【函館2歳ステークス2024予想】本命馬3頭+三連系で買いたい穴馬2頭はこちら!
函館2歳ステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
函館2歳ステークス2024の予想ポイント
- 関西馬(栗東)が圧倒的に強い
- ミスプロ系は苦戦傾向
- 前走上がり最速馬が好走
- 馬券の中心は1~4番人気
- 6枠~8枠有利
函館2歳ステークス2024予想の最終買い目
函館2歳ステークスが開催される土曜日の函館競馬場界隈の天気は晴れでした。
降水確率0%です。
前日金曜日も晴れで、午前9時20分の時点で芝は良馬場、含水率は14~15%と、稍重よりの良馬場です。
馬場傾向に関しては、金曜も土曜も晴れで気温も25度近くまで上昇するようなのである程度は乾くでしょう。
ただし、函館は開催最終週で正面直線上に痛みが出ているのである程度はかかると見たいです。
うましるでは晴れの良馬場、標準~稍時計のかかる状態を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 9 ヴーレヴー
父 | サトノクラウン |
母 | アルギュロス |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2024年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
本命はヴーレヴーにしました。
前走の新馬戦はハイペースの中逃げて勝利しました。
勝ち時計1分9秒2は今年の出走馬の中で最速です。
また、騎乗する浜中騎手は過去10年の函館2歳ステークスで【2-0-0-2】でした。
昨年も初芝挑戦だった10番人気のゼルトザームを勝利に導いているように、まだまだ結果を残しています。
今回は外寄りの中枠を引いたためハナに立つ可能性は低いですが、先行勢に潜り込んで長く脚を活かしてほしいです。
〇対抗 5 ニシノラヴァンダ
父 | サトノアラジン |
母 | プルーシャ |
母父 | Sidney’s Candy |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2024年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
対抗はニシノラヴァンダにします。
前走の新馬戦ではスタートをうまく切って先頭に立ち、そのまま押し切って勝利しています。
直線では後続を完全に突き放して独走態勢に入りましたし、時計も優秀です。
今回は内枠に逃げ馬が多数そろいましたが新馬戦のようにうまくゲートを飛び出すことができれば前争いに加われそうです。
新馬戦のような粘りの競馬ができるようでしたら上位争いも可能でしょう。
▲単穴 13 エメラヴィ
父 | オルフェーヴル |
母 | ショウナンワヒネ |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2024年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
単穴はエメラヴィにしました。
前走の新馬戦は8番人気の低評価でしたが先行競馬で最後の直線でも脚を伸ばして最先着しています。
内枠発走も味方してスムーズに先行できましたし、道中ロスのない立ち回りで力を発揮できています。
ただ、今回は8枠13番を引いてしまいました。
今年の函館2歳ステークスは前に行きたい馬が多数そろった中で、外枠発走なので新馬戦のような先行競馬は厳しいかもしれません。
枠次第では重い印も健闘していましたが、枠の並びから新馬戦ほどスムーズな競馬は厳しいように感じたので3番手評価にしています。
△連下 10 カルプスペルシュ
父 | シュヴァルグラン |
母 | パロネラ |
母父 | ロードカナロア |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2024年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
連下はカルプスペルシュにしました。
追い切りを見る限り、距離は長いほうがよさそうに見えますが、前走の新馬戦がスローの流れから最後の最後に末脚を引き上げて差し切りました。
トップスピードに入るまでに時間がかかりましたが、上がり33秒8の末脚はメンバー最速ですし、今年の函館2歳ステークスは前に行きそうな馬ばかりなので末脚は活かしやすいでしょう。
ただ、ハイペース競馬は未経験なので流れた展開でどこまでやれるか未知数です。
追い切りを見てももう少し距離は長いほうが良さそうでした。
新馬戦の切れ味は魅力でしたが、ほかにも面白そうな馬がいたので今回は相手までにします。
△連下 14 ヤンキーバローズ
父 | エピファネイア |
