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【ジャパンカップ2023予想】本命におすすめしたい3頭+一発逆転を期待したい2頭はこちら!

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ジャパンカップ2023予想の最終買い目を更新しました!

ジャパンカップ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

ジャパンカップ2023の予想ポイント

  • G1馬が8勝している
  • 東京芝2,400mのG1で馬券に絡んだ馬が強い
  • 馬券予想の中心は3~5歳馬、6歳以上【0-0-1-49】は評価を下げてよい
  • 1番人気の信頼度は高い【5-1-2-2】
  • 直近の6開催は1~5番人気の馬で決着している
  • 1~4枠が有利、特に1枠【4-3-1-9】は大当たり枠
目次(読みたい項目をタップ)

ジャパンカップ2023予想の最終買い目

ジャパンカップの予想(曇りの良馬場想定)

ジャパンカップが開催される日曜日の東京競馬場界隈は曇りの予報が出ていました。

午前7~8時の時点では若干ですが小雨のマークもついていますが、9時以降は曇りのようです。

気温は最高10度弱で冬らしい寒さとなっていますが、多少の雨ならそこまで馬場悪化にはつながらないでしょうし、レース開催直前には良馬場で行われると思います。

土曜日の東京競馬場の馬場を見てみると、さすがに開催最終週ということもあり、超高速馬場という感じはしません。

しかしながら、上がり33秒台の末脚もちらほらみられているように、時計が出ているレースもありました。

判断が難しいですが、例年ジャパンカップは開催最終週にもかかわらず高速馬場傾向が強いため、うましるでは曇りの良馬場、標準から時計の出る馬場を想定しながら予想しました。

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◎本命  2 イクイノックス

キタサンブラック
シャトーブランシュ
母父キングヘイロー
主な勝ち鞍ドバイシーマC(G1) 2023年
前走天皇賞秋(G1) 1着

本命はイクイノックスにしました。

これまでのパフォーマンスを考えたら、いくら今年のジャパンカップが有力馬に恵まれたとはいえ、その中でも実績は最上位です。

昨年のダービーは今回と全く同じ東京芝2,400mのコースでドウデュースの2着に敗れていますが、あのときは死に枠ともいえる馬番18番からの発走でした。

そのなかでドウデュース相手にクビ差の2着なので枠に恵まれていたら逆転もあったでしょう。

今回はジャパンカップでもっとも相性のいい1枠2番を引くことができました。

ルメール騎手からしても内からスムーズにやりたい競馬ができる好枠を引けたのは幸運です。

スーパーレコードで勝利した天皇賞(秋)から中3週という点だけが気になりましたが、追い切りを見た限りは前走の反動はなさそうです。

今回はリバティアイランドを筆頭に強敵も何頭かいますが横綱競馬で勝ち切ってほしいです。

〇対抗  1 リバティアイランド

ドゥラメンテ
ヤンキーローズ
母父All American
主な勝ち鞍オークス(G1) 2023年
前走秋華賞(G1) 1着

対抗はリバティアイランドにしました。

なんといっても3歳秋の段階ですでにG1タイトルを4つ手にしている馬で、しかも今年のオークスでは2着のハーパーに6馬身差の圧勝でした。

2週前に行われたエリザベス女王杯を見たらわかるのですが、ブレイディヴェーグやハーパーが古馬相手に善戦していることからも、リバティアイランドのポテンシャルはそれ以上のものが感じられます。

3歳牝馬なので54キロの斤量で挑めるのも大きく、イクイノックス相手に勝ち負けするにはこの斤量差も味方に付けたいです。

データと相性のいい1枠を引けましたが、リバティアイランドの脚色は先行~追込を得意としているので包まれるリスクを考慮すれば少し難しいところです。

それでも地力は高いですし、ハンデの恩恵も考慮すればイクイノックス相手にも善戦できるはずです。

▲単穴  5 ドウデュース

ハーツクライ
ダストアンドダイヤモンズ
母父Vindication
主な勝ち鞍日本ダービー(G1) 2022年
前走天皇賞秋(G1) 7着

単穴はドウデュースにしました。

昨年のダービーではイクイノックスに先着した馬です。
ロングスパート気質の競馬が得意で、ダービーや今年の京都記念では長く脚を活かして勝利をつかみました。

また、高速馬場が得意な馬なので日曜日に東京競馬の馬場ともかみ合うでしょう。

前走の天皇賞(秋)はハイペースの流れについていくことができずに敗れてしまいましたが、さすがにハイペースからさらにギアを加速するのは休み明けのこの馬にとっては酷でした。

今回は1回使った影響もあってか、馬体も締まっていて万全の状態でレースに挑むことができそうです。

まともならイクイノックス相手にも勝ち切れるだけのポテンシャルは秘めているので、強豪がそろった中、代打を務める戸崎騎手がどのような競馬をやってくれるか注目したいですね。

