【愛知杯2023予想】単勝50倍以上の馬こない!?おすすめの5頭を紹介!
愛知杯2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去9年のデータから予想していきます!
愛知杯2023の概要
愛知杯は中京で開催される牝馬限定ハンデ競走です。
開催時期がころころ変更することで有名なレースで、もともとは12月の中旬に開催されるレースでした。
ところが、2014年まで暮れで開催され、2016年から1月半ばに開催時期がずれ、現在も1月半ばの開催が通例となっています。
2015年はレースの実施がないことから、うましるでは2015年開催を除いた2013年~2022年の9開催のデータを集めています。
なお、近9開催のうちの1開催(2020年度)のみ、小倉で代替開催が行われていますが、この年のデータは掲載しております。
さて、愛知杯は牝馬限定のハンデ競走ということで、荒れる印象を持つでしょう。
実際に、過去9開催のレース結果を見ても、単勝オッズ10倍以上の馬が6頭も勝利しました。
また、三連単100万越えが近9開催のうち、3開催で飛び出していることから、年間の重賞のなかでも特に荒れやすいレースといえるでしょう。
荒れに荒れる重賞なので、予想は非常に難しいですが、同時に高配当に期待できるレースです。
過去9開催から好走傾向を分析してみたので、高配当を手にしたいと考えている方はぜひ当記事を参考にしてみてください。
愛知杯2023の開催内容
開催日 | 1月14日(土曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 中京競馬場 中京11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 4歳以上牝馬 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 3800万円 |
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愛知杯2023が開催される中京の芝2,000mの特徴
中京の芝2,000mのスタート地点はスタンド側の急坂の真ん中から始まります。
スタートしていきなり坂を駆け上がるため、ペースは極端に早くなりません。
また、最初のコーナーまで約350mあるのでポジション争いも激しくならず、ゆったりとした流れでレースが始動します。
長い直線から最初の1.2コーナーは緩やかな上り坂となっており、この上り坂は向こう正面まで続きます。
この1.2コーナーはそこそこ鋭角です。
上り坂も相まって、スローな流れで進行することが多いですよ。
向こう正面は400mほどあり、中間くらいに上り坂のてっぺんがあります。
てっぺんを過ぎると今度は緩やかで長い下り坂を駆け下ります。
この下り坂はスタンド側まで続くので必然的にスピードも上がります。
3.4コーナーは1.2コーナーと比較するとコーナーが大きく、スパイラルカーブが導入されています。
スパイラルカーブとは入りが緩く、出口が鋭角のカーブとなっており、一言でいうとスローインファストアウトが決まりやすいカーブです。
この3.4コーナーは終始下り坂でスパイラルカーブ、さらにはラスト3Fのラインなのでペースアップしやすいですよ。
直線の長さは約412m。
途中にスタート直後に駆け上がった上り坂を再び駆け上がります。
この上り坂は高低差2mで日本一の急坂がある中山に次いで傾斜があるのでかなりタフです。
また、急坂をのぼった後もゴールまでなだらかな上り坂が続いていて、坂の途中にゴール板が立っています。
中京は全体を通してみても坂道が主体のコースとなっています。
平らな部分がほとんどないため、ペース配分が狂いやすく、騎手のコントロールが重要です。
直線は400m以上あるので差しや追い込みが決まりやすいように思います。
しかし、前半がスローになることから前残りも度々見られます。
ただし、ラストの坂道は牡馬でも苦しくなりやすいコースで牝馬しか出走しない愛知杯において生半可なスタミナでは最後に息が上がります。
そのため、スタミナやパワーに長けた馬が好走しやすい舞台となっているだけではなく、前が一杯になれば相対的に差しや追い込み馬も台頭しやすくなっています。
愛知杯2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | サトノセシル | 牝7 | 55.0 | C.ルメール |
