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【菊花賞2024追い切り評価/全頭診断】ダノンデサイルを上回る最高評価「S」はこの2頭!

菊花賞2024追い切り評価記事のサムネイル画像

菊花賞2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では菊花賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

10月16日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はビターグラッセが出した4F50秒9ですが、上位2頭を除けば走破時計は速くても4F52秒台なので高速馬場ではありません。
ウッドは1番時計がアームブランシュの6F79秒7ですが、79秒台で走破したのはこの1頭のみで、極端な高速馬場ではなさそうです。

栗東
この日の栗東も美浦と同じく坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はジャスパーノワールの4F50秒1で、美浦坂路よりは時計が出ています。
ウッドは1番時計がランスオブサターンの6F76秒0でした。
2番目の時計がラケマーダの6F79秒9なので美浦同様極端に時計は出ていませんでした。

目次(読みたい項目をタップ)

菊花賞2024追い切り評価/全頭診断コメント

菊花賞2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アスクカムオンモア

アスクカムオンモア 10月17日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.140.013.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.638.911.9末強め

前走tvk賞(2勝クラス)から中2週で挑むアスクカムオンモアは17日に栗東坂路でコンタンゴ(牡2、新馬)と併せました。

レースでコンビを組む北村友一騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F55秒1-上がり1F13秒0の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

前走から中1週ということで中間追い切りは坂路でキャンターが4本、プール調教を挟みつつ調整されていました。

最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりにて調整されていますが、やや頭が高いです。

ただ、四肢の回転は速く、使い込んでいることもあってレースの感覚は維持できているでしょう。

特別大きな上積みは見られませんでしたが、現状維持はできてそうです。

アドマイヤテラ

アドマイヤテラ 10月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東芝(稍重)83.566.651.037.211.5直強め
1週前栗東CW(稍重)⑦97.766.351.136.411.7一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.739.112.6強め

前走の茶臼山高原特別(2勝クラス)の勝ち馬アドマイヤテラは栗東の芝コースで今回菊花賞に出走するメリオーレム(牡3、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗し、馬場の3分どころから僚馬より1馬身半先行する形で直線強めに追われて6F83秒5-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

1週前の9日には栗東ウッドチップコースでストーンズ(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組む武豊騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からストーンズを3~4馬身追走する形で一杯に追われ、7F97秒7-6F 81秒4-上がり1F11秒7の時計を記録しましたが2馬身遅れました。

1週前の追い切りでは併せ馬の際内から立ち回りましたが、少し前脚の動きが固そうな感じがします。

直線ではストーンズと並んで追われましたが、残り1F付近でストーンズのほうが手ごたえよく抜け出し、遅れていました。

このときの追い切りではストーンズも一杯に追われていましたが、1勝クラスの馬相手に先を越されたのは少し気になるところです。

時計に関しても、1週前の茶臼山高原特別の1週前追い切りが栗東ウッドで併せ馬を置いて、馬場の真ん中から一杯に追って7F97秒4-6F80秒3-上がり1F11秒4なので、前走1週前の追い切りのほうが好内容に感じました。

一杯に追ったので最終追い切りまでに良化してほしいです。

最終追い切りは栗東の芝コースで調整されましたが、コーナーワークではほとんど軽い脚取りでフットワークは軽快です。

直線に入ってからは長い脚を活かしてじりじり脚を引き出し、終い1F11秒5の時計で併入しています。

僚馬メリオーレムと併入でしたが、メリオーレムが馬なりだったことを考えるともう少し抜けたパフォーマンスがあっても良かったかもしれません。

ただ、メリオーレムと比較すると四肢が長い馬なので、馬体だけ見たらステイヤーという感じもします。

追い切り内容自体はまずまずでしたが、2走前の阿寒湖特別でも2,600mの舞台で2着なので、距離適性には期待できるかもしれません。

アレグロブリランテ

アレグロブリランテ 10月17日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(老)83.267.252.437.511.6馬なり
1週前美浦南W(稍重)83.667.051.936.911.6一杯
前走最終美浦南W(良) 66.652.037.811.6馬なり