△連下  3 タイトルホルダー

ドゥラメンテ
メーヴェ
母父Motivator
主な勝ち鞍宝塚記念(G1) 2022年
前走オールカマー(G2) 2着

相手はタイトルホルダーにしました。

現役屈指のステイヤーともいえる馬で、スタミナ勝負になればどんな条件下でも力を発揮できます。

ただし、今週末の東京競馬場は開催最終週ですが時計が出るかもしれないので、キレ勝負になると少し苦しいでしょう。

高速府中で行われることが多いジャパンカップに陣営は早い段階から照準を合わせていることからも、このレースに対する秘訣はあるはずです。

枠もよいですし、逃げを打ってくるであろうパンサラッサの番手でスタミナをフルに活かした競馬、例えばハイペース競馬からのごり押しなどができれば上位争いできる可能性はあるかもしれません。

△連下 17 スターズオンアース

ドゥラメンテ
サザンスターズ
母父Smart Strike
主な勝ち鞍オークス(G1) 2022年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 3着

連下はスターズオンアースにします。

イクイノックスとリバティアイランドを除けば意外と混戦模様ですが、その中でもスターズオンアースは長く脚を活かせる馬で、昨年のオークスや今年2着入りした大阪杯でも最高速度を維持した走りで好走しています。

特に今年の大阪杯はジャックドールが作ったスロー展開で前有利の中、1頭だけ差しの競馬で2着入りしていて負けて強しの競馬といえます。

前走の天皇賞(秋)を脚部不安で回避しているので脚元は心配ですが、追い切りを見た限り特別問題はなさそうでした。

ただ、今回はこのレースと相性の悪い8枠を引いてしまいました。
差し馬なので極端に不利というわけではありませんが、それでもイクイノックスやリバティアイランド、タイトルホルダーにドウデュースといった有力馬と比較すると長くコースを走らされることになったのは大きなマイナスです。

枠次第ではもう少し―――3番手くらいの評価を打ちたかったのですが大外に入ったため相手候補に落としました。

単勝

2 イクイノックス

馬連流し

軸馬:2
相手:1、3、5、17

三連複フォーメーション

1頭目:2
2頭目:1、3、5、17
3頭目:1、3、5、17

ジャパンカップ2023の有力馬3頭

今年のジャパンカップは8頭のG1馬が参戦し、頂点を決めるにふさわしいメンバーが揃っています。

今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな本命馬を3頭取り上げました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

イクイノックス

主な勝ち鞍
  • 天皇賞秋    (G1) 2023年
  • 宝塚記念    (G1) 2023年
  • ドバイシーマC (G1) 2023年
  • 有馬記念    (G1) 2022年
  • 天皇賞秋    (G1) 2022年

今年の注目株はいうまでもなく、現役最強馬のイクイノックスです。

もともと3歳のころから高い素質を秘めていましたが、昨年の秋ごろからいよいよ本格化しています。

現在手にしているG1タイトルは5つで、高速馬場の天皇賞(秋)を連覇したかと思えばタフな流れの有馬記念や宝塚記念も勝利しました。

また、今年初戦に挑んだドバイシーマクラシックではこれまで見せなかった逃げの競馬、しかも直線では持ったままで楽勝しています。

逃げも先行も差しも追込も何でもこなせるうえ、どんな馬場やコースでも力を発揮できるのがイクイノックスの最大の強みです。

東京実績もありますし、不安要素はほぼ皆無。

あえていうなら中3週で前走の反動だけが心配ですが、前走は余力を残しながら勝ち切っている(それでもレコード勝ちですが)のでジャパンカップを見据えた競馬を行っていました。

いつもの状態であれば、間違いなく力を発揮できるでしょう。

★評価点
・世界最強馬
・どんなコースでも対応可能
・どんな位置取りでも対応可能
・東京実績◎、年齢◎、ルメール騎手◎

▼課題
・中3週で疲れがないことを祈りたい

リバティアイランド

主な勝ち鞍
  • 秋華賞  (G1) 2023年
  • オークス (G1) 2023年
  • 桜花賞  (G1) 2023年
  • 阪神JF (G1) 2022年

イクイノックスに対抗できるとしたらリバティアイランドでしょうか。

新馬戦で上がり最速31秒4という異次元の末脚を使って衝撃デビューを飾り、その後の活躍はいうまでもないでしょう。

今年の牝馬三冠をすべて勝利し、史上7頭目となる三冠牝馬に輝きました。

今回ジャパンカップでキャリア初の古馬戦となりますが、ほかの馬と違って3歳牝馬は54キロで挑めるのは大きな強みです。

これにより、有力馬のイクイノックスとは4キロの斤量アドバンテージを得ることができました。

イクイノックスをはじめ、強力な古馬勢が揃いましたがこれまでの走りを見た限りは勝ち負けも十分狙えますし、世代最強牝馬がどのような走りを見せてくれるか今から楽しみです。

