝スタートの阪神ダート1,400mや東京ダート1,600mと比較するとそこまで枠の優劣はありません。
スタートから最初の3コーナーまでの距離は約600mと長いものの、序盤が芝スタート+短距離レースということもあって全体的には流れやすいです。
向こう正面半ばあたりからゆったりとした上り傾斜に差し掛かり、3コーナーで坂のてっぺんを迎え、4コーナーの入り口にかけてこれまで駆け上がった分の上り坂を駆け下ります。
これがいわゆる【淀の坂】と呼ばれるもので、下りの慣性を活かした早めにスパートを仕掛ける傾向が強いです。
最後の直線は約329mで、終始平坦なコースとなっています。
中山や東京、阪神のように直線上に上り坂がないため、スピードトラックとなっており、意外とパワーは問われません。
スピードと持久性に長けた馬に注目したいです。
京都のダート1,400mはここをチェック!
- 芝スタートだが枠の優劣はない
- 最初のコーナーまでの距離が長い
- ハイペースになりやすい
- 早めのスパートになりやすい
- スピードや最高速度を維持する持久性が問われる
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天保山ステークス2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ベジャール | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 |
2 | レオノーレ | 牝5 | 55.0 | 幸英明 |
3 | エーティーマクフィ | 牡5 | 57.0 | 団野大成 |
4 | スマートフォルス | 牡4 | 57.0 | 荻野極 |
5 | メイショウテンスイ | 牡7 | 58.0 | 西塚洸二 |
6 | エルゲルージ | 牡5 | 57.0 | M.デムーロ |
7 | ロードラディウス | 牡4 | 57.0 | 和田竜二 |
8 | テーオーステルス | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
9 | サトノルフィアン | 牡5 | 57.0 | 坂井瑠星 |
10 | コパノパサディナ | 牡4 | 57.0 | 岩田望来 |
11 | コパノニコルソン | 牡5 | 57.0 | 田口貫太 |
12 | ピンシャン | 牡7 | 59.0 | 松若風馬 |
13 | メイショウダジン | 牡7 | 58.0 | 小沢大仁 |
14 | ハチメンロッピ | 牡4 | 57.0 | 原優介 |
15 | ロードアウォード | セ4 | 57.0 | 川田将雅 |
16 | アルファマム | 牝5 | 57.0 | 西村淳也 |
天保山ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 稍重 | 1 | 8 | メイショウダシン | 10 | 欅ステークス(OP) | 4 |
2 | 15 | ワルツフォーラン | 8 | 京都グランドオープン(OP) | 9 | |
3 | 5 | ベルダーイメル | 7 | 栗東ステークス(L) | 5 | |
2022 良 | 1 | 2 | ケイアイドリー | 1 | 天王山ステークス(OP) | 5 |
2 | 12 | シゲルタイタン | 4 | 天満橋ステークス(3勝) | 1 | |
3 | 13 | メイショウテンスイ | 13 | 栗東ステークス(L) | 13 | |
2021 良 | 1 | 16 | ピンシャン | 1 | 鎌倉ステークス(3勝) | 1 |
2 | 11 | バティスティーニ | 7 | コーラルステークス(OP) | 2 | |
3 | 15 | サヴィ | 3 | 欅ステークス(OP) | 7 | |
2020 不良 | 1 | 8 | サヴィ | 5 | 名鉄杯(OP | 3 |
2 | 12 | レッドルゼル | 1 | コーラルステークス(OP) | 1 | |
3 | 6 | ヒラソール | 6 | 高瀬川ステークス(3勝) | 11 | |
2019 重 | 1 | 3 | ヴェンジェンス | 3 | ポラリスステークス(OP) | 1 |
2 | 2 | ファッショニスタ | 1 | 播磨ステークス(1,600万) | 1 | |
3 | 12 | スマートアヴァロン | 11 | ポラリスステークス(OP) | 15 | |
2018 良 | 1 | 10 | ウインムート | 5 | 栗東ステークス(OP) | 1 |
2 | 13 | ヒデノインペリアル | 11 | バレンタインステークス(OP) | 9 | |
3 | 9 | スマートアヴァロン | 1 | 天王山ステークス(OP) | 3 | |
2017 良 | 1 | 14 | サウススターマン | 5 | コーラルステークス(OP) | 4 |
2 | 3 | キングズガード | 3 | 黒船賞(Jpn3) | 2 | |
3 | 5 | コウエイエンブレム | 1 | 栗東ステークス(OP) | 2 | |
2016 稍重 | 1 | 10 | ゴーイングパワー | 4 | 天王山ステークス(OP) | 2 |
2 | 5 | キョウワダッフィー | 1 | 栗東ステークス(OP) | 5 | |
3 | 9 | ナガラオリオン | 6 | 欅ステークス(OP) | 15 | |
2015 稍重 | 1 | 9 | タガノトネール | 4 | 京葉ステークス(OP) | 15 |
2 | 14 | キクノストーム | 5 | 京葉ステークス(OP) | 4 | |
