【ホープフルステークス2023予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!
ホープフルステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
ホープフルステークス2023の予想ポイント
- 連対馬の多くが過去にオープン以上のレースを制している
- 過去10年でノーザンファーム生産馬が7勝
- 1番人気の信頼度は高め【5-2-0-3】
- 4~6枠の中枠有利、7枠8枠からは勝ち馬ゼロ
- 東スポ杯2歳S、京都2歳S、萩S組は評価を上げたい
ホープフルステークス2023予想の最終買い目
ホープフルステークスの予想(晴れの良馬場想定)
ホープフルステークスが開催される中山競馬場は千葉県船橋市にあります。
レースが行われる木曜日の船橋界隈の天気は晴れのち曇りで最高気温は12度でした。
日中の降水確率は20~30%ですが、雨は降らないと思います。
馬場傾向に関しまして、前日27日の午前10時30分の時点で芝のクッション値は9.3%、芝コースの含水率は11.5%~13.1%でした。
クッション値は標準、含水率は稍重寄りの良馬場です。
これだけみたらそこそこ時計がかかってもおかしくないですが、27日の船橋は一日晴れなのである程度は乾くでしょう。
また、レース当日も晴れの可能性が高いので、数値は低くなると思います。
うましるでは晴れの良馬場、標準からやや時計の出る馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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取消 1 ゴンバデカーブース
父 | ブリックスアンドモルタル |
母 | アッフィラート |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | サウジアラビアRC(G3) 2023年 |
前走 | サウジアラビアRC(G3) 1着 |
本命はゴンバデカーブースにしました。
前走のサウジアラビアロイヤルカップではシュトラウスやボンドガールといった強敵相手に真っ向から勝ち切り、能力の高さを証明しています。
今回は久々のレースですが追い切りでも意欲のある動きを見せていましたし、状態面は万全でしょう。
最内1番はこの馬にとって少し内すぎる感じもしますし、芝2,000mの距離が持つかも気になりますが、出し切れた時のパフォーマンスは今年のメンバーの中でも最上位だと思います。
陣営は早い段階からホープフルステークスに照準を定めていることからも、ここに対する勝ち負けに絶対の自信が感じられました。
前日の時点で2番人気ですが、今年最後の中央G1はこの馬から行こうと思います。
◎本命 6 シンエンペラー
父 | Siyouni |
母 | Starlet’s Sister |
母父 | Galileo |
主な勝ち鞍 | 京都2歳S(G3) 2023年 |
前走 | 京都2歳S(G3) 1着 |
本命はシンエンペラーにしました。
新馬戦が時計の出る馬場で勝利し、前走の京都2歳ステークスでは力強い走りで勝利を掴んでいます。
血統背景や前走京都2歳ステークスの走りを見る限りはタフで力が求められる条件下で力を発揮できそうなので、暮れの中山との相性もよさそうです。
ただ、前週に行われた有馬記念を見た限りは、この時期らしからぬ高速馬場の可能性もあります。
しかしながら、その点に関しては新馬戦で高速馬場の中勝ち切っているので心配していません。
どんな馬場でもある程度対応していますし、ゴンバデカーブースと違って芝2,000mの実績もあるため2番手評価にしました。
〇対抗 13 レガレイラ
父 | スワーヴリチャード |
母 | ロカ |
母父 | ハービンジャー |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | アイビーS(L) 3着 |
対抗は牝馬のレガレイラにしました。
新馬戦は力が求められる函館芝1,800mで、このときは3コーナーで早めに動き、まくりの競馬で勝利しました。
このとき下した相手がのちに札幌2歳ステークスを完勝するセットアップ、また、ソダシの全妹であるカルパなど、未来の素質馬に完勝しています。
そして、前走のアイビーステークスは3着に敗れたとはいえ上がり最速32秒7の時計でゴールしました。
力のいる馬場や高速馬場で台頭していて馬場を問わないのはレガレイラの強みです。
陣営は阪神JFには一切登録せず、早い段階でホープフルステークスを選択していることから、ここに対する勝ち負けにも自信があると思います。
このレースと相性がいいルメール騎手が騎乗するのも心強いですし、舞台がかみ合えば紙負けも狙えるでしょう。
▲単穴 16 センチュリボンド
父 | キズナ |
母 | マニクール |
母父 | ヘニーヒューズ |
主な勝ち鞍 | 黄菊賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | 黄菊賞(1勝クラス) 1着 |
センチュリボンドは単穴にしました。
今回はキャリア初の中山ですが、これまでの3戦はすべて芝2,000mの舞台でいずれも馬券に絡んでいることから距離適性は問題ありません。
また、ツーターンコースを経験していることからも、今回の舞台とは相性がよさそうです。
ここを制することができれば平場G1制覇となる武豊騎手が騎乗するのも競馬ファンとして注目したいです。
ただし、データと相性の悪い8枠を引いてしまったのは大きなマイナスです。
枠次第ではもう少し重い印を打つ予定でしたが、8枠を引いてしまったため抑えに下げました。
△連下 11 ショウナンラプンタ
父 | キズナ |
母 | フリアアステカ |
母父 | Zensational |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 東スポ杯2歳S(G2) 4着 |
ショウナンラプンタも抑えます。
長く脚を使うことができる馬で、道中で早めに動けは直線でも鋭い脚を活かせられるでしょう。
