[馬券が的中しない方へ] 朝日杯フューチュリティS(G1)の当たる無料予想なら絶対にココ!!無料予想をみる

【京都記念2023予想】本命におすすめの3頭+警戒したい穴馬2頭はこの馬!

京都記念2023予想

京都記念2023予想の最終買い目を更新しました!

京都記念2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!

目次(読みたい項目をタップ)

京都記念2023の概要

京都記念は2月中旬に開催される古馬の中距離競走です。

今年で開催日数は116回と、数ある重賞の中でも特に歴史の古い京都記念は古くから、中距離馬の始動戦という位置づけでレースが行われました。

過去にはテイエムオペラオーやビワハヤヒデ、ナリタトップロードといった名馬がこの舞台から大舞台へ飛越し、近年を見てもクロノジェネシスやラヴズオンリーユーといった馬がここからG1レースを勝利しました。

しかしながら、最近はぶっつけでG1に挑むのがトレンドになりつつあることから、かつてほど有力馬の参戦は少なくなっています。

それでも今年はダービー馬のドウデュースやグランプリホースのエフフォーリアをはじめ、有力馬が多数そろい、例年に比べると豪華メンバーが集まりました。

伝統と格式のある京都記念。

ここを制して、春の大舞台に駒を進めるのはどの馬でしょうか?

なお、京都記念は例年京都競馬場で開催されていますが、今年は改修工事でコースが使用できないため、昨年、一昨年に引き続いて阪神競馬場で代替開催されます。

うましるでは、阪神開催時代を含めた2013年~2022年度の過去10年から京都記念をまとめました。

京都記念2023の開催内容

開催日2月12日(日曜) 15:35発走
格付けG2
開催競馬場阪神競馬場 阪神11R
コース芝2,200m
性齢4歳以上
斤量別定
1着賞金6200万円

京都記念2023が開催される阪神の芝2,200mの特徴

阪神競馬場 芝2200mのコースで特徴を解説

阪神競馬場には内回りコースと外回りコースがありますが、2,200mは内回りコースを使用します。

スタート地点は外回りコースの4コーナー出口付近で、芝2,000mのスタート地点をそのまま200m後方に下げたところです。

スタートから最初のコーナーまでは525mもある上、途中で急な上り坂があることから各馬ゆっくりレースを進めます。

1.2コーナーは小回りの利いたコーナーなので、向こう正面までは隊列を整えながらゆったりとした流れで進行します。

向こう正面も平らで後半に備えて各馬準備を開始します。

動き出すのは3.4コーナーに差し掛かってからです。

ラスト3ハロンの標識が3.4コーナーの真ん中にある上、コーナーの後半になればなるほど下り傾斜になることから、一気にペースが加速します。

特に、差しや後方馬の中には早仕掛けを行う馬も少なくありません。

トップスピードを維持しながら直線入りし、各馬は全力でゴールを目指します。

内回りの4コーナー出口からゴールまでは約356mです。

前半は下り傾斜になっているのでスピードを維持しやすいですが、残り200m付近で高低差1.8mの急な上り坂が待ち受けています。

この上り坂のため、脚が止まってしまう馬も少なくないのです。

坂をのぼり切ったらゴールは目前です。

阪神の芝2,200mは中距離コースですが上り坂と平らなコースの差が激しいです。

特に、スタンド前の急坂を2度駆け上がるコース形態となっているため、スタミナやパワーが問われやすいです。

脚質的には逃げも先行も差し馬も好走していますが、道中で中弛み(なかだるみ)が発生しやすく、持久性の高い馬のほうが結果を残しやすい舞台です。

京都記念2023の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1マテンロウレオ牡456.0横山典弘
2ラストドラフト牡757.0松岡正海
3ウインマイティー牝655.0和田竜二
4アフリカンゴールドセ858.0国分恭介
5キングオブドラゴン牡657.0岩田望来
6ユニコーンライオン牡757.0坂井瑠星
7マイネルファンロン牡858.0川須栄彦
8プラダリア牡457.0池添謙一
9キラーアビリティ牡456.0B.ムルザバエフ
10エフフォーリア牡558.0横山武史
11インプレス牡456.0鮫島克駿
12ドウデュース牡458.0武豊
13スカーフェイス牡757.0岩田康誠

