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【マイルチャンピオンS2024予想】本命馬3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

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マイルチャンピオンシップ2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にマイルチャンピオンシップ2024予想の最終買い目を発表します!

マイルチャンピオンシップ2024の予想ポイント

  • G1で連対実績がある馬がこのレースで勝ち切りやすい
  • 差し馬と追込馬が強い
  • 3番人気【2-4-0-4】の好走率がもっとも高い、二桁人気は全滅
  • 勝ち馬は前走で1~3番人気の馬から予想したい
  • 単勝率は8枠【4-0-0-16】がもっとも高く、複勝率は1~4枠が高い
  • 前走G1組が好走している、前走富士Sで4着以内の馬も注目したい
目次(読みたい項目をタップ)

マイルチャンピオンシップ2024予想の最終買い目

枠順確定後、レース前日までにマイルチャンピオンシップ2024予想の最終買い目を発表します。

マイルチャンピオンシップ2024の有力馬3頭

今年のマイルチャンピオンシップもG1実績のあるメンバーが多数揃い、G1にふさわしい面子が集結しました。

今年の出走登録馬の中から実力上位の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ナミュール

主な勝ち鞍
  • マイルチャンピオンS (G1) 2023年
  • 富士ステークス    (G2) 2023年
  • チューリップ賞    (G2) 2022年

昨年のマイルチャンピオンシップで豪脚を発揮し、悲願のG1タイトルを手にしたナミュールが連覇に挑みます。

これまで数多くのビッグレースで人気を集めたもののなかなか勝ち切ることはできませんでした。

しかも、昨年のマイルチャンピオンシップはもともと騎乗予定だったムーア騎手が落馬負傷のため藤岡康太騎手に乗り替わり、一気に人気を落としています。

しかしながら、蓋を開けたら最後方からの追込一気で他馬をごぼう抜きし、見事G1タイトルを手にしました。

今年に入ってからも自慢の末脚は健在で、ドバイターフや安田記念では2着と、大舞台で多数好走していました。

今回はぶっつけでマイルチャンピオンシップに挑みますが、久々にコンビを組むC.デムーロ騎手はドバイターフでコンビを組んでいましたし、先週の京都でものすごく乗れていたのでチャンスはあるでしょう。

鉄砲も利くタイプなので連覇にも期待できる1頭です。

★評価点
・昨年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬
・追込競馬が大得意
・高速馬場にも対応できる
・C.デムーロ騎手とのコンビ相性も良い【0-1-0-1】
・今回取り上げた好走データに多数該当している

▼課題
・高速馬場希望

ソウルラッシュ

主な勝ち鞍
  • マイラーズカップ (G2) 2024年
  • マイラーズカップ (G2) 2022年
  • 京成杯オータムH (G3) 2023年

G1勝利こそありませんが、数多くのマイルG1で惜しい競馬が続いているソウルラッシュも注目候補です。

脚質的に差しの競馬を得意としており、近年はライバルともいえるセリフォス相手に先着することも増えてきました。

今年6歳ですが、直近3戦はいずれも1分32秒前半の好タイムで走破しているように、衰えも感じられません。

しかも、いずれのレースも馬券に絡んでいるように、年齢を重ねてむしろ安定感が増しているようにも見えました。

今回は3年連続のマイルチャンピオンシップ参戦となりますが、昨年は2着、一昨年は阪神代替開催のものとはいえ4着と、大崩れしていません。

昨年は勝ち馬ナミュールにクビ差で惜しい競馬でしたし、いつ勝ち負けしてもおかしくないでしょう。

★評価点
・マイルの最前線で活躍している馬
・差しの競馬が得意
・年齢を重ねても安定している
・高速馬場巧者
・今回取り上げた好走要因に多数該当する馬

▼課題
・G1ではなかなか勝ち切れない

チャリン

主な勝ち鞍
  • QE2世ステークス (G1) 2024年
  • ジャックルマロワ賞 (G1) 2024年
  • クイーンアンS   (G1) 2024年
  • ベット365マイル (G2) 2024年
  • クリテリウムドメゾンラフィット (G2) 2022年

今年の出走馬の中である意味注目を集めているのがイギリスのチャリンです。

チャリンはマイルチャンピオンシップにおいては非常に珍しい海外から参戦する馬です。

昨年まではG2止まりの馬でしたが、今年の夏ごろからにわかに本格化し、わずか5カ月の間にG1レースを3勝しました。

中でもジャックルマロワ賞は2着のメトロポリタンに3馬身差、クイーンエリザベス2世ステークスとクイーンアンステークスも2着馬に2馬身差以上差を付けて完勝しています。

クイーンエリザベス2世ステークスとジャックルマロワ賞はどちらも60キロの斤量を背負って勝利していますし、ポテンシャルだけ見たら日本馬にも引けを取りません。

日本の馬場は初めてなので適性は未知数ですが、実績豊富な馬なので、得意の先行競馬がはまるようでしたら史上初の外国馬のマイルチャンピオンシップ制覇が見られるかもしれません。

★評価点
・海外からの刺客
・今年の夏から本格化
・勝利したレースはいずれも他馬を圧倒
・先行競馬が得意
・データと相性のいいG1連対実績&前走1番人気&前走G1だった馬

