【阪神ジュベナイルフィリーズ2024予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!
阪神ジュベナイルフィリーズ2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に阪神ジュベナイルフィリーズ2024予想の最終買い目を発表します!
阪神ジュベナイルフィリーズ2024の予想ポイント
- キャリア2~3戦で連対率100%の馬がこのレースで勝ち切りやすい
- ノーザンファーム生産馬が圧倒的に強い
- 馬券の中心は1~5人気、1人気【5-0-0-5】は勝つか負けるか
- 枠の影響はほとんどない
- 前走アルテミスステークス組が活躍している
- 前走勝ち馬は重賞&クラス戦の馬を狙いたい
阪神ジュベナイルフィリーズ2024予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに阪神ジュベナイルフィリーズ2024予想の最終買い目を発表します。
阪神ジュベナイルフィリーズ2024の有力馬3頭
今年の阪神JFも現時点で実績のある牝馬が多数参戦しています。
ここをステップに、来年春のG1を盛り上げる馬が出てくることでしょう。
今年の出走登録馬の中から注目されている有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ブラウンラチェット
- アルテミスS (G3) 2024年
今年の有力候補は2戦2勝の無敗馬ブラウンラチェットです。
新馬戦は超高速馬場傾向にあった9月の中山芝1,800mでこの時期の2歳馬らしい超スローからの上がり3F勝負で勝利しています。
そして、前走のアルテミスステークスは馬場の内目から先行しつつ、直線では前が空くまで我慢させて、空いた隙を突いて伸びきり、逃げたミストレスを捕らえて重賞制覇を成し遂げました。
道中はどこか余裕ある動きで我慢しつつ、促されてからは鋭く伸びていたので反応も良く、競馬センスあふれる走りを見せていました。
今回はG1挑戦となりますが、前走アルテミスステークスを見る限り底は見せてなさそうです。
超スローだったとはいえ、新馬戦で急坂を2回駆け上がる中山芝1,800mの舞台を勝ち切っていることから、開催後期の京都でも最後まで脚色を活かせそうです。
系統は異なりますが、半兄がダートの新生フォーエバーヤングなので素質にも期待できそうですし、無敗の2歳女王の座を手にしてもおかしくないでしょう。
コートアリシアン
- 2歳新馬 2024年
新馬戦を5馬身差で勝利し、前走新潟2歳ステークスでも2着入りしたコートアリシアンも面白そうな馬です。
新馬戦は6月の東京芝1,600mで、内容としては超スローからの終い3F勝負でした。
直線だけの競馬でしたが、1頭だけ上がり最速33秒3の末脚で2着のベルリネッタを5馬身突き放しているように、ここは1頭だけモノが違っていました。
そして、前走新潟2歳ステークスは出負けしたもののすぐにリカバーして5番手くらいの位置を確保し、コーナーでは外に持ち直して直線では外から一気を仕掛けました。
残り200mの標識あたりで先に抜け出したトータルクラリティに並んだようにも見えましたが、再び差し返されての2着です。
ここは馬場の外目から上がり3Fでまとめようとしましたが、先に動いたトータルクラリティが総合的に一枚上で、相手が強かったかもしれません。
それでも3着以下は3馬身以上突き放していますし、走破時計1分34秒3も優秀です。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、前走新潟2歳ステークスで非凡な才能が垣間見ることができたのでここでもチャンスはありそうです。
マイルも2戦2連対と相性が良いですし、長く脚を使える展開になるようでしたら力は引き出せるのではないでしょうか。
メイデイレディ
- ジェサミンS (G2) 2024年
今年の出走馬の中である意味目が引くのは米国馬メイデイレディです。
メイデイレディはこれまでの通算成績4戦3勝で、 勝利したジェサミンステークスは中団よりもやや後ろで競馬し、コーナーで一気に前に詰め寄り、直線は馬群の中からじりじり脚を伸ばして勝利しました。
上位3頭大接戦でしたが、ぎりぎり最先着して見事優勝しています。
そして、前走ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフは外ゲートからスタートを決めましたが、外発走ということもあって後ろからの競馬となります。
道中後ろから3~4番手の位置で競馬しましたが、内ラチ沿いを確保し、向こう正面半ばで馬群の真ん中を確保し、直線では馬群を交わして好位置を確保すると、先に抜けだしたレイクヴィクトリアを捕らえにかかりましたが1馬身半差の2着でした。
勝ち馬には完敗でしたが、道中好位置から立ち回って2着は騎乗したデットーリ騎手の好騎乗もありますし、やるべきことをやったうえでの2着といえるでしょう。
また、先着を許したレイクヴィクトリアは4戦4勝の無敗馬、内G1タイトルを2つ手にしている米国最強2歳牝馬なので相手関係を考慮したら十分すぎるほど健闘しています。
今回はまさかの来日となりますが、近2戦は馬場の中から抜け出して勝ち切っており、勝負根性がありそうです。
時計に関しては評価しづらいものの、開催後期の京都は本来なら時計がかかってもおかしくないので、しぶとい脚が使えるようでしたらここでもチャンスはありそうです。
多頭数でも苦にならないですし、内枠から底力を出せる展開になれば上位争いにも期待できるかもしれません。
