[馬券が的中しない方へ PR] 菊花賞(G1)とアルテミスS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!無料予想をみる

【菊花賞2025予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!

菊花賞2025予想記事のアイキャッチ画像

菊花賞2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に菊花賞2025予想の最終買い目を発表します!

菊花賞2025の予想ポイント

  • 重賞馬がこのレースで勝ち切りやすい
  • 上がり勝負になりやすく、末脚に定評がある馬に注目したい
  • 近年は1人気より2~4人気馬の好走が目立つ
  • 人気落ちを評価する際は芝2,200mで勝利実績がある馬に注目したい
  • 2枠の好走率がもっとも高く、1枠【0-0-0-20】は全滅
  • 馬券の中心は前走神戸新聞杯&セントライト記念組
目次(読みたい項目をタップ)

菊花賞2025予想の最終買い目

枠順確定後、レース前日までに菊花賞2025予想の最終買い目を発表します。

菊花賞2025の有力馬3頭

今年最後のクラシックレースである菊花賞が今週末に開催されます。

もっとも強い馬が勝つといわれるレースで最後の一冠を手にするのはどの馬でしょうか?!

今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

エリキング

主な勝ち鞍
  • 神戸新聞杯      (G2) 2025年
  • ラジオNIKKEI賞 (G3) 2024年

前走の神戸新聞杯で始動戦を制したエリキングが人気を集めそうです。

2歳のころは無傷の3連勝で京都2歳ステークスを勝利しましたが、その後骨折が判明し、12月のG1の出走は叶いませんでした。

幸い早期に復帰しましたが、始動戦の皐月賞は怪我明けも影響したのか11着でしたが、この馬らしい末脚は発揮していました。

続く日本ダービーは一回使って良化したのか、馬場の外から大外一気で5着に浮上し、素質の高さを発揮しています。

前走の神戸新聞杯はスタートを決めたものの大外10番からの発走で中団となりました。

逃げたボンドロアが超スローに落としましたが、4コーナー辺りで大外から仕掛け、最後は上がり32秒3の末脚で先に抜け出したショウヘイを捉えて優勝しています。

スローからの決め手勝負でしたが、日本ダービーで見せた末脚は健在でしたし、エリキングらしい走りを再確認できました。

今回は最後の一冠を狙いますが、末脚に定評がある馬なのでペースが落ち着き、終いを活かせるようでしたらチャンスはありそうです。

川田騎手は菊花賞と相性が良くありませんが、エリキングはこの距離でも対応できそうなので、自慢の末脚を淀の舞台で引き出してほしいです。

★評価点
・末脚に定評がある馬
・骨折から完全に復活
・京都は2戦2勝している舞台
・データと相性のいい重賞馬&前走神戸新聞杯組

▼課題
・川田騎手は過去10年で【0-0-1-6】

エネルジコ

主な勝ち鞍
  • 青葉賞 (G2) 2025年

今年の青葉賞を勝利し、前走の新潟記念でも古馬相手に強い2着入線したエネルジコも菊花賞に出走します。

新馬戦とセントポーリア賞はスローからの上がり勝負で勝利し、青葉賞は開幕とはいえ直前の雨の影響でいつもの超高速馬場ではない中、後方2番手から脚を溜め、直線で外目に持ち出して終いの脚を活かして勝利しています。

タフ馬場適性は未知数でしたし芝2,000m以上の舞台もこの時点で未経験でしたが、上がり最速の末脚でのちに条件戦を強い競馬で勝利したゲルチュタールやレッドバンデ、アマヒキに勝ち切れたのは評価したいです。

前走の新潟記念は初めての古馬混合重賞でした。

道中出負けして後ろからの競馬となりましたが、向こう正面の時点で早めに押し上げて3コーナーの時点で4~5番手の位置を付け、直線では外に持ち出しながら脚を伸ばして最後はシランケドと差のない2着でした。

出負けしながらも早めに前を付けつつ、最後まで脚を引き出していましたし、今年の新潟記念は勝ち馬シランケドだけではなく、ブレイディヴェーグやコスモフリーゲン、のちに京都大賞典を制したディープモンスターなどG2を彷彿させるほどの好メンバー相手に善戦できたのは良いでしょう。

