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【ホープフルステークス2023予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!

ホープフルステークス2023予想記事のサムネイル画像

ホープフルステークス2023予想の最終買い目を更新しました!

ホープフルステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

ホープフルステークス2023の予想ポイント

  • 連対馬の多くが過去にオープン以上のレースを制している
  • 過去10年でノーザンファーム生産馬が7勝
  • 1番人気の信頼度は高め【5-2-0-3】
  • 4~6枠の中枠有利、7枠8枠からは勝ち馬ゼロ
  • 東スポ杯2歳S、京都2歳S、萩S組は評価を上げたい
目次(読みたい項目をタップ)

ホープフルステークス2023予想の最終買い目

ホープフルステークスの予想(晴れの良馬場想定)

ホープフルステークスが開催される中山競馬場は千葉県船橋市にあります。

レースが行われる木曜日の船橋界隈の天気は晴れのち曇りで最高気温は12度でした。

日中の降水確率は20~30%ですが、雨は降らないと思います。

馬場傾向に関しまして、前日27日の午前10時30分の時点で芝のクッション値は9.3%、芝コースの含水率は11.5%~13.1%でした。

クッション値は標準、含水率は稍重寄りの良馬場です。

これだけみたらそこそこ時計がかかってもおかしくないですが、27日の船橋は一日晴れなのである程度は乾くでしょう。

また、レース当日も晴れの可能性が高いので、数値は低くなると思います。

うましるでは晴れの良馬場、標準からやや時計の出る馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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取消  1 ゴンバデカーブース

ブリックスアンドモルタル
アッフィラート
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍サウジアラビアRC(G3) 2023年
前走サウジアラビアRC(G3) 1着

本命はゴンバデカーブースにしました。

前走のサウジアラビアロイヤルカップではシュトラウスやボンドガールといった強敵相手に真っ向から勝ち切り、能力の高さを証明しています。

今回は久々のレースですが追い切りでも意欲のある動きを見せていましたし、状態面は万全でしょう。

最内1番はこの馬にとって少し内すぎる感じもしますし、芝2,000mの距離が持つかも気になりますが、出し切れた時のパフォーマンスは今年のメンバーの中でも最上位だと思います。

