【中山記念2023予想】本命で買いたい3頭はこちら!1人気は“勝つか飛ぶか”
中山記念2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
中山記念2023の概要
中山記念は中山競馬場の芝1,800mで行われるG2競走です。
歴史と伝統のある中山記念は前年以前に大舞台で活躍した馬や、重賞馬が多数参戦します。
毎年豪華メンバーが参戦することから、京都記念や札幌記念と並んでスーパーG2と評する人も多いですよ。
そんな中山記念は芝1,800mという絶妙な距離が舞台のため、中距離馬だけではなくマイラーの参戦も度々見られます。
中距離やマイルで活躍した馬が年度の始動戦に利用することが多く、各路線から有力馬が集まるのも中山記念の特徴です。
近年は外厩からのぶっつけがトレンドになりつつあるため、かつてほど有力馬の参戦は減りました。
しかしながら、今年はG1馬のスタニングローズやダノンザキッドが出馬を表明しました。
また、ドーブネやリューベックといったデビュー前に注目された素質馬もたくさん参戦し、スーパーG2にふさわしいメンバーが揃いました。
ここで結果を残した馬は大阪杯や宝塚記念に出走する可能性もあります。
春の大舞台に向けて、始動戦を制したいですね。
中山記念2023の開催内容
開催日 | 2月26日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 中山11R |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 6700万円 |
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中山記念2023が開催される中山の芝1,800mの特徴
中山の芝1,800mでは内回りコースを使用します。
スタート地点はスタンド前直線半ばです。
スタート直後に中山名物の急坂を駆け上がるため、スタートダッシュを決めたとしてもペースは早くなりません。
しかし、最初のコーナーまでが205mほどしかないため、好位を取りたい馬は急坂を意図して駆け上がり、前目を狙います。
1.2コーナーは険しいアップダウンです。
特に、1コーナーは終始上り坂のため、各馬はペースを落としながらコーナリングします。
2コーナーに入ると今度は一転して下り傾斜になり、スピードに乗りながら向こう正面に入ります。
向こう正面は前半が急な下り坂で一気に加速しますが、半ばを過ぎたら平らな道のりが続きます。
3.4コーナーは平らですが3コーナーの終わりに残り3F標識が立っています。
中山は最後の直線が短いため、差しや追い込み馬はこのコーナーの段階で動き出すケースが多いです。
最後の直線は約310mです。
4大競馬場(東京・中山・京都・阪神)のなかでももっとも直線が短いです。
また、スタート直後に駆け上がった急坂を再び駆け上がります。
坂を上りきって100mほど先にゴールがあります。
中山の芝1,800mは距離だけ見たらマイラーでも通用しそうですが、実際は2度急坂を駆け上がることから距離以上にスタミナが試されます。
もちろん、坂を駆け上がるだけのパワーも必要ですよ。
そして、起伏に富んでいることやトリッキーなコースレイアウトのため、立ち回りの器用さも重要です。
過去の戦績から中山実績がある馬を狙っていくのをおすすめします。
中山記念2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ダノンザキッド | 牡5 | 57.0 | 北村友一 |
2 | ソロフレーズ | 牡8 | 57.0 | 武士沢友治 |
3 | イルーシヴパンサー | 牡5 | 57.0 | M.デムーロ |
4 | ドーブネ | 牡4 | 56.0 | 武豊 |
5 | シュネルマイスター | 牡5 | 58.0 | T.バシュロ |
6 | ソーヴァリアント | 牡5 | 57.0 | 横山武史 |
7 | ナイママ | 牡7 | 57.0 | 柴田大知 |
8 | トーラスジェミニ | 牡7 | 57.0 | 原優介 |
9 | ショウナンマグマ | 牡4 | 56.0 | 石橋脩 |
10 | モズベッロ | 牡7 | 57.0 | 大野拓弥 |
11 | ヒシイグアス | 牡7 | 57.0 | 松山弘平 |
12 | スタニングローズ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼人 |
