
【かしわ記念2025予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

かしわ記念2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にかしわ記念2025予想の最終買い目を発表します!
かしわ記念2025の予想ポイント
- 勝ち馬は馬体重500キロ以上の馬から予想したい
- 中央所属の関西馬(栗東)【9-9-9-23】が圧倒的に強い
- リピーター組が活躍している
- 過去10年1人気【0-2-2-6】の勝利なし、2人気【6-0-0-4】は単勝や1着軸向け
- 1~2枠が有利
- 前走フェブラリーS組が活躍している
かしわ記念2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までにかしわ記念2025予想の最終買い目を発表します。
かしわ記念2025の有力馬3頭
ゴールデンウィークの恒例行事であるかしわ記念が今年も開催されます。
今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
コスタノヴァ
- フェブラリーS (G1) 2025年
- 根岸ステークス (G3) 2025年
今年のフェブラリーステークスを優勝したコスタノヴァが参戦します。
ダートではほとんど崩れておらず、前々走の根岸ステークスでは超ハイペース競馬となったこともあって差しや追込有利の展開になりました。
その中で理想的な位置取りを確保しつつ、直線ではカラ馬タガノビューティーを交わして外に持ち出すと、そのまま鮮やかに突き抜けて優勝しています。
展開はかみ合いましたが、それでも2着馬に4馬身差は非常に強いですし、ポテンシャルの高さが感じられました。
前走フェブラリーステークスは根岸ステークスから中2週でしたが、序盤に4~5番手の位置を確保しつつ、直線残り2Fでペースを引き上げ、終盤は少しペースダウンしたものの、最後まで粘ってサンライズジパングの追撃を振り切り優勝しました。
位置取りも完璧でしたが、序盤ですぐにリカバーできましたし、人馬ともに強い競馬でした。
今回はかしわ記念の参戦となります。
かしわ記念はダートスタートのツーターンコースということでフェブラリーステークスとはまた違った適性が問われますが、勝利した未勝利戦が中山ダート1,800mなので決してツーターンがダメというわけではないでしょう。
ただ、船橋ダート1,600mの適性に定評がある馬も多数参戦していますし、過去10年で関東馬は全滅しているのでデータ面では意外と不安要素も見られます。
それでも、これまでほとんど崩れていないので人気の中心になるのは間違いないでしょうし、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。
シャマル
- かしわ記念 (Jpn1) 2024年
- 黒船賞 (Jpn3) 2025年
- 黒船賞 (Jpn3) 2024年
- 黒船賞 (Jpn3) 2023年
- オーバルスプリント (Jpn3) 2022年
- サマーチャンピオン (Jpn3) 2022年
- 東京スプリント (Jpn3) 2022年
昨年のかしわ記念を勝利したシャマルが連覇に挑みます。
これまでかしわ記念をはじめ、交流重賞を7勝している実力馬で、息の長い活躍を見せています。
特に昨年のかしわ記念は6番人気の低評価でしたが、4枠から果敢にハナに立つと、そのまま後続を振り切ってタガノビューティーやキングズソードといった強敵を寄せ付けずに勝ち切りました。
その後、JBCスプリントとかきつばた記念は馬券外に沈みましたが、前走黒船賞は先頭に立って一人旅の態勢に入り、アラジンバローズやエンペラーワケア相手に完勝し、まだまだ衰えを知りません。
前走黒船賞は得意コースでしたが、それでも59キロを背負って完勝していることから侮れないでしょう。
ハナに立つことができれば安定しているので内~中枠を引くことができたら重い印も検討したいです。
タガノビューティー
- JBCスプリント (Jpn1) 2024年
昨年のJBCスプリントで悲願のG1級レースを勝利したタガノビューティーも参戦します。
もともと今年のフェブラリーステークスで引退予定でしたが、オーナーの意向の元、現役続行が表明されました。
今年8歳になりましたが、近走はG1級レースをメインに使われ、短距離~マイルでは堅実な走りを見せています。
特にかしわ記念は2年連続2着の舞台ということで、コース適性に期待できるでしょう。
ただ、今年8歳ということで、かつてほどのパフォーマンスを維持できているかは正直なところ分かりません。