陣営は早い段階からホープフルステークスに照準を定めていることからも、ここに対する勝ち負けに絶対の自信が感じられました。

前日の時点で2番人気ですが、今年最後の中央G1はこの馬から行こうと思います。

◎本命  6 シンエンペラー

Siyouni
Starlet’s Sister
母父Galileo
主な勝ち鞍京都2歳S(G3) 2023年
前走京都2歳S(G3) 1着

本命はシンエンペラーにしました。

新馬戦が時計の出る馬場で勝利し、前走の京都2歳ステークスでは力強い走りで勝利を掴んでいます。

血統背景や前走京都2歳ステークスの走りを見る限りはタフで力が求められる条件下で力を発揮できそうなので、暮れの中山との相性もよさそうです。

ただ、前週に行われた有馬記念を見た限りは、この時期らしからぬ高速馬場の可能性もあります。

しかしながら、その点に関しては新馬戦で高速馬場の中勝ち切っているので心配していません。

どんな馬場でもある程度対応していますし、ゴンバデカーブースと違って芝2,000mの実績もあるため2番手評価にしました。

〇対抗 13 レガレイラ

スワーヴリチャード
ロカ
母父ハービンジャー
主な勝ち鞍2歳新馬 2023年
前走アイビーS(L) 3着

対抗は牝馬のレガレイラにしました。

新馬戦は力が求められる函館芝1,800mで、このときは3コーナーで早めに動き、まくりの競馬で勝利しました。

このとき下した相手がのちに札幌2歳ステークスを完勝するセットアップ、また、ソダシの全妹であるカルパなど、未来の素質馬に完勝しています。

そして、前走のアイビーステークスは3着に敗れたとはいえ上がり最速32秒7の時計でゴールしました。

力のいる馬場や高速馬場で台頭していて馬場を問わないのはレガレイラの強みです。

陣営は阪神JFには一切登録せず、早い段階でホープフルステークスを選択していることから、ここに対する勝ち負けにも自信があると思います。

このレースと相性がいいルメール騎手が騎乗するのも心強いですし、舞台がかみ合えば紙負けも狙えるでしょう。

▲単穴 16 センチュリボンド

キズナ
マニクール
母父ヘニーヒューズ
主な勝ち鞍黄菊賞(1勝クラス) 2023年
前走黄菊賞(1勝クラス) 1着

センチュリボンドは単穴にしました。

今回はキャリア初の中山ですが、これまでの3戦はすべて芝2,000mの舞台でいずれも馬券に絡んでいることから距離適性は問題ありません。

また、ツーターンコースを経験していることからも、今回の舞台とは相性がよさそうです。

ここを制することができれば平場G1制覇となる武豊騎手が騎乗するのも競馬ファンとして注目したいです。

ただし、データと相性の悪い8枠を引いてしまったのは大きなマイナスです。

枠次第ではもう少し重い印を打つ予定でしたが、8枠を引いてしまったため抑えに下げました。

△連下 11 ショウナンラプンタ

キズナ
フリアアステカ
母父Zensational
主な勝ち鞍2歳新馬 2023年
前走東スポ杯2歳S(G2) 4着

ショウナンラプンタも抑えます。

長く脚を使うことができる馬で、道中で早めに動けは直線でも鋭い脚を活かせられるでしょう。

前走東スポ杯2歳ステークスも4着に敗れたとはいえ直線の追い上げは目を張るものがありました。

ポテンシャルは今年のメンバーの中でも上位だと思いますが、騎乗する鮫島克駿騎手の位置取りがいまいち信頼しづらいです。

特に前走東スポ杯2歳ステークスは位置次第で馬券内もあり得たので、後ろに下げすぎたのは鮫島騎手のミスでした。

また、追い切りもあまり目立っていません。

ポテンシャルは高い馬ですが、騎手がいまいち信頼しきれないこと、そして追い切りの内容から相手までにしておきます。

△連下 10 シリウスコルト

マクフィ
オールドフレイム
母父ゼンノロブロイ
主な勝ち鞍芙蓉S(OP) 2023年
前走芙蓉S(OP) 1着

シリウスコルトも抑えます。

前走の芙蓉ステークスは今回と同じ中山芝2,000mでしたが出遅れから早めに動いてリカバーしつつ、そのまま押し切って勝利しています。

今回と同じコースで三浦騎手の好騎乗も相まって大きな勝利を掴みました。

追い切りでもこのレースに向けて前向きな動きを見せていましたし、三浦騎手とのコンビも問題ありません。

ただ、三浦騎手とホープフルステークスの相性は非常に悪いので相手までにしています。

もっとも、今年の三浦騎手は前年以前よりも競馬に対する意欲が沸いているのか、好騎乗が増えているので巻き返しもあるかもしれません。

単勝

6 シンエンペラー

馬連流し

軸馬:6
相手:10、11、13、16

三連複フォーメーション

1頭目:6
2頭目:10、11、13、16
3頭目:10、11、13、16

ホープフルステークス2023の有力馬3頭

中央競馬における最後のG1競走、ホープフルステークスは堅く収まる傾向が強いレースです。

今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ゴンバデカーブース

主な勝ち鞍
  • サウジアラビアRC (G3) 2023年

今年の注目馬はサウジアラビアロイヤルカップを解消したゴンバデカーブースでしょう。

新馬戦では逃げの競馬で勝利し、続くサウジアラビアロイヤルカップは最後方から上がり最速33秒5の末脚を使って勝利しています。

この2戦は相手がともに強かったです。

新馬戦で2~5着に敗れた馬はのちに未勝利戦を勝ちあがりました。

また、3着のオーキッドロマンスは京王杯2歳ステークスにおいて3着入りしています。

そして、前走のサウジアラビアロイヤルカップでは朝日杯FSで人気を集めたシュトラウス、そして阪神JFに出走していたら上位人気は確実視されていたボンドガール相手に2馬身差の圧勝でした。

逃げも追込でも力を出し切れる器用さも魅力的です。

近2戦はマイルレースでしたが朝日杯FSではなくホープフルステークスを選択していることから距離延長も問題なさそうに感じます。

近2戦と比較すると相手関係はもしかしたら楽かもしれませんし、枠の並び次第で強く推したい1頭です。

★評価点
・強い相手に圧勝している
・脚質を問わない
・データと相性のいい重賞勝ち馬
・前走マイル組はこのレースで好走している

▼課題
・これまでマイルしか経験していない

シンエンペラー

主な勝ち鞍
  • 京都2歳ステークス (G3) 2023年

シンエンペラーは母父ともに欧州馬で、全兄は凱旋門賞を制したソットサスです。

世界的な名馬でしたが日本の馬場の適性が未知数だったこともあり、新馬戦では2番人気の評価でした。

しかしながら、蓋を開けてみれば下馬評を覆す走りで3馬身差の圧勝です。

そして、前走の京都2歳ステークスでは短期免許で来日していたモレイラ騎手とのコンビで1番人気に支持されました。

ここでは新馬戦の時とは違って後方から脚を溜めつつ、直線が近づいてもじっと我慢。

最後の直線でスパートを仕掛け、残り200mの地点でたまたま空いた箇所からじりじりと脚を伸ばして重賞タイトルを手にしました。

京都2歳ステークスはかなり展開に恵まれていた一戦で、もしも前があかなければ蓋のまま終わっていたかもしれません。

かなりきわどい一戦でしたが、馬場のいい外目から仕掛けた馬に対して、それよりも内から脚を伸ばして勝ち切れているのでパワーのある馬です。

また、瞬発力はないもののタフな馬場でじりじりと脚が使えており、この時期の時計がかかりがちな中山の馬場はシンエンペラーに合いそうです。

前走はあまり高い評価はしづらいものの、先行競馬で好走した新馬戦を見る限りは自力の高さも感じられます。

今回は昨年ドゥラエレーデを勝利に導いたムルザバエフ騎手が騎乗しますし、好走にも期待したいです。

★評価点
・超良血馬
・昨年勝利したムルザバエフ騎手が騎乗する
・データと相性のいい重賞馬&京都2歳ステークス組
・時計のかかる馬場で出し切れそう

▼課題
・瞬発力勝負は分が悪い
・前走はそこまで高く評価しないほうがよさそう

ヴェロキラプトル

主な勝ち鞍
  • 野路菊賞 (OP) 2023年

2連勝でホープフルステークスに挑むのはヴェロキラプトルです。

新馬戦は1,000mが63秒4の超スローペースの逃げで楽々勝利しています。

そして、前走の野路菊賞では中団で身構えながら直線で長く脚を使って2連勝を飾りました。

野路菊ステークスは時計が出やすい時期のレースだったとはいえ勝ち時計1分46秒0でこの時期の2歳馬にしては優秀です。

直線に入ってからも最後までしぶとく脚を使えていますし、スタミナ量は豊富そうに思いました。

芝2,000mは今回初めてとなりますが、前走野路菊賞を見た限りは距離も持ちそうですし、ここでも上位人気に支持されるでしょう。

★評価点
・前走が好時計で勝利している
・粘りの競馬が得意
・データと相性がいいオープンレース勝ち馬

▼課題
・初の芝2,000m
・ツーターンコースも初めて

ホープフルステークス2023の穴馬2頭

ホープフルステークスは堅く決まる傾向が強いレースですが、昨年は14番人気のドゥラエレーデが勝利したことで単勝9,060円、馬連6万4,000円相当、三連単246万円相当の超高額配当が飛び出しました。