過去10年の京都記念のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2013111トーセンラー6新潟記念(G3)7
21ベールドインパクト3ディセンバーS(OP)1
 310ショウナンマイティ2宝塚記念(G1)3
2014111デスペラード6有馬記念(G1)7
稍重210トーセンラー2マイルCS(G1)1
 39アンコイルド4ジャパンカップ(G1)8
201516ラブリーデイ3中山金杯(G3)1
29スズカデヴィアス4ステイヤーズS(G2)4
 34キズナ2天皇賞(春)(G1)4
201617サトノクラウン6天皇賞(秋)(G1)17
26タッチングスピーチ3エリザベス女王杯(G1)3
 32アドマイヤデウス4有馬記念(G1)7
201716サトノクラウン3香港ヴァーズ(G1)1
稍重24スマートレイアー5香港ヴァーズ(G1)5
 33マカヒキ1凱旋門賞(G1)14
201814クリンチャー4菊花賞(G1)2
210アルアイン3菊花賞(G1)7
 36レイデオロ1ジャパンカップ(G1)2
201918ダンビュライト6AJCC(G2)6
210ステイフーリッシュ1中山金杯(G3)2
 312マカヒキ2有馬記念(G1)10
202017クロノジェネシス1エリザベス女王杯(G1)5
21カレンブーケドール2ジャパンカップ(G1)2
 35ステイフーリッシュ3AJCC(G2)2
202114ラヴズオンリーユー1有馬記念(G1)10
22ステイフーリッシュ3AJCC(G2)4
 39ダンビュライト6京都大賞典(G2)7
2022111アフリカンゴールド12日経新春杯(G2)5
稍重21タガノディアマンテ8中山金杯(G3)4
 35サンレイポケット6ジャパンカップ(G1)4

【脚質】先行勢が強い

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【2-1-0-7】20.0%30.0%30.0%
先行【7-6-7-19】17.9%33.3%51.3%
差し【1-2-2-25】3.3%10.0%16.7%
追い込み【0-1-1-31】0.0%3.0%6.1%

過去10年の京都記念の好走馬を脚質別にまとめました。

もっとも結果を残していたのは先行馬で、20頭が馬券に絡んでいます。

また、逃げ馬も10頭中2頭が勝利を手にしていて、複勝率は30%を超えていました。

特に、阪神で代替開催された近2年で馬券に絡んだ6頭のうち、昨年3着のサンレイポケットを除いた5頭の馬が最終コーナーを3番手以内で通過し、馬券内に入選しています。

京都記念は逃げや先行馬の好走事例が多い特徴がありますよ。

今年の出走馬で逃げや先行馬は7頭いました。

・アフリカンゴールド
・インプレス
・ウインマイティー
・エフフォーリア
・キングオブドラゴン
・マテンロウレオ
・ユニコーンライオン

【血統】安定のディープ、好調のステゴ、未知数のハーツ

血統成績単勝率連対率複勝率
ディープインパクト【2-6-3-16】7.4%29.6%40.7%
ステイゴールド【1-2-1-7】9.1%27.3%36.4%
オルフェーヴル【0-1-0-2】0.0%33.3%33.3%
ゴールドシップ【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
ハーツクライ【0-0-0-7】0.0%0.0%0.0%