今年の初戦に挑んだ根岸ステークスはスタート直後の落馬で競走中止、続くフェブラリーステークスは8着とはいえ強敵が揃った中での結果だったので参考にしづらいです。
年齢的には衰えがあってもおかしくないですが、コース相性自体はいいので近2戦同様台頭する可能性もあるでしょう。
評価の難しいところですが、現状相手候補として考えています。
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かしわ記念2025の穴馬2頭
かしわ記念は中穴の好走も多々見られるレースです。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ウィリアムバローズ
- 東海ステークス (G2) 2024年
- 日本テレビ盃 (Jpn2) 2024年
昨年の東海ステークスと日本テレビ盃を勝利したウィリアムバローズがリベンジを狙います。
これまで中距離ダートで堅実にキャリアを重ね、特に日本テレビ盃では叩きの舞台だったとはいえドバイワールドカップを勝利したウシュバテソーロを完封し、優勝しました。
脚質的には逃げの競馬を得意としており、ハナに立つことができれば力強いパフォーマンスを見せています。
ただ、二の足自体はそこまで速くなく、昨年のかしわ記念は好枠1枠からゲートを決めましたが、外の各馬が積極的に前を狙った結果、中団の位置となり、そのまま出し切れませんでした。
前走フェブラリーステークスは内枠2番から果敢に攻めて2番手の位置を確保し、最後の直線でも残り200mくらいまでは粘りましたがその後は失速しています。
フェブラリーステークスはワンターンのマイルということで数あるダートコースの中でも特殊でしたが、その中で最後1Fまで粘れたのは意外と悪くなかったです。
マイルが合うかどうか難しいところですが、ツーターンコース自体は悪くないので、序盤に積極的に前に立ち、シャマルの番手くらいの位置で立ち回ることができれば昨年よりは出し切れるのではないでしょうか。
ムエックス
- 川崎マイラーズ (G) 2025年
ムエックスは地元船橋競馬から参戦する馬です。
もともと中央出身の馬で、中央時代は3連勝で3勝クラスまで上り詰めましたが、その後、勝ち切れないレースが続き、2023年の12月ごろに地方に移籍となりました。
移籍後は中央時代のパフォーマンスを開花し、破竹の7連勝で頭角を表します。
重賞レースにおいても、今年の川崎マイラーズでは2番手の位置から早めに抜け出して2着のギャルダルに5馬身差で完勝しました。
時計は歴代の勝ち馬と比較すると目立ったものではありませんが、それでも力強い競馬でした。
ただ、前走ブリリアントカップ競走は連戦が響いたのか、4コーナー辺りで後続に捕らえられ、伸びきれずに沈んでいます。
敗因は分かりませんが、少し物足りなかったのも事実です。
今回はJpn1ということで相手は強力ですが、これまで【4-2-0-0】の船橋ダートマイルで適性は期待できます。
前走から立て直すことができればベストを尽くせるのではないでしょうか。
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ここからはかしわ記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
かしわ記念2025の概要
かしわ記念は船橋競馬場で開催されるダートマイルのJpn1競走です。
レース名の由来となった【かしわ】とは、かつて千葉県柏市のあった「柏競馬場」に由来し、現在も続く千葉県営競馬が始まった場所です。
1950年に廃止されたため、現在ではその面影はなくなっていますが、船橋競馬場の前身である柏競馬場の痕跡を残すべく、1989年に創設されました。
創設当初は1,800mのダート競走として施行されましたが、1996年に現在の1,600mに距離短縮し、2007年にJpn1競走に格上げされています。
G1級競走となってからは中央からも一流のダート馬が多数集結するようになりました。
特に、2月に開催されたフェブラリーステークス以降、G1級のマイル重賞がかしわ記念しかないため、ほとんどのダートマイラーは次なる目標としてかしわ記念を選択する傾向が強く、過去にはエスポワールシチーやホッコータルマエ、コパノリッキーといった名馬が優勝しました。
また、アジュディミツオーやフリオーソ、そして9歳になっていまなお活躍しているカジノフォンテンなど、地方馬の活躍も目立ち、交流重賞らしい様相が見られます。
今年も中央・地方問わず、実績のある馬が船橋競馬場に集結しました。
ゴールデンウィークの風物といえるかしわ記念でどのようなドラマが繰り広げられるのか、今から楽しみですね!