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阪神ジュベナイルフィリーズ2024の穴馬2頭
阪神JFは意外とそこまで荒れる傾向は少ないレースです。
しかし、リバティアイランドが勝利した2022年は2~3着に二桁人気のシンリョクカとドゥアイズが入線し、久々に高配当が飛び出しました。
今年は京都で開催されるため、これまでと異なる展開となり、もしかしたら高配当が出るかもしれませんよ。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ジャルディニエ
- アスター賞(1勝クラス) 2024年
前走アスター賞を制したジャルディニエは新種牡馬アドマイヤマーズのファーストクロップです。
新馬戦こそ2着に敗れてしまいましたが、勝ち馬サニーサルサとの差はクビ差で悪くない結果でした。
そして、続く未勝利戦は夏の小倉で1番人気に支持され、ハイペースで流れる展開になりましたが3~4番手の位置で競馬しつつ、残り800mの標識辺りでじわりとペースを引き上げ、直線では早くも先頭に立ち、そこからも余裕のある走りで後続を突き放して完勝しました。
ハイペースでタイトな流れだったと思いますが、800mから早めに動いて直線でも脚色を伸ばして勝ち切っているように、スタミナは豊富そうで、距離が伸びても面白そうでした。
そして、前走アスター賞は中山芝1,600mが舞台で最内から発走し、道中馬群の真ん中やや後ろでした。
道中後ろからでしたが残り3Fでじわりとペースを引き上げ、直線では各馬の外目から追込、そのまま突き抜けて勝利しています。
ここは後ろからの競馬でしたが残り3F標識で加速し、大外に回しながらも最後まで脚を伸ばしているので力強さを証明しており、改めてスタミナのある競馬を見せています。
今回はG1ということで相手は強力ですが、近2戦の内容を見る限り、スタミナのある馬なので早仕掛けになりがちな京都の外回りコースとは合いそうです。
相手も強力ですが、京都の代替開催はジャルディニエにとって追い風になるかもしれません。
来年のオークスでも見てみたいので、そういった意味でもここで結果を残してほしいです。
ランファーヴァウ
- デイリー杯2歳S (G2) 2024年
前走のデイリー杯2歳ステークスを勝利したランファーヴァウも参戦します。
デイリー杯2歳ステークスは牡馬混合の重賞でした。
このときの舞台が今回と同じ京都の外回りコースで、道中馬群の真ん中で競馬し、直線では各馬が縦に並んだ中、内目から脚を伸ばし、ドラゴンブーストの追撃を寄せ付けずに勝利しています。
牡馬相手に勝ち切ったといったら聞こえはいいですが、7頭立てで包まれるリスクが少なかったですし、ペースもスローだったのでそこまで厳しい展開ではなかったです。
相手も楽だったので、正直この1戦は評価しづらく、あえていうなら京都芝1,600mのコース適性が証明できたことくらいが収穫でしょうか。
個人的にはその前の京都芝1,400mで行われた2歳未勝利戦のほうが面白く、ここは14頭の多頭数開催で序盤は出負けし、馬場の真ん中で脚を溜めましたが、経済コースを確保し、直線では空いた最内を突いて一気に脚を伸ばして勝利しました。
ロスのない立ち回りも見事でしたが、直線入りの時点で1頭だけキレ脚が違っていましたし、非凡な才能を発揮しています。
前が空いていたとはいえ、瞬発力も光るものがありましたし、強い競馬ができていました。
今回は引き続き京都でレースを行いますが、近走を見る限り高速馬場のほうが合ってそうです。
そういった意味では師走の京都は相性が良くなさそうですが、先週のレースを見る限りまだまだ時計は出ていました。
京都も2戦2勝と相性が良いですし、先週の傾向が続くようでしたらここでも力は発揮できるかもしれません。
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ここからは阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
阪神ジュベナイルフィリーズ2024の概要
阪神JF(ジュベナイルフィリーズ)は京都競馬場で開催される2歳牝馬限定のマイルG1です。
レース名の【ジュベナイル】とは、英語で【少年・少女】を意味し、フィリーは【4歳までの牝馬】を意味します。
デビューしたての若き牝馬にふさわしいレース名といえるでしょう。
なお、レース名を見たら分かるように、もともと阪神競馬場で開催されていたレースですが、今年は阪神競馬場がリフレッシュ工事のため使用できません。
そのため、今年は1990年以来、実に34年ぶりに京都でレースが行われます。
阪神JFは早くにデビューした2歳牝馬の頂上決戦として設けられています。
現時点で実績を重ねた2差牝馬が大量に出走登録し、過去10開催の内、レシステンシアが制した2019年を除いた9開催でフルゲート開催となりました。
毎年フルゲート開催、くわえて戦績の乏しい2歳馬限定競走ということで荒れるように思いますが、意外なほど荒れません。
恐らく、出走馬の能力の差が大きいことから、人気のある馬すなわち実力のある馬が勝ち切りやすいため、荒れないと推測できます。
固く決まりやすいことから、本命党におすすめのレースといえるでしょう。
なお、ここ数年は出走馬のレベルが向上しており、過去10年内の勝ち馬のうちの5頭が3歳以降もG1レースを制しました。
この中には三冠牝馬のリバティアイランドや白気のアイドルホースであるソダシもいます。
近年出世する馬が増加していることから、将来性にも期待できるレースといえるでしょう。
今年はフルゲート18頭に対して26頭もの登録が確認できました。
今年もフルゲートで行われそうです。
