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【宝塚記念2023追い切り評価/全頭診断】文句なしの「S評価」で〝確勝級〟はあの馬!

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宝塚記念2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では宝塚記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

6月21日の馬場状態

美浦ウッドチップコース
晴れの良馬場でラスト1ハロンにおいて11秒0が最多。
11秒台前半の時計が出ていたら優秀です。

栗東坂路
晴れの良馬場で一番時計はトーセンアラン(4歳3勝クラス)の48秒7でした。
朝ほど時計が出ており、それ以降は標準くらいの時計になっています。

栗東ウッドチップコース
6F80秒を切った馬が9頭いました。
ラスト1ハロンの最速はエルトンバローズ(3歳2勝クラス)の10秒9で、全体的に時計は出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

宝塚記念2023追い切り評価/全頭診断コメント

宝塚記念2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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ライラック

ライラック 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.767.252.637.711.7馬なり
1週前美浦南W(良) 65.851.037.211.4馬なり
前走最終美浦南W(良)82.566.452.338.111.5馬なり

牝馬のライラックは美浦の南ウッドチップにおいて最終追い切りを行っています。

併せたのはハコダテメモリー(3歳未勝利)で、2馬身後方から追走する形で調教します。

コーナーまでは我慢しながら走っていましたが、直線に入って馬体をぴったり合わせると直線ではスムーズに加速してラスト1ハロン11秒7で併入しています。

時計自体は1週間前、全体時計を見ても目黒記念の時より1.2秒遅れているのは少し気になるところですが、リラックスした走りを見せていたのは印象的です。

雰囲気はよかったですし、長距離輸送やパドックを通してレーススイッチが入れば面白そうです。

カラテ

カラテ 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.112.5馬なり
1週前栗東坂路(良)  54.039.012.5馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  54.639.512.6馬なり

カラテの最終追い切りは栗東坂路にて、単走で行われています。

馬なりで4ハロン54秒0-ラスト1ハロンを12秒5で走破しました。

1週間前追い切りも4ハロン54秒0→1ハロン12秒5で時計に違いはほとんどなく、状態を維持しているという面ではうまく調整されています。

ゴール前でもしっかりと脚を伸ばしているのでレースが近いことはカラテ自身も実感しているのではないでしょうか。

あとは、前走鳴尾記念とは比べ物にならないほど強力な相手が揃う中、どこまでやれるか注目したいです。

ダノンザキッド

ダノンザキッド 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.438.612.2馬なり
1週前栗東CW(良)84.068.253.037.511.4強め
前走最終海外出走

ダノンザキッドは栗東坂路において最終追い切りを行いました。

序盤は少し頭を上げながら走っていましたがすぐに坂路に目を向けると、この馬らしい大きな跳びで4ハロン53秒4-1ハロン12秒2の時計で走破しました。

1週間前に強めで追われているので今回は軽めの調整で、時計もでていませんが大型馬にしては軽快なフットワークが印象深かったです。

管理する安田隆行調教師も「大阪杯の時と同じくらい仕上がっている」とコメントされました。

阪神適性は問題ありませんが距離が課題です。

ボッケリーニ

ボッケリーニ 6月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.739.112.0馬なり
1週前栗東坂路(良)  55.641.012.8馬なり
前走最終栗東CW(稍重)83.867.151.636.811.3一杯

ボッケリーニは栗東坂路で最終追い切りを行いました。

今月頭に開催された鳴尾記念にも使われており、毎週なんらかの形で走っているため、今回は1週前同様馬なりで調整されています。

1週前が全体時計55秒6-上がり1ハロン12秒8に対し、最終追い切りは全体53秒7-ラスト1ハロン12秒0でした。

明らかにタイムは上向いていますし状態もよくなっています。

追い切り映像を見ても頭をやや下に向けながらも行きたい素振りを見せていましたし、7歳とは思えないほど元気が溢れていました。

宝塚記念は高齢馬が馬券に絡むことは少ないですが、追い切りを見る限りは本番でも面白そうな1頭だと感じました。

イクイノックス

イクイノックス 6月22日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦98.367.953.137.411.3強め
1週前栗東CW(良)⑦95.365.050.836.811.6馬なり
前走最終海外出走

