【福島牝馬ステークス2022予想】注目の本命馬3頭・穴馬2頭を公開!2開催に1回は荒れている!?
福島牝馬ステークス2022の本命馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
枠順確定後に最終買い目を発表します。
福島牝馬ステークス2022の概要
福島牝馬ステークスは福島競馬場の芝1,800mで開催される牝馬限定競走です。
春の福島競馬唯一の重賞競走である福島牝馬ステークスは、牝馬G1路線で結果を残せなかった馬や、条件戦からオープンに上り詰めた馬が激突します。
勝ち馬には翌月に開催されるヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられますが、1,800mという距離の都合上、マイラーだけではなく中距離馬も多数参戦する傾向があります。
福島牝馬ステークス2022の開催内容
開催日 | 4月23日(土) |
---|---|
格付け | G3 |
開催競馬場 | 福島競馬場 |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 4歳以上牝馬 |
斤量 | 別定 |
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福島牝馬ステークス2022が開催される福島芝1,800mの特徴
福島の芝1,800mは直線スタンド前からスタートします。福島競馬場自体は右回りの小回り競馬場ですが、芝の1,800mはスタートから最初のコーナーまで約305mと、ローカル競馬場の中では最初の1コーナーまでの距離が長いです。
そして、小回りであるがゆえ、前目ポジションを確保したほうが有利になるのでスタートからのポジション争いは熾烈になりやすいです。
そして、福島のポイントとしてはコースの起伏が激しいところにあります。
スタート直後、いきなり勾配を上が1コーナーで上がり、1コーナーですぐ下り坂を下ると、2コーナーから向こう正面にかけて再び勾配を上ります。
向こう正面から3コーナー終わりまでは平たんですが、その後、下り坂を下ると最後の直線で再びスタート直後に駆け上がった坂が待ち受けています。
コンスタントに起伏があるので距離以上にスタミナも求められるコース形態となっています。
福島牝馬ステークス2022の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎乗騎手 |
アナザーリリック | 牝4 | 54.0 | 津村明秀 |
アブレイズ | 牝5 | 54.0 | 菅原明良 |
エヴァーガーデン | 牝5 | 54.0 | 丹内祐次 |
キタイ | 牝6 | 54.0 | 古川吉洋 |
クリノプレミアム | 牝5 | 54.0 | 松岡正海 |
サトノダムゼル | 牝6 | 54.0 | 丸山元気 |
サンクテュエール | 牝5 | 54.0 | 未定 |
シャーレイポピー | 牝4 | 54.0 | 鮫島克駿 |
シンハリング | 牝5 | 54.0 | 未定 |
ジュランビル | 牝6 | 54.0 | 松若風馬 |
スライリー | 牝4 | 54.0 | 石川裕紀人 |
ハギノリュクス | 牝5 | 54.0 | 菱田裕二 |
フェアリーポルカ | 牝6 | 55.0 | 三浦皇成 |
ホウオウエミーズ | 牝5 | 54.0 | 丸田恭介 |
ムジカ | 牝5 | 54.0 | 未定 |
ルビーカサブランカ | 牝5 | 54.0 | 武豊 |
ロザムール | 牝6 | 54.0 | 武藤雅 |
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過去10年の福島牝馬ステークスのデータと傾向
年 馬場 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 3 | オールザットジャズ | 1 | 中山牝馬S(G3) | 2 |
良 | 2 | 2 | コスモネモシン | 4 | 中山牝馬S(G3) | 6 |
3 | 10 | アカンサス | 2 | 中山牝馬S(G3) | 8 | |
2013 | 1 | 6 | オールザットジャズ | 1 | 中山牝馬S(G3) | 3 |
良 | 2 | 10 | マイネルサベル | 3 | 中山牝馬S(G3) | 1 |
