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【宝塚記念2023予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで買いたい2頭はこちら!

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宝塚記念2023予想の最終買い目を更新しました!

宝塚記念2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

宝塚記念2023の予想ポイント

  • 馬券はG1馬を中心に予想
  • 3歳馬と7歳以上の馬は大苦戦
  • 上がり最速馬は連対率100%
  • 8枠は過去10年で7勝
  • 前走が阪神、京都、海外から挑む馬が好走

うましるの管理人です!

先週予想したレースで的中があったので紹介します!

ユニコーンステークス

着順予想結果人気
1着本命3番  ペリエール1番人気
2着連下7番  サンライズジーク7番人気
3着連下13番 ブライアンセンス2番人気

単勝2.8倍!
馬連33.6倍!!
三連複30.5倍を的中!!!

ユニコーンステークスは1番人気のペリエールから流しましたが、東京ダート巧者のサンライズジークが2着に入選してくれたため、馬連配当が30倍を超えました!

サンライズジークは前走の敗退が影響してか7番人気でしたが、うまく抑えることができてよかったです!

裏開催のマーメイドステークスは1.2番人気が入選したため例年よりかは荒れませんでした。

逆に、前日開催された米子ステークスは1番人気に支持されたジャスティンスカイがまさかの馬券外に敗れ、高配当になりました…。

阪神の2つのレースは外してしまいましたが、それでもユニコーンステークスは的中できて満足でした。

さて今週はグランプリレースの宝塚記念が開催されます!

また、前日には障害重賞の東京ジャンプステークスも開催されますよ~!

うましるでは土曜日に開催される天保山ステークスも含め、3つのレース予想を行います!

春のグランプリレース、勝って兜の緒を締めましょう!!

目次(読みたい項目をタップ)

宝塚記念2023の概要

【過去5年】宝塚記念 2018~2022|JRA公式

宝塚記念は6月の下旬に開催される春のグランプリレースです。

グランプリレースというのはファン投票によって優先出走権が得られるレースのことで、年末最後に行われる有馬記念にも採用されているシステムです。

もともとファン投票システムはプロ野球のオールスター戦をヒントに導入されていますが、自分の応援している馬が出走できるかもしれないので毎年多くの人が好きな馬に投票しています。

しかしながら、宝塚記念は夏の放牧を目前としている段階で開催されます。

また、梅雨の時期も重なるため、多くの支持を集めた有力馬でも回避することがしばしば見られます。

ただし、今年は幸いにもG1馬8頭をはじめ、フルゲート以上の出走登録があるのでグランプリレースにふさわしいメンバーが集まりました。

春の総決算ともいえる宝塚記念。

グランプリの座を手にするのはどの馬でしょうか?!

うましるでは出走登録馬全頭の考察も踏まえた過去10年の宝塚記念のデータをまとめました。

宝塚記念2023の開催内容

開催日6月25日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場阪神競馬場 阪神11R
コース芝2,200m
性齢3歳以上
斤量定量
1着賞金2億2000万円

宝塚記念2023が開催される阪神の芝2,200mの特徴

阪神競馬場 芝2200mのコースで特徴を解説
スタート地点4コーナー付近
コース内回りコース
Bコース使用
1周の距離1,713.2m
直線距離359.1m
高低差1.9m
フルゲート18頭

阪神競馬場には内回りと外回りコースが存在しますが、芝2,200mでは内回りコースを使用します。

スタート地点はホームストレッチの右端、外回りコースの4コーナーあたりとなります。

ちょうど芝2,000mのスタート地点を200m後方に下げた位置となり、スタートから最初の1コーナーまで約525m走ります。

スタートからしばらくは下り傾斜になっているためペースが上がりやすいですが、ゴール前にある急坂を上ったらしばらくは平たんな道のりになります。

内回りコースを1周強回るため各騎手は馬を落ち着かせながら最初のコーナーに入ります。

1.2コーナーは3.4コーナーと比較するとカーブが鋭角なのでゆったりとしたペースで向こう正面に入ります。

向こう正面はほとんど起伏がなく、各馬は後半に備えて少しずつレースを展開します。

3.4コーナーは1.2コーナーと比較するとコーナーが大きいためペースを引き上げやすいです。

また、3.4コーナーのちょうど中間に上がり3ハロン標識が立っています。

さらに4コーナーから最後の直線にかけて下り傾斜になるため各馬はペースを引きあげながら最後の直線に向かいます。

最後の直線は約356mです。

前半こそ下り傾斜ですがゴールから200m手前にスタート直後に駆け上がった急傾斜が再び待ち構えています。

結果的にはこの坂を2度駆け上がることとなり、その先にゴールが立っているのです。

阪神の芝2,200mは内回りコースを1周強回るコース形態、そして、直線にある急な上り傾斜を2度も駆け上がるため瞬発性よりも持久性が問われやすいです。

距離以上にスタミナが求められるので過去のレースで中・長距離実績のある馬が活躍しやすいです。

また、宝塚記念の舞台となる6月下旬は梅雨時期と重なっているため雨の影響も受けやすく、タフな馬場になりやすいです。

そのため、スタミナやパワーに定評のある馬が活躍しやすいコースとなっています。

阪神の芝2,200mはここをチェック!

  • 瞬発力よりも持久力が試される
  • スピードよりもスタミナとパワーが重要
  • 高速馬場開催にはなりづらく、時計がかかりやすい
  • 枠の影響は大きくない
  • 逃げや先行馬が有利

宝塚記念2023の出走馬

【データ&出走馬紹介】2023年 宝塚記念|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ライラック牝456.0M.デムーロ
2カラテ牡758.0菅原明良
3ダノンザキッド牡558.0北村友一
4ボッケリーニ牡758.0浜中俊
5イクイノックス牡458.0C.ルメール
6スルーセブンシーズ牝556.0池添謙一
7プラダリア牡458.0菱田裕二
8ヴェラアズール牡658.0松山弘平
9ジャスティンパレス牡458.0鮫島克駿
10ディープボンド牡658.0和田竜二
11ジェラルディーナ牝556.0武豊
12アスクビクターモア牡458.0横山武史
13ジオグリフ牡458.0岩田望来
14ブレークアップ牡558.0川田将雅
15ユニコーンライオン牡758.0坂井瑠星
16モズベッロ牡758.0角田大河
17ドゥラエレーデ牡353.0幸英明

