【チャンピオンズカップ2023予想】本命馬3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!
チャンピオンズカップ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
チャンピオンズカップ2023の予想ポイント
- 勝ち馬は関西のG1馬から予想
- 上位人気で最も信頼できるのは3番人気【2-3-3-2】
- 今年の重賞で馬券に絡んだ馬は人気落ちでも激走に期待できる
- 外枠不利、特に8枠は全滅
- 前走Jpn1組が強い
チャンピオンズカップ2023予想の最終買い目
チャンピオンズカップの予想(曇りの良馬場想定)
チャンピオンズカップが開催される中京競馬場は愛知県の豊明市にあります。
日曜日の豊明市の天気を見てみると、晴れのち曇りですが降水確率は0%です。
前日の土曜日も晴れの良馬場でレースが行われていたため間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。
土曜日のダートの傾向を見てみると、いずれのレースでも平均より時計がかかっていました。
明日も良馬場なら土曜日に引き続き、時計はかかるはずです。
うましるでは曇りの良馬場、そこそこ時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 9 クラウンプライド
父 | リーチザクラウン |
母 | エミーズプライド |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | UAEダービー(G2) 2022年 |
前走 | コリアC(G3) 1着 |
本命はクラウンプライドにしました。
3歳の時にはケンタッキーダービーやUAEダービーなど海外で武者修行し、日本に帰国してからは常に上位争いしています。
そもそも、これまで日本の競馬場でレースを7回行いましたが、着外に敗れたのは昨年のヒヤシンスステークスのみで、それ以外のレースではすべて連対しています。
また、帝王賞やJBCクラシック、そして昨年のチャンピオンズカップでも連対しているように大舞台でも確かな実績を残していました。
もともと主戦を務めていた福永騎手が今年の2月に引退したため、直近2戦は川田騎手がコンビを組んでいますが、どちらも連対しており相性も良いです。
これまでG1(Jpn1)の舞台で3回2着入りしていますが、今回は最終追い切りでもよい動きを見せていたのでここメイチで挑んでくるでしょう。
4度目の正直。
G1の文字が刻まれた金メダルをそろそろ手にしたいですね。
〇対抗 6 グロリアムンディ
父 | キングカメハメハ |
母 | ベットーレ |
母父 | Blu Air Force |
主な勝ち鞍 | ダイオライト記念(Jpn2) 2023年 |
前走 | コリアC(G3) 2着 |
対抗はグロリアムンディにしました。
対抗以下は正直悩みましたが、2走前の平安ステークスでは今回そこそこ人気しているハギノアレグリアスを真っ向からねじ伏せています。
また、昨年のアンタレスステークスでも当時世代上位のオメガパフューム相手に半馬身差の2着でした。
前日の時点で8番人気ですが、実績だけ考えたら強い相手に善戦していますし人気以上に健闘できる確率も高いです。
昨年のチャンピオンズカップでは12着に敗れましたがこれは普段見せなかった後方競馬で出し切れなかったのが敗因です。
前目で競馬できれば上位争いも狙えるでしょう。
▲単穴 11 ハギノアレグリアス
父 | キズナ |
母 | タニノカリス |
母父 | ジェネラス |
主な勝ち鞍 | 名古屋大賞典(Jpn3) 2023年 |
前走 | シリウスS(G3) 1着 |
単穴はハギノアレグリアスにしました。
前走のシリウスステークスが力強い競馬で、先に抜け出したアイコンテーラーを上がり最速36秒9の末脚で捕えて勝利しています。
このときアイコンテーラーは2着に入線しましたが、1と1/4馬身差の圧勝でした。
中京適性も【2-1-0-0】と高いですし、今回と全く同じ舞台で開催された今年の東海ステークスでもプロミストウォリアの2着に入線していて実力の高さは健在です。
コース適性もありますし、かみ合えば上位争いも可能でしょう。
△連下 4 テーオーケインズ
父 | シニスターミニスター |
母 | マキシムカフェ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | JBCクラシック(Jpn1) 2022年 |
前走 | JBCクラシック(Jpn1) 3着 |
1頭目の相手候補はテーオーケインズです。
2年前のチャンピオンズカップが非常に強い競馬でしたがさすがに2年経って衰えも目立っています。
特に、昨年のチャンピオンズカップは1番人気に支持されながらも4着でした。
テーオーケインズは鉄砲が利くタイプなので今年、JBCクラシックから臨戦するのは少しマイナス評価です。
しかしながら、敗れた年も上位争いに加わっているので、たとえ本調子でなくても馬券に絡む可能性は十分見込めるでしょう。
△連下 3 ジオグリフ
父 | ドレフォン |
母 | アロマティコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 皐月賞(G1) 2022年 |
前走 | マイルCS南部杯(Jpn1) 9着 |