▼課題
・日本の馬場がかみ合うか

マイルチャンピオンシップ2024の穴馬2頭

マイルチャンピオンシップは意外と上位人気の信頼度が低いレースです。

大穴の台頭もほとんどありませんが、中穴はたびたび馬券に絡んでいるので、伏兵にも気を付けたいです。

今年の出走馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

セリフォス

主な勝ち鞍
  • マイルチャンピオンS (G1) 2022年
  • 富士ステークス    (G2) 2022年
  • デイリー杯2歳S   (G2) 2021年
  • 新潟2歳ステークス  (G3) 2021年

一昨年のマイルチャンピオンシップを制したセリフォスが3年連続参戦を発表しました。

もともとNHKマイルカップでも1番人気に支持されていた注目馬でしたが、3歳の時に挑んだマイルチャンピオンシップは最後方からの直線一気で古馬を蹂躙し、悲願のG1タイトルを手にしています。

しかしながら、昨年マイルチャンピオンシップは先行から勝機をうかがったものの後方有利の展開のため、8着に沈んでいます。

近走も人気を裏切る結果が続いていますが、それでも掲示板は死守しているように、極端にスランプに陥っている感じはありませんでした。

今回は昨年に引き続き出走しますが、川田騎手が手綱を握るのもポイントが高いですし、2年ぶりに勝利の美酒を手にしたいです。

★評価点
・一昨年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬
・マイルの第一線で活躍している馬
・先行から差し、追込まで幅広い
・データと相性のいいG1連対馬&前走2番人気&前走富士ステークスで4着&リピーター

▼課題
・近走人気を裏切る結果が続いている

エルトンバローズ

主な勝ち鞍
  • 毎日王冠       (G2) 2023年
  • ラジオNIKKEI賞 (G3) 2023年

昨年のマイルチャンピオンシップで惜しい4着だったエルトンバローズも出走します。

3歳の時にラジオNIKKEI賞と毎日王冠を勝利しており、特に毎日王冠は叩きの舞台だったとはいえ、当時マイルの最前線で活躍していたシュネルマイスターとソングライン相手に勝ち切りました。

そして、昨年のマイルチャンピオンシップも1分32秒7の時計で好走、勝ち馬ナミュールとの差は0.2秒と、はじめてのG1の舞台にしては大健闘したのです。

今年はマイルから芝1,800mの舞台を中心に使われていますが、近2戦はどちらも得意の1,800mの舞台で好走しており、調子は維持できています。

特に2走前の中京記念はトップハンデ59キロを背負いながら3着、勝ち馬アルナシームとの差は0.1秒だったので斤量次第で勝ち負けも狙えたでしょう。

マイルチャンピオンシップは中距離馬の活躍が目立つ舞台ですし、引き続き好走にも期待できる1頭です。

★評価点
・昨年のマイルチャンピオンシップで4着
・先行から差しまで可能
・主戦の西村騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいい前走リピーター

▼課題
・1年以上勝利がない

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ここからはマイルチャンピオンシップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

マイルチャンピオンシップ2024の概要

マイルチャンピオンシップは11月下旬に京都競馬場で開催されるマイルG1競走です。

レース名が示しているように、下半期最強のマイラーを決める位置づけがされており、マイルの実力馬が多数参戦します。

しかしながら、開催時期が秋のG1レースの後半ということもあって、すでに開催を終えた天皇賞(秋)やスプリンターズステークスなど、別路線から挑む馬も珍しくありませんよ。

今年は別路線からの参戦はそこまで多くありませんが、前走府中牝馬ステークスを制したブレイディヴェーグのように、初マイルでこのレースを選択している馬がいました。

マイルチャンピオンシップは中距離色の強い馬が活躍するレースなのでチャンスはあるかもしれません。

また、今年はイギリスで活躍しているチャリンが海外馬として出馬を表明しました。

チャリンが勝てば創設以来初となる海外馬の勝ち馬になります。

それ以外にもマイルの常連であるセリフォスやソウルラッシュ、昨年の勝ち馬ナミュールなど、G1レースにふさわしい面子が揃いました。

秋のマイル王の座を手にするのはどの馬か、注目したいです!

なお、2020年~2022年のマイルチャンピオンシップは阪神で開催されましたが、うましるでは代替開催年も含めた2014年~2023年の過去10開催からデータをまとめました。

【過去5年】マイルチャンピオンシップ 2019~2023|JRA公式

マイルチャンピオンシップ2024の開催内容

開催日11月17日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場京都競馬場 11R
コース芝1,600m
性齢3歳以上
斤量定量
1着賞金1億8000万円

マイルチャンピオンシップ2024が開催される京都の芝1,600m(外)の特徴

京都競馬場 芝1600m(外)のコースで特徴を解説
スタート地点2コーナー奥に設けられたポケット
コース右回りの外回りコース使用
1周の距離Aコース 1,894.3m
Bコース 1,913.6m
Cコース 1,932.4m
Dコース 1,951.3m
直線距離Aコース 403.7m
Bコース 398.7m
Cコース 398.7m
Dコース 398.7m
高低差4.3m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
1.35.0
コースレコード1:31.3
(2018年 マイラーズC【G2】サングレーザー)
京都で開催されたマイルチャンピオンSのタイム
平均タイム
(過去7年)
1:33.6
レコードタイム1:31.5
(2014年 ダノンシャーク)
阪神で開催されたマイルチャンピオンSのタイム
平均タイム
(過去3年)
1:33.1
レコードタイム1:32.0
(2020年 グランアレグリア)