師走の寒い時期に若き牝馬が熱い戦いを繰り広げようとしています―――。
うましるでは、阪神で開催された2014~2023年の過去10開催からデータをまとめました。
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阪神ジュベナイルフィリーズ2024の開催内容
開催日 | 12月8日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 2歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 6500万円 |
阪神ジュベナイルフィリーズ2024が開催される京都の芝1,600m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナー奥に設けられたポケット |
コース | 右回りの外回りコース使用 |
1周の距離 | Aコース 1,894.3m Bコース 1,913.6m Cコース 1,932.4m Dコース 1,951.3m |
直線距離 | Aコース 403.7m Bコース 398.7m Cコース 398.7m Dコース 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.35.0 |
コースレコード | 1:31.3 (2018年 マイラーズC【G2】サングレーザー) |
阪神で開催された阪神ジュベナイルFのタイム | |
平均タイム | 1:35.7 |
レコードタイム | 1:32.6 (2023年 アスコリピチェーノ) |
今年の阪神JFは京都競馬場の芝1,600m(外回り)で開催されます。
スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、最初の3コーナーまでの距離は712mもあります。
スタートして400mほどは平らなコースを走りますが、そこを過ぎると400mほど上り坂を駆け上がります。
この坂は3コーナー入ってすぐまで続いており、ここを過ぎたら今度は急激な下り傾斜になります。
3コーナーにある小高い丘のような坂は京都名物の【淀の坂】と呼ばれるもので、急な下り坂を過ぎたら残り800はほぼ平らです。
また、外回りコースは半径が大きいですが4コーナーは意外と鋭角なのであまりにも後ろから捲ろうとする馬はどうしても大外ブン回しになることもあります。
最後の直線は約404mでほぼ平らです。
各馬は最高速度でゴールを目指します。
京都の芝1,600mは序盤が平ら⇒中盤に上り坂⇒ラスト4ハロンから下り傾斜で一気に加速します。
そのため、スローからの上がり勝負になりやすいです。
特に残り800m時点の下り傾斜を活かしてそのままスパートをかける傾向が強く、長くトップスピードを活かせる馬が好走していますよ。
京都の芝1,600m(外)はここをチェック!
- スピードを活かしやすいコース
- 最後の直線上に上り坂がない
- 追い込み馬は凡走しがち
- 関西騎手が圧倒
- サンデーサイレンス系産駒が好走している
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阪神ジュベナイルフィリーズ2024の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
アルマヴェローチェ | 牝2 | 55.0 | 岩田望来 |
イリフィ | 牝2 | 55.0 | 藤岡佑介 |
ウォーターガーベラ | 牝2 | 55.0 | 角田大和 |
カワキタマナレア | 牝2 | 55.0 | 鮫島克駿 |
クリノメイ | 牝2 | 55.0 | 荻野琢磨 |
コートアリシアン | 牝2 | 55.0 | 戸崎圭太 |
サンナイアガラ | 牝2 | 55.0 | 未定 |
ジャルディニエ | 牝2 | 55.0 | 北村友一 |
ジューンエオス | 牝2 | 55.0 | 未定 |
ショウナンザナドゥ | 牝2 | 55.0 | 池添謙一 |
スリールミニョン | 牝2 | 55.0 | 永島まなみ |
ダンツエラン | 牝2 | 55.0 | 団野大成 |
ティラトーレ | 牝2 | 55.0 | 木幡巧也 |
テリオスララ | 牝2 | 55.0 | M.デムーロ |
テレサ | 牝2 | 55.0 | 松山弘平 |
ビップデイジー | 牝2 | 55.0 | 幸英明 |
ブラウンラチェット | 牝2 | 55.0 | C.ルメール |
ベルビースタローン | 牝2 | 55.0 | 国分恭介 |
ミーントゥビー | 牝2 | 55.0 | 松岡正海 |
ミストレス | 牝2 | 55.0 | 坂井瑠星 |
メイデイレディ | 牝2 | 55.0 | L.デットーリ |
モズナナスター | 牝2 | 55.0 | 田口貫太 |
ラブアイミー | 牝2 | 55.0 | 吉村誠之助 |
ランフォーヴァウ | 牝2 | 55.0 | 未定 |
リリーフィールド | 牝2 | 55.0 | 武豊 |
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 7 | アスコリピチェーノ | 3 | 新潟2歳ステークス(G3) | 1 |
2 | 6 | ステレンボッシュ | 5 | 赤松賞(1勝クラス) | 1 | |
3 | 10 | コラソンビート | 2 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
2022 良 | 1 | 9 | リバティアイランド | 1 | アルテミスステークス(G3) | 2 |