2頭目の連下はジオグリフにしました。
昨年の皐月賞は時計のかかる馬場で行われ、イクイノックスを真っ向からねじ伏せました。
血統的にパワー型の馬なのでダートへ転向していますがいまのところダートで馬券に絡んでいません。
しかしながら、今年サウジアラビアロイヤルカップで行われたサウジカップでは4着入線し、クラウンプライドやジュンライトボルトといった相手に先着しました。
中京ダート1,800mはスタミナとパワーが問われやすいのでもしかしたらかみ合うかもしれません。
追い切りもよかったですし、皐月賞馬の下剋上に期待したいです。
△連下 10 ノットゥルノ
父 | ハーツクライ |
母 | シェイクズセレナーデ |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 2022年 |
前走 | JBCクラシック(Jpn1) 2着 |
3頭目の連下はノットゥルノです。
近走は専ら大井専用機となっています。
そして、年末に行われる東京大賞典が大井で行われるので、ノットゥルノにとってこのチャンピオンカップは叩き台だと思い、当初は消す予定でした。
ところが、追い切りが非常によかったので急遽馬券に絡めることにしました。
ノットゥルノに関しては追い切りだけを評価して抑えています。
△連下 2 メイショウハリオ
父 | パイロ |
母 | メイショウオウヒ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | 帝王賞(Jpn1) 2023年 |
前走 | JBCクラシック(Jpn1) 4着 |
4頭目の連下はメイショウハリオです。
今年の帝王賞をはじめ、決して適性距離とは言い難いマイルの川崎記念やフェブラリーステークスでも馬券に絡み、ポテンシャルの高さを発揮しました。
前走のJBCクラシックは4着に敗れてしまいましたが、メイショウハリオは叩き良化型なので今回のほうがチャンスはありそうです。
ただし、追い切りが思ったよりも見栄えしませんでした。
メイショウハリオは追い切りに目をつぶればもう少し評価を上げる予定でしたが、追い切りがいまいちだったため相手にしました。
おまけ そのほかの馬
・セラフィックコール
前走のみやこステークスは強いパフォーマンスでしたが直線の平らな京都で出し切れました。
それに対して、今回の舞台となる中京ダート1,800mは直線上の上り坂を2度駆け上がるコースでスタミナとパワーが求められます。
パワー適性が求められる阪神ダートで2勝しているので出し切れる可能性は高いですが、阪神以上にタイトな中京で前走以上に強いメンバー相手にどこまでやれるか分からなかったので消しました。
追い切りも前走のほうが見栄えしたことも消した要因です。
・レモンポップ
レモンポップが好走したレースはすべてワンターンコースでした。
今回は初の1,800m戦となります。
距離不安はもちろんのこと、はじめてのツーターンの中京でどこまでやれるか疑問に思いました。
また、データと相性の悪い8枠を引いたこともマイナスで、不安要素の多い馬だと思います。
・アイコンテーラー
コース適性は高いと思いますが、好走事例のない8枠を引いたことで消しています。
枠次第で馬券に絡める予定でした。
単勝
9 クラウンプライド
馬連流し
軸馬:9
相手:2、3、4、6、10、11
三連複フォーメーション
1頭目:9
2頭目:2、3、4、6、10、11
3頭目:2、3、4、6、10、11
チャンピオンズカップ2023の有力馬3頭
今年のチャンピオンズカップはG1らしく好メンバーが揃いました。
今年の出走馬の中から上位人気に支持されそうな本命馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
レモンポップ
- フェブラリーS (G1) 2023年
- マイルCS南部杯 (Jpn1) 2023年
- 根岸ステークス (G3) 2023年
今年のフェブラリーステークスを制し、前走のマイルチャンピオンシップ南部杯も逃げの競馬で大差勝ちしたレモンポップがチャンピオンズカップに参戦します。
昨年の今頃は東京ダート1,400m巧者のイメージが強く、例えば、阪神で行われた夙川特別や中京の2勝クラス戦、1,600mで行われた武蔵野ステークスでは2着に健闘するも勝ち切れていません。
ところが、今年のフェブラリーステークスを勝利すると盛岡で行われたマイルチャンピオンシップ南部杯も強い競馬で楽勝してしまいました。
昨年と比較すると明らかに力をつけています。
有力候補の一角ですが、課題はやはりキャリア初のダート1,800mでスタミナが持つかどうかでしょう。
特に、レモンポップはこれまでワンターンコースしか走ったことがないためツーターンコース、しかもタイトな中京のコースでどれだけ出し切れるかは分かりません。
前走から延長する距離は1ハロンですが、ハロン以上に過酷なレースとなるでしょう。
これまで消耗戦で好走した実績がないため強くは狙いづらいですが、ここを勝ち切るようでしたら世代最強ダート馬に大きく近づくのは間違いありません。
セラフィックコール
- みやこS (G3) 2023年
3歳馬のセラフィックコールはこれまで5戦5勝の無敗馬です。
キャリア初の重賞競走となった前走のみやこステークスでは後方からの競馬となりましたが、いつものように無理せずに末脚を溜めます。
