【中京記念2024追い切り評価/全頭診断】エルトンバローズを上回る最高評価「S」はアノ馬!
中京記念2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中京記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
7月17日の馬場状態
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の一番時計はチェイスザドリームの4F49秒1です。
49秒台の馬は2頭いましたが50秒台の馬も2頭のみで極端に時計が出ている感じはしません。
ウッドは一番時計がダイシンクローバーの6F78秒9です。いつも通りの高速馬場でした。
中京記念2024追い切り評価/全頭診断コメント
中京記念2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D(測定不能)の5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アナゴサン
アナゴサン 7月17日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 53.8 | 39.3 | 12.2 | 末強め | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.3 | 67.0 | 51.8 | 36.5 | 11.3 | G前仕掛け |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 37.7 | 12.8 | 一杯 |
米子ステークス(L)で3着入線したアナゴサンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒8-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。
1週前の10日には栗東ウッドで単走を行いました。
このときも助手騎乗の元、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられて6F83秒3-上がり1F11秒3の時計で末脚を長く活かしました。
1週前追い切りではコーナーワークの段階から軽快な動きを見せています。
前走から間隔も程よく、レースに向けた走りができていました。
直線に入って促されてからも終い2F11秒5-1F11秒3で持続性のある走りを見せています。
アナゴサンは逃げ~先行競馬を得意としている馬ですが、1週前追い切りの動きを見る限り、粘りの競馬にも期待できそうでした。
1週前に負荷を掛けましたが最終追い切りも引き続き末強めに追いました。
馬場の真ん中からリズムよく登坂しており、1週前に引き続き、軽い脚取りです。
途中で手前を替えてからはじりじりと脚を伸ばすことができました。
全体時計、終い時計ともに時計は出していませんが、2週続けてフットワークの軽い動きができていたのは好感が持てます。
間隔も程よいですし、好仕上がりでした。
アルナシーム
アルナシーム 7月18日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 80.0 | 64.9 | 51.3 | 37.9 | 12.6 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 65.5 | 51.0 | 36.9 | 11.4 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 51.6 | 35.6 | 11.2 | 馬なり |
前走のエプソムカップ(G3)で5着入線したアルナシームは18日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
レース当日も騎乗する横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F80秒0-上がり1F12秒6の時計で走破しています。
1週前の11日にも栗東ウッドで単走を行いました。
このときも横山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて5F65秒5-上がり1F11秒4で負荷を掛けています。
1週前映像では序盤からスピード感のある追い切りができています。
四肢の踏み込み量も多くて力強さも見られました。
直線に入って手前を替えるのはワンテンポ遅れましたが、そこから横山騎手が手を動かすと、四肢の回転が速くなり、終い2F11秒7-1F11秒4で長く脚を活かせています。
全体的に負荷はかかっていますし力のこもった脚取りでした。
ただ、時計に関してはいい時期は5F62秒~64秒台を出しているのでもう少し時計が出せても良かったです。
1週前に一杯に追われたため、最終追い切りは馬なりでした。
1週前同様コーナーワークの時点で跳びのある動きができています。
リズムよく動けているのも良いですが、終い1Fは12秒6で減速してしまいました。
いい時期は6F70秒台で走破しながら終い1F11秒台の時計を出した時もあったので、馬なりとは言えその時と比較すると時計面で見劣りしたのは気になります。
動き自体は悪くありませんが、全体としてはまずまずの出来栄えに見えました。
エスコーラ ※取消
エスコーラ 7月17日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 53.4 | 38.0 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.2 | 66.5 | 51.5 | 36.7 | 11.4 | 馬なり |
