【小倉牝馬S2025追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟にトップ評価「S」
小倉牝馬ステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では小倉牝馬ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
1月22日の馬場状態
美浦
この日の美浦はウッド、ポリトラックとも良馬場でした。
ウッドの1番時計はミッキーマドンナの6F79秒2です。
ミッキーマドンナ以外の馬はすべて80秒台以降の時計でしたが平均以上に時計は出ていました。
ポリトラックは統計が少ないので分かりません。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッド、ポリトラックともに良馬場でした。
坂路の1番時計はレイピアの4F50秒1で平均以上の時計です。
ウッドの1番時計はサンライズジパングが記録した6F78秒7で美浦ウッドよりも時計は出ていました。
ポリトラックは統計が少ないもののいつも通りの高速馬場だと思います。
小倉牝馬ステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
小倉牝馬ステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アスコルティアーモ
アスコルティアーモ 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦99.2 | 67.7 | 53.1 | 37.9 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 68.5 | 53.1 | 38.0 | 11.3 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 69.4 | 53.0 | 38.1 | 11.5 | 馬なり |
アスコルティアーモは栗東のウッドチップコースでイラーナ(牝4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を馬なりで2馬身半追走し、7F99秒2-6F82秒6-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
1週前の15日は美浦ウッドでラズベリームース(牝6、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っていました。
このときは前走に引き続きコンビを組む津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでラズベリームースを5~6馬身追走し、5F68秒5-上がり1F11秒3の時計で同時併入していました。
3頭併せのもっとも後ろ、最内から追い切りを行いましたが、久々でも小刻みに脚を動かしていて身体は柔らかいです。
終いも2F12秒5から1F11秒3で伸びていますし、休み明けでも問題なく動けていました。
終い重視の追い切りで、前にいた併せ馬には併入まででしたが現状の動きを確かめる意味では悪くない追い切りです。
15日の調教後は少しでも西に移動し、17日には栗東で調整されています。
最終追い切りは栗東のウッドチップ―スでイラーナと併せていました。ここでも僚馬の内側から追い切りを行いましたが、1週前同様小刻みな走法で動けており、輸送の疲れは感じさせません。
最後の直線では強めに追われたイラーナに併入まで持ち込まれましたが、それでも終い2F11秒7から1F11秒3でまとめていますし、1週前と比較しても全体時計は良くなっていました。
もともと長距離輸送でも結果を残すタイプの馬ですが、22日の最終追い切りを見た限りは問題なく良化しています。
これからさらに西へ遠征しますが、22日の追い切りを見る限りはレース当日でも力を発揮できそうでした。
アリスヴェリテ
アリスヴェリテ 1月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 37.8 | 12.5 | 強め | ||
前走最終 | 海外出走 |
昨年のマーメイドステークス(G3)で逃げ切って勝利したアリスヴェリテは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追って4F52秒5-上がり1F12秒5の時計で強めに負荷を掛けています。
前走はアメリカで開催されたブリーダーズカップディスタフ(G1)だったので海外帰り緒戦となります。
約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で3本のみとなっており、本数は控えめでした。
ただ、映像はありませんが1週前の16日には坂路で単走、強めに追われて4F51秒9-上がり1F12秒5で負荷を掛けているので、限られた本数で質の高い調教がされているように思います。
最終追い切りも1週前と同じ内容で坂路を行いましたが、舌を出しながらの走法で集中力があるかといいうと少し難しいです。
ただ、勝利したマーメイドステークスの最終追い切りでも舌を出しながら追い切りを行っていたのでそこまで気にしなくて良いでしょう。
強めに追った影響もあって後ろ脚の踏み込みは力強いですし、もたれることなくまっすぐ登坂できていることから体幹はしっかりしていましたし、海外帰り+休み明けでもアリスヴェリテらしい走りができていたのは良かったです。
なお、昨年マーメイドステークスの最終追い切りは坂路で4F51秒8-上がり1F12秒1だったので時計は見劣りしますが、マーメイドステークスのときは一杯に追われていました。
対して今回は強めなのでタイム差もそこまで気にしなくて良いと思います。
開幕週の小倉の馬場がフィットすれば、一人旅に期待できるかもしれませんよ。
エミュー