昨年はG1昇格後初のフルゲート開催となり、もしかしたらその影響もあったかもしれません。

今年もフルゲート18頭立ての開催が濃厚なのでもしかしたら波乱に期待できるかもしれないです。

今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

センチュリボンド

主な勝ち鞍
  • 黄菊賞 (1勝クラス) 2023年

キャリア3戦でホープフルステークスに挑むのはセンチュリボンドです。

これまで戦った3戦はすべて芝2,000mでした。

初勝利を掴んだ2走前の未勝利戦は札幌開催最終週でしたが、時計のかかる馬場でなんなく逃げ切って勝利を手にしています。

続く黄菊賞はこれまで手綱を握っていた武豊騎手が怪我のため、ルメール騎手が代打騎乗しました。

このときは逃げ馬の番手で構えつつ、直線でじりじり脚を伸ばして勝利しています。

無事に1勝クラスを突破しましたが、黄菊賞は逃げ馬をマークする形で競馬することができましたし、結果的には逃げたミラキュラスドラマも3着入りしているので前有利の展開でした。

しかしながら、デビューから一貫して芝2,000mを使っていて、しかもいずれもツーターンコースを経験しているのは強みです。

今回は再び武豊騎手が手綱を握ります。

武豊騎手にとってこのホープフルステークスを制することができれば平場G1完全制覇を成し遂げられるので、そういった面でも注目したいです。

★評価点
・芝2,000mの実績豊富
・ツーターンコースも慣れている
・タフな舞台でやれる

▼課題
・前走は特別強い競馬というわけではない

シリウスコルト

主な勝ち鞍
  • 芙蓉ステークス (OP) 2023年

シリウスコルトは前走芙蓉ステークスの勝ち馬です。

意外にもデビュー戦は芝1,200mでした。

そこをあっさり勝利し、次はマイルの新潟2歳ステークスで5着に敗れています。

この内容だけ見たら定石的には短距離路線に戻すはずですが、陣営はどういうわけかさらに距離の長い芙蓉ステークスに駒を進め、しかも勝ち切りました。

キャリア3戦で短距離、マイル、中距離を使った馬も珍しいでしょう。

その芙蓉ステークスは序盤こそ中団でしたが2コーナーあたりで少し上の隊列に運び、3コーナーでもおしあげているので道中でペースアップしながら最終的に勝利を掴んでいます。

時計自体は目立っていませんが、三浦騎手の勝ちに行く競馬が見られたのはよかったですし、それに応えたシリウスコルトも器用な馬だと感じました。

今回は芙蓉ステークスと同じ舞台で行われる中山が舞台なのでコース適性は問題ありません。

芙蓉ステークスを見た限りはスタミナ量も多そうですし、人気を落とすようでしたら面白い1頭になるかもしれません。

★評価点
・器用な立ち回りができる
・コース適性が高い
・データと相性のいいオープンレース勝ち馬

▼課題
・芙蓉ステークスの勝ち時計は目立たない

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ここからはホープフルステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

ホープフルステークス2023の概要

ホープフルステークスは12月の下旬に中山競馬場で開催される2歳の中距離G1です。

もともと中央競馬におけるラストG1はグランプリレースの有馬記念でした。

しかし、年によっては有馬記念と翌年最初に行われる金杯の間隔が開く年があります。

また、2歳馬の競馬番組拡大も込めて当時G2で行われていたホープフルステークスをG1に昇格しました。

このG1昇格に関しては賛否がありました。

なぜなら、一年の締めくくりは有馬がふさわしいという意見や、同年にG1に昇格した大阪杯と比べてホープフルステークスは明らかにレースレーティングが足りていなかったからです。

しかしながら、G1昇格後の勝ち馬サートゥルナーリアはのちに皐月賞を制し、コントレイルは無敗の三冠馬の座を手にしました。

それ以外にもニシノデイジーやヴェルトライゼンデ、ジャスティンパレスにドゥラエレーデなど、その後のG1舞台で活躍している馬も多数います。

今振り返ればここで結果を残した馬の多くがその後も活躍しており、現在では翌年以降の大舞台における重要なステップレースとして位置づけされるようになりました。

今年も22頭の若駒が出馬を表明しています。

ここから、翌年以降のG1レースで台頭する馬は現れるでしょうか?!

うましるではオープン時代やG2で行われていた時期も含めた2013~2022年のホープフルステークスのデータをまとめています。

【過去5年】ホープフルステークス 2018~2022|JRA公式

ホープフルステークス2023の開催内容

開催日12月28日(木曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場中山競馬場 11R
コース芝2,000m
性齢2歳
斤量馬齢
1着賞金7000万円

ホープフルステークス2023が開催される中山の芝2,000mの特徴

中山競馬場 芝2000mのコースで特徴を解説
スタート地点4コーナーの出口付近
コース内回りの右回りコース
Aコース使用
1周の距離1,667.1m
直線距離310m
高低差5,3m
フルゲート18頭

ホープフルステークスが開催される中山の芝2,000mはクラシック初戦に指定されている皐月賞と全く同じコースです。

スタート地点は4コーナー奥にあるポケットで、芝1,800mのスタート地点を200m後方に位置下げたところにあります。

スタートから最初の1コーナーまでの距離は約405mで、直線半ばから2コーナーにかけて長くて勾配のある上り傾斜を駆け上がります。

中山は小回りコースに区分されているため内を確保したほうが有利になりやすく、最初のコーナーにかけてポジション争いは起きやすいです。

ただし、1~2コーナーは小回りなのでコーナーに差し掛かるとペースは落ち着きます。

2コーナーに入ると長く続いた上り坂のてっぺんに入り、そこからはこれまで駆け上がった分の下り傾斜を駆け降ります。

この下り傾斜のため、早い段階からペースアップしやすいです。

また、この下り傾斜は向こう正面半ばまで続き、そこをすぎるとようやくフラットな道になります。

3~4コーナーにはスパイラルカーブが設けられておりカーブがきついです。

スパイラルカーブとは、コーナーの入り口から出口にかけて、コーナーの半径が小さくなるカーブのことです。

そして、3コーナーの終わり付近にラスト3ハロン標識が立っています。

最後の直線は約310mでスタート直後に駆け上がった急坂が再び立ちはだかります。

この坂を上り切った先に栄光のゴールが立っています。

中山芝2,000mは序盤のコーナーや全競馬場でもトップクラスといえる起伏の激しさのため、消耗しやすいです。

そのため、ほかの競馬場における芝2,000mのコースよりもスタミナが求められます。

また、冬時期の中山は時計がかかりやすいです。

上り傾斜が多いことから、パワーのある馬も台頭しやすくなっています。

中山の芝2,000mはここをチェック!