★評価点
・三冠牝馬
・東京コースの実績もある
・上がりの末脚が強烈
・斤量の恩恵が非常にでかい

▼課題
・初の古馬戦

ドウデュース

主な勝ち鞍
  • 日本ダービー (G1) 2022年
  • 朝日杯FS  (G1) 2021年
  • 京都記念   (G2) 2023年

前走からの巻き返しを図りたいのはドウデュースです。

昨年のダービーでは真っ向勝負でイクイノックスに先着しました。

今年の出走登録馬の中で唯一イクイノックスに勝ち切っているのです。

その後挑んだ凱旋門賞は重馬場に泣かされ結果を残せませんでしたが、今年の京都記念では早めにまくって楽勝し、ダービー馬の威厳を証明しました。

前走の天皇賞(秋)はイクイノックスとのと再戦となりましたが、主戦の武豊騎手がほかのレースで馬に蹴られて怪我するという前代未聞のアクシデントに見舞われました。

変わって戸崎騎手が騎乗しましたが、ドウデュース自体もそこまでよい状態ではなく7着に敗れています。

今回は仕切り直しの一戦ですが、武豊騎手は思ったよりも怪我が長引き、再び戸崎騎手が手綱を握ることとなりました。

前走を叩いたことで状態は上向いているはずですし、ダービー馬として再び巻き返したいです。

★評価点
・ダービー馬
・直線の長い競馬場が得意
・イクイノックスに先着した

▼課題
・武豊騎手が乗れない
・前走からの立て直しができるか

ジャパンカップ2023の穴馬2頭

ジャパンカップは上位人気通りで決着づくことが多く、下位人気馬の台頭は基本的にありません。

しかしながら、それでも穴馬で一発当てたい人は多いでしょう。

今年の出走登録馬の中で逆転も狙えそうな2頭の馬をピックアップしました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

パンサラッサ

主な勝ち鞍
  • サウジカップ (G1) 2023年
  • ドバイターフ (G1) 2022年
  • 中山記念   (G2) 2022年
  • 福島記念   (G3) 2021年

昨年の天皇賞(秋)では超ハイペースの大逃げで場内を大いににぎわせたパンサラッサがジャパンカップに参戦することになりました。

今年はサウジアラビアで行われたダートのサウジカップに出走し、なんと優勝したのです。

これにより、約13億6,000万円もの賞金を獲得したことで一気に獲得賞金ランキング3位に浮上しました。

今年はダートの2戦しか使っておらず、久々の芝戦となりますがこれまでのキャリアを見た限りは久々でも問題ないでしょう。

あとは、経験したことがない芝2,400mの舞台で脚が持つかどうか。

課題も多いですが陣営が翌週のチャンピオンズカップではなく、ジャパンカップでイクイノックスとの再戦を決意したことで、今年のジャパンカップはより盛り上がることでしょう。

★評価点
・大逃げが得意
・昨年の天皇賞(秋)はハイペースの逃げで2着
・吉田豊騎手が騎乗
・戦闘で競馬しやすい

▼課題
・休み明け
・海外帰り
・データと相性の悪い6歳馬
・芝2,400mで逃げ切れるか

ヴェラアズール

主な勝ち鞍
  • ジャパンカップ (G1) 2022年
  • 京都大賞典   (G2) 2022年

昨年のジャパンカップを制したヴェラアズールも侮れません。

もともとダートをメインに使われていた馬でしたが昨年から芝のレースに切り替えると瞬く間に勝利を重ね、キャリア初重賞となった京都大賞典もあっさり勝利します。

そして、キャリア初となったG1競走のジャパンカップでもムーア騎手の神がかった騎乗で勝利しました。

今年は一度も馬券に絡めていませんが、宝塚記念と京都大賞典は馬場が重かったと思いますし、ドバイワールドカップも世界の精鋭がずらりとそろったので相手が強力でした。

時計が出やすくて直線の長い舞台であればまだまだ末脚は活かせると思います。

年齢的にはピークは過ぎた感はありますが、侮れない1頭でしょう。

★評価点
・昨年の勝ち馬
・直線の長い舞台が得意
・昨年に続いてムーア騎手が騎乗

▼課題
・データと相性の悪い6歳馬
・昨年ほど動けるか

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ここからはジャパンカップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

ジャパンカップ2023の概要

ジャパンカップは東京競馬場で開催される国際G1競走です。

国際G1競走というのは、世界の名馬と日本の馬が同じ舞台でレースすることを目的としたレースで、ジャパンカップは日本最初の国際G1に指定され、1981年に創設されました。

創設当初は、世界中の名馬が日本に参戦し、日本の馬とレースを繰り広げました。

ところが、近年は日本の馬場の高速化に伴い、海外馬の参戦は減りつつあります。

なぜなら、海外の馬場は日本の馬場と比較すると時計がかかることが多く、パワーやスタミナに長けた馬が多いからで、一言でいうと日本の馬場とかみ合わない馬が多いのです。

海外の陣営からしたら自国からはるか遠くにある日本のジャパンカップに参戦しなくても、欧米のG1レースで実績を重ねて価値を高めたらよいので日本に行くメリットが少ないのです。

そのため、近年は海外馬の参戦が減少しつつあり、今年はフランスのイレジンのみ出走します。

対して、日本馬からしたらダービーやオークスで使用する東京芝2,400mが舞台で実力が反映されやすい舞台となっていて出走馬は多いです。

しかも、今年から1着の獲得賞金額が5億円に増額しました。

1着賞金額は国内のG1の中では有馬記念と並んでもっとも高いです。

そのため、中距離実績のある馬が多数参戦しています。

今年も有力馬が多数とここでの一発を狙う馬が参戦しており、日本馬だけ見たら豪華なメンバーが参戦しました。

今年最後の東京競馬場のレースで、どのようなドラマが繰り広げられるでしょうか?!