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かしわ記念2025の開催内容
開催日 | 5月5日(月曜・祝) 20:05発走 |
格付け | Jpn1 |
開催競馬場 | 船橋競馬場 |
コース | ダート1,600m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 8000万円 |
かしわ記念2025が開催される船橋のダート1,600mの特徴

かしわ記念のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:41.6 |
レコードタイム | 1:35.4 (1998年 アブクマポーロ) |
船橋競馬場には内回りと外回りコースが存在しますが、ダート1,600mでは外回りコースを使用します。
外回りコースは全長1,400mです。
そのため、1,600mはコースを1周強回ります。
スタート地点はスタンド前直線やや左で、最初のコーナーまでは250mとなっています。
最初のコーナーまでが短いうえ、ツーターンコースとなっているため、逃げや先行馬が有利に感じます。
しかしながら、先行争いが激化したらハイペースになり、前が総崩れになって差しや追い込みが台頭することもしばしばあります。
船橋競馬のもう一つの特徴としては、1.2コーナー、3.4コーナーともにスパイラルカーブが導入されています。
スパイラルカーブはスピードを維持しながらコーナーインできますが、コーナーを出る際は馬群がばらける特徴があります。
団子になりづらいことから各馬がスピードをキープしながら立ち回れますよ。
地方競馬は小回りコースが多いのでコースロスのない内枠が有利に思いますが、船橋の場合はスパイラルカーブの影響で外枠の馬も好走しています。
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かしわ記念2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
ウィリアムバローズ | 牡7 | 57.0 | 坂井瑠星 |
カジノフォンテン | 牡9 | 57.0 | 未定 |
ギガキング | 牡7 | 57.0 | 野畑凌 |
キタノヴィジョン | 牡8 | 57.0 | 石川倭 |
ゴールドギア | 牡10 | 57.0 | 未定 |
コスタノヴァ | 牡5 | 57.0 | 未定 |
シャマル | 牡7 | 57.0 | 川須栄彦 |
タガノビューティー | 牡8 | 57.0 | 石橋脩 |
ティーズダンク | 牡8 | 57.0 | 未定 |
ポタジェ | 牡8 | 57.0 | 岩田望来 |
ミックファイア | 牡5 | 57.0 | 御神本訓史 |
ムエックス | 牡7 | 57.0 | 未定 |
ライラボンド | 牡6 | 57.0 | 未定 |
ロードフォンス | 牡5 | 57.0 | 未定 |
かしわ記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 不良 | 1 | 5 | シャマル | 6 | 黒船賞(Jpn3) | 1 |
2 | 2 | タガノビューティー | 5 | フェブラリーステークス(G1) | 4 | |
3 | 10 | ペプチドナイル | 3 | フェブラリーステークス(G1) | 1 | |
2023 良 | 1 | 2 | メイショウハリオ | 2 | フェブラリーステークス(G1) | 3 |
2 | 13 | タガノビューティー | 5 | コーラルステークス(OP) | 1 | |
3 | 7 | ハヤブサナンデクン | 3 | マーチステークス(G3) | 1 | |
2022 稍重 | 1 | 1 | ショウナンナデシコ | 2 | マリーンカップ(Jpn3) | 1 |
2 | 2 | ソリストサンダー | 5 | ゴドルフィンマイル(G2) | 4 | |
3 | 3 | テイエムサウスダン | 1 | フェブラリーステークス(G1) | 2 | |
2021 稍重 | 1 | 6 | カジノフォンテン | 2 | 京成盃GM(重賞) | 1 |
2 | 11 | ソリストサンダー | 6 | フェブラリーステークス(G1) | 8 | |
3 | 10 | インティ | 4 | フェブラリーステークス(G1) | 6 | |
2020 良 | 1 | 1 | ワイドファラオ | 6 | フェブラリーステークス(G1) | 12 |
2 | 4 | ケイティブレイブ | 5 | フェブラリーステークス(G1) | 2 | |
3 | 6 | サンライズノヴァ | 3 | フェブラリーステークス(G1) | 3 | |
2019 稍重 | 1 | 10 | ゴールドドリーム | 2 | フェブラリーステークス(G1) | 2 |
