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【クイーンS2024追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」

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クイーンステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではクイーンステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

7月24日の馬場状態

札幌
この日の札幌は芝・ダートともに稍重でした。
芝コースはサンプル数が少ないため評価が難しいところですが、唯一追い切りを行ったイフェイオンは好時計でゴールしていました。
ダートコースは全体的に時計がかかっているように見えます。

函館
この日の函館は芝とダートが重馬場、ウッドチップは稍重でした。
芝・ダート・ウッドチップいずれも時計は出ておらず、雨の影響を強く受けていました。

目次(読みたい項目をタップ)

クイーンステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント

クイーンステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アルジーヌ

アルジーヌ 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館W(稍重) 71.355.040.412.9強め
前走最終栗東CW(稍重)  52.336.911.3一杯

先月末に小倉で行われた博多ステークス(3勝クラス)を制したアルジーヌは函館ウッドチップで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追って5F71秒3-上がり1F12秒9の時計で走破しています。

映像はありませんが1週前の17日には栗東ウッドで馬場の真ん中から強めに追って7F98秒0-1F11秒4の自己ベストを記録しています。

今回はオープン入り緒戦で格上挑戦ということで中間、最終追い切りともに力いっぱい追っています。

最終追い切りは強めにしては時計が出ていませんが、この日の函館ウッドは稍重で時計がかかりがちだったのでその影響は残ってそうです。

その中で軽快な動きができていたので長距離輸送も無事クリアできたことでしょう。

馬体を見ても前駆の筋肉量が豊富なので久々の洋芝でも出し切れそうです。

後ろ脚の踏み込みはそこまで力強さが感じられませんでしたが、馬体も締まっていますし動きもきびきびしていて状態面は良さそうでした。

イフェイオン

イフェイオン 7月24日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌芝(稍重) 66.751.536.811.6馬なり
1週前栗東CW(稍重)80.564.750.736.411.6一杯
前走最終栗東坂路(稍重)  56.741.613.3馬なり

今年のフェアリーステークス(G3)を制した3歳馬のイフェイオンは札幌の芝コースで単走を行いました。

川又騎手が騎乗(レース当日は西村騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで追われて5F66秒7-上がり1F11秒6の時計でゴールしています。

1週前の17日は栗東ウッドチップコースでナバロン(牡5、2勝クラス)と併せました。

このときは長岡騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒5-上がり1F11秒6の自己ベストで走破しましたが半馬身遅れています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

1週前は栗東ウッドで併せ馬を行いました。

併せたナバロンも強めに追われていますが、しっかりと追走できています。

最後の最後はナバロンに差し返されましたが久々のレースにしては体も動けていますし、粗削りながらも気持ちが乗っていて良い内容でした。

1週前に負荷を掛けたため最終追い切りは現地入りして軽い調整が行われています。

馬なりでしたが1週前に負荷を掛けた影響もあって力強い追い切りができています。

この日の札幌は雨の影響もあって時計はかかりがちだったと思いますが、全体時計、終い時計ともにタフな洋芝にしては時計を残していたのは好感が持てました。

札幌コースは初となりますが、追い切りを見る限りは対応できそうに見えましたし、レース本番でも力は発揮できそうです。

ウインピクシス

ウインピクシス 7月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌ダート(稍重)82.666.451.338.012.4一杯
1週前札幌ダート(良) 71.155.140.313.5馬なり
前走最終美浦南W(良) 67.452.137.210.8馬なり

昨年のクイーンステークス(G3)で2着入りしたウインピクシスは札幌のダートコースで一杯に追われました。

今回初コンビを組む横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から一杯に追われて6F82秒6-上がり1F12秒4の時計で力強く走破しています。

1週前の17日にも札幌ダートで単走を行いました。

このときは黛騎手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで5F71秒1-上がり1F13秒5で軽い調整を行っています。

1週前の札幌ダート追いは馬なりでしたが、この馬らしい動きはできていて久々でも力は発揮できそうでした。

時計は全く出していませんが、前進気鋭な内容でしたし、ピッチの利いた走りができています。

横から見たシルエットも昨年2着に好走したときと遜色はなさそうですし、順調に調整できていました。

最終追い切りは一転して一杯に追って負荷を掛けました。

強く追った影響もあってコーナーワークの段階からきびきびと動けています。

また、序盤から終盤にかけて一定のペースで追えていたのもよく、持続性ある走りに期待できそうでした。

久々のレースですが昨年と同じ状態に仕上がっているように思いますし、最終追い切りを一杯に追っていることからこのレースに対する意欲も感じられました。

2年連続好走に期待できそうです。

ウンブライル

ウンブライル 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館W(稍重) 68.653.139.012.7馬なり
前走最終美浦南W(稍重)85.068.353.038.211.3馬なり