3 | 5 | タイセイファントム | 3 | アハルテケステークス(OP) | 5 | |
2014 良 | 1 | 10 | エーシンビートロン | 5 | 栗東ステークス(OP) | 3 |
2 | 8 | ウォータールルド | 1 | 栗東ステークス(OP) | 2 | |
3 | 4 | ナリタスーパーワン | 3 | 栗東ステークス(OP) | 6 |
【脚質】逃げと先行馬の活躍が目立つ
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-2-0-7】 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 【7-2-5-25】 | 17.9% | 23.1% | 35.9% |
差し | 【2-1-4-43】 | 4.0% | 6.0% | 14.0% |
追込 | 【0-5-1-39】 | 0.0% | 11.1% | 13.3% |
過去10年の天保山ステークスの勝ち馬7頭が先行馬でした。
先行馬は勝率が18%、複勝率が36%と高いレベルで安定しています。
ただし、連対率に関しては逃げ馬がもっとも高く、30%ありました。
対して、差しや追込馬は勝率が4%未満、複勝率も14%未満と低水準となっています。
今年は京都で代替開催されますが、京都のダート1,400mも前有利なので、今年も逃げや先行馬の活躍に期待できるでしょう。
【血統】ミスプロ系とナスルーラ系に注目したい
種牡馬 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ミスタープロスペクター系 | 【4-5-5-34】 | 8.3% | 18.8% | 29.2% |
ロイヤルチャージャー系 | 【3-1-3-31】 | 7.9% | 10.5% | 18.4% |
ナスルーラ系 | 【2-2-2-15】 | 9.5% | 19.0% | 28.6% |
ニアークティック系 | 【1-2-0-34】 | 2.7% | 8.1% | 8.1% |
過去10年の天保山ステークスの好走馬を血統別にまとめました。
ミスタープロスペクター系の馬は【4-5-5-34】で全体の半数近くを占めています。
好走率も高いレベルで安定していました。
また、出走数は少ないものの、ナスルーラ系の馬も【2-2-2-15】で好走率はミスタープロスペクター系の馬に匹敵しています。
対して、ロイヤルチャージャー系の馬はミスタープロスペクター系やナスルーラ系よりやや好走率で見劣り、ニアークティック系の馬はさらに劣っています。
馬券予想の際は血統にも注目したいです。
今年の出走馬の中でミスタープロスペクター系の馬は5頭、ナスルーラ系の馬は3頭いました。(かっこ内は父の名前)
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天保山ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-4-2-2】 | 20.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3番人気 | 【1-1-3-5】 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 【2-1-0-7】 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
5番人気 | 【4-1-0-5】 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
6~9番人気 | 【0-2-3-35】 | 0.0% | 5.0 | 12.5% |
10番人気以下 | 【1-1-2-50】 | 1.9% | 3.7% | 7.4% |
安定の1番人気
過去10年の天保山ステークスで1番人気馬は【2-4-2-2】でした。
勝率こそ20%ですが、連対率は60%、複勝率は80%もあります。
昨年こそ1番人気馬は4着に沈んでしまいましたが、それ以前は7年連続で馬券に絡んでいました。
1番人気馬は馬券に絡む可能性が高いため、できるだけ抑えておきたいです。
惨敗続きの2番人気
過去10年の天保山ステークスで2番人気馬は1頭も馬券内に絡めていません。
掲示板入りした馬も2015年のキョウワダッフィーと2022年のタガノビューティーのみとなっており、それ以外の馬はすべて掲示板外に沈んでいました。
天保山ステークスは1番人気馬が好走している反面、2番人気は惨敗続きだったのです。
6年連続馬券に絡んでいる6番人気以下の馬
過去10年の天保山ステークスで馬券に絡んだ30頭のうちの9頭が6番人気以下の馬でした。
全体的な好走率は決して高くないものの、直近6開催は毎年1頭以上6番人気以下の馬が馬券に絡んでいます。
また、昨年は6番人気以下の馬が馬券内を独占し、馬連34,870円、三連単は121万の超高額配当が飛び出しました。
天保山ステークスは上位人気馬のほうが好走数は多いものの、近年は伏兵も台頭しているので穴狙いで予想してみるのも面白いかもしれません。
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天保山ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-0-14】 | 6.7% | 6.7% | 6.7% |
2枠 | 【1-1-0-14】 | 6.3% | 12.5% | 12.5% |