【過去5年】ジャパンカップ 2018~2022|JRA公式

ジャパンカップ2023の開催内容

開催日11月26日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場東京競馬場 12R
コース芝2,400m
性齢3歳以上
斤量定量
1着賞金5億円

ジャパンカップ2023が開催される東京の芝2,400mの特徴

東京競馬場 芝2400mのコースで特徴を解説
スタート地点スタンド前坂の頂上
コース左回り
Cコース使用
1周の距離2,120.8m
直線距離525.9m
高低差2.7m
フルゲート18頭

ジャパンカップが開催される東京芝2,400mはオークスやダービーでも使用される東京競馬場の代表的なコースです。

スタート地点はスタンド側の上り坂を上がったところで最初の1コーナーまでの距離は約350mです。

最初のコーナーまで距離がありますし、2,400mという長い距離を走るため各馬は無理にポジション争いを行わず、序盤はゆったりとした流れになります。

1~2コーナーは大回りコースとなっています。

向こう正面は全体的に下り傾斜ですが、ゴールまで長いため各騎手は馬が行こうとするのを抑えながら後半に備えます。

3~4コーナーも1~2コーナー同様大回りです。

しかしながら、レースも終盤ということでこのあたりから徐々にペースアップします。

また、4コーナーの終盤あたりにラスト3ハロンの標識が立っているのでコーナーから直線に入る段階で各馬はスパートを仕掛けます。

最後の直線早く525mです。

直線上には高低差約2mの緩やかな上り坂があり、坂を駆け上がったら残り300mは平坦なコースでその先にゴールがあります。

東京芝2,400mはクセが少なくてマグレがほとんど発生しません。

しかしながら、距離が長いため序盤はスロー傾向になることが多いです。

また、最後の直線が全競馬場の中で2番目に長いため、末脚を長く活かすこともできます。

そのため、スローからの上がり勝負になりやすいです。

東京の芝2,400mはここをチェック!

  • ダービー、オークス、ジャパンカップの舞台
  • 実力が反映されやすい舞台
  • まぐれが少ないコース
  • 差しや追い込みが決まりやすい
  • 外人騎手が好調
  • スロー競馬、上がり勝負になりやすい

ジャパンカップ2023の出走馬

あわせて読みたい
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【参考レース】2023年 ジャパンカップ|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1リバティアイランド牝354.0川田将雅
2イクイノックス牡458.0C.ルメール
3タイトルホルダー牡558.0横山和生
4スタッドリー牡558.0T.マーカンド
5ドウデュース牡458.0戸崎圭太
6フォワードアゲンセ658.0黛弘人
7イレジンセ658.0M.ヴェロン
8パンサラッサ牡658.0吉田豊
9ヴェラアズール牡658.0H.ドイル
10ダノンベルーガ牡458.0J.モレイラ
11トラストケンシン牡858.0荻野極
12チェスナットコート牡958.0田中学
13クリノメガミエース牝456.0吉村智洋
14ディープボンド牡658.0和田竜二
15ショウナンバシット牡356.0M.デムーロ
16インプレス牡458.0三浦皇成
17スターズオンアース牝456.0W.ビュイック
18ウインエアフォルク牡658.0藤田菜七子

ジャパンカップの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
16ヴェラアズール3京都大賞典(G2)1
215シャフリヤール1天皇賞(秋)(G1)5
33ヴェルトライゼンデ4オールカマー(G2)7
2021
12コントレイル1天皇賞(秋)(G1)2
27オーソリティ3アルゼンチン共和国杯(G2)1
34シャフリヤール2神戸新聞杯(G2)4
2020
12アーモンドアイ1天皇賞(秋)(G1)1
26コントレイル2菊花賞(G1)1
35デアリングタクト3秋華賞(G1)1
2019
15スワーヴリチャード3天皇賞(秋)(G1)10
21カレンブーケドール5秋華賞(G1)2
32ワグネリアン2天皇賞(秋)(G1)5
2018
11アーモンドアイ1秋華賞(G1)1
28キセキ4天皇賞(秋)(G1)3
311スワーヴリチャード2天皇賞(秋)(G1)10
2017
11シュヴァルグラン5京都大賞典(G2)3
22レイデオロ2神戸新聞杯(G2)1
34キタサンブラック1天皇賞(秋)(G1)1
2016
11キタサンブラック1京都大賞典(G2)1
212サウンズオブアース5京都大賞典(G2)4
317シュヴァルグラン6アルゼンチン共和国杯(G2)1
2015
115ショウナンパンドラ4天皇賞(秋)(G1)4
26ラストインパクト7天皇賞(秋)(G1)12
31ラブリーデイ1天皇賞(秋)(G1)1
2014
14エピファネイア4天皇賞(秋)(G1)6
21ジャスタウェイ3凱旋門賞(G1)8
315スピルバーグ6天皇賞(秋)(G1)1
2013
17ジェンティルドンナ1天皇賞(秋)(G1)2
29デニムアンドルビー7エリザベス女王杯(G1)5
35トーセンジョーダン11天皇賞(秋)(G1)11

【G1馬】G1馬が8勝!