前走東スポ杯2歳ステークスも4着に敗れたとはいえ直線の追い上げは目を張るものがありました。
ポテンシャルは今年のメンバーの中でも上位だと思いますが、騎乗する鮫島克駿騎手の位置取りがいまいち信頼しづらいです。
特に前走東スポ杯2歳ステークスは位置次第で馬券内もあり得たので、後ろに下げすぎたのは鮫島騎手のミスでした。
また、追い切りもあまり目立っていません。
ポテンシャルは高い馬ですが、騎手がいまいち信頼しきれないこと、そして追い切りの内容から相手までにしておきます。
△連下 10 シリウスコルト
父 | マクフィ |
母 | オールドフレイム |
母父 | ゼンノロブロイ |
主な勝ち鞍 | 芙蓉S(OP) 2023年 |
前走 | 芙蓉S(OP) 1着 |
シリウスコルトも抑えます。
前走の芙蓉ステークスは今回と同じ中山芝2,000mでしたが出遅れから早めに動いてリカバーしつつ、そのまま押し切って勝利しています。
今回と同じコースで三浦騎手の好騎乗も相まって大きな勝利を掴みました。
追い切りでもこのレースに向けて前向きな動きを見せていましたし、三浦騎手とのコンビも問題ありません。
ただ、三浦騎手とホープフルステークスの相性は非常に悪いので相手までにしています。
もっとも、今年の三浦騎手は前年以前よりも競馬に対する意欲が沸いているのか、好騎乗が増えているので巻き返しもあるかもしれません。
単勝
6 シンエンペラー
馬連流し
軸馬:6
相手:10、11、13、16
三連複フォーメーション
1頭目:6
2頭目:10、11、13、16
3頭目:10、11、13、16
ホープフルステークス2023の有力馬3頭
中央競馬における最後のG1競走、ホープフルステークスは堅く収まる傾向が強いレースです。
今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ゴンバデカーブース
- サウジアラビアRC (G3) 2023年
今年の注目馬はサウジアラビアロイヤルカップを解消したゴンバデカーブースでしょう。
新馬戦では逃げの競馬で勝利し、続くサウジアラビアロイヤルカップは最後方から上がり最速33秒5の末脚を使って勝利しています。
この2戦は相手がともに強かったです。
新馬戦で2~5着に敗れた馬はのちに未勝利戦を勝ちあがりました。
また、3着のオーキッドロマンスは京王杯2歳ステークスにおいて3着入りしています。
そして、前走のサウジアラビアロイヤルカップでは朝日杯FSで人気を集めたシュトラウス、そして阪神JFに出走していたら上位人気は確実視されていたボンドガール相手に2馬身差の圧勝でした。
逃げも追込でも力を出し切れる器用さも魅力的です。
近2戦はマイルレースでしたが朝日杯FSではなくホープフルステークスを選択していることから距離延長も問題なさそうに感じます。
近2戦と比較すると相手関係はもしかしたら楽かもしれませんし、枠の並び次第で強く推したい1頭です。
シンエンペラー
- 京都2歳ステークス (G3) 2023年
シンエンペラーは母父ともに欧州馬で、全兄は凱旋門賞を制したソットサスです。
世界的な名馬でしたが日本の馬場の適性が未知数だったこともあり、新馬戦では2番人気の評価でした。
しかしながら、蓋を開けてみれば下馬評を覆す走りで3馬身差の圧勝です。
そして、前走の京都2歳ステークスでは短期免許で来日していたモレイラ騎手とのコンビで1番人気に支持されました。
ここでは新馬戦の時とは違って後方から脚を溜めつつ、直線が近づいてもじっと我慢。
最後の直線でスパートを仕掛け、残り200mの地点でたまたま空いた箇所からじりじりと脚を伸ばして重賞タイトルを手にしました。
京都2歳ステークスはかなり展開に恵まれていた一戦で、もしも前があかなければ蓋のまま終わっていたかもしれません。
かなりきわどい一戦でしたが、馬場のいい外目から仕掛けた馬に対して、それよりも内から脚を伸ばして勝ち切れているのでパワーのある馬です。
また、瞬発力はないもののタフな馬場でじりじりと脚が使えており、この時期の時計がかかりがちな中山の馬場はシンエンペラーに合いそうです。
前走はあまり高い評価はしづらいものの、先行競馬で好走した新馬戦を見る限りは自力の高さも感じられます。
今回は昨年ドゥラエレーデを勝利に導いたムルザバエフ騎手が騎乗しますし、好走にも期待したいです。
ヴェロキラプトル
- 野路菊賞 (OP) 2023年
2連勝でホープフルステークスに挑むのはヴェロキラプトルです。
新馬戦は1,000mが63秒4の超スローペースの逃げで楽々勝利しています。
そして、前走の野路菊賞では中団で身構えながら直線で長く脚を使って2連勝を飾りました。
野路菊ステークスは時計が出やすい時期のレースだったとはいえ勝ち時計1分46秒0でこの時期の2歳馬にしては優秀です。
直線に入ってからも最後までしぶとく脚を使えていますし、スタミナ量は豊富そうに思いました。
芝2,000mは今回初めてとなりますが、前走野路菊賞を見た限りは距離も持ちそうですし、ここでも上位人気に支持されるでしょう。
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ホープフルステークス2023の穴馬2頭
ホープフルステークスは堅く決まる傾向が強いレースですが、昨年は14番人気のドゥラエレーデが勝利したことで単勝9,060円、馬連6万4,000円相当、三連単246万円相当の超高額配当が飛び出しました。
昨年はG1昇格後初のフルゲート開催となり、もしかしたらその影響もあったかもしれません。
今年もフルゲート18頭立ての開催が濃厚なのでもしかしたら波乱に期待できるかもしれないです。
今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
センチュリボンド
- 黄菊賞 (1勝クラス) 2023年
キャリア3戦でホープフルステークスに挑むのはセンチュリボンドです。
これまで戦った3戦はすべて芝2,000mでした。
初勝利を掴んだ2走前の未勝利戦は札幌開催最終週でしたが、時計のかかる馬場でなんなく逃げ切って勝利を手にしています。