早めに動きながら最後まで脚を活かせていることから、スタミナもありそうですし菊花賞の舞台と合いそうです。

また、前走に引き続きコンビを組むルメール騎手は過去10年の菊花賞で【4-2-1-2】と相性が非常にいいのも良いでしょう。

馬も騎手も好走に期待できそうなので、枠や状態にもよりますが現状重い印を考えています。

★評価点
・末脚勝負が得意な馬
・青葉賞や新潟記念は強敵相手に善戦
・鞍上のルメール騎手が菊花賞で非常に強い【4-2-1-2】
・データと相性のいい重賞馬

▼課題
・前走新潟記念組は過去10年で4頭すべて敗れている

ショウヘイ

主な勝ち鞍
  • 京都新聞杯 (G2) 2025年

今年の京都新聞杯を勝利し、日本ダービーでも3着入線したショウヘイも参戦します。

先行競馬を得意としている馬で、京都新聞杯は稍重でタフな条件でしたが2番手の位置を付けながら、終い4Fあたりで動いてそのまま押し切り、スタミナの高さを証明しています。

続く日本ダービーはデータと相性のいい内枠を引けたのも大きいですが、ロスなく3番手位の位置を付け、直線でも馬場の良い外目からしぶとく脚を伸ばして3着入りしています。

京都新聞杯のころからスタミナの高さは証明していましたが、世代最強馬を決めるダービーにおいても得意の競馬で好走しているように、距離の長い舞台であれば強敵相手にもかけず劣らずの競馬ができていました。

前走の神戸新聞杯はエリキングに差されましたが、安定したゲートで3番手の位置を付けつつ、最後も残り1Fで伸びての2着は悪くないです。

叩きの一戦としては悪くないですし、京都新聞杯のレース内容を見てもスタミナは豊富なので、芝3,000mも対応できるのではないでしょうか。

★評価点
・京都新聞杯でスタミナの高さを活かした
・京都コースと相性がいい【3-0-0-1】
・先行からの粘りが得意
・データと相性のいい重賞馬&前走神戸新聞杯組

▼課題
・過去に騎乗していたルメール騎手や川田騎手は別の有力馬を選択した

菊花賞2025の穴馬2頭

菊花賞は6番人気以下の馬も相手に絡むことが多いため、穴馬探しも面白いです。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

アマヒキ

主な勝ち鞍
  • 阿賀野川特別 (2勝クラス) 2025年

三冠牝馬アパパネの仔であるアマヒキが穴馬として面白そうです。

春の段階では条件戦こそ結果を残していたものの、収得賞金が足りずにクラシックの出走は叶いませんでした。

ところが、前走新潟で開催された阿賀野川特別は久々のレースで馬体重を12キロ増やしていましたが、道中中団よりも後ろの位置で仕掛けどころを伺い、残り600mあたりから外目より脚を伸ばし、直線では大外からじりじり脚を伸ばして勝利しました。

メンバー唯一の3歳馬ということで他の馬より3キロ軽い条件でしたが、最後の直線ではアマヒキらしい末脚を活かして勝ち切り、無事に収得賞金を加算しています。

今回は菊花賞への出走が叶いましたが、ポポカテペトルやユーキャンスマイルの例を見ても分かるように、前走阿賀野川特別組は【0-0-2-0】と相性がいいです。

この2頭はどちらも10番人気以下でしたが好走しているように、データ面でワンチャンスあるでしょう。

現時点ではアマヒキもそこまで人気しないと思うので、穴馬候補として面白そうです。

★評価点
・母が三冠牝馬のアパパネ
・前走阿賀野川特別はスムーズな競馬で最後まで脚を活かした
・前走阿賀野川特別組は【0-0-2-0】

▼課題
・重賞では馬券に絡めていない

マイユニバース

主な勝ち鞍
  • 九十九里特別 (2勝クラス) 2025年

前走の九十九里特別で圧巻の大逃げを決めたマイユニバースも面白そうです。

もともと先行や差しなど、脚質自在の馬でしたが、前走の九十九里特別は最内からスタートを決めると早めに押し上げて大逃げを打ち、2週目の向こう正面入りの段階では2番手以降に20馬身近く差を付けて独走していました。