年度勝ち馬過去の獲得G1
2022ヴェラアズールなし
2021コントレイル牡馬三冠
ホープフルS
2020アーモンドアイ牝馬三冠
ジャパンカップ
天皇賞(秋)
ドバイターフ
Vマイル
2019スワーヴリチャード大阪杯
2018アーモンドアイ牝馬三冠
2017シュヴァルグランなし
2016キタサンブラック菊花賞
天皇賞(春)
2015ショウナンパンドラ秋華賞
2014エピファネイア菊花賞
2013ジェンティルドンナ牝馬三冠
ジャパンカップ

過去10年のジャパンカップの勝ち馬のうちの8頭がG1馬でした。

ジャパンカップは海外馬の出走こそ少ないですが、国内の陣営からしたら典型的な中距離コースであることや、全G1の中でも賞金が高いことから有力馬の参戦が目立ちます。

強豪がそろった中で勝利するには、これまでにG1の舞台で結果を残した馬がよく、能力の高い馬が勝ち切る傾向が強いです。

勝ち馬を探す際は、G1馬から探してみるのもよさそうです。

今年の出走馬でG1馬は8頭いました(かっこ内は手にしたG1の数)

イクイノックス(5勝)
イレジン(2勝)
スターズオンアース(2勝)
タイトルホルダー(3勝)
ドウデュース(2勝)
パンサラッサ(2勝)
リバティアイランド(4勝)
ヴェラアズール(1勝)

【コース実績】東京芝2,400mのG1で馬券に絡んだ馬が強い

年度着順馬名過去の東京芝2,400mのG1成績
20222シャフリヤールダービー21/1着
ジャパンカップ21/3着
3ヴェルトライゼンデダービー20/3着
20211コントレイルダービー20/1着
ジャパンカップ20/2着
3シャフリヤールダービー21/1着
20201アーモンドアイオークス18/1着
ジャパンカップ18/1着
2コントレイルダービー20/1着
3デアリングタクトオークス20/1着
20191スワーヴリチャードダービー17/2着
ジャパンカップ18/3着
2カレンブーケドールオークス19/2着
3ワグネリアンダービー18/1着
20181アーモンドアイオークス18/1着
 3スワーヴリチャードダービー17/2着
20171シュヴァルグランジャパンカップ16/3着
 2レイデオロダービー17/1着
 3キタサンブラックジャパンカップ16/1着
20141エピファネイアダービー13/2着
20131ジェンティルドンナオークス12/1着
ジャパンカップ12/1着
2デニムアンドルビーオークス13/3着
3トーセンジョーダンジャパンカップ11/2着

過去10年のジャパンカップの勝ち馬7頭と馬券に絡んだ19頭はこれまでに東京芝2,400mで行われたG1レースで3着内に入線していました。

東京芝2,400mのG1とはすなわちダービーとオークス、そしてジャパンカップの3レースです。

過去にこの3レースで結果を残していた馬は再び好走する可能性がありますよ。

今年の出走馬で該当する馬は5頭いました。

イクイノックス(ダービー2着)
スターズオンアース(オークス1着)
ドウデュース(ダービー1着)
リバティアイランド(オークス1着)
ヴェラアズール(ジャパンカップ1着)

【年齢】3~5歳馬が強く、6歳以上は厳しい

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【1-4-2-16】4.3%21.7%30.4%
4歳【5-3-3-37】10.4%16.7%22.9%
5歳【4-3-4-35】8.7%15.2%23.9%
6歳以上【0-0-1-49】0.0%0.0%2.0%

過去10年のジャパンカップの好走馬を年齢別にまとめました。

単勝率がもっとも高いのは4歳馬で、次いで5歳馬が好走していました。

3歳馬の勝ち馬はワールドレコード記録を樹立した2018年のアーモンドアイのみですが、複勝率は30%で全年齢の中でもっとも好走しています。

対して、6歳以上は過去10年で50頭が出走したものの、馬券に絡んだのは2013年のトーセンジョーダンのみでした。

馬券予想の際は3~5歳馬を中心に、6歳以上は評価を下げてよいでしょう。

今年の出走馬の中で6歳以上の馬は8頭いました。

イレジン(6歳)
ウインエアフォルク(6歳)
チェスナットコート(9歳)
ディープボンド(6歳)
トラストケンシン(8歳)
パンサラッサ(6歳)
フォワードアゲン(6歳)
ヴェラアズール(6歳)

なお、上記で上げた「G1馬」「東京芝2,400mのG1で馬券に絡んだ馬」「3~5歳馬」の3つ全てに該当する馬は4頭いました。

・イクイノックス
・スターズオンアース
・ドウデュース
・リバティアイランド

ジャパンカップの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-1-2-2】50.0%60.0%80.0%
2番人気【0-2-3-5】0%20.0%50.0%
3番人気【2-2-1-5】20.0%40.0%50.0%
4番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
5番人気【1-2-0-7】10.0%30.0%30.0%
6~9番人気【0-2-2-36】0%5.0%10.0%
10番人気以下【0-0-1-76】0%0%1.3%