  • 皐月賞やホープフルステークスが開催される舞台
  • 向こう正面は内回りコースを使用
  • タフなコースでスタミナが求められる
  • コーナーがタイトで器用さも求められる
  • まくりも決まりやすい

ホープフルステークス2023の出走馬

【参考レース】2023年 ホープフルステークス|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ゴンバデカーブース牡256.0松山弘平
2ヴェロキラプトル牡256.0戸崎圭太
3アンモシエラ牝255.0藤田菜七子
4アドミラルシップ牡256.0H.ドイル
5サンライズジパング牡256.0菅原明良
6シンエンペラー牡256.0B.ムルザバエフ
7テンエースワン牡256.0横山和生
8インザモーメント牡256.0佐々木大輔
9タリフライン牡256.0T.マーカンド
10シリウスコルト牡256.0三浦皇成
11ショウナンラプンタ牡256.0鮫島克駿
12ディスペランツァ牡256.0L.モリス
13レガレイラ牝255.0C.ルメール
14ホルトバージ牡256.0今村聖奈
15ウインマクシマム牡256.0松岡正海
16センチュリボンド牡256.0武豊
取消サンライズアース牡256.0M.デムーロ
18ミスタージーティー牡256.0坂井瑠星

ホープフルステークスの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
111ドゥラエレーデ14東スポ杯2歳S(G2)4
28トップナイフ7京都2歳S(G3)2
315キングズレイン6百日草特別(1勝)1
2021
15キラーアビリティ2萩ステークス(L)2
28ジャスティンパレス4黄菊賞(1勝)1
33ラーグルフ8芙蓉ステークス(OP)1
2020
110ダノンザキッド1東スポ杯2歳S(G3)1
21オーソクレース3アイビーステークス(L)1
32ヨーホーレイク4紫菊賞(1勝)1
2019
12コントレイル1東スポ杯2歳S(G3)1
25ヴェルトライゼンデ3萩ステークス(L)1
37ワーケア2アイビーステークス(L)1
2018
15サートゥルナーリア1萩ステークス(OP)1
28アドマイヤジャスタ2紫菊賞(500万)1
31ニシノデイジー3東スポ杯2歳S(G3)1
2017
17タイムフライヤー1京都2歳S(G3)2
215ジャンダルム4デイリー杯2歳S(G2)1
313ステイフーリッシュ8新馬1
2016
12レイデオロ1葉牡丹賞(500万)1
211マイネルスフェーン8未勝利1
36グローブシアター2新馬1
2015
16ハートレー3新馬1
29ロードクエスト1新潟2歳S(G3)1
38バティスティーニ2黄菊賞(500万)1
2014
110シャイニングレイ2新馬1
26コメート8きんもくせい特別(500万)1
37ブラックバゴ9未勝利1
2013
12エアアンセム8新馬1
27ベルキャニオン1未勝利1
317クラリティシチー2東スポ杯2歳S(G3)1

【実績】G1昇格後の連対馬8頭がオープン以上のレースを制している

年度着順勝ち馬主な勝ち鞍
20221ドゥラエレーデ         未勝利  
2トップナイフ萩ステークス(L)
20211キラーアビリティ未勝利
2ジャスティンパレス黄菊賞(1勝クラス)
20201ダノンザキッド東スポ杯2歳S(G3)
2オーソクレースアイビーS(L)
20191コントレイル東スポ杯2歳S(G3)
2ヴェルトライゼンデ萩ステークス(L)
20181サートゥルナーリア萩ステークス(OP)
2アドマイヤジャスタ紫菊賞(500万)
20171タイムフライヤー萩ステークス(OP)
2ジャンダルムデイリー杯2歳S(G2)

G1に昇格した2017年以降の6開催で連対した12頭のうちの8頭がこれまでにオープンもしくは重賞レースを制していました。

ホープフルステークスは実績の浅い2歳馬同士のレースですが、好走する馬の多くはこの時点でオープン以上のレースを制しています。

馬券予想の際は過去の実績にも注目したいですね!

今年の出走馬の中でオープンや重賞競走を制している馬は4頭いました。

ゴンバデカーブース
(サウジアラビアロイヤル【G3】)

シリウスコルト
(芙蓉ステークス【OP】)

シンエンペラー
(京都2歳ステークス【G3】)

ヴェロキラプトル
(野路菊ステークス【OP】)

【生産者】ノーザンファーム生産馬が7勝!

生産者成績単勝率連対率複勝率
ノーザンF【7-5-6-25】16.3%27.9%41.9%
社台ファーム【1-0-1-19】4.8%4.8%9.5%
白老ファーム【1-0-0-2】33.3%33.3%33.3%
ノースヒルズ【1-0-0-4】20.0%20.0%20.0%
ビッグレッドF【0-1-0-4】0.0%20.0%20.0%
過去10年で馬券に絡んだノーザンファーム生産馬
年度着順馬名人気
20221ドゥラエレーデ14
3キングズレイン6
20211キラーアビリティ2
2ジャスティンパレス4
20201ダノンザキッド1
2オーソクレース3
3ヨーホーレイク4
20192ヴェルトライゼンデ3
3ワーケア2
20181サートゥルナーリア1
2アドマイヤジャスタ2
20161レイデオロ1
3グローブシアター2
20151ハートレー3
3バティスティーニ2
20141シャイニングレイ2
3ブラックバゴ9
20132ベルキャニオン1

過去10年のホープフルステークスの勝ち馬7頭、そして2~3着に入線した11頭がノーザンファーム生産馬でした。

昨年14番人気ながらも勝利を掴んだドゥラエレーデもノーザンファームの馬だったのです。

過去10開催の内、2017年を除いた9開催で毎年1頭が絡んでいることからも、ノーザンファーム生産馬が活躍傾向にありました。

今年の出走馬の中でノーザンファーム生産馬は5頭います。

・サンライズアース
・タリフライン
・テンエースワン
・ミスタージーティー
・レガレイラ

ホープフルステークスの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-2-0-3】50.0%70.0%70.0%
2番人気【2-1-4-3】20.0%30.0%70.0%
3番人気【1-2-1-6】10.0%30.0%40.0%
4番人気【0-2-1-7】0.0%20.0%30.0%
5番人気【0-0-0-10】0.0%0.0%0.0%
6~9番人気【1-3-4-32】2.5%10.0%20.0%
10番人気以下【1-0-0-60】1.6%1.6%1.6%

