【中山金杯2024追い切り評価/全頭診断】トップ評価「S」はこの3頭!
中山金杯2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中山金杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
1月3日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路は比較的時計がかかっており、ウッドチップは標準くらいの馬場です。
栗東
栗東の坂路とウッドは良馬場です。
坂路は全体的に時計がかかっていましたが、ウッドチップは平均以上に時計が出ています。
中山金杯2024追い切り評価/全頭診断コメント
中山金杯2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アラタ
アラタ 1月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.6 | 66.6 | 51.8 | 37.2 | 11.8 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.5 | 51.6 | 37.5 | 11.9 | 強め |
昨年の巴賞(OP)を制したアラタは美浦のウッドチップでローヴェスパー(牡3、1勝)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身後方から追走する形で6ハロン82秒6-上がり1ハロン11秒8の時計で2馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
先月の24日と31日もウッドチップコースにおいて、馬なりで軽く調整を行っていました。
9月以来のレースということもあり、最終追い切りまでウッドで入念に調整されています。
映像はありませんが20日にはウッドで6ハロン81秒5という好時計を出していることからも、状態面は悪くなさそうでした。
最終追い切りは一杯に追われましたが、全体時計はそこまで目立っていませんし、馬場の真ん中を駆けたことからも高く評価しづらいです。また、手前替えにも少し時間がかかったように見えます。
もっとも、手間和えを変えてからはペースアップしているので動きは問題なさそうです。
アラタはそこまで追い切り映えするタイプではありませんが、昨年の中山金杯(G3)も手前替えができず、最良とは言い難い状態でも勝ち馬と差のない4着なので、現在の状態でも出し切れそうな感じはします。
エピファニー
エピファニー 1月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 65.7 | 50.3 | 36.4 | 11.5 | G前仕掛け | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 80.8 | 65.3 | 50.8 | 36.2 | 11.9 | 一杯 |
昨年のケフェウスステークス(OP)を制したエピファニーは美浦のウッドチップで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の内側からゴール前で仕掛けられ、5ハロン65秒7-上がり1ハロン11秒5でまとめています。
先月の24日と31もウッドチップで馬なり追いを行っています。
最終追い切りではコーナーから坂手前で走っており、直線に入ってからも手前替えできていません。
道中頭も高くてかかっているような荒々しさも見られました。
疾走感こそありましたが、折り合い面では馬が一方的に走っている印象もあります。
前走チャレンジカップ(G3)でもやや頭が高い場面を見せていましたが、今回ほど気性が表に出ていませんでした。
直線で仕掛けられてからの動きはよかったものの、仕上がりとしては前走のほうがよかったように見えます。
エミュー
エミュー 1月3日水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.5 | 39.9 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 55.1 | 39.9 | 12.9 | 末強め |
昨年のフラワーカップ(G3)の勝ち馬エミューは美浦の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて全体時計54秒5-上がり1ハロン12秒8で駆け上がりました。
先月の24日も坂路で、28日はウッドチップで追い切りを行っています。
10月半ばに行われた秋華賞(G1)以来、3か月ぶりのレースとなるため坂路やウッドで入念に身体をほぐしていましたが、最終追い切りではこの馬らしいハツラツとした動きを見せており、気持ちは乗っています。
ただ、久々も影響しているのか前脚の動きは少し高くて硬さが見られました。
休み明けにしては悪くない動きでしたが、まだまだ良化もできそうです。
地の利を活かした競馬で年上の馬相手にどこまで健闘できるか注目したいです。
カテドラル
カテドラル 1月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.1 | 38.4 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.8 | 38.6 | 12.4 | 馬なり |
