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【ステイヤーズS2024追い切り評価/全頭診断】下位人気の〝この2頭〟にトップ評価「S」

ステイヤーズステークス2024追い切り評価記事のサムネイル画像

ステイヤーズステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではステイヤーズステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

11月27日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドチップどちらも重馬場でした。
美浦坂路の1番時計はトウシンマカオが出した4F51秒9ですが、全体的にはそこまで速い時計は出ていません。
ウッドの1番時計はサウザンサニーが記録した6F80秒0です。極端な高速馬場ではありませんが平均以上に出てそうです。

栗東
この日の栗東は坂路とウッドチップが重馬場、ポリトラックは良馬場でした。
坂路の1番時計はクルゼイロドスルが出した4F50秒5です。全体としては標準くらいでしょう。
ウッドの1番時計はセレッソフレイムが記録した6F78秒1です。いつも通りの高速馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

ステイヤーズステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント

ステイヤーズステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アイアンバローズ

アイアンバローズ 11月27日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.139.312.8馬なり
前走最終海外出走

昨年のステイヤーズステークスを勝利したアイアンバローズは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F54秒1-上がり1F12秒8で軽く調整しています。

前走ドバイゴールドカップ(G2)から約8か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは10月下旬から再開し、坂路で19本、ウッドで1本と、坂路ベースで調整を行いました。

最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、少し頭が不安定な部分を見せていましたが、中盤以降は前方に頭を向けて、淡々とリズムよくまとめています。

中間で入念な調整を行った影響もあって、脚の回転も素早いですし、まっすぐ動くことができました。

馬なりということで時計は出していませんが、久々でも安定した動きだったので力を引き出せるでしょう。

あまり見栄えしなかった昨年のステイヤーズステークスの最終追い切りと比較しても、きびきびとした動きができていたので、状態面は昨年以上といえるでしょう。

昨年はあまり映えない中で逃げ切り勝ちを収めているので、それ以上の仕上がりである今回、連覇にも期待してよいのではないでしょうか。

ウェルカムニュース

ウェルカムニュース 11月27日(水) 評価D
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重) 71.555.539.712.5一杯
前走最終栗東坂路(稍重)  54.939.012.3一杯

新馬戦以来の芝レースとなるウェルカムニュースは栗東ウッドでウィットビーアビー(牡2、新馬)と併せました。

助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より2~3馬身先行する形で一杯に追い、5F71秒5-上がり1F12秒5の時計を記録しましたが僚馬にクビさ遅れています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

中間追い切りは今月上旬から再開し、坂路で10本、ウッドで2本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の20日には栗東坂路でスマートスピア(牡3、2勝クラス)と併せています。

助手が騎乗して僚馬より4~5馬身先行する形で一杯に追い、4F54秒7-上がり1F12秒6の時計でまとめましたが僚馬に1馬身遅れていました。

最終追い切りはウッドコースで引き続き一杯に追われましたが、負荷を掛けている割にどこか集中力の欠いた動きを見せています。

直線に入ってからも勢いはありませんし、併せた新馬のウィットビーアビーを捉えきることはできませんでした。

ウィットビーアビーが新馬かつ馬なりでウェルカムニュースが一杯に追われていたことを考えると非常に物足りないです。

時計も5F71秒5-上がり1F12秒5と遅いですし、正直物足りなさが露呈した内容でした。

久々の芝レース以前に状態が気になるところで、よっぽど長距離適性がかみ合わない限り激走は至難といえるでしょう。

クールミラボー

クールミラボー 11月27日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)85.069.454.138.011.7直強め
前走最終栗東CW(稍重)86.670.555.039.011.5G前一杯

久々の芝レースとなるクールミラボーは栗東のウッドチップコースでチャンピオンズカップ(G1)に出走するセラフィックコール(牡4、オープン)と併せました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから僚馬より1馬身半先行する形で直線強めに追い、6F85秒0-上がり1F11秒7の時計を記録しましたが僚馬に3馬身遅れを取りました。

1前走から中6週となる今回、中間追い切りは今月上旬から再開し、坂路で12本(すべて軽め)、ウッドで3本の時計を記録していました。

最終追い切りはウッドコースで僚馬と併せましたが、脚取り自体はリズムよく動けています。

ただ、直線強めに追われた割に終いは2F11秒5から1F11秒7で減速してしまいました。

全体時計も85秒0とゆったりしていたので、直線で加速できたら良かったのですが、いまいち伸びが欠けていたのは気になるところです。

直線で促されてからの反応もいまいちでしたし、そこまで良化しているようには見えませんでした。

ゴールデンスナップ

ゴールデンスナップ 11月27日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)83.367.452.137.711.8馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.340.112.8強め