京都の芝1,600mは内回りと外回りコースが存在していますが、マイルチャンピオンシップでは外回りコースを使用します。

スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、最初の3コーナーまでの距離は712mもあります。

スタートして400mほどは平らなコースを走りますが、そこを過ぎると400mほど上り坂を駆け上がります。

この坂は3コーナー入ってすぐまで続いており、ここを過ぎたら今度は急激な下り傾斜になります。

3コーナーにある小高い丘のような坂は京都名物の【淀の坂】と呼ばれるもので、急な下り坂を過ぎたら残り800はほぼ平らです。

また、外回りコースは半径が大きいですが4コーナーは意外と鋭角なのであまりにも後ろから捲ろうとする馬はどうしても大外ブン回しになることもあります。

最後の直線は約404mでほぼ平らです。

各馬は最高速度でゴールを目指します。

京都の芝1,600mは序盤が平ら⇒中盤に上り坂⇒ラスト4ハロンから下り傾斜で一気に加速します。

そのため、スローからの上がり勝負になりやすいです。

特に残り800m時点の下り傾斜を活かしてそのままスパートをかける傾向が強く、長くトップスピードを活かせる馬が好走していますよ。

京都の芝1,600m(外)はここをチェック!

  • スピードを活かしやすいコース
  • 最後の直線上に上り坂がない
  • 追い込み馬は凡走しがち
  • 関西騎手が圧倒
  • サンデーサイレンス系産駒が好走している

マイルチャンピオンシップ2024の出走馬

馬名性齢斤量想定騎手
アルナシーム牡558.0藤岡佑介
ウインマーベル牡558.0松山弘平
エルトンバローズ牡458.0西村淳也
オオバンブルマイ牡458.0武豊
コムストックロード牝556.0未定
ジュンブロッサム牡558.0戸崎圭太
セリフォス牡558.0川田将雅
ソウルラッシュ牡658.0団野大成
タイムトゥヘヴン牡658.0柴田善臣
チャリン牡458.0R.ムーア
ナミュール牝556.0C.デムーロ
ニホンピロキーフ牡458.0田口貫太
バルサムノート牡458.0北村友一
フィアスプライド牝656.0A.シュタルケ
ブレイディヴェーグ牝456.0C.ルメール
マテンロウスカイセ558.0横山典弘
レイベリング牡458.0津村明秀

マイルチャンピオンシップの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
116ナミュール5富士ステークス(G2)1
21ソウルラッシュ3京成杯オータムハンデ(G3)1
35ジャスティンカフェ7毎日王冠(G2)7
2022
110セリフォス6富士ステークス(G2)1
23ダノンザキッド8毎日王冠(G2)3
36ソダシ2府中牝馬ステークス(G2)2
2021
112グランアレグリア1天皇賞(秋)(G1)3
23シュネルマイスター2毎日王冠(G2)1
313ダノンザキッド5富士ステークス(G2)4
2020
14グランアレグリア1スプリンターズステークス(G1)1
28インディチャンプ3安田記念(G1)3
37アドマイヤマーズ5スワンステークス(G2)3
2019
15インディチャンプ3毎日王冠(G2)3
214ダノンプレミアム1天皇賞(秋)(G1)2
37ペルシアンナイト6毎日王冠(G2)4
2018
11ステルヴィオ5毎日王冠(G2)2
22ペルシアンナイト3富士ステークス(G3)5
33アルアイン4天皇賞(秋)(G1)4
2017
稍重
118ペルシアンナイト4富士ステークス(G3)5
211エアスピネル2富士ステークス(G3)1
34サングレーザー7スワンステークス(G2)1
2016
116ミッキーアイル3スプリンターズステークス(G1)2
28イスラボニータ2富士ステークス(G3)2
315ネオリアリズム7札幌記念(G2)1
2015
116モーリス4安田記念(G1)1
210フィエロ2スワンステークス(G2)2
35イスラボニータ1天皇賞(秋)(G1)3
2014
112ダノンシャーク8富士ステークス(G3)7
28フィエロ3スワンステークス(G2)3
33グランデッツァ9毎日王冠(G2)5
※2020年~2022年は阪神開催

【G1連対実績】G1連対実績が勝利につながる

年度勝ち馬主なG1連対歴
2023ナミュール秋華賞/3着
2022セリフォス朝日杯FS/2着
2021グランアレグリアマイルCS/1着
2020グランアレグリア桜花賞/1着
2019インディチャンプ安田記念/1着
2018ステルヴィオ朝日杯FS/2着
2017ペルシアンナイト皐月賞/2着
2016ミッキーアイルNHKマイルC/1着
2015モーリス安田記念/1着
2014ダノンシャークなし

過去10年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬9頭がこれまでにG1レースで連対していました。

マイルチャンピオンシップの舞台で好走するには過去の実績が重要です。

2014年のダノンシャークは該当しませんでしたが、前年の安田記念とマイルチャンピオンシップで3着に入線しており、G1実績は豊富でした。

なお、2017年のペルシアンナイトや2023年のナミュールのように、G1であれば芝1,600m以外の舞台で結果を残した馬も好走傾向にありました。

今年の出走登録馬の中でこれまでにG1レースにおける連対実績があった馬は7頭います。

・ウインマーベル
(スプリンターズステークス2022/2着)

・セリフォス

(マイルチャンピオンシップ2022/1着)

・ソウルラッシュ

(マイルチャンピオンシップ2023/2着)

・チャリン

(クイーンエリザベス2世ステークス2024/1着)

・ナミュール

(マイルチャンピオンシップ2023/1着)

・フィアスプライド

(ヴィクトリアマイル2024/2着)

・ブレイディヴェーグ

(エリザベス女王杯2023/1着)