続く黄菊賞はこれまで手綱を握っていた武豊騎手が怪我のため、ルメール騎手が代打騎乗しました。
このときは逃げ馬の番手で構えつつ、直線でじりじり脚を伸ばして勝利しています。
無事に1勝クラスを突破しましたが、黄菊賞は逃げ馬をマークする形で競馬することができましたし、結果的には逃げたミラキュラスドラマも3着入りしているので前有利の展開でした。
しかしながら、デビューから一貫して芝2,000mを使っていて、しかもいずれもツーターンコースを経験しているのは強みです。
今回は再び武豊騎手が手綱を握ります。
武豊騎手にとってこのホープフルステークスを制することができれば平場G1完全制覇を成し遂げられるので、そういった面でも注目したいです。
シリウスコルト
- 芙蓉ステークス (OP) 2023年
シリウスコルトは前走芙蓉ステークスの勝ち馬です。
意外にもデビュー戦は芝1,200mでした。
そこをあっさり勝利し、次はマイルの新潟2歳ステークスで5着に敗れています。
この内容だけ見たら定石的には短距離路線に戻すはずですが、陣営はどういうわけかさらに距離の長い芙蓉ステークスに駒を進め、しかも勝ち切りました。
キャリア3戦で短距離、マイル、中距離を使った馬も珍しいでしょう。
その芙蓉ステークスは序盤こそ中団でしたが2コーナーあたりで少し上の隊列に運び、3コーナーでもおしあげているので道中でペースアップしながら最終的に勝利を掴んでいます。
時計自体は目立っていませんが、三浦騎手の勝ちに行く競馬が見られたのはよかったですし、それに応えたシリウスコルトも器用な馬だと感じました。
今回は芙蓉ステークスと同じ舞台で行われる中山が舞台なのでコース適性は問題ありません。
芙蓉ステークスを見た限りはスタミナ量も多そうですし、人気を落とすようでしたら面白い1頭になるかもしれません。
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ここからはホープフルステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
ホープフルステークス2023の概要
ホープフルステークスは12月の下旬に中山競馬場で開催される2歳の中距離G1です。
もともと中央競馬におけるラストG1はグランプリレースの有馬記念でした。
しかし、年によっては有馬記念と翌年最初に行われる金杯の間隔が開く年があります。
また、2歳馬の競馬番組拡大も込めて当時G2で行われていたホープフルステークスをG1に昇格しました。
このG1昇格に関しては賛否がありました。
なぜなら、一年の締めくくりは有馬がふさわしいという意見や、同年にG1に昇格した大阪杯と比べてホープフルステークスは明らかにレースレーティングが足りていなかったからです。
しかしながら、G1昇格後の勝ち馬サートゥルナーリアはのちに皐月賞を制し、コントレイルは無敗の三冠馬の座を手にしました。
それ以外にもニシノデイジーやヴェルトライゼンデ、ジャスティンパレスにドゥラエレーデなど、その後のG1舞台で活躍している馬も多数います。
今振り返ればここで結果を残した馬の多くがその後も活躍しており、現在では翌年以降の大舞台における重要なステップレースとして位置づけされるようになりました。
今年も22頭の若駒が出馬を表明しています。
ここから、翌年以降のG1レースで台頭する馬は現れるでしょうか?!
うましるではオープン時代やG2で行われていた時期も含めた2013~2022年のホープフルステークスのデータをまとめています。
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ホープフルステークス2023の開催内容
開催日 | 12月28日(木曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 2歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 7000万円 |
ホープフルステークス2023が開催される中山の芝2,000mの特徴
スタート地点 | 4コーナーの出口付近 |
コース | 内回りの右回りコース Aコース使用 |
1周の距離 | 1,667.1m |
直線距離 | 310m |
高低差 | 5,3m |
フルゲート | 18頭 |
ホープフルステークスが開催される中山の芝2,000mはクラシック初戦に指定されている皐月賞と全く同じコースです。
スタート地点は4コーナー奥にあるポケットで、芝1,800mのスタート地点を200m後方に位置下げたところにあります。
スタートから最初の1コーナーまでの距離は約405mで、直線半ばから2コーナーにかけて長くて勾配のある上り傾斜を駆け上がります。
中山は小回りコースに区分されているため内を確保したほうが有利になりやすく、最初のコーナーにかけてポジション争いは起きやすいです。
ただし、1~2コーナーは小回りなのでコーナーに差し掛かるとペースは落ち着きます。
2コーナーに入ると長く続いた上り坂のてっぺんに入り、そこからはこれまで駆け上がった分の下り傾斜を駆け降ります。
この下り傾斜のため、早い段階からペースアップしやすいです。
また、この下り傾斜は向こう正面半ばまで続き、そこをすぎるとようやくフラットな道になります。
3~4コーナーにはスパイラルカーブが設けられておりカーブがきついです。
スパイラルカーブとは、コーナーの入り口から出口にかけて、コーナーの半径が小さくなるカーブのことです。
そして、3コーナーの終わり付近にラスト3ハロン標識が立っています。
最後の直線は約310mでスタート直後に駆け上がった急坂が再び立ちはだかります。
この坂を上り切った先に栄光のゴールが立っています。
中山芝2,000mは序盤のコーナーや全競馬場でもトップクラスといえる起伏の激しさのため、消耗しやすいです。
そのため、ほかの競馬場における芝2,000mのコースよりもスタミナが求められます。
また、冬時期の中山は時計がかかりやすいです。
上り傾斜が多いことから、パワーのある馬も台頭しやすくなっています。
中山の芝2,000mはここをチェック!