2 | 6 | インティ | 1 | フェブラリーステークス(G1) | 1 | |
3 | 7 | アポロケンタッキー | 7 | ダイオライト記念(Jpn2) | 2 | |
2018 良 | 1 | 7 | ゴールドドリーム | 2 | フェブラリーステークス(G1) | 2 |
2 | 3 | オールブラッシュ | 6 | マーチステークス(G3) | 11 | |
3 | 11 | インカンテーション | 1 | フェブラリーステークス(G1) | 3 | |
2017 良 | 1 | 1 | コパノリッキー | 2 | フェブラリーステークス(G1) | 14 |
2 | 2 | インカンテーション | 5 | マーチステークス(G3) | 1 | |
3 | 3 | モーニン | 3 | フェブラリーステークス(G1) | 12 | |
2016 稍重 | 1 | 1 | コパノリッキー | 3 | フェブラリーステークス(G1) | 7 |
2 | 6 | ソルテ | 6 | フジノウェーヴ記念(重賞) | 1 | |
3 | 4 | ベストウォーリア | 5 | フェブラリーステークス(G1) | 4 | |
2015 良 | 1 | 7 | ワンダーアキュート | 4 | フェブラリーステークス(G1) | 9 |
2 | 3 | ベストウォーリア | 1 | フェブラリーステークス(G1) | 3 | |
3 | 6 | ハッピースプリント | 5 | フェブラリーステークス(G1) | 11 |
【馬体重】馬体重500キロ超えの馬が優勝候補
年度 | 勝ち馬 | 馬体重 | 前走馬体重 |
2024 | シャマル | 505キロ | 504キロ |
2023 | メイショウハリオ | 505キロ | 508キロ |
2022 | ショウナンナデシコ | 484キロ | 479キロ |
2021 | カジノフォンテン | 544キロ | 542キロ |
2020 | ワイドファラオ | 506キロ | 500キロ |
2019 | ゴールドドリーム | 518キロ | 528キロ |
2018 | ゴールドドリーム | 514キロ | 524キロ |
2017 | コパノリッキー | 536キロ | 544キロ |
2016 | コパノリッキー | 532キロ | 532キロ |
2015 | ワンダーアキュート | 508キロ | 524キロ |
過去10年のかしわ記念の勝ち馬9頭が馬体重500キロ以上の馬でした。
ダートレースは歩様の大きな大型馬が活躍する傾向にありますが、かしわ記念はその傾向が顕著です。
対して、過去10年の好走馬で最も軽かったのが2021年のソリストサンダーの482キロだったので、小柄な馬は軽視したいです。
なお、優勝した馬体重500キロ以上の馬は前走レースにおいても馬体重が500キロ以上ありました。
馬券予想の際は前走馬体重も参考にしてみると良いかもしれません。
今年の出走登録馬の中で前走馬体重が500キロを超えていた馬は8頭いました。(かっこは前走馬体重)
【所属】中央所属の関西馬が強い
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
栗東(関西) | 【9-9-9-23】 | 18.0% | 36.0% | 54.0% |
美浦(関東) | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
南関東 | 【1-1-1-33】 | 2.8% | 5.6% | 8.3% |
その他地方 | 【0-0-0-20】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のかしわ記念の勝ち馬9頭、2~3着馬18頭が中央所属の関西馬でした。
かしわ記念は千葉県船橋市にある競馬場ですが、関西馬が圧倒しています。
対して、関東馬はこれまで8頭が出走したもののすべて馬券外に沈んでいました。
2022年以降は関東馬の参戦がなかったように、もともとかしわ記念は関東馬の参戦が少ないレースですが、それでも1番人気に支持された2021年のカフェファラオや2番人気に支持された2020年の2番人気馬ルヴァンスレーヴ、2016年のノンコノユメのように、人気馬が馬券外に沈むケースも多々見られました。
それ以外の所属馬を見てみると、残りの3頭はいずれも南関東所属馬となっており、内訳は大井の馬が2頭、船橋の馬が1頭入線しています。
かしわ記念は関西馬・大井・船橋の馬が独占しており、それ以外の馬は厳しい傾向にありました。
今年の出走登録馬を所属別にまとめました。
【リピーター】前年以前のかしわ記念好走馬が再度台頭している
過去10年で2回以上好走した馬 | |
馬名 | 過去の戦績 |
タガノビューティー | 2023年/2着 2024年/2着 |