2 | マリアエレーナ | 牝5 | 56.5 | 松山弘平 |
3 | アートハウス | 牝4 | 55.0 | 川田将雅 |
4 | ビジン | 牝4 | 50.0 | 酒井学 |
5 | エリカヴィータ | 牝4 | 54.0 | 岩田望来 |
6 | ホウオウイクセル | 牝5 | 55.0 | 丸田恭介 |
7 | ラヴユーライヴ | 牝6 | 53.0 | 坂井瑠星 |
8 | アンドヴァラナウト | 牝5 | 56.0 | D.イーガン |
9 | サンテローズ | 牝6 | 54.0 | 福永祐一 |
10 | ルビーカサブランカ | 牝6 | 55.0 | 武豊 |
11 | ルージュエヴァイユ | 牝4 | 54.0 | 戸崎圭太 |
12 | フィオリキアリ | 牝6 | 53.0 | 鮫島克駿 |
13 | アイコンテーラー | 牝5 | 53.0 | 菱田裕二 |
14 | リアアメリア | 牝6 | 55.0 | 和田竜二 |
15 | アブレイズ | 牝6 | 56.0 | 荻野極 |
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過去9年の愛知杯のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 5 | フーラブライド | 12 | 1,000万 | 1 |
良 | 2 | 18 | キャトルフィーユ | 14 | 修学院S(1,600万) | 3 |
3 | 16 | コスモネモシン | 13 | キャピタルステークス(OP) | 9 | |
2014 | 1 | 13 | ディアデラマドレ | 1 | エリザベス女王杯(G1) | 3 |
重 | 2 | 2 | キャトルフィーユ | 2 | エリザベス女王杯(G1) | 5 |
3 | 17 | スイートサルサ | 10 | ユートピアS(1,600万) | 1 | |
2015 | レース実施なし | |||||
2016 | 1 | 4 | バウンスシャッセ | 8 | マーメイドS(G3) | 15 |
良 | 2 | 15 | リーサルウェポン | 5 | 1,000万 | 1 |
3 | 7 | アースライズ | 4 | カウントダウンS(1,600万) | 1 | |
2017 | 1 | 11 | マキシマムドパリ | 1 | カウントダウンS(1,600万) | 2 |
稍重 | 2 | 4 | サンソヴール | 10 | ターコイズS(重賞) | 10 |
3 | 1 | クインズミラーグロ | 6 | カウントダウンS(1,600万) | 1 | |
2018 | 1 | 10 | エテルナミノル | 6 | ターコイズS(G3) | 5 |
良 | 2 | 8 | レイホーロマンス | 11 | 尾張特別(1,000万) | 1 |
3 | 7 | マキシマムドパリ | 1 | 中日新聞杯(G3) | 5 | |
2019 | 1 | 5 | ワンブレスアウェイ | 8 | エリザベス女王杯(G1) | 11 |
良 | 2 | 11 | ノームコア | 1 | エリザベス女王杯(G1) | 5 |
3 | 8 | ランドネ | 4 | 修学院S(1,600万) | 1 | |
2020 | 1 | 5 | デンコウアンジュ | 9 | ターコイズS(G3) | 6 |
重 | 2 | 6 | アルメリアブルーム | 5 | エリザベス女王杯(G1) | 8 |
3 | 3 | レイホーロマンス | 11 | 万葉S(L) | 4 | |
2021 | 1 | 18 | マジックキャッスル | 2 | ウエルカム(3勝) | 1 |
良 | 2 | 14 | ランブリングアレー | 6 | フルーツラインC(3勝) | 1 |
3 | 4 | ウラヌスチャーム | 8 | ディセンバーS(L) | 5 | |
2022 | 1 | 1 | ルビーカサブランカ | 7 | オリオンステークス(3勝) | 1 |
良 | 2 | 4 | マリアエレーナ | 3 | 新潟牝馬S(OP) | 1 |
3 | 12 | デゼル | 6 | エリザベス女王杯(G1) | 8 |
【ハンデ】前走より斤量減の馬が好走している