1番人気の信頼度は高め

過去10年のホープフルステークスで1番人気は【5-2-0-3】です。

特に、G1に昇格した2017年度以降の6開催に絞れば【4-0-0-2】で単勝率は67%もありました。

ホープフルステークスは実績の少ない2歳馬同士がレースする舞台ですが上位人気に支持された馬の信頼度は高かったです。

2番人気はG1昇級後のほうがやや好走率が劣る

過去10年のホープフルステークスで2番人気は【2-1-4-3】です。

単勝率こそ20%でしたが複勝率は1番人気と同じく70%ありました。

しかしながら、G1昇格後の直近6開催に絞ってみれば【1-1-1-3】で勝率17%、複勝率は50%です。

若干ですが、2番人気に関してはG1に昇格した後のほうが好走率は下がっていました。

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ホープフルステークスの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-1-1-11】7.1%14.3%21.4%
2枠【2-0-2-12】12.5%12.5%25.0%
3枠【1-1-0-15】5.9%11.8%11.8%
4枠【2-3-2-13】10.0%25.0%35.0%
5枠【2-1-1-15】10.5%15.8%21.1%
6枠【2-2-1-15】10.0%20.0%25.0%
7枠【0-1-2-18】0.0%4.8%14.3%
8枠【0-1-1-22】0.0%4.2%8.3%

中枠有利

過去10年のホープフルステークスの勝ち馬6頭が4~6枠の中枠でした。

また、馬券に絡んだ16頭が4~6枠で半数以上を占めています。

過去10開催で毎年4~6枠の中枠の馬が1頭以上馬券内に入線していることからも、中枠に入った馬は評価を上げてよさそうです。

外枠からは勝ち馬が出ていない

過去10年のホープフルステークスで7~8枠に入った馬は1頭も勝利していません。

2~3着には数頭馬券に絡んでいましたが、ほかの枠と比較すると連対率も好走率も低めでした。

前週に開催された有馬記念にもいえたことですが、ホープフルステークスも外枠不利の傾向があったのです。

ホープフルステークスの過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
東スポ杯2歳S(G2)【3-0-2-13】16.7%16.7%27.8%
京都2歳S(G3)【1-1-0-11】7.7%15.4%15.4%
新馬【3-0-2-13】16.7%16.7%27.8%
萩ステークス(L)【2-1-0-4】28.6%42.9%42.9%
葉牡丹賞(1勝)【1-0-0-12】7.7%7.7%7.7%
未勝利【0-2-1-27】0.0%6.7%10.0%
G1昇格後の直近6開催の成績
前走レース成績単勝率連対率複勝率
東スポ杯2歳S(G2)【3-0-1-9】23.1%23.1%30.8%
京都2歳S(G3)【1-1-0-7】11.1%22.2%22.2%
萩ステークス(L)【2-1-0-2】40.0%60.0%60.0%
新馬【0-0-1-10】0.0%0.0%9.1%
葉牡丹賞(1勝)【0-0-0-6】0.0%0.0%0.0%
未勝利【0-0-0-14】0.0%0.0%0.0%

主なステップは東スポ杯2歳S、京都2歳S、萩ステークス組

G1昇格後の直近6開催における好走馬を前走別にまとめました。

勝ち馬の6頭は前走が東スポ杯2歳ステークスか京都2歳ステークス、萩ステークスのいずれかのレースを走っています。

それ以外のレースから勝ち馬はでていませんでした。

馬券予想の際は上記3つのレースから挑む馬を評価するのがよいでしょう。

今年の出走馬で該当する馬は4頭いました

ショウナンラプンタ
(前走東スポ杯2歳ステークス/4着)

シンエンペラー
(前走京都2歳ステークス/1着)

ディスペランツァ
(前走京都2歳ステークス/6着)

ホルトバージ
(前走萩ステークス/5着)

前走未勝利、新馬組の好走事例は大きく減った

過去10年のホープフルステークスで前走が新馬だった馬は3勝しています。

しかしながら、G1に昇格した直近6開催の新馬の成績は【0-0-1-10】でこれまでの活躍が嘘のように、凡走が続いていました。

同様に、前走が未勝利戦だった馬は過去10年では【0-2-1-27】ですがG1昇格後は【0-0-0-14】で全滅しています。

このことから、前走が未勝利もしくは新馬の馬は大きく評価を下げてよいでしょう。

今年の出走馬で前走が新馬もしくは未勝利だった馬は6頭いました。

前走新馬
・アドミラルシップ
・サンライズアース
・タリフライン
・ミスタージーティー

前走未勝利
・インザモーメント
・ウインマクシマム

ホープフルステークスの過去10年の前走距離別成績

前走距離成績単勝率連対率複勝率
芝2,000m【4-5-5-70】4.8%10.7%16.7%
芝1,800m【5-3-5-39】9.6%15.4%25.0%
芝1,600m【1-2-0-9】8.3%25.0%25.0%
ダート【0-0-0-11】0.0%0.0%0.0%