今年のスプリングステークス(G2)で2着入線したアレグロブリランテは17日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F83秒2-上がり1F11秒6の時計で走破しています。

1週前の10日にも美浦ウッドで追い切りを行い、ピコチャンブラック(牡2、1勝クラス)と併せました。

このときも横山和生騎手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より3~4馬身先行する形で一杯に追われ、6F83秒6-上がり1F11秒6を記録しましたがピコチャンブラックに1馬身遅れてしまっています。

1週前の追い切りは新馬戦を制したばかりの2歳馬と併せましたが、道中長く脚を使って立ち回ったものの、最終的にはピコチャンブラックに差されてしまいました。

アレグロブリランテが一杯に追われてピコチャンブラックが馬なりだったので、脚質の軽い格下の馬に相手に差されたのは一見マイナスポイントに感じます。

ただ、アレグロブリランテは序盤からきびきびとした動きを見せながら、終いも2F11秒9-1F11秒6の加速ラップで走破しており、時計は悪くありません。

また、ピコチャンブラックは新馬戦の時の追い切りでもいい動きを見せており、新馬戦でも高いパフォーマンスで勝ち切っていたので実はかなりの素質馬のように感じます。

併せ馬が強かった可能性を考えるとそこまで悲観しなくても良いかもしれません。

最終追い切りは単走で馬なり、軽めの調整でしたが1週前同様序盤からはきはきとした動きを見せており、1週前に負荷を掛けた影響が出ていました。

終いも自らペースアップし、終い2F12秒4-上がり1F11秒6で加速しており、レース感覚も見についたように感じます。

2週続けて順調に良化していることでしょう。

アーバンシック

アーバンシック 10月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.866.752.037.411.3馬なり
1週前美浦南W(稍重)81.866.251.336.711.9G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)83.466.651.537.611.2馬なり

セントライト記念を制したアーバンシックは美浦のウッドチップコースでシホリーン(牝2、1勝クラス)とカリーシ(牝3、2勝クラス)と3頭併せを行いました。

石神深一騎手が騎乗(レース当日はC.ルメール騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりでシホリーンを2~3馬身追走し、6F81秒8-上がり1F11秒3の時計でシホリーン同時併入しています。

1週前の10日にも美浦ウッドで石神騎手が騎乗し、このときはキープスマイリング(牝4、2勝クラス)とスカイキャンバス(牝3、1勝クラス)と3頭併せを行いました。

馬場の3分どころからキープスマイリングよりも4~5馬身後方の位置で脚を溜めつつ、ゴール前で仕掛けられて6F81秒8-上がり1F11秒9の時計でキープスマイリングに1馬身先着しています。

前の2頭を追う形で僚馬の内目から立ち回りましたが、コーナーワークの段階から力のある動きを見せていました。

直線に入ってからペースアップするまでに若干の時間がかかりましたが、それでも先に抜けた2頭に詰め寄るようにじりじり脚を引き出して併入しています。

終い時計自体は1F11秒9で、ゴール前で促された割に目立ちませんが、終い3F目が12秒9なので早めに促されて個の時計なので悪くないです。

動きもきびきびしていましたし、時計以上に悪くない状態でした。追ってさらなる良化に期待したいです。

その最終追い切りも美浦ウッドにおいて3頭併せで調整されています。

併せ馬2頭を追走する形で追い切りを行いましたが、2頭の真ん中から飛ぶような動きで立ち回れており、良化の気配が感じられます。

直線に入って手前を替えてからは推進力のある動きで終い1F11秒3の好時計でシホリーンと併入することができました。

馬なりでも1週前と全体時計は一緒でしたし、終いの伸びも11秒3でゴール前に強く追われた1週前よりも速いです。

ちなみに、前走セントライト記念の最終追い切りが馬場の真ん中から馬なりで6F83秒4-上がり1F11秒2なので前走セントライト記念と比較しても今回のほうが時計は出ていました。