ソリストサンダー | 2021年/2着 2022年/2着 |
インティ | 2019年/2着 2021年/3着 |
ゴールドドリーム | 2018年/1着 2019年/1着 |
インカンテーション | 2017年/2着 2018年/3着 |
コパノリッキー | 2016年/1着 2017年/1着 |
ベストウォーリア | 2015年/2着 2016年/3着 |
過去10年のかしわ記念で馬券に絡んだ7頭の馬が過去10年内のかしわ記念で2回馬券に絡んでいました。
かしわ記念は中央競馬にはないダートスタートのツーターンマイルコースということで、適性が問われやすいです。
その中でも前年以前のかしわ記念において上位入選している馬が翌年以降も台頭しやすいです。
過去にかしわ記念の出走歴にも注目しましょう。
今年の出走登録馬の中で、過去にかしわ記念で馬券に絡んでいた馬は3頭いました。
なお、上記で述べた「前走馬体重が500キロの馬」「関西馬」「リピーター組」の3つ全てに該当する馬は2頭いました。
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かしわ記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【0-2-2-6】 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
2番人気 | 【6-0-0-4】 | 60.0% | 60.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-0-4-5】 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 【0-5-2-3】 | 0.0% | 50.0% | 70.0% |
6番人気 | 【2-2-1-5】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
7番人気以下 | 【0-1-1-53】 | 0.0% | 0.0% | 1.9% |
1番人気は優勝無し
過去10年のかしわ記念で1番人気は【0-2-2-6】でした。
なんと、1番人気の勝利はありません。
最後の優勝は2010年のエスポワールシチーまで遡ることからも分かるように、1番人気の優勝は程遠いです。
1番人気は単勝や1着軸に不向きといえるでしょう。
2番人気は勝つか飛ぶか
過去10年のかしわ記念で2番人気の馬は【6-0-0-4】でした。
1番人気とは対象的にこれまで6頭が勝利しており、勝率60%と高水準です。
ただし、2~3着に入線した馬は1頭もいないので2番人気は勝つか飛ぶかのどちらかです。
2番人気は相手候補よりも単勝や1着軸に向いているでしょう。
1番人気よりも信頼できる5~6番人気
過去10年のかしわ記念で5番人気は【0-5-2-3】、6番人気は【2-2-1-5】でした。
5番人気は1番人気よりも連対率と複勝率が高く、直近3開催は全て2着に入線しています。
6番人気も単勝率、連対率、複勝率は1番人気に勝っており、人気以上に活躍しています。
過去10開催のうちの9開催で必ず5~6番人気の馬が入線していることからも分かるように、かしわ記念は5~6番人気の活躍が目立つレースと言えるでしょう。
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かしわ記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-0-0-6】 | 40.0% | 40.0% | 40.0% |
2枠 | 【1-3-0-6】 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
3枠 | 【0-2-2-8】 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
4枠 | 【1-1-1-10】 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
5枠 | 【1-1-1-13】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
6枠 | 【1-1-3-11】 | 6.3% | 12.5% | 31.3% |
7枠 | 【1-0-2-16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
8枠 | 【1-2-1-14】 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
内枠の好走が目立つ
過去10年のかしわ記念の好走馬を枠順別に見てみると、1枠は【4-0-0-6】で勝率40%と高水準です。