【脚質】差し馬と追込馬が強い

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【1-0-0-9】10.0%10.0%10.0%
先行【0-1-5-28】0.0%2.9%17.6%
差し【6-9-3-62】7.5%18.8%22.5%
追込【3-0-2-43】6.3%6.3%10.4%

過去10年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬9頭が差しもしくは追込競馬で勝利を手にしています。

また、2~3着に入線した14頭も差しと追込馬でした。

ほかの脚質を見てみると、先行馬は【0-1-5-28】で3着には5頭入線していますが連対馬は2019年のダノンプレミアムのみです。

逃げ馬は【1-0-0-9】で1勝していますが、勝利した2016年のミッキーアイルは終盤に大きく斜行し、他馬に大きな悪影響をもたらしていたのであまり参考にしないほうが良いです。

マイルチャンピオンシップの舞台である京都芝1,600mは外回りコースを使用するため、直線で長く脚を活かせます。

そのため、末脚を溜めることができる差しや追込馬の台頭が目立っていました。

馬券予想の際は枠の並びや脚質にも注目したいです。

【リピーター】前年以前のマイルチャンピオンシップ出走馬が再浮上しやすい

過去10年で2回以上出走し、1度以上馬券に絡んだ馬
馬名マイルチャンピオンシップの成績
ジャスティンカフェ2023年3着
2022年6着
ソウルラッシュ2023年2着
2022年4着
セリフォス2023年8着
2022年1着
ダノンザキッド2023年5着
2022年2着
2021年3着
グランアレグリア2021年1着
2020年1着
シュネルマイスター2023年7着
2022年5着
2021年2着
インディチャンプ2020年2着
2019年1着
ペルシアンナイト2019年3着
2018年2着
2017年1着
アルアイン2019年16着
2018年3着
ミッキーアイル2016年1着
2014年13着
イスラボニータ2017年5着
2016年2着
2015年2着
エアスピネル2018年10着
2017年2着
フィエロ2016年6着
2015年2着
2014年2着
ダノンシャーク2016年4着
2015年10着
2014年1着
2013年3着
ダイワマッジョーレ2015年17着
2014年9着
2013年2着

過去10年のマイルチャンピオンシップで好走した15頭が過去に2回以上マイルチャンピオンシップにも出走していました。

この15頭のうちの8頭が2回以上マイルチャンピオンシップで馬券に絡んでいます。

なお、昨年馬券に絡んだジャスティンパレスとソウルラッシュは前年のマイルチャンピオンシップで馬券外に沈みましたが、翌年は好走していました。

マイルチャンピオンシップはリピーターが活躍するレースなので過去にマイルチャンピオンシップに出走経験がある馬は評価を上げても良いかもしれません。

今年の出走馬の中でリピーターは頭いました。

・セリフォス
・ソウルラッシュ
・ナミュール

マイルチャンピオンシップの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
2番人気【0-4-1-5】0.0%40.0%50.0%
3番人気【2-4-0-4】20.0%60.0%60.0%
4番人気【2-0-1-7】20.0%20.0%30.0%
5番人気【2-0-2-6】20.0%20.0%40.0%
6~9番人気【2-1-5-32】5.0%7.5%20.0%
10番人気以下【0-0-0-82】0.0%0.0%0.0%

上位人気で最も信頼できるのは3番人気

過去10年のマイルチャンピオンシップで1番人気は【2-1-1-6】でした。

好走率はそこまで高くないうえ、近2年はどちらも着外に沈んでおり、苦戦しています。

2番人気は【0-4-1-5】でまずまずですが、勝ち馬はいませんでした。

3番人気は【2-4-0-4】で勝率は20%とまずまずでしたが連対率は60%と高めです。

マイルチャンピオンシップの上位人気勢で最も信頼できるのは3番人気でした。

二桁人気は82頭全滅

過去10年のマイルチャンピオンシップで10番人気以下の馬は82頭が出走しましたがいずれも馬券外に沈んでいました。

マイルチャンピオンシップは上位人気馬の信頼度はそこまで高くありませんが、二桁人気の巻き返しもほとんど見られません。

基本的には1~9番人気の馬で決着付くことが多いので、あまりにも人気を落とした馬は軽視しても良さそうです。

勝ち馬はすべて前走レースで1~3番人気に支持されていた

前走人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-3-1-23】15.6%25.0%28.1%
2番人気【3-3-4-13】13.0%26.1%43.5%
3番人気【2-1-1-20】8.3%12.5%16.7%
4番人気【0-3-1-17】0.0%14.3%19.0%
5番人気【0-0-2-8】0.0%0.0%20.0%
6~9番人気【0-0-1-32】0.0%0.0%3.0%
10番人気以下【0-0-0-29】0.0%0.0%0.0%

過去10年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬はいずれも前走レースで1~3番人気に支持されていました。

前走4番人気以下の馬は【0-3-4-57】で、来るとしても2着までとなっています。

好走馬を探す際は前走人気も参考にできそうです。

今年の出走登録馬の中で前走1~3番人気に支持された馬は5頭いました。

・セリフォス
(前走富士ステークス【G2】/2番人気/4着)

・ソウルラッシュ

(前走富士ステークス【G2】/1番人気/2着)

・チャリン

(前走QE2世ステークス【G1】/1番人気/1着)※

・ニホンピロキーフ

(前走カシオペアステークス【L】/1番人気/5着)

・ブレイディヴェーグ

(前走府中牝馬ステークス【G2】/2番人気/1着)