- 皐月賞やホープフルステークスが開催される舞台
- 向こう正面は内回りコースを使用
- タフなコースでスタミナが求められる
- コーナーがタイトで器用さも求められる
- まくりも決まりやすい
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ホープフルステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ゴンバデカーブース | 牡2 | 56.0 | 松山弘平 |
2 | ヴェロキラプトル | 牡2 | 56.0 | 戸崎圭太 |
3 | アンモシエラ | 牝2 | 55.0 | 藤田菜七子 |
4 | アドミラルシップ | 牡2 | 56.0 | H.ドイル |
5 | サンライズジパング | 牡2 | 56.0 | 菅原明良 |
6 | シンエンペラー | 牡2 | 56.0 | B.ムルザバエフ |
7 | テンエースワン | 牡2 | 56.0 | 横山和生 |
8 | インザモーメント | 牡2 | 56.0 | 佐々木大輔 |
9 | タリフライン | 牡2 | 56.0 | T.マーカンド |
10 | シリウスコルト | 牡2 | 56.0 | 三浦皇成 |
11 | ショウナンラプンタ | 牡2 | 56.0 | 鮫島克駿 |
12 | ディスペランツァ | 牡2 | 56.0 | L.モリス |
13 | レガレイラ | 牝2 | 55.0 | C.ルメール |
14 | ホルトバージ | 牡2 | 56.0 | 今村聖奈 |
15 | ウインマクシマム | 牡2 | 56.0 | 松岡正海 |
16 | センチュリボンド | 牡2 | 56.0 | 武豊 |
取消 | サンライズアース | 牡2 | 56.0 | M.デムーロ |
18 | ミスタージーティー | 牡2 | 56.0 | 坂井瑠星 |
ホープフルステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 11 | ドゥラエレーデ | 14 | 東スポ杯2歳S(G2) | 4 |
2 | 8 | トップナイフ | 7 | 京都2歳S(G3) | 2 | |
3 | 15 | キングズレイン | 6 | 百日草特別(1勝) | 1 | |
2021 良 | 1 | 5 | キラーアビリティ | 2 | 萩ステークス(L) | 2 |
2 | 8 | ジャスティンパレス | 4 | 黄菊賞(1勝) | 1 | |
3 | 3 | ラーグルフ | 8 | 芙蓉ステークス(OP) | 1 | |
2020 良 | 1 | 10 | ダノンザキッド | 1 | 東スポ杯2歳S(G3) | 1 |
2 | 1 | オーソクレース | 3 | アイビーステークス(L) | 1 | |
3 | 2 | ヨーホーレイク | 4 | 紫菊賞(1勝) | 1 | |
2019 良 | 1 | 2 | コントレイル | 1 | 東スポ杯2歳S(G3) | 1 |
2 | 5 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 萩ステークス(L) | 1 | |
3 | 7 | ワーケア | 2 | アイビーステークス(L) | 1 | |
2018 良 | 1 | 5 | サートゥルナーリア | 1 | 萩ステークス(OP) | 1 |
2 | 8 | アドマイヤジャスタ | 2 | 紫菊賞(500万) | 1 | |
3 | 1 | ニシノデイジー | 3 | 東スポ杯2歳S(G3) | 1 | |
2017 良 | 1 | 7 | タイムフライヤー | 1 | 京都2歳S(G3) | 2 |
2 | 15 | ジャンダルム | 4 | デイリー杯2歳S(G2) | 1 | |
3 | 13 | ステイフーリッシュ | 8 | 新馬 | 1 | |
2016 良 | 1 | 2 | レイデオロ | 1 | 葉牡丹賞(500万) | 1 |
2 | 11 | マイネルスフェーン | 8 | 未勝利 | 1 | |
3 | 6 | グローブシアター | 2 | 新馬 | 1 | |
2015 良 | 1 | 6 | ハートレー | 3 | 新馬 | 1 |
2 | 9 | ロードクエスト | 1 | 新潟2歳S(G3) | 1 | |
3 | 8 | バティスティーニ | 2 | 黄菊賞(500万) | 1 | |
2014 良 | 1 | 10 | シャイニングレイ | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 6 | コメート | 8 | きんもくせい特別(500万) | 1 | |
3 | 7 | ブラックバゴ | 9 | 未勝利 | 1 | |
2013 良 | 1 | 2 | エアアンセム | 8 | 新馬 | 1 |
2 | 7 | ベルキャニオン | 1 | 未勝利 | 1 | |
3 | 17 | クラリティシチー | 2 | 東スポ杯2歳S(G3) | 1 |
【実績】G1昇格後の連対馬8頭がオープン以上のレースを制している
年度 | 着順 | 勝ち馬 | 主な勝ち鞍 |
2022 | 1 | ドゥラエレーデ | 未勝利 |
2 | トップナイフ | 萩ステークス(L) | |
2021 | 1 | キラーアビリティ | 未勝利 |
2 | ジャスティンパレス | 黄菊賞(1勝クラス) | |
2020 | 1 | ダノンザキッド | 東スポ杯2歳S(G3) |
2 | オーソクレース | アイビーS(L) | |
2019 | 1 | コントレイル | 東スポ杯2歳S(G3) |
2 | ヴェルトライゼンデ | 萩ステークス(L) | |
2018 | 1 | サートゥルナーリア | 萩ステークス(OP) |
2 | アドマイヤジャスタ | 紫菊賞(500万) | |
2017 | 1 | タイムフライヤー | 萩ステークス(OP) |
2 | ジャンダルム | デイリー杯2歳S(G2) |
G1に昇格した2017年以降の6開催で連対した12頭のうちの8頭がこれまでにオープンもしくは重賞レースを制していました。
ホープフルステークスは実績の浅い2歳馬同士のレースですが、好走する馬の多くはこの時点でオープン以上のレースを制しています。
馬券予想の際は過去の実績にも注目したいですね!