2枠も【1-3-0-6】で勝ち馬は1頭しかいませんでしたが、複勝率は40%で全枠順でも1枠と並んでトップでした。
中~外枠も決して悪い成績ではありませんが、1~2枠の好走率が高いことから、かしわ記念は内有利のレースと言えるでしょう。
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かしわ記念の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
フェブラリーS(G1) | 【7-5-8-19】 | 17.9% | 30.8% | 51.3% |
それ以外のレース | 【3-5-2-65】 | 4.0% | 10.7% | 13.3% |
毎年好走している前走フェブラリーステークス組
過去10年のかしわ記念の勝ち馬7頭、2~3着馬13頭が前走フェブラリーステークスでした。
フェブラリーステークスもかしわ記念もダート1,600mのG1級レースなので、同距離で強敵相手にしのぎを削った馬の好走が目立ちます。
なお、前走フェブラリーステークスだった20頭のうち、フェブラリーステークスを優勝した馬はかしわ記念で【0-1-1-4】でした。意外にも連勝はありません。
対して6着以下に敗れた馬は【4-2-3-12】で好走傾向にありました。
前走フェブラリーステークス組は大敗した馬の巻き返しも多々見られるので、着順は不動といえるでしょう。
今年の出走登録馬の中で前走がフェブラリーステークスだった馬は3頭いました。(かっこはフェブラリーステークスの着順)
かしわ記念2025全頭考察
今年のかしわ記念も中央・地方問わず実力馬が集結しました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
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ギガキング
- 京成盃グランドM (G) 2024年
- フリーソレジェンド (G) 2023年
- 報知グランプリカップ (G) 2023年
- 報知グランプリカップ (G) 2022年
- ダービーグランプリ (G) 2021年
- 東京湾カップ (G) 2021年
- 南部駒賞 (G) 2020年
船橋所属のギガキングは毎年何らかの地方重賞タイトルを手にしており、過去にはジャパンダートダービーや全日本2歳優駿、JBCクラシックといったJpn1競走にも出走していました。
昨年のかしわ記念にも出走しましたが、ここはいつもと違って後ろからの競馬となり、レース後半でも後続に迫られ、最後は8着まででした。
それまで連勝で勢いがありましたが、さすがにJpn1の大舞台における好走は厳しかったようです。
その後のレースを見てみると、フリオーソレジェンドこそ2着に入線しましたが、今年は昨年優勝した京成盃グランドマイラーズで5着なので、いい時期と比べると衰えがあるかもしれません。
前走柏の葉オープンは勝利していますが、2着のライラボンドと差はありませんでしたし、レースレベルを考えても目立ちません。
調子の良かった昨年が崩れているので現時点でのギガキングが台頭できるかというと厳しいものがあるでしょう。
キタノヴィジョン
- 師走ステークス (L) 2022年
キタノヴィジョンは今年の2月まで中央に所属していた馬です。
中央時代はオープンクラスにまで上り詰めており、2022年の師走ステークスにおいては後方から追い込みを決めて優勝しており、リステッド級競走における勝ち星もあります。
それ以外のレースを振り返ってみても、昨年のマイルチャンピオンシップ南部盃では得意の追込で10番人気の低評価を覆す走りを見せ、人気以上の活躍を見せていました。
ただ、勝利自体は2022年の師走ステークス以降無く、前走アルデバランステークスの6着を最後、大井に移籍しています。
今回は地方馬としての参戦となりますが、前走までが中央競馬のものだったので扱いとしては中央馬という感覚でも良さそうです。
もっとも、2年以上勝ち星から遠ざかっているのも事実なので、ここでいきなり勝ち負けは厳しいでしょう。
ハマれば相手に来るかもしれません。
ゴールドギア
- メトロポリタンS (L) 2021年
ゴールドギアは芝でデビューした中央所属の馬で、中央時代は2021年のメトロポリタンステークスを勝利しているように、芝レースでオープンクラスまで上り詰めています。
その後、戦績が頭打ちになったことで2023年の上半期に岩手競馬に移籍し、今年から愛知に移籍しました。
今年の出走登録馬の中では唯一頭、地方南関以外の参戦となりますが、南関以外の地方馬はこれまで20頭すべてが馬券外に沈んでいます。
また、今年10歳ということで近走は勝ち切れないレースも続いているので、いきなりのJpn1競走で上位争いは容易ではないでしょう。
ここはさすがに手が出せません。
ティーズダンク
- プラチナカップ (G) 2022年