2 | 3 | シンリョクカ | 12 | 新馬 | 1 | |
3 | 13 | ドゥアイズ | 10 | 札幌2歳ステークス(G3) | 2 | |
2021 良 | 1 | 10 | サークルオブライフ | 3 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
2 | 11 | ラブリイユアアイズ | 8 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 3 | |
3 | 13 | ウォーターナビレラ | 4 | ファンタジーステークス(G3) | 1 | |
2020 良 | 1 | 6 | ソダシ | 1 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | サトノレイナス | 2 | サフラン賞(1勝) | 1 | |
3 | 11 | ユーバーレーベン | 6 | アルテミスステークス(G3) | 9 | |
2019 良 | 1 | 4 | レシステンシア | 4 | ファンタジーステークス(G3) | 1 |
2 | 9 | マルターズディオサ | 6 | サフラン賞(1勝) | 1 | |
3 | 10 | クラヴァシュドール | 3 | サウジアラビアRC(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 13 | ダノンファンタジー | 1 | ファンタジーステークス(G3) | 1 |
2 | 9 | クロノジェネシス | 2 | アイビーステークス(OP) | 1 | |
3 | 11 | ビーチサンバ | 4 | アルテミスステークス(G3) | 2 | |
2017 良 | 1 | 11 | ラッキーライラック | 2 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | リリーノーブル | 3 | 白菊賞(500万) | 1 | |
3 | 4 | マウレア | 4 | 赤松賞(500万) | 1 | |
2016 良 | 1 | 2 | ソウルスターリング | 1 | アイビーステークス(OP) | 1 |
2 | 18 | リスグラシュー | 2 | アルテミスステークス(G3) | 1 | |
3 | 4 | レーヌミノル | 3 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 2 | |
2015 良 | 1 | 2 | メジャーエンブレム | 1 | アルテミスステークス(G3) | 2 |
2 | 13 | ウインファミラス | 10 | アルテミスステークス(G3) | 5 | |
3 | 11 | ブランボヌール | 3 | ファンタジーステークス(G3) | 3 | |
2014 良 | 1 | 16 | ショウナンアデラ | 5 | からまつ賞(500万) | 1 |
2 | 11 | レッツゴードンキ | 2 | アルテミスステークス(G3) | 2 | |
3 | 4 | ココロノアイ | 4 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
【実績】勝ち馬9頭がキャリア2~3戦で連対率100%の馬
年度 | 勝ち馬 | 戦績 |
2023 | アスコリピチェーノ | 【2-0-0-0】 |
2022 | リバティアイランド | 【1-1-0-0】 |
2021 | サークルオブライフ | 【2-0-1-0】 |
2020 | ソダシ | 【3-0-0-0】 |
2019 | レシステンシア | 【2-0-0-0】 |
2018 | ダノンファンタジー | 【2-1-0-0】 |
2017 | ラッキーライラック | 【2-0-0-0】 |
2016 | ソウルスターリング | 【2-0-0-0】 |
2015 | メジャーエンブレム | 【2-1-0-0】 |
2014 | ショウナンアデラ | 【2-1-0-0】 |
過去10年の阪神JFの勝ち馬9頭がキャリア2~3戦でこれまでのレースにおける連対率が100%でした。
唯一該当しなかった馬は2021年のサークルオブライフでしたが、通算成績は【2-0-1-0】で馬券から外れたことがありません。
言い方を変えればこれまでに一度でも4着以下に敗れていた馬は勝ち切れないといっても良いでしょう。
なお、過去10年の勝ち馬はいずれも前走レースが重賞かオープン競走、もしくはクラス戦でした。
前走未勝利だった馬は例え連対率が100%だったとしても勝ち切れていないので評価を下げたいです。
勝ち馬を探す際は下記の条件に絞って予想するのが良いでしょう。
・キャリア2~3戦
・連対率100%
・前走未勝利戦以外
今年の出走登録馬の中で上記の項目に該当する馬は8頭いました。
【生産者】近年勢いを増すノーザンファーム生産馬
生産者 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンF | 【7-5-2-32】 | 15.2% | 26.1% | 30.4% |
社台F | 【1-1-0-15】 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
伏木田牧場 | 【0-0-1-0】 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
追分F | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