13 | ラーグルフ | 牡4 | 56.0 | 菅原明良 |
14 | リューベック | 牡4 | 56.0 | 田辺裕信 |
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過去10年の中山記念のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 15 | ナカヤマナイト | 2 | 有馬記念(G1) | 7 |
良 | 2 | 10 | ダイワファルコン | 3 | 有馬記念(G1) | 10 |
3 | 9 | シルポート | 8 | 阪神カップ(G2) | 14 | |
2014 | 1 | 4 | ジャスタウェイ | 2 | 天皇賞(秋)(G1) | 1 |
稍重 | 2 | 9 | アルキメデス | 4 | 朝日チャレンジC(G3) | 1 |
3 | 5 | ロゴタイプ | 3 | 札幌記念(G2) | 5 | |
2015 | 1 | 4 | ヌーヴォレコルト | 3 | エリザベス女王杯(G1) | 2 |
稍重 | 2 | 7 | ロゴタイプ | 2 | 根岸ステークス(G3) | 8 |
3 | 11 | ステファノス | 4 | 富士ステークス(G3) | 1 | |
2016 | 1 | 9 | ドゥラメンテ | 1 | 日本ダービー(G1) | 1 |
良 | 2 | 10 | アンビシャス | 4 | 天皇賞(秋)(G1) | 5 |
3 | 2 | リアルスティール | 2 | 菊花賞(G1) | 2 | |
2017 | 1 | 1 | ネオリアリズム | 3 | 香港マイル(G1) | 9 |
良 | 2 | 5 | サクラアンプルール | 8 | 白富士S(OP) | 2 |
3 | 9 | ロゴタイプ | 7 | 香港マイル(G1) | 5 | |
2018 | 1 | 5 | ウインブライト | 2 | 中山金杯(G3) | 2 |
良 | 2 | 10 | アエロリット | 5 | 秋華賞(G1) | 7 |
3 | 8 | マルターズアポジー | 6 | マイルCS(G1) | 15 | |
2019 | 1 | 1 | ウインブライト | 5 | 中山金杯(G3) | 1 |
良 | 2 | 3 | ラッキーライラック | 6 | 秋華賞(G1) | 9 |
3 | 7 | ステルヴィオ | 2 | マイルCS(G1) | 1 | |
2020 | 1 | 3 | ダノンキングリー | 1 | マイルCS(G1) | 5 |
良 | 2 | 7 | ラッキーライラック | 2 | 香港ヴァーズ(G1) | 2 |
3 | 4 | ソウルスターリング | 6 | 府中牝馬S(G2) | 取消 | |
2021 | 1 | 8 | ヒシイグアス | 1 | 中山金杯(G3) | 1 |
良 | 2 | 4 | ケイデンスコール | 5 | 京都金杯(G3) | 1 |
3 | 13 | ウインイクシード | 7 | 中山金杯(G3) | 3 | |
2022 | 1 | 5 | パンサラッサ | 2 | 有馬記念(G1) | 13 |
良 | 2 | 11 | カラテ | 4 | 東京新聞杯(G3) | 3 |
3 | 12 | アドマイヤハダル | 3 | 白富士S(L) | 2 |
【脚質】逃げ・先行馬が勝利し続けている
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-0-3-6】 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
先行 | 【9-6-3-17】 | 25.7% | 42.9% | 51.4% |
差し | 【0-3-4-33】 | 0.0% | 7.5% | 17.5% |
追込 | 【0-1-0-35】 | 0.0% | 2.8% | 2.8% |
過去10年の中山記念優勝馬はいずれも逃げ・先行馬でした。
特に、先行馬の活躍は目覚ましく、馬券に絡んだ30頭のうちの18頭が該当しています。
差しや追い込み馬のイメージが強いドゥラメンテやダノンキングリーもこの中山記念では3~5番手くらいの位置で競馬しながら押し上げています。
中山記念では逃げや先行馬、もしくは差し、追い込み馬でも前目で競馬しながら脚を使える馬に注目したいですね。
今年の出走登録馬で前目の競馬を得意としている馬は10頭いました。
【年齢】4.5歳馬有利で7歳馬はヒモまで