宝塚記念の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
16タイトルホルダー2天皇賞(春)(G1)1
210ヒシイグアス5大阪杯(G1)4
37デアリングタクト4ヴィクトリアマイル(G1)6
2021
17クロノジェネシス1ドバイシーマC(G1)2
21ユニコーンライオン7鳴尾記念(G3)1
32レイパパレ2大阪杯(G1)1
2020
稍重
116クロノジェネシス2大阪杯(G1)2
214キセキ6天皇賞(春)(G1)6
312モズベッロ12天皇賞(春)(G1)7
2019
112リスグラシュー3QE2世カップ(G1)3
21キセキ1大阪杯(G1)2
311スワーヴリチャード6ドバイシーマC(G1)3
2018
稍重
14ミッキーロケット7天皇賞(春)(G1)4
213ワーザー10ライオンロックT(G3)6
32ノーブルマーズ12目黒記念(G2)2
2017
稍重
111サトノクラウン3大阪杯(G1)6
22ゴールドアクター5天皇賞(春)(G1)7
38ミッキークイーン4ヴィクトリアマイル(G1)7
2016
稍重
116マリアライト8目黒記念(G2)2
29ドゥラメンテ1ドバイシーマC(G1)2
33キタサンブラック2天皇賞(春)(G1)1
2015
116ラブリーデイ6鳴尾記念(G3)1
26デニムアンドルビー10天皇賞(春)(G1)10
31ショウナンパンドラ11ヴィクトリアマイル(G1)8
2014
111ゴールドシップ1天皇賞(春)(G1)7
25カレンミロティック9鳴尾記念(G3)4
33ヴィルシーナ8ヴィクトリアマイル(G1)1
2013
110ゴールドシップ2天皇賞(春)(G1)5
24ダノンバラード5鳴尾記念(G3)3
311ジェンティルドンナ1ドバイシーマC(G1)2

【G1実績】G1勝利実績のある馬が馬券に絡んでいる

過去10年の宝塚記念の勝ち馬8頭がそれまでにG1レースで勝利していました。

対象外だったのは2018年のミッキーロケットと2015年のラブリーデイです。

また、馬券に絡んだ30頭のうちの21頭にG1勝利実績があり、残り9頭のうちの3頭がG1レースで2.3着に入選していました。

2018年の2着馬ワーザーは香港から海外遠征で出馬しましたが、香港ダービーやクイーンエリザベス2世カップといったG1レースを勝利しています。

宝塚記念はグランプリレースなのでメンバーレベルが高く、過去の実績が問われやすいですよ。

今年の出走馬でG1馬は8頭いました。

アスクビクターモア(菊花賞)
イクイノックス(天皇賞(秋)・有馬記念・ドバイSC)
ジェラルディーナ(エリザベス女王杯)
ジオグリフ(皐月賞)
ジャスティンパレス(天皇賞(春))
ダノンザキッド(ホープフルS)
ドゥラエレーデ(ホープフルS)
ヴェラアズール(ジャパンカップ)

【年齢】4.5歳馬が強い

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【0-0-0-0】0.0%0.0%0.0%
4歳【3-1-5-28】8.1%10.8%24.3%
5歳【7-4-5-37】13.2%20.8%30.2%
6歳【0-4-0-25】0.0%13.8%13.8%
7歳以上【0-1-0-23】0.0%4.2%4.2%

過去10年の宝塚記念の好走馬を年齢別にまとめました。

勝ち馬は4歳もしくは5歳馬のみとなっており、それ以外の年齢は勝利がありません。

2015年のゴールドシップも単勝1.9倍に支持されましたが15着に敗れてしまいました。

(もっとも、あのレースはゲートで立ち上がった時にスタートして大幅に出遅れたことが非常に大きな原因です。)

3歳馬は近年出走がありませんが、過去にはダービー馬のウオッカやネオユニヴァースが出走しています。

しかし、ウオッカは8着、ネオユニヴァースも4着に敗れてしまいました。

ちなみに3歳馬の最高着順はローエングリンとコウライオーの3着が最高で、勝ち馬どころか連対馬すらいません。

宝塚記念で不振傾向にあるのは7歳以上の馬で、過去10年で24頭が出走しましたが馬券に絡んだのは香港の刺客ワーザーのみでした。

それ以外の7歳以上の馬はことごとく敗れています。

宝塚記念は4,5歳馬を中心に購入したいですね。

今年の出走馬で4歳馬は6頭、5歳馬は4頭いました。

4歳馬
・アスクビクターモア
・イクイノックス
・ジオグリフ
・ジャスティンパレス
・プラダリア
・ライラック


5歳馬
・ジェラルディーナ
・スルーセブンシーズ
・ダノンザキッド
・ブレークアップ

【上がりタイム】上がり最速馬は連対率100%!

上がり3F成績単勝率連対率複勝率
1位【6-5-0-0】54.5%100.0%100.0%
2位【2-1-2-7】16.7%25.0%41.7%
3位【1-1-1-4】14.3%28.6%42.9%
4.5位【1-2-6-16】4.0%12.0%36.0%
6位以下【0-1-1-86】0.0%1.1%2.3%

過去10年の宝塚記念の好走馬を上がり別に見てみると、上がり最速タイムを叩き出した馬11頭のうちの6頭が勝利しており、5頭が2着に入選していました。

連対率100%だったのです。

宝塚記念の舞台となる阪神芝2,200mはスタートしてしばらく下り傾斜なので中距離レースにしてはテンが速くなりやすいです。

その影響もあってか、末脚自慢が勝ち切る傾向は少なくありません。

上がりの末脚に定評のある馬がいたら評価を上げてもよいでしょう。

今年の出走馬の近3走内における上がりタイムランキングをまとめました。

(データのない海外レースは対象外にしています。)

1位:イクイノックス
(天皇賞(秋)・32秒7)

2位:ヴェラアズール
(ジャパンカップ・33秒7)

3位:スルーセブンシーズ
(中山牝馬ステークス・33秒8)

4位:ジャスティンパレス
(阪神大賞典・34秒2)

5位:ブレークアップ
(阪神大賞典・34秒3)

5位:プラダリア
(目黒記念・34秒3)

なお、上記で上げた「G1勝利実績のある馬」「4歳~5歳馬」「近3走内における上がりタイムランキング5位以内」の3つ全てに該当する馬は2頭いました。

イクイノックス
ジャスティンパレス

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宝塚記念の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-2-1-5】20.0%40.0%50.0%
2番人気【3-0-2-5】30.0%30.0%50.0%
3番人気【2-0-0-8】20.0%20.0%20.0%
4~6番人気【1-4-3-22】3.3%16.7%26.7%
7~9番人気【2-2-1-25】6.7%13.3%16.7%
10番人気以下【0-2-3-48】0.0%3.8%9.4%