1週前に強く追ったことで良化の気配も感じられましたし、初めての関西長距離輸送をクリアすることができれば、面白い存在になれるかもしれません。

ウエストナウ

ウエストナウ 10月17日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦93.463.549.936.211.5一杯
1週前栗東CW(良)⑦93.463.549.936.211.5一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.638.112.2一杯

ウエストナウは17日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の西村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで6F84秒7-上がり1F11秒9の時計で走破しています。

1週前の10日に栗東ウッドで西村騎手が騎乗し、ルリアン(牡7、オープン)と併せていました。

このときは馬場の真ん中から僚馬を1馬身追走する形で一杯に追われて7F93秒4-6F63秒5-上がり1F11秒5の自己ベストで5馬身先着しています。

僚馬の内目から立ち回りましたが、首がやや前に出ながらの追い切りでフォームはそこまできれいではありません。

しかしながら、時計は7F93秒4-6F63秒5と非常に優秀で、この日の栗東で最速の時計を記録していました。

終い2F11秒7-1F11秒5で加速ラップを刻むことができているのも良いでしょうし、動きを見てもしっかり負荷がかかっていたので最終追い切りの良化に期待したいところです。

その最終追い切りはウッドコースで単走、馬なりで軽めに行われましたが1週前に強く追った影響もあって推進力のある動きができています。

ただ、先週目いっぱい追った割には特別大きな上積みは感じられました。

軽めの調整なので時計はそこまで気にしなくても良いですが、全体としてはまずまずといったところです。

エコロヴァルツ

エコロヴァルツ 10月17日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.538.312.5馬なり
1週前栗東CW(稍重)⑦94.467.152.437.811.8一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.639.412.2馬なり

セントライト記念(G2)で3着入線したエコロヴァルツは17日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒5-上がり1F12秒5の自己ベストで登坂しています。

1週前の9日には栗東ウッドでグッジョブ(牡4、2勝クラス)と併せました。

今回もレースで騎乗する岩田康成騎手が追い切りにまたがり、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追われ、7F99秒4-6F82秒5上がり1F11秒8の時計で3馬身半先着しました。

僚馬の内から立ち回りましたが、セントライト記念を使った影響もあるのか、脚取りは軽く、コーナーの立ち回りも良いです。

ただ、セントライト記念の時の1週前追い切りと比較すると少し頭が出ていました。

また、時計に関しても前走セントライト記念の1週前追い切りが栗東ウッドで併せ馬を置き、馬場の真ん中から一杯に追われて6F81秒6-上がり1F11秒2でした。

今回が6F82秒5-上がり1F11秒8なので時計面でみたら前走セントライト記念の1週前のほうが良かったです。

もっとも、今回の1週前追い切りでもストライドの利いた走りは健在でしたし、決して悪い動きではありませんでした。

最終追い切りは栗東坂路で軽い調整でしたが、外ラチ沿いから首をうまく使って追い切ることができています。

ところどころ頭が上がる場面はありましたが、それでもまっすぐ追うことができているのは良いでしょう。

地味ですが、馬なりで自己最速の時計を記録することもできていますし、この馬なりに好調を維持しているように見えます。

コスモキュランダ

コスモキュランダ 10月16日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.766.852.337.711.7馬なり
1週前美浦南W(稍重) 68.052.338.112.1馬なり
前走最終美浦南W(良) 69.453.738.211.8馬なり

弥生賞ディープインパクト記念(G2)を勝利し、皐月賞(G1)でも2着入線したコスモキュランダは美浦のウッドチップコースでザクシス(牡2、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2~3馬身追走し、6F83秒7-上がり1F11秒7の時計で1馬身先着しました。

1週前の10日にも美浦ウッドで追い切りが行われ、このときはペッパーミル(牡3、1勝クラス)と併せています。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を4~5馬身追走し、5F68秒0-上がり1F12秒1の時計で2馬身先着しました。