重賞レースで3回2着入りしているウンブライルは函館のウッドチップコースでレッドラグラス(牡4、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗し手馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F68秒6-上がり1F12秒7の時計で同時併入しています。

中間追い切りは17日に函館のウッドで時計を残していましたが、それ以前の追い切り時計は確認できませんでした。

最終追い切りでは併せ馬を置いて調整しています。

僚馬を追走する形で追いましたが、首を使ってリズムよく動けています。

直線に入ってからもじりじりと脚を伸ばして併入できているように、久々にしては悪くない動きです。

ただ、時計面を見ると慣れない函館ウッドチップコースの影響もあったかもしれませんがそこまでだしきれていません。

1週前の函館ウッドチップの追い切りが5F68秒9-上がり1F13秒1だったのでそのときよりは良化している感じはしますが、調子のいい頃と比較するとまだまだ上積みできそうでした。

エリカヴィータ

エリカヴィータ 7月24日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館W(稍重) 69.153.338.812.7G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)83.667.052.438.011.3馬なり

2年以上勝ち星から遠ざかっているエリカヴィータは函館のウッドチップコースでサトノエルドール(牡8、オープン)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より2馬身先行する形でゴール前仕掛けを行いました。

しかしながら、5F69秒1-上がり1F12秒7の時計で同時併入しています。

今月の17日までは美浦トレセンで調整されており、坂路で10本、ウッドで3本の時計を残していました。

最終追い切りは函館で調整されています。

併せ馬を置いて追い切りを行いましたが、コーナーで内から追走したサトノエルドールに並ばれます。

直線に入って手前を替えてからはゴール前で促されましたが、終い時計12秒7が示しているように強めに追った割にそこまで伸び切れていません。

最終的に併入まで持ち込んでいますが、併せたサトノエルドールは馬なり、しかも8歳馬ということで相手関係を考慮してももう少し突き抜けてほしかったです。

近走調子を落としているので立て直したいところですが、今回の追い切りを見る限り調子を取り戻すのはまだ先に見えました。

キタウイング

キタウイング 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館ダート(重)  54.340.512.3馬なり
前走最終美浦南W(稍重)86.069.354.639.812.6馬なり

重賞タイトルをふたつ手にしているキタウイングは函館ダートコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、4F54秒3-上がり1F12秒3の時計で走破しています。

1週前の17日まで美浦トレセンで調教を行い、ウッドで5本の時計が確認できました。

その後、北海道に上陸して最終追い切りは函館ダートで単走を行っています。

ダートコースの追い切りはおそらく今回初だと思いますが、雨で砂が締まっていたのか、初ダートでも推進力のある動きが確認できました。

1年前の追い切りと比較しても筋肉量は増していて成長性が伺えますし、追い切りの動きも1年前より良かったです。

近走凡走が続いているものの、最後まで力一杯動けていることから状態は良さそうでしたし、悪くない調教です。

コガネノソラ

コガネノソラ 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館芝(重)  52.938.411.9馬なり
前走最終美浦南W(良) 66.651.637.011.4馬なり

今年のスイートピーステークス(L)を制したコガネノソラは函館芝コースで単走を行いました。

今回初コンビを組む丹内騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから馬なりで4F52秒9-上がり1F11秒9の時計でゴールしています。

映像はありませんが1週前の17日には函館ウッドでゴール前仕掛けの追い切りを行いました。

このときも丹内騎手が騎乗し、馬場の真ん中からスノーホルンロード(セ5、1勝クラス)を3馬身追走し、5F67秒0-上がり1F12秒0の時計で1馬身先着しています。

年上相手にしっかりと先着できたのは良いですし、北海道入りしてからも末脚は健在でしょう。

1週前に負荷を掛けたため、最終追い切りは軽めの調教でした。

道中はリズムよく走っており、1週前に負荷を掛けた影響がプラスに働いているように思います。

タフな函館芝コースをリズムよく追えていることから、初の洋芝コースもフィットしそうです。

時計は全く出していませんが1週前に強く追って好時計を出しているので問題ないでしょう。

春のころと比較すると身体も大きく見え、成長性もうかがえます。

初の古馬戦となりますが、順調に仕上がっているように見えました。

コンクシェル

コンクシェル 7月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館W(稍重) 68.852.838.212.7馬なり
1週前栗東CW(稍重)82.866.751.336.611.5馬なり
前走最終栗東CW(稍重)85.569.253.037.511.4直強め

今年の中山牝馬ステークス(G3)を制したコンクシェルは函館ウッドチップコースでジョーメッドヴィン(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より5~6馬身先行する形で追い、5F68秒8-上がり1F12秒7の時計で同時併入しています。

1週前の17日は栗東ウッドチップコースでモルティフレーバー(牝2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