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【4-3-5-14】 | 15.4% | 26.9% | 46.2% |
5歳 | 【5-4-0-22】 | 16.1% | 29.0% | 29.0% |
6歳 | 【1-3-2-25】 | 3.2% | 12.9% | 19.4% |
7歳 | 【0-0-2-16】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
8歳 | 【0-0-1-12】 | 0.0% | 0.0% | 7.7% |
過去10年の中山記念の勝ち馬10頭はいずれも4歳から6歳馬の馬でした。
そのうち4.5歳馬は9勝しています。
7.8歳馬は過去10年で3頭しか絡んでおらず、いずれも3着入選でした。
中山記念では若い馬をアタマにおき、7歳以上の馬は3着までにとどめるのがよさそうです。
今年の出走馬で7歳以上の馬は5頭いました。
【所属】関東馬が信頼できる
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東 | 【8-5-6-57】 | 10.5% | 17.1% | 25.0% |
関西 | 【2-5-4-35】 | 4.3% | 15.2% | 23.9% |
過去10年の中山記念の勝ち馬8頭が関東馬でした。
また、馬券に絡んだ19頭も関東所属馬です。
中山競馬場で開催されるレースなので関東馬の出走が多いレースですが、単勝率・連対率・複勝率を見ても関東馬が関西馬を上回っています。
中山記念では関西馬よりも関東馬を有利に取ってもよいでしょう。
今年の出走馬で関東馬は9頭いました。
なお、上記で上げた「前目の競馬を得意としている馬」「4歳~5歳馬」「関東馬」の3つ全てに当てはまるのは3頭いました。
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過去10年の中山記念の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-0-0-7】 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
2番人気 | 【4-2-2-2】 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
3番人気 | 【2-1-2-5】 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
4~6番人気 | 【1-6-3-20】 | 3.3% | 23.3% | 33.3% |
7,8番人気 | 【0-1-3-16】 | 0.0% | 5.0% | 20.0% |
9番人気以下 | 【0-0-0-43】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気は勝つか飛ぶか
過去10年の中山記念で1番人気の馬は【3-0-0-7】でした。
別定戦の重賞競走ですが、休み明け初戦で使われる馬が多いからか、1番人気に支持された馬でも凡走することが多いです。
中山記念は1番人気の信頼度が低いレースといえるでしょう。
なお、「チャレンジカップ2022」の予想記事でも「1番人気は勝つか飛ぶか」という内容でしたが、今回出走予定のソーヴァリアントが1番人気で勝利しています。
今回も火曜日時点の1番人気はソーヴァリアントなので当日の人気に注目したいですね。
2番人気の成績が非常に良い
過去10年の中山記念では2番人気が【4-2-2-2】で勝率40%、複勝率は80%でした。
ほかの重賞競走と比較しても2番人気の成績はかなり優秀です。
中山記念は1番人気の好走率が低いことから上位人気の信頼度が低く感じますが、2番人気が好成績を残しているので上位勢全体の信頼度が低いというわけではありません。
9番人気以下の馬は1頭も好走していない
過去10年の中山記念で9番人気の馬は43頭出走しましたが、1頭も馬券に絡んでいません。
中山記念はメンバーレベルの高いレースで馬連配当を見ても2,000円台で決着していることから、実力馬が勝ち負けしやすい舞台です。
中山記念では極端な穴狙いは控えたほうがよさそうです。
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過去10年の中山記念の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-0-9】 | 18.2% | 18.2% | 18.2% |