- ゴールドカップ (G) 2021年
- マイルグランプリ (G) 2021年
- 戸塚記念 (G) 2020年
- サンライズカップ (G) 2019年
ティーズダンクはこれまで5つの地方重賞タイトルを手にしており、2019年の全日本2歳優駿や2020年京浜盃、そして東京ダービーで3着入線し、地方馬としては素質の高い馬として期待されていました。
古馬になってからも交流重賞で何度か馬券に絡んでおり、息の長い活躍を見せていましたが、昨年度は7回走って馬券に絡んだレースは2回のみで、いい時期ほどの好走は見られません。
今回は約5か月ぶりの休み明けですし、近走も物足りないので衰えが来ている可能性は高いですし、ここは手を出さない予定です。
ポタジェ
- 大阪杯 (G1) 2022年
2022年の大阪杯を勝利したポタジェは前走川崎記念からダートデビューを果たしています。
大阪杯は先行しながら1分58秒4の好時計で優勝し、8番人気の低評価を覆す金星でした。
ただ、その後は芝でも結果を残せず、前走川崎記念は初めてのダート戦でしたが、慣れないダートも影響したのか、最後の直線では脚を引き上げることなく10着に沈んでいます。
今回も引き続きダートに挑戦しますが、前走川崎記念は特に目立つものではないことから、現状ダートにおける復活も期待しづらいです。
何気にマイルも芝時代を含めて初めてとなるため忙しくなる可能性は高いですし、8歳馬のディープインパクト産駒ということで、他の高齢馬と比較しても衰えている可能性は高いでしょう。
この年になっても第一線で活躍している点は素晴らしいですが、さすがに近走内容を見る限り上位争いは至難ではないでしょうか。
ミックファイア
- JDダービー (Jpn1) 2023年
- 羽田盃 (G) 2023年
- 東京ダービー (G) 2023年
- ダービーグランプリ (G) 2023年
ミックファイアは2023年の南関三冠競走を優勝した馬で、史上2頭目となる無敗の南関三冠馬です。
2023年は地方ダート三冠競走が整備される前で、羽田盃や東京ダービーは南関東馬限定のレースでした。
しかし、地方馬にとって鬼門と言われていたジャパンダートダービーではキリンジやミトノオーといった中央馬相手に完勝し、見事無敗の三冠を成し遂げています。
その活躍から、古馬になってからも中央馬に引けを取らない活躍に期待されましたが、近6戦はすべてG1級レースで相手が強かったとはいえ、勝利どころか、馬券にも絡めていません。
昨年のかしわ記念は5着、マイルチャンピオンシップ南部杯は4着なので着順は悪くありませんが、勝ち馬とは1.5秒以上着差を付けられているので、正直なところ着順以上に厳しいものがあるでしょう。
地方競馬を代表する馬なので活躍に期待したいところですが、一流ホースが集結するG1級レースでは少し力不足なのかもしれません。
ライラボンド
- 報知杯大雪ハンデキャップ (3勝クラス) 2023年
ライラボンドは今年の2月まで中央に所属していた馬で、2年前の報知杯大雪ハンデキャップにおいて、後方から差し脚を伸ばして優勝しました。
ただ、オープンクラスにおける勝利はなく、3走前のペルセウスステークスのように、あっと驚くような走りを見せることもありましたが、結果を残すことなく船橋競馬に移籍が決まりました。
移籍初戦となった前走の柏の葉オープンはギガキングの2着に敗れてしまいましたが、初めての船橋にしては健闘しているのではないでしょうか。
それでも、レースレベルはそこまで高くない中で勝ち切れていないことを考えると物足りないですし、さすがにG3クラスで苦戦している馬がJpn1で好走はよっぽどかみ合っても厳しいものがあるのではないでしょうか。
ロードフォンス
- かきつばた記念 (Jpn3) 2025年
ロードフォンスは今年のかきつばた記念を勝利した馬です。
条件戦ではほとんど崩れることなく結果を残し、昨年11月に開催された霜月ステークスはオープン初戦でしたが先行しながら上がり最速の末脚で勝利しました。
今年の根岸ステークスは初めての重賞でしたが、コスタノヴァには完敗したものの、2着に入線し、前走かきつばた記念は最内からゲートを決めて3番手くらいの位置を確保し、3コーナーに入るところで一気に抜け出して、内からしぶとく粘ったサンライズホークや外から伸びたペイシャエスを退けて優勝しました。
早い位置から動いたのでタイトでしたが、それでも勝ち切ることができたのは評価したいです。
ただ、このかきつばた記念は56キロとそこまで重たくはありませんでした。
対して、サンライズホークは57キロ、ペイシャエスは58キロだったので斤量の恩恵もありました。
順調にキャリアを重ねていますが、前走かきつばた記念は斤量の恩恵も合った中での勝利でしたので、定量戦でしかも初めてのマイル戦となる今回、少し評価の難しい1頭です。
現状では相手までで考えたいです。
以上になります。
かしわ記念の予想の参考にしてみてください!