3枠 | 【0-1-3-13】 | 0.0% | 5.9% | 23.5% |
4枠 | 【2-0-2-14】 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
5枠 | 【2-1-1-15】 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
6枠 | 【0-4-0-15】 | 0.0% | 21.1% | 21.1% |
7枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
8枠 | 【3-2-2-13】 | 15.0% | 25.0% | 35.0% |
外枠有利も今年は京都開催
過去10年の天保山ステークスで馬券に絡んだ19頭が5~8枠の馬です。
このうち、8枠は【3-2-2-13】で勝率、連対率、複勝率いずれの数値も一番高いです。
ただし、過去10年の天保山ステークスはすべて阪神ダートが舞台でした。
今年は京都が舞台となります。
阪神ダート1,400mも京都ダート1,400mも芝スタートのダートコースで一般的に外枠のほうが有利といわれていますが、京都は阪神ほど枠の優劣がありません。
過去10年の天保山ステークスの枠データを見ると外枠有利ですが、今年に限ればそこまで気にしなくても良いかもしれません。
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天保山ステークスの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 【3-3-1-15】 | 13.6% | 27.3% | 31.8% |
前走2着 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
前走3着 | 【2-0-1-4】 | 28.6% | 28.6% | 42.9% |
前走4着 | 【2-1-0-6】 | 22.2% | 33.3% | 33.3% |
前走5着 | 【1-1-2-5】 | 11.1% | 22.2% | 44.4% |
前走6~9着 | 【0-2-2-36】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
前走10着以下 | 【1-0-3-43】 | 2.1% | 2.1% | 8.5% |
前走掲示板外に沈んだ馬は評価を下げたい
過去10年の天保山ステークスの好走馬を前走着順別にまとめました。
前走が1~5着だった馬は勝率10%越え、連対率は20%以上、そして複勝率も30%を超えていました。
対して、前走が6着以下の馬は87頭が出走しましたが勝利したのは2015年のタガノトネールのみです。
勝率も2%未満、連対率5%未満、そして複勝率も10%未満と、1~5着馬に比べて好走率は著しく低かったです。
馬券予想の際は前走着順にも注目したいです。
今年の出走馬の中で前走6着以下だった馬は6頭いました。
天保山ステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G3 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
L | 【0-2-2-21】 | 0.0% | 8.0% | 16.0% |
オープン | 【9-5-7-76】 | 9.3% | 14.4% | 21.6% |
3勝クラス | 【1-2-1-11】 | 6.7% | 20.0% | 26.7% |
前走オープン組が優勢
過去10年の天保山ステークスの勝ち馬9頭、そして2~3着に入線した12頭が前走オープンクラスのレースを走っていました。
好走数だけではなく、好走率も9%と高いです。
連対率と複勝率は前走3勝クラスだった馬に劣っていますが、勝ち馬を探す際は前走オープン組から選択すると良いでしょう。
前走オープン+1~5着入線馬は好走率が高い
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 【2-0-0-3】 | 40.0% | 40.0% | 40.0% |
前走2着 | 【1-1-1-5】 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
前走3着 | 【2-0-1-3】 | 33.3% | 33.3% | 50.0% |
前走4着 | 【2-1-0-5】 | 25.0% | 37.5% | 37.5% |
前走5着 | 【1-1-1-2】 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
前走6~9着 | 【0-2-2-26】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
前走10着以下 | 【1-0-2-32】 | 2.9% | 2.9% | 8.6% |
過去10年の天保山ステークスで馬券に絡んだ21頭が前走オープンクラスのレースを使っていました。
前走がオープンレースだった馬の着順を見てみると、1~5着に入線した馬の好走率が非常に高く、馬券に絡んだ21頭のうちの14頭が前走で掲示板入りしています。
好走率を見ても前走1~5着馬と6着以下の馬では前者のほうがはるかに優れていました。
前走オープンだった馬も着順に注目しましょう。
今年の出走馬の中で前走がオープンクラスのレースでなおかつ1~5着に入線して居た馬は6頭いました。
以上になります。
天保山ステークスの予想の参考にしてみてください!