上位人気の好走率は高くない

過去10年の宝塚記念の好走馬を人気別にまとめました。

1~3番人気は勝率が20~30%で、複勝率も1.2番人気の50%が最大でした。

馬券に絡んだ30頭の内、1~3番人気馬は12頭しか絡んでいないところを見ても分かるように、宝塚記念は上位人気の好走率が低いのです。

6番人気以下の馬が馬券に絡む確率は70%

過去10年の宝塚記念で6番人気以下の馬は7開催馬券に絡んでいます。

そのなかには下位人気馬が独占した年も2年(2015年・2018年)ありました。

逆にいうと5番人気内に支持された馬が3着内を独占した年は3開催(2013年.・2017年・2022年)しかありません。

宝塚記念は穴馬も活躍しやすいので、上位人気だけではなく下位人気にも目を配りたいです。

人気落ちはG1実績にも注目したい

年度着順馬名過去に出走した
G1レースと着順
20222ユニコーンライオン菊花賞/15着
20203モズベッロ天皇賞(春)/7着
20181ミッキーロケット天皇賞(春)/4着
2ワーザー香港ダービー/1着
3ノーブルマーズなし
20161マリアライトエリザベス女王杯/1着
20151ラブリーデイ日本ダービー/7着
2デニムアンドルビージャパンカップ/2着
3ショウナンパンドラ秋華賞/1着
20142カレンミロティック有馬記念/6着
3ヴィルシーナヴィクトリアマイル/1着

過去10年の宝塚記念で馬券に絡んだ10頭が7番人気以下の馬でした。

このうち5頭が過去にG1レースで連対しています。

もしも人気落ちの馬でも過去にG1レースで好走している馬がいれば注目してみてもいいかもしれませんよ。

今年の出走馬でG1レースに未出走、もしくはG1で3着までに入選したことがない馬は5頭いました。

・カラテ
・スルーセブンシーズ
・ブレークアップ
・プラダリア
・ボッケリーニ

宝塚記念の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-2-2-10】0.0%14.3%28.6%
2枠【1-1-2-11】6.7%13.3%26.7%
3枠【1-1-1-12】6.7%13.3%20.0%
4枠【0-1-1-14】0.0%6.3%12.5%
5枠【1-3-0-14】5.6%22.2%22.2%
6枠【0-0-1-19】0.0%0.0%5.0%
7枠【0-2-1-19】0.0%9.1%13.6%
8枠【7-0-2-14】30.4%30.4%39.1%

8枠の好走率が高い

過去10年の宝塚記念の勝ち馬7頭が8枠でした。

連覇を成し遂げたゴールドシップをはじめ、ゴールドシップが飛んだ2015年の勝ち馬ラブリーデイも8枠から発走しています。

宝塚記念が開催される6月末の阪神は開催最終週ということで内が荒れやすいです。

そのため、コースロスが合っても馬場の良い外目を選択しやすい外枠のほうが好走率は高いのでしょう。

その証拠に、京都競馬場改修工事のため2週目開催だった2021年・2022年から8枠の好走馬はいません。

2周目開催は内の痛みがないため、内からでもスピードを発揮できたからです。

今年は従来通り開催最終週のレースとなるため、8枠に入った馬は評価を上げてよさそうです。

なお、それ以外の枠に大きな差はありませんでした。

今年の宝塚記念で8枠に入った馬は15番ユニコーンライオン、16番モズベッロ、17番ドゥラエレーデです。

宝塚記念の過去10年の前走競馬場別成績

前走競馬場成績単勝率連対率複勝率
新潟【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
東京【1-0-5-24】3.3%3.3%20.0%
中山【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
中京【0-1-0-3】0.0%25.0%25.0%
京都【3-3-2-26】8.8%17.6%23.5%
阪神【4-4-1-41】8.0%16.0%18.0%
海外【2-2-2-15】9.5%19.0%28.6%

関西地方の競馬場を走った馬が活躍している

過去10年の宝塚記念の好走馬を前走競馬場別にまとめました。

勝ち馬の7頭は京都もしくは阪神といった関西競馬場を使用していました。

また、馬券に絡んだ17頭も当てはまります。

レース別に見ると、前走天皇賞(春)組は【4-3-2-32】や鳴尾記念組【1-3-0-13】が好走していました。

(前走大阪杯組も【2-2-1-18】で複勝率は高いですが今年は該当する馬がいません。)

前走京都もしくは阪神を使われていた馬は評価を上げてよいでしょう。

今年の出走馬で前走京都競馬場のレースを使われていた馬は4頭、阪神を使われていた馬は3頭いました。

前走京都競馬場
アスクビクターモア
(前走天皇賞(春)/11着)

ジャスティンパレス
(前走天皇賞(春)/1着)

ディープボンド
(前走天皇賞(春)/2着)

ブレークアップ
(前走天皇賞(春)/4着)

前走阪神競馬場
カラテ
(前走鳴尾記念/9着)

ボッケリーニ
(前走鳴尾記念/1着)

モズベッロ
(前走鳴尾記念/6着)

海外レースが前走だった馬も活躍傾向にある

過去10年の宝塚記念の好走馬30頭のうちの6頭が前走海外レースを使用していました。

勝率9%、複勝率29%でもっとも高い数値をキープしています。

前走海外レースを使われた馬も評価を上げてよいでしょう。

今年の出走馬で該当する馬は6頭いました。

イクイノックス
(前走ドバイシーマC/1着)

ジェラルディーナ
(前走QE2世カップ/6着)

ジオグリフ
(前走ドバイワールドC/11着)

ダノンザキッド
(前走QE2世カップ/5着)

ユニコーンライオン
(前走クイーンエリザベスS/5着)

ヴェラアズール
(前走ドバイワールドC/13着)

苦戦気味の前走東京&中山組

過去10年の宝塚記念で苦戦しているのは前走東京もしくは中山のレースを使われた馬です。

前走東京組は【1-0-5-24】で中山は【0-0-0-2】でした。

前走レースが関東競馬場の馬は評価を下げてよさそうです。

今年の出走馬で該当する馬は3頭いました。

スルーセブンシーズ
(前走中山牝馬S/1着)

ドゥラエレーデ
(前走日本ダービー/競走中止)

プラダリア
(前走目黒記念/5着)