そして、最後の直線に入ってからは上がり最速36秒1の末脚で瞬く間に先頭集団を捕え、結果的には2着のメイクアリープに3馬身差の圧勝でした。
このとき、2番目に速い上りが36秒8なので1頭だけ別次元の末脚で勝ち切れたのは高く評価できます。
末脚勝負が得意でジッと我慢できるデムーロ騎手とのコンビも合っています。
出し切れたら非常に強い馬ですが、それだけにツーターンで終始坂道の中京でどれだけやれるかがポイントになるでしょう。
特に最後の直線で出し切れるかどうかが勝ち負けにつながると思います。
無敗で6連勝&G1タイトルを手にすることができるか注目ですね。
アイコンテーラー
- JBCレディスクラシック (Jpn1) 2023年
牝馬のアイコンテーラーは今年の春の段階では芝をメインに走っていました。
愛知杯や中日新聞杯といった芝の重賞でも馬券に絡んでいたので名前を聞いたことがある人もいるでしょう。
今年の夏に新潟で行われたBSN賞で初めてダート戦を使いましたが、このときが好位からあっという間に先頭に立って力のある競馬を見せています。
続くシリウスステークスは牡馬混合のダート重賞でしたがハギノアレグリアスの2着。
そして、キャリア初のG1競走となった前走のJBCレディスクラシックではグランブリッジやヴァレーデラルナ、スピーディキックらを抑えて1番人気に支持され見事勝利をつかんだのでした。
たった半年でダート馬としての素質を開花させてしまったのです。
2走前のシリウスステークスはG3ながらもそこそこメンバーが揃った中で2着入りしており、3着のヴァンヤールには3馬身半差の完勝なので非凡なポテンシャルを身に付けています。
さすがに今回はG1ということでさらにメンバーレベルは強化されていますが、シリウスステークスでタフな競馬をクリアしているので意外と中京ダートとかみ合いそうです。
枠順にもよりますが、枠の並びや追い切り次第では評価を浮上させたいです。
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チャンピオンズカップ2023の穴馬2頭
今年のチャンピオンズカップは上位人気の馬以外にも馬券に絡みそうな馬が多数います。
今年の出走馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
グロリアムンディ
- ダイオライト記念 (Jpn2) 2023年
- 平安ステークス (G3) 2023年
グロリアムンディは条件戦の上がり馬で、今年のダイオライト記念で念願の初重賞制覇を成し遂げました。
また、続く平安ステークスでもハギノアレグリアス相手に勝利を収めています。
脚質的には先行も差しもできる馬で、特にダイオライト記念ではまくりの競馬で2着のテリオスベルに9馬身差の圧勝しているように、長く脚を使うことができます。
中京は直線入りの時点における位置取りが非常に重要視されるので、まくりができるのは大きな強みです。
また、今回はテン乗りとはいえ絶好調のルメール騎手が騎乗するのもプラス評価したいです。
相手関係は強化されますが、ルメール騎手の手綱さばきであればもしかしたらG1タイトルを手にできるかもしれません。
クラウンプライド
- UAEダービー (G2) 2022年
- コリアカップ (G3) 2023年
前走のコリアカップを制したクラウンプライドも面白い存在です。
クラウンプライドは3歳のころはUAEダービーやケンタッキーダービーに出走しました。
日本で本格的に始動したのは昨年の秋からですが、JBCクラシックやチャンピオンズカップで2着入りしています。
また、今年行われた帝王賞でも2着入りしているように大舞台で何度も馬券に絡んでいる実力馬です。
昨年のチャンピオンズカップで2着入りしているように、タフなコースでも実力を発揮できます。
当然のことながら、コース適性は全く問題ありません。
先行馬なので、極端な大外を引かない限りは昨年同様力を発揮できるでしょう。
相性のいい川田騎手が引き続き手綱を握りますし、かみ合えばG1制覇も成し遂げられるかもしれません。
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ここからはチャンピオンズカップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
チャンピオンズカップ2023の概要
チャンピオンズカップは中京競馬で開催されるダートのG1競走です。
近年は多くのダートレースが地方競馬で開催されており、長らく中央競馬で行われるダートG1は、2月に行われるフェブラリーステークスとこのチャンピオンズカップしか存在しませんでした。
フェブラリーステークスは中央競馬における春季最強ダート王を決める戦いという位置づけがされていますが、芝スタートのマイルコースということもあり、中距離ダート馬は意外と参戦しづらいです。
それに対して、チャンピオンズカップはダートスタートの1,800m戦ということで中距離馬が力を発揮しやすいコースとなっています。
なお、この時期は地方競馬で行われるJBCクラシックや東京大賞典とも開催日時が近いため、有力馬が分散する年も少なくありませんでした。
しかしながら、今年のチャンピオンズカップは地方所属のミックファイアこそ回避しましたが、それ以外のダート馬は一斉に参戦しておりG1にふさわしいメンバーが集まっています。
秋季ダートのチャンピオンを決める一戦。
砂の王者の座を手に入れるのはどの馬でしょうか?!