2週目の3コーナー、残り600mあたりで後続が詰め寄りましたが、直線に入ると再び後続を突き放して2着馬に7馬身差の圧勝でした。

横山典弘騎手らしい緩急をつけた走りで後続を欺き、非常に強い勝ちっぷりが印象深いです。

今回は収得賞金を加算し、無事に菊花賞に向かいます。

今回は武豊騎手がテン乗り騎乗しますが、武豊騎手は過去10年の菊花賞で【1-0-3-5】、昨年のアドマイヤテラや2018年のユーキャンスマイルのように穴馬でも上位に持ってきています。

前走内容を見ると横山典弘のほうが良さそうですが、武豊騎手も菊花賞と相性がいいですし、名手の走りでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

★評価点
・前走が非常に強い競馬
・折り合いも得意
・脚質問わず健闘
・武豊騎手と菊花賞の相性が良い【1-0-3-5】

▼課題
・前走芝2,500m組は過去10年ですべて全敗

PR 馬券が的中しない方へ

菊花賞(G1)アルテミスS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!

競馬マガジン

毎週の重賞レースの予想が無料で配信されます!
LINE登録するだけで菊花賞(G1)アルテミスS(G3)の無料予想が届くので競馬初心者にもおすすめです!

ここからは菊花賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

菊花賞2025の概要

菊花賞は10月下旬に京都競馬場で開催される3歳馬限定の長距離G1です。

イギリスの長距離レース【セントレジャー】を模範している本競走の最大の特徴は、芝3,000mのコース設計にあるでしょう。

出走するすべての馬には芝3,000mを走破するだけのスタミナが求められますが、そもそも、中央競馬で開催される芝3,000m以上のレースは数えるほどしかなく、この時期の3歳馬が出走できる3,000m以上のレースはありません。

3歳馬にとっては全く経験したことがない距離を走ることになるため非常に過酷で、これは競走馬だけではなく、騎手や管理する調教師にとっても難題です。

実績のある馬でも、芝3,000mの距離を克服できなければ崩れることも珍しくないため、陣営の中には菊花賞を回避し、翌週芝2,000mで開催される天皇賞(秋)を選択するケースもしばしば見受けられます。

今年も、皐月賞や日本ダービーで好走したミュージアムマイルやマスカレードボールが距離不安を考慮して菊花賞を回避し、天皇賞(秋)を選択しました。

ダービー馬のクロワデュノールは凱旋門遠征したため菊花賞には間に合わないことから、今年は例年よりも寂しいメンバー構成となりました。

それでも、ステップレースの神戸新聞杯で馬券に絡んだ3頭は引き続き参戦しますし、同じくステップレースのセントライト記念からは勝ち馬ミュージアムマイルこそ不在ですが、2~3着に入線したヤマニンブークリエとレッドバンデは参戦します。

別路組からも新潟記念で古馬相手に善戦したエネルジコや条件戦を勝ち上がったゲルチュタールやアマヒキなどが参戦し、例年通り春のクラシック組と夏の上がり馬の激突が見られそうです。

京都競馬場で開催される最後のクラシックレース。

最後の一冠を制するのは果たしてどの馬でしょうか?!

うましるでは阪神競馬で開催された2021~2022年度も含めた過去10年の菊花賞のデータをまとめています。

2024年 菊花賞(GⅠ) | アーバンシック | JRA公式

菊花賞2025の開催内容

開催日10月26日(土曜) 15:40発走
開催競馬場京都競馬場 11R
格付けG1
コース芝3,000m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金2億円

菊花賞2025が開催される京都の芝3,000mの特徴

京都競馬場 芝3000mのコースで特徴を解説
京都芝3,000mで開催された2015~2020年と2023・2024年の菊花賞のタイム
平均タイム
(過去8年)
3:08.3
レコードタイム3:01.0
(2014年 トーホウジャッカル)
阪神芝3,000mで開催された2021~2022年の菊花賞のタイム
平均タイム
(過去2年)
3:05.5
レコードタイム3:02.4
(2022年 アスクビクターモア)