母 | キャンディバローズ |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2024年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
ヤンキーバローズは連下にしました。
前走の新馬戦は函館芝1,200mでした。
他馬より外目で展開をうかがいながら中段で脚を溜めつつ、3~4コーナーで早めに動いて突き抜けています。
しかし、この新馬戦は5頭立てで進路を確保しやすく、自身の競馬を行いやすかったです。
今回は14頭立ての多頭数開催、加えて大外発走なので新馬戦の時ほどスムーズな競馬ができるかというと正直難しいでしょう。
長く脚を活かせるという意味では素質はありそうですが、大外発走で前走ほどスムーズに競馬できるか難しいところなので相手までにしています。
単勝
9 ヴーレヴー
馬連ボックス
5、9、10、13、14
三連複ボックス
5、9、10、13、14
函館2歳ステークス2024の有力馬3頭
今年も2歳重賞戦が開催されようとしています。
今年の出走登録馬の中から素質の高そうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
サトノカルナバル
- 2歳新馬 2024年
前走新馬戦で7馬身差の圧勝したサトノカルナバルが中心となりそうです。
全兄に短距離オープンレースを制したジャスティンスカイがいる良血馬で、前走新馬戦でも1番人気に支持されました。
新馬戦は東京の芝1,400mでしたが中段で脚を溜めつつ、最後の直線残り300mくらいの位置で先頭に立つと、あとは楽な手ごたえで後続を突き放して楽勝しました。
時計は平凡ですが、追えばもっと動けたと思いますし、余力残しで勝ち切れたのはポイントが高いです。
今回は函館の重賞競走に挑みます。
洋芝は初めてとなりますが、馬体も大きな馬なので、馬場がフィットするようでしたらいきなり重賞制覇もありえるかもしれません。
エンドレスサマー
- 2歳新馬 2024年
アルアイン産駒のエンドレスサマーは前走函館芝1,200mの新馬戦において、2着のモズナナスターに5馬身差つけて逃げ切りました。
スタートを幸先よく決めると、後続の接近も振り切って先頭に立ち、4コーナーあたりで後続との差を突き放してゴールしました。
4コーナー当たりで他馬を突き放しているように、1頭ポテンシャルは抜けていましたし、流れる舞台で上がり最速の脚を引き出せたのも良かったです。
函館芝1,200mを勝利していることからコース適性を証明しているのも良いでしょう。
今回は前走と異なりフルゲート開催になるうえ、前に行く馬ばかりなのでポジション争いがカギとなりそうです。
しかし、ハナに立つことができればポテンシャルの高い走りができるうえ、ゲートもうまいので前目競馬ができれば重賞初制覇にも期待できそうです。
ニシノラヴァンダ
- 2歳新馬 2024年
ニシノラヴァンダは前走函館芝1,200mの新馬戦を勝利した馬です。
新馬戦では5枠から好発を切り、逃げの競馬を打ちました。
テン3F34秒1-上がり3F35秒2で流れる舞台でしたが直線では再び後続を突き放して2着馬に4馬身差の圧勝です。
ゲートやダッシュが目立っていましたし、直線で再び他馬を突き放して楽勝しているようにここは一枚上手だった印象があります。
今回も再び函館芝1,200mが舞台となりますが、多頭数開催+前に行く馬が多数そろったなかでどれだけやれるかポイントとなるでしょう。
新馬戦の内容を見る限り、ゲートやダッシュ力はあるので前につけやすいです。
枠の並びを見ながら判断したい1頭です。
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函館2歳ステークス2024の穴馬2頭
函館2歳ステークスは毎年穴馬が台頭しているので三連系馬券で予想する際は積極的に穴馬を馬券に絡めたいです。
今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭取り上げました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ヴーレヴー
- 2歳新馬 2024年
ヴーレヴーは前走函館芝1,200mで行われた新馬戦を勝利した馬です。
新馬戦では内枠からまずまずのスタートを切りましたがそこから押して先頭に立つと、そのまま逃げの競馬で勝利しています。
2着のチギリとの差は1と1/2馬身で、本命にあげた3頭ほど大差勝ちではありません。
しかしながら、勝ち時計1分9秒2は今年の出走登録馬の中で最速です。
また、引き続きコンビを組む浜中騎手は過去10年の函館2歳ステークスで【2-0-0-2】でした。
昨年は10番人気のゼルトザームを勝利に導いているように、函館2歳ステークスと相性がよいです。
今年の函館2歳ステークスは前に行く馬がたくさんそろったので、新馬戦のように簡単には前に立てないと思いますが、浜中騎手とレース相性は良いので、騎手の手腕でどこまでやれるか注目したいです。