宮内牧場 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の阪神JFでノーザンファーム生産馬は【7-5-2-32】でした。
ノーザンファーム生産馬だけで馬券全体の半数近くを占めているだけではなく、過去10開催の内の8開催で馬券に絡んでいることから勢いは段違いに高いです。
もともと若駒の育成に定評ありましたが、阪神JFにおいても旭日昇天の勢いといえるでしょう。
今年の出走登録馬の中でノーザンファーム生産馬は7頭いました。
なお、上記で上げた「キャリア2~3戦」「連対率100%」「前走未勝利戦以外」「ノーザンファーム生産馬」の4つ全てに該当する馬5頭いました。
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阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-0-0-5】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【1-4-1-4】 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【2-1-3-4】 | 20.0% | 30.0% | 60.0% |
4番人気 | 【1-0-4-5】 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
5番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-2-1-37】 | 0.0% | 5.0% | 7.5% |
10番人気以下 | 【0-2-1-85】 | 0.0% | 2.3% | 3.4% |
1番人気は勝つか負けるか
過去10年の阪神JFで1番人気は【5-0-0-5】でした。
これまで5頭の勝ち馬がでているものの、2~3着はゼロで、着外も5頭います。
1番人気は勝つか負けるか両極端なので、単勝馬券や馬単・三連単の1着固定で買うのが良いかもしれません。
上位人気が中心
過去10年の阪神JFの勝ち馬はいずれも1~5番人気に支持された馬です。
また、2~3着に入線した14頭も1~5番人気の馬でした。
阪神JFは戦績の乏しい2歳牝馬が集うレースなので予想が難しく感じますが、実際のところは人気馬が好走するケースが目立ちます。
過去10年の配当を見ても、三連複万馬券が飛び出したのは2度のみと、堅い決着が目立つので、本命路線で予想するのが良いかもしれません。
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阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-0-18】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
2枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
3枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
4枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
5枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6枠 | 【1-2-3-14】 | 5.0% | 15.0% | 30.0% |
7枠 | 【1-1-2-25】 | 3.4% | 6.9% | 13.8% |
8枠 | 【1-1-0-27】 | 3.4% | 6.9% | 6.9% |
過去10年の京都芝1,600m(外)の枠番別成績 | ||||
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【20-23-22-213】 | 7.2% | 15.5% | 23.4% |
2枠 | 【25-18-20-228】 | 8.6% | 14.8% | 21.6% |
3枠 | 【24-23-30-234】 | 7.7% | 15.1% | 24.8% |
4枠 | 【29-27-22-251】 | 8.8% | 17.0% | 23.7% |
5枠 | 【23-27-31-272】 | 6.5% | 14.2% | 22.9% |
6枠 | 【24-35-21-296】 | 6.4% | 15.7% | 21.3% |
7枠 | 【30-32-33-335】 | 7.0% | 14.4% | 22.1% |
8枠 | 【40-30-37-345】 | 8.8% | 15.5% | 23.7% |
京都開催時は枠の影響はなさそう
過去10年の阪神JFの好走馬を枠順別に見てみると、勝率がもっとも高かったのは1枠と5枠、複勝率は5枠と6枠が高いです。
ただし、過去10年の阪神JFは阪神競馬場で開催されていたのに対し、今年は京都で行われます。
そこで、2014年1月1日から2023年12月1日までの過去10年の京都芝1,600m(外回り)の枠番データを見たところ、単勝率も連対率も、複勝率もほとんど差がありませんでした。
過去の京都芝1,600m(外回り)の傾向を見る限り、枠の影響はなさそうです。
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阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