京都の芝3,000mのスタート地点は向こう正面真ん中あたりで、スタートから最初のコーナーまでは約250mです。

3コーナーにある頂上目指して各馬は上り坂を駆け上がりますが、最初のコーナーまでが短いためできるだけラチ沿いを確保したいです。

3コーナーに坂のてっぺんがあり、そこからスタンドに向けて下り傾斜となりますが、京都の芝3,000mは京都競馬場を1周半回るコースなので各馬はペースを抑えながらスタンド前を通過します。

レースが動き出すのは2周目の向こう正面あたり、ちょうどスタートゲートがあったあたりです。

この時点で残りの距離は1,200mほどですが、この辺り隊列問わず早めに動く馬もちらほら現れます。

そのため、上り傾斜ながらも徐々にペースアップしやすいです。

そして3コーナーの坂のてっぺんを過ぎると再び急な下り傾斜になります。

この辺りに来るとほぼすべての馬が下りの慣性を活かしてラストスパートを仕掛け、そのまま本線に入ります。

最後の直線は約404mでほとんど平らなのでスピードを存分に活かすことができますよ。

京都の芝3,000mは伝統ある長距離コースです。

当然のことながら、スタミナが問われやすいレースとなっており、生半可な体力じゃ通用しません。

そのため、スタミナに長けた馬が有利といいたいところですが…。

近年は中距離馬が勝てるよう戦略を立てる陣営も増えてきました。

例えば、2018年の菊花賞は超がつくほどのスロー展開からのヨーイドンの競馬でスタミナよりも瞬発力に長けた馬が好走しています。

当日の馬場やペースを握る馬によって、スタミナが求められるか、それともスピードが求められるか変わるため、枠順なども吟味したうえで展開を予想するのが大事です。

また、長距離レースは騎手の力量も重要で、いかにペース配分をコントロールできるかが勝つためのポイントとなります。

そのため、長距離で結果を残している騎手にも注目したいです。

菊花賞2025の出走馬

馬名性齢斤量想定騎手
アマキヒ牡357.0戸崎圭太
アロンディ牡357.0団野大成
エキサイトバイオ牡357.0荻野極
エコロディノス牡357.0池添謙一
エネルジコ牡357.0Cルメール
エリキング牡357.0川田将雅
キングスコール牡357.0菱田裕二
ゲルチュタール牡357.0坂井瑠星
コーチェラバレー牡357.0西村淳也
ショウヘイ牡357.0岩田望来
ジーティーアダマン牡357.0北村友一
ジョバンニ牡357.0松山弘平
マイユニバース牡357.0武豊
ミラージュナイト牡357.0藤岡佑介
ヤマニンブークリエ牡357.0横山典弘
ラーシャローム牡357.0岩田康成
ライトトラック牡357.0和田竜二
レイヤードレッド牡357.0嶋田純次
レクスノヴァス牡357.0横山和生
レッドバンデ牡357.0佐々木大輔

菊花賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2024
113アーバンシック2セントライト記念(G2)1
216ヘデントール4日本海ステークス(3勝)1
317アドマイヤテラ7茶臼山高原特別(2勝)1
2023
117ドゥレッツァ4日本海ステークス(3勝)1
27タスティエーラ2日本ダービー(G1)1
314ソールオリエンス1セントライト記念(G2)2
2022
114アスクビクターモア2セントライト記念(G2)2
24ボルトグフージュ7神戸新聞杯(G2)3
317ジャスティンパレス4神戸新聞杯(G2)1
2021
13タイトルホルダー4セントライト記念(G2)13
218オーソクレース3セントライト記念(G2)3
311ディヴァインラヴ6木曽川特別(2勝)1
2020
13コントレイル1神戸新聞杯(G2)1
29アリストテレス4小牧特別(2勝)1
310サトノフラッグ5セントライト記念(G2)2
2019
15ワールドプレミア3神戸新聞杯(G2)3
214サトノルークス8セントライト記念(G2)2
313ヴェロックス1神戸新聞杯(G2)2
2018
112フィエールマン7ラジオNIKKEI賞(G3)2
29エタリオウ2神戸新聞杯(G2)2
37ユーキャンスマイル10阿賀野川特別(1,000万)1
2017
不良
113キセキ1神戸新聞杯(G2)2
24クリンチャー10セントライト記念(G2)9
314ポポカテペトル13阿賀野川特別(1,000万)1
2016
13サトノダイヤモンド1神戸新聞杯(G2)1
211レインボーライン9札幌記念(G2)3
313エアスピネル6神戸新聞杯(G2)5
2015
14キタサンブラック5セントライト記念(G2)1
211リアルスティール2神戸新聞杯(G2)2
317リアファル1神戸新聞杯(G2)1
※2021~2022年は阪神芝3,000mで開催