今年の宝塚記念でおそらく1番人気に支持されるイクイノックスは栗東のウッドチップコースで最終追い切りを行いました。

イクイノックスは関東馬ですが、阪神開催と長距離輸送を考慮して今月4日から栗東に滞在しています。

1間前追い切りは馬なりで追い切りましたが今回は負荷をかけながら調整しています。

3頭併せで外ブレッシングレイン(6歳障害オープン)と内サスツルギ(3歳2勝クラス)の間から追い切り、直線で促されると黒光りする馬体を雄大にストライドさせて先着しました。

海外帰りですが1週間前追い切りの段階から順調に仕上がっていて、今週の内容を見る限り本番に向けて仕上がった印象を受けました。

追い切りは文句なしのS評価です。

あとは、初めての阪神という舞台でどこまで出し切れるか、コース適性がポイントとなりそうです。

スルーセブンシーズ

スルーセブンシーズ 6月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 64.450.235.711.2強め
1週前栗東CW(良) 66.451.837.111.4強め
前走最終美浦南W(良) 67.151.837.211.0馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにおいて、単走で行われました。

スルーセブンシーズは関西馬ですが、イクイノックスやジオグリフと同じく栗東で調整が行われています。

単走で強めに追われ、ラスト1ハロン11秒2の時計をマークしました。

2週続けて強めに追われ、1週間前追い切りにおいてもラスト1ハロン11秒4を叩き出していますが、全体時計は今回のほうが2秒早く、良化しているのは間違いありません。

中山牝馬ステークスを制した段階でヴィクトリアマイルに出走できましたが、陣営はコース適性を考えて宝塚記念を選択しました。

追い切りの動きは問題ありませんし、阪神の内回りが噛み合うようでしたら面白い穴馬になると思います。

プラダリア

プラダリア 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.538.812.6一杯
1週前栗東CW(良)82.466.551.737.011.4強め
前走最終栗東坂路(重)  53.038.612.3強め

抽選馬だったプラダリアは無事に出走が叶いました。

最終追い切りは栗東坂路において、単走で行われています。

一杯に追われて4ハロン53秒5-ラスト1ハロン12秒6の時計で坂路を駆け上がりました。

時計はそこまで速くなく、どちらかというと前走目黒記念の時のほうが出ているので本調子ではないかもしれません。

しかしながら、軽快に駆け上がっていたのは印象的ですし、池添調教師のコメントにもあるように「スムーズな手前替え」はスローで見ないと見抜けないほどでした。

時計は一杯に追われている割には平凡ですが調子はよさそうです。

ヴェラアズール

ヴェラアズール 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)82.266.652.137.211.3馬なり
1週前栗東CW(良)80.065.150.636.311.4馬なり
前走最終海外出走

ジャパンカップ勝ち馬のヴェラアズールは栗東ウッドチップコースにて、最終追い切りを行いました。

今年の2月まで騎手として活躍していた福永祐一技術調教師を背に、単走で6ハロン82秒2-1ハロン11秒3にて走破しています。

時計は優秀ですしラスト1ハロン11秒3もよいですね。

ただし、コーナーで手前をころころ変えていたのは少し気になりました。

もしかしたらレースに向けて集中力を欠いているかもしれません。

それでも地力の高さは時計からも証明されていますし、ポテンシャルは健在です。

タイトな阪神内回りコースでどれだけやれるか、コース適性に注目したいです。

ジャスティンパレス

ジャスティンパレス 6月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)82.267.252.237.411.3馬なり
1週前栗東CW(良)⑦96.264.750.035.611.4一杯
前走最終栗東CW(重)83.067.652.437.212.0強め

天皇賞勝ち馬のジャスティンパレスは栗東のウッドチップコースにて最終追い切りを行いました。

当日騎乗する鮫島克駿騎手を背に、2頭併せで僚馬イクスプロージョン(5歳オープン)を4馬身後方から追走します。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