良血馬のエスコーラは栗東坂路で単走を行いました。
中内田調教師自ら手綱を執って、馬なりで追い、全体時計53秒4-上がり1F12秒3の時計でまとめました。
前走から中4週と間隔はちょうどよく、中間は坂路で5本、ウッドで4本の時計を残しています。
映像はありませんが、12日には栗東ウッドで中内田調教師が追い切りに騎乗し、馬場の外目から強めに追われて6F83秒1-上がり1F11秒2で終いを活かした追い切りが行われていました。
最終追い切りでは坂路で軽めの追い切りが行われています。
馬なりでしたが終始視線は前を向いていてブレない動きを見せています。
脚色も安定していますし、冷静に坂路を駆け抜けていました。
ただ、横からのシルエットを見てみると、全体的に細く見えたのでもしかしたら少し馬体減があるかもしれません。
しかしながら、馬体全体を見るとしなやかなつくりとなっているのでマイルよりも中距離のほうが合いそうでした。
今年は結果を残せていませんが、良血一族の馬として、そろそろ重賞タイトルを手にしたいところです。
エピファニー
エピファニー 7月17日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 53.2 | 36.3 | 10.9 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(良) | 36.1 | 11.2 | 馬なり | |||
前走最終 | 栗東CW(不良) | 80.0 | 63.4 | 49.0 | 36.3 | 12.6 | 馬なり |
今年の小倉大賞典(G3)を制したエピファニーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
レース当日も騎乗する杉原騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで4F追いを行い、4F53秒2-上がり1F10秒9で末脚を伸ばしています。
1週前の10日には美浦のウッドチップコースで単走を行っています。
このときも杉原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで3F36秒1-1F11秒2の時計でまとめました。
1数前追い切りはコーナーワークの段階から頭が高くて少し折り合いは難しそうです。
直線に入って手前を替えてからは我に返ったように視線を前に向け、終い1F11秒2の好時計でゴールしました。
終い時計はよいですし、元気いっぱいでしたが道中のかかりや発汗を見る限り、状態面が気になるところです。
それからは、早めに栗東入りを果たして最終追い切りは栗東ウッドで調整されました。
栗東ウッドの追い切りでは1週前と打って変わって目線が下向きで稍後ろ向きな感じがします。
ところが、直線に入って手前を替えてからは差し切り態勢に入って、終い1F10秒9の好時計で走破しました。
エピファニーは差し馬ですが、2週続けて終いの脚を活かせたのは評価したいです。
また、勝利した小倉大賞典の時同様、早めの栗東入りで長距離輸送のリスクも軽減することができました。
追い切り時計を見てもこの馬らしい末脚競馬に期待できそうですし、得意コースなので重賞2勝目にも期待できそうです。
エルトンバローズ
エルトンバローズ 7月17日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 55.3 | 39.9 | 11.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 東京芝(良) | 84.0 | 67.5 | 52.2 | 37.0 | 11.7 | 馬なり |
昨年の毎日王冠(G2)とラジオNIKKEI賞(G3)を制したエルトンバローズは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計55秒3-上がり1F11秒8の時計で軽い調整を行っています。
前走から1か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは7月から再開し、坂路で10本、ウッドで1本の時計を残しています。
映像はありませんが、唯一追い切りを行った10日のウッド追いでも西村騎手が騎乗してタイセイマーシャル(牡3、未勝利)と併せました。
この時の時計は馬場の真ん中から強めに追って7F97秒6-上がり1F11秒3となっています。
1週前に負荷を掛けたため、最終追い切りは軽い調整でした。
馬場のやや内目から坂路を駆けあがりましたが、シャドーロールの影響もあって視線は集中できています。
ただ、久々のレースということもあって馬体はやや太い感じがしました。
勝利した毎日王冠の最終追い切り時のほうが胸は締まっていることを考慮すると、久々のレースで身体が太くなった可能性はあります。
2週続けて西村騎手が追い切りで感触をつかんだ点は好感が持てますし、後ろ脚の踏み込みも力強さが感じられましたが、いい時期と比較すると少し物足りない追い切りでした。
カテドラル
カテドラル 7月17日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 54.4 | 39.8 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.7 | 38.8 | 12.1 | 馬なり |
小倉芝1,800m巧者のカテドラルは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒4-上がり1F12秒1の時計で登坂しています。
中間はいつも通り坂路を軸にした調整が行われ、今回は坂路で14本と、坂路で入念に調教されました。
最終追い切りも引き続き坂路で調整されていますが、馬なりながらも馬体はシャープで年齢以上の若さが見られます。