前走の古都ステークス(3勝クラス)で2着入線したゴールデンスナップは栗東のウッドチップコースでラミアストラーダ(牡4、2勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を4~5馬身追走し、6F83秒3-上がり1F11秒8の時計で同時併入しました。

中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で8本、ウッドで3本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが24日には栗東坂路で単走、強めに追われて全体時計55秒7-上がり1F13秒0で負荷を掛けています。

最終追い切りは併せ馬を置いて軽めの調教でしたが、少し首の使い方がオーバーな感じはするものの、淡々としたリズムで追うことができています。

ただ、そこまで覇気があるかといわれえると難しいところで、例えば今年5着に入線した阪神大賞典の最終追い切りでは直線で重心を低くしながら安定したフットワークで走破していました。

今回はどこか重い脚取りでしたし、少なくとも阪神大賞典の時ほどの仕上がりには見えません。

ウッドで最終追い切りを行うこと自体、今年1月に開催された琵琶湖特別(1勝クラス)以来なのでそのあたりも影響しているかもしれないです。

ここは当落線上までといったところでしょうか。

サンライズソレイユ

サンライズソレイユ 11月27日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.239.013.1馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.239.812.6一杯

格上挑戦となるサンライズソレイユは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追われて4F53秒2-上がり1F13秒1で軽く仕上げています。

前走から中1週と間隔が短く、中間追い切りは坂路が1本、軽い追い切りのみでした。

最終追い切りも馬なりで軽い調整でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていませんでした。

最終追い切り時計も明らかに軽いものなので、どれほど力を出し切れているのか正直判断しがたいです。

調教データが乏しく、判断しがたいため今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。

シュヴァリエローズ

シュヴァリエローズ 11月27日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.739.112.8馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.240.112.7馬なり

今年の京都大賞典(G2)を制したシュヴァリエローズは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒7-上がり1F12秒8の時計で軽くまとめています。

前走から中7週となる今回、中間追い切りは坂路で6本、ウッドで5本と坂路とウッドをバランスよく乗り込んでいました。

なお、映像はありませんが20日と23日は栗東ウッドで併せ馬を置いて馬なりで調整されています。

最終追い切りも引き続き坂路で軽い調整でしたが、10月に一回使ったことできびきびとした脚取りで動けています。

馬具の効果もあったのか、最後まで視線も前方に向いていましたし、軽快な動きで登坂出来、好感の持てる内容でした。

地味ですが、終いも2F-1Fともに12秒8で長く脚を活かしていますし、時計以上に好感の持てる動きができていました。なかなかの好仕上がりです。

シルブロン

シルブロン 11月27日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(重)  53.439.012.7一杯
1週前美浦南W(重)⑦99.468.653.938.912.1馬なり
前走最終札幌ダート(重) 69.353.839.912.3強め

シルブロンは美浦坂路で単走を行いました。

稲垣調教師自ら追い切りに騎乗し、一杯に追われて4F53秒4-上がり1F12秒7の時計で強く追いました。

1週前の21日は美浦ウッドで単走を行っています。

このときも稲垣調教師が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで7F99秒4-6F83秒6-1F12秒1の時計で最後まで加速ラップを刻んでいます。

前走から約3か月ぶりのレースで久々ですがフットワークは軽いですし、最後まで脚を伸ばして走破できているように、久々でもいい走りができています。

最終追い切りは坂路で一杯に追われていますが、ここでも集中力の高い走りでまとめることができました。

一杯に追われたこともあって脚取りにも力強さがありますし、最後までペースを維持してまとめています。

一杯に追われた割に全体時計はそこまで目立っていませんが、それでも強く追ったことで力いっぱい登坂できていますし、陣営の指示通りの走りができたのではないでしょうか。

2週続けて稲垣調教師が追い切りに騎乗していたのも好感が持てますし、意欲的な動きができていたのでレースでどのような走りを見せてくれるか楽しみです。

ダンディズム

ダンディズム 11月27日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  52.638.012.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  51.637.812.0強め

前走の福島記念(G3)で3着入線したダンディズムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F52秒6-上がり1F12秒4の時計でまとめています。

前走から中2週ということですが、中間は坂路で8本(すべてキャンター)、ウッドで1本(こちらもキャンター)、中間はすべて時計を出さず、軽い調教で現状維持に努めていました。