馬なりのまま4コーナーあたりで僚馬に詰めると馬なりのまま内から加速して半馬身先着しました。

イクスプロージョンが一杯に追われながら追い切っているのとは対称的に、馬なりで力を使っていないにもかかわらずスムーズに加速できたのが印象的です。

しかも、馬なりながらラスト1ハロン11秒3の好時計を出したのも評価したいです。

1週前で一杯に使われたので流す程度でしたが、それでも時計は出ていたので本番に向けて態勢は整いました。

評価はAですが限りなくSに近いA評価です。

ディープボンド

ディープボンド 6月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)81.265.951.737.311.7馬なり
1週前栗東CW(良)⑦96.565.050.535.711.3一杯
前走最終栗東CW(重)84.067.953.238.112.0強め

前年の宝塚記念で4着に入選したディープボンドは栗東のウッドチップコースで最終追い切りを行いました。

主戦の和田竜二騎手を背に単走で6ハロン91秒2-1ハロン11秒7の時計で走破しています。

1週間前追い切りが一杯に追われて負荷をかけていたので今回は軽めの調教でしたが、力強い走りを見せていて非常によい出来でした。

メイチで挑んだ天皇賞(春)の反動があってもおかしくありませんでしたが、追い切りを見る限り疲れはなさそうに感じます。

天皇賞(春)は3年連続2着に敗れてしまい、春の盾を手にすることはできませんでした。

この悔しさをバネに、グランプリの座をつかみたいです。

ジェラルディーナ

ジェラルディーナ 6月23日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重) 72.455.638.611.4強め
1週前栗東CW(良)80.465.751.336.711.5強め
前走最終海外出走

前日とは打って変わって、雨の影響が残る栗東ウッドチップコースにて最終追い切りを行いました。

僚馬ドンフランキー(4歳オープン)より先にスタートし、4コーナーあたりで徐々にペースアップ。

直線ではドンフランキーに並びかけられましたがそこから加速すると最後は1ハロン11秒5の時計でクビ差先着しました。

1週間前は発汗も目立っていて海外帰りの影響を受けているように思いましたが、最終追い切りを見る限り、直線の動きはスムーズでよいですし、稍重馬場の中で上がり11秒4の時計を出せたのはよいでしょう。

ただし、直線入りの段階で一瞬頭を上げる姿を見せていました。

集中力という面を考えたらスイッチが入るまでに時間がかかっているかもしれませんし、時計も稍重馬場だったとはいえ目立つものではありませんでした。

もしかしたら、海外初戦組の中で一番影響を受けているかもしれません。

アスクビクターモア

アスクビクターモア 6月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.265.350.236.111.5強め
1週前美浦南W(稍重)82.566.351.637.011.4強め
前走最終美浦南W(重)82.866.151.237.311.8馬なり

最終追い切りは美浦の南ウッドチップコースで単走にて行われました。

助手騎乗の元、ゆったりとした流れから後半3ハロンを1ハロンあたり12秒9→11秒7→11秒5と徐々にペースアップしつつ走破しています。

もともと調教は見栄えする馬ですが、この日も動きはよかったですしパワフルな走りは本番に向けて順調に調整されている証です。

今年の2戦は馬場と不利のため、出し切れていません。

芝2,200mは昨年のセントライト記念で2着に好走している舞台ですし、出し切れればここでも面白い1頭になると思います。

ジオグリフ

ジオグリフ 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.268.653.338.411.5馬なり
1週前栗東CW(良)⑦95.365.751.336.711.5強め
前走最終海外出走

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、3頭併せ(内ボーデン・外レガトゥス、どちらも5歳3勝クラス)で行われました。

