
【神戸新聞杯2025予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

神戸新聞杯2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に神戸新聞杯2025予想の最終買い目を発表します!
神戸新聞杯2025の予想ポイント
- 重賞で連対したことある馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 父が神戸新聞杯を制した実績を持つ仔がこのレースで勝ち切りやすい
- ノーザンF生産馬が活躍している、社台F生産馬【0-0-3-14】は苦戦
- 馬券の中心は1~3人気、勝ち馬も1~3人気から予想したい
- 3枠・5枠の好走率が高く、1枠【0-0-0-6】は全滅
- 前走日本ダービー組が活躍している
神戸新聞杯2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに神戸新聞杯2025予想の最終買い目を発表します。
神戸新聞杯2025の有力馬3頭
神戸新聞杯は実績のある3歳馬が始動戦として選択する傾向が強いレースです。
今年の出走馬の中から実力上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ショウヘイ
- 京都新聞杯 (G2) 2025年
今年の京都新聞杯を逃げて勝利し、日本ダービーでも3着入線したショウヘイが神戸新聞杯から始動します。
勝利した京都新聞杯は5番人気でそこまで人気していませんでしたが、2番手の位置で立ち回りながら、残り800mの標識辺りで仕掛けて、終いも上がり最速33秒8の末脚で独走しました。
この京都新聞杯は前半1,000mが63秒3の超スローで、終い4F勝負でしたが、終いの末脚は4F11秒4-3F11秒6-2F10秒9-1F11秒3で最後までいい脚を使って勝利したのが印象的です。
前走の日本ダービーは当たりと言われる1枠2番からスタートし、スムーズにラチ沿いを確保して3番手の位置を確保すると、向こう正面で4番手になっても自身の走りに集中し、最後の直線では馬場の良い外目に持ち出してじりじり脚を伸ばして先に抜け出したサトノシャイニングを捉えて3着入りしました。
最後に捉えたサトノシャイニングはダービーにおいて死に枠と言われる8枠から発走、対してショウヘイは絶好枠の1枠発走だったので枠にも恵まれた一戦と言えそうですが、それでも最後までショウヘイらしい先行策で上位争いできたのは評価したいです。
今回は始動戦となりますが、日本ダービーを見ても距離は持ちそうですし、少頭数ということで立ち回りやすいでしょう。
阪神は今回が初めての挑戦となりますが、大箱で好走していることから対応できそうですし、時計勝負に対応できれば力を発揮できそうです。
ジョバンニ
- 若葉ステークス (L) 2025年
今年の若葉ステークスを勝利し、皐月賞でも4着入線したジョバンニも有力候補でしょう。
重賞勝ち鞍こそありませんが、2歳時には京都2歳ステークスやホープフルステークスで2着入線し、皐月賞は向こう正面で挟まれたことでポジションが下がりながらも、最後の直線では脚を伸ばして4着入りし、着順以上の競馬ができました。
前走の日本ダービーは中団で脚を溜めて末脚に期待しましたが、直線では思ったよりも伸びきれなかったです。
初めての芝2,400mが長すぎたのか、左回りが合わなかったのか判断しがたいですが、昨年中京で開催された野路菊ステークスは2着入線していることから、前者の可能性が高そうです。
神戸新聞杯も日本ダービーと同じ芝2,400mなので、距離が長すぎる不安はあります。
ただ、ダービーは比較的流れたので、ゆったりしたペースで最後までスタミナを維持することができれば、自慢の末脚を引き出せるかもしれません。
評価の難しい馬ですが、立ち回り次第ではこの距離でも対応できるのではないでしょうか。
エリキング
- 京都2歳S (G3) 2024年
2歳時は3戦3勝で重賞を制覇し、今回出走登録しているジョバンニにも2勝しているエリキングが参戦します。
前々走の皐月賞は初めての二桁着順でしたが、ここは休み明け&骨折明け初戦ということもあって追い切りも目立たなかったですし、状態が影響していたと思います。
それでも最後はインから脚を伸ばしていて、この馬らしい走りはできていました。
前走の日本ダービーは2枠からの発走で後ろに控えて脚を溜めましたが、直線では外に持ち出して、直線一気で5着まで浮上しました。
上位4頭との差はありましたが、かなり後方の位置から唯一掲示板入りできたのは評価したいですし、2歳のころのパフォーマンスを取り戻したように思います。
今回は復帰戦となりますが、阪神芝2,400mは外回りコースを使用するため、引き続き末脚を活かしやすいです。