エミュー 1月22日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 小倉ダート(良) | 66.3 | 53.2 | 40.2 | 12.9 | G前仕掛け | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.3 | 66.4 | 52.0 | 37.9 | 11.7 | 強め |
エミューは小倉のダートコースで最終追い切りを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目からゴール前で仕掛けられ、5F66秒3-上がり1F12秒9の時計でまとめています。
中間追い切りは昨年末から再開しており、坂路で9本、ウッドで3本の時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の16日は美浦ウッドでモンタナアゲート(牡6、2勝クラス)と併せており、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられて5F67秒5-上がり1F12秒3の時計を記録していました。
最終追い切りは一足先に小倉入りしていましたが、追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので動きは分かりません。
時計に関しても小倉ダートの過去の時計が確認できなかったので判断しがたいです。
そのため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。
なお、管理する和田調教師によると「時計は少し速くなってやる気が出てきた」ようなので少し良化しているかもしれません。
エリカヴィータ
エリカヴィータ 1月22日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 小倉ダート(良) | 67.0 | 52.9 | 38.4 | 12.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 67.5 | 52.4 | 37.5 | 11.3 | 馬なり |
2年以上勝ち星から遠ざかっているエリカヴィータは小倉のダートコースでブルドッグキング(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F67秒0-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。
中間追い切りは12月下旬から再開しており、坂路で11本、ウッドで7本の時計が確認できました。
なお、映像はありませんが1週前の15日は美浦坂路でエリカリーシャン(牝4、1勝クラス)と併せており、僚馬を1馬身追走する形で末強めに追って4F53秒3-上がり1F12秒2の自己ベストで僚馬に半馬身先着しています。
最終追い切りは一足先に小倉入りしてダートコースで行われましたが、追い切り映像がJRAレーシングビュアーに上がっていません。
そのため、動きは分かりませんでした。
ただ、昨年小倉で開催された愛知杯(G3)でも早めの小倉入りで最終追い切りはダートコースで単走の馬なり追いを行っており、このときの時計が5F74秒8-上がり1F12秒2でした。
その時と比較すると終い1Fは遅れていますが全体時計は良くなっています。
また、今回の1週前追い切りでは坂路でも自己ベストを記録しているように、もしかしたら少し復活の気配があるかもしれません。
判断材料が少ないため今回はE評価(測定不能)としますが、中間追い切りや昨年愛知杯の最終追い切りと比較すると、少し良くなっている可能性があるので余裕がありましたら当日のパドックや返し馬から状態をチェックするのが良いでしょう。
エリダヌス ※取消
エリダヌス 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦PT(良) | 67.7 | 52.8 | 38.9 | 13.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 55.5 | 40.8 | 12.9 | 馬なり |
昨年の新潟牝馬ステークス(L)で2着入線したエリダヌスは美浦のポリトラックコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、5F67秒7-上がり1F13秒2の時計で軽くまとめています。
前走から約1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは前走レース終了翌週から再開しており、坂路でキャンターを6本、ウッドで2本の時計を記録していました。
最終追い切りはポリトラックで行われましたが、間隔を詰めている影響もあって身体は軽く、リズムよく動けています。
終いは1F13秒2なので大きく減速していますが、速い位置から意図してペースダウンしているように見えましたし、道中の身軽さが確認できただけでも収穫かもしれません。
走りを見る限り軽い馬場でかみ合いそうな印象だったので、冬とはいえ開幕週開催となる小倉が高速馬場傾向にあるようでしたら脚質とかみ合うのではないでしょうか。
エンパイアウエスト
エンパイアウエスト 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 38.1 | 12.6 | 強め | ||
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.1 | 67.5 | 52.7 | 38.2 | 12.0 | 馬なり |
エンパイアウエストは栗東坂路でムーンナイト(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。