※チャリンは海外オッズを参照しています。

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マイルチャンピオンシップの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-2-0-17】5.0%15.0%15.0%
2枠【1-2-3-14】5.0%15.0%30.0%
3枠【1-0-3-16】5.0%5.0%20.0%
4枠【0-3-2-15】0.0%15.0%25.0%
5枠【1-1-0-18】5.0%10.0%10.0%
6枠【2-1-0-17】10.0%15.0%15.0%
7枠【0-1-2-21】0.0%4.2%12.5%
8枠【4-0-0-24】14.3%14.3%14.3%
京都で開催された2014~2019年と2023年の枠番別成績
枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-2-0-11】7.1%21.4%21.4%
2枠【0-0-3-11】0.0%0.0%21.4%
3枠【1-0-2-11】7.1%7.1%21.4%
4枠【0-2-1-11】0.0%14.3%21.4%
5枠【0-1-0-13】0.0%7.1%7.1%
6枠【1-1-0-12】7.1%14.3%14.3%
7枠【0-1-1-16】0.0%5.6%11.1%
8枠【4-0-0-16】20.0%20.0%20.0%

8枠は勝つか飛ぶか

過去10年のマイルチャンピオンシップで8枠は【4-0-0-24】、京都で開催された7開催でも【4-0-0-16】でした。

勝ち馬が4頭出ており勝利に期待できる枠といえます。

ただし、2~3着には1頭も入線していません。

8枠は勝つか飛ぶか分かりやすいため、1着軸で購入するのが良いかもしれません。

複勝率は1~4枠が一番高い

京都で開催された直近7開催のマイルチャンピオンシップで最も複勝率が高い枠番は1~4枠でした。

いずれも複勝率21%で全枠の中でもトップです。

マイルチャンピオンシップは勝ち馬だけ見たら8枠が優秀でしたが、2~3着に入線した多くが1~4の内枠でした。

相手候補は1~4枠も候補に上がるでしょう。

マイルチャンピオンシップの過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
富士S(G2)【4-3-4-63】5.4%9.5%14.9%
毎日王冠(G2)【2-2-3-21】7.1%14.3%25.0%
前走G1【4-2-2-22】13.3%20.0%26.7%
府中牝馬S(G2)【0-0-1-5】0.0%0.0%16.7%
前走リステッド【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
※富士ステークスはG3時代も含みます。

前走G1組は距離問わず好走している

過去10年のマイルチャンピオンシップで前走がG1だった馬は【4-2-2-22】でした。

勝率、連対率、複勝率ともに、ステップレースとして有力な富士ステークス組や毎日王冠組に勝っています。

特に前走天皇賞(秋)だった馬は【1-1-2-6】、スプリンターズステークスは【2-0-0-5】、合わせて【3-1-2-11】で勝率17%、連対率23.5%、複勝率は35%もありました。

前走がG1だった馬はレース問わず好走に期待できるでしょう。

今年の出走登録馬の中で前走がG1だった馬は5頭いました。

・ウインマーベル
(前走スプリンターズステークス/5着)

・オオバンブルマイ

(前走スプリンターズステークス/11着)

・チャリン

(前走QE2世ステークス/1着)

・ナミュール

(前走安田記念/2着)

・マテンロウスカイ

(前走天皇賞(秋)/5着)

近年勢いのある前走富士ステークス組は上位勢に注目したい

過去10年のマイルチャンピオンシップで前走が富士ステークスだった馬は11頭が馬券に絡んでいました。

好走数こそ多いものの、好走率は毎日王冠組やG1組に劣ります。

しかしながら、富士ステークスがG2に昇格してからは少しずつ好走馬が出ており、直近3開催は毎年1頭馬券に絡んでいました。

また、G2昇格後の富士ステークスから挑んで馬券に絡んだ3頭は前走富士ステークスで4着以内に入線していました。

前走富士ステークス組を評価する際は、着順も見ながら印を検討したいです。

今年の出走登録馬の内、前走富士ステークスで4着以内に入線していた馬は3頭いました。

・ジュンブロッサム(1着)
・ソウルラッシュ(2着)
・セリフォス(4着)

マイルチャンピオンシップ2024全頭考察

今年のマイルチャンピオンシップも各路線から最強マイラーの座を目指そうとする馬が多数参戦しています。

ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説していきます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

馬券が的中しない方へ

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アルナシーム

主な勝ち鞍
  • 中京記念 (G3) 2024年

中距離路線で活躍していたアルナシームは今年の中京記念の勝ち馬です。

今年の中京記念は小倉の芝1,800mで開催され、中団、最内ラチ沿いを確保しつつ、直線ではスムーズに馬場のやや外目を確保し、そのまま突き抜けて勝利しています。

先に動いたエルトンバローズは真っ向からねじ伏せていますし、後ろから仕掛けたエピファニーの追撃も退けて、嬉しい重賞初勝利を手にしました。

ただ、過去の戦績を見てみると、1,800mの実績こそ豊富ですが、マイルは【1-0-0-6】といまいちでした。

勝利した中京記念も2着のエピファニーや3着のエルトンバローズより斤量が軽かったことを考えると、斤量の恩恵もあったことでしょう。

京都は【1-1-0-1】と悪くありませんが、好走したのは芝1,800mの舞台で、今回と同じ舞台だった京都金杯は11着に沈んでいました。

アルナシームにとってマイルは少し短いようにも思いますし、ここは軽視したい1頭です。

★評価点
・中距離適正が高い
・立ち回りが器用

▼課題
・マイル実績が乏しい【1-0-0-6】
・横山典弘騎手から藤岡佑介騎手への乗り替わり

ウインマーベル

主な勝ち鞍
  • 京王杯スプリングC (G2) 2024年
  • 阪神カップ     (G2) 2023年
  • 阪急杯       (G3) 2024年
  • 葵ステークス    (G3) 2022年