ダービーを見る限り距離も問題なさそうですし、引き続き騎乗する川田騎手は過去10年の神戸新聞杯で【1-1-1-5】と相性が良いです。
実績もショウヘイと同じくらいあるため、ここで弾みを付けて最後の一冠を目指してほしいです。
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神戸新聞杯2025の穴馬2頭
神戸新聞杯は春の実績馬だけではなく、夏の上がり馬も参戦します。
菊花賞の権利をかけてメイチで仕上げる傾向もあるため、気配のある馬には警戒したいです。
今年の出走馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
マイユニバース
- あずさ賞 (1勝クラス) 2025年
キャリア9戦と、メンバーの中でも実績が多いマイユニバースが穴馬として面白そうです。
3走前のゆきやなぎ賞は今回と同じ阪神芝2,400mの舞台で中団の位置で脚を溜めながら、上がり最速の末脚を使って2着入りしました。
勝ち馬のゲルチュタールには届きませんでしたが、このゲルチュタールはのちに青葉賞で3着入りしたあと、条件戦を連勝して現在オープンクラスまで上り詰めています。
不良馬場で開催されたあずさ賞は出遅れて後方からの競馬となりましたが、後ろで脚を溜めながら、内回りコースのラスト3F標識辺りで大外からぶん回しで進出し、最後の直線でもじりじり脚を伸ばして先に抜け出したエキサイトバイオを捉えて勝利しています。
エキサイトバイオはのちに重賞のラジオNIKKEI賞を制している馬ですが、大外を回してかなりロスがある立ち回りだったものの、最後まで脚を伸ばして勝ち切れたのは評価したいです。
前走の白百合ステークスは人気を裏切る5着でしたが、開催最終週の京都ということで上位4頭はすべて馬場の外目から脚を伸ばしていました。
マイユニバースは真ん中くらいの位置から追い上げしていたので、もしも外に持ち出していたら結果は違っていたかもしれません。
今回は久々のレースとなりますが、あずさ賞やゆきやなぎ賞は現在実績を残した馬相手に接戦していることから確かな実績が伺えます。
久々ですが、今回は馬券に絡むことができれば菊花賞の門も開かれるので、状態次第で激走にも期待できそうです。
デルアヴァー
- ひめさゆり賞 (1勝クラス) 2025年
前走の京都新聞杯で3着入線したデルアヴァーもここから始動します。
脚質的には差し~追込競馬を得意としている馬ですが、前々走のひめさゆり賞はハイペースで推移しながら、上がり最速34秒1の末脚を使って勝利しました。
下した相手のその後を見ると、相手に恵まれた可能性はありますが、それでも1分58秒8の時計は過去10年のひめさゆり賞の中では最速ですし、時計勝負に対応できたのは評価したいです。
今年の出走馬の中では数少ない高速馬場適性を証明している馬なので、現在の時計が出る阪神コースとも合いそうです。
今年の神戸新聞杯はダービーから挑む3強が中心ですが、適性と末脚がかみ合うようでしたらそこに割って入れるかもしれません。
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ここからは神戸新聞杯の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
神戸新聞杯2025の概要
神戸新聞杯は阪神競馬場で開催される3歳馬限定の中距離重賞です。
レース名の【神戸新聞】とは神戸に本社を置く神戸新聞社のことを指し、関西圏、特に兵庫県民にとって馴染み深い新聞ではないでしょうか。
ちなみに神戸新聞社はスポーツ新聞のデイリースポーツも扱っているので、デイリースポーツを通して馬券予想を行う競馬ファンも多いことでしょう。
神戸新聞杯の前身である神戸盃が創設されたのが1953年で、当初から4歳馬(現在の3歳馬)限定の中距離レースとして機能していました。
ところが、菊花賞のトライアル競走に指定されたのは1991年で、現在の芝2,400mで行われるようになったのは2007年です。
現在の形に収まったのは意外と最近だったりします。
なお、菊花賞トライアルは神戸新聞杯のほかに前週開催されたセントライト記念もあります。
ただ、セントライト記念は中山競馬場で開催されることから関東圏の馬が中心となります。
対して、神戸新聞杯は関西で行われ、菊花賞も関西圏にある京都競馬場で行われることから、輸送リスクの少ない神戸新聞杯のほうが菊花賞向けといえるのです。
ちなみに、神戸新聞杯は芝2,400mの典型的な中距離レースなので、2017年のレイデオロや2019年のサートゥルナーリアのように、菊花賞ではなく天皇賞(秋)やジャパンカップを目指すケースも時々見られます。
3歳馬にとって秋の大目標はいくつかありますが、いずれにしても秋の始動戦としての機能を果たしているのが本競走の特徴といえるでしょう。
伝統のあるトライアル競走。
ここを制して秋の大舞台に飛越するのはどの馬でしょうか?!