アルテミスS(G3) | 【5-3-3-19】 | 16.7% | 26.7% | 36.7% |
ファンタジーS(G3) | 【2-0-2-31】 | 5.7% | 5.7% | 11.4% |
新潟2歳S(G3) | 【1-0-0-4】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
札幌2歳S(G3) | 【0-0-1-2】 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
デイリー杯2歳S(G2) | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1勝クラス | 【1-4-1-46】 | 1.9% | 9.6% | 11.5% |
未勝利 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
新馬 | 【0-1-0-13】 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
好走率の高い前走アルテミスステークス組
過去10年の阪神JFで前走がアルテミスステークスだった馬は【5-3-3-19】でした。
勝率、連対率、複勝率の数値いずれも安定しています。
また、前走アルテミスステークスだった馬は過去10開催の内の7開催で馬券内に入線していることから信頼しやすいでしょう。
今年の出走登録馬の中で前走アルテミスステークスだった馬は3頭いました。(かっこ内はアルテミスステークスの着順)
前走ファンタジーステークス組は勝ち馬のみ信頼できる
過去10年の阪神JFで前走がファンタジーステークスだった馬は【2-0-2-31】でした。
そして、好走した4頭のうちの3頭が前走ファンタジーステークスを勝利しています。
唯一該当しなかった2015年の3着馬ブランボヌールはファンタジーステークスで3着でした。
ファンタジーステークス組を評価する際は勝ち馬のみ評価できるといえるでしょう。
それ以外の馬、特に馬券外に沈んでいた馬は消しても良いかもしれません。
今年の出走登録馬の中で前走ファンタジーステークスだった馬と着順をまとめました。
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【8-7-4-75】 | 8.5% | 16.0% | 20.2% |
2着 | 【2-1-4-23】 | 6.7% | 10.0% | 23.3% |
3着 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
4着 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5着 | 【0-1-0-7】 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
6~9着 | 【0-0-1-15】 | 0.0% | 0.0% | 6.3% |
10着以下 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走勝ち馬は重賞&クラス戦の馬を狙いたい
過去10年の阪神JFで前走1着馬は【8-7-4-75】でした。
馬券に絡んだ30頭のうちの19頭を占めているように、前走勝ち馬が阪神JFで好走する確率は高いです。
ただし、前走勝ち馬の内、前走が新馬だった馬はこれまで14頭がいましたが馬券に絡んだのは2022年のシンリョクカのみ、前走未勝利戦の勝ち馬は9頭全滅でした。
前走が新馬や未勝利だった馬は例え勝利していたとしても好走事例が乏しいため、前走重賞もしくはクラス戦だった馬から勝ち馬を探したいです。
今年の出走登録馬の中で前走重賞もしくはクラス戦を制した馬は9頭いました。
前走2着で好走した7頭はいずれも前走重賞だった
過去10年の阪神JFで前走2着だった馬は【2-1-4-23】です。
好走数は前走1着馬に劣るものの、勝率と複勝率に関しては前走1着馬よりも高い水準でした。
前走2着馬の成績も悪くありません。
なお、好走した7頭はいずれも前走が重賞レースだったので、前走2着馬は重賞組のみ評価したいです。
今年の出走登録馬の中で前走が重賞で2着だった馬は頭いました。
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阪神ジュベナイルフィリーズ2024全頭考察
今年の阪神JFも例年通りフルゲート以上の出走登録が確認できました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を紹介していきます。
※下記の抽選対象馬は出走が確定する木曜日以降に追記します。
・イリフィ
・ウォーターガーベラ
・サンナイアガラ
・ジューンエオス
・ショウナンザナドゥ
・ティラトーレ
・テレサ
・ベルビースタローン
・ラブアイミー
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アルマヴェローチェ
- 2歳新馬 2024年
アルマヴェローチェは前走札幌2歳ステークスで2着入りした馬です。
新馬戦は札幌芝1,800mで稍重の中、ハナに立ってスローに持ち込み勝利しました。
そして前走札幌2歳ステークスは最内1番からの発走でゲートも悪くありませんが、外の馬が積極策を打ったため中団で脚を溜めます。
向こう正面で一度外目に切り替えましたが再び内ラチを確保し、しかし残り600mの標識を過ぎたあたりで外に出しながら再び内ラチを確保し、そのまま粘って2着です。