過去10年の京都記念を血統別にまとめました。

もっとも好走しているのはディープインパクト産駒で、11頭が馬券に絡んでいます。

阪神で代替開催された近2年を見ても、ラヴズオンリーユーが勝利していることから、阪神開催でも活躍していますね。

そして注目したいのがステイゴールド産駒です。

ステイゴールド産駒は近4開催で毎年最低1頭は馬券に絡んでいました。

2022年度の2着馬タガノディアマンテはオルフェーヴル産駒ですが父の父はステイゴールドです。

同じく父の父がステイゴールドのゴールドシップ産駒は昨年のユーバーレーベンのみ該当し、5着に入選していました。

ステイゴールド産駒とその直系も京都記念で注目したいですね。

そして今年の京都記念でもっとも気になるデータはハーツクライ産駒がこれまで7頭出走したものの、1頭も絡んでいないことでしょう。

なぜなら、今年はドウデュースをはじめ、4頭のハーツクライ産駒が出走するからです。

しかしながら、敗れた7頭を見てみると、阪神で代替開催された近2開催ではハーツクライ産駒の出走はありません。

敗れた7頭はいずれも京都時代のレースに使われていました。

このことから、阪神で開催される今年に至っては、ハーツクライ産駒を低評価するのは控えたほうがいいかもしれません。

今年の出走馬でディープインパクト産駒は2頭、ステイゴールド(&ゴールドシップ産駒)は3頭、ハーツクライ産駒は4頭出走予定です。

【ディープインパクト産駒】
・キラーアビリティ
・プラダリア

【ステイゴールド産駒&直系】
・アフリカンゴールド
・ウインマイティー(父ゴールドシップ)
・マイネルファンロン

【ハーツクライ産駒】
・キングオブドラゴン
・スカーフェイス
・ドウデュース
・マテンロウレオ

【年齢】高齢馬でも割り引く必要はなし

年齢成績単勝率連対率複勝率
4歳【3-6-2-20】9.7%29.0%35.5%
5歳【5-0-5-17】18.5%18.5%37.0%
6歳【1-3-1-23】3.6%14.3%17.9%
7歳以上【1-1-2-24】3.6%7.1%14.3%

過去10年の京都記念を年齢別にまとめました。

過去10年の勝ち馬8頭が4~5歳馬でした。

そして、馬券に絡んだ21頭が4,5歳馬なので基本的には若い馬を優勢に考えたいところです。

ところが、阪神で開催された昨年は7歳馬のアフリカンゴールドとサンレイポケット、そして2着に6歳のタガノディアマンテが絡みました。

同じく一昨年に至っても勝ち馬こそ4歳のラヴズオンリーユーでしたが2着は6歳のステイフーリッシュ、そして3着は7歳のダンビュライトが馬券に絡んでいます。

阪神開催の近2年では6歳以上の高齢馬のほうが台頭している点は注目ですね。

今年の出走馬で6歳以上の馬は7頭います。

アフリカンゴールド(8歳)
ウインマイティー(6歳)
キングオブドラゴン(6歳)
スカーフェイス(7歳)
マイネルファンロン(8歳)
ユニコーンライオン(7歳)
ラストドラフト(7歳)

京都記念(G2)の無料予想なら絶対にココ!
競馬マガジン

毎週の重賞レースの予想が無料で配信されます!
LINEに友だち追加するだけでレース当日に無料予想が届くので競馬初心者にもおすすめです!

過去10年の京都記念の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
2番人気【0-2-3-5】0.0%20.0%50.0%
3番人気【2-4-1-3】20.0%60.0%70.0%
4番人気【1-1-2-6】10.0%20.0%40.0%
5番人気【0-1-0-9】0.0%10.0%10.0%
6番人気【4-0-2-4】40.0%40.0%60.0%
7番人気以下【1-1-0-52】1.9%3.7%3.7%

上位人気の信頼度は低い

過去10年の京都記念の好走馬を人気別に見てみると、1番人気はわずか2勝。

2番人気に至っては1頭も勝利していません。

また、複勝率は1.2番人気ともに50%と、上位人気にしては低水準でした。

京都記念はドバイ遠征や春のG1レースの叩きで挑む馬が多いことから、次走のG1を考えている陣営はここメイチに仕上げることはありません。

実際に過去にはジェンティルドンナやハープスターといった前年のクラシックを賑わせた馬が1番人気を背負いながらも敗れました。

先を見据えた有力馬は意外と軽視してもよさそうです。

6番人気の重賞馬は狙い目

年度着順馬名重賞勝ち鞍
20131着トーセンラーきさらぎ賞(G3)
20141着デスペラードステイヤーズS(G2)
20161着サトノクラウン弥生賞(G2)
20191着ダンビュライトAJCC(G2)
20213着ダンビュライトAJCC(G2)
京都記念(G2)
20223着サンレイポケット新潟大賞典(G3)