宝塚記念2023の有力馬3頭

今年の宝塚記念はG1馬8頭をはじめ重賞馬が多数参戦し、グランプリレースにふさわしい面子が参戦しました。

この中から注目したい有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

イクイノックス

今年の注目馬はイクイノックスです。

クラシックタイトルこそ手が届きませんでしたが、初の古馬戦となった天皇賞(秋)において上がり最速32秒7の時計で勝利すると、暮れの有馬記念も並み居るG1馬を相手に快勝します。

今年初戦で挑んだドバイシーマクラシックはこれまでとは一転して逃げる競馬を披露しながら直線ではもったまま2着馬に3馬身半差つけて勝利しました。

この1戦が高く評価され、ロンジンワールドベストレースホースランキングという世界の競走馬格付けランキングで1位に選出されたのです。

世界最強馬の座を手にしたイクイノックスは何といっても末脚勝負が魅力的ですが、ドバイシーマクラシックのように逃げの競馬もできるのでどんな展開でも力を発揮できる自在性が魅力的です。

課題はキャリア初となる阪神遠征ですが、数週間前から栗東に滞在して調整を行っているようです。

コース適性さえ乗り切ればここでも勝ち負けできるでしょう!

★評価点
・世界最強馬
・上がり勝負に定評がある
・古馬相手のG1を勝利している

▼課題
・初の阪神

ジャスティンパレス

新設京都競馬場で開催された天皇賞(春)を制したジャスティンパレスは充実期に入っています。

昨年の春はクラシックに出走したもののなかなか結果を残せませんでしたが、秋初戦に挑んだ神戸新聞杯を勝利してから少しずつ実力が結果に結びつきました。

今年は阪神大賞典と天皇賞(春)、長距離レースを2戦使いましたがペース配分の上手なルメール騎手とのコンビで見事初G1タイトルを手にしたのでした。

今回はルメール騎手がイクイノックスを選択したため、かつての主戦である鮫島克駿騎手が手綱を握ります。

鮫島騎手も悪くはありませんが、ルメール騎手比較で見ると騎手弱化は否めません。

それでも馬が力をつけているので、今度は鮫島克駿騎手が初G1タイトルを手にしたいです。

★評価点
・天皇賞(春)勝ち馬
・力をつけている
・末脚に定評がある

▼課題
・鞍上弱化

ジェラルディーナ

名牝ジェンティルドンナの仔であるジェラルディーナも注目したいです。

昨年のエリザベス女王杯は今回と同じ阪神芝2,200mで開催されましたが、後方から外目を突いた差し切り競馬で初G1制覇を成し遂げました。

今年は調子を落としていますが、ジェラルディーナ自身は時計のかかりやすい馬場のほうが合っているので開催最終週の宝塚記念は合いそうです。

テン乗り騎乗の武豊騎手とのコンビで、母が成し遂げられなかった宝塚記念制覇に挑みます。

★評価点
・同コースのエリザベス女王杯を制した
・タフな馬場のほうが合いそう

▼課題
・時計の出やすい馬場なら評価を落としたい

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宝塚記念2023の穴馬2頭

宝塚記念は中・下位人気馬もたびたび馬券に絡みます。

今年の出走馬のなかで配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介しましょう。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ダノンザキッド

2歳のホープフルステークスを最後、勝利から遠ざかってはや3年が経ちました。

皐月賞の凡走を皮切りにクラシックから脱落してしまいましたが近年は頭角を表しています。

メイチが前々走の大阪杯で10番人気の低評価ながらも3着に入選したのは印象的でした。

昨年阪神で開催されたマイルチャンピオンシップでも2着入りしているように、阪神なら内・外コース問わず結果を残しています。

しかも実力に対してそこまで人気しないので、今回も人気を落とすようであれば抑えておきたいです。

★評価点
・阪神が得意
・配当妙味が高い

▼課題
・ホープフルS以降勝ち切れていない

ジオグリフ

昨年の皐月賞を制したジオグリフも侮れません。

皐月賞は中団から抜け出してイクイノックスの追撃をかわして勝利を手にしました。

この1戦を最後、なかなか勝ち切れていませんがジオグリフは血統的にもタフな馬場のほうが合っているので、これまでの高速馬場の舞台はそもそも出し切れませんでした。

今回は久々の国内戦ですが、阪神芝2,200mは持久力が試されやすいうえ、宝塚記念は梅雨時期開催なのでジオグリフの脚にマッチするでしょう。

月曜日の時点で騎乗騎手は未定ですが、天候次第ではかなり面白い存在だと思います。

★評価点
・皐月賞でイクイノックスに勝った
・タフな馬場が得意

▼課題
・騎手が決まっていない
・海外帰り初戦

宝塚記念2023全頭考察

今年の宝塚記念は週初めの段階で20頭もの出走登録がありました。

春の総決算ともいえる宝塚記念に出走するすべての馬を考察していきます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