今年の出走馬の中でオープンや重賞競走を制している馬は4頭いました。
【生産者】ノーザンファーム生産馬が7勝!
生産者 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンF | 【7-5-6-25】 | 16.3% | 27.9% | 41.9% |
社台ファーム | 【1-0-1-19】 | 4.8% | 4.8% | 9.5% |
白老ファーム | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
ノースヒルズ | 【1-0-0-4】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
ビッグレッドF | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
過去10年で馬券に絡んだノーザンファーム生産馬 | |||
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 |
2022 | 1 | ドゥラエレーデ | 14 |
3 | キングズレイン | 6 | |
2021 | 1 | キラーアビリティ | 2 |
2 | ジャスティンパレス | 4 | |
2020 | 1 | ダノンザキッド | 1 |
2 | オーソクレース | 3 | |
3 | ヨーホーレイク | 4 | |
2019 | 2 | ヴェルトライゼンデ | 3 |
3 | ワーケア | 2 | |
2018 | 1 | サートゥルナーリア | 1 |
2 | アドマイヤジャスタ | 2 | |
2016 | 1 | レイデオロ | 1 |
3 | グローブシアター | 2 | |
2015 | 1 | ハートレー | 3 |
3 | バティスティーニ | 2 | |
2014 | 1 | シャイニングレイ | 2 |
3 | ブラックバゴ | 9 | |
2013 | 2 | ベルキャニオン | 1 |
過去10年のホープフルステークスの勝ち馬7頭、そして2~3着に入線した11頭がノーザンファーム生産馬でした。
昨年14番人気ながらも勝利を掴んだドゥラエレーデもノーザンファームの馬だったのです。
過去10開催の内、2017年を除いた9開催で毎年1頭が絡んでいることからも、ノーザンファーム生産馬が活躍傾向にありました。
今年の出走馬の中でノーザンファーム生産馬は5頭います。
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ホープフルステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-2-0-3】 | 50.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 【2-1-4-3】 | 20.0% | 30.0% | 70.0% |
3番人気 | 【1-2-1-6】 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
4番人気 | 【0-2-1-7】 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9番人気 | 【1-3-4-32】 | 2.5% | 10.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 【1-0-0-60】 | 1.6% | 1.6% | 1.6% |
1番人気の信頼度は高め
過去10年のホープフルステークスで1番人気は【5-2-0-3】です。
特に、G1に昇格した2017年度以降の6開催に絞れば【4-0-0-2】で単勝率は67%もありました。
ホープフルステークスは実績の少ない2歳馬同士がレースする舞台ですが上位人気に支持された馬の信頼度は高かったです。
2番人気はG1昇級後のほうがやや好走率が劣る
過去10年のホープフルステークスで2番人気は【2-1-4-3】です。
単勝率こそ20%でしたが複勝率は1番人気と同じく70%ありました。
しかしながら、G1昇格後の直近6開催に絞ってみれば【1-1-1-3】で勝率17%、複勝率は50%です。
若干ですが、2番人気に関してはG1に昇格した後のほうが好走率は下がっていました。
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ホープフルステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-11】 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
2枠 | 【2-0-2-12】 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
3枠 | 【1-1-0-15】 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
4枠 | 【2-3-2-13】 | 10.0% | 25.0% | 35.0% |
5枠 | 【2-1-1-15】 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
6枠 | 【2-2-1-15】 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
7枠 | 【0-1-2-18】 | 0.0% | 4.8% | 14.3% |
8枠 | 【0-1-1-22】 | 0.0% | 4.2% | 8.3% |
中枠有利
過去10年のホープフルステークスの勝ち馬6頭が4~6枠の中枠でした。
また、馬券に絡んだ16頭が4~6枠で半数以上を占めています。
過去10開催で毎年4~6枠の中枠の馬が1頭以上馬券内に入線していることからも、中枠に入った馬は評価を上げてよさそうです。
外枠からは勝ち馬が出ていない
過去10年のホープフルステークスで7~8枠に入った馬は1頭も勝利していません。
2~3着には数頭馬券に絡んでいましたが、ほかの枠と比較すると連対率も好走率も低めでした。
前週に開催された有馬記念にもいえたことですが、ホープフルステークスも外枠不利の傾向があったのです。