過去10年の京都記念で最も好調なのが6番人気で【4-2-0-4】の好成績でした。

京都記念は6番人気馬の好走事例が高いです。

そして、6番人気の馬で馬券に絡んだ6頭はいずれもこれまでにG2もしくはG3のレースで勝利を手にしていました。

京都記念は重賞タイトルを手にしていたにもかかわらず人気を落としている馬が激走するパターンが多いです。

もしも6番人気の重賞馬がいたら連対圏まで可能性があるとみてもよさそうですよ。

今年の出走馬で重賞馬は10頭います。

アフリカンゴールド(京都記念【G2】)
ウインマイティー(マーメイドS【G3】)
エフフォーリア(有馬記念・皐月賞【G1】、共同通信杯【G3】など)
キラーアビリティ(ホープフルS【G1】、中日新聞杯【G3】)
ドウデュース(日本ダービー・朝日杯FS【G1】)
プラダリア(青葉賞【G2】)
マイネルファンロン(京都記念【G2】)
マテンロウレオ(きさらぎ賞【G3】)
ユニコーンライオン(鳴尾記念・福島記念【G3】)
ラストドラフト(京成杯【G3】)

過去10年の京都記念の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-3-0-7】0.0%30.0%30.0%
2枠【0-1-1-9】0.0%9.1%18.2%
3枠【0-0-1-9】0.0%0.0%10.0%
4枠【3-2-2-5】25.0%41.7%58.3%
5枠【0-0-1-13】0.0%0.0%7.1%
6枠【3-0-1-13】17.6%17.6%23.5%
7枠【2-3-2-13】10.0%25.0%35.0%
8枠【2-1-2-15】10.0%15.0%25.0%
年度着順馬名枠番
20211着ラヴズオンリーユー4枠
2着ステイフーリッシュ2枠
3着ダンビュライト7枠
20221着アフリカンゴールド7枠
2着タガノディアマンテ1枠
3着サンレイポケット4枠

外枠有利も阪神開催ではそこまで極端ではない

過去10年の京都記念における好走馬を枠順別にまとめました。

勝ち馬は1~3枠からは出ておらず、いずれも4枠より外からでています。

特に、6枠~8枠だけで7頭の勝ち馬をはじめ、15頭が馬券に絡んでいました。

このことから、京都記念は外枠有利の舞台に思います。

ところが、阪神で代替開催された近2年だけ見てみると、勝ち馬こそ4枠、7枠から飛び出ていましたが2着には1枠と2枠からそれぞれ1頭ずつ絡んでいます。

京都時代は開催後期に行われることもあって、内馬場の痛みが顕著にみられたことから外枠有利のコースとなっていました。

しかし、阪神代替開催時は開幕の阪神でレースを行うことから内も伸びる条件下でレースが行われています。

今年も開幕の阪神でレースが行われるので、京都時代ほど枠の差は気にしなくてもよいでしょう。

過去10年の京都記念の前走レース別成績

前走レース格成績単勝率連対率複勝率
G1【6-5-8-19】15.8%28.9%50.0%
G2【2-2-2-35】4.9%9.8%14.6%
G3【2-2-0-17】9.5%19.0%19.0%
L【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
OP【0-1-0-9】0.0%10.0%10.0%
3勝【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
前走レース成績単勝率連対率複勝率
有馬記念(G1)【2-0-2-4】25.0%25.0%50.0%
ジャパンC(G1)【0-1-3-5】0.0%11.1%44.4%
凱旋門賞(G1)【0-0-1-0】0.0%0.0%33.3%
日経新春杯(G2)【1-0-0-18】5.3%5.3%5.3%
中山金杯(G3)【1-2-0-7】10.0%30.0%30.0%

前走G1組が好走している

過去10年の京都記念で馬券に絡んだ30頭のうちの19頭が前走G1レースを使われていました。

前走がG1であれば国内外問わず好走しています。

京都記念では前走で強い相手と戦った馬が好走する傾向が強いですね。

また、天皇賞(秋)で17着に敗れたサトノクラウンや凱旋門賞で14着に敗れたマカヒキ、有馬記念で10着に敗れたラヴズオンリーユーのように、前走のG1で大敗した馬も京都記念で健闘しています。

前走がG1だった馬の着順は特に気にしなくてもよさそうです。

今年の出走馬で前走がG1だった馬は5頭います。

ウインマイティー(有馬記念6着)
エフフォーリア(有馬記念5着)
ドウデュース(凱旋門賞19着)
ユニコーンライオン(ジャパンC16着)
ラストドラフト(有馬記念13着)