2枠 | 【0-0-1-12】 | 0.0% | 0.0% | 7.7% |
3枠 | 【3-2-1-8】 | 21.4% | 35.7% | 42.9% |
4枠 | 【1-0-1-12】 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
5枠 | 【2-2-1-9】 | 14.3% | 28.6% | 35.7% |
6枠 | 【0-3-2-13】 | 0.0% | 16.7% | 27.8% |
7枠 | 【1-1-2-15】 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
8枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
内枠が有利
過去10年の中山記念の好走馬を枠順別にまとめました。
もっとも好走しているのが3枠で、3頭の勝ち馬をはじめ6頭が馬券に絡んでいます。
その次に結果を残しているのは1枠で11頭中2頭の勝ち馬を輩出しています。
また、勝ち馬の8頭が1枠から5枠に集中していました。
中山記念は開幕週の中山で行われるので全体的に芝の状態は良好です。
そのため、コースロスなく走れる内枠が有利なのです。
中山記念では内枠を引いた馬の評価を上げてもよさそうですね。
過去10年の中山記念の前走距離別成績
前走距離 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1,600m | 【2-2-4-20】 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
2,000m | 【4-4-3-31】 | 9.5% | 19.0% | 26.2% |
2,200m | 【1-0-0-17】 | 5.6% | 5.6% | 5.6% |
2,500m | 【2-1-0-5】 | 25.0% | 37.5% | 37.5% |
前走芝2,000m組が優秀
過去10年の中山記念好走馬を前走距離別にまとめました。
前走が芝2,000mの馬は4頭の勝ち馬をはじめ11頭が馬券内に絡んでいます。
前走が芝1,600mだった馬も8頭が馬券内に入選していました。
また、出走数は少ないものの前走芝2,500m組は勝率・連対率・複勝率がトップです。
なお、前走芝2,500m組で馬券に絡んだ3頭はいずれも有馬記念から挑んでいました。
対称的に、前走芝2,200mを使われた馬は18頭が出走しましたが馬券に絡んだのは2015年のヌーヴォレコルトのみです。
2018年のヴィブロス(3番人気)や2021年のクラージュゲリエ(3番人気)といった上位人気勢も前走芝2,200m組でしたが中山記念では馬券外に敗れていました。
中山記念では前走芝1,600m、芝2,000m、芝2,500mを使われた馬が好走し、芝2,200mだった馬は不振傾向にあります。
今年の出走馬は表にまとめた4つの距離を使われていますが、その中で前走芝2,200mだった馬は2頭いました。
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中山記念2023の注目馬3頭
中山記念は春の中距離路線を目指す有力馬が多数そろいます。
今年も例年通り豪華メンバーが集いました。
今年の出走登録馬で注目したい3頭の馬をピックアップします。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ソーヴァリアント
中山記念の注目馬はソーヴァリアントです。
3歳の頃から注目されていましたが、クラシックとは無縁で条件戦で結果を積み重ねた馬です。
阪神の芝2,000mで開催されるチャレンジカップを連勝しているように、中距離における実績は本物。
2走前のオールカマーは着順だけ見たら大敗しているように見えますが、実際は心房細動(京都記念でエフフォーリアが発症したもの)のが原因なので度外視していいです。
中山自体は3歳のときのセントライト記念で好走していますし、コース適性も悪くありませんね。
枠にもよりますが、春の大舞台を目指すうえでもここは馬券に絡めたいです。
スタニングローズ
スタニングローズは昨年の秋華賞において、スターズオンアースやナミュールの追撃を退け最後の一冠を手にしました。
エリザベス女王杯にも出走しましたが14着に敗れています。
鞍上の坂井瑠星騎手によると、残り4Fあたりから脚が上がっていたようで、秋華賞の反動があったのかもしれません。