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ホープフルステークスの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東スポ杯2歳S(G2) | 【3-0-2-13】 | 16.7% | 16.7% | 27.8% |
京都2歳S(G3) | 【1-1-0-11】 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
新馬 | 【3-0-2-13】 | 16.7% | 16.7% | 27.8% |
萩ステークス(L) | 【2-1-0-4】 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
葉牡丹賞(1勝) | 【1-0-0-12】 | 7.7% | 7.7% | 7.7% |
未勝利 | 【0-2-1-27】 | 0.0% | 6.7% | 10.0% |
G1昇格後の直近6開催の成績 | ||||
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東スポ杯2歳S(G2) | 【3-0-1-9】 | 23.1% | 23.1% | 30.8% |
京都2歳S(G3) | 【1-1-0-7】 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
萩ステークス(L) | 【2-1-0-2】 | 40.0% | 60.0% | 60.0% |
新馬 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
葉牡丹賞(1勝) | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
未勝利 | 【0-0-0-14】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
主なステップは東スポ杯2歳S、京都2歳S、萩ステークス組
G1昇格後の直近6開催における好走馬を前走別にまとめました。
勝ち馬の6頭は前走が東スポ杯2歳ステークスか京都2歳ステークス、萩ステークスのいずれかのレースを走っています。
それ以外のレースから勝ち馬はでていませんでした。
馬券予想の際は上記3つのレースから挑む馬を評価するのがよいでしょう。
今年の出走馬で該当する馬は4頭いました
前走未勝利、新馬組の好走事例は大きく減った
過去10年のホープフルステークスで前走が新馬だった馬は3勝しています。
しかしながら、G1に昇格した直近6開催の新馬の成績は【0-0-1-10】でこれまでの活躍が嘘のように、凡走が続いていました。
同様に、前走が未勝利戦だった馬は過去10年では【0-2-1-27】ですがG1昇格後は【0-0-0-14】で全滅しています。
このことから、前走が未勝利もしくは新馬の馬は大きく評価を下げてよいでしょう。
今年の出走馬で前走が新馬もしくは未勝利だった馬は6頭いました。
ホープフルステークスの過去10年の前走距離別成績
前走距離 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
芝2,000m | 【4-5-5-70】 | 4.8% | 10.7% | 16.7% |
芝1,800m | 【5-3-5-39】 | 9.6% | 15.4% | 25.0% |
芝1,600m | 【1-2-0-9】 | 8.3% | 25.0% | 25.0% |
ダート | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
好走率が高かったのは前走芝1,600m組
過去10年のホープフルステークスの勝ち馬9頭が前走芝の1,800mもしくは芝2,000mを走っていました。
また、2~3着に絡んだ馬も含めると、実に27頭もの馬が該当しています。
このため、前走芝1,800m~2,000mを走っている馬が優勢に感じます。
ところが、好走率でみると、最も安定していたのは芝1,600mだった馬で、出走数こそ少ないものの、【1-2-0-9】でした。
勝率こそ前走芝1,800m組に若干見劣りしますが、連対率と複勝率は25%ありました。
馬券予想の際、前走芝1,600mを走っている馬がいれば評価を上げてもよいかもしれません。
ダートからの転向は実らない
過去10年のホープフルステークスで前走がダートだった馬は11頭出走していますが、1頭も馬券に絡めていません。
ダートで初勝利を飾った昨年のドゥラエレーデも前走は芝の東スポ杯2歳ステークスを走っていました。
前走ダート馬は評価を下げてよいでしょう。
今年の出走馬の中で該当する馬は3頭いました。
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ホープフルステークス2023全頭考察
中央競馬における最後のG1競走に今年も多くの若駒が出馬を表明しました。
ここからは冒頭の本命馬&穴馬の項目で紹介しきれなかった残りの馬を全頭紹介していきます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アドミラルシップ
- 2歳新馬 2023年
デビュー戦は11月半ばの京都芝2000mです。
このレースは1,000m通過が64秒2の超スローです。
しかも、3コーナーの下りでも一切動かず、ラスト2ハロンでようやくまくりあげて勝利という瞬発力だけが問われたい一戦でした。
距離適性が度外視されたレースなので正直何とも言い難いです。
あえていうなら、上がり2ハロン勝負を勝ち切っているので直線の短い中山は悪くないかもしれないです。
しかしながら、新馬戦はそこまでキレのある走りを見せていないので強い相手が揃った中で上位争いできるかは難しいです。
アンモシエラ
- もちの木賞 (1勝クラス) 2023年
アンモシエラはこれまで一貫してダートを主として走っていました。
2走前の未勝利戦は重馬場の高速ダートで勝ち切っており、前走もちの木賞の勝ち時計1分53秒0もこの年の馬にしては優秀です。
これまで時計の出やすいダートで結果を残しているので思い切って芝に参戦したと思われます。
芝自体は未経験なのでなんともいえませんが、血統的に父ブリックスアンドモルタル産駒は今年の有力馬であるゴンバデカーブースが芝重賞のサウジアラビアロイヤルカップを制しているので血統的には問題なさそうです。
高速ダート適性がかみ合えば、芝のクイーンになれるかもしれないです。