首もリズムよくつかうことができていましたし、軸のブレもありません。
時計自体はほとんど出していませんが、年齢以上にしっかりとした脚取りで登坂できたのは印象深かったです。
状態は良さそうなので得意コースでどれだけやれるか注目したいです。
セオ
セオ 7月17日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 52.4 | 37.7 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 818 | 66.2 | 51.4 | 36.5 | 11.5 | G前仕掛け |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 55.6 | 40.3 | 12.5 | 馬なり |
前走の都大路ステークス(L)を制したセオは栗東坂路でレーウィン(セ3、未勝利)と併せました。
上村調教師が自ら指揮を執って馬なりで僚馬を3馬身追走し、全体時計52秒4-上がり1F12秒3の時計で同時併入しています。
1週前の10日には栗東ウッドでここでもレーウィンと併せました。
このときは助手が騎乗して外ラチ沿いから僚馬より3~4馬身先行する形でゴール前仕掛けが行われ6F81秒8-上がり1F11秒5の時計で2馬身半先着しています。
1週前は直線に入ってからの映像しかありませんでしたが、先に動いた僚馬をマークしつつ、残り1Fで鋭く脚を伸ばして先着できたのが印象的です。
促されてからの反応も良かったですし、思い通りの追い切りができたことでしょう。
最終追い切りは坂路で併せ馬を置きつつ、馬なりで調整されました。
少し頭は左を向いていましたが、直線に入ってからはきびきびと動くことができています。
脚取りも確かですし前走に引き続き好調をキープしているように見られました。
前走最終時よりも全体時計、終い時計ともによくなっていますし、動きもよかったので久々の重賞でどこまでやれるか注目したいです。
セルバーグ
セルバーグ 7月17日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 53.8 | 38.6 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.4 | 65.4 | 50.8 | 36.0 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.1 | 12.1 | 末強め |
中京で行われた昨年の中京記念(G3)の勝ち馬セルバーグは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒8-上がり1F12秒1の時計で登坂しています。
1週前の10日には久々にコンビを組む和田騎手を背に、栗東ウッドで単走を行いました。
馬場の外目から一杯に追われて6F81秒4-上がり1F11秒3の好時計でウッドコースを駆け抜けています。
1週前追い切りは最後の直線しか映像がありませんでした。
道中、騎乗した和田騎手が思い切り手を動かすと、セルバーグもそれに応えて終い2F11秒2から1F11秒3で長く脚を活かしていました。
加速ラップではありませんが持続性のある走りができた点はよいでしょう。
1カ月半ぶりのレースですが無駄な脂肪が内馬体も見栄えしました。
1週前に負荷を掛けたため、最終追い切りは馬なりで軽い調整です。
馬なりでしたが道中は舌を出しながらの追い切りで少し走りに集中していなさそうです。
しかし、1週前に追った影響もあって馬体は絞ることができていましたし、コンディションはよさそうです。
10日にウッドで好時計を出していることからまだまだ力は出し切れそうですし、今年の小倉大賞典(G3)のような逃げ粘りができれば、上位争いも十分狙えるでしょう。
ソレイユヴィータ
ソレイユヴィータ 7月17日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 55.3 | 39.9 | 13.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 55.0 | 40.6 | 12.8 | 馬なり |
牝馬のソレイユヴィータは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒3-上がり1F13秒4の時計で登坂しています。
前走の博多ステークス(3勝クラス)から中2週、そして格上挑戦となります。
中間追い切りは1週前から再開し、坂路で9本(すべてキャンター)の時計を残していました。
最終追い切りも馬なりでしたが、追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので動きは分かりません。
時計も馬なりで明らかに出していないので今回は参考外(D評価)とします。
なお、ソレイユヴィータを管理する杉山調教師は追い切り後に「上積みはないものの出来落ちもない」とコメントされていました。
タガノパッション
タガノパッション 7月17日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 52.8 | 38.3 | 13.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.9 | 13.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.9 | 12.9 | 馬なり |
今年の愛知杯(G3)で2着入りしたタガノパッションは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒8-上がり1F13秒2の時計で坂路を駆けあがっています。