このときも助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりでモルティフレーバーを8~9馬身追走し、6F82秒8-上がり1F11秒5の時計でクビ差先着しています。

1週前追い切りは特別速い時計ではありませんでしたが、コーナーワークで2頭の間を割って入り、直線入りでは早くも先頭に立とうとし、追走するモルティフレーバーの追撃を退けて先着しています。

馬なりで全体時計は出ていませんが、終い2F-1Fを11秒5で走破しているように長く脚を使えました。

また、早い段階から僚馬2頭を捉えてそのまま押し切っているように、重賞馬としての威厳を証明したような動きができているのは好感触です。

最終追い切りは函館ウッドで併せ馬を置いて行われました。

序盤から前脚を長く伸ばして気持ちの乗った動きができています。

直線に入って一瞬持たれた感じがしましたが、すぐに持ち直して強めに追われた僚馬にじりじり近づき併入まで持ち込みました。

時計自体はそこまで目立っていないものの、動きはとてもよかったです。

コンクシェルは2週続けて馬なりながらも併せ馬相手に根性のある走りができていたので気持ちも乗っています。

北海道のレースはキャリア初となりますが、前走ヴィクトリアマイル(G1)よりもコース相性はよさそうなので、枠の並び次第で力を発揮できそうです。

2週続けて良い動きができていました。

スタニングローズ

スタニングローズ 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切函館W(稍重) 71.755.140.612.4馬なり
1週前栗東坂路(稍重)  54.739.811.8馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  53.538.711.8馬なり

秋華賞馬のスタニングローズは函館ウッドチップコースで単走を行いました。

今回初コンビを組む北村友一騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて5F71秒7-上がり1F12秒4の時計で走破しています。

1週前の17日には栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒7-上がり1F11秒8で登坂しています。

1週前の坂路追いは久々のレースということもあってどれくらい動けるか注目でしたが、後ろ脚の蹴り上げも豊富でしたし終い2F13秒5から1F11秒8で鋭く伸びを見せていることから反応がよく、状態面は良さそうです。

軸足もブレていませんでしたし、安定ある動きができていました。

その後は北海道に向けて出発し、21日までに函館に入り、24日は函館ウッドで追い切りを行いました。

はじめての函館コースでしたが軽い脚取りで動けていることから輸送も問題なくクリアできています。

少し腹回りがまるい感じもしましたが、前向きな動きができているのはよく、良化の気配が感じられました。

今回は久々のG3競走ということで相手は楽ですし、ここで勝利して復活のきっかけをつかみたいです。

ドゥアイズ

ドゥアイズ 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌ダート(稍重) 68.952.338.912.6馬なり
1週前札幌芝(良) 64.450.636.311.9馬なり
前走最終栗東CW(稍重)83.867.352.137.611.6馬なり

札幌巧者のドゥアイズは札幌ダートコースで単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む鮫島克駿騎手を背に乗せて、馬場の外目から馬なりで5F68秒9-上がり1F12秒6の時計で走破しています。

1週前の17日は札幌芝コースで単走を行いました。

このときも鮫島騎手が騎乗して馬場の外目から馬なりで5F64秒4-上がり1F11秒9でまとめました。

17日の追い切りは馬なりでしたが、足元の感触を確かめるような動きを見せています。

開幕週の馬場でしかも良馬場だったのでドゥアイズ自身も気持ちよさそうに動けていました。

久々のレースでしたが躍動感ある動きができているのも好感が持てます。

ただ、ヴィクトリアマイルの時と比べると全体的に少し細いような感じがしました。

この点がどう転ぶか、気になるところです。

最終追い切りは打って変わってダートで調整しています。

稍重ダートで追い切りを行いましたがほどよく水分があったのかスピード感ある動きができています。

1週前と比較すると視線はやや前方を向いており、淡々とリズムよくコースを駆け抜けています。

ただし、線の細さは気がかりです。

ドゥアイズはもともと小柄な馬なので細く見えても問題ないかもしれませんが、デビュー時から順調に体重を増加させつつ好走していたので、少し細く見えたのは気になりました。

もっとも動きに関しては2週続けて申し分なかったですし、馬体が細かった2歳時も結果を残しているので現状でもベストは尽くせるかもしれません。

ボンドガール

ボンドガール 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌ダート(稍重) 70.153.939.112.1強め
1週前美浦南W(重)80.966.152.337.912.2直一杯
前走最終美浦南W(重)85.568.752.937.611.2馬なり

素質馬のボンドガールは札幌ダートコースで単走を行いました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから強めに追って5F70秒1-上がり1F12秒1の時計で終いが伸びています。