【重賞実績】重賞勝ち馬が7勝している

年度勝ち馬主な重賞勝ち鞍
2024アーバンシックセントライト記念
2023ドゥレッツァ出走無し
2022アスクビクターモア弥生賞ディープインパクト記念
2021タイトルホルダー弥生賞ディープインパクト記念
2020コントレイル日本ダービー
2019ワールドプレミアなし
2018フィエールマンラジオNIKKEI賞
2017キセキなし
2016サトノダイヤモンド神戸新聞杯
2015キタサンブラックセントライト記念

過去10年の菊花賞の勝ち馬7頭が重賞馬でした。

菊花賞は最後の一冠を争うレースですが、「もっとも強い馬が勝つ」という格言があるように、これまでに重賞の舞台で強敵相手に勝ち切っている馬が優勝するケースが目立ちます。

馬券予想の際は重賞勝ち鞍の有無にも注目したいです。

今年の出走登録馬の中で重賞馬は4頭いました。(かっこは主な重賞勝ち鞍)

・エキサイトバイオ(ラジオNIKKEI賞【G3】)
・エネルジコ(青葉賞【G3】)
・エリキング(神戸新聞杯【G2】)
・ショウヘイ(京都新聞杯【G2】)

【上がり】決め手が問われやすい

上がり3F成績単勝率連対率複勝率
1位【5-4-1-6】31.3%56.3%62.5%
2位【1-3-2-3】11.1%44.4%66.7%
3位【2-1-2-6】18.2%27.3%45.5%
4~5位【1-2-3-11】5.9%17.6%35.3%
6位以下【1-0-2-123】0.8%0.8%2.4%

過去10年の菊花賞の好走馬の上がりを見てみると、馬券に絡んだ16頭が上がり1~2位の末脚で好走していました。

もう少し内訳を見てみると、上がり最速馬は勝率30%、連対率50%、複勝率は60%を超えています。

上がり2位の馬は1頭しか勝利がありませんが、相手候補としては有力で、複勝率は67%と高水準です。

菊花賞というと距離が長い舞台なのでスタミナ勝負になりやすいように見えますが、フィエールマンが勝利した年のようにスローからの決め手勝負になるケースも見られます。

近年は高速馬場の影響もあって上がりが問われやすいことから、末脚に定評がある馬に注目したいです。

菊花賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【3-0-3-4】30.0%30.0%60.0%
2番人気【2-3-0-5】20.0%50.0%50.0%
3番人気【1-1-0-8】10.0%20.0%20.0%
4番人気【2-2-1-5】20.0%40.0%50.0%
5番人気【1-0-1-8】10.0%10.0%20.0%
6~9番人気【1-3-3-33】2.5%10.0%17.5%
10番人気以下【0-1-2-86】0.0%1.1%3.4%

1番人気は数字以上に苦戦気味

過去10年の菊花賞で1番人気は【3-0-3-4】でした。

勝率30%、複勝率60%は悪くありません。

ただ、好走の多くはコントレイルが制した2020年以前に集中しており、2021年以降の4開催に限れば【0-0-1-3】で馬券に絡んだのは2023年のソールオリエンスだけでした。