1番人気の信頼度は高い

過去10年のジャパンカップで1番人気は【5-1-2-2】でした。

単勝率50%で複勝率は80%もあったのです。

着外に敗れた2019年のレイデオロは重馬場+ピークを過ぎていて凡走し、2014年のジェンティルドンナは使い過ぎが影響して4着に敗れています。

1番人気に支持された馬がまともな状態であればほぼ間違いなく馬券に絡むことでしょう。

6年連続で1~5番人気同士で決着付いている

過去10年のジャパンカップを振り返ってみると、上位人気で決着づくことが増えてきました。

特に直近の6開催は1~5番人気の馬で決着しています。

ジャパンカップは基本的に穴馬の台頭はありませんが、近年は特にその傾向が強くなっていますよ。

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ジャパンカップの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【4-3-1-9】23.5%41.2%47.1%
2枠【2-0-4-13】10.5%10.5%31.6%
3枠【2-1-2-15】10.0%15.0%25.0%
4枠【1-2-0-17】5.0%15.0%15.0%
5枠【0-2-0-18】0.0%10.0%10.0%
6枠【0-1-0-19】0.0%5.0%5.0%
7枠【1-1-2-20】4.2%8.3%16.7%
8枠【0-0-1-26】0.0%0.0%3.7%

内枠有利

過去10年のジャパンカップで1~4枠に入った馬の成績は【9-6-7-54】でした。

実に22頭もの馬が1~4枠の内枠から発走して馬券に絡んでいたのです。

ジャパンカップは枠順も大きく影響します。

大当たりは1枠

過去10年のジャパンカップで1枠は【4-3-1-9】でした。

単勝率は23.5%、複勝率は47%もあります。

ワールドレコードを叩き出した2018年のアーモンドアイや引退レースを有終の美で飾った2021年のコントレイルも1枠から発走していました。

1枠を引いた馬は大きく評価を上げてよいでしょう。

今年のジャパンカップで1枠に入った馬はリバティアイランドイクイノックスです。

ジャパンカップの過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G1【7-6-7-48】10.3%19.1%29.4%
G2【3-3-3-44】5.7%11.3%17.0%
G3【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
オープン【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
3勝クラス【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
海外競馬【0-1-0-29】0.0%3.3%3.3%

前走G1組◎、前走G2は〇、G3以下は×

過去10年のジャパンカップでの勝ち馬は前走が国内のG1もしくはG2のどちらかを使用しています。

また、馬券に絡んだ29頭も前走が国内のG1かG2で、唯一該当しなかった2014年の2着馬ジャスタウェイは前走がフランスの凱旋門賞(G1)でした。

つまり、馬券に絡んだ馬はすべて前走がG1かG2ということになります。

それ以外のレースから挑む馬は評価を下げてよいでしょう。

今年の出走馬で前走がG3以下の馬は5頭いました。

ウインエアフォルク
(前走古都ステークス【3勝クラス】/5着)

クリノメガミエース
(前走1勝クラス/15着)

スタッドリー
(前走ケフェウスステークス【OP】/2着)

トラストケンシン
(前走ダイヤモンドステークス【G3】/11着)

フォワードアゲン
(前走ケフェウスステークス【OP】/6着)

ジャパンカップ2023全頭考察

今年のジャパンカップは有力馬から記念出走馬まで存在し、結果的にはフルゲートでレースは行えそうです。

ここからは、注目馬と穴馬の項目で取り上げきれなかった馬を紹介していきます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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イレジン

主な勝ち鞍
  • ガネー賞      (G1) 2023年
  • ロワイヤルオーク賞 (G1) 2022年
  • コンセイユドパリ賞 (G2) 2023年
  • フォワ賞      (G2) 2023年
  • フォワ賞      (G2) 2022年
  • ラクープ      (G3) 2021年