エメラヴィ
- 2歳新馬 2024年
エメラヴィも前走函館芝1,200mで行われた新馬戦を勝利した馬です。
新馬戦は14頭立ての8番人気で人気がありませんでしたが、3枠から発走し、3番手のポジションを確保しました。
道中はミドルペースでしたが最後の直線で前の2頭を捉えて上がり34秒7の時計で勝利しています。
時計自体は特別目立つものではありませんが、良馬場とはいえ雨で湿った馬場条件化で勝ち切れたのは評価したいです。
また、エメラヴィは前走新馬戦が14頭立てでした。
今年の出走登録馬の中では数少ない多頭数レースを勝利した馬です。
今年の函館2歳ステークスは月曜日の時点で19頭が出走登録しているので間違いなくフルゲート開催となるでしょう。
新馬戦で多頭数レースを経験していることが、レース本番でも活かせるようでしたら台頭にも期待できそうです。
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ここからは函館2歳ステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
函館2歳ステークス2024の概要
函館2歳ステークスは函館競馬場で開催される2歳限定競走重賞です。
函館開催週に行われる函館2歳ステークスは年度最初の2歳限定競走としても有名で、早くも2歳馬が激突しますが、舞台は芝1,200mなのでスプリント色の強い馬が参戦する特徴があります。
短距離戦というと、スピードに長けた馬が活躍するイメージが強いですが、函館2歳ステークスは開催最終週の洋芝が舞台です。
本州の競馬場と異なり、洋芝は寒冷地向けの馬場となっており、スピードよりもパワーが求められます。
また、函館2歳ステークスに出走するほとんどの馬が新馬もしくは未勝利戦から挑む馬ばかりです。
キャリア1~2戦の馬がほとんどなので、戦績が反映しづらいです。
実質的には新馬戦のように、騎手や血統相性など、限られた情報から予想しなければならないので意外と難解です。
その分配当妙味にも期待できるので、翌日行われる函館記念の前に一発当てて景気づけしたいところです。
今年も始まった2歳重賞戦。
ここを制して師走の大舞台に駒を進める馬はどの馬でしょうか?!
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函館2歳ステークス2024の開催内容
開催日 | 7月13日(土曜) 15:25発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 函館競馬場 11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 2歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 3100万円 |
函館2歳ステークス2024が開催される函館の芝1,200mの特徴
スタート地点 | 2コーナーポケット奥 |
コース | 右回り Bコース使用 |
1周の距離 | 1,651.8m |
直線距離 | 262.1m |
高低差 | 3.5m |
フルゲート | 16頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.10.4 |
コースレコード | 1:06.8 (2017年 函館SS【G3】ジューヌエコール) |
函館2歳ステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:11.1 |
レコードタイム | 1:09.2 (2016年 レヴァンテライオン) (2019年 ビアンフェ) |
函館2歳ステークスが開催される函館芝1,200mは2コーナーの奥ポケットがスタート地点です。
スタートから最初のコーナーまでは約489mの上り坂です。
コーナーまで直線が長いものの、緩やかな上り坂が続くため短距離戦にして珍しくペースは落ち着きます。
この上り坂は4コーナー入り口まで続きます。
また、3コーナーの途中に残り600mの標識が立っているため、このあたりからペースアップします。
最後の直線は約262mです。
下り傾斜の勢いに乗ってペースアップするため、上がりが速くなりやすいです。
函館競馬場は全面洋芝が敷かれているのが特徴です。
洋芝とは寒冷地に強い芝のことで、国内では函館以外に札幌と地方競馬の盛岡でも使用されています。
馬場が柔らかくて時計がかかるのが特徴で、スピードよりもパワータイプの馬が結果を残しやすいです。
芝だけ見たら道内にある札幌競馬場と遜色ありませんが、札幌が平坦なコースに対し、函館はコースの大半を坂道が占めています。
ペース配分が難しいことから、騎手の手腕も試されやすい舞台となっています。
函館の芝1,200mはここをチェック!