うましるでは中京で代替開催された2020~2022・2024年の4開催も含めた過去10年のデータをまとめました。
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神戸新聞杯2025の開催内容
開催日 | 9月21日(日曜) 15:30発走 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
格付け | G2 |
コース | 芝2,400m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 5400万円 |

神戸新聞杯2025が開催される阪神の芝2,400mの特徴

阪神芝2,400mで開催された2015~2019・2023年の神戸新聞杯のタイム | |
(過去6年) | 平均タイム2:26.5 |
レコードタイム | 2:23.5 (2023年 サトノグランツ) |
中京芝2,200mで開催された2020~2022・2024年の神戸新聞杯のタイム | |
(過去4年) | 平均タイム2:14.3 |
レコードタイム | 2:11.1 (2022年 ジャスティンパレス) |
今年の神戸新聞杯は2年ぶりに本来の阪神で開催されます。
舞台となる阪神芝2,400mは外回りコースを使用します。
スタート地点は内回り4コーナーの出口付近で芝2,000mと同じ位置です。
最初のコーナーまでは長くありませんが、それまでに阪神名物の急坂があるためペースは落ち着きます。
最初のコーナーと2コーナーはフラットで小回りコースです。
向こう正面は500m弱あるので各馬は後半に備えながら脚を溜めます。
外回りの3~4コーナーは半径が非常に大きいので極端にペースダウンしなくても立ち回ることができます。
そして、4コーナーの真ん中あたりにラスト3ハロンの標識が立っており、この付近から下り傾斜となるので各馬は望まなくてもペースアップします。
最後の直線は約473mと長く、直線ではトップスピードを維持しやすいです。
スタート直後に駆け上がった急坂を乗り越えた先にゴールがあります。
阪神の芝2,400mはスタート直後の急坂のためにスローペースになりやすいです。
そして、ラスト3ハロンは下り傾斜で直線も長いため、とにかく最高速度を維持しやすいです。
そのため、末脚に定評ある馬が勝ち切りやすいです。
ただし、急坂を2度駆け上がる構造上、坂を駆けるだけのパワーも必要なのです。
以上のことから、総合力に長けた馬に注目したいです。

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神戸新聞杯2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
アルマデオロ | 牡3 | 57.0 | 武豊 |
エリキング | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 |
サンライズバブル | 牡3 | 57.0 | 池添謙一 |
ジョイボーイ | 牡3 | 57.0 | 藤岡佑介 |
ショウヘイ | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 |
ジョバンニ | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 |
デルアヴァー | 牡3 | 57.0 | 荻野極 |
パッションリッチ | 牡3 | 57.0 | 西村淳也 |
ボンドロア | 牡3 | 57.0 | 未定 |
マイユニバース | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 |
ライトトラック | 牡3 | 57.0 | 和田竜二 |
レイデラティエラ | 牡3 | 57.0 | 未定 |
神戸新聞杯の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 稍重 | 1 | 15 | メイショウタバル | 2 | 日本ダービー(G1) | 取消 |
2 | 1 | ジューンテイク | 3 | 日本ダービー(G1) | 10 | |
3 | 11 | ショウナンラプンタ | 4 | 日本ダービー(G1) | 15 | |
2023 良 | 1 | 3 | サトノグランツ | 3 | 日本ダービー(G1) | 11 |
2 | 6 | サヴォーナ | 10 | 信夫山特別(2勝) | 1 | |
3 | 7 | ファントムシーフ | 2 | 日本ダービー(G1) | 8 | |
2022 良 | 1 | 7 | ジャスティンパレス | 5 | 日本ダービー(G1) | 9 |
2 | 6 | ヤマニンゼスト | 12 | 藻岩山特別(2勝) | 6 | |