うましるでは「ジャパンカップダート」の名称で開催されていた2013年度も含めた過去10年からデータをまとめました。
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チャンピオンズカップ2023の開催内容
開催日 | 12月3日(日曜) 15:30発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 中京競馬場 11R |
コース | ダート1,800m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億2000万円 |
チャンピオンズカップ2023が開催される中京のダート1,800mの特徴
スタート地点 | スタンド前真ん中の上り坂途中 |
コース | 左回り |
1周の距離 | 1,530m |
直線距離 | 410.7m |
高低差 | 3.4m |
フルゲート | 16頭 |
スタート地点はスタンド前の坂の手前で、スタート直後にいきなり上り傾斜を駆け上がります。
スタートから最初の1コーナーまでの距離も長いうえ、最初の1,000mは終始上り坂を駆け上がる構造上ペースは落ち着きやすいです。
1,000mを過ぎると今度は長く下り傾斜を駆け降ります。
3~4コーナーも収支下り傾斜となっています。
また、3~4コーナーのちょうど中間地点がラスト3ハロンの標識となっているためこのあたりから各馬はペースを引き上げます。
最後の直線は約410mです。
直線に入っていきなりスタート直後に駆け上がった上り坂があります。
この急坂を乗り越えた後も長々と上りは続き、坂の途中にゴールはあります。
中京のダート1,800mは突き止めると上り坂と下り坂しかありません。
しかも、スタンド前にある急坂を2回も駆け上がるコースとなっているのでとにかくタフです。
スピード能力よりもスタミナやパワーが問われやすく、距離以上に中距離実績が問われやすい舞台となっているのです。
中京のダート1,800mはここをチェック!
- 上り坂スタート
- 長い上り坂を超え、長い下り坂を駆け下りるコース
- 最後の急坂が険しい
- スピードよりもスタミナとパワーが欲しい
- 逃げや先行馬が好走している
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チャンピオンズカップ2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | メイクアリープ | 牡4 | 58.0 | 幸英明 |
2 | メイショウハリオ | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 |
3 | ジオグリフ | 牡4 | 58.0 | W.ビュイック |
4 | テーオーケインズ | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 |
5 | ドゥラエレーデ | 牡3 | 57.0 | B.ムルザバエフ |
6 | グロリアムンディ | 牡5 | 58.0 | C.ルメール |
7 | ウィルソンテソーロ | 牡4 | 58.0 | 原優介 |
8 | アーテルアストレア | 牝4 | 56.0 | 横山武史 |
9 | クラウンプライド | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 |
10 | ノットゥルノ | 牡4 | 58.0 | 松若風馬 |
11 | ハギノアレグリアス | 牡6 | 58.0 | 岩田望来 |
12 | セラフィックコール | 牡3 | 57.0 | M.デムーロ |
13 | ケイアイシェルビー | 牡5 | 58.0 | 藤懸貴志 |
14 | アイコンテーラー | 牝5 | 56.0 | J.モレイラ |
15 | レモンポップ | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 |
チャンピオンズカップの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 5 | ジュンライトボルト | 3 | シリウスステークス(G3) | 1 |
2 | 10 | クラウンプライド | 4 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 | |
3 | 3 | ハピ | 6 | みやこステークス(G3) | 4 | |
2021 良 | 1 | 6 | テーオーケインズ | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 4 |
2 | 13 | チュウワウィザード | 3 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 | |
3 | 11 | アナザートゥルース | 14 | みやこステークス(G3) | 3 | |
2020 良 | 1 | 11 | チュウワウィザード | 4 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 |
2 | 2 | ゴールドドリーム | 3 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 6 | |
3 | 13 | インティ | 10 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 9 | |
2019 良 | 1 | 5 | クリソベリル | 2 | 日本テレビ盃(Jpn2) | 1 |
2 | 11 | ゴールドドリーム | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 3 | |