- 洋芝なのでパワーのある馬が強い
- 距離以上にスタミナが求められる
- 差しや追い込み馬の好走率が高い
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函館2歳ステークス2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | エンドレスサマー | 牡2 | 55.0 | 横山和生 |
2 | チギリ | 牝2 | 55.0 | 北村友一 |
3 | リリーフィールド | 牝2 | 55.0 | 武豊 |
4 | ヒデノブルースカイ | 牡2 | 55.0 | 高杉吏麒 |
5 | ニシノラヴァンダ | 牝2 | 55.0 | 永野武蔵 |
6 | モズナナスター | 牝2 | 55.0 | 菱田裕二 |
7 | サトノカルナバル | 牡2 | 55.0 | 佐々木大輔 |
8 | ラインパシオン | 牝2 | 55.0 | 大江原比呂 |
9 | ヴーレヴー | 牝2 | 55.0 | 浜中俊 |
10 | カルプスペルシュ | 牝2 | 55.0 | 鮫島克駿 |
11 | シュードタキライト | 牡2 | 55.0 | 丹内祐次 |
12 | オカメノコイ | 牝2 | 55.0 | 藤岡佑介 |
13 | エメラヴィ | 牝2 | 55.0 | 横山武史 |
14 | ヤンキーバローズ | 牡2 | 55.0 | 岩田康成 |
函館2歳ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 重 | 1 | 15 | ゼルトザーム | 10 | 新馬 | 1 |
2 | 9 | ナナオ | 6 | 未勝利 | 1 | |
3 | 1 | スカイキャンパス | 4 | 新馬 | 1 | |
2022 稍重 | 1 | 12 | ブトンドール | 4 | 新馬 | 1 |
2 | 3 | クリダーム | 3 | 新馬 | 1 | |
3 | 2 | オマツリオトコ | 8 | 新馬 | 1 | |
2021 良 | 1 | 11 | ナムラリコリス | 3 | 未勝利 | 1 |
2 | 6 | カイカノキセキ | 2 | 新馬 | 1 | |
3 | 1 | グランデ | 10 | 新馬 | 5 | |
2020 良 | 1 | 13 | リンゴアメ | 10 | 新馬 | 1 |
2 | 12 | ルーチェドーロ | 4 | 新馬 | 1 | |
3 | 3 | ラヴケリー | 3 | 新馬 | 1 | |
2019 良 | 1 | 1 | ビアンフェ | 4 | 未勝利 | 1 |
2 | 5 | タイセイビジョン | 2 | 新馬 | 1 | |
3 | 8 | プリンスリターン | 11 | 新馬 | 1 | |
2018 良 | 1 | 6 | アスターペガサス | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 10 | ラブミーファイン | 7 | 新馬 | 1 | |
3 | 5 | カルリーノ | 3 | 未勝利 | 1 | |
2017 良 | 1 | 11 | カシアス | 1 | 未勝利 | 1 |
2 | 8 | ウインジェルベーラ | 12 | 新馬 | 1 | |
3 | 7 | アリア | 4 | 新馬 | 1 | |
2016 良 | 1 | 12 | レヴァンテライオン | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 6 | モンドキャンノ | 1 | 新馬 | 1 | |
3 | 5 | タイムトリップ | 13 | 新馬 | 1 | |
2015 稍重 | 1 | 9 | ブランボヌール | 1 | 新馬 | 1 |
2 | 11 | メジャータイフーン | 3 | 新馬 | 1 | |
3 | 6 | ヒルダ | 10 | 新馬 | 1 | |
2014 良 | 1 | 12 | アクティブミノル | 4 | 新馬 | 1 |
2 | 6 | タケデンタイガー | 11 | 未勝利 | 1 | |
3 | 16 | トウショウピスト | 2 | 新馬 | 1 |
【所属】西高東低のレース
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東 | 【1-4-5-55】 | 1.5% | 7.7% | 15.4% |
関西 | 【9-6-5-47】 | 13.4% | 22.4% | 29.9% |
過去10年の函館2歳ステークスの勝ち馬9頭、2~3着に入線した11頭が関西馬でした。
函館2歳ステークスが開催される函館競馬場は北海道が舞台なので、東西の出走馬の差は小さいです。
しかしながら、勝ち馬の大半が関西馬でした。
好走率を見ても単勝率・連対率・複勝率いずれの数値も関西馬が圧倒していることから西高東低の舞台といえます。
なお、馬券に絡んだ20頭の関西馬の内、2021年の3着馬グランデを除いた19頭は前走レースを勝利しています。