短距離重賞を4つ手にしているウインマーベルも参戦します。

3歳時はスプリンターズステークスで2着入線しているように、素質の高さを発揮していましたが、古馬になってからしばらくはスランプに陥ってしまいました。

しかしながら、昨年の阪神カップを勝利してにわかに調子を取り戻すと、今年の阪急杯や京王杯スプリングカップも勝利し、見事返り咲いています。

前々走の京王杯スプリングカップは大外からの発走でしたがスムーズにゲートを飛び出して4番手の位置で競馬し、3~4コーナーでじりじり前に積み寄りつつ、残り400mの標識辺りで抜け出し、最後はレッドモンベールに捉えられたように見えましたがそこから再び差し返して優勝しました。

レッドモンレーヴが上がり32秒2という豪脚で詰め寄ってきたものの、再び勝負根性を発揮して勝利をつかんでいるように、レースに対する気合もついており、一時のスランプは完全に脱却したことでしょう。

ただ、今回はキャリア初のマイル戦となるため、距離適性は正直やってみないと分かりません。

血統的にも父アイルハヴアナザーはどちらかというとダート色が強く、芝のマイル以上の活躍馬は見当たりませんでした。

実力のある馬ですが、さすがにマイルは長いかもしれません。

★評価点
・短距離で結果を残している馬
・一昨年のスプリンターズステークスで2着
・一時のスランプから完全に脱却
・データと相性のいいG1連対馬&前走G1組

▼課題
・キャリア初のマイル
・距離が持つかどうか

オオバンブルマイ

主な勝ち鞍
  • 京王杯2歳ステークス (G2) 2022年
  • アーリントンカップ  (G3) 2023年
  • ゴールデンイーグル  (OP) 2023年

オオバンブルマイは2つの重賞を手にしている馬です。

もともと10番人気で京王杯2歳ステークスを勝利しているあたりから知名度はそれなりにありましたが、昨年オーストラリアで開催された1着賞金5億円(有馬記念、ジャパンカップと同じ賞金!)のゴールデンイーグルを制したことで一躍有名になりました。

前々走のキーンランドカップで久々に国内のレースに挑みましたが、大外ぶん回しながらも3着入りしているように、自慢の末脚は健在です。

前走スプリンターズステークスは出遅れて最後方、最後方からイチかバチかの追込を仕掛けましたが距離を縮めるのは物理的に厳しく、11着に沈んでいます。

スムーズにゲートを飛び出すことができていたらもう少し結果は変わっていたかもしれません。

今回は仕切り直しの一戦となりますが、マイル実績は昨年のアーリントンカップやNHKマイルカップで証明しています。

ただ、過去のレースを見てみると時計がかかったほうがやれているので高速馬場巧者が揃った今回、どこまでやれるか気になるところです。

雲行き次第で印を検討したいです。

★評価点
・昨年のゴールデンイーグルで5億を稼いだ
・追込競馬が得意
・武豊騎手が引き続き騎乗
・タフな馬場で結果を残している

▼課題
・前走の出遅れが響いてなければいい

コムストックロード

主な勝ち鞍
  • つわぶき賞 (1勝クラス) 2021年

コムストックロードは主な勝ち鞍こそ1勝クラスのつわぶき賞ですが、2022年の葵ステークスで収得賞金を加算し、現在はオープンレースに出場し続けています。

オープン昇給後は勝ち星に恵まれていませんが、昨年の福島TVOPや今年の京都牝馬ステークス、青函ステークスでも二桁人気を覆す走りを見せていました。

前走富士ステークスも最低人気で6着なので人気以上に活躍している点は評価したいです。

ただ、それでも勝ち星からは2年以上遠ざかっていますし、オープンクラスで勝ち切れない馬がG1で健闘は厳しいかもしれません。

人気以上に結果を残している馬ですし、好走した青函ステークスや京都牝馬ステークスも惜しい競馬でした。

ほかのレースならまだまだ侮れない馬だと思いますが、さすがに実力不足な感じはします。

★評価点
・穴馬として活躍している
・先行も差しも追込も可能

▼課題
・オープンレースの勝利はない
・ポテンシャルや実績で他馬に見劣る

ジュンブロッサム

主な勝ち鞍
  • 富士ステークス (G2) 2024年

ジュンブロッサムは今年の富士ステークスを制した馬です。

条件戦で結果を残し、今年オープン入りを果たしたジュンブロッサムは関屋記念で1番人気に支持されました。

最後方から直線一気を仕掛けましたが超スローの流れも影響して3着まで、しかしながら展開を考えたら着順上にやれています。

そして、前走の富士ステークスは高速馬場を活かした差しの競馬で見事勝利しました。

高速馬場だったとはいえ勝ち時計1分32秒1は優秀でしたし、マイルの最前線で活躍しているソウルラッシュやセリフォス相手に先着できたのも評価したいでしょう。

今回は前哨戦を勝利し、順調にこの舞台まで上り詰めましたが、前走で下したソウルラッシュやセリフォスが再び立ちはだかります。

また、ナミュールやチャリンといった別路線組も手ごわいでしょう。

ここまで順調にキャリアを重ねたジュンブロッサムがキャリア初のG1の舞台でどこまでやれるか注目したいです。

★評価点
・前走富士ステークスの勝ち馬
・マイル実績が豊富【3-2-1-3】
・高速馬場で結果を残している
・差しや追い込みで結果を残していた
・データと相性のいい前走富士ステークスの勝ち馬