斤量増減 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
減少 | 【6-5-4-80】 | 6.3% | 11.6% | 15.8% |
同じ | 【3-2-3-28】 | 8.3% | 13.9% | 22.2% |
増加 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
過去9開催の愛知杯では低斤量の馬も重ハンデの馬も好走しています。
このことから、ハンデの影響はあまり見られません。
それよりも、前走との斤量差に注目したいです。
前走よりも斤量減の馬は6勝、3着内は15頭でした。
また、前走と同斤量の馬は3勝し、8頭が馬券に絡んでいます。
これらに対し、前走よりも斤量が増加した馬は4頭しか馬券に絡んでおらず、また、1頭も勝ち馬がでていません。
愛知杯を予想する際はハンデよりも前走との斤量増減にも注目したいですね。
今年の出走馬で前走よりも斤量が減少した馬は2頭いました。
【血統】非サンデーサイレンス系種牡馬が好調
種牡馬 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
キングカメハメハ | 【3-1-1-6】 | 27.3% | 36.4% | 45.5% |
ディープインパクト | 【1-4-1-13】 | 5.3% | 26.3% | 31.6% |
ハービンジャー | 【0-2-1-5】 | 0.0% | 25.0% | 37.5% |
ハーツクライ | 【0-0-0-13】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去9開催の愛知杯を血統別にまとめました。
もっとも好走しているのがキングカメハメハ産駒。
過去9開催で11頭が出走し、3頭が勝利しています。
また、5頭が馬券に絡んで複勝率は45.5%の高水準でした。
キングカメハメハ産駒の次に好走しているのがハービンジャー産駒です。
出走頭数こそ8頭のみですが、3頭が馬券に絡み、複勝率は37.5%でした。
ただし、今年はハービンジャー産駒の出走はありません。
瞬発力に定評のあるディープインパクト産駒は過去9開催で19頭が出走しましたが勝利したのは2021年のマジックキャッスルのみです。
ただし、複勝率でみると6頭が馬券に絡んで31%と高く、相手候補としては有力です。
もっとも好走率が低いのがハーツクライ産駒で過去9開催、13頭が出走したもののすべて馬券外に敗れています。
このことから、サンデーサイレンスの血が入っていない非サンデーサイレンス系の種牡馬が好走しやすい舞台となっています。
今年の出走馬で非サンデーサイレンス系の父を持つ馬は6頭います。
今回の出走馬で父ディープインパクトは2頭いました。
【脚質】後方一気が届きやすい舞台
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
先行 | 【2-1-2-24】 | 6.9% | 10.3% | 17.2% |
差し | 【4-8-4-57】 | 5.5% | 16.4% | 21.9% |
追い込み | 【3-0-2-24】 | 7.7% | 7.7% | 12.8% |
過去9開催の愛知杯では逃げ馬は10頭出走しましたが、馬券に絡んだのは1頭(2019年のランドネ・3着)のみです。
愛知杯で最も好走しているのが差し馬で、これまでに4頭の勝ち馬をはじめ、16頭が馬券に絡みました。
しかしながら、先行馬や追い込み馬も勝ち馬を複数輩出しています。
愛知杯では
差し馬>先行・追い込み>>>>>逃げ
このように評価してよいでしょう。
今年の出走馬は差しや追い込み馬が多数を占めますが、その中でもアートハウスとアイコンテーラーあたりがハナで競馬しそうです。
余談ですが、前走で上がり最速の時計を叩き出した馬は勝率44%、複勝率78%の高水準です。
前走上り | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【4-2-1-2】 | 44.4% | 66.7% | 77.8% |
今年の出走馬で前走上がり最速を出した馬は不在ですが、上がりが決めてとなりやすい舞台であることは事実。
前走で上がり上位を叩き出した馬は評価を上げてもよいでしょう。
今年の出走馬で前走が上がり2.3位の馬は4頭いました。