初コンビを組む丸山騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を3馬身追走する形で強めに追って4F52秒3-上がり1F12秒6の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れてしまいました。
前走から2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で16本、ウッドで4本記録していました。
このうち、映像はありませんが1週前の16日は栗東ウッドで単走を行っており、このときは一杯に追われて6F83秒0-上がり1F11秒9の時計で負荷を掛けています。
なお、エンパイアウエストは関東馬ですが、早めに栗東入りしており、先週11日の時点では栗東坂路で時計が確認できました。
最終追い切りは栗東坂路で併せ馬を置いて強めに追っていますが、終始右手前で先に動いたムーンナイトにじりじり詰め寄っています。
ただ、終盤は手が入ってもそこまでキレ良く伸びず、先行していたムーンナイトに先着を許していました。
評価の難しいところですが追われても反応が鈍かったのは気になります。
ただ、エンパイアウエストはもともと坂路で終いの時計を出すタイプではないのも事実なので、案外現状でもこの馬なりに状態は良いかもしれません。
評価の難しいところですが、序盤から中盤の動きは悪くなかったので当落線上とします。
オーロラエックス
オーロラエックス 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 40.4 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.8 | 12.2 | 馬なり |
飛び級でレースに挑むオーロラエックスは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F55秒6-上がり1F12秒6の時計で登坂しています。
前走から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路で11本、ウッドで1本の時計が確認できました。そのほとんどが馬なりです。
最終追い切りも馬なりで軽めの調整でした。
道中少し左前脚が固いようにも見えましたが手前を替えてからは動きが良くなり、道中軽い脚取りでまとめています。
今年4歳になったばかりの馬ということで少し若さも見られましたが、前駆の筋肉の多さを見る限り、成長曲線真っ只中にいるように見えましたし、地味ですが加速ラップで登坂できているのも良いでしょう。
時計は全く出していませんが意図してのものだと思いますし、この馬なりに良コンディションを保っているように感じました。
キミノナハマリア
キミノナハマリア 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.0 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 86.2 | 69.3 | 54.2 | 38.7 | 11.6 | 馬なり |
キミノナハマリアは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F55秒0-上がり1F12秒4の時計で軽めにまとめています。
中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路が20本、ウッドで2本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の15日は栗東ウッドで外ラチ沿いから強めに追われて4F54秒2-上がり1F11秒2の時計を記録し、終い重視で負荷を掛けていました。
最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、コーナーから本線にかけてはゆったりしつつ、本線に入ってしばらくしてからペースを上げ、終いは早めにペースを落としてまとめていました。
本線に入ってからは馬なりながらも回転の速い動きを見せており、同時に四肢の踏み込みにも力があります。
最終追い切りは馬なりでしたが、それでも前向きな動きが確認できました。
終いは2F12秒3-1F12秒4でペースダウンしていますが、それでも中盤における回転の速い脚さばきは良く見えましたし、この馬なりに状態は上積み傾向といえるでしょう。
クイーンズウォーク
クイーンズウォーク 1月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 38.9 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.5 | 66.2 | 50.9 | 35.8 | 11.1 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 57.0 | 41.3 | 12.8 | 馬なり |
昨年のローズステークス(G2)とクイーンカップ(G3)を勝利したクイーンズウォークは栗東坂路で単走を行いました。
中内田調教師自ら追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計54秒3-上がり1F12秒1の時計で軽くまとめています。
1週前の16日は栗東ウッドでサンクフィーユ(牝6、3勝クラス)と併せました。
このときは主戦の川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身半追走する形で強めに追って6F81秒5-上がり1F11秒1の時計で1馬身半先着していました。
直線に入ってからの動きしかありませんでしたが、久々でも長く脚を使えていましたし、軽く手を動かしてからの伸びはさすが重賞2勝馬といったところでしょうか。
久々でも太目感はありませんしトモも発達しており、それでいて終いも2F11秒2-1F11秒1と長く脚を活かせており、高水準の仕上がりでした。