アスクビクターモア

主な勝ち鞍

・菊花賞       (G1) 2022年
・弥生賞ディープ記念 (G2) 2022年

昨年の菊花賞では好位から早めに抜け出して最後の一冠を手にしました。

ダービーでも3着に入選していて世代上位の実力を証明したのです。

今年はすでに2戦使われていますが、始動戦となった日経賞はこれまで経験したことがない不良馬場に泣かされ9着に沈みました。

続く天皇賞(春)は4番人気に支持されましたがこちらは故障したタイトルホルダーの失速に巻き込まれて11着に敗れてしまいました。

どちらも運がなかったのは事実ですし、菊花賞やダービーの時に見せた本気は発揮できていません。

今回は久々の中距離ですが、弥生賞やダービーの内容を見ても出し切れているので、そろそろ汚名返上したいところです。

★評価点
・菊花賞は積極的な動きで勝利をつかんだ
・ダービー3着
・弥生賞ではドウデュースに勝利している

▼課題
・この2戦で負け癖がついてなければいい

イクイノックス

主な勝ち鞍

・ドバイシーマC (G1) 2023年
・天皇賞秋    (G1) 2022年
・有馬記念    (G1) 2022年
・東スポ杯2歳S (G2) 2021年

現役最強の座を手にしたイクイノックス。

自慢の末脚は直線の長い東京競馬場では思う存分活かせましたが、阪神でも活かせるでしょうか。

結論からいうと、活かせると思います。

なぜなら、昨年は直線の短い中山競馬場で開催された有馬記念において、早めから抜け出して勝利をつかんだからです。

中山と阪神内回りは開催地域こそ違いますが、右回り、直線が比較的短い、直線上に急な上り坂があることから、どちらかで好走する馬はもう一方でも活躍しやすいです。

有馬記念の勝利や皐月賞の善戦が宝塚記念の好走に結びつく可能性は非常に高いでしょう。

出し切れればここも勝ち負けは十分狙えますよ。

★評価点
・世代最強馬
・データと相性のいい上がりに定評ある馬
・急坂も問題ない

▼課題
・初めての阪神でどこまでやれるか

ウインマイティー ※取消

主な勝ち鞍

・マーメイドS (G3) 2022年
・忘れな草賞  (L)  2020年

元々オークスで3着入選していたウインマイティーは昨年のマーメイドステークスで悲願の初重賞タイトルを手にしました。

その後はなかなか結果を残せませんでしたが、先週開催されたマーメイドステークスではトップハンデを課せられながら差し切りの競馬で2着に入選しました。

極端な前傾ラップだったため後続有利な展開だったのは事実ですが、それでも56キロを背負いながら善戦したのは印象深いです。

主戦を務める和田騎手がディープボンドを選択したことや連闘になること、そもそも賞金の関係でだれかが出走を取りやめないと出走できないなど課題は山積みですが、果たしてそれらの壁を乗り越えることができるでしょうか?

★評価点
・差しの競馬が得意
・昨年の有馬記念は6着

▼課題
・和田騎手がディープボンドを選んだ
・出走除外対象馬
・出走できたとしても連闘になる

カラテ

主な勝ち鞍

・新潟大賞典   (G3) 2023年
・新潟記念    (G3) 2022年
・東京新聞杯   (G3) 2021年

前々走の新潟大賞典は雨の影響で不良馬場でしたが、中団から抜け出してセイウンハーデスとのマッチレースを制しました。

7歳馬ながらも実力の高さを証明したのです。

脚質的には新潟や東京といった直線の長い競馬場で長く脚を使うのが得意です。

その反面、前走の鳴尾記念は内回りの阪神で9着に敗れているように、距離の短い舞台では出し切るのが難しそうです。

また、東京や新潟は左回りコースで阪神は右回りなので左右の適性もあるかもしれません。

今回の宝塚記念は阪神内回り、そして右回りコースなのでカラテにとって力を発揮しづらい舞台だと思います。

★評価点
・長く脚を使える
・年齢を感じさせない走りは健在

▼課題
・直線の短い阪神でどこまでやれるか
・データと相性の悪い7歳馬

ジェラルディーナ

主な勝ち鞍

・エリザベス女王杯 (G1) 2022年
・オールカマー   (G2) 2022年

昨年のエリザベス女王杯は後方一気の競馬が見事はまり、G1タイトルを手にしました。

偉大なる母にはまだまだ及びませんが、ここで2つ目のG1タイトルを手にしたいです。

昨年のエリザベス女王杯が阪神芝2,200mで行われていることからコース適性が証明されているのは大きなポイントです。

また、イクイノックスの項でも紹介しましたが中山と阪神内回りは結びつきがあるため、昨年の有馬記念で3着入りしているのも評価が高いです。

近2戦は着外ですがそのうち大阪杯は高速馬場が顕著、もうひとつのクイーンエリザベス2世カップは慣れない海外競馬だったことを考慮すれば度外視してもいいでしょう。

いずれにせよこの春はこの宝塚記念がもっともかみ合うと思うのでベストを尽くしてほしいです。

★評価点
・昨年のエリザベス女王杯と同じコース
・タフな馬場のほうが合う

▼課題
・海外帰り初戦

ジオグリフ

主な勝ち鞍

・皐月賞   (G1) 2022年
・札幌2歳S (G3) 2021年

昨年の皐月賞では今回人気しているイクイノックスに先着しました。

得意のタフな馬場で二つ目のG1タイトルを狙います。

今年使った2戦はどちらもダートのものなので当然参考にしなくてもいいです。
昨年暮れに行われた香港カップが6着に敗れているのが少々気になりますが、時計2分00秒7は時計が出ているので脚に合わなかったかもしれません。

ジオグリフは皐月賞の内容を見ても分かるようにタフなコースのほうが合っているので内回りの阪神は歓迎したいです。

関東馬ですがイクイノックス同様速い段階から栗東に滞在して調整しているのもいいですね。
月曜日の時点で鞍上が未定ですが、まともな騎手が騎乗してくれるようでしたら馬券に絡めたいです。