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過去9年の愛知杯の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-1-1-5】 | 22.2% | 33.3% | 44.4% |
2番人気 | 【1-1-0-7】 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
3番人気 | 【0-1-0-8】 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
4番人気 | 【0-0-2-7】 | 0.0% | 0.0% | 22.2% |
5番人気 | 【0-2-0-7】 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
6~9番人気 | 【5-1-3-27】 | 13.9% | 16.7% | 25.0% |
10番人気以下 | 【1-3-3-63】 | 1.43% | 5.8% | 10.0% |
上位人気勢の苦戦が目立つ
過去9開催の愛知杯で1番人気の馬は4頭しか馬券に絡んでいません。
1番人気から5番人気に幅を広げてみても、11頭しか馬券に絡んでおらず、残る16頭はいずれも6番人気以下の馬でした。
愛知杯は上位勢が凡走する傾向が非常に強く、人気馬の信頼度が非常に低いレースといえます。
単勝オッズ50倍以上の馬はこない
過去9開催の愛知杯では6番人気以下の馬が16頭も馬券に絡んでいて、波乱が見られます。
しかし、この16頭はいずれも単勝オッズ50倍未満の馬でした。
単勝オッズ50倍以上の好走馬は過去9開催で1頭も馬券に絡んでおらず、極端に人気を落とした馬の好走事例は皆無といえます。
愛知杯を予想する際、単勝オッズ50倍以上の馬は馬券予想から外してもよさそうです。
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過去9年の愛知杯の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-13】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
2枠 | 【1-1-2-13】 | 5.9% | 11.8% | 23.5% |
3枠 | 【2-2-0-14】 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
4枠 | 【1-1-2-14】 | 5.6% | 11.1% | 22.2% |
5枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
6枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
7枠 | 【1-3-0-19】 | 4.3% | 17.4% | 17.4% |
8枠 | 【1-1-2-19】 | 4.3% | 8.7% | 17.4% |
どの枠からも勝ち馬が出ている
過去9開催の愛知杯の好走馬を枠順別にまとめました。
いずれの枠からも勝ち馬が出ていることから、極端な枠の差は見られません。
あえていうなら、3枠が最も連対率が高いですね。
また、1~4枠と5~8枠を比較すると、1~4枠のほうが複勝率は全体的に高めでした。
このことから、愛知杯では1~4枠の内を引いた馬はやや評価を上げてもよさそうです。
過去9年の愛知杯の前走距離別成績
前走距離 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1,600m | 【2-3-2-24】 | 7.4% | 16.1% | 22.6% |
1,800m | 【0-0-1-26】 | 0.0% | 0.0% | 3.7% |
2,000m | 【3-1-3-47】 | 5.6% | 7.4% | 13.0% |
2,200m | 【3-5-2-25】 | 8.6% | 22.9% | 28.6% |
前走芝1,800m組は不振
過去9開催の愛知杯の好走馬を前走の距離別にまとめました。
基本的に中京の芝2,000mは長く上り坂を駆け上がるコースレイアウトから、距離以上にスタミナが問われます。