3 | 4 | インティ | 3 | みやこステークス(G3) | 15 | |
2018 良 | 1 | 2 | ルヴァンスレーヴ | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 1 |
2 | 12 | ウェスタールンド | 8 | 武蔵野ステークス(G3) | 7 | |
3 | 9 | サンライズソア | 3 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 | |
2017 良 | 1 | 9 | ゴールドドリーム | 8 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 5 |
2 | 13 | テイエムジンソク | 1 | みやこステークス(G3) | 1 | |
3 | 1 | コパノリッキー | 9 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 | |
2016 良 | 1 | 8 | サウンドトゥルー | 6 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 |
2 | 2 | アウォーディー | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 1 | |
3 | 4 | アスカノロマン | 10 | みやこステークス(G3) | 14 | |
2015 良 | 1 | 4 | サンビスタ | 12 | JBCレディスクラシック(Jpn1) | 2 |
2 | 1 | ノンコノユメ | 3 | 武蔵野ステークス(G3) | 1 | |
3 | 2 | サウンドトゥルー | 5 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 | |
2014 良 | 1 | 8 | ホッコータルマエ | 2 | JBCクラシック(Jpn1) | 4 |
2 | 4 | ナムラビクター | 8 | みやこステークス(G3) | 3 | |
3 | 12 | ロマンレジェンド | 3 | エルムステークス(G3) | 1 | |
2013 良 | 1 | 12 | ベルシャザール | 3 | 武蔵野ステークス(G3) | 1 |
2 | 8 | ワンダーアキュート | 6 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 | |
3 | 6 | ホッコータルマエ | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 1 |
【G1実績】過去10年の勝ち馬8頭がG1馬
年度 | 馬名 | G1成績 |
2022 | ジュンライトボルト | 【0-0-0-1】 |
2021 | テーオーケインズ | 【1-0-0-2】 |
2020 | チュウワウィザード | 【2-1-2-1】 |
2019 | クリソベリル | 【1-0-0-0】 |
2018 | ルヴァンスレーヴ | 【3-0-0-0】 |
2017 | ゴールドドリーム | 【1-0-1-4】 |
2016 | サウンドトゥルー | 【1-2-2-1】 |
2015 | サンビスタ | 【1-1-0-3】 |
2014 | ホッコータルマエ | 【5-2-2-3】 |
2013 | ペルシャザール | 【0-0-1-2】 |
過去10年のチャンピオンズカップの勝ち馬8頭がダートG1を制した馬でした。
また、2.3着に入線した11頭もG1馬で、合計19頭が入線していました。
チャンピオンズカップはダートの頂上決戦という位置づけがされているように、各路線から有力馬が参戦します。
中京ダート1,800mの舞台も底力が試されやすく、ダート色の強い舞台となっているため過去に大舞台で結果を残している馬が活躍傾向にありますよ。
今年の出走馬でダートのG1馬(Jpn1競走も含む)は5頭いました。(かっこ内は主な勝ち鞍)
【所属】西高東低の傾向が強い
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東(美浦) | 【2-1-2-20】 | 8.0% | 12.0% | 20.0% |
関西(栗東) | 【8-9-8-102】 | 6.3% | 13.4% | 19.7% |
過去10年のチャンピオンズカップの好走馬を所属別にまとめました。
好走率だけ見たら関東馬も関西馬も差はありません。
ところが、3着内に好走した馬を見てみると、関西馬は25頭いるのに対して関東馬はわずか5頭でした。
また、馬券に絡んだ5頭のうちの3頭は高木登厩舎の馬です。
今年の出走登録馬に高木厩舎の馬はいません。
このことから、チャンピオンズカップは西高東低の傾向が強いです。
今年の出走馬で関東馬は3頭いました。
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チャンピオンズカップの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
3番人気 | 【2-3-3-2】 | 20.0% | 50.0% | 80.0% |
4~6番人気 | 【2-2-2-24】 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
7~9番人気 | 【1-2-1-26】 | 3.3% | 10.0% | 13.3% |
10番人気以下 | 【1-0-3-63】 | 1.5% | 1.5% | 6.0% |
上位人気馬で最も信頼できるのは3番人気
過去10年のチャンピオンズカップで1番人気は【2-3-1-4】とまずまずの成績を残していました。