着外の3頭は馬券内どころか掲示板からも漏れているので、近年の1番人気は数値以上に苦戦が強いられています。

1番人気より勢いがある2~4番人気

過去10年の菊花賞で2番人気は【2-3-0-5】でした。

勝率20%、複勝率は50%なので1番人気よりも数値は低いです。

ただ、直近3開催に限れば2番人気はすべて連対していました。

1番人気の着外が近年目立っていることを考えると、1番人気期よりも2番人気の方が勢いはあります。

さらに、4番人気は過去10年で【2-2-1-5】、勝率や複勝率は2番人気と同じですが、好走した5頭は全て直近5開催のものでした。

4番人気は2番人気以上に勢いがあるので、該当馬は抑えてみても良さそうです。

人気落ちの馬は芝2,200mの勝利実績がある馬に注目したい

年度着順馬名芝2,200m実績
20243アドマイヤテラ【1-0-0-1】
20222ボルドグフーシュ【1-0-2-0】
20213ディヴァインラヴ【1-0-0-1】
20192サトノルークス【1-1-0-0】
20181フィエールマン【0-0-0-0】
3ユーキャンスマイル【2-0-0-1】
20172クリンチャー【1-0-0-1】
3ポポカテペトル【1-0-0-1】
20162レインボーライン【0-0-0-0】
3エアスピネル【0-0-0-0】

過去10年の菊花賞で6番人気以下の馬の通算成績は【1-4-5-119】でした。

複勝率8%弱と決して高い数値ではありませんが、これまで10頭が馬券に絡んでいました。

好走した10頭の傾向を見てみると、馬券に絡んだ7頭がこれまでに芝2,200mのレースで勝利実績がありました。

残りの3頭は芝2,200mの出走自体がなかったので、人気落ちを評価する際は芝2,200mの実績に注目したいです。

今年の出走登録馬の中で芝2,200mの勝ち鞍がある馬は7頭いました。

・アマヒキ
・アロンディ
・ゲルチュタール
・ショウヘイ
・ジーティーアダマン
・マイユニバース
・レッドバンデ

PR 馬券が的中しない方へ

菊花賞(G1)アルテミスS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!

当たる競馬マガジン

ライン登録すると菊花賞(G1)アルテミスS(G3)の無料予想がレース当日に受け取れますよ!

菊花賞の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-0-0-20】0.0%0.0%0.0%
2枠【4-2-0-14】20.0%30.0%30.0%
3枠【1-0-0-19】5.0%5.0%5.0%
4枠【0-1-1-18】0.0%5.0%10.0%
5枠【0-2-1-17】0.0%10.0%15.0%
6枠【1-2-1-16】5.0%15.0%20.0%
7枠【3-1-4-21】10.3%13.8%27.6%
8枠【1-2-3-24】3.3%10.0%20.0%

2枠が当たり枠

過去10年の菊花賞の好走馬を枠順別に見てみると、もっとも好走率が高かったのは2枠でした。

2枠はこれまでに4頭の勝ち馬が出ており、勝率・連対率・複勝率も全枠順でもっとも高いです。

菊花賞における2枠は当たり枠といえるでしょう。

1枠は大苦戦

過去10年の菊花賞で1枠からはこれまで20頭が出走しましたが、全頭着外に沈んでいました。

そこまで人気の高い馬が枠に入ることはありませんでしたが、それでもガイアフォースやニシノデイジー、カフジプリンスにサトノラーゼンといった上位人気馬も1枠から発走していたものの、すべて着外に沈んでいます。

隣の2枠の好走が目立っている反面、1枠は全頭着外に沈んでいるので、菊花賞における1枠は死に枠です。

菊花賞の過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
神戸新聞杯(G2)【4-3-4-52】6.3%11.1%17.5%
セントライト記念(G2)【4-3-2-35】9.1%15.9%20.5%
ラジオNIKKEI賞(G3)【1-0-0-2】33.3%33.3%33.3%
新潟記念(G3)【0-0-0-4】0.0%0.0%0.0%
3勝クラス【1-1-0-6】12.5%25.0%25.0%
2勝クラス【0-1-4-35】0.0%2.5%12.5%
1勝クラス【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%