今年で8歳になったカテドラルは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで追われて4ハロン53秒1-上がり1ハロンは12秒6で坂路を駆け上がっています。
中間は坂路を主体に調整されていて、乗りこなし量も多いです。
カテドラルの最終追い切りはJRAレーシングビュアーに公開されていなかったため、映像以外から評価します。
まず、坂路の時計に関しまして、8歳馬にしては出している印象がありました。
もちろん、調子がよかったころは52秒台前半の時計も出していましたが、今年8歳馬にしてはやれていると思います。
ただ、管理する池添調教師は「いい時期と比べると物足りない。2,000mでいいところが出てくれれば」とコメントされているように、内容にはやや不満そうでした。
8歳馬なので全盛期と比較するとどうしても物足りなさを感じますが、これまでとは違う中距離の舞台で一変できるか注目したいです。
カレンシュトラウス
カレンシュトラウス 1月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.2 | 12.4 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.5 | 12.0 | 一杯 |
カレンシュトラウスは栗東坂路において、単走で最終調整を行いました。
レース当日も騎乗する藤懸貴志騎手が手綱を握り、馬場の外目から一杯に追われて全体時計52秒4-上がり1ハロン12秒4でゴールしています。
先月の28日はウッドチップでゴール前に仕掛けられて6ハロン82秒9-上がり1ハロン12秒1でゴールし、31日はウッドで馬なり、軽めの調整を行いました。
最終追い切りはいつも通り坂路で追い切りを行いました。
脚さばきは速くて、順調に乗り込まれています。
若干クビは右を向いていましたが、目先は前を向いていて気持ちも乗っています。
ただ、左脚は少し硬い感じもありましたし、一杯に追われた割に終い時計12秒0もやや物足りません。
カレンシュトラウスは一昨年のメイステークス(OP)を勝利後、筋肉を傷めたため1年以上も休養を余儀なくされました。
昨年8月に行われた小倉日経オープン(OP)で久々にターフに帰ってきましたが、それから一度も馬券に絡めておらず、怪我の影響はいまなお残っている感じがします。
かなり前の話になりますが、一昨年の東京大賞典(G3)前の最終追い切りでは坂路で一杯に追って全体時計51秒7の時計を出しています。
少しずつその時計に近づいているものの、怪我前のパフォーマンスはまだ取り戻していないと思います。
キタウイング
キタウイング 1月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 72.5 | 56.5 | 40.4 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦坂路(稍重) | 53.6 | 39.8 | 13.4 | 馬なり |
重賞2勝馬のキタウイングは美浦のウッドチップでニシノリピートとクインズデネブ(どちらも牝3、未勝利)の3頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する杉原騎手が手綱を握り、ニシノリピートから0.3秒追走する形で馬場の外目から馬なり追いを行い、5ハロン72秒5-上がり1ハロン11秒8の時計で走破しました。
2頭には1馬身半先着しています。
先月の27日と31日もウッドで馬なりにて追われており、両日ともに杉原騎手が騎乗しています。
最終追い切りは淡々とした動きで僚馬を楽に交わして先着しています。
ただし、時計は全く出しておらず、併せた2頭がともに未勝利馬という面でも楽でした。
杉原騎手が入念に折り合いをつけている点は好感が持てるものの、馬自身がレースに向けて良化しているかというと、少し難しいところです。
前走ターコイズステークス(G3)よりは旅禍している感じがしましたが、まだまだ伸び代はありそうでした。
ククナ
ククナ 1月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.1 | 52.3 | 38.4 | 12.0 | 強め | |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 85.6 | 69.1 | 53.6 | 37.8 | 11.4 | 馬なり |
昨年の七夕賞(G3)で2着のククナ美浦のウッドチップでキープブライトン(牡4、1勝)ともう一頭(名称不明)と3頭併せ馬を行いました。
助手が騎乗し、キープブライトンを6馬身ほど追走する形で馬場の外目から強めに追われて、5ハロン67秒1-上がり1ハロン12秒0の時計で半馬身先着しています。
先月の24日と31日はともに美浦の坂路で馬なり追いを行っています。
ちなみに、どちらも1日2本追い切りを行っていました。
昨年のエリザベス女王杯(G1)以来のレースということで休み明けの一戦となりますが、12月だけでも坂路で17本追い切りを行っており、乗り込みは十分すぎるほどです。
そして、最終追い切りはウッドで強めに仕掛けられています。