★評価点
・タフな舞台が得意
・皐月賞でイクイノックスに勝利した

▼課題
・海外帰り初戦
・時計が出るようなら評価を下げたい

ジャスティンパレス

主な勝ち鞍

・天皇賞春  (G1) 2023年
・阪神大賞典 (G2) 2023年
・神戸新聞杯 (G2) 2022年

今年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスがグランプリレースに出走します。

ここを制して春のチャンピオンに輝きたいです。

開幕初週に行われる天皇賞(春)は高速馬場決着になりやすいですが、今年は稍重開催で時計もそこそこかかっていました。

その中で中団から脚を伸ばして勝ち切っているのでステイヤー要素は非常に高いです。

宝塚記念の舞台も持久力が試されるので出し切りやすいのではないでしょうか。

ただし、天皇賞(春)の勝ち馬が宝塚記念で馬券に絡んだのは過去10年でキタサンブラックとタイトルホルダーのみでした。

天皇賞(春)の反動が影響しやすいので、当日の馬体重やパドックを見ながら馬券の取捨選択を行いたいです。

★評価点
・ステイヤー
・天皇賞(春)の勝ち馬

▼課題
・前走の反動が気になる

スルーセブンシーズ

主な勝ち鞍

・中山牝馬ステークス (G3) 2023年

前走の中山牝馬ステークスでは中団から早めにまくりを決めて見事勝利しました。

上がりも33秒8の速い時計でストーリア以下を完全に抑えて勝利したのは印象深いです。

本来であればここからヴィクトリアマイルに向かってもおかしくありませんでしたが、それらをパスして宝塚記念を選択している当たり、勝負しに来ている感じはします。

上がりが速いのは評価したいですが、データ的に中山から挑む馬の好走事例がほぼ皆無なのは気になります。

また、相手関係もこれまで以上に強化されるので地力でも苦しいでしょう。

よっぽどかみ合えば分かりませんが、消しの方向で考えています。

★評価点
・まくりの競馬が得意
・上がりの速さに定評がある

▼課題
・相手関係の大幅強化
・長距離輸送は×
・前走中山組

ダノンザキッド

主な勝ち鞍

・ホープフルS  (G1) 2020年
・東スポ杯2歳S (G3) 2020年

ホープフルステークス勝ち馬ダノンザキッドが二つ目のG1タイトルを狙います。

ホープフルステークスを最後、勝利をつかめず3年半も経ってしまいました。

年齢的には5歳馬なのでまだまだやれますし、香港や阪神のG1でも馬券に絡んでいるので侮れません。

しかし、勝利の神様に見放されているのか、本当に勝てないので単勝や1着軸は不向きでしょう。

相手関係は強化されますが、舞台適性はあるため抑えておきたいです。

★評価点
・G1でも馬券に絡んでいる
・阪神が得意

▼課題
・勝ち星に見放されて3年半が経とうとしている

ディープボンド

主な勝ち鞍

・阪神大賞典 (G2) 2022年/2021年
・フォワ賞  (G2) 2021年
・京都新聞杯 (G2) 2020年

3年連続天皇賞(春)で2着のディープボンドも現役で活躍するステイヤーです。

昨年の宝塚記念は着外とはいえ4着入りしていて適性の高さが感じられました。

しかしながら、今年のレースを見てみると、得意の阪神大賞典で5着に敗れていることから昨年をピークに衰えが出てきているような感じはしました。

前走天皇賞(春)の2着は立派ですが、そこからの反動も気になりますし評価が難しいです。

枠順の並びを見ながら評価したい1頭です。

★評価点
・天皇賞(春)で3年連続2着
・昨年の宝塚記念で4着
・スタミナが豊富

▼課題
・ピークは過ぎているかもしれない

ドゥラエレーデ

主な勝ち鞍

・ホープフルステークス (G1) 2022年

14番人気ながらも昨年のホープフルステークスを制したドゥラエレーデが3歳唯一の参戦をします。

今年はUAEダービーからの日本ダービー、そして近年珍しいダービーからの宝塚記念という、いい意味でぶっ飛んだローテーションが印象深いです。

もっとも評価したいのは斤量53キロで挑める点でしょう。

とにかく軽いので自在性の高さで競馬してほしいです。

ただし、脚質的にはキレのある走りは見られませんし幸騎手のテン乗りというのも気になります。

また、3歳馬は好走事例に乏しいのもマイナスですね。

勝ったらホープフルステークス以来の驚きが生まれますが、勝ち負けどころか馬券内も厳しいと思います。

★評価点
・斤量53キロで迎える
・良くも悪くも無茶苦茶なローテーション

▼課題
・相手関係が強すぎる
・3歳馬の好走例が乏しい

ブレークアップ

主な勝ち鞍

・アルゼンチン共和国杯 (G2) 2022年

昨年のアルゼンチン共和国杯を制したブレークアップは今年も王道路線を歩んでいます。
前走の天皇賞(春)は7番人気の低評価でしたが、コーナーで動き出して早めに先行集団に加わり4着入りしました。

コーナーの立ち回りが器用だったので今回のコースにも合いそうです。

ポテンシャルは高いですが、やはり気になるのはG1ゆえ相手関係が強化されることでしょう。
特に今年の宝塚記念はメンバーが揃っていて前走以上に強敵が揃っています。
この中で上位争いに加わるのは骨が折れると思います。

★評価点
・長距離適性がある

▼課題
・相手関係の強化

ブローザホーン ※取消

主な勝ち鞍

・烏丸ステークス (3勝) 2023年

今年の出走馬で唯一条件戦から上がるのがブローザホーンです。

先行しながら上がりの速い末脚を使えるので一見宝塚記念の舞台と合いそうです。

しかしながら、さすがに3階級制覇を成し遂げるのは至難です。

相手関係はめちゃくちゃ手ごわくなりますし、条件戦の内容を見ても特別目立ったものがありません。

収得賞金的にはぎりぎり出走できますが、勝ち負けよりも記念出走感が強いです。

★評価点
・先行しながら上がりの脚を使える

▼課題
・相手が手ごわすぎる

プラダリア

主な勝ち鞍

・青葉賞 (G2) 2022年

昨年の青葉賞を制したプラダリアは今年の京都記念や日経新春杯で古馬相手に3着入りし、力をつけている感じがしました。

しかしながら、前走の目黒記念はそこまで重ハンデが課せられなかったものの5着に敗れてしまいました。

距離が長かったのか、エンジンのかかりが遅かったのか原因は分かりませんが、いずれにせよ上位争いしたい舞台で負けてしまったのは残念です。

今回は京都記念と同じ阪神芝2,200mが舞台なので一見出し切りやすく思いますが、京都記念の時が超高速馬場で、梅雨時期に行われる今回はどちらかというとタフになりやすいです。

タフな馬場でどこまでやれるか、注目したいところですが、そのまえに出走登録馬が2頭出走取りやめにならないと出走は叶いません。

おそらく取りやめはないと思うので、ここではなく次の舞台を考えたほうがよいでしょう。

★評価点
・今年の初戦は2戦連続3着

▼課題
・目黒記念の敗退が気になる
・出走できない可能性が高い

ボッケリーニ

主な勝ち鞍

・目黒記念  (G2) 2022年
・鳴尾記念  (G3) 2023年
・中日新聞杯 (G3) 2020年

前走の鳴尾記念は早めから抜け出して勝利をつかみました。

もともと目黒記念に出走予定でしたが想像以上にハンデが重かったため鳴尾記念を選択し、勝ち切っています。

鳴尾記念と宝塚記念は開催時期やコースが似ていて好走傾向にあるのは評価したいです。

課題はG1の舞台でなかなか好走できていないことです。

ボッケリーニはG2以下なら安定した走りを見せていますが、G1はレベルが高くてなかなか結果を残せていません。

血統的には全兄が2015年のこの舞台を制したラブリーデイなので適性はありそうですが…。

なんとかG1の壁を突破してもらいたいです。

★評価点
・G2以下では安定した走りを見せている
・全兄ラブリーデイ

▼課題
・G1では結果を残せていない
・データと相性の悪い7歳馬

ミクソロジー ※取消

主な勝ち鞍

・ダイヤモンドステークス (G3) 2023年
・万葉ステークス     (OP) 2023年

キャリア初の重賞となった今年のダイヤモンドステークスを勝利し、いきなり重賞馬になったミクソロジーが宝塚記念に参戦します。

過去のレースを見ると長距離だけではなく中距離でも結果を残しているので宝塚記念の舞台も合いそうです。

スタミナに定評があるのでタフな馬場もやれるでしょう。

課題は休み明けと相手関係の大幅強化です。

重賞馬ですがダイヤモンドステークスはそこまでメンバーレベルが高くありませんでした。

対して今年の宝塚記念はグランプリレースにふさわしいメンバーが揃っています。

その中で勝ち負けするのは至難といえるでしょう。

★評価点
・ステイヤー
・中距離でも結果を残している

▼課題
・相手が強い
・休み明け

モズベッロ

主な勝ち鞍

・日経新春杯 (G2) 2020年

かつて宝塚記念で3着入選したことがあるモズベッロが2年ぶりに帰ってきました。
タフ馬場適性を活かして激走できるでしょうか?