好走率が高かったのは前走芝1,600m組

過去10年のホープフルステークスの勝ち馬9頭が前走芝の1,800mもしくは芝2,000mを走っていました。

また、2~3着に絡んだ馬も含めると、実に27頭もの馬が該当しています。

このため、前走芝1,800m~2,000mを走っている馬が優勢に感じます。

ところが、好走率でみると、最も安定していたのは芝1,600mだった馬で、出走数こそ少ないものの、【1-2-0-9】でした。

勝率こそ前走芝1,800m組に若干見劣りしますが、連対率と複勝率は25%ありました。

馬券予想の際、前走芝1,600mを走っている馬がいれば評価を上げてもよいかもしれません。

今年の出走馬の中で前走芝1,600mを走っていた馬はゴンバデカーブース(前走サウジアラビアRC【G3】/1着)のみです。

ダートからの転向は実らない

過去10年のホープフルステークスで前走がダートだった馬は11頭出走していますが、1頭も馬券に絡めていません。

ダートで初勝利を飾った昨年のドゥラエレーデも前走は芝の東スポ杯2歳ステークスを走っていました。

前走ダート馬は評価を下げてよいでしょう。

今年の出走馬の中で該当する馬は3頭いました。

・アンモシエラ
・サンライズジパング
・テンエースワン

ホープフルステークス2023全頭考察

中央競馬における最後のG1競走に今年も多くの若駒が出馬を表明しました。

ここからは冒頭の本命馬&穴馬の項目で紹介しきれなかった残りの馬を全頭紹介していきます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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アドミラルシップ

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

デビュー戦は11月半ばの京都芝2000mです。

このレースは1,000m通過が64秒2の超スローです。

しかも、3コーナーの下りでも一切動かず、ラスト2ハロンでようやくまくりあげて勝利という瞬発力だけが問われたい一戦でした。

距離適性が度外視されたレースなので正直何とも言い難いです。

あえていうなら、上がり2ハロン勝負を勝ち切っているので直線の短い中山は悪くないかもしれないです。

しかしながら、新馬戦はそこまでキレのある走りを見せていないので強い相手が揃った中で上位争いできるかは難しいです。

★評価点
・芝2,000mで勝利している
・兄姉に重賞馬のライラックやブラックホールがいる良血馬

▼課題
・新馬戦は楽だった
・データと相性の悪い前走新馬組
・抽選対象馬

アンモシエラ

主な勝ち鞍
  • もちの木賞 (1勝クラス) 2023年

アンモシエラはこれまで一貫してダートを主として走っていました。

2走前の未勝利戦は重馬場の高速ダートで勝ち切っており、前走もちの木賞の勝ち時計1分53秒0もこの年の馬にしては優秀です。

これまで時計の出やすいダートで結果を残しているので思い切って芝に参戦したと思われます。

芝自体は未経験なのでなんともいえませんが、血統的に父ブリックスアンドモルタル産駒は今年の有力馬であるゴンバデカーブースが芝重賞のサウジアラビアロイヤルカップを制しているので血統的には問題なさそうです。

高速ダート適性がかみ合えば、芝のクイーンになれるかもしれないです。

★評価点
・高速ダートの適性がある
・スピード馬場なら可能性あり?

▼課題
・データと相性の悪い前走ダート組
・初の芝

インザモーメント

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

若手騎手の佐々木大輔騎手の初G1出走はホープフルステークスに決まりました。

インザモーメントは新馬戦こそ3着に敗れましたが、前走の未勝利戦では道中脚を溜めながら直線で一気に動き、一時は2着のボイラーメーカーに差し返されましたが再び足を伸ばして勝利しています。

二段階加速で勝利を掴んでいて底力が感じられる一戦でした。

今回は直線の短い中山が舞台となるので未勝利戦のような競馬ができるか分かりませんが、ポテンシャルは高そうなので佐々木騎手にはベストを尽くしてほしいです。

★評価点
・未勝利戦は馬の強さが垣間見られた

▼課題
・データと相性の悪い前走未勝利組
・佐々木騎手がテン乗り
・抽選対象馬

ウインマクシマム

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

デビュー3戦目でうれしい初勝利を掴んだウインマクシマム。

前走の未勝利戦は今回と全く同じ中山芝2,000mの舞台で逃げ切り勝ちを収めています。

この未勝利戦は1,000m通過が61秒5で上がり3ハロンが35秒0なのでスロー展開から余力残しの競馬で勝利し、逃げ馬の見本のような走りを見せています。

勝った未勝利戦の中身を見ると逃げがよさそうに見えますが、それ以前のレースでは先行競馬で好走しているので先行でも問題なく、脚質や枠不問なのはよいでしょう。

また、何気に前走未勝利戦でフルゲートを経験しているのも強みだと思います。

デビュー戦から1番人気に支持された素質馬ですし、データと相性の悪い前走未勝利馬ですが枠次第で印を打つかもしれません。

★評価点
・前走は理想の逃げ競馬
・先行競馬もいける
・半姉がクイーンステークス2着のウインピクシス

▼課題
・データと相性の悪い前走未勝利組
・抽選対象馬

カフェグランデ ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

新種牡馬のレイデオロ産駒であるカフェグランデは2走前の未勝利戦を制しています。

勝利した未勝利戦は雨で重たくなった中山芝1,600mでした。

道中中団の位置で競馬し、最後の直線に入ってからはなかなかブーストが付きませんでしたが残り200mを通過したあたりで一気に加速して勝利を掴んでいます。

重馬場でかなり離された位置から捕え切っており、視覚的にも強い競馬を見せていました。

前走のベゴニア賞は出遅れで後方競馬となり、最後の直線でもなかなか火が点きませんでしたが残り100mで一気に加速して3着入りしました。

この2戦を見てみると馬場問わず瞬間的なキレ脚を見せています。

直線の短い中山で強い武器となるでしょう。

キャリア初の芝2,000mなのでスタミナが心配ですが、北村宏司騎手との相性も良いですし、出走できれば面白い存在になりそうです。

★評価点
・瞬間的な加速力に長けている
・未勝利戦が強い競馬
・データと相性のいい前走マイル組

▼課題
・出遅れする可能性が高い
・トップギアに入るまでに時間がかかる
・抽選対象馬

ココナツキュート ※除外

主な勝ち鞍
  • JRA認定フレッシュ (新馬) 2023年

ココナツキュートは門別所属の地方馬です。

新馬戦は逃げの競馬で勝利、華々しいデビューを飾りました。

ところが、その後は地元門別で勝つことができず、中央で行った近2戦も敗れています。

特に近2戦はほぼ最下位に敗れていることからも、ポテンシャルはあまり高くないと思われます。

また、現時点ではほぼ確実に競走除外候補になっています。

万が一レースに出走できたとしても、近2戦の大敗ぶりから馬券的に手を出さない予定です。

★評価点
・データと相性のいい前走マイル組

▼課題
・芝レースで全敗
・出走できる可能性が低い

サンライズアース ※取消

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新種牡馬レイデオロ産駒のサンライズアースは前走の新馬戦を逃げて勝利しています。