1週前の11日にも栗東坂路で馬なり追いを行い、全体時計52秒3-上がり1F13秒0でした。
終い2Fからの映像しかありませんが、舌をぺろりと出しながら追い切りを行っており、やや集中力に欠いた内容です。
脚さばきは軽快でしたが終い時計も13秒0と伸び切れていませんでした。
タガノパッションはもともと坂路で時計を出すタイプの馬ではありませんが、その点を考慮しても時計は物足りないです。
最終追い切りも1週前同様坂路で馬なり調整が行われています。
本線に入る際は少しかかりぎみでしたし、1週前同様舌を出しながらの追い切りで本気は伝わりません。
時計面も1週前同様終い1F13秒2と遅かったです。
馬体を見ても脚が長いタイプなので芝1,800mは短い可能性が高いです。
今回は2週続けて追い切りを確認しましたが、そこまで好材料はなかったです。
テーオーシリウス
テーオーシリウス 7月17日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 54.1 | 38.4 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.7 | 66.3 | 51.6 | 37.1 | 11.9 | 末強め |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 85.6 | 69.0 | 53.0 | 37.1 | 11.4 | 馬なり |
昨年の小倉記念(G3)で2着入りしたテーオーシリウスは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。
今回初コンビを組む西塚騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで4F54秒1-上がり1F12秒0の時計でゴールしています。
1週前の10日にも栗東ウッドで西塚騎手が騎乗しました。
このときは馬場の外目から末強めに追って6F81秒7-上がり1F11秒9の時計で走破しています。
1週前追い切りでは馬場の外目から息を整えつつ追走しています。
コーナーから直線にかけて、楽な手ごたえで動けているのはよいでしょう。
ただ、末強めに追われた割に、終い1F11秒9でした。
テーオーシリウスは良い時期は1F11秒4の時計を出す馬なので、思った以上に終いが出なかった点は引っ掛かります。
負荷を掛けたことで最終追い切りの良化に期待したいところです。
その最終追い切りも栗東ウッドで行われました。
今回は馬なりでしたがコーナーワークから推進力のある動きはできています。
手前を替えてからもじりじりとペースアップし、最終的には終い2F11秒9-1F12秒0の時計でフィニッシュしています。
最後の最後で伸びが見られましたが、時計を見るとそこまでキレのある動きではありません。
ただ、馬体は仕上がっている点はよかったです。
時計が目立たないので評価が難しいところですが、全体的にはまずまずの出来栄えに感じました。
ニホンピロキーフ
ニホンピロキーフ 7月17日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 86.9 | 70.6 | 54.8 | 38.8 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 83.0 | 67.5 | 52.9 | 37.8 | 11.3 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 55.3 | 40.1 | 11.9 | 一杯 |
今年のマイラーズカップ(G2)で3着入線したニホンピロキーフは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の田口騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで6F86秒9-上がり1F11秒4の時計を残しています。
1週前の10日にも栗東ウッドで単走を行いました。
このときも田口騎手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追って6F83秒0-上がり1F11秒3で終いのキレ味を確かめています。
1週前追い切りではコーナーの段階から概ね身体は仕上がっています。
軸足も安定していましたし、直線に入ってからもじりじりペースを引き上げて終い1F11秒3の好時計でまとめることができました。
序盤から中盤に掛けてやや頭が高いようにも見えましたが、追いはじめてからは推進力ある動きを見せており、しっかり反応できています。
負荷を掛ける意味でも価値のある追い切りでした。
1週前に強く追ったため最終追い切りは馬なりで軽い調整となっています。
馬なりでしたが、リズムよく脚を使えています。
直線に入ってからの頭の動きは気になるところでしたが、追い出してからは1週前同様鋭く脚を活かすことができました。
終いの動きは立派ですが、道中の折り合いがやや難しそうですね。
それでも、馬体は仕上がっていましたし、はまれば上位争いにも期待できそうでした。
ボーデン
ボーデン 7月18日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 56.1 | 40.0 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(良) | 82.2 | 66.1 | 51.2 | 36.9 | 11.4 | 直一杯 |
前走最終 | 美浦南W(重) | 67.2 | 51.7 | 36.5 | 11.3 | 馬なり |
前走の錦ステークス(3勝クラス)を勝利したボーデンは18日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