対して、2番人気は【2-0-0-8】で単勝率も複勝率もたったの20%しかありません。
対して、3番人気馬は【2-3-3-2】で、勝率こそ20%ですが3着内には8頭絡んでおり、1番人気馬よりも好走率は高いです。
3番人気馬は直近5開催連続で馬券に絡んでいることからも、3番人気馬は信頼しやすいですよ。
人気落ちの馬は同年内の重賞で1回以上馬券に絡んでいる
過去10年のチャンピオンズカップで7番人気以下の馬は8頭馬券に絡んでいます。
この8頭はいずれも同年内にて行われた重賞競走で1回以上馬券に絡んでいました。
人気落ちの馬でも同年の重賞で好走していた場合は激走する可能性を秘めていたのです。
逆に、これに該当しなかった下位人気の馬はすべて馬券外に敗れていました。
今年の出走馬の中で同年内の重賞で馬券に絡んでいなかった馬は2頭います。
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チャンピオンズカップの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-2-2-14】 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
2枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
3枠 | 【3-0-2-15】 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
4枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
5枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
6枠 | 【2-1-2-15】 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 【0-3-1-16】 | 0.0% | 15.0% | 20.0% |
8枠 | 【0-0-0-19】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝ち馬は2~6枠から
過去10年のチャンピオンズカップの勝ち馬はいずれも2~6枠の馬でした。
舞台となる中京ダート1,800mはタイトなコーナーなので外の馬は余計に走らなければなりません。
その分ロスにつながることから極端な外枠は不利でした。
また、1枠も包まれるリスクがあることからか、勝ち馬はいません。
勝ち馬を探す際は極端な内と外枠以外から選択するのがよさそうです。
8枠は死に枠
過去10年のチャンピオンズカップで最悪の枠は8枠です。
これまで19頭が出走しましたが勝ち馬どころか3着内に入線した馬すらいませんでした。
また、2021年のカフェファラオ(4番人気)や2020年のクリソベリル(1番人気)のように有力馬でも8枠発走で着外に敗れています。
このことから、8枠は死に枠ともいえるでしょう。
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チャンピオンズカップの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
JBCクラシック(Jpn1) | 【4-4-3-31】 | 9.5% | 19.0% | 26.2% |
マイルCS南部杯(Jpn1) | 【2-2-1-6】 | 18.2% | 36.4% | 45.5% |
武蔵野ステークス(G3) | 【1-2-0-24】 | 3.7% | 11.1% | 11.1% |
シリウスステークス(G3) | 【1-0-0-6】 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
JBCレディスクラシック(Jpn1) | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
みやこステークス(G3) | 【0-2-4-33】 | 0.0% | 5.1% | 15.4% |
前走Jpn1が強い
過去10年のチャンピオンズカップの好走馬を前走別にまとめました。
もっとも勝ち馬が多く出ていたのは前走がJBCクラシックだった馬です。
勝ち馬4頭+2,3着馬7頭で11頭が馬券に絡んでいました。
ただ、複勝率でみたら前走マイルチャンピオンシップ南部杯だった馬が優勢で【2-2-1-6】、複勝率は45.5%もあります。
そのほか、前走がJBCレディスクラシックだった馬も3頭しか出走はありませんでしたが【1-0-0-2】で複勝率33%です。
対して、中央競馬におけるチャンピオンズカップの前哨戦は武蔵野ステークスとみやこステークスがありますが、勝ち馬は合わせて1頭しか出ておらず、複勝率も10%~15%程度でした。
このことから、チャンピオンズカップは前走がJpn1だった馬の活躍傾向が見られました。
今年の出走馬の中で前走がJpn1競走だった馬は8頭いました。
チャンピオンズカップの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【5-3-3-35】 | 10.9% | 17.4% | 23.9% |
2着 | 【1-3-2-13】 | 5.3% | 21.1% | 31.6% |
3着 | 【2-3-2-17】 | 8.3% | 20.8% | 29.2% |
4着 | 【2-0-1-14】 | 11.8% | 11.8% | 17.6% |
5着 | 【1-0-0-18】 | 5.3% | 5.3% | 5.3% |
6~9着 | 【0-2-1-24】 | 0.0% | 7.4% | 11.1% |
10着以下 | 【0-0-2-19】 | 0.0% | 0.0% | 9.5% |