3 | 2 | ボルドグフーシュ | 4 | 一宮特別(2勝) | 1 | |
2021 不良 | 1 | 5 | ステラヴェローチェ | 2 | 日本ダービー(G1) | 3 |
2 | 7 | レッドジェネシス | 5 | 日本ダービー(G1) | 11 | |
3 | 4 | モンテディオ | 8 | ルスツ特別(1勝) | 1 | |
2020 良 | 1 | 2 | コントレイル | 1 | 日本ダービー(G1) | 1 |
2 | 18 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 日本ダービー(G1) | 3 | |
3 | 5 | ロバートソンキー | 14 | 1勝 | 2 | |
2019 良 | 1 | 3 | サートゥルナーリア | 1 | 日本ダービー(G1) | 4 |
2 | 5 | ヴェロックス | 2 | 日本ダービー(G1) | 3 | |
3 | 8 | ワールドプレミア | 3 | 若葉ステークス(L) | 2 | |
2018 良 | 1 | 3 | ワグネリアン | 2 | 日本ダービー(G1) | 1 |
2 | 2 | エタリオウ | 3 | 日本ダービー(G1) | 4 | |
3 | 6 | メイショウテッコン | 6 | ラジオNIKKEI賞(G3) | 1 | |
2017 良 | 1 | 8 | レイデオロ | 1 | 日本ダービー(G1) | 1 |
2 | 5 | キセキ | 2 | 信濃川特別(1000万) | 1 | |
3 | 2 | サトノアーサー | 3 | 日本ダービー(G1) | 10 | |
2016 良 | 1 | 14 | サトノダイヤモンド | 1 | 日本ダービー(G1) | 2 |
2 | 15 | ミッキーロケット | 6 | HTB賞(1000万) | 1 | |
3 | 12 | レッドエルディスト | 4 | 日本ダービー(G1) | 9 | |
2015 良 | 1 | 6 | リアファル | 3 | マレーシアカップ(1600万) | 1 |
2 | 5 | リアルスティール | 1 | 日本ダービー(G1) | 4 | |
3 | 9 | トーセンバジル | 7 | 白百合ステークス(OP) | 7 |
【重賞実績】重賞連対馬が優勝候補
年度 | 勝ち馬 | 主な重賞実績 |
2024 | メイショウタバル | 毎日杯(G3)/1着 |
2023 | サトノグランツ | 神戸新聞杯(G2)/1着 |
2022 | ジャスティンパレス | ホープフルS(G1)/2着) |
2021 | ステラヴェローチェ | サウジアラビアRC(G3)/1着 |
2020 | コントレイル | 日本ダービー(G1)/1着 |
2019 | サートゥルナーリア | 皐月賞(G1)/1着 |
2018 | ワグネリアン | 日本ダービー(G1)/1着 |
2017 | レイデオロ | 日本ダービー(G1)/1着 |
2016 | サトノダイヤモンド | きさらぎ賞(G3)/1着 |
2015 | リアファル | 兵庫CS(Jpn2)/2着 |
過去10年の神戸新聞杯の勝ち馬はいずれもこれまでに重賞レースで連対していました。
神戸新聞杯はG1のステップレースとして機能しており、実力馬の参戦も珍しくありません。
これまで重賞で2着以内に入線している馬が勝ち切る傾向が強いため、過去の重賞実績に注目したいです。
今年の出走登録馬の中でこれまでに重賞で連対したことがある馬は3頭いました。(かっこは主な重賞連対歴)
【血統】神戸新聞杯勝ち馬の仔が上位争いしている
年度 | 勝ち馬 | 父名 | 神戸新聞杯の着順 | 父の現役時代の
2024 | メイショウタバル | ゴールドシップ | 1着 |
2023 | サトノグランツ | サトノダイヤモンド | 1着 |
2022 | ジャスティンパレス | ディープインパクト | 1着 |
2021 | ステラヴェローチェ | バゴ | 未出走 |
2020 | コントレイル | ディープインパクト | 1着 |
2019 | サートゥルナーリア | ロードカナロア | 未出走 |
2018 | ワグネリアン | ディープインパクト | 1着 |
2017 | レイデオロ | キングカメハメハ | 1着 |
2016 | サトノダイヤモンド | ディープインパクト | 1着 |
2015 | リアファル | ゼンノロブロイ | 1着 |
過去10年の神戸新聞杯の勝ち馬8頭の父は現役時代に神戸新聞杯を制していました。
国内で活躍した種牡馬の多くが現役時代に神戸新聞杯に出走して勝利していましたが、神戸新聞杯勝ち馬の仔がレースを制するパターンが目立ちます。