前走日経新春杯組は不振

過去10年の京都記念で前走がG2、G3の馬は10頭馬券に絡んでいました。

しかしながら、前走が日経新春杯だった馬は過去に19頭出走し、【1-0-0-18】で昨年のアフリカンゴールドが唯一馬券に絡んだ馬です。

同じく、前走がアルゼンチン共和国杯の馬や中日新聞杯の馬で馬券に絡んだ馬もいません。

前走がG2,G3で上記3つのレースに該当する馬は評価を下げてもよさそうです。

今年の出走馬で該当する馬は5頭いました。

アフリカンゴールド(日経新春杯9着)
キラーアビリティ(中日新聞杯1着)
キングオブドラゴン(日経新春杯2着)
プラダリア(日経新春杯3着)
マイネルファンロン(アルゼンチン共和国杯15着)

京都記念2023の注目馬3頭

今年の京都記念はG1馬3頭をはじめ、中距離馬が多数集まり近年でもとくにメンバーレベルが豪華になったでしょう。

今年の出走馬で注目したい3頭の馬を紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ドウデュース

なんといっても今年の注目はドウデュースです。

昨年のダービー馬で、ダービーでは後方一気の競馬でイクイノックスの追撃を退け勝利を手にしました。

そのまえの皐月賞も直線の短い中山にもかかわらず、最後方から直線一気の競馬だけで3着に入選していることから、末脚勝負に定評ある馬です。

このように、末脚勝負では一級品の脚を使えていますし、ダービーで2着のイクイノックスがのちに天皇賞(秋)や有馬記念を制していることからもポテンシャルの高さを秘めています。