序盤からこの馬らしいピッチ走法は健在で、機敏な動きを見せています。
最後の直線で手前を替えてからも加速する意思を見せていたのは好感が持てました。
前走最終追い切り時と比較すると終い時計は出ていませんが、全体時計に関しては前走や昨年七夕賞前の最終追い切りよりも出ており、これまでとは違った意味でいい追い切りです。
全体時計は優秀でしたので、枠順次第では先行策を打っても面白そうです。
クリノプレミアム
クリノプレミアム 1月3日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.3 | 66.9 | 52.0 | 37.4 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 85.7 | 69.2 | 53.8 | 38.0 | 11.6 | 直強め |
昨年の中山金杯(G3)で2着のクリノプレミアムは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
レース当日も騎乗する松岡騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて6ハロン82秒3-上がり1ハロン11秒7でゴールしています。
前走ターコイズステークス(G3)から中2週ということで中間追い切りはありません。
今回は3日の追い切りが最初で最後の追い切りとなっていますが、序盤から身体全体を伸ばした動きを見せています。
時計面で見ても前走ターコイズステークスの時よりも全体時計は出しています。
昨年11月に行われたキャピタルステークス(L)から約1か月のスパンで使われていますが、レースの実演が調教以上の効果をもたらしているのか、使うたびに良化しています。
ちなみに2着に入線した昨年の中山金杯前の追い切りが美浦ウッドで馬場の外目から馬なりで5ハロン68秒3-上がり1ハロン12秒0なので昨年よりも全体時計は優秀です。
昨年以上の出来栄えだと思いますし、枠順に恵まれたら勝ち負けも十分狙えるでしょう。
ゴールデンハインド
ゴールデンハインド 1月3日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.8 | 66.0 | 51.4 | 37.3 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.1 | 66.4 | 51.9 | 37.7 | 11.6 | 馬なり |
昨年のフローラステークス(G2)を逃げて勝利したゴールデンハインドは美浦のウッドチップでローンウルフ(牡3、未勝利)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する菅原騎手を背に、僚馬を5馬身追走する形で馬場の真ん中から馬なりで追い、6ハロン81秒8-上がり1ハロン11秒7で同時併入しています。
24日と31日は坂路で馬なり追いを行い、この2日は武市調教師自ら騎乗しています。
今回はオークス(G1)以来、8か月振りのレースとなりますが久々でも力強く、この馬らしい飛びのある走りを見せています。
また、馬なりながら全体時計81秒8の自己ベスト2位の記録を出しているのも良いですし、放牧を挟んで成長している一面が感じられました。
個人的には勝利したフローラステークスの時以上の仕上がりにも見えます。
フローラステークスの内容から東京のイメージがありますが、中山も【0-2-0-1】、敗れた1戦は4着とコース適性も高いので久々でどこまでやれるか期待したいです。
サクラトゥジュール
サクラトゥジュール 1月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.7 | 66.5 | 51.1 | 36.1 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 65.9 | 50.6 | 35.9 | 11.7 | 直一杯 |
昨年のメイステークス(OP)を制したサクラトゥジュールは美浦のウッドチップコースでシアージスト(牡5、3勝)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6ハロン82秒7-上がり1ハロン11秒5の時計で同時併入しています。
先月の24日と31日は美浦坂路で馬なり追いを行いました。
昨年の関屋記念(G3)以来、5か月ぶりのレースとなりますが久々にしては脚の回転が速くてこの馬らしいピッチ走法で素早い走りができています。
ただ、終始頭が高かったのでもう少し姿勢が整えばよりいい走りができそうです。
積極性は見られましたが、個人的にはここで一度使うことでさらに良化に期待できそうに見えました。
サトノエルドール
サトノエルドール 1月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 65.5 | 50.8 | 36.7 | 11.6 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.3 | 53.3 | 38.2 | 11.7 | 馬なり |
サトノエルドールは美浦のウッドチップでスティルデイマーレ(牡4、2勝)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、5ハロン65秒5-上がり1ハロン11秒6の時計で同時併入しています。