また、2022年のヤマニンゼスト(父シンボリクリスエス)や2020年のヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)のように、神戸新聞杯勝ち馬の仔が2~3着に入線するケースも目立つため、父方の現役時代の実績も注目したいです。
今年の出走登録馬の中には、父が現役時代に神戸新聞杯を制した実績を持つ馬が7頭いました。(かっこは父名)
【生産者】ノーザンファーム◎、社台ファーム×
生産者 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンF | 【8-6-4-25】 | 18.6% | 32.6% | 41.9% |
ノースヒルズ | 【1-0-0-3】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
社台ファーム | 【0-0-3-14】 | 0.0% | 0.0% | 17.6% |
グランド牧場 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の神戸新聞杯で馬券に絡んだ18頭がノーザンファーム生産馬でした。
全体の半数以上を占めていますし、昨年こそ出走した2頭は着外でしたがそれ以前の9開催は毎年1頭以上馬券に絡んでいることから、有力候補といえるでしょう。
対して、大手牧場の社台ファームは【0-0-3-14】で馬券に絡んだとしても3着までです。
この3頭は2020年以降のものなので数字以上に悪くはないですが、馬券に絡んだ3頭はすべて中京代替開催時のもので、阪神開催時は【0-0-0-8】でした。
この中には2016年に2番人気に支持されたエアスピネルもいましたが5着に敗れているように、阪神開催時は社台ファーム生産馬が奮いません。
馬券予想の際は生産者にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中でノーザンファーム生産馬は3頭、社台ファーム生産馬も3頭いました。
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神戸新聞杯の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-1-0-5】 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【3-2-1-4】 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【2-3-2-3】 | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
4~6番人気 | 【1-2-4-23】 | 3.3% | 10.0% | 23.3% |
7~9番人気 | 【0-0-2-27】 | 0.0% | 0.0% | 6.9% |
10番人気以下 | 【0-2-1-42】 | 0.0% | 4.4% | 6.7% |
阪神芝2,400mで開催された2015~2019・2023年の人気別成績 | ||||
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-1-0-2】 | 50.0% | 66.7% | 66.7% |
2番人気 | 【1-2-1-2】 | 16.7% | 50.0% | 66.7% |
3番人気 | 【2-1-2-1】 | 33.3% | 50.0% | 83.3% |
4~6番人気 | 【0-1-2-15】 | 0.0% | 5.6% | 16.7% |
7~9番人気 | 【0-0-1-16】 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
10番人気以下 | 【0-1-0-21】 | 0.0% | 4.5% | 4.5% |
阪神開催時は1~3番人気の馬が勝利している
阪神競馬場で開催された2015~2019年と2023年の過去6開催の神戸新聞杯の勝ち馬は全て1~3番人気の馬でした。
神戸新聞杯は実績のある馬が多数出走しますが、実力が反映されやすい阪神芝2,400mの舞台では人気を集めた実力馬が勝ち切るケースが目立ちます。
上位人気馬が中心となるため、人気を見ながら予想するのが良さそうです。
阪神開催時は人気落ちの台頭はあまり見られない
阪神競馬場で開催された2015~2019年と2023年の過去6開催の神戸新聞杯で7番人気以下の好走は2頭しかいませんでした。
過去10年では7番人気以下の馬は5頭が馬券に絡んでいましたが、このうち3頭が中京代替開催時のものです。
阪神開催時は2015年のトーセンバジルと2023年のサヴォーナしか入線していないので、基本的に人気落ちは評価を下げて良いでしょう。