今回は間隔を空けて挑みます。
エリザベス女王杯の疲れはおそらくないでしょうし、ベストの条件で挑めるでしょう。
中山自体は紫苑ステークスやフラワーカップで好走していますし舞台適性もありますね。
ここを制して大阪杯もしくはヴィクトリアマイルに駒を進めたいです。
ダノンザキッド
今年の下半期からにわかにパフォーマンスを発揮しているダノンザキッドはマイルチャンピオンシップや香港カップで2着に入選し、一気に頭角を露わにしました。
中山で行われたホープフルステークスの勝ち馬ですが、近走を見る限りは直線の長い阪神や東京、新潟で結果を残しているので本当は長い直線のほうが合っているのかもしれません。
実際に昨年の中山記念は1番人気を背負いながら7着に敗れました。
しかし、昨年秋のパフォーマンスは去年の今頃と比較しても大きな成長性を感じましたし、陣営が大敗した中山記念に再び出走を表明しているのは巻き返せると判断してのことでしょう。
ここで勝ち負けできれば昨年のリベンジを果たせますし春の大舞台にも迎えます。
かつて最優秀2歳牡馬に選出された馬がここで実力を証明します。
中山記念2023の穴馬2頭
中山記念は穴馬の台頭こそ少ないですが、中には過去の実績のわりに人気を落としている馬もいます。
今年の出走馬で配当妙味のありそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
イルーシヴパンサー
イルーシヴパンサーは昨年の東京新聞杯で力強い追い込み競馬を見せ、続く安田記念でも1番人気に支持されたほどです。
この安田記念は後ろすぎて敗れてしまいましたが、今年の京都記念では内ラチ沿いからイン突きを決めて久々に勝利をものにしました。
そして次に挑むのはこれまで主戦にしたマイルよりも1F伸びた1,800m戦です。
ここでの結果次第で中距離路線に進むかもしれませんね。
過去の戦績を見る限り、フリージア賞やノベンバーステークスで連対しているので距離は問題ないように感じます。
それよりも、中山は直線が短いのでどこで仕掛けるかがポイントになるでしょう。
騎乗するデムーロ騎手は早仕掛けもできる騎手なので、ドゥラメンテに騎乗した時を思い出しながら仕掛けどころを画作してほしいです。
シュネルマイスター
NHKマイルカップや安田記念で上位争いしていたシュネルマイスターも距離が伸びる中山記念に参戦します。
近走を見る限りはマイルを主に使われていますが、かつてタイトルホルダーが制した弥生賞(中山芝2,000m)で2着入選しているように、中距離適性も高いものを感じます。
昨年は勝利をつかむことができませんでしたが、ドバイターフと香港マイルは騎乗したルメール騎手ですら敗因が分からないレベルだそうです。
もしかしたら海外輸送が苦手なのかもしれません。
国内で開催されたスプリンターズステークスは明らかに距離不足で、マイルCSも5着に敗れたとはいえ勝ち馬セリフォスにコンマ3秒差でした。
時計も1分32秒8の好タイムなので、国内の舞台のほうが合っているような気がします。
昨年の成績や距離延長で人気を落とす可能性は高いですが、意外と好走材料も多いので人気を落とすようであれば積極的に狙いたいです。
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中山記念2023予想の最終買い目
中山記念の予想(晴れ良馬場想定)
土曜日の中山競馬場は曇りの予報でしたが馬場状態は芝・ダートともに良馬場でレースが行われていました。
日曜日も晴れ予報が出ているので間違いなく張れば場でレースが開催されるでしょう。
馬場状態ですが、メインレースの幕張ステークスで1分33秒台の時計が出ているように、スピードタイプの競馬になれば時計は出そうです。
うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい条件を想定しながら予想をまとめました。
◎本命 6 ソーヴァリアント
父 | オルフェーヴル |
母 | ソーマジック |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | チャレンジC(G3) 2022年 |
前走 | チャレンジC(G3) 1着 |
本命はソーヴァリアントにします。
これまでの戦績を見ても安定していますし、なによりも中山記念と相性の良いデータが目白押しなのです。
・5歳馬
・関東馬
・前走芝2,000m組
・先行馬
これらの要素を含んでいるのはソーヴァリアントだけでした。