そのため、距離延長組よりも距離短縮組のほうが好走傾向は強いです。
距離延長組も前走がマイルであればそこそこ好走していますが、前走が芝1,800mだった馬は27頭中1頭しか馬券に絡んでいません。
このことから、前走が芝1,800mだった馬は大きく評価を下げていいでしょう。
今年の出走馬で前走が芝1,800mだった馬は下記3頭です。
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愛知杯2023の注目馬3頭
牝馬限定のハンデ競走ということで、例年骨のあるメンバーが集まりやすいです。
ところが、今年はアンドヴァラナウトやルビーカサブランカなど、8頭もの重賞馬が参戦し、例年と比較するとかなり豪華なメンバーが揃いました。
このなかから、上位人気しそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ルビーカサブランカ
昨年の愛知杯のチャンピオン、ルビーカサブランカが連覇を狙います。
全兄にユーキャンスマイルがいる良血馬で、お兄さん同様安定した走りに定評があります。
条件戦上がりの馬ですが、昨年の愛知杯で待望の重賞初制覇を手にし、それからは重賞善戦で走り続けています。
前走のチャレンジカップはキャリア初の牡馬混合重賞でしたが、末脚を活かした走りで2着に食い込みました。
晩成型とはいえしっかりと力をつけていますね。
血統的にも愛知杯と相性のいいキングカメハメハ産駒ですし、連覇にも期待できるでしょう。
アートハウス
4歳のアートハウスは昨年のローズステークスの勝ち馬です。
このローズステークスが今回と全く同じ中京の芝2,000mが舞台でした。
同じ舞台で勝ち切っているだけで一定の評価は必要でしょう。
鞍上の川田騎手はアートハウスにほれ込んでおり、春の時点で主戦を務めていたスターズオンアースを蹴ってまでこちらを選択しました。
結果的にはスターズオンアースが二冠を達成する形となりましたが、アートハウスもまだまだ負けていません。
初の古馬戦ですが、ここを勝ち切って古馬路線で頭角を現したいですね。
アンドヴァラナウト
アンドヴァラナウトは昨年の愛知杯で1番人気に支持されたものの、11着に敗れてしまいました。
このとき騎乗していた松山騎手によると、直線で思った以上に脚を活かせなかったそうです。
実際に、前走と比較しても馬体重が+16キロで本調子でなかった可能性は十分あるでしょう。
愛知杯こそ大敗しましたが、その後のレースでは順当に結果を残していることからまだまだ見限れません。
血統的にもキングカメハメハ産駒は走りますし、調整ミスさえなければここでも好走が見られるはずです。
愛知杯2023の穴馬2頭
愛知杯は例年荒れに荒れるレースです。
今年の出走馬で配当に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ルージュエヴァイユ
4歳馬の一角であるルージュエヴァイユ。
昨年出走したオークスでは後方から末脚を伸ばして6着に入選しています。
馬券には絡めていませんが上がり34秒0の末脚でゴールしていて、末脚勝負になりやすい今回の舞台ともかみ合いそうです。
重賞では結果を残せませんでしたが、条件戦を連勝していて力もつけていますね。
久々の重賞でどれだけ結果を残せるかに注目が集まります。
マリアエレーナ
マリアエレーナは昨年の愛知杯で2着に入選しました。
ベストバウトは昨年の小倉記念です。
小回りの小倉においてコーナーワークからのまくりを見事に決めて2着に入選したヒンドゥタイムズを5馬身差突き放して完勝しています。
この小倉記念は牡馬混合戦でしかものちにエリザベス女王杯を制するジェラルディーナがいる中、勝ち切ったのはお見事です。
愛知杯は末脚勝負になりやすいですし、昨年も結果を残していることから今回も好走に期待が持てるでしょう。
今年の愛知杯はメンバーが揃ったので、人気を落とすようでしたら積極的に狙いたいです。
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愛知杯2023予想の最終買い目
愛知杯予想(曇り重馬場想定)
愛知杯が開催される土曜日の中京競馬場の天気は曇りのち雨です。
開催前日の金曜日の段階で終日雨模様、降水確率は90%でした。
極端な本降りではなさそうですが長く雨が降るようなので、馬場の悪化は避けられません。
その後も晴れ間はでないようなので馬場の回復には期待できないでしょう。