この新馬戦は良馬場の京都芝2,000mで行われました。

スタート直後こそ出遅れてしまいましたがそこからペースアップし、1,000m通過が61秒5のスローでした。

直線に入ってからも上がり35秒0の末脚でそのまま押し切ってゴールインしています。

データがこの1戦しかないので評価が難しいですが、半兄のセラフィックコールの競馬を見た限り、ゲートはそこまでうまくなさそうです。

ただ、兄譲りの末脚を持っているのであれば無理に逃げなくても差しや追込でチャンスはあるかもしれません。

そこがつかめないので評価の難しいところですが、ポテンシャルは低くない馬だと思います。

★評価点
・半兄がみやこステークスを制したセラフィックコール
・ノーザンファーム生産馬

▼課題
・ゲートはあまり得意でないかもしれない

サンライズジパング

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

サンライズジパングはダートでデビューした馬です。

勝利を手にした未勝利戦は曇りの稍重阪神ダート(1,800m)でした。

先行しながら3コーナーで早めに動こうとペースアップします。

4コーナーで大外ブン回しになりましたがすぐ立て直すとそのままぐいぐい押し上げて勝利しました。

視覚的に強い競馬ですし平均以上の時計で勝ち切っているのは評価したいです。

また、続く全日本2歳優駿でも2着入りしているのでダート馬としての素質は高そうでした。

ただし、前走カトレア賞では直線入りの時点で一杯になっています。

慣れない後方競馬でなすすべもなく敗れてしまったのかもしれません。

今回は久々の芝レースですが、本質的にはダートのほうが合っている気がします。

データと相性の悪い前走ダート組ですし、手を出す確率は低いです。

★評価点
・未勝利戦はなかなか強い競馬
・稍重ダートで連対している

▼課題
・後ろからの競馬になると脆い
・データと相性の悪い前走ダート組

ショウナンラプンタ

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

東スポ杯2歳ステークスで4着に敗れたショウナンラプンタがリベンジに燃えます。

前走東スポ杯2歳ステークスはまずまずのスタートながらも最後方、あまりにも後ろ過ぎました。

直線では上がり最速33秒9の末脚を使いましたが物理的に前との差が開きすぎて4着がやっとです。

しかし、追い上げは目を見るものがありましたし、負けて強しの競馬でした。

そのまえの新馬戦では遅れながらもすぐに巻き返し、4番手の位置で競馬をします。

3~4コーナーで少しずつペースアップする中、ショウナンラプンタは残り600mの標識を過ぎたあたりで加速。

最後の直線では馬場の良いところから上がり3ハロン34秒3の時計で2馬身半差の完勝でした。

速い位置でペースアップする中で対応できる点は評価したいです。

なぜなら、ホープフルステークスの舞台である中山芝2,000mも早仕掛けがたびたび発生するからです。

また、東スポ杯2歳ステークスも敗れましたがかなり強い競馬ができていました。

非凡な力を持っていますし、ホープフルステークスの出走馬の中でも実力上位だと思います。

鮫島騎手が中山芝2,000mでうまく立ち回れるかが心配ですが地力はかなり高いので出走が叶いましたら馬券も考えたいです。

★評価点
・東スポ杯2歳ステークスは負けて強しの競馬
・新馬戦もよい内容
・ポテンシャルとかみ合いそう
・データと相性のいい前走東スポ杯2歳ステークス組

▼課題
・鮫島騎手が中山でうまく乗れるか
・抽選対象馬

タリフライン

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

東京芝1,800mで行われた新馬戦では後方からの競馬を行いました。

直線に入ってからはなかなか動き出しが遅かったものの、坂を駆け上がって残り300mの位置からグンと加速して勝利を掴んでいます。

キレのある走りを見せていますが、これは直線に入ってからのものです。

ホープフルステークスの舞台である中山は直線上に全競馬場の中でも特に高低差のある上り傾斜が待ち構えています。

新馬戦の走りを見た限り、上り坂で加速はできなさそうなので中山はミスマッチになりそうな感じがしました。

★評価点
・平らなコースで長く脚を活かせる

▼課題
・中山とは合わなさそう
・データと相性の悪い前走新馬戦組
・抽選対象馬

テンエースワン

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

テンエースワンはダートレースで好走している馬です。

デビュー戦こそ芝レースを使いましたが3着に敗れました。

そして、デビュー2戦目で早くもダートを使っています。

このレースでは先行しながら直線で上がり最速37秒6の末脚を使って勝利を掴んでいます。2着馬との差は0.1秒でした。

前走のもちの木賞は一転して後方競馬となりました。

直線でじりじりと脚を使いましたが先に抜け出したアンモシエラを捕え切ることはできていません。

この2戦を見た限り、タフなダートである程度対応していますし時計も悪くありませんので暮れ時期の中山は合う可能鵜性があります。

しかしながら、ほかにもいい馬がたくさんいるので印を打つかというと微妙なところです。

データと相性の悪い前走ダート組ですし、ここは消しの方向で考えています。

★評価点
・ダートレースで結果を残している
・先行競馬が得意
・ノーザンファーム生産馬

▼課題
・データと相性の悪い前走ダート組
・抽選対象馬

ディスペランツァ

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

半兄にファントムシーフを持つディスペランツァはデビュー2戦目の未勝利戦で勝利を掴みました。

この未勝利戦は阪神の芝2,000mで行われています。

出遅れで最後方の競馬となりましたが、コーナーで早めに進出を開始し、直線では早くも先頭に立ってそのまま押し上げています。

前走京都2歳ステークスは気持ち出遅れた影響もあって最後方からの競馬となっています。

しかしながら道中、3コーナーの坂の上りで早めに進出し、長く脚を使いましたが最後の最後で一杯になって6着に敗れました。

この2戦を見てみると、使える脚は長いです。

そのため、早めに動きがちな中山芝2,000mは合うでしょう。

ただ、ものすごくスタミナがあるわけでもないので仕掛けどころは重要だと思います。