今年の出走登録馬で唯一海外から参戦するのはフランスのイレジンです。

これまでの成績は【13-2-3-1】で3着内率95%という抜群の安定感を見せていました。

また、G1タイトルも2勝しているように、フランスでも有力候補です。

過去の戦績を見てみると、時計のかかる馬場で結果を残しており、良馬場はなんと2回しか走ったことがありません。

その2回も馬券に絡んでいるのである程度は良馬場にも対応すると思いますが、日本の高速馬場でどこまでやれるかは未知数です。

また、ジャパンカップでよく言われるのがとにかく外国馬は好走できません。

なぜなら、欧州の馬場と日本の馬場は造りが違うので求められる要素も変わるからです。

このため、欧州でいくら好走している馬だとしても、ジャパンカップを勝ち切るのは容易ではないでしょう。

★評価点
・欧州で抜群の安定感
・タフな馬場が得意

▼課題
・ジャパンカップと外国馬の相性は極めて悪い
・日本の馬場に対応できるか

インプレス

主な勝ち鞍
  • 尼崎S (3勝クラス) 2022年

インプレスのベストバウトといったら今年の新潟記念で、このときは後方から上がり最速33秒4の末脚で3着入りしました。

末脚勝負を得意としているので東京の舞台ともかみ合いそうです。

また、これまで手にした4勝のうちの3勝が芝2,400mのものなので距離適性も問題ありません。

ただし、今回はいくらなんでも相手が強すぎるので、重賞未勝利馬のインプレスが勝ち切るのはほぼ不可能だと思います。

★評価点
・差しの競馬が得意
・距離適性もある

▼課題
・相手関係の超大幅強化

ウインエアフォルク

主な勝ち鞍
  • 奥の細道特別 (2勝クラス) 2023年

ウインエアフォルクは今年の奥の細道特別の勝ち馬です。

奥の細道特別では11番人気の低評価でしたが、最後方で身構えながら直線で上がり最速となる37秒1の末脚で好走しました。

58キロの斤量を背負いながら勝ち切れているのでスタミナは多そうです。

ただし、その後の3勝クラスでなかなか結果を残せていないので今回相手関係が相当強化される舞台で勝ち負けできるかといわれると、正直厳しいです。

管理する根本康弘調教師は騎手時代に人気落ちのギャロップダイナでシンボリルドルフに勝ち切りましたが、弟子の藤田菜七子騎手がそれを成し遂げられるか分かりません。

それでも、藤田菜七子騎手は人生初のジャパンカップ参戦ということもあり、勝ち負けはともかく注目されることは間違いないでしょう。

★評価点
・スタミナはある

▼課題
・相手関係の超大幅強化

クリノメガミエース

主な勝ち鞍
  • A2B1 2023年

地元園田から参戦するクリノメガミエースはもともと中央の馬でしたが昨年から地方の兵庫に移籍しています。

地方でもまずまず走れていますが、久々の芝戦がジャパンカップはさすがに酷といわざるを得ません。

2018年のハッピーグリンも地方所属でジャパンカップに参戦しましたが、あちらは過去に中央の芝レースで勝利実績があったのでまだワンチャンスありました。

しかし、クリノメガミエースは芝の勝利がないのでここで勝つことはほぼ不可能だと思います。

★評価点
・先行競馬が得意

▼課題
・相手関係の超絶大幅強化
・芝実績がない

ショウナンバシット

主な勝ち鞍
  • 若葉ステークス (L) 2023年

3歳馬の参戦といったらリバティアイランドが注目されていますが、ショウナンバシットも忘れてはいけません。

今年の若葉ステークスを勝利し、クラシック三冠も皆勤したショウナンバシット。

もともと先行競馬を得意としていましたが、皐月賞で差しの競馬で5着に入線してからは後方競馬にシフトしつつあります。

末脚はある程度のものがあると思いますが、極端に上がりの速いタイムは出せていません。

皐月賞の時のように時計のかかる馬場になれば少し可能性はあると思いますが、高速馬場ならイクイノックスやリバティアイランド、ドウデュースといった強敵が要るので勝ち負けは厳しいでしょう。

馬券的には手を出さないつもりですが、もしも雨で重馬場になるようでしたら抑えるかもしれません。

★評価点
・クラシックを皆勤
・タフな馬場が得意

▼課題
・初の古馬戦
・良馬場で上位争いは厳しそう

スタッドリー

主な勝ち鞍
  • オリオンS (3勝クラス) 2022年

スタッドリーは昨年12月に開催されたオリオンステークスを制してオープン入りを果たしました。

今年は5戦使ってまだ勝ち星を手にしていませんが、前走のケフェウスステークスはコーナーで早めに動いて2着入りしており、勝ち馬エピファニーに1馬身差まで詰め寄っています。

この時の阪神の馬場が超高速馬場で、1分57秒3の時計で勝利しているように高速馬場の適性は高いです。

ただし、東京実績はそこまでないですし、オープンレースで苦戦している馬がいきなりG1を勝つのは厳しいでしょう。

★評価点
・高速馬場で出し切れている
・まくりの競馬ができる

▼課題
・相手関係の超大幅強化
・東京実績がない

スターズオンアース

主な勝ち鞍
  • オークス (G1) 2022年
  • 桜花賞  (G1) 2022年

昨年の二冠牝馬であるスターズオンアースがジャパンカップに参戦します。

もともと天皇賞(秋)で復活予定でしたが脚部不安のため回避し、満を持してこのジャパンカップに駒を進めました。

昨年の桜花賞では川田騎手らしい終いの差しで勝利をつかみ、オークスでは一転して長く脚を使って勝ち星を手にしています。

今年の大阪杯も決して直線の長くない内回り阪神で前残り有利の展開の中1頭だけ脚を伸ばして2着入りし、力のある競馬を見せました。

前走のヴィクトリアマイルは3着に敗れてしまいましたが、この馬にとってマイルは少し短すぎた感じがします。

東京芝2,400mはスターズオンアースにとって出し切りやすい舞台です。

大阪杯で牡馬ともやりあっていますし、脚元の状態がよければ上位争いは十分狙えるでしょう。

★評価点
・二冠牝馬
・東京芝2,400m実績がある
・差しの競馬が得意

▼課題
・脚が大丈夫であってほしい

タイトルホルダー

主な勝ち鞍
  • 宝塚記念      (G1) 2022年
  • 天皇賞春      (G1) 2022年
  • 菊花賞       (G1) 2021年
  • 日経賞       (G2) 2023年
  • 日経賞       (G2) 2022年
  • 弥生賞ディープ記念 (G2) 2021年