前走の凱旋門賞やそのまえのニエル賞は大敗していますが、欧州特有のタフな馬場がドウデュースの良さを引き出せなかったのは明白です。

ここは久々の日本馬場ですし、開幕週の時計の出やすい馬場でレースできるのもドウデュースにとって良いですね。

天候だけが気になりますが、良馬場であれば本命候補です。

★評価点
・昨年のダービー馬
・末脚勝負に定評ある

▼課題
・雨はいらない
・海外帰り初戦
・斤量58を背負う

エフフォーリア

復権を狙うエフフォーリアも今年の注目馬です。

3歳時は皐月賞で同期のステラヴェローチェやタイトルホルダーに先着すると、古馬混合の天皇賞(秋)において、三冠馬コントレイルに先着。

そして、その年の有馬記念でもクロノジェネシスやディープボンドらに勝ち越してその年の年度代表馬になりました。

ところが、注目された昨年は大阪杯、宝塚記念と惨敗してしまい、年度代表馬としての期待に応えられませんでした。

それでも、昨年の有馬記念は得意の中山で5着と、少しずつですが調子を取り戻している可能性は見られました。

陣営がぶっつけではなく、叩きの傾向が強い京都記念を使ったことからも、復活の狼煙をあげようとしています。

阪神は大阪杯と宝塚記念で敗れているので【0-0-0-2】ですが、あえて敗れた阪神に向かうことから、春の大舞台を見据えているのは確か。

どのようなパフォーマンスを引き出すのか。

早熟といわれるエピファネイア産駒の捲土重来に期待です。

★評価点
・年度代表馬
・G1タイトル3勝で本調子なら能力は最上位
・主戦の横山武史騎手が裏開催のレイベリングではなくエフフォーリアを選択した

▼課題
・苦手な阪神
・長距離輸送をはさむ
・早熟傾向にあるエピファネイア産駒

キラーアビリティ

2歳のときはホープフルステークスを制したものの、そこからはなかなか勝ち星どころか馬券に絡むこともありませんでした。

しかし、前走の中日新聞杯では末脚に特化した競馬で勝利し、うれしい重賞タイトル2勝目をつかむことができました。

勝ったホープフルステークスや中日新聞杯の内容を見ると、時計のかかる馬場のほうが好走している印象があるので、課題は開幕週の阪神で能力を出し切れるかでしょう。

開幕週はよっぽど天気が崩れない限りは高速馬場の可能性が高いからです。

そのため、できることなら雨で少しでも馬場が重くなってくれたほうがよいでしょう。

★評価点
・G1馬
・中日新聞杯で久々に勝利した

▼課題
・高速馬場に対応できるか

京都記念2023の穴馬2頭

京都記念は人気通りに決まることが少なく、穴馬の台頭も頻繁に見られます。

今年の出走馬で配当妙味のある馬を2頭まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

プラダリア

プラダリアは昨年の青葉賞勝ち馬です。

青葉賞がそこまでメンバーレベルの高い馬がいなかったことから、メンバーに恵まれた点は少なからずあります。

そのため、前走の日経新春杯では馬券に絡めませんでしたがフタを空けてみたら4歳馬で唯一馬券に絡みました。

前走の日経新春杯はスタミナが求められやすい中京の芝2,200mの舞台でしっかりと末脚を引き出せたのは好印象です。

阪神の芝2,200mは初めてですが、阪神自体は未勝利戦で勝ち切っているコースです。

前走日経新春杯組はデータ的に好走事例が乏しいですが、昨年のアフリカンゴールドの例もありますし、ジンクスを打破する走りも見られるかもしれません。

★評価点
・前走日経新春杯でしっかり脚を活かせた
・阪神で勝ち星がある

▼課題
・骨折休養明けの池添騎手が騎乗

インプレス

メンバー唯一の条件戦から挑むのはインプレスです。

阪神をめっぽう得意としていてこれまでの阪神の成績は【4-0-0-1】です。

また、末脚にも定評があり、前走の尼崎ステークスでは上がり最速32秒8の末脚で勝利をつかんでいます。

条件戦の内容だけ見たらここでもやってくれそうですが、京都記念は前走クラス戦の馬の好走事例が乏しいのが非常に気になりますね。

また、前走の尼崎ステークスは上がりタイムこそ優秀ですが、勝ち時計は芝2,400mで2分27秒9と平凡です。

(競馬場が違うとはいえ、ドウデュースのダービーが同じ芝2,400mで2分21秒決着です。)

時計の出る馬場自体は得意なので、開幕週の阪神自体は歓迎したいです。

あとは、前走からどれだけ成長を見せるかが課題となりそうです。

★評価点
・阪神巧者
・上がりの脚に定評がある

▼課題
・持ちタイムはそこまで速くない

京都記念2023予想の最終買い目

京都記念2023の予想(晴れ良馬場想定)

今年の京都記念は阪神競馬場で開催されます。

東京とは違い、関西圏は金曜日の時点で積雪の影響はそこまでなかったようです。

土日はともに晴れで気温も15度近く上昇する見込みなので、晴れの良馬場で開催されるのは間違いありません。

馬場状態ですが、開幕週の阪神競馬場を使用することから、外はもとより、内もおおむね良好な状態を保っています。

うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい馬場条件を想定しながら予想をまとめました。

◎本命 12 ドウデュース

ハーツクライ
ダストアンドダイヤモンズ
母父Vindication
主な勝ち鞍日本ダービー(G1) 2022年
前走凱旋門賞(G1) 19着

本命はドウデュースにしました。

昨年のダービーや皐月賞を見る限りは典型的な追い込み馬で、イクイノックスと差のない争いを演じました。

特に、皐月賞は直線の短い中山で最後方から上がり最速33秒8の末脚で3着入選し、着順以上に強い競馬を見せています。

フランスのロンシャン競馬場の内容を見る限り、良馬場でレースが見られるかポイントでしたが、幸いにも今週末の阪神は晴れの良馬場で行われるので、末脚を思う存分活かせるでしょう。