最終追い切りも引き続き坂路で軽い調整でしたが、全体時計、終い時計ともに前走最終時より出ていません。

ただ、前走は強めに追ったのに対し、今回は馬なりで脚質は軽めだったので一概に比較しなくて良いでしょう。

その中でも外ラチ沿いから集中力の高い脚取りで登坂しているのは好感が持てます。

馬体も相変わらず立派ですし、年齢以上に動けているのも良かったです。

これまでの戦績を見てみると、タフな馬場のほうが合っているので開幕週の中山がダンディズムの脚質に合うかは分かりませんが、スタミナは豊富なのでかみ合えば面白いかもしれません。

フェーングロッテン

フェーングロッテン 11月27日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.938.812.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.938.712.3馬なり

スランプから脱却したいフェーングロッテンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで全体時計53秒9-上がり1F12秒5の時計でまとめています。

前走オールカマー(G2)から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月に入ってから再開し、坂路で10本の時計が確認できました。

なお、映像はありませんが1週前の21日は栗東坂路で単走、一杯に追われて全体時計52秒2-上がり1F12秒4の自己3番目に速い時計を叩き出しています。

最終追い切りは軽い調整でしたが馬場の外目から回転の速い脚さばきで動けています。

1週前に負荷を掛けたことで良化の気配が感じられました。

ピッチの利いた走りでまとめており、終いも2F12秒4-1F12秒5でわずかに減速しているものの誤差の範囲内でまとめることができています。

今回は久々のレースとなりますが、追い切りを見る限り四肢の動きは素早く、レースに対する意欲も感じられ、いい仕上がりに見えました。

あとは、菊花賞(G1)以来となるステイヤーレースで適性がかみ合うかどうかがポイントとなるでしょう。

フォワードアゲン

フォワードアゲン 11月27日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)80.664.851.237.311.8馬なり
前走最終美浦南W(重) 64.149.535.611.6強め

フォワードアゲンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

レースで騎乗する内田博幸騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで6F80秒6-上がり1F11秒8の時計でまとめています。

前走から中3週でレースに挑みますが、中間追い切りは坂路で11本(すべてキャンター)、ウッドで5本の時計を記録していました。

また、20日にはプール調教を、21日にはウッドで単走、ゴール前で仕掛けられて6F82秒6-上がり1F11秒8の時計で負荷を掛けています。

最終追い切りはウッドで軽い追い切りでしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されておらず、動きの確認は取れませんでした。

ただ、最終追い切りの全体時計80秒6はこれまでのウッド追いの中で4番目に速い時計です。

ゴール前で仕掛けられた21日よりも全体時計は出ていますし、終い1Fの時計もコンマ1秒しか差がないことから、時計面だけ見たらこれまでの中でも上位の出来栄えといえそうでした。

前々走オクトーバーステークス(L)の1週前追い切りがウッドで単走、馬場の2分どころから強めに追って6F78秒3-上がり1F11秒6の自己ベストを記録していましたが、レースでは9着だったように、好時計がレース結果に直結するわけではありませんが、それでも時計だけ見たら悪くない仕上がりのように思います。

肝心の動きが分からないので判断しがたいですが、限られた情報の中から、今回はB評価にします。

フルール

フルール 11月27日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)85.168.353.238.512.0馬なり
前走最終美浦南W(稍重)83.266.952.437.811.7直強め

長距離レースを中心に使われてきたフルールは美浦のウッドチップコースでファンタズマ(牡2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より3馬身先行し、6F85秒1-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。

中間追い切りは11月に入ってから再開し、坂路で11本、ウッドで3本の時計を記録していました。

なお、映像はありませんが1週前の20日は美浦ウッドでウィズダムハート(牝4、1勝クラス)と併せています。

久々にコンビを組む荻野極騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、6F83秒5-上がり1F11秒9の時計で強く追いましたが僚馬に2馬身遅れを取っていました。

最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、コーナーワークの走りを見ると、少し後ろ向きな感じがします。

ただ、脚取り自体はそこまでわるくありません。

直線ではファンタズマが少し寄ってくる場面もありましたが、ブレずに最後まで駆け抜けていることから、冷静な走りができています。

自分のペースをコントロールしてまとめていますし、終いもしっかり伸びているのも好感が持てました。

コーナーから直線に掛けてはそこまで覇気が感じられませんでしたが、直線で手前を替えてからは加速態勢に入ってまとめているように、レースセンスのある走りが確認でき、好内容でした。

順調に仕上がっているといえます。

マイネルケレリウス

マイネルケレリウス 11月27日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重) 68.952.637.611.7馬なり
前走最終美浦芝(不良) 70.253.738.712.2馬なり