現役最強ステイヤーとして名乗りをあげているタイトルホルダーは早い段階からジャパンカップの参戦を表明していました。

世代でも最強クラスのステイヤーでスタミナをフルに活かした逃げの競馬を得意としています。

前走のオールカマーは2着に敗れましたが八分の出来で叩きの舞台だったことを考えれば全く悲観しなくてよいでしょう。

それよりも、高速馬場巧者が多数そろう中でどこまでやれるかのほうがポイントです。

タイトルホルダーはスタミナを活かした押し切りこそできますが、キレのある脚は持ち合わせていないです。

トラックバイアス次第で評価したい馬で、高速馬場なら評価を下げたいです。

★評価点
・現役最強ステイヤー
・スタミナが無尽蔵
・逃げの競馬が得意

▼課題
・高速馬場はあまり得意でない可能性がある

ダノンベルーガ

主な勝ち鞍
  • 共同通信杯 (G3) 2022年

イクイノックスとドウデュースの同期であるダノンベルーガが今年もジャパンカップに参戦します。

これまでG1の舞台で常に掲示板入りしているのですが、なかなか勝ち星までは届いていません。

ダノンベルーガは昨年のダービーで1番人気に支持されながらも4着に敗れています。

好位をつけながらも最後は脚が止まっている可能性があったので、2,400mは長い感じがしました。

昨年のジャパンカップも5着に敗れているように、2,400mは少し厳しいかもしれないです。

もっとも、追い切りでは長距離を意識した調教を行っているように、陣営もその点は重々承知していると思います。

追い切り次第で評価を考えたいです。

★評価点
・善戦マン
・キレのある走りが得意

▼課題
・2,400mはこの馬にとって長い感じがする

チェスナットコート

主な勝ち鞍
  • 早春特別 (1,600万) 2018年

メンバー最年長のチェスナットコートは今年9歳馬です。

現在は園田所属の馬ですがもともと中央の馬で、現役時代は天皇賞(春)にも出走していました。

かつては確かな実績を残していましたがさすがに9歳馬で近年は地方でもなかなか芽が出せていません。

噂によるとこれがラストランになるようです。

勝ち負けよりも、無事に完走できることを祈りたいです。

★評価点
・中央時代はG1にも出走していた

▼課題
・高齢馬
・相手関係が強い

ディープボンド

主な勝ち鞍
  • 阪神大賞典 (G2) 2022年
  • 阪神大賞典 (G2) 2021年
  • フォワ賞  (G2) 2021年
  • 京都新聞杯 (G2) 2020年

ステイヤーとして長く第一線を走ってきたディープボンドは意外にもジャパンカップは初参戦です。

3年連続天皇賞(春)で2着入りしているように、スタミナ量の多い馬です。

そして、長く脚を活かせるのが特徴で、持久戦の展開になれば台頭しています。

今年の天皇賞(春)も平均的な流れで長く脚を活かすことができました。

また、前走の京都大賞典は一昨年の有馬記念を見ても分かるように力のいる馬場でも出し切れています。

このように時計のかかる馬場でなおかつ長く淡々としたラップで脚を活かせる展開ならポテンシャルを発揮できる馬なのです。

ただ、今年は6歳という年齢もあるのかさすがに少し衰えは否めません。

また、高速馬場はあまり得意としていないので時計が出やすい条件なら少し苦しいかもしれないです。

馬場次第で評価を決めたいです。

★評価点
・スタミナ量が豊富
・ステイヤー
・持久戦ならG1でも好走している

▼課題
・高速馬場は得意ではない
・データと相性の悪い6歳馬

トラストケンシン

主な勝ち鞍
  • 甲斐路S (3勝クラス) 2021年

トラストケンシンは一昨年の甲斐路ステークスを制してオープン入りを果たしました。

また、昨年のジャパンカップにも出走しています。

これだけ聞くと重賞でも活躍しているような感じがしますが、オープン昇格後7戦使って馬券どころか掲示板にも絡めていません。

さすがに重賞レースはこの馬にとって敷居が高かったのかもしれません。

今年は2年続けてジャパンカップの参戦となりますが、昨年よりもメンバーレベルは上がっているので上位争いは厳しいでしょう。

★評価点
・差しの競馬が得意

▼課題
・高齢馬
・相手関係の超大幅強化

フォワードアゲン

主な勝ち鞍
  • STV賞 (3勝クラス) 2022年

フォワードアゲンは昨年のSTV賞を制してオープン入りしました。

その後挑んだ新潟記念や福島記念では低評価ながらも掲示板入りしているように、一時は結果を残しています。

ところが、今年に入ってからは全く馬券に絡むことができず、近走は非重賞のリステッドやオープン戦でも凡走が続いていました。

今回はキャリア初のG1レースとなりますが、オープンでも結果を残せていないので上位争いは相当厳しいでしょう。

★評価点
・特にありません

▼課題
・相手関係の超大幅強化
・6歳馬

ジャパンカップ2023の騎手予想

ジャパンカップ2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。

ジャパンカップ2023追い切り評価

ジャパンカップ2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
ジャパンカップの予想の参考にしてみてください!

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