この記事では、阪神競馬場 芝2400mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。
阪神の芝2400はここをチェック!
・不安視されがちなディープインパクト産駒の成績も悪くない
・ルーラーシップやハービンジャー産駒の相性がいい!
・直線勝負の差し馬ではなく、スピード持続型が狙い目!
コースの特徴・攻略情報
GⅡ神戸新聞杯が行われる阪神芝2400m。
スタート地点は芝2000mと同じ、ゴール坂下のスタンド半ばあたり。外回りコースを回って最後の長い直線と2度目の坂を駆け上がるタフな構成になっています。
2,3年前までは阪神芝中距離で安定していたディープインパクト産駒の成績が悪かったコースなのですが、ここ最近ではそうでもない様子。
単勝回収率は90%前後になっていますし、複勝率も40%近くあるので、無理に嫌う必要はなさそうです。
それ以外で注目しておきたい産駒はルーラーシップ産駒とハービンジャー産駒。
ルーラーシップ産駒はGⅠでいつも活躍しているキセキのように、淡々としたラップをスタミナでこなせる大型な馬というのが特徴。外回りでスピードを殺すことなく回り、最後の直線と坂も押し切ることができるという産駒が多いです。
ハービンジャー産駒はこのコースの重馬場で好走率が高まります。スピードこそ足りていない産駒が多いですが、馬場が荒れて時計がかかり始めると、強力なスタミナと馬力が威力を発揮。
加速に時間がかかるタイプでもあるので、外回りの緩やかな下り坂で、自然に加速していけるのもプラスに働いて差し切れる展開が発生しやすいです。
一日を通して差しが決まっているような日であっても、このコースでは安易に末脚があるだけの馬ではなく、スピードの持続性を持っている馬から、馬券を組み立てていくのがいいかもしれませんね。