最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、ここはほとんどキャンターに近い内容です。
若干もたれはありましたが、脚取りは軽かったですし終いは少しペースアップしているように気持ちも乗ってそうです。
最終追い切りはそこまで目立つものではありませんでしたが、1週前追い切りが秀逸な動きで久々でも出し切れそうでした。
小回り小倉がクイーンズウォークの脚質に合うか難しいところですが、追い切りを見る限りコンディションは良好といえるでしょう。
グランスラムアスク
グランスラムアスク 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.8 | 13.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 39.9 | 13.2 | 馬なり |
グランスラムアスクは栗東坂路でルミナヴィクター(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を3馬身追走し、4F54秒1-上がり1F13秒0の時計で同時併入しています。
前走の万葉ステークス(OP)から間隔を詰めていることもあって中間追い切りは坂路で4本、ウッドで1本の時計を残していました。
いずれも馬なりで軽めの調整となっています。
最終追い切りも坂路で馬なりでしたが、道中少し頭は高いものの、間隔を詰めて使われている影響もあって四肢に力強さは感じられますし、この馬なりに気持ちは前向きでしょう。
ただ、終いが伸びていないのは相変わらずで、現状大きな上積みは見られません。
近走凡走が目立っているので好走するには一変が欲しいところですが、それが感じられなかったので上位争いできるかというと少し難しいのではないでしょうか。
コガネノソラ
コガネノソラ 1月22日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 小倉ダート(良) | 73.0 | 57.7 | 42.2 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦坂路(重) | 54.0 | 39.4 | 12.7 | 馬なり |
昨年のクイーンステークス(G3)を勝利したコガネノソラは小倉のダートコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで5F73秒0-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
中間追い切りは12月上旬から再開しており、坂路で21本、ウッドで8本の時計を記録しています。
最終追い切り前に早めに小倉入りを果たし、最終追い切りは小倉のダートコースで行いましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていなかったので動きは分かりません。
小倉ダートの追い切りも今回が初なので過去の時計と比較することもできないため、今回はE評価(測定不能)とします。
なお、管理する菊沢調教師によると、長距離輸送で体重を落としていないようなので輸送は問題なくクリアできたと思われます。
コスタボニータ
コスタボニータ 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 39.9 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.6 | 41.0 | 12.1 | 馬なり |
牝馬のコスタボニータは栗東坂路で単走を行いました。
レースで騎乗する藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒6-上がり1F12秒1の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路で7本、ウッドで3本の時計が確認できました。
なお、いずれも馬なりで時計は出していません。
最終追い切りは坂路で軽く行いましたが、道中頭を少し下方向に向けながらもブレない足取りで登坂できています。
そして中段以降になると自ら脚の回転を引き上げ、終盤に左手前に切り替えてからも終い2F13秒2から1F12秒1で加速しながらまとめることができました。
今回は中間・最終追い切りともにソフトな調整だったので時計は目立ちませんが、それでもバランスのいい動きを見せていましたし、調子は良さそうです。
この馬なりに出し切れるでしょう。
コンクシェル
コンクシェル 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.7 | 68.3 | 53.3 | 38.2 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 81.9 | 66.7 | 51.6 | 36.4 | 11.4 | 直強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.9 | 68.3 | 53.2 | 37.4 | 11.5 | 馬なり |
昨年の中山牝馬ステークス(G3)を勝利したコンクシェルは栗東のウッドチップコースでロードプライズ(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目からロードプライズより3馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F83秒7-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。
1週前の15日には栗東ウッドで先週行われた日経新春杯(G2)で3着入線したマイネルエンペラー(牡5、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