前好走馬が強い
過去10年のチャンピオンズカップの勝ち馬5頭が前走レースを勝利していました。
また、残り5頭の勝ち馬も前走レースで5着以内に入線しています。
複勝率でみると、前走1着馬は24%で2着馬は32%、3着馬は29%でした。
4着以下になると複勝率がガクンと下がっています。
このことから、チャンピオンズカップは前走レースで好走している馬が結果を残しやすい舞台といえるでしょう。
今年の出走馬の中で前走を勝利している馬は5頭、2着の馬は3頭、3着馬は2頭いました。
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チャンピオンズカップ2023全頭考察
今年のチャンピオンズカップはG1レースにふさわしく、有力馬が多数参戦しました。
今年の出走登録馬の中で本命&穴馬の項で取り上げられなかった残りの全頭を解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アーテルアストレア
- レディスプレリュード (Jpn2) 2023年
アーテルアストレアは牝馬でもともと11月下旬に地方船橋で開催されるクイーン賞に登録されていました。
ところが、クイーン賞を蹴って格上のチャンピオンズカップを選択しています。
相手関係は強力ですが、2走前のレディスプレリュードを勝利しています。
このレディスプレリュードはJBCレディスクラシックの前哨戦ながらもグランブリッジやヴァレーデラルナ、ライオットガールにスピーディキックといった牝馬の第一線を走る馬が参戦しました。
しかしながら、不良馬場をものともしない差し切りの競馬で見事勝利し、金星をつかんだのです。
レディスプレリュードの走りを見た限りはスタミナとパワーが豊富なので中京とかみ合いそうです。
相手関係はかなり強力で格上挑戦になりますが、ポテンシャルをフルに活かして激走してほしいです。
ウィルソンテソーロ
- 白山大賞典 (Jpn3) 2023年
- マーキュリーカップ (Jpn3) 2023年
- かきつばた記念 (Jpn3) 2023年
今年に入ってダートの裏街道ともいえる地方ローカル重賞を3連勝したウィルソンテソーロは先行競馬が得意な馬です。
名古屋、盛岡、金沢といった全く異なるコースで出し切れているように、立ち回りの器用さに定評があります。
確かな実績はありますが、前走のJBCクラシックは勝ち馬キングズソードから1.9秒突き放されての5着で一流ホースとの差を突き付けられました。
また、本格化する前に挑んだ今年の名古屋城ステークスが今回と全く同じ中京ダート1,800mで1番人気に支持されながらも5着に敗れています。
スタート直後に他馬の接触があったにしても、この敗退は気になりました。
もしも中京ダートを苦手としているのであれば、今回の好走も容易ではないでしょう。
クリノドラゴン ※取消
- 浦和記念 (Jpn2) 2022年
昨年の浦和記念は後方から早めにまくって勝利し、見事キャリア初の重賞タイトルを手にしました。
今年も好走に期待したいところでしたが、なんと勝利どころか1度も馬券に絡めていません。
特に、昨年4着に入線したシリウスステークスとJBCクラシックではどちらもそれ以上に敗れてしまいました。
脚質を見ても昨年は上がり36~37秒台の脚を使えていたのですが今年は速くても38秒台と、一1年前とは別馬といいたくなるほど出し切れていません。
復活の気配は感じられませんし、ここでも馬券内入線は厳しそうです。
ケイアイシェルビー
- 夏至ステークス (3勝クラス) 2023年
ケイアイシェルビーはダートで活躍しているディープインパクト産駒で、今年の夏至ステークスを制したことでオープン入りを果たしました。
オープン入りしてからは3戦使いましたが、いまのところは馬券に絡めていません。
前走の武蔵野ステークスは12番人気の低評価ながらも4着に詰め寄り、波乱の立会人になりかけました。
このときは藤懸騎手が因縁ともいえる岩田康誠騎手の番手でマークしながらの競馬で、騎手の力量あっての4着です。
もっとも、近年のケイアイシェルビーの脚質的には直線の長い舞台のほうが出し切れている感じはします。
中京ダートにおける勝利実績があるのはいいことですが、相手関係は相当強くなるので力負けの可能性もあるでしょう。
ジオグリフ
- 皐月賞 (G1) 2022年
- 札幌2歳S (G3) 2021年
ジオグリフは昨年の皐月賞を制した馬です。
皐月賞では中団から早めに直線に入って、のちの世界最強馬であるイクイノックスをねじ伏せて見事最初のクラシックタイトルをつかみました。
その後の活躍にも期待されましたが、血統的な影響もあってか高速馬場でなかなか出し切ることができず、敗退を繰り返しました。
その後は皐月賞の走りが見込まれてダートに転向しましたが、いまのところ馬券に絡めていません。
今回も引き続きダートを使いますが、中京のダートコースはスタミナやパワーが求められるため、もしかしたら相性はいいかもしれません。
さすがに本命までは言いませんが、人気を落とすようでしたら抑えるかもしれないです。
ゼットリアン ※取消
- 観月橋ステークス (3勝クラス) 2023年
今年の観月橋ステークスを制してオープン入りを果たしたゼットリアンはいきなりG1のチャンピオンズカップに照準を定めました。
これまで重賞すら出走したことがないので超格上挑戦となります。
過去の戦績を見た限りは、前々走の大府特別で中京のダート1,800mを経験しています。
このときは単勝オッズ1.7倍の1番人気に支持され、2着のメイショウポペットに2馬身半差の圧勝でした。
前走の観月橋ステークスも差しの競馬で勝利しているように、確かなポテンシャルはありそうです。
3歳馬なので成長に期待できるのもよいでしょう。
ただ、相手関係が非常に手ごわいうえ同期のセラフィックコールも強敵です。