24日と31日もウッドチップで馬なりにて調教を行っています。
最終追い切りでは重心を低めに前を見据えて動けています。
前走中日新聞杯(G3)が休み明けで少し太目残りがありましたが、1戦使ったことでスマートになり、良化しています。
時計面で見ても前走中日新聞杯より出していますし、特に馬なりで終い11秒6は良く、前走以上の仕上がり具合でした。
今年で8歳になり、年齢的にはピークを越えていますが、最終追い切りを見た限りは年齢以上にいい内容だったと思います。
ホウオウアマゾン
ホウオウアマゾン 1月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.4 | 67.5 | 53.3 | 38.7 | 12.7 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 81.8 | 67.3 | 52.7 | 37.7 | 11.8 | 一杯 |
前走阪神カップ(G2)から中1週で挑むホウオウアマゾンは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン82秒4-上がり1ハロン12秒7でゴールしています。
中1週ですが中間はウッドで時計を6本出しており、乗り込みは十分すぎるほどです。
最終追い切りは馬なりにしては時計が出ているものの、どこか身体が重い感じがします。
阪神カップから中1週で挑むこともありますし、中間に6本もはさんだ影響もあって表面には見えない蓄積疲労があるのかもしれません。
前走に引き続き太目残りもありましたし、絞り切れていないことからあまりよい仕上がりではありませんでした。
余談ですが、ホウオウアマゾンは京都金杯と両にらみで、ほとんどの人は地の利がある京都金杯に出走すると踏んでいましたがなんと中山金杯を選択されました。
得意だった短距離~マイルで成績を落としているので思い切った距離延長だと思います。
しかし、そうなると中距離適性や長距離輸送などの課題も浮上します。
数多くの課題を乗り越えて復活できるか注目したいです。
ボーンディスウェイ
ボーンディスウェイ 1月3日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.2 | 67.5 | 51.9 | 37.5 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 82.3 | 66.5 | 51.8 | 37.2 | 11.7 | 馬なり |
条件戦上がりのボーンディスウェイは美浦のウッドチップでベストリーガード(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する木幡巧也騎手が手綱を握り、僚馬を2~3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6ハロン84秒2-上がり1ハロン11秒6の時計で同時併入しています。
先月の27日もウッドでベストリーガードと併せ、31日は美浦坂路で木幡騎手騎乗の元、馬なりで調教を行いました。
最終追い切りでは雄大な馬体が印象深く、リズムの良い脚さばきを見せています。
直線で手前を替えてからはペースアップし、外から末強めで併せたベストリーガードに引けを取らない走りを見せました。
ベストリーガードは鞭を入れられていましたが、ボーンディスウェイは馬なりながらも並走から併入していますし、さらにいうとベストリーガードは近走も安定した走りを見せているオープン馬に対してこちらはオープン上がり立ての馬です。
実質的には格上ともいえる相手に健闘していることから、ポテンシャルの高さがうかがえますし、時計以上にいい追い切りでした。
今回の舞台である中山芝2,000mはかつて弥生賞ディープインパクト記念(G2)で3着入りした時と同じです。
しかも、このときの1着馬がのちの菊花賞馬アスクビクターモアで2着がのちのダービー&グランプリホースのドウデュースなので相手を考えても高いパフォーマンスに期待できるでしょう。
マイネルクリソーラ
マイネルクリソーラ 1月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.6 | 51.4 | 37.8 | 12.7 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 70.3 | 54.4 | 39.5 | 12.2 | 馬なり |
昨年のアンドロメダステークス(L)で2着のマイネルクリソーラは美浦のウッドチップで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて5ハロン66秒6-上がり1ハロン12秒7でまとめました。
先月の24日と31日は美浦坂路において、馬なりで併せ馬を行っています。
最終追い切りはコーナーからスピーディな動きを見せています。
積極的な姿勢で動けているのは好感が持てますし、5ハロン66秒6の時計もこれまでの追い切りで2番目に速いものでした。
しかし、直線で手前を替えることができなかった影響もあってか、終い1ハロンは12秒7で最後は失速してしまいます。
脚の速い馬ですが少し不器用な一面もありそうですね。