3 | 5 | ピュアプリーゼ | 10 | クリスマスC | 6 | |
2014 | 1 | 6 | ケイアイエレガント | 5 | 中山牝馬S(G3) | 2 |
良 | 2 | 7 | キャトルフィーユ | 2 | 中山牝馬S(G3) | 2 |
3 | 14 | フィロバトール | 16 | 但馬S | 11 | |
2015 | 1 | 6 | スイートサルサ | 3 | 愛知杯(G3) | 3 |
良 | 2 | 12 | リラヴァティ | 9 | 四国新聞杯 | 1 |
3 | 1 | メイショウスザンナ | 13 | 京都牝馬S(G3) | 9 | |
2016 | 1 | 8 | マコトブリジャール | 15 | 愛知杯(G3) | 18 |
良 | 2 | 16 | シャルール | 1 | 初音S | 1 |
3 | 6 | オツウ | 13 | 六甲S | 12 | |
2017 | 1 | 6 | ウキヨノカゼ | 3 | 中山牝馬S(G3) | 6 |
良 | 2 | 8 | フロンテアクイーン | 4 | 中山牝馬S(G3) | 8 |
3 | 9 | クインズミラーグロ | 1 | 中山牝馬S(G3) | 3 | |
2018 | 1 | 7 | キンショーユキヒメ | 7 | 中山牝馬S(G3) | 7 |
良 | 2 | 4 | カワキタエンカ | 1 | 中山牝馬S(G3) | 1 |
3 | 12 | デンコウアンジュ | 4 | 阪神牝馬S(G2) | 11 | |
2019 | 1 | 5 | デンコウアンジュ | 4 | 中山牝馬S(G3) | 4 |
良 | 2 | 6 | フローレスマジック | 1 | 中山牝馬S(G3) | 5 |
3 | 10 | ダノングレース | 2 | 初音S | 1 | |
2020 | 1 | 14 | フェアリーポルカ | 3 | 中山牝馬S(G3) | 1 |
良 | 2 | 5 | リープフラウミルヒ | 13 | 美浦S | 3 |
3 | 16 | ランドネ | 15 | 愛知杯(G3) | 16 | |
2021 | 1 | 11 | ディアンドル | 7 | 小倉大賞典(G3) | 3 |
良 | 2 | 13 | ドナアトラエンテ | 1 | 中山牝馬S(G3) | 9 |
3 | 12 | サンクテュエール | 10 | ターコイズS(G3) | 14 |
競走馬の年齢から馬券目標を定められる
このレースは年齢別に狙いたい買い目を選択できます。
過去10開催でもっとも結果を残しているのは5歳馬で5勝を挙げています。
6歳馬は成績こそ【2-0-2-16】ですが、13・15・13・4番人気の馬が馬券に絡んでいます。
的中率を重視するなら5歳馬から、回収率向上を狙うなら6歳馬を絡めてみると面白いでしょう。
【血統】サンデーサイレンス系種牡馬は凡走しがち
過去10開催、キングカメハメハ系産駒は4勝に対し、サンデーサイレンス系の産駒は2勝あげています。
2勝したのは2015年のスイートサルサと2017年のウキヨノカゼの2頭ですが、注目したいのはその種牡馬です。
スイートサルサは父がデュランダル、ウキヨノカゼはオンファイアと、種牡馬としてはマイナーで、ディープインパクトやステイゴールドといった有名サンデーサイレンス系種牡馬が一頭も馬券に絡んでいないのです。
有名どころを挙げるとディープインパクト産駒の成績は【0-4-2-9】でステイゴールド産駒は【0-1-0-10】でした。
ディープインパクト産駒は相手候補としては悪くはありませんが、ステイゴールド産駒は苦しい結果となっています。
ステイゴールド産駒は今年は出走していませんが、ステイゴールド系統のオルフェーヴル産駒が出走しています。
・クリノプレミアム
・スライリー
この2頭が出走します。
なお、ディープインパクト産駒とディープインパクト系統の馬は4頭が出走します。
・アブレイズ 父キズナ
・サトノダムゼル 父ディープインパクト
・サンクテュエール 父ディープインパクト
・シャーレイポピー 父ミッキーアイル
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過去10年の福島牝馬ステークスの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【0-1-2-7】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