マイネルケレリウスは美浦のウッドチップコースで昨年の函館スプリントステークス(G3)を制したキミワクイーン(牝5、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬より4馬身先行し、5F68秒9-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

中間追い切りは11月に入ってから再開し、坂路で10本(すべてキャンター)、ウッドで5本と、坂路とウッドを併用しながら調整が行われました。

なお、映像はありませんが1週前の20日にも美浦ウッドでキミワクイーンと併せています。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より3馬身先行する形で一杯に追われて6F83秒8-上がり1F11秒6の時計を残しましたが僚馬に半馬身遅れていました。

最終追い切りは2頭併せで軽く調整を行いましたが、1週前に強く追い切りを行った影響もあって序盤から気持ちの乗った動きができています。

直線に入ってからも長く脚を伸ばして加速していますし、馬なりでも前向きな動きができていました。

直線に入ってからは内からキミワクイーンが一気に捉えにかかりましたが、キミワクイーンは函館スプリントステークスを差しの競馬で勝利した重賞馬なので、相手関係を考えたらそこまで気にしなくて良いでしょう。

1週前に負荷を掛けたことで良化の気配が見えましたし、走法を見る限り長距離も合うかもしれないので、どのような走りを見せてくれるか注目したいです。

ミクソロジー

ミクソロジー 11月27日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.539.112.9末強め
前走最終栗東坂路(不良)  55.439.812.9末強め

昨年のダイヤモンドステークス(G3)を制したミクソロジーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、4F54秒5-上がり1F12秒9の時計でまとめています。

前走アルゼンチン共和国杯(G2)から中3週となりますが、アルゼンチン共和国杯の翌週から追い切りを再開し、坂路で13本、ウッドで1本と、間隔のわりに本数を残しています。

なお、映像はありませんが1週前の20日には栗東ウッドでポッドデューク(牡2、未勝利)と併せていました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、6F84秒5-上がり1F12秒0の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れています。

最終追い切りは坂路で末強めに追いましたが、道中少し頭が高いです。

また、末強めに追われた割に終いも2F12秒5-1F12秒9で減速してしまいました。

全体時計も54秒5と平凡なので最後まで加速ラップしていることが望ましかったのですが、早い段階でペースダウンしてしまったのは気になります。

序盤から力ある動きで登坂していたので走りに対して前向きな姿は見せていましたが、使える脚がそこまで長くなかったのは減点材料でした。

1週前追い切りも馬なりで追われた未勝利馬に対して一杯に追って追走したにもかかわらず捉えきれていないです。

もしかしたら昨年発症した左前脚の脚部不安が原因で思い通りの走りができていない可能性も考えられます。

ダイヤモンドステークスを勝利した馬で血統的にもステイヤーズステークスと相性は良さそうですが、いい時期ほどの出来には程遠い内容でした。

メイショウブレゲ

メイショウブレゲ 11月27日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.539.612.8馬なり
前走最終栗東坂路(不良)  53.738.612.9馬なり

今年の万葉ステークス(OP)を制したメイショウブレゲは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで4F53秒5-上がり1F12秒8の時計で軽くまとめています。

中間追い切りは前走アルゼンチン共和国杯(G2)の翌週から再開し、坂路で13本の時計を残し、坂路に特化した追い切りを行っていました。

なお、映像はありませんが1週前の20日には栗東坂路で単走、一杯に追われて4F53秒0-上がり1F13秒2で負荷を掛けています。

最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、少し首は安定しておらず、ややかかっている感じもしましたが、後ろ脚の踏み込みを見る限り力強く動けています。

フォームも安定していますし、この秋3戦目となるためレース感覚も養われていました。

1週前の坂路調教が一杯に追われた割に減速ラップで全体時計も目立たなかったので、スピード勝負でどこまでやれるか難しいところですが、決して悪い追い切りではありません。

この馬なりに良化しているように見えました。

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ステイヤーズステークス2024追い切り評価ランキング

評価馬名
シルブロン
フェーングロッテン
アイアンバローズ
シュヴァリエローズ
ダンディズム
フルール
マイネルケレリウス
ゴールデンスナップ
フォワードアゲン
メイショウブレゲ
クールミラボー
ミクソロジー
ウェルカムニュース
E(測定不能)サンライズソレイユ
同評価内は50音順になります。

ステイヤーズステークス2024追い切り映像

ステイヤーズステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 ステイヤーズステークス|JRA公式

ステイヤーズステークス2024の最終予想

ステイヤーズステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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