馬券の大半を前走トライアル組が占める

過去10年の上位勢を見てみると、毎年1頭以上前走トライアル組(神戸新聞杯&セントライト記念組)が馬券に絡んでいました。

近年は外厩の整備に伴い、トライアルレースの役割が以前より薄らいでいますが、菊花賞においてはトライアル競走から挑む馬が活躍傾向にあるため、該当馬は評価したいです。

なお、神戸新聞杯組とセントライト記念組の好走の割合を見てみると、前者が11頭、後者が9頭馬券に絡んでいます。

好走数だけ見たら神戸新聞杯組が優秀ですが、好走率はセントライト記念組が勝っていました。

菊花賞はもともと神戸新聞杯組が圧倒していましたが、近2開催で神戸新聞杯組はすべて着外に敗れていることから、今年は好走率が逆転していました。

それでも、どちらも極端に大きな差はないのでトライアル組であればどちらも評価する価値はあるでしょう。

今年の出走登録馬の中で前走が神戸新聞杯だった馬は4頭、セントライト記念だった馬は3頭いました。(かっこは前走着順)

前走神戸新聞杯
・エリキング(1着)
・ショウヘイ(2着)
・ジョバンニ(3着)
・ライトトラック(5着)


前走セントライト記念
・ヤマニンブークリエ(2着)
・レッドバンデ(3着)
・ジーティーアダマン(11着)

前走G3組の好走は乏しい

過去10年の菊花賞で前走がG3だった馬の通算成績は【1-0-0-9】でした。

内訳を見てみると、前走ラジオNIKKEI賞は【1-0-0-2】、新潟記念組は【0-0-0-4】でした。

菊花賞は神戸新聞杯もしくはセントライト記念から挑む馬が中心なので、前走G3組は数が多くありません。

その中でも好走しているのはラジオNIKKEI賞をステップに挑んだ2018年のフィエールマンでした。

今年はエキサイトバイオが前走ラジオNIKKEI賞から、エネルジコが前走新潟記念でしたが、フィエールマンの例を評価するならエキサイトバイオは評価できそうです。

エネルジコは過去のデータを見る限り、相性の悪い前走新潟記念組と言わざるを得ません。

クラス戦から挑む馬は全て前走芝2,200mのレースを勝利している

過去10年の菊花賞で前走クラス戦だった馬の通算成績は【1-2-4-46】です。

7頭が馬券に絡んでいますが、好走した7頭はいずれも前走が2~3勝クラスの芝2,200mで勝利していました。

それ以外の距離はすべて全滅しており、菊花賞と距離が近い芝2,500m組は5頭全滅、芝2,600mから挑んだ馬も【0-0-0-9】で総崩れでした。

前走芝2,200m組も2着以下はすべて着外に沈んでいるので、クラス戦組を評価する際は血距離と着順に注目したいです。

今年の出走登録馬の中で、前走が2~3勝クラスの芝2,200mで勝利している馬は2頭いました。

・アマヒキ
(前走阿賀野川特別【2勝クラス】)

・ゲルチュタール
(前走日本海ステークス【3勝クラス】)

菊花賞の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【5-3-6-49】7.9%12.7%22.2%
2着【3-3-3-14】13.0%26.1%39.1%
3着【1-3-0-16】5.0%20.0%20.0%
4着以下【1-1-1-70】1.4%2.7%4.1%

前走着外組の好走率は乏しい

過去10年の菊花賞で前走4着以下の馬の通算成績は【1-1-1-70】でした。

これまで73頭が出走していましたが馬券に絡んだ馬は3頭しかおらず、複勝率4%と低水準です。

菊花賞は未知なる芝3,000mが舞台のレースですが、前走4着以下の好走率は非常に低いため、前走着順を見ながら取捨選択するのも良いでしょう。

今年の出走登録馬の中で前走4着以下だった馬は3頭いました。

・キングスコール
(前走3歳以上2勝クラス/8着)

・ジーティーアダマン

(前走セントライト記念【G2】/11着)

・ライトトラック

(前走神戸新聞杯【G2】/5着)

菊花賞2025全頭考察

更新後に追記いたします。

菊花賞2025の騎手予想

更新後に追記いたします。

菊花賞2025追い切り評価

金曜日に更新予定になります。

以上になります。
菊花賞の予想の参考にしてみてください!

よかったらブックマーク&シェアお願いします!
目次(読みたい項目をタップ)