3番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
5番人気 | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 【1-1-5-52】 | 1.7% | 3.4% | 11.9% |
アタマで狙いたいのは5番人気以上の馬
牝馬の重賞というとどうしても荒れるイメージがつきものですが、勝ち馬の人気だけ見ると、過去10開催のうちの8開催で5番人気以上の馬が馬券に絡んでいます。
単勝や連単馬券の1着固定で馬を選ぶ際は、5番人気以上の馬から選択するのがいいでしょう。
二けた人気馬の激走を見極めたい
福島牝馬ステークスは過去10年で10万馬券が4回、そして100万馬券が1回飛び出しています。
2開催に1回は荒れています。
10万馬券が飛び出した5開催のレースに共通しているのが10番人気以下の馬が馬券に絡んでいることです。
10番人気以下の馬の情報もしっかりとくみとることが高配当の一歩に繋がるでしょう。
ちなみに、過去10開催で10番人気の馬は8頭が馬券に絡んでいますがそのうちの7頭が先行競馬でレースを行い、最終コーナーを5番手以内で通過しています。
不人気馬の先行馬には警戒したいところです。
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過去10年の福島牝馬ステークスの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-1-15】 | 0.0% | 5.9% | 11.8% |
2枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 【3-1-2-12】 | 16.7% | 22.2% | 33.3% |
4枠 | 【3-3-0-12】 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
5枠 | 【1-0-2-16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
6枠 | 【1-3-0-15】 | 5.3% | 21.1% | 21.1% |
7枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
8枠 | 【0-2-3-15】 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
内枠が全体的に有利
枠順別に成績を見ると、3枠と4枠からそれぞれ3頭ずつ勝ち馬がでていますね。
連対率・複勝率を見ても3.4枠の馬が優秀なので、内枠有利です。
ただし、1枠の馬は成績がよくないことから極端な内枠を引いた馬はマイナス評価してもいいでしょう。
過去10年の福島牝馬ステークスの前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中山牝馬S | 8-7-2-48 | 12.3% | 23.1% | 26.2% |
愛知杯 | 1-0-1-5 | 14.2% | 14.2% | 28.5% |
小倉大賞典 | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
前走中山牝馬ステークス組が圧倒!
過去10開催の勝ち馬の8頭が前走が中山牝馬ステークスからこの舞台に挑みました。また、連対馬20頭のうちの15頭も前走中山牝馬ステークス組です。
おそらく右回り・小回り・起伏と中山と福島には共通点が多数あるのでかみ合うのでしょう。
前走が中山牝馬ステークスであるかどうかは注目したいですね。
勝ち馬はいずれも前走がG3
過去10開催の勝ち馬はいずれも前走がG3でした。
G1やG2から挑む馬は前週に開催される阪神牝馬ステークスに向かう傾向があるのでそこまでいませんが、オープン戦やクラス戦から挑む馬はアタマに来ることはほとんどないのです。
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福島牝馬ステークス2022の本命馬3頭
例年荒れる傾向にある福島牝馬ステークス。
その中から本命に抜擢したい馬を3頭紹介します。
ルビーカサブランカ