▼課題
・初のG1で相手が強力

タイムトゥヘヴン

主な勝ち鞍
  • ダービー卿CT (G3) 2022年

タイムトゥヘヴンは一昨年のダービー卿チャレンジトロフィーの勝ち馬でしたが、それを最後、勝ち星から遠ざかっています。

近走は上位争いからも遠ざかっていたので人気を落としていましたが、前々走の京成杯オータムハンデは14番人気の低評価を覆す追込競馬でアスコリピチェーノの2着に入線しました。

アスコリピチェーノには完敗でしたが超高速馬場だったとはいえ1分31秒0の時計で走破し、高速馬場適性は証明しています。

ただ、前走の富士ステークスは15着に沈んでいることから、京成杯オータムハンデは適性がフィットした可能性は高いでしょう。

今回は久々のG1挑戦となりますが、タイムトゥヘヴンの脚質的にワンターンのコースはあまり相性が合わない感じがします。

過去の好走事例を見ても、トリッキーな中山の方が結果を残しているので、ポテンシャル戦になりやすい京都の外回りコースは合わないのではないでしょうか。

★評価点
・前々走の京成杯オータムハンデは驚きの2着
・高速馬場適性がある
・追込一気が得意

▼課題
・近走負けが多い
・勝ち星から2年以上遠ざかっている
・前々走は完全にハマった可能性が高い

ニホンピロキーフ

主な勝ち鞍
  • 関門橋S (3勝クラス) 2024年

ニホンピロキーフは今年のマイラーズカップで3着入りした馬です。

前走のマイラーズカップはキャリア初のG2競走でした。

マイルの第一線で活躍しているソウルラッシュとセリフォスも出走しており、結果は3着でしたが初めての重賞戦で2強に食らいつくことができ、知名度を高めることができました。

ただ、その後は中距離でなかなか結果を残せず、現在に至っています。

今回は久々に重賞レースに戻りますが、京都の芝1,600mの適性はマイラーズカップで証明しています。

また、直近3戦も5着とはいえ勝ち馬との差はそこまで離れておらず、善戦はできていました。

ただ、今回はキャリア初のG1ということで相手は大幅に強化されています。

マイラーズカップで届かなかったソウルラッシュやセリフォスも相変わらず出走していますし、これまで以上に強い相手に太刀打ちはポテンシャル的に厳しいように感じます。

★評価点
・今年のマイラーズカップで3着
・コース適性を証明している
・近走も安定して掲示板入りしていた

▼課題
・相手の大幅強化
・オープンクラスで勝利がなく、いきなりG1は厳しそう

バルサムノート

主な勝ち鞍
  • 朱鷺ステークス (L) 2024年

今年の朱鷺ステークスを制したバルサムノートも参戦します。

今年はなかなか結果を残すことができませんでしたが、前々走の朱鷺ステークスは久々に先行し、ハイペースの中、逃げていたマスクオールウィンを交わして勝利しました。

休み明け+馬体重12キロでしたが、久々に勝利の美酒を手にしています。

前走の富士ステークスも先頭に立って逃げを披露し、5着と人気以上に活躍しました。

近2戦の競馬を見ていると、前目競馬のほうが安定しているかもしれません。

今年の出走登録馬を見る限り、前に行きそうな馬はあまりいないので、もしかしたらバルサムノートが主導権を握るかもしれません。

これまで出負け癖があったものの、前走富士ステークスはダッシュが付いていて改善されている可能性もあるので、上手く飛び出すことができれば自身の競馬はできそうです。

ただ、今回はG1という舞台で相手は強力なので、出し切れたとしても上位争いに加われるかは分かりません。

データ的にも逃げ馬とマイルチャンピオンシップの相性は良くないので、ベストを発揮できたとしても上位争いは厳しいかもしれないです。

★評価点
・前の競馬で安定してきた
・前走富士ステークスでゲートも改善されている
・主導権を握る可能性が高い

▼課題
・相手が強い
・マイルチャンピオンシップと逃げ馬の相性は悪い

フィアスプライド

主な勝ち鞍
  • ターコイズS (G3) 2023年

フィアスプライドは昨年のターコイズステークスを勝利し、今年のヴィクトリアマイルでも2着入りしています。

今年のヴィクトリアマイルは逃げたコンクシェルが600m33秒8のペースで逃げ、ここ数年の中では珍しくハイペースとなりましたが、その中で先行し、直線では好位から粘りました。

伏兵テンハッピーローズには差されてしまいましたが、差し有利の展開で2着まで粘り、強い競馬を見せています。

枠の利もありましたが、騎乗したルメール騎手のレースメイクも良かったですし、器用な立ち回りで出し切れています。

その後、安田記念は間隔が短かったこともあって7着でしたが、前走府中牝馬ステークスは4着と、休み明けでも問題なく健闘しました。

今回は牡馬混合のマイルチャンピオンシップに挑みますが、京都自体は今回が初となります。

しかし、今回見出しで取り上げていませんが、ディープインパクト産駒は過去10年のマイルチャンピオンシップで【4-3-2-33】と相性が良く、今年の該当馬はフィアスプライドしかいませんでした。