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神戸新聞杯の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-9】 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
2枠 | 【0-1-1-13】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
3枠 | 【3-2-1-9】 | 20.0% | 33.3% | 40.0% |
4枠 | 【2-1-1-13】 | 11.8% | 17.6% | 23.5% |
5枠 | 【2-2-2-11】 | 11.8% | 23.5% | 35.3% |
6枠 | 【0-0-2-15】 | 0.0% | 0.0% | 11.8% |
7枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
8枠 | 【2-2-1-16】 | 9.5% | 19.0% | 23.8% |
阪神芝2,400mで開催された2015~2019・2023年の枠番別成績 | ||||
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 【0-1-1-6】 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
3枠 | 【3-1-0-5】 | 33.3% | 44.4% | 44.4% |
4枠 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5枠 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
6枠 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7枠 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
8枠 | 【1-1-1-8】 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
阪神開催時は中枠+奇数枠が優勢
阪神競馬場で開催された2015~2019年と2023年の過去6開催の神戸新聞杯の好走馬を枠順別に見てみると、もっとも好走率が高かったのは3枠の馬でした。
3枠は過去6年で3頭が優勝しており、勝率、連対率は一番高いです。
そして、複勝率に関しては2頭に1頭が馬券に絡んでいる5枠が一番高かったです。
7番人気以下で好走した2015年のトーセンバジルや2023年のサヴォーナも5枠から発走して馬券に絡んでいることから、人気落ちでも5枠なら好走に期待できるでしょう。
阪神開催時の神戸新聞杯は中枠の奇数枠に注目したいです。
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神戸新聞杯の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
日本ダービー(G1) | 【9-6-4-29】 | 18.8% | 31.3% | 39.6% |
京都新聞杯(G2) | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
白百合S(L) | 【0-0-1-5】 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
1勝クラス | 【0-0-2-21】 | 0.0% | 0.0% | 8.7% |
未勝利 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走日本ダービー組が中心
過去10年の神戸新聞杯で馬券に絡んだ19頭が前走日本ダービーでした。
神戸新聞杯は春の実績馬や夏の上がり馬が集結しますが、日本ダービーの舞台で世代の頂点を争った馬の好走が目立っています。
馬券予想の際は前走日本ダービー組に注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走日本ダービーだった馬は3頭いました。(かっこは日本ダービーの着順)
日本ダービー組以外は相手までが良さそう
過去10年の神戸新聞杯で前走が京都新聞杯と未勝利だった馬はすべて着外に沈んでいました。
前走白百合ステークスと1勝クラスだった馬は合計で3頭が入線しているものの、3着までとなっています。
今年の出走登録馬を見てみると、前走のパターンは5通りに分けられますが、前走日本ダービーだった馬を除いたら最高着順が3着までなので、ダービー組以外は相手までで考えたいです。
神戸新聞杯2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
神戸新聞杯の予想の参考にしてみてください!