このときも助手が騎乗し、馬場の外目からマイネルエンペラーより半馬身先行する形で直線強めに追われ、6F81秒9-上がり1F11秒4の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れています。
3頭併せのもっとも内側から追い切りを行いましたが、直線は終始左手前で追っており、追われてからも終い2F11秒3-1F11秒4で長く脚を維持しましたが、僚馬2頭には差されて遅れとなりました。
ただ、時計自体は悪くありませんでしたし終いの伸びも一定以上の水準を見せていたので、もう少し器用に動けていたらさらなる良化にも期待できるでしょう。
最終追い切りもウッドコースで3頭併せを行いました。
ここは3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、馬なりということもあって楽な手ごたえで動けています。
直線に入って手前を替えた際、一瞬頭を振る場面もありましたが、その後はすぐに態勢を整えて内のロードプライズと並んで併入しています。
馬なりということでそこまで目立つものではありませんでしたが長く脚を使えていましたし、コンクシェルらしい動きはできていました。
この馬なりに状態は良さそうです。
ゴールドエクリプス
ゴールドエクリプス 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 87.0 | 71.1 | 55.5 | 39.5 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | ⑦95.8 | 65.0 | 50.1 | 36.1 | 11.5 | 馬なり |
ゴールドエクリプスは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。
レースでコンビを組む田口騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで6F87秒0-上がり1F12秒0で軽めの調整を行っています。
前走から約2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは昨年末から再開しており、坂路でキャンターを8本、ウッドで5本の追い切りを行いました。
いずれも馬なりで軽い調整となっています。
最終追い切りも引き続きウッドコースで調整されていますが、道中前脚を掻き込むような動きで器用に動けていますし、直線に入って手前を替えてからもリラックスしながら一定のフォームでまとめています。
直線では2度ほど手前替えしていましたが、それでも大きな馬体を活かして淡々とまとめていましたし、安定していました。
派手な動きではありませんが、久々にしてはこの馬らしい動きができています。
シンティレーション
シンティレーション 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦98.4 | 68.8 | 54.8 | 39.2 | 11.6 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 84.6 | 68.7 | 54.3 | 39.0 | 11.7 | 馬なり |
昨年の府中牝馬ステークス(G2)で2着入線したシンティレーションは栗東のウッドチップコースでメリオーレム(牡4、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
今回初コンビを組む杉原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からメリオーレムを7馬身追走する形で一杯に追い、7F98秒4-6F82秒9-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れていました。
中間追い切りは1週前から再開しており、坂路1本、ウッド2本と控えめです。
なお、シンティレーションは関東馬ですが12日は美浦ウッドで軽く調整をし、その後早めに栗東インして16日には栗東ウッドでポワンキュルミナン(牡5、2勝クラス)と併せていました。
このときは助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、6F83秒8-上がり1F11秒8の時計で半馬身先着しています。
最終追い切りも栗東ウッドで3頭併せの最内から調整されました。
道中は少し首を引き気味に調整しましたが、一杯に追われた割にはそこまで伸びを見せておらず、メリオーレムに遅れを取っています。
併せたメリオーレムが馬なりだったことを考えると物足りません。
時計面に関しては前走エリザベス女王杯(G1)の時と差はありませんが、エリザベス女王杯時が馬なりで今回が一杯だったことを考えると、エリザベス女王杯のほうが動けていたでしょう。
今回は中間追い切りの本数もそこまで多くありませんでしたが、その影響もあってレース感覚が養われていない可能性もあります。
近走と比較すると物足りない追い切りでした。
セントカメリア
セントカメリア 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.7 | 12.6 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 57.6 | 40.9 | 12.7 | 末強め |
セントカメリアは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追われて全体時計55秒0-上がり1F12秒6の時計でまとめています。
前走ターコイズステークス(G3)から約1か月ぶりの参戦となりますが、中間追い切りは坂路が7本、ウッドでキャンターを2本行っていました。
なお、映像はありませんが16日も坂路で一杯に追われて全体時計56秒0-上がり1F12秒5で負荷を掛けています。
最終追い切りも坂路で一杯に追われましたが、道中は頭が高く、ところどころかかる場面を見せています。