今回もおそらく後方競馬になると思いますが、かみ合えば上位争いもできるかもしれません。

★評価点
・半兄が皐月賞で3着のファントムシーフ
・早めの仕掛けにも対応できる
・中山芝2,000mとは合いそう
・データと相性のいい前走京都2歳ステークス組

▼課題
・スタミナ量が極端に豊富というわけではない
・抽選対象馬

ニューステソーロ ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

前走の未勝利戦で逃げの競馬で勝利を掴んだニューステソーロ。

前走は東京芝2,000mが舞台でした。

最内からハナを確保すると1,000m通過60秒1のペースで競馬を行い、最後の直線では上がり35秒0の末脚で逃げ切り勝ちを収めました。

2着のエリカサファイアに2馬身差といえば強い内容に見えますが、このときの2~4着馬がその後のレースで勝ち切れていないところを見ると相手が楽だった可能性もあります。

ニューステソーロ自身はいい逃げを見せましたが、今回はこの時よりも強いメンツが揃うため、簡単に逃げられないと思います。

★評価点
・逃げの競馬が得意

▼課題
・前走より相手が強化される
・前走未勝利戦は相性が悪い
・勝利した未勝利戦のメンバーレベルがそこまで高くない可能性がある
・抽選対象馬

ホルトバージ

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

デビュー2戦目で勝利を飾ったホルトバージもホープフルステークスに登録しています。

勝利した未勝利戦は新潟の芝1,800mでした。

ここでは直線で上がり最速34秒4の末脚を使って長く脚を活かしつつ先頭でゴールしています。

うれしい初勝利を掴みましたが、2着のウインアクトゥールのクビ差ですし、このとき騎乗した今村騎手が52キロの恩恵を受けていたことを考えると、実質的には他馬に負けていた可能性も十分ありました。

事実、その後の3戦は勝ち切れていません。

このことから、初勝利は斤量の影響があったと思われます。

この3戦は目立った内容ではありませんし勝ち馬との差も小さくないことから、ポテンシャルの面でここは厳しいでしょう。

★評価点
・データと相性のいい前走萩ステークス組

▼課題
・3戦連続馬券外に敗れている
・ポテンシャルで見劣る可能性が高い
・抽選対象馬

ミスタージーティー

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦から挑むミスタージーティーは半兄が菊花賞で2着のサトノルークス、そして半姉がエリザベス女王杯で3着入線したタッチングスピーチです。

どちらも古馬になってから目立つ活躍を見せなくなりましたが、早い時期の完成度という面ではミスタージーティーにも期待できるでしょう。

勝利した新馬戦は中団から脚を構え、4コーナー辺りで坂井騎手の手が動くもなかなか加速できません。

しかし、残り200mの標識を過ぎてから一気に動いて上がり最速33秒7の末脚で勝利を飾りました。

加速までの時間はかかりましたが動き出してからの瞬発力は良く見えました。

血統的にも潜在能力は高そうですし、出走するようでしたら上位人気馬相手にも対抗できるかもしれません。

★評価点
・良血馬
・ノーザンファーム生産馬
・新馬戦ではキレのある走りを見せた

▼課題
・坂のある中山で立ち回れるか
・抽選対象馬

レガレイラ

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

デビュー戦で力強い競馬を見せたレガレイラも参戦します。

新馬戦は函館の芝1,800mで、このときは出遅れたため中団の位置から競馬を行いました。

3コーナー辺りから徐々に動き、直線に入った段階で前を走っていたセットアップとの差は小さくありません。

しかし、ここから上がり34秒3の末脚で一気にセットアップを捕えて振り返れば1馬身半差の圧勝です。

この新馬戦で2着のセットアップがのちに札幌2歳ステークスを勝利し、3着のカルパがG1タイトル3勝を手にしているソダシの全妹と考えたら強い相手です。

続くアイビーステークスでも上がり32秒7の末脚を使いましたが3着に敗れました。

もっとも、このレースは逃げたホウオウプロサンゲが1,000mを63秒1という超スローで通過したため、上位2頭も脚を十分溜めることができています。

しかしながら、上がり32秒7は今回出走するメンバーの中で最速です。

また、函館のタフな馬場でキレッキレの脚を使えているので暮れの中山でもある程度は出し切れるのではないでしょうか。

なお、今回データの項目では取り上げませんでしたが過去10年のホープフルステークスでサンデーレーシング所有馬は【2-1-2-3】で、今年の出走馬でサンデーレーシングの馬はレガレイラのみです。

牝馬ですが、データ的にも面白い存在だと思います。

★評価点
・新馬戦が強い相手に強い競馬
・アイビーステークスでも上がり32秒後半の脚を使っている
・ノーザンファーム生産馬
・データと相性のいいサンデーレーシング所有馬
・ルメール騎手が騎乗
・半兄に菊花賞で4着のドゥラドーレス

▼課題
・芝2,000mは初めて
・抽選対象馬

ロジルーラー ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

ロジルーラーは全兄がダイヤモンドステークスを制したグロンディオーズ、半兄に目黒記念を制したムスカテールがいます。

新馬戦こそヴェロキラプトルの5着に敗れてしまいましたが、続いて挑んだ福島の未勝利戦では先行しながら外目急襲で勝利を掴みました。

しかし、勝ち時計1分51秒5は特別速いタイムではありません。

その後の2戦は凡走が続いていることから、まだまだお兄さんの活躍には程遠そうです。

この2戦も負けて強しとは言い難いですし、ポテンシャルは足りないと思います。

★評価点
・ノーザンファーム生産馬
・良血馬

▼課題
・抽選対象馬
・直近2戦が案外

ホープフルステークス2023の騎手予想

ホープフルステークス2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。

ホープフルステークス2023追い切り評価

ホープフルステークス2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
ホープフルステークスの予想の参考にしてみてください!

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