1週前追い切りは僚馬の内目から立ち回っていますが、前走セントライト記念(G2)を使ったことで馬体は締まっています。

コーナーから直線に賭けても軽快でしたし、直線で手前を替えてからはスムーズに加速し、終い2F12秒3-1F12秒1で走破することができました。

若干頭を振る場面があったものの、ほとんど問題ない動きです。

時計は目立たないものの、馬なりとしては上々の出来ですし、時計以上に仕上がっています。

最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置いて調整されましたが、序盤から軽い脚取りで立ち回れています。

直線に入って手前を替えるのに少し時間がかかりましたが、スムーズに手前を切り替えてからは終い2F12秒2-1F11秒7で1週前よりも伸び脚を活かして先着できました。

1週前の追い切りも良かったのですが、今回はさらに磨きがかかっており、特に終いの伸びは良いですね。

時計は特別目立つものではありませんが、馬体、動きともに非常に良く、追っていればさらに躍動感のある動きが見られたかもしれません。

とても良い仕上がりでした。

あとは、1年ぶりの京都遠征で馬体を維持できるかがポイントとなるでしょう。

シュバルツクーゲル

シュバルツクーゲル 10月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  54.940.212.2馬なり
1週前美浦芝(不良) 67.052.137.512.0馬なり
前走最終函館W(良) 70.955.340.312.1G前仕掛け

札幌で開催されたワールドオールスタージョッキーズ第2戦(3勝クラス)を制したシュバルツクーゲルは美浦坂路でネビュルーズ(牡4、2勝クラス)と調教を行いました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を2~3馬身追走し、全体時計54秒9-上がり1F12秒2の時計で同時併入しています。

1週前の9日には美浦の芝コースでグランドハーバー(牝3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

このときも助手が騎乗し、馬場の内目から馬なりでグランドハーバーを6馬身追走し、5F67秒0-上がり1F12秒0の時計で同時併入しました。

1週前の美浦芝コースは不良馬場で時計はかかってそうでしたが、馬場の内目を回ったこともあって時計自体は悪くありません。

ただ、道中は少し頭が高くて若干かかっているように見えましたし、直線の動きも2頭の併せ馬ほど力強さはなかったです。

最終追い切りは美浦の坂路で行いましたが、僚馬と比較すると少し頭は高いです。

ただ、1週前と比較すると馬具の効果もあって前方に集中でき、レースに向けてある程度集中力は高まったように見えました。

馬なりということで時計は出していませんが、少しずつ上向いているように感じます。

ショウナンラプンタ

ショウナンラプンタ 10月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.039.112.1馬なり
1週前栗東坂路(稍重)  54.639.312.0末強め
前走最終栗東坂路(良)  56.140.611.9馬なり

前走の神戸新聞杯(G2)で3着入線したショウナンラプンタは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒0-上がり1F12秒1の時計でまとめています。

1週前の9日にも栗東坂路で鮫島騎手が騎乗して単走追いを行い、このときは末強めに追って4F54秒6-上がり1F12秒0の時計で登坂していました。

馬場の真ん中から追い切りを行いましたが、頭を少し低めにしながら、じりじりと脚を伸ばしています。

ただ、道中の動きはいまいち覇気がなく、強めに追ってからもあまり手ごたえはなさそうに見えました。

もともと坂路で時計を出すタイプではありませんが、それでも見栄えする内容ではありません。

最終追い切りも坂路で単走、馬なりで行われましたが、今度は少し頭を横に振りながらの追い切りで気性の荒さが見られました。

終盤はある程度落ち着きを取り戻したように見えましたが、それでも綺麗な動きとは言い難いです。

1週前追い切り同様あまり良い内容ではありませんでした。

ただ、ショウナンラプンタは前走神戸新聞杯でもかかり気味の追い切りであまり良くない内容でしたがレース本番では3着入りしています。

ショウナンラプンタは追い切り内容以上にレースで結果を残すタイプの馬なので、現状でもこの馬なりに悪くない出来栄えかもしれないです。

ダノンデサイル

ダノンデサイル 10月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.240.113.1馬なり