一杯に追われたこともあって力強く登坂していますが、一杯に追われて全体時計55秒0は物足りません。
もともと坂路で時計を出すタイプではありませんが、それでもいい時期は4F51秒~52秒台でまとめていたこともあるので、その時と比較したら衰えも出てきているように見えました。
近走も勝ち切れていませんし、現状の仕上がりで上位争いは容易ではないでしょう。
フェアエールング
フェアエールング 1月22日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 小倉ダート(良) | 68.8 | 53.7 | 39.6 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.6 | 53.2 | 38.3 | 11.6 | 馬なり |
昨年の福島記念(G3)で2着入線したフェアエールングは小倉のダートコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで5F68秒8-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
中間追い切りは昨年末から再開しており、坂路が8本、ウッドで2本の時計を残しています。
最終追い切りは早めに小倉入りしてダートで調整されましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像がなかったので動きの確認が取れませんでした。
昨年関門橋ステークス(3勝クラス)の最終追い切りが小倉ダートで行っていましたが、このときの時計が馬場の外目から馬なりで5F68秒8-上がり1F12秒5で今回と差がありません。
近関門橋ステークスは結果的に14頭立ての8着で結果を残せていなかったことから、時計はそこまで良いとは言い難いでしょう。
映像がなかったので今回はE評価(測定不能)としましたが、最終追い切りの時計を見る限り、今回小倉ダートで最終追い切りを行った馬(エミュー・エリカヴィータ・コガネノソラ)の中ではそこまで好内容という感じはしませんでした。
ベリーヴィーナス
ベリーヴィーナス 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 86.9 | 71.3 | 56.1 | 39.9 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.0 | 68.5 | 53.2 | 37.8 | 11.6 | 馬なり |
ベリーヴィーナスは栗東ウッドチップコースでベルサ(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を10馬身弱追走し、6F86秒9-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。
中間追い切りは12月末から再開し、坂路で8本、ウッドで本の時計が確認できました。
なお、映像はありませんが1週前の16日は栗東ウッドで単走、馬場の外目から強めに追って6F81秒9-上がり1F11秒7の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは外ラチに近いところから立ち回りましたが、直線に入ってもしばらくは左手前で追走しつつ、終盤になってようやく右手前となりました。
手前替えには時間がかかりましたが、その点を除けば軽いフットワークで動けていますし、終いも加速ラップでまとめています。
ただ、全体時計86秒9からの11秒9はそこまで目立つものではありませんし、いい時期はもう少し終いが伸びていました。
悪い動きではありませんでしたがそこまでの良化はなさそうです。
ワレハウミノコ
ワレハウミノコ 1月22日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 40.8 | 13.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.6 | 69.5 | 54.4 | 38.9 | 12.0 | 強め |
出走馬の除外により繰り上げ出走となったワレハウミノコは栗東坂路で単走を行いました。
小崎騎手が騎乗(レース当日は永島まなみ騎手が騎乗)し、馬なりで4F55秒4-上がり1F13秒3で軽く仕上げています。
前走から中3週となりますが、中間追い切りは前走レース終了翌週から再開しており、坂路で14本の時計を残しており、間隔のわりに本数は多めです。
なお、映像はありませんが先週11日は坂路で4F50秒8の時計を残していましたが、脚質は確認できませんでした。
最終追い切りも引き続き坂路で軽く行われていますが、気合は乗っているものの、道中少し前脚が高くて少して気合が乗りすぎているように見えます。
序盤はかかっていましたし、折り合いも楽ではないかもしれません。
踏み込みに力強さは感じるものの、手前もころころ替えていて落ち着きが足りませんし、最後は脚取りも重くなっていることから、あまり良い状態ではなさそうでした。
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小倉牝馬ステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | クイーンズウォーク |
A | アリスヴェリテ |
B | アスコルティアーモ エリダヌス ※取消 エンパイアウエスト オーロラエックス キミノナハマリア コスタボニータ コンクシェル ゴールドエクリプス ベリーヴィーナス |
C | グランスラムアスク シンティレーション セントカメリア |
D | ワレハウミノコ |
E(測定不能) | エミュー エリカヴィータ コガネノソラ フェアエールング |
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