出し切れたら高いパフォーマンスにも期待できそうなので、前走に引き続き手綱を握るデムーロ騎手の手腕に期待したいです。
マイネルファンロン
マイネルファンロン 1月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.1 | 66.9 | 52.4 | 37.7 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 81.9 | 66.1 | 51.9 | 37.3 | 11.7 | 馬なり |
今年で9歳になったマイネルファンロンは美浦のウッドチップコースでポルックスステークス(OP)に出走予定のアナンシエーション(セ6、オープン)ともう一頭(名称不明)と3頭併せを行いました。
嶋田騎手が騎乗(レース当日は丸山騎手が騎乗)し、アナンシエーションより3~4馬身先行する形で馬場の外目から一杯に追い、6ハロン83秒1-上がり1ハロン11秒4の時計でアナンシエーションから1馬身先着しています。
先月の24日と31日は美浦坂路で軽めに馬なりで追い切りを行っています。
最終追い切りは馬場の外目から回りました。
アナンシエーションが一杯でこちらも一杯でしたが、年齢的なものもあってか反応は少し鈍かったですし、大きな良化は感じられません。
しかしながら、最後の直線では併せた2頭の間から加速し最先着しているように、キャリアハイの走りを見せていましたが一瞬伸びて元に戻っているように使える脚は長くなさそうです。
いい時期と比較すると能力の衰えは否めませんし、ここでの復活は容易ではなさそうです。
マテンロウレオ
マテンロウレオ 1月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 84.0 | 68.9 | 53.6 | 38.4 | 11.7 | 末強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.4 | 69.7 | 54.3 | 38.2 | 11.3 | G前仕掛け |
2年前のきさらぎ賞(G3)勝ち馬のマテンロウレオは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から末強めに追われて6ハロン84秒0-上がり1ハロン11秒7の時計で走破しています。
先月の24日と31日は栗東坂路で軽めに馬なりで稽古を行いました。
最終追い切りは末強めということで、コーナーから直線入りの段階ではほぼ馬なりでした。
この間下を向いて走っており、気持ちが乗っていません。
直線に入ってしばらくしてから手綱を動かされるとペースアップしましたが、それでもラスト11ハロン11秒7はこの馬にとって目立つものではなく、コンディションはそこまでよさそうに見えませんでした。
今回はトップハンデ58.5キロを背負ううえ、課題の長距離輸送も控えています。
その中で追い切りもあまりよく見えませんでしたので、好走は厳しいように思います。
リカンカブール
リカンカブール 1月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 38.4 | 12.3 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.5 | 67.8 | 52.4 | 37.4 | 11.8 | 馬なり |
リカンカブールは栗東坂路ですばるステークス(L)に出走予定のエンペザー(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。
高倉騎手(レース当日は津村騎手が騎乗)が騎乗し、馬場の真ん中やや外目から僚馬を2~3馬身追走する形で一杯に追われ、全体時計53秒9-上がり1ハロン12秒3で1馬身先着しています。
時計自体は特別目立つものではありませんが、リカンカブールは坂路で時計を出すタイプではないので悪くはないです。
頭を下方向に見せた走りは4着に入線した一昨年の京都新聞杯(G2)前の最終追い切りでも見られましたし、終いの伸びや踏み込みも良いでしょう。
前走チャレンジカップ(G3)を使ったことで上積みが見られます。
管理する田中調教師も「しっかりやりましたが、順調です」とコメントされているように、調子の良さが感じられました。
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中山金杯2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | クリノプレミアム ゴールデンハインド ボーンディスウェイ |
A | ククナ サトノエルドール リカンカブール |
B | アラタ エミュー カテドラル キタウイング サクラトゥジュール マイネルクリソーラ |
C | エピファニー カレンシュトラウス ホウオウアマゾン マイネルファンロン マテンロウレオ |
D |
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中山金杯2024追い切り映像
中山金杯2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
中山金杯2024の最終予想
中山金杯2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。