以上のことから、関西馬で前走レースを勝利している馬が函館2歳ステークスを好走していました。
今年の出走馬の中で該当する馬は6頭いました。
【血統】意外と走らないミスタープロスペクター系
系統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ロイヤルチャージャー系 | 【5-5-5-56】 | 7.0% | 14.1% | 21.1% |
ノーザンダンサー系 | 【3-2-3-20】 | 10.7% | 17.9% | 28.6% |
ミスタープロスペクター系 | 【1-3-2-31】 | 2.7% | 10.8% | 16.2% |
ナスルーラ系 | 【1-0-0-8】 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
その他のエクリプス系 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の好走馬を系統別にまとめました。
馬券に絡んだ30頭のうちの15頭がロイヤルチャージャー系の馬、8頭がノーザンダンサー系の馬です。
どちらも好走率は安定していました。
対して、ミスタープロスペクター系の馬は【1-3-2-31】です。
6頭が馬券に絡んでいますが、母数が大きいため好走率はノーザンダンサー系の馬に見劣りしています。
昨年の函館2歳ステークスでは2~3着にミスタープロスペクター系の馬が入線していますが、好走率を見る限り、依然狙いづらいといえるでしょう。
今年の出走馬の中でミスタープロスペクター系の馬は1頭いました。(かっこ内は父名)
【脚色】前走上がり最速馬の好走が目立つ
前走上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【6-6-5-33】 | 12.0% | 24.0% | 34.0% |
2位 | 【1-1-1-27】 | 3.3% | 6.7% | 10.0% |
3位 | 【1-0-1-20】 | 4.5% | 4.5% | 9.1% |
4~5位 | 【2-2-2-15】 | 9.5% | 19.0% | 28.6% |
6位以下 | 【0-1-1-7】 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
過去10年の函館2歳ステークスの勝ち馬6頭、2~3着に入線した11頭が前走レースで上がり最速の時計を出していました。
函館2歳ステークスは開催最終週の函館競馬が舞台なので時計勝負にはなりにくいです。
しかしながら、前走レースにおいて上がり最速の時計を出している馬のほうが好走傾向にありました。
馬券予想の際は前走上がりにも注目したいです。
今年の出走馬の内、前走レースで上がり最速の時計を使った馬は7頭いました。(かっこ内は前走上がりタイム)
なお、上記で上げた「関西馬」「ミスプロ系以外」「前走上がり最速馬」の3つ全てに該当する馬は3頭いました。
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函館2歳ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-1-0-7】 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
2番人気 | 【2-2-1-5】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 【3-1-2-4】 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
5番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9番人気 | 【0-2-1-37】 | 0.0% | 5.0% | 7.5% |
10番人気以下 | 【2-2-4-50】 | 3.4% | 6.9% | 13.8% |
1~4番人気は安定している
過去10年の函館2歳ステークスの勝ち馬8頭が1~4番人気の馬でした。
また、2~3着に入線した11頭も1~4着馬となっています。
函館2歳ステークスは夏のローカル2歳重賞ということで、荒れるイメージが強いです。
しかし、昨年を除いた9開催で1~4番人気馬が2頭馬券に絡んでいることからも、上位人気の入線傾向は強いレースです。
毎年馬券に絡んでいる7番人気以下の馬
過去10年の函館2歳ステークスでは毎年1頭7番人気以下の馬が馬券に絡んでいました。
特に、過去10開催の内の8開催で10番人気以下の馬が馬券に絡んでいる点は注目したいです。
函館2歳ステークスは上位人気馬の好走率が高いレースですが、下位人気も高確率で馬券に絡んでいました。
そのため、本命+穴馬の組み合わせで馬券予想するのがよさそうです。
前走1番人気◎、6番人気以下は×
前走人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【6-6-5-35】 | 11.5% | 23.1% | 32.7% |