最後の最後にマジックサンズに差されましたが、道中ところどころ外目を選択しながら位置取りを模索していたので、それがなければ勝ち負けも出来たことでしょう。
近2戦はどちらも札幌芝1,800mで、どちらも稍重以下の馬場でしたが最後まで脚を伸ばしているようにパワーは豊富そうです。
開催後期の京都の馬場が重くなるようでしたらチャンスはあるかもしれません。
休み明けとなるので追い切りを見ながらの判断となりますが、好内容でしたら印も検討したいです。
カワキタマナレア
- シンガポールターフクラブ賞 (OP) 2024年
3戦2勝のカワキタマナレアも参戦します。
デビュー戦とシンガポールターフクラブ賞はどちらも札幌芝1,200mの舞台で行われ、どちらも差し脚を伸ばして勝利しています。
特にシンガポールターフクラブ賞は開催最終週の札幌が舞台で稍重馬場ということで時計もかかっていましたが、最後まで力強く脚を伸ばして勝ちました。
ただし、前走ファンタジーステークスは5着です。
不良馬場だったので馬場が重すぎた可能性はありますが、それでも勝ち馬ダンツエランの0.1秒差なので一定以上のパフォーマンスは残していました。
今回は引き続き京都でレースを行いますが、近走を見る限りタフな馬場のほうが合いそうです。
血統的にも短距離ダート馬を多く輩出しているヘニーヒューズの仔なので時計がかかるほどチャンスはあるでしょう。
マイル実績は未知数ですが、引き続きコンビを組む鮫島克駿騎手は、テリオスララやイリフィではなくカワキタマナレアに騎乗することからこの馬に対する思いもあるでしょうし、当日の馬場次第で化けるかもしれません。
クリノメイ
- サフラン賞 (1勝クラス) 2024年
2戦2勝の無敗馬クリノメイも参戦します。
新馬戦は7頭立ての札幌芝1,500mでここは最内から好発を切って3番手の位置を確保、3~コーナーで前2頭に詰め寄って残り200mで抜け出して勝利しました。
そして、前走サフラン賞は9月末に行われた中山芝1,600mが舞台で、ここは中団やや後ろの位置で競馬を行い、直線で外目に持っていきつつじりじり脚を伸ばして僅差の勝利でした。
上位大接戦でしたが最後まで脚色を伸ばして勝利し、無事に2戦2勝を成し遂げています。
今回はG1挑戦となりますが、新馬戦もサフラン賞も相手はそこまで強力ではありません。
サフラン賞は雨が降り始めていたとはいえ時計もそこまで目立ちませんし、スパっとキレる脚も見られませんでした。
また、主戦を務めていた佐々木大輔騎手が現在騎乗停止になっているのもマイナスポイントです。
2戦2勝といったら聞こえはいいですが、内容は目立たなかったので相手が強化され鵜今回、上位争いは一筋縄ではないでしょう。
スリールミニョン
- ききょうS (OP) 2024年
阪神JFに出走するスリールミニョンは主戦の永島まなみ騎手が名付けた馬です。
デビュー戦から一貫してコンビを組んでおり、新馬戦は先行して1番人気に応える快勝、2走前のききょうステークスは道中下げて最後方の位置から直線一気を仕掛けて勝利しました。
この2戦はどちらも先行と差しで好走しているように、脚質には自在性がありそうです。
ただ、新潟2歳ステークスは直線残り1Fあたりで一杯になっており、前走ファンタジーステークスもじりじり脚を伸ばしたものの6着まででした。
新潟2歳ステークスはマイルで敗退し、ファンタジーステークスは不良馬場でやぶれているので、スタミナはそこまで豊富ではないかもしれません。
今回は京都芝1,600mが舞台になりますが、新潟2歳ステークスの内容を見る限りマイルは長い可能性があります。
永島まなみ騎手には昨年のリベンジを果たしてほしいところですが、スリールミニョンのポテンシャルを見る限り、ここでの好走は少し厳しいかもしれません。
ダンツエラン
- ファンタジーS (G3) 2024年
今年のファンタジーステークスを制したダンツエランも参戦します。
これまで京都で2戦走って2勝3着1回と相性は良く、前走ファンタジーステークスは不良馬場でタフな条件下でしたが7枠から幸先よく飛び出して前の集団に取りつき、直線でも最後まで脚を維持して勝ち切りました。
上位5頭大接戦でしたが、最後までしぶとく勝ち切っており、混戦にも強そうな印象を持ちました。
ただし、その前のりんどう賞は逃げたものの3着です。
全体のラップはスローで、テン3~4F目が1F当たり11秒8~11秒9で少し落ち着きつつ、最後まで抜け出しを図りましたが最後は苦しくなりました。
今回は新馬戦以来となるマイル戦となりますが、勝利した新馬戦もスローからの上がり3F勝負であまり当てにしづらいですし、マイル適性がかみ合うかが好走する上で最大のポイントとなりそうです。
テリオスララ
- 萩ステークス (L) 2024年
テリオスララは今年の萩ステークスの勝ち馬です。
脚質的には逃げの競馬を得意としており、前走萩ステークス、その前の未勝利戦も逃げの競馬で勝利しています。
どちらも超スローに落としつつ、上がり3Fで動いているので、自らゆったりした流れを作ることができればチャンスはありそうです。
ただ、今年は前に行く馬が多数いるのでこれまで通りのスローに持っていけるか難しいところです。
また、近3戦はいずれも出走頭数が一桁でした。
今回はフルゲート18頭立てで開催されるので団子になった際に臆することなく競馬できるか未知数です。
主戦の鮫島克駿騎手がカワキタマナレアに騎乗するのもマイナスだと思いますし、これまで以上にタイトになる可能性が高い今回、控えめにいっても楽ではないでしょう。
ビップデイジー
- 紫菊賞 (1勝クラス) 2024年
ビップデイジーは紫菊賞の勝ち馬です。
勝利した前走の紫菊賞は6頭立てのレースで道中3番手の位置で競馬しつつ、直線では抜け出して勝利しました。