ここで勝ち切れたら大金星ですが、月曜日の時点で騎手も未確定なので記念出走感が強いです。
テーオーケインズ
- チャンピオンズC (G1) 2021年
- JBCクラシック (Jpn1) 2022年
- 帝王賞 (Jpn1) 2021年
- 平安ステークス (G3) 2022年
一昨年のチャンピオンズカップでは当時ダート最強馬だったチュウワウィザードに5馬身差の圧勝で世代交代のきっかけを作ったテーオーケインズが3年連続で出走します。
今年6歳ということもあり、さすがに年齢的な衰えは出てきた感じがしますが、それでも帝王賞やJBCクラシックで3着入りしているようにまだまだ侮れません。
ただ、テーオーケインズは叩き良化というよりは休み明け初戦の鉄砲が利くタイプなので前走JBCクラシックを使ってどれだけ力を発揮できるか気になるところです。
昨年のチャンピオンズカップも1番人気に支持されましたがJBCクラシックの反動があったのか、4着に敗れていました。
一昨年のパフォーマンスを発揮できるようでしたらここでも勝ち負けに期待できますが、近年のテーオーケインズのパフォーマンスを見る限りは相手までにしておこうと思っています。
ドゥラエレーデ
- ホープフルステークス (G1) 2023年
ドゥラエレーデは昨年のホープフルステークスを制し、芝レースへ出走するかと思ったら今年の初戦はまさかのUAEダービーで、しかも2着入りしました。
その後はケンタッキーダービーにも出走予定でしたが脚部不安のため予定をずらしてダービーに向かいます。
芝に帰ってきてからは3戦使いましたが、いまのところ馬券に絡めておらず、その影響もあってか再びダートに舞い戻ってきました。
脚質的には前の競馬が得意で、暮れで時計のかかるホープフルステークスを制しているようにスタミナとパワーはあるでしょう。
また、このホープフルステークスでコンビを組んだムルザバエフ騎手が今回短期免許で来日してくれたので再びコンビを組めるのもよいです。
ただ、これまで相当カオスなローテーションでレースを使っていてどこを目標にしているか分かりませんし、久々のダート戦が世代の頂上決戦でいきなりやれるかも不明です。
勝ったらホープフルステークス以来の大金星となりますが、おそらく馬券は買わないです。
ノットゥルノ
- ジャパンダートダービー (Jpn1) 2022年
ノットゥルノは昨年のジャパンダートダービーの勝ち馬です。
不良馬場で時計のかかる馬場で勝ち切っているように、底力の高い馬です。
ただ、その後はなかなか勝ち切れておらず、馬券に絡んだ2レースはいずれも大井のものでした。
近年は大井専用機というイメージがついています。
今回チャンピオンズカップに出走登録していますが、昨年は8着に敗れているように適性は高くありません。
主戦を務めている武豊騎手は怪我で離脱しているのもマイナス要素です。
暮れに昨年2着に好走した東京大賞典が控えていることからも、ここは叩きのような感じがします。
ハギノアレグリアス
- シリウスステークス (G3) 2023年
- 名古屋大賞典 (Jpn3) 2023年
今年の名古屋大賞典とシリウスステークスを制したハギノアレグリアスもチャンピオンズカップに参戦します。
G3馬ながらもシリウスステークスではのちのG1馬であるアイコンテーラーを真っ向からねじ伏せています。
また、名古屋大賞典でも早めの立ち回りでケイアイパープルに勝っているように、立ち回りも上手です。
ちなみに今年の東海ステークスはチャンピオンズカップと同じ中京ダート1,800mですが、ここでも2着入りを果たしているようにコース適性も高いです。
過去の戦績を見た限りは強い競馬を行っていましたし、シリウスステークスを勝利して早い段階からチャンピオンズカップに照準を定めているのも好感が持てます。
相手関係は強力ですが、かみ合えば意外といいところ行くかもしれません。
メイクアリープ
- 上賀茂S (3勝クラス) 2023年
メイクアリープは非重賞戦で安定した走りを見せています。
前走のみやこステークスは6番人気の低評価でしたが、先行しながら早めに前に押し上げて、直線で先頭に立って激走しました。
結果的には後ろで脚を溜めたセラフィックコールの差し切りに敗れましたが2着に入線して人気以上の活躍を見せています。
器用な立ち回りができるので出し切れるとは思いますが、さすがに相手関係が強力です。
幸騎手との相性は非常にいいのですが、ここは厳しいでしょう。
メイショウハリオ
- 帝王賞 (Jpn1) 2023年
- 帝王賞 (Jpn1) 2022年
- かしわ記念 (Jpn1) 2023年
- マーチステークス (G3) 2022年
- みやこステークス (G3) 2021年
今年の帝王賞を連覇したメイショウハリオが2年ぶりにチャンピオンズカップに出走します。
すでに6歳になりますが、かしわ記念と帝王賞を連勝しました。
また、慣れないマイルのフェブラリーステークスでも3着入りしているように地力の高さは健在です。
前走のJBCクラシックは4着に敗れましたが、メイショウハリオは叩き良化型なので休み明けの影響はあったかもしれません。
1戦使ったことで状態は取り戻している可能性が高いですし、ここは立て直している可能性も十分見込めます。
相手関係は非常に強力ですが、メイショウハリオも強豪の一角ですし、4つ目のG1タイトルを目指して健闘してほしいですね。
チャンピオンズカップ2023の騎手予想
チャンピオンズカップ2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。
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チャンピオンズカップ2023追い切り評価
チャンピオンズカップ2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
チャンピオンズカップの予想の参考にしてみてください!