2番人気 | 【1-1-2-34】 | 2.6% | 5.3% | 10.5% |
3番人気 | 【0-2-0-16】 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
4番人気 | 【1-1-1-13】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
5番人気 | 【2-0-2-6】 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
6番人気以下 | 【0-0-0-14】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の函館2歳ステークスで馬券に絡んだ17頭が前走レースで1番人気の支持されていました。
また、昨年の函館2歳ステークスは前走1番人気馬が馬券内を独占しています。
前走1番人気だった馬は好走率も高いため、前走人気にも注目したいです。
今年の出走馬の中で前走が1番人気だった馬は5頭いました。
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函館2歳ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-2-13】 | 6.3% | 6.3% | 18.8% |
2枠 | 【0-0-2-16】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
3枠 | 【1-4-3-10】 | 5.6% | 27.8% | 44.4% |
4枠 | 【1-2-3-16】 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
5枠 | 【1-2-0-15】 | 5.6% | 16.7% | 16.7% |
6枠 | 【3-2-0-15】 | 15.0% | 25.0% | 25.0% |
7枠 | 【1-1-0-17】 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
8枠 | 【3-0-1-16】 | 15.0% | 15.0% | 20.0% |
外枠が有利
過去10年の函館2歳ステークスの勝ち馬7頭が6~8枠の馬でした。
特に、直近3開催はいずれも8枠の馬が勝ち切っているように外枠有利の傾向が見られます。
函館2歳ステークスは開催最終週の函館競馬が舞台です。
内ラチ沿いの痛みも目立つことから、外のほうが伸びやすい傾向がありました。
外枠を引いた馬は評価を上げたいです。
なお、複勝率は3枠が44.4%で最も高いですが、直近5開催に絞ると【0-2-0-6】で好走率は下がっていました。
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函館2歳ステークスの過去10年の前走競馬場別成績
前走競馬場 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
函館 | 【10-8-8-80】 | 9.4% | 17.0% | 24.5% |
福島 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
東京 | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
京都 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
前走函館組以外は評価を下げたい
過去10年の函館2歳ステークスの勝ち馬はいずれも前走が函館でした。
また、2~3着に入線した16頭も前走函館を使っています。
対して、それ以外の競馬場から挑む馬は好走事例がほとんどありませんでした。
函館は全面洋芝ということでほかの競馬場とは求められる要素が異なります。
ここが初めての函館という馬は本州と違う馬場で思うように力を発揮できないのかもしれません。
前走が函館以外の馬は評価を下げても良いでしょう。
今年の出走馬の中で前走が函館以外の馬は2頭いました。
前走函館組はコース不問
過去10年の函館2歳ステークスで馬券に絡んだ28頭が前走函館でした。
前走芝1,200mが大多数を占めていますが、昨年の勝ち馬ゼルトザームや2022年の3着馬オマツリオトコ、2020年の3着馬ルーチェドーロのように、前走ダート1,000mだった馬も好走していました。
函館2歳ステークスは開催後期で馬場が荒れつつある条件化で行われるため、パワー型の馬が活躍しやすいです。
前走ダート組も健闘していることから、前走のコースに関しては特に気にしなくてもよさそうです。
函館2歳ステークス2024追い切り評価
函館2歳ステークス2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
函館2歳ステークスの予想の参考にしてみてください!