2着のワンモアスマイルに1馬身以上差を付けて勝利していますが、6頭立てで出し切りやすかったですし、レースもスローからの上がり勝負で瞬発力有利の舞台で出し切りやすかったのは間違いないでしょう。
それよりも多頭数の中京芝1,600mで行われた新馬戦のほうが面白く、道中後ろからの競馬になりつつ直線入りの時点で上手く外に持ち出して勝ち切っています。
中京芝コースを得意としている幸騎手の手腕が光った一戦で、多頭数で位置取りが難しい中、巧みに操縦してポジションを確保し、突き抜けることができました。
新馬戦の内容を見る限り、操縦性は高そうなのでフルゲート開催が濃厚な今年の阪神JFでもうまくさばければ面白そうです。
前走紫菊賞で瞬発力を見せているのも良く、時計勝負でもある程度やれそうです。
恐らく人気しないと思いますが、意外と侮れないかもしれません。
ミストレス
- 2歳新馬 2024年
前走のアルテミスステークスで収得賞金を加算したミストレスも参戦します。
これまでの2戦はどちらも逃げの競馬で勝利しており、新潟の芝1,600mで行われた新馬戦は古川奈穂騎手の騎乗の元、外枠から逃げを打ってそのままスローに持ち込み楽勝でした。
斤量51キロの恩恵はありましたが2着馬に6馬身差だったので、斤量の恩恵がなくても善戦していたことでしょう。
そして、前走アルテミスステークスは最内から発走し、スローに持ち込んで粘りの2着入りしています。
このとき騎乗していたのは坂井瑠星騎手でしたが、レースメイクが非常にうまく、7番人気の馬を2着に持ってきたのは素晴らしいです。
アルテミスステークスで収得賞金を加算できたので無事に阪神JFへの出走資格が得られましたが、今回は逃げ馬がたくさんいます。
また、前走アルテミスステークスは不意の逃げが決まったので、手の内が明かされた今回、楽に逃げを許すことはないでしょうし、近2戦よりも厳しい展開になりそうです。
ここが正念場となるでしょう。
ミーントゥビー
- 2歳1勝クラス 2024年
キャリア3戦すべてで馬券に絡んだミーントゥビーも参戦します。
関東馬らしくこれまでの3戦はすべて東日本競馬場のレースを使われており、新馬戦は夏の福島芝1,200mで道中中団の位置で脚を溜めながら、直線で外目に出して勝利しました。
前との差は開いていましたが、最後まで脚を伸ばして勝ち切れたのは悪くないでしょう。
ただし、他の馬がその後パッとしていないことから相手に恵まれたのも事実でした。
その後、ダリア賞は3着、前走1勝クラスは1着と着順だけは立派ですがダリア賞は上位2頭と4馬身以上差がありましたし、前走1勝クラスはテン3F38秒4で東京芝1,400mとは思えないほど超絶ドスローで楽でした。
ここは一気に相手が強化されますし、初めてのマイルとなるので容易ではないでしょう。
よっぽど追い切りや枠に恵まれない限り印は打たないつもりでいます。
モズナナスター
- 2歳未勝利 2024年
モズナナスターはすでにキャリアを6戦使われている馬です。
勝利こそ4走前の未勝利戦しかありませんでしたが、前走ファンタジーステークスは内枠から積極的にハナに立って最後まで粘って2着入りしました。
惜しくもダンツエランには差されたうえ、5着まで大混戦でしたが2着を死守したことで収得賞金を加算できています。
前走を見る限り逃げが得意なように見えますが、カンナステークスや勝利した未勝利戦は先行競馬で、シンガポールターフクラブ賞は差しの競馬で好走しているようにある程度脚質に自由が利きます。
馬場に関しても、主にタフな馬場で結果を残していますが2走前のカンナステークスは1分7秒7の時計で2着なのである程度高速馬場でもやれていました。
ただ、カンナステークスが行われた今年9月の中山は異常な高速馬場だったので正直あてにしづらいです。
本質的にはタフな馬場のほうが合ってそうなので、キャリア初のマイルがかみ合い、且つ重くなるようでしたら引き続きチャンスはあるかもしれません。
リリーフィールド
- もみじS (OP) 2024年
リリーフィールドは今年のもみじステークスを制した馬です。
もみじステークスは10月中旬に開催された京都芝1,400mが舞台のレースで6頭立ての少頭数開催でした。
4枠から発走して序盤は3番手の位置で競馬しましたが、3コーナーあたりで一瞬ペースを引き上げて直線入りで先頭、そこからじりじり脚を伸ばして残り200mを過ぎたあたりで瞬間的に加速して後続を寄せ付けず、そのまま3馬身半差で勝利しています。
使える脚は一瞬でしたし少頭数で競馬しやすかったものの、走破時計1分21秒2は過去10年のもみじステークスの勝ち馬の中で最速なので一定の評価はしたいです。
それ以外のレースを見ると、函館2歳ステークスは後ろからの競馬となったことでイチかバチかの追込一気を仕掛けましたが6着まで、新馬戦は完勝でしたがダート戦なのであまり評価しづらいです。
近走を見る限り、良くも悪くも底を見せていませんが、もみじステークスは時計が優秀なので高速馬場が維持できていればチャンスはあるかもしれません。
初めてのマイルなので強くは推しづらいですが、下半期のG1で好調を維持している武豊騎手が騎乗するのも追い風ですし、枠や追い切り次第で軽く抑えるかもしれないです。
阪神ジュベナイルフィリーズ2024の騎手予想
更新後に追記いたします。
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阪神ジュベナイルフィリーズ2024追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
阪神ジュベナイルフィリーズの予想の参考にしてみてください!