4歳のときに挑んだ日経新春杯を最後、勝ち切れていませんが、コントレイルが敗れた2021年の大阪杯やクロノジェネシスが圧勝した2020年の宝塚記念は稍重~重馬場で開催され、どちらも馬券に絡んでいます。

モズベッロは典型的な重馬場巧者なのです。

前々走の新潟大賞典も不良馬場で4着に来ているように馬場が悪化したら人気以上に走る可能性は高いです。
相手関係の強化やピークを考えればかつてほど戦えないかもしれませんが、天候次第で抑えてもよいと考えています。

★評価点
・重馬場巧者
・タフな宝塚記念と合いそう

▼課題
・年齢的な衰え
・相手が手ごわい

ユニコーンライオン

主な勝ち鞍

・福島記念 (G3) 2022年
・鳴尾記念 (G3) 2021年

2021年の宝塚記念では逃げの競馬で2着入りしたユニコーンライオンが再び帰ってきました。今度こそ勝利をつかみたいです。

近走を見てみると、ジャパンカップや京都記念は馬券に絡めませんでしたが、時計の出やすい高速馬場でユニコーンライオンの脚色に合いませんでした。

ユニコーンライオンは福島記念の内容を見ても分かるように持久力勝負のほうが合っているので宝塚記念の舞台はかみ合います。

海外帰り初戦ですが、名門矢作厩舎が勝ち負けできる状態に仕上げていたら一昨年の再来が見られるかもしれませんよ。

★評価点
・2021年の宝塚記念で2着
・タフな馬場が得意

▼課題
・データと相性の悪い7歳馬
・海外帰り
・ピークは過ぎているかもしれない

ライラック

主な勝ち鞍

・フェアリーステークス (G3) 2022

昨年のフェアリーステークスを最後、1年以上勝ち星から遠ざかっています。

しかしながら、昨年のエリザベス女王杯は12番人気の低評価を覆す追い込み競馬で2着に入選しました。

この時の勝ち馬ジェラルディーナとの差はコンマ3秒で、通った馬場を考慮すれば十分すぎるほど結果を残していました。

今年初戦に挑んだ日経賞も不良馬場の中追い込みを決めて4着入りしていて、タフな馬場は大得意です。

前走の目黒記念は大敗していますが高速馬場だったので参考外でいいでしょう。

タフになればなるほど実力を発揮するので天候次第で評価を決めたいです。

★評価点
・タフな馬場が得意
・エリザベス女王杯2着

▼課題
・良馬場は苦手

ヴェラアズール

主な勝ち鞍

・ジャパンカップ (G1) 2022年
・京都大賞典   (G2) 2022年

ダート出身ながらも昨年のジャパンカップを制したヴェラアズール。

今年初戦に挑んだドバイワールドカップは久々のダート戦に加えて慣れない海外レースだったので度外視していいでしょう。

芝のレースは6戦しか使われていませんが、いずれも芝2,400~2,600mのものなので距離は問題ありません。

ヴェラアズールは高速決着となったジャパンカップや京都大賞典(稍重にもかかわらず時計が出ていた)で結果を残しているのでできれば時計の出やすい良馬場を歓迎したいです。

先ほど紹介したライラックとは違った意味で雲行き次第で評価を決めたいです。

★評価点
・高速馬場が得意
・父譲りの差しの競馬が得意

▼課題
・海外帰り初戦
・タフなら評価を下げたい

宝塚記念2023追い切り評価

宝塚記念2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

宝塚記念2023予想の最終買い目

宝塚記念2023の予想(晴れの良馬場想定)