血統的には上位争いできてもおかしくありません。

過去のレースを見てみると、ワンターンコースでやれているので京都芝1,600mでもやれそうですし、伏兵として面白いかもしれません。

★評価点
・堅実な走りを見せる牝馬
・レース相性の良い唯一のディープインパクト産駒
・脚質自在
・データと相性のいいG1連対馬

▼課題
・初の京都
・長距離輸送も久しぶり
・あまり騎乗が上手くないシュタルケ騎手が騎乗

ブレイディヴェーグ

主な勝ち鞍
  • エリザベス女王杯  (G1) 2023年
  • 府中牝馬ステークス (G2) 2024年

昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬がまさかのマイルチャンピオンシップに参戦します。

主戦のルメール騎手がエリザベス女王杯でレガレイラに騎乗したため、使い分けだった可能性がありますが、その点は置いておきます。

ブレイディヴェーグはこれまで6戦すべて連対しており、そのうち5戦で上がり最速のパフォーマンスを発揮しています。

また、前走府中牝馬ステークスは怪我のため、約11か月ぶりのレースでしたが中団やや後方で脚を溜めつつ、直線では各馬の外目からじりじり脚を伸ばし、自慢の末脚を活かして鮮やかに完勝しました。

久々のレースでしたがG1馬としての威光を見事証明しています。

これまで大崩れなく結果を残している上、ルメール騎手が引き続き騎乗ということで上位人気に期待できますが、ブレイディヴェーグにとってマイルは今回初となります。

距離適性に関してはやってみないと分かりませんし、忙しくなる可能性もあるでしょう。

ただ、マイルチャンピオンシップは中距離で結果を残したペルシアンナイトやアルアイン、イスラボニータが活躍しているように中距離色の強い馬が好走するケースも多いです。

近走を見てもワンターンの舞台で結果を残しているので、距離問題さえクリアできればここでの上位争いにも期待できる1頭です。

★評価点
・昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬
・これまですべてのレースで連対している
・上がりの末脚に定評がある差し馬
・データと相性のいいG1馬&前走2番人気馬

▼課題
・マイルは初めて

マテンロウスカイ

主な勝ち鞍
  • 中山記念 (G2) 2024年

今年の中山記念を勝利し、前走天皇賞(秋)でも5着に善戦したマテンロウスカイが間髪入れず、マイルチャンピオンシップの参戦を表明しました。

もともとマイルから中距離まで適性の幅が広く、中山記念は雨の稍重条件下の中、消耗戦に近い舞台で最後まで脚色を維持して勝利していました。

その後、近3戦は馬券外に敗れていますが、前走の天皇賞(秋)は内枠発走で馬場の中団やや前の位置で経済コースを死守しつつ、直線でも内からじりじり脚を伸ばして5着に入線しました。

ドウデュースのインパクトが強いレースでしたが、ロスのない立ち回り絵5着入りしているのはさすがでしたし、同時に高速馬場適性の一面も披露できました。

今回は久々のマイル戦となりますが、高速馬場でもタフな馬場でもやれているのはポイントが高いです。

地味にマイルも【1-1-0-1】と悪くありません。

そこまで人気しないと思いますが、枠次第では再び激走もあり得るかもしれません。

★評価点
・どんな馬場でもやれている
・マイル実績も悪くない【1-1-0-1】
・消耗戦に強い馬
・横山典弘騎手が引き続き騎乗

▼課題
・京都芝1,600mは1回走って着外
・相変わらず相手は強力

レイベリング

主な勝ち鞍
  • 信越ステークス (L) 2024年

前走の信越ステークスを制したレイベリングもマイルチャンピオンシップに出走登録しています。

レイベリングはもともと2年前の朝日杯FSで3着入りした素質馬でした。

ところが、このレースの勝ち馬ドルチェモアはさっぱり、2着のダノンタッチダウンもパッとしないなど、世代のレベルはそこまで高くありません。

この年の朝日杯FSから出世したのは今回マイルチャンピオンシップに出走しているオオバンブルマイくらいでしたが、その中でドルチェモアは条件戦を堅実に勝利し、今年オープン入りを果たしています。

オープン入りしてからはしばらく勝利から遠ざかっていましたが、前走信越ステークスは好発を切って3~4番手の位置で競馬を行い、直線では好位から力強い脚色で突き抜け、勝利を手にしました。

この信越ステークスはハイペースで後続有利のレースでしたが、先行しながら1頭だけ突き抜けて2着のシュバルツカイザーに1馬身以上差を付け完勝しているように、強い競馬ができています。

2022年朝日杯FS組の中では順調に成長しているといっても良いでしょう。

今回は久々のG1レースとなりますが、前走信越ステークスや未勝利戦時代に札幌で結果を残していることからタフな馬場にほうがかみ合いそうです。

実績はほかのメンバーと比較しても下から数えたほうが早いですが、前走信越ステークスは見栄えする内容でしたので、枠や馬場、追い切り次第で狙ってみてもいいかもしれないです。

★評価点
・前走信越ステークスで力強い競馬を見せた
・先行競馬が得意
・パワーのいる馬場のほうが好走している

▼課題
・相手が非常に強い
・高速馬場実績は乏しい

マイルチャンピオンシップ2024の騎手予想

マイルチャンピオンシップ2024で買いたい騎手トップ3を公開しています。

マイルチャンピオンシップ2024追い切り評価

金曜日に更新予定になります。

以上になります。
マイルチャンピオンシップの予想の参考にしてみてください!

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