インザモーメント
- 2歳未勝利 2023年
若手騎手の佐々木大輔騎手の初G1出走はホープフルステークスに決まりました。
インザモーメントは新馬戦こそ3着に敗れましたが、前走の未勝利戦では道中脚を溜めながら直線で一気に動き、一時は2着のボイラーメーカーに差し返されましたが再び足を伸ばして勝利しています。
二段階加速で勝利を掴んでいて底力が感じられる一戦でした。
今回は直線の短い中山が舞台となるので未勝利戦のような競馬ができるか分かりませんが、ポテンシャルは高そうなので佐々木騎手にはベストを尽くしてほしいです。
ウインマクシマム
- 2歳未勝利 2023年
デビュー3戦目でうれしい初勝利を掴んだウインマクシマム。
前走の未勝利戦は今回と全く同じ中山芝2,000mの舞台で逃げ切り勝ちを収めています。
この未勝利戦は1,000m通過が61秒5で上がり3ハロンが35秒0なのでスロー展開から余力残しの競馬で勝利し、逃げ馬の見本のような走りを見せています。
勝った未勝利戦の中身を見ると逃げがよさそうに見えますが、それ以前のレースでは先行競馬で好走しているので先行でも問題なく、脚質や枠不問なのはよいでしょう。
また、何気に前走未勝利戦でフルゲートを経験しているのも強みだと思います。
デビュー戦から1番人気に支持された素質馬ですし、データと相性の悪い前走未勝利馬ですが枠次第で印を打つかもしれません。
カフェグランデ ※除外
- 2歳未勝利 2023年
新種牡馬のレイデオロ産駒であるカフェグランデは2走前の未勝利戦を制しています。
勝利した未勝利戦は雨で重たくなった中山芝1,600mでした。
道中中団の位置で競馬し、最後の直線に入ってからはなかなかブーストが付きませんでしたが残り200mを通過したあたりで一気に加速して勝利を掴んでいます。
重馬場でかなり離された位置から捕え切っており、視覚的にも強い競馬を見せていました。
前走のベゴニア賞は出遅れで後方競馬となり、最後の直線でもなかなか火が点きませんでしたが残り100mで一気に加速して3着入りしました。
この2戦を見てみると馬場問わず瞬間的なキレ脚を見せています。
直線の短い中山で強い武器となるでしょう。
キャリア初の芝2,000mなのでスタミナが心配ですが、北村宏司騎手との相性も良いですし、出走できれば面白い存在になりそうです。
ココナツキュート ※除外
- JRA認定フレッシュ (新馬) 2023年
ココナツキュートは門別所属の地方馬です。
新馬戦は逃げの競馬で勝利、華々しいデビューを飾りました。
ところが、その後は地元門別で勝つことができず、中央で行った近2戦も敗れています。
特に近2戦はほぼ最下位に敗れていることからも、ポテンシャルはあまり高くないと思われます。
また、現時点ではほぼ確実に競走除外候補になっています。
万が一レースに出走できたとしても、近2戦の大敗ぶりから馬券的に手を出さない予定です。
サンライズアース ※取消
- 2歳新馬 2023年
新種牡馬レイデオロ産駒のサンライズアースは前走の新馬戦を逃げて勝利しています。
この新馬戦は良馬場の京都芝2,000mで行われました。
スタート直後こそ出遅れてしまいましたがそこからペースアップし、1,000m通過が61秒5のスローでした。
直線に入ってからも上がり35秒0の末脚でそのまま押し切ってゴールインしています。
データがこの1戦しかないので評価が難しいですが、半兄のセラフィックコールの競馬を見た限り、ゲートはそこまでうまくなさそうです。
ただ、兄譲りの末脚を持っているのであれば無理に逃げなくても差しや追込でチャンスはあるかもしれません。
そこがつかめないので評価の難しいところですが、ポテンシャルは低くない馬だと思います。
サンライズジパング
- 2歳未勝利 2023年
サンライズジパングはダートでデビューした馬です。
勝利を手にした未勝利戦は曇りの稍重阪神ダート(1,800m)でした。
先行しながら3コーナーで早めに動こうとペースアップします。
4コーナーで大外ブン回しになりましたがすぐ立て直すとそのままぐいぐい押し上げて勝利しました。
視覚的に強い競馬ですし平均以上の時計で勝ち切っているのは評価したいです。
また、続く全日本2歳優駿でも2着入りしているのでダート馬としての素質は高そうでした。
ただし、前走カトレア賞では直線入りの時点で一杯になっています。
慣れない後方競馬でなすすべもなく敗れてしまったのかもしれません。
今回は久々の芝レースですが、本質的にはダートのほうが合っている気がします。
データと相性の悪い前走ダート組ですし、手を出す確率は低いです。
ショウナンラプンタ
- 2歳新馬 2023年
東スポ杯2歳ステークスで4着に敗れたショウナンラプンタがリベンジに燃えます。
前走東スポ杯2歳ステークスはまずまずのスタートながらも最後方、あまりにも後ろ過ぎました。
直線では上がり最速33秒9の末脚を使いましたが物理的に前との差が開きすぎて4着がやっとです。
しかし、追い上げは目を見るものがありましたし、負けて強しの競馬でした。
そのまえの新馬戦では遅れながらもすぐに巻き返し、4番手の位置で競馬をします。
3~4コーナーで少しずつペースアップする中、ショウナンラプンタは残り600mの標識を過ぎたあたりで加速。
最後の直線では馬場の良いところから上がり3ハロン34秒3の時計で2馬身半差の完勝でした。
速い位置でペースアップする中で対応できる点は評価したいです。
なぜなら、ホープフルステークスの舞台である中山芝2,000mも早仕掛けがたびたび発生するからです。
また、東スポ杯2歳ステークスも敗れましたがかなり強い競馬ができていました。
非凡な力を持っていますし、ホープフルステークスの出走馬の中でも実力上位だと思います。
鮫島騎手が中山芝2,000mでうまく立ち回れるかが心配ですが地力はかなり高いので出走が叶いましたら馬券も考えたいです。
タリフライン
- 2歳新馬 2023年
東京芝1,800mで行われた新馬戦では後方からの競馬を行いました。
直線に入ってからはなかなか動き出しが遅かったものの、坂を駆け上がって残り300mの位置からグンと加速して勝利を掴んでいます。
キレのある走りを見せていますが、これは直線に入ってからのものです。
ホープフルステークスの舞台である中山は直線上に全競馬場の中でも特に高低差のある上り傾斜が待ち構えています。
新馬戦の走りを見た限り、上り坂で加速はできなさそうなので中山はミスマッチになりそうな感じがしました。
テンエースワン
- 2歳未勝利 2023年