宝塚記念が開催される日曜日の阪神競馬場界隈は晴れの予報が出ていました。

前日土曜日も芝レースも良馬場で行われていたので間違いなく良馬場開催が見込めます。

馬場状態に関してですが、土曜日の芝レースを見る限り、午前中は時計が出ていませんでしたが、メインのストークステークスが開催されるころには平均タイムが出ていました。

また、金曜日と土曜日を比較してもクッション値は大きくなっています。

クッション値は数値が大きいほど馬場が固くなり、時計が出やすくなります。

明日は晴れ予報が出ているため、さらにクッション値は高くなるでしょう。その場合は時計も出やすくなると思います。

例年宝塚記念は梅雨時期と重なることからタフになりがちですが、今年は天候に恵まれました。

うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命  5 イクイノックス

キタサンブラック
シャトーブランシュ
母父キングヘイロー
主な勝ち鞍有馬記念(G1) 2022年
前走ドバイシーマC(G1) 1着

本命はイクイノックスにしました。

今年の宝塚記念は例年以上にメンバーが揃ったので予想も難解でした。

イクイノックスはこれまでのレース内容を見ても分かるように、能力は一枚以上上ですが初の阪神で出し切れるかは少々心配です。

しかしながら、阪神内回りと似ている中山で実績があるのは大きいです。

中山は右回りで小回り、直線に急な上り坂がある点が阪神内回りとかぶります。

特にG1レースの皐月賞や有馬記念で連対したときはコーナーから抜け出して上がりの速い脚で連対しています。

阪神内回りもコーナーで動き出すのがポイントなので、中山ですでに実績を残しているのは大きいです。

関東馬なので本来なら長距離輸送を行わなければなりませんが、イクイノックスは早い段階から栗東で調整されているので輸送は気にしなくてもよいです。

しかも、海外帰りにしては十分すぎるほど追い切りで動けていたのも印象に残りました。

決して不安がないわけではありませんが、純粋なポテンシャルを顧みると出し切れたらここ現役でも最強クラスです。

ルメール騎手が天皇賞(春)で騎乗したジャスティンパレスではなくこちらを選択したのも勝ち負けできるからでしょう。

断然1番人気に支持されているようですが…ここは本命候補にしました。

〇対抗  3 ダノンザキッド

ジャスタウェイ
エピックラヴ
母父Dansili
主な勝ち鞍ホープフルS(G1) 2020年
前走QE2世カップ(G1) 5着

対抗はダノンザキッドにしました。

対抗以下を考える際、いよいよどの馬が上位争いしてもおかしくないので非常に悩みましたが、ダノンザキッドを選択した理由は阪神における実績の高さです。

これまで阪神競馬場では【2-1-1-0】で一度も馬券を外していません。

しかもこのうちの3戦はマイルチャンピオンシップと大阪杯のものでした。

どちらもG1レースに指定されていて、相手関係も強力でしたがその中でしっかりと脚を使って善戦しているようにポテンシャルの高い馬です。

特に前々走の大阪杯ではジャックドールとスターズオンアースといった強力な馬相手にタイム差なしの3着に入選していて素材面の高さも証明できたでしょう。

馬体を見る限りマイラー色が強いので、キャリア初の芝2,200mの舞台はもしかしたらダノンザキッドにとって長いかもしれません。

それでも、コース適性だけ見たらイクイノックスよりも信頼できますし、これまで強敵相手にも善戦しています。

距離さえ持てば馬券内も十分あり得る1頭だと思います。

▲単穴 12 アスクビクターモア

ディープインパクト
カルティカ
母父Rainbow Quest
主な勝ち鞍菊花賞(G1) 2022年
前走天皇賞(春)(G1) 11着

単穴はアスクビクターモアにしました。

アスクビクターモアのメイチは昨年の菊花賞で、ハイペースで先行しながらラスト4ハロン目で一気に押し上げて先頭に立ち、そのまま押し切って勝利をつかみました。

スタミナが豊富なので早めから動いてもトップスピードを維持できるのが強みです。

宝塚記念は意外とハイペースになりやすいうえ、まくりを決めた馬が好走する傾向があります。

近2戦は不良馬場と他馬の失速に巻き込まれて全く力を発揮できていませんが、言い換えれば本来の実力を一切出せていません。

この2戦はどちらも運がなかったと捉えることもできますし、このために人気を落とすようでしたらかえっておいしい穴馬になるでしょう。

菊花賞馬の意地を見せつけたいです。

△連下  9 ジャスティンパレス

ディープインパクト
パレスルーマー
母父Royal Anthem
主な勝ち鞍天皇賞(春)(G1) 2023年
前走天皇賞(春)(G1) 1着

ジャスティンパレスは連下にしました。

近2戦がどちらも芝3,000mの舞台なのでステイヤー色が感じられますが、昨年の神戸新聞杯を鮮やかに勝っているように中距離にも対応しています。

この神戸新聞杯はコーナーで加速して直線に躍り出ると、上がり34秒4の末脚で猛然とスパートを仕掛け、完勝したのです。

この1戦を見る限りは中距離でも高いパフォーマンスを発揮できるのは間違いありません。

おそらく2番人気に支持されると思いますが、データ的には天皇賞(春)勝ち馬は同年内の宝塚記念で凡走しやすいのが引っ掛かりました。

これまで数多くの天皇賞馬が同年の宝塚記念に挑みましたが、ほとんどが敗れました。

その中には春古馬三冠に王手を賭けたキタサンブラックもいました。

大阪杯、そして天皇賞(春)を制したキタサンブラックは満を持して宝塚記念に参戦しましたが結果は9着に敗れており、長距離レースでスタミナを大きく消耗した馬が宝塚記念を制するのは至難なのです。

また、ルメール騎手がジャスティンパレスではなくイクイノックスを選択したのも引っ掛かりました。

ルメール騎手はおそらく早い段階からイクイノックスの宝塚記念参戦を耳にしていたかもしれません。

天皇賞(春)でジャスティンパレスに120%の力を使わせることができれば、今回ジャスティンパレスは疲れが残っている可能性があり、相対的にイクイノックスが勝ち負けできる可能性が高くなります。

この考えはあくまでも仮定ですが、レース毎に強い馬を使い分けられるのは一流騎手の大きなメリットなのです。

反動と乗り替り。

この2点を考慮し、相手までにしておきます。

△連下  8 ヴェラアズール

エイシンフラッシュ
ヴェラブランカ
母父クロフネ
主な勝ち鞍ジャパンC(G1) 2022年
前走ドバイワールドC(G1) 13着

ヴェラアズールも連下にしました。

時計が出る馬場であれば、昨年のジャパンカップのように一級品の末脚を活かすことができるでしょう。

父エイシンフラッシュ譲りの差しが決まれば、ここでも台頭できそうです。

ただし、舞台となる阪神芝2,200mは内回りコースを使用するためどうしてもまくりをきめなくてはなりません。

コーナーワークの器用さは優れているわけではないですし、実際のところ直線の長い舞台のほうが出し切れており、例えば阪神外回りコースが舞台であればもっと出し切れたと思います。

課題は少なくありませんが、騎乗する松山騎手にはヴェラアズールの能力を最大限に引き出してもらいたいです。

△連下  6 スルーセブンシーズ

ドリームジャーニー
マイティースルー
母父クロフネ
主な勝ち鞍中山牝馬S(G3) 2023年
前走中山牝馬S(G3) 1着

スルーセブンシーズも抑えます。

前走の中山牝馬ステークスはコーナーで動き出し、上がり最速33秒8の脚を使って勝利をつかみました。

賞金的にはヴィクトリアマイルにも出走できましたが陣営が適性を考えてお宝塚記念を選択しました。

ヴィクトリアマイルよりもはるかにレベルは高いですが、あえてそこに合わせている限り好走に自信があるのでしょう。

宝塚記念もコーナーで動き出した馬が上位に入選しているので、前走中山牝馬ステークスのときのように、出し切る競馬を行ってほしいです。

単勝

5 イクイノックス

馬連流し

軸馬:5
相手:3、6、8、9、12

三連複フォーメーション

1頭目:5
2頭目:3、6、8、9、12
3頭目:3、6、8、9、12

【おまけ】そのほかの馬

①ライラック
時計のかかる馬場なら馬券に絡めていました

②カラテ
阪神内回りは直線が短く、長く脚を使いづらいです

④ボッケリーニ
G2以下ならG1では結果を残していないのが気になりました

⑦プラダリア
主戦を務めた池添騎手が下りたため評価を下げました

⑩ディープボンド
もう少し時計がかかったほうがスタミナを活かすことができました

⑪ジェラルディーナ
時計のかかる馬場なら馬券に絡めていました

⑬ジオグリフ
時計のかかる馬場なら馬券に絡めていました

⑮ユニコーンライオン
高速馬場は×。年齢的にも狙いづらかったです

⑯モズベッロ
ピークを過ぎている。時計がかかっても上位争いは苦しいでしょう

⑰ドゥラエレーデ
時計の出やすい馬場でどこまでやれるか分からなかったので消しました

以上になります。
宝塚記念の予想の参考にしてみてください!

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