あえていうなら血統的に父がパワータイプのオルフェーヴルなので極端に馬場が軽くなったら出し切りづらいかもしれません。
しかしながら、今年の有力馬はダノンザキッドがかつて中山記念で大敗していたり、スタニングローズは古馬初戦、シュネルマイスターやイルーシヴパンサーは追い込み競馬でどこまでやれるか未知数です。
有力馬に何らかの不安がある中、ソーヴァリアントはこれといった短所がないのが長所です。
前日の段階で1番人気ですがここは素直に本命視します。
〇対抗 12 スタニングローズ
父 | キングカメハメハ |
母 | ローザブランカ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 秋華賞(G1) 2022年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 14着 |
対抗はスタニングローズにします。
昨年のオークスにおいて、差し追い込み有利の展開の中、ただ一頭先行競馬で馬券に絡んだのは展開不利の中で大健闘したと思います。
オークスは10番人気だったころからフロック視されていましたが、紫苑ステークスや秋華賞の活躍で実力を証明しました。
関西馬ですが、過去の戦績を見ると中山で開催された紫苑ステークスやフラワーカップを勝ち切っていて中山は得意としています。
課題は初の古馬戦ですが、昨年のレース内容を見る限りはここでも通用しそうです。
枠が少し外すぎるので評価を落としていますが、オークスの時に見せた先行競馬で勝ち負けまで持っていってほしいです。
▲単穴 1 ダノンザキッド
父 | ジャスタウェイ |
母 | エピックラヴ |
母父 | Dansili |
主な勝ち鞍 | ホープフルS(G1) 2020年 |
前走 | 香港C(G1) 2着 |
単穴はダノンザキッドにしました。
一昨年の中山記念は1番人気に支持されながらも7着に敗れてしまいました。
しかし、昨年の夏からにわかに本格化し、昨年のマイルチャンピオンシップ、そして香港カップにおいても下馬評をくつがえす走りで2着に入選しています。
昨年秋季のレース内容を見る限り、今がもっとも充実期だと思います。
2年ぶりに中山記念に参戦しますが、一昨年よりも力をつけているのは明白なので、チャンスは十分あるでしょう。
データと相性がいい内枠を引けましたし、いきなりも十分あり得るでしょう。
△連下 5 シュネルマイスター
父 | Kingman |
母 | セリエンホルデ |
母父 | Soldier Hollow |
主な勝ち鞍 | NHKマイルC(G1) 2021年 |
前走 | 香港マイル(G1) 9着 |
連下1頭目はシュネルマイスターにします。
近年は追い込み競馬のイメージが強いですが、3歳時は先行競馬でも好走していました。
距離に関しても3歳時に弥生賞(芝2,000m)で2着に入選しているので全く問題ありません。
近走が追い込み競馬ばかりなので、最後方競馬を行うかもしれませんが、中山記念は前目をつけたほうが好走するので多少無理してでも前で競馬してほしいですね。
△連下 3 イルーシヴパンサー
父 | ハーツクライ |
母 | イルーシヴキャット |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 京都金杯(G3) 2023年 |
前走 | 京都金杯(G3) 1着 |
イルーシヴパンサーも連下に絡めます。
昨年の内容を見る限りはマイルのイメージが強いですが、陣営が東京新聞杯ではなく芝1,800mの中山記念を選択したことから、中距離路線に活路を見出している感じがします。
イルーシヴパンサーもシュネルマイスター同様追い込み競馬を得意としていますが、中山は直線が短いため、最後の直線で動いてもおそらく届かないでしょう。
そのため、できるだけ前目で競馬を行うか、向こう正面あたりからまくる競馬を行ってほしいです。
距離は持つと思うので、あとは仕掛けどころがポイントとなりそうですね。
その他の馬
ヒシイグアスは2年前の中山記念を制しているだけではなく、昨年の香港カップでも2着と、実力の高さを証明しています。
しかし、この舞台と相性の悪い7歳馬ということを考慮し、評価を考えました。
相手関係を見ても今年の中山記念は豪華メンバーが多数そろっていますし、枠も少し外目すぎるので消します。
単勝
6 ソーヴァリアント
馬連流し
軸馬:6
相手:1、3、5、12
三連複フォーメーション
1頭目:6
2頭目:1、3、5、12
3頭目:1、3、5、12
以上になります。
中山記念の予想の参考にしてみてください!