テンエースワンはダートレースで好走している馬です。
デビュー戦こそ芝レースを使いましたが3着に敗れました。
そして、デビュー2戦目で早くもダートを使っています。
このレースでは先行しながら直線で上がり最速37秒6の末脚を使って勝利を掴んでいます。2着馬との差は0.1秒でした。
前走のもちの木賞は一転して後方競馬となりました。
直線でじりじりと脚を使いましたが先に抜け出したアンモシエラを捕え切ることはできていません。
この2戦を見た限り、タフなダートである程度対応していますし時計も悪くありませんので暮れ時期の中山は合う可能鵜性があります。
しかしながら、ほかにもいい馬がたくさんいるので印を打つかというと微妙なところです。
データと相性の悪い前走ダート組ですし、ここは消しの方向で考えています。
ディスペランツァ
- 2歳未勝利 2023年
半兄にファントムシーフを持つディスペランツァはデビュー2戦目の未勝利戦で勝利を掴みました。
この未勝利戦は阪神の芝2,000mで行われています。
出遅れで最後方の競馬となりましたが、コーナーで早めに進出を開始し、直線では早くも先頭に立ってそのまま押し上げています。
前走京都2歳ステークスは気持ち出遅れた影響もあって最後方からの競馬となっています。
しかしながら道中、3コーナーの坂の上りで早めに進出し、長く脚を使いましたが最後の最後で一杯になって6着に敗れました。
この2戦を見てみると、使える脚は長いです。
そのため、早めに動きがちな中山芝2,000mは合うでしょう。
ただ、ものすごくスタミナがあるわけでもないので仕掛けどころは重要だと思います。
今回もおそらく後方競馬になると思いますが、かみ合えば上位争いもできるかもしれません。
ニューステソーロ ※除外
- 2歳未勝利 2023年
前走の未勝利戦で逃げの競馬で勝利を掴んだニューステソーロ。
前走は東京芝2,000mが舞台でした。
最内からハナを確保すると1,000m通過60秒1のペースで競馬を行い、最後の直線では上がり35秒0の末脚で逃げ切り勝ちを収めました。
2着のエリカサファイアに2馬身差といえば強い内容に見えますが、このときの2~4着馬がその後のレースで勝ち切れていないところを見ると相手が楽だった可能性もあります。
ニューステソーロ自身はいい逃げを見せましたが、今回はこの時よりも強いメンツが揃うため、簡単に逃げられないと思います。
ホルトバージ
- 2歳未勝利 2023年
デビュー2戦目で勝利を飾ったホルトバージもホープフルステークスに登録しています。
勝利した未勝利戦は新潟の芝1,800mでした。
ここでは直線で上がり最速34秒4の末脚を使って長く脚を活かしつつ先頭でゴールしています。
うれしい初勝利を掴みましたが、2着のウインアクトゥールのクビ差ですし、このとき騎乗した今村騎手が52キロの恩恵を受けていたことを考えると、実質的には他馬に負けていた可能性も十分ありました。
事実、その後の3戦は勝ち切れていません。
このことから、初勝利は斤量の影響があったと思われます。
この3戦は目立った内容ではありませんし勝ち馬との差も小さくないことから、ポテンシャルの面でここは厳しいでしょう。
ミスタージーティー
- 2歳新馬 2023年
新馬戦から挑むミスタージーティーは半兄が菊花賞で2着のサトノルークス、そして半姉がエリザベス女王杯で3着入線したタッチングスピーチです。
どちらも古馬になってから目立つ活躍を見せなくなりましたが、早い時期の完成度という面ではミスタージーティーにも期待できるでしょう。
勝利した新馬戦は中団から脚を構え、4コーナー辺りで坂井騎手の手が動くもなかなか加速できません。
しかし、残り200mの標識を過ぎてから一気に動いて上がり最速33秒7の末脚で勝利を飾りました。
加速までの時間はかかりましたが動き出してからの瞬発力は良く見えました。
血統的にも潜在能力は高そうですし、出走するようでしたら上位人気馬相手にも対抗できるかもしれません。
レガレイラ
- 2歳新馬 2023年
デビュー戦で力強い競馬を見せたレガレイラも参戦します。
新馬戦は函館の芝1,800mで、このときは出遅れたため中団の位置から競馬を行いました。
3コーナー辺りから徐々に動き、直線に入った段階で前を走っていたセットアップとの差は小さくありません。
しかし、ここから上がり34秒3の末脚で一気にセットアップを捕えて振り返れば1馬身半差の圧勝です。
この新馬戦で2着のセットアップがのちに札幌2歳ステークスを勝利し、3着のカルパがG1タイトル3勝を手にしているソダシの全妹と考えたら強い相手です。
続くアイビーステークスでも上がり32秒7の末脚を使いましたが3着に敗れました。
もっとも、このレースは逃げたホウオウプロサンゲが1,000mを63秒1という超スローで通過したため、上位2頭も脚を十分溜めることができています。
しかしながら、上がり32秒7は今回出走するメンバーの中で最速です。
また、函館のタフな馬場でキレッキレの脚を使えているので暮れの中山でもある程度は出し切れるのではないでしょうか。
なお、今回データの項目では取り上げませんでしたが過去10年のホープフルステークスでサンデーレーシング所有馬は【2-1-2-3】で、今年の出走馬でサンデーレーシングの馬はレガレイラのみです。
牝馬ですが、データ的にも面白い存在だと思います。
ロジルーラー ※除外
- 2歳未勝利 2023年
ロジルーラーは全兄がダイヤモンドステークスを制したグロンディオーズ、半兄に目黒記念を制したムスカテールがいます。
新馬戦こそヴェロキラプトルの5着に敗れてしまいましたが、続いて挑んだ福島の未勝利戦では先行しながら外目急襲で勝利を掴みました。
しかし、勝ち時計1分51秒5は特別速いタイムではありません。
その後の2戦は凡走が続いていることから、まだまだお兄さんの活躍には程遠そうです。
この2戦も負けて強しとは言い難いですし、ポテンシャルは足りないと思います。
ホープフルステークス2023の騎手予想
ホープフルステークス2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。
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ホープフルステークス2023追い切り評価
ホープフルステークス2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
ホープフルステークスの予想の参考にしてみてください!