次走のドバイに向けた叩きの1戦は明らかですが、エフフォーリアが不安要素の多い馬で、それ以外の馬が骨のあるメンツばかりなので叩きでも本命に挙げました。

〇対抗 9 キラーアビリティ

ディープインパクト
キラーグレイシス
母父Congaree
主な勝ち鞍ホープフルS(G1) 2021年
前走中日新聞杯(G3) 1着

対抗はキラーアビリティにしました。

もともとホープフルステークスの勝ち馬ですが、昨年の春は勝ち星どころか馬券に絡むことすらありませんでした。

しかし、前走の中日新聞杯では最後方からの上がり競馬でマテンロウレオやアイコンテーラーらを捕らえて久々に勝利をつかんでいます。

直線の長い中京で長く脚を使えていることから、瞬発性のある競馬が得意で、内回りの阪神で出し切れるかが焦点になるでしょう。

幸いにも、鞍上のムルザバエフ騎手が日本でも好騎乗を連発していることから、3.4コーナーから早仕掛けを決めれば十分チャンスはあると思います。

追い切りを見ても現状を維持しているように感じましたし、春の中距離路線に駒を進めるうえでもここは仕上げてくるように感じました。

▲単穴 8 プラダリア

ディープインパクト
シャッセロール
母父クロフネ
主な勝ち鞍青葉賞(G2) 2022年
前走日経新春杯(G2) 3着

単穴はプラダリアにします。

昨年の青葉賞の勝ち馬ですが個人的に評価しているのが前走の日経新春杯です。

日経新春杯は稍重馬場で開催され、ヤマニンゼストやヴェローナシチーといった同世代の中でもトップハンデ56キロを課せられましたが、上がり最速34秒8の末脚を使って3着入選しました。

神戸新聞杯の内容を見てもここでの構想は疑問でしたが、力の求められる条件下でしっかり末脚を活かし切れていたのは成長性を感じました。

今回は晴れの良馬場でレースが行われると思いますが、時計の出やすい青葉賞を勝ち切っているように、高速馬場自体は問題ありません。

あとは骨折明けの池添騎手が仕掛けどころを間違えないかどうか。

ここで賞金を加算すれば春の大舞台も一気に近づくので可能性を信じたいです。

△連下 10 エフフォーリア

エピファネイア
ケイティーズハート
母父ハーツクライ
主な勝ち鞍有馬記念(G1) 2021年
前走有馬記念(G1) 5着(2022年)

連下はエフフォーリアにします。

最初に、もしも3歳時のパフォーマンスを取り戻していたらここは最上位の馬でした。

現在の阪神はおそらく時計の出やすい高速馬場ですが、似た条件下の天皇賞(秋)でコントレイルやグランアレグリアといった強敵相手に勝ち切っています。

まともなら全く問題ありません。

しかし、昨年のレース内容を見てもパフォーマンスが明確に落ちているのは明らかでした。

それでも、陣営が2戦2敗した阪神をあえて選択していることから、陣営がここで復活の機会を得ようとしているのは明白です。

長距離輸送が懸念されましたが、今回はあらかじめ木曜日に栗東に入って調整され、いつもとは全く違ったスケジュールで挑んでくることからも、勝負気配が感じられました。

ただし、最終追い切りで少し鈍い所があり、全盛期と比較してもパフォーマンスを落としているような気がします。

もしかしたら大阪杯や宝塚記念のように凡走する可能性もあるでしょう。

それでも、全盛期のパフォーマンスを取り戻していたら勝ち負けもできるので、ここでは抑えという形で馬券に絡めることにしました。

その他の馬

昨年の京都記念勝ち馬アフリカンゴールドは父がステイゴールドという点は魅力的ですが、昨年は時計のかかる馬場が味方して勝利しています。

今年も逃げると思いますが、同じく逃げ馬のユニコーンライオンやキングオブドラゴンも揃ったのでハナ争いが厳しくなりそうです。

昨年ほど楽に前で競馬しづらくなりそうなので消しました。

ユニコーンライオンは2年前の宝塚記念で2着に入選しているように、一見阪神芝2,200mと相性がよさそうです。

ところが、近年の好走事例を見てみると、2走前の福島記念や連対した宝塚記念はにずれも開催後期で時計のかかる馬場で成果を残しました。

現在の阪神はおそらく時計の出やすい馬場です。

ユニコーンライオンの近年の戦績を見る限りは時計のかかる馬場のほうが力を出し切っていて、高速馬場はあまり得意ではないと思ったので消します。

マイネルファンロンもアフリカンゴールド同様父がステイゴールドなので血統的な魅力はあります。

しかし、マイネルファンロンも高速馬場よりもやや湿った馬場のほうが結果を残していました。

今週末は晴れの良馬場で開催されるはずなので、ここは消すことにします。

単勝

12 ドウデュース

馬連流し

軸馬:12
相手:1、3、8、9、10

三連複フォーメーション

1頭目:12
2頭目:1、3、8、9、10
3頭目:1、3、8、9、10

以上になります。
京都記念の予想の参考にしてみてください!

よかったらブックマーク&シェアお願いします!
目次(読みたい項目をタップ)