今年の愛知杯で悲願の初重賞タイトルを手にしたルビーカサブランカは月曜日の段階で1番人気に支持されています。
全兄に重賞タイトル3勝を手にしているユーキャンスマイルがいる良血馬で、これまで大崩れなく、常に上位争いを繰り広げてきました。
前走の中山牝馬ステークスは後ろからの競馬で伸び悩み、久々に馬券外入選となってしまいましたが、それでも勝ち馬からコンマ2秒差の6着なので着順ほど悲観することはないでしょう。
アブレイズ
前走の中山牝馬ステークスは12番人気の低評価ながらも勝ち馬のクリノプレミアムに半馬身差まで詰め寄りました。
アブレイズが56キロを背負っていたのに対し、勝ったクリノプレミアムは53キロだったので同条件なら勝っていてもおかしくありませんでした。
福島ははじめてですが、中山とコース形態は似ているのでいきなりがあってもおかしくありません。
スライリー
昨年1月以来、なかなか勝ち星を挙げることができていませんが、前走の中山牝馬ステークスでは9番人気ながらも後方から追い込んで3着馬にクビ差届かずの4着でした。
軽ハンデの恩恵もありましたが、直線の短い中山でしっかり末脚を伸ばせたのは高評価したいです。
昨年の秋華賞においても15番人気ながら5着に入線していて、出し切れればG1の舞台でも上位争いできるだけのポテンシャルは秘めています。
福島牝馬ステークス2022の穴馬2頭
大波乱の決着になりがちな福島牝馬ステークス。
人気落ちの馬で狙っていきたい馬を紹介します。
フェアリーポルカ
フェアリーポルカは月曜日の時点で7番人気の評価です。
この馬は一昨年の福島牝馬ステークスの勝ち馬で、舞台適正は問題ありません。
近走を見ても、前走の中山牝馬ステークスこそ14着に敗れてしまいましたが、それ以前のレースではわりと上位争いしているのは好印象です。
大敗してしまった中山牝馬ステークスを見ても、他馬が壁になって詰まってしまったのが原因なのであまり悲観しなくてもいいでしょう。
サンクテュエール
2年前のシンザン記念を制し、一時はアーモンドアイやジェンティルドンナに続く、クラシック有力候補として名乗りを上げました。
しかし、クラシック皆勤こそしたものの、勝利はもとより、馬券にすら絡めませんでした。
しかし、昨年の福島牝馬ステークスでは粘りの先行競馬で馬券に絡み、三連単23万円の立会者となっています。
昨年のように前で粘りのある競馬ができればチャンスはあるでしょう。
ただし、月曜日の段階で騎手が決まっていないのは少し気になりますね。
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福島牝馬ステークス2022の最終買い目発表
本命はルビーカサブランカ
デビューから大崩れの少ない一頭で、連複馬券の軸馬に最適な馬です。本質は2000m以上の距離のほうが適性は高そうに見えます。前走の中山牝馬ステークスは出遅れて6着に敗れましたが、勝ち馬のクリノプレミアムにコンマ2秒しか離されていません。
ゲートをクリアすれば勝ち負けもあっただけに、芝の1800mも問題ないでしょう。
なにより、今回は別定戦で斤量が統一されているので、実力勝負になれば上位争いも可能です。
対抗にはアブレイズ
前走の中山牝馬ステークスが非常に強い内容でした。クリノプレミアムにこそ敗れはしたものの、クリノプレミアムが53キロ対し、アブレイズはメンバーの中でも重い56キロを背負って半馬身差の2着でした。
同斤量であれば勝っていたかもしれませんし、負けて強しの競馬だったのは高く評価したいです。
単穴はサトノダムゼル
金曜日の時点で9番人気と、人気落ちの穴馬ですが近2戦の内容が良いです。前走のニューイヤーステークスはマイラーズカップに出走するカラテ相手にコンマ2秒差の4着。そのまえの府中牝馬ステークスにおいてもシャドウディーヴァからコンマ3秒差の5着に入線しています。
実は上がり調子の馬ですが、なんとこのレースを最後に引退が発表されました。
そのため、間違いなく究極的に仕上げてくるでしょう。馬の調子もいいですし、引退レースで大金星を狙いに行ってほしいです。
三連単マルチ
1着 ルビーカサブランカ
2着 アブレイズ-クリノプレミアム-スライリーホウオウエミーズ-サトノダムゼル-シンハリング
3着 アブレイズ-クリノプレミアム-スライリーホウオウエミーズ-サトノダムゼル-シンハリング
馬連ながし
1着 ルビーカサブランカ
2着 アブレイズ-クリノプレミアム-スライリーホウオウエミーズ-サトノダムゼル-シンハリ