うましるでは重馬場で時計がかかりやすい条件下を想定しながら予想をまとめました。
◎本命 7 ラヴユーライヴ
父 | ディープインパクト |
母 | ラヴズオンリーミー |
母父 | Storm Cat |
主な勝ち鞍 | 立雲峡S(3勝クラス) 2021年 |
前走 | ベテルギウスS(L) 13着 |
思い切ります。
ラヴユーライヴは血統妙味の大きい馬で、兄姉のリアルスティールやラヴズオンリーユーはいわずとしれたG1馬ですね。
また、ディープインパクト×ストームキャットのクロスは意外なほどにタフな馬場で通用しているのも特徴です。
今回のメンバーでは数少ない斤量減の恩恵を受けている馬で、データ的にも相性はよいですね。
血統的にはディープインパクト産駒は勝ち切る可能性は大きくありませんが、複勝率は高く、連軸馬券にうってつけでしょう。
うましるでは馬連や三連複を中心に予想しているので、連軸候補としてラヴユーライヴを本命におきたいと思います。
〇対抗 2 マリアエレーナ
父 | クロフネ |
母 | テンダリーヴォイス |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 小倉記念(G3) 2022年 |
前走 | 天皇賞(秋)(G1) 7着 |
対抗はマリアエレーナにします。
昨年の小倉記念では牡馬相手にまくりを見事決めて勝利しました。
このときの馬場は時計がばんばん出る条件下で、今回とは全く馬場条件は違いますが、それでも小回り小倉を器用に立ち回って2着のヒンドゥタイムズに5馬身差は大したものでした。
ここは昨年2着の舞台ですしコース適性も問題ありません。
昨年より斤量は大きく増えましたが、枠もいいですしここは相手候補として選択します。
▲単穴 8 アンドヴァラナウト
父 | キングカメハメハ |
母 | グルヴェイグ |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | ローズS(G2) 2021年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 17着 |
単穴はアンドヴァラナウトにします。
昨年の愛知杯では1番人気に支持されながらも11着に敗れてしまいましたが、前走より馬体重が16キロも増加していて太目残りがありました。
明らかな調整ミスは明確でしたし、その時の成績は度外視していいでしょう。
その後は阪神牝馬ステークスや府中牝馬ステークスで好走しているように、しっかり状態を保てていたら結果を残しています。
前走のエリザベス女王杯が案外だったのは気になりますが、距離が長くて重馬場が響き、距離以上にスタミナが求められたのが原因でした。
ここは前走よりも1F距離は短いですし、前日の段階で13番人気はおいしいので馬券に絡めます。
△連下 10 ルビーカサブランカ
父 | キングカメハメハ |
母 | ムードインディゴ |
母父 | ダンスインザダーク |
主な勝ち鞍 | 愛知杯(G3) 2022年 |
前走 | チャレンジC(G3) 2着 |
ルビーカサブランカは連下にしました。
昨年の愛知杯は後方一気の競馬でうれしい初重賞タイトルを手にしましたね。
その後は勝ち星こそつかめていませんが、前走のチャレンジカップでは牡馬相手に2着に入選し、まだまだ実力の高さを証明しています。
昨年よりも斤量が増加していることを考慮し、評価を下げましたが安定感のある走りが魅力的なので、ここでも押さえておきます。
☆大穴 1 サトノセシル
父 | Frankel |
母 | Dupe |
母父 | Observatory |
主な勝ち鞍 | 洞爺湖特別(2勝クラス) 2021年 |
前走 | 福島記念(G3) 2着 |
もう一頭、サトノセシルも抑えておきます。
コースロスなく立ち回れる最内枠を引けたのがまずよいですね。
また、サトノセシルは洋芝で力が求められる札幌のクイーンステークスや、起伏の激しい福島記念でも好走しています。
時計のかかる馬場や力の求められる条件で力を発揮できているのが魅力ですね。
明日の中京は雨の影響で馬場悪化の可能性が高く、パワー馬場になるようでしたらここでの激走も十分あり得るでしょう。
単勝
7 ラヴユーライヴ
馬連ボックス
1、2、7、8、10
三連複ボックス
1、2、7、8、10
以上になります。
愛知杯の予想の参考にしてみてください!