1週前の17日には美浦ウッドで単走を行いました。

このときも助手が騎乗し、外ラチ沿いから直線一杯に追われて6F80秒9-上がり1F12秒2の時計でゴール板を駆け抜けています。

道中は首が若干高くてやや気性難が出ている感じがします。

直線に入ってから手前を替えることなくゴールしているので走りの不器用さは目立っていました。

全体時計80秒9は自己3番目に速い時計ですが、終い2F12秒3-1F12秒2で伸び切れていない点は気になります。

強く追ったことで最終追い切りの良化に期待したいです。

その最終追い切りは札幌のダートコースで行われ、ここでも強く追って感触を確かめていました。

1週前に一杯に追った影響もあって終始キビキビとした動きができていました。

ただし、ここでも手前替えできずにゴールしています。

終い時計12秒1はこの日の札幌にしては速く、素質の高さが感じられるものの、立ち回りはそこまで器用ではなさそうです。

札幌コースは全長こそ長いものの円みを帯びた競馬場で直線が短いため、器用さが求められます。

レジェンド武豊騎手がうまく操縦してくれると思いますが、ボンドガールがそれに応えられるかが好走する上で最大の焦点となることでしょう。

モズゴールドバレル

モズゴールドバレル 7月25日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌芝(重) 68.652.936.911.5強め
前走最終栗東CW(良)84.768.553.438.211.4馬なり

初めての北海道遠征となるモズゴールドバレルは25日に札幌芝コースでロードトレイル(牡3、1勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む高杉騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3~4馬身追走する形で強めに追って5F68秒6-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

前走から中5週で1週前の17日にも札幌のダートコースで直線強めに追って5F68秒9-上がり1F12秒3でまとめています。

1週前に強く追いましたが最終追い切りも引き続き強めに追って負荷を掛けました。

道中は頭をやや低めにしながら僚馬を意識しつつ追うことができています。

直線に入って手前を替え、高杉騎手が手を動かすとそれに反応して残り1Fを11秒5でまとめつつ併入できました。

この日の札幌は前日の雨のため、重馬場でしたが終い1F11秒5はなかなか良い伸びでした。

ただ、促されてから最高速度までペースアップするには時間がかかっています。

それでも、重馬場条件化で力のある動きを見せていたので初めての洋芝コースでどこまでやれるか楽しみです。

モリアーナ

モリアーナ 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌ダート(稍重) 67.952.338.712.3馬なり
前走最終美浦南W(稍重) 69.453.237.811.4馬なり

昨年の紫苑ステークス(G2)を制したモリアーナは札幌ダートコースで単走を行いました。

久々にコンビを組む武藤騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追って5F67秒9-上がり1F12秒3でまとめました。

中間追い切りデータは坂路・ウッドともに見当たりませんでした。

今月20日に札幌ダートで馬なり追いを行っているのが確認できましたがそれ以外のデータはないため、今回は軽い調整のみで済ましている可能性があります。

最終追い切りに話を戻すと、久々にしては脚の回転も速くて砂を掻き込むような動きで走破できています。

久々でも動きが軽快だったので力は発揮できそうでした。

ただし、終始左手前でゴールしているので休み明けでレース感覚が鈍っている可能性もあります。

横のシルエットを見る限り筋肉量も豊富なので久々の札幌コースでも出し切れるはずですが、この最終追い切りでレース勘を取り戻してほしいところです。

ラリュエル

ラリュエル 7月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切札幌ダート(稍重)86.569.453.839.512.4馬なり
前走最終函館W(良) 71.356.241.813.1馬なり

ラリュエルは札幌のダートコースで単走を行いました。

今回初コンビを組む佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F86秒5-上がり1F12秒4の時計でまとめました。

前走巴賞(OP)終了後、引き続き北海道に滞在しているため、トレセンの坂路やウッド追い切りは行っていません。

ただ、21日には札幌ダートコースで馬なり追いが確認できました。

最終追い切りも引き続き札幌ダートで馬なりを行っています。

間隔を詰めている影響もあって脚取りは軽く、跳ぶような動きができているのは良いですね。

ただ、首はやや不安定でしたしトモの発達ももう少しあってよさそうです。

馬体が420~430キロの小柄な馬にしては気持ちの乗った動きができていましたが、力のいる洋芝が舞台となるとどうしてもほかの大きな馬より見劣りします。

前走巴賞で5着入りしているので素質はありそうですし、追い切りも決して悪いものではないですが相手関係を考えると勝ち負けするには勝つための工夫が必要だと思います。

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クイーンステークス2024追い切り評価ランキング

評価馬名
イフェイオン
ウインピクシス
コンクシェル
アルジーヌ
ウンブライル
キタウイング
コガネノソラ
スタニングローズ
ドゥアイズ
ボンドガール
モズゴールドバレル
モリアーナ
ラリュエル
エリカヴィータ
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

クイーンステークス2024追い切り映像

クイーンステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 クイーンステークス|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2024年 クイーンステークス|JRA公式

クイーンステークス2024の最終予想

クイーンステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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