ジオグリフもイクイノックス同様1週間前から栗東に滞在して調整を行っています。

最終追い切りでは2頭の間で調整され、直線では外から動いたレガトゥスと併せるよう動いて最後は同時併入でした。

6ハロンが85秒2でラスト1ハロンが11秒5、時計はまずまずです。

ただし、強めに追われた1週間前追い切りと比較すると時計は遅く、3勝クラスの2頭と差のない併入というのは少し気になりました。

G1馬なのでもう少し突き抜けてほしかったのが本音です。

ブレークアップ

ブレークアップ 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.738.912.4馬なり
1週前栗東坂路(良)  56.340.913.2馬なり
前走最終栗東CW(稍重)  55.240.413.2馬なり

最終追い切りは栗東の坂路において、ウィズユアドリーム(3歳1勝クラス)と併せ馬を行いました。

僚馬の内側で追い切りされ、序盤こそ若干ふらついているように見えましたが、その後はスムーズな脚さばきで僚馬と併入しています。

馬なりなので負荷は掛けられていませんが、序盤のふらつきが少し気になり、もしかしたら走りに集中できていない可能性があります。

手ごたえもそこまでありませんでしたがステイヤーなのでキレよりも持久力で勝負するタイプです。

宝塚記念の舞台もスタミナ量が求められやすいため、出し切れる状態には仕上がっているかもしれません。

ユニコーンライオン

ユニコーンライオン 6月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.069.354.238.511.8強め
1週前栗東CW(良)⑦95.965.652.337.712.7一杯
前走最終海外出走

一昨年の宝塚記念で2着入りしたユニコーンライオンはCウッドコースで併せ馬を行いました。

僚馬モズアカボス(3歳1勝クラス)を2馬身後ろから追走。

直線でも僚馬が先にいましたが、ラスト100mあたりで坂井騎手の手が動くと、そこからグンと伸びて最終的には1馬身先着しました。

仕掛けてからの反応がよかったですし、海外帰りの疲れも感じさせない追い切りでした。

ただし、時計自体は強めに追われながらも3ハロン38秒5-1ハロン11秒8でお世辞にも早いとはいえません。

2年前に2着入りした時と比較するとピークは過ぎている感じはしますし、一昨年の時のような期待は難しいかもしれません。

モズベッロ

モズベッロ 6月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.239.312.6一杯
1週前栗東坂路(良)  57.241.713.7馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  55.239.812.7強め

最終追い切りは栗東の坂路にて、シゲルビクトリウム(3歳未勝利)と併せ馬を行いました。

シゲルビクトリウムを後ろから大きく追走。

序盤から中盤にかけては頭が高くてなおかつ首を右や左に動かしながらでまるで集中力を欠いています。

最後の最後には身体全体を前に向けて伸びていますが、序盤の首から上の動きを見ていると気難しさが残っているように思います。

一杯にしては時計もそこまで速くないですし、かつて3着に入選した時ほど実力は発揮できなさそうに感じました。

ドゥラエレーデ

ドゥラエレーデ 6月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)78.864.650.936.011.5一杯
1週前栗東CW(良)81.066.051.336.411.3一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.538.311.6強め

メンバー唯一の3歳馬ドゥラエレーデは栗東ウッドチップコースを単走で追い切りしました。

レースで騎乗する幸騎手を背に、1週間前同様本番に向けて強く追われて6ハロン78秒8-1ハロン11秒5の自己ベストで走破しています。

大きな馬体を活かしたピッチ走法は健在で、2週続けて強く行われているからか、自己ベストを2秒5も更新しました。

騎乗した幸騎手も「一歩の幅が大きく、いい馬」とコメントしているように状態が上向いているのは間違いありません。

相手関係は非常に手ごわいですが、低斤量を味方につけて善戦したいです。

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宝塚記念2023追い切り評価ランキング

評価馬名
イクイノックス
アスクビクターモア
ジャスティンパレス
スルーセブンシーズ
ディープボンド
ドゥラエレーデ
ボッケリーニ
カラテ
ジオグリフ
ジェラルディーナ
ダノンザキッド
プラダリア
ブレークアップ
ライラック
ユニコーンライオン
ヴェラアズール
モズベッロ
 

宝塚記念2023追い切り映像

宝塚記念2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

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