前走に引き続きコンビを組む団野騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで4F56秒1-上がり1F12秒3で軽い調整を行っています。
1週前の10日には美浦ウッドでピコチャンブラック(牡2、新馬)ともう一頭(名称不明)と3併せを行いました。
このときは助手が騎乗して馬場の真ん中、3頭併せの最も外側から6馬身先行する形で直線一杯に追われて、6F82秒2-上がり1F11秒4の時計を残していますがピコチャンブラックに1馬身遅れています。
1週前追い切りは併せ馬の一番外から追いました。
コーナーワークではきびきびとした動きができていますが、直線で内2頭と並んでじりじり脚を伸ばしたものの、最内のピコチャンブラックには1馬身遅れています。
この追い切りでは併せたピコチャンブラックも直線一杯に追われてなかなかいい動きを見せていましたが、併せ馬のもっとも外を回ったとはいえ、新馬相手に遅れてしまったのは気になるところでした。
直線で一杯に追って負荷を掛けたことで、最終追い切りで良化していることに期待したいです。
その最終追い切りは早めに栗東インして栗東ウッドで調整されました。
4F追いで軽めの調整でしたが、馬なりということもあって時計は出していません。
道中の動きを見てみると、1週前に負荷を掛けた影響、くわえて長距離輸送も影響しているのか、そこまで気持ちは乗っていなさそうでした。
淡々と走ることはできていますが、これからもう一度長距離輸送を控えていることを考えると、調子が上がるか難しいところです。
ロングラン
ロングラン 7月17日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 小倉芝(不良) | 72.9 | 56.5 | 41.2 | 13.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.1 | 66.8 | 51.6 | 36.8 | 11.1 | G前仕掛け |
今年の小倉大賞典(G3)で2着入線したロングランは一足先に小倉競馬に乗り込み、芝コースで単走を行っています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで不良馬場の小倉芝コースを5F72秒9-上がり1F13秒4で走破しています。
前走から約3か月ぶりのレースですが、中間は坂路で10本、ウッドで6本の時計を記録していました。
また、1週前の10日には美浦ウッドでムーンヘイロー(牡3、未勝利)と併せ、馬場の真ん中から直線強めに追って5F67秒1-上がり1F11秒6の時計を記録しています。
1週前に負荷を掛け、なおかつ早めの現地入りということで本格的な調整が行われていますが、最終追い切り映像はJRAレーシングビュアーになかったため肝心の動きは確認が取れませんでした。
また、追い切り時計も馬なりでなおかつ不良馬場なので参考にしづらいため、評価はD(参考外)とします。
しかしながら、好走した今年の小倉大賞典の時のように、1週前に美浦ウッド調整⇒最終追い切りの時点で現地入りという、まったく同じ調整を行っていることからこのレースに対する意欲が感じられます。
管理する和田調教師も「今の出来なら勝負になってよい」とコメントされているので、評価以上の好走には期待できそうでした。
ワールドリバイバル
ワールドリバイバル 7月17日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 53.6 | 38.4 | 12.1 | 強め | ||
前走最終 | 函館W(良) | 69.2 | 54.7 | 40.4 | 12.4 | 馬なり |
ワールドリバイバルは栗東坂路で単走を行いました。
もしかしたら今回の中京記念が中央所属騎手として最後の騎乗になるかもしれない小牧季太騎手が追い切りに騎乗し、強めに追って全体時計53秒6-上がり1F12秒1でまとめました。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは7月から再開し、坂路で9本の時計を記録しています。
最終追い切りも引き続き坂路で強めに追いました。
馬場の外目から追い切りを行いましたが、ところどころ斜行する場面が見られます。
ブリンカーを付けて視線を矯正していましたが、操縦性は難しそうでした。
時計自体はこれまでのワールドリバイバルの時計の中では悪くないですし、小牧騎手が最終追い切りに騎乗した点も好感が持てます。
脚取りもしっかりしていて元気いっぱいでしたが、矯正馬具を付けながらもまっすぐ走ることができていなかったのは気になりました。
ここは相手も強化されていますし、上位争いは難しそうです。
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中京記念2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | アナゴサン |
A | エピファニー セオ セルバーグ |
B | アルナシーム エスコーラ ※取消 カテドラル テーオーシリウス ニホンピロキーフ |
C | エルトンバローズ タガノパッション ボーデン ワールドリバイバル |
D | ソレイユヴィータ ロングラン |
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中京記念2024追い切り映像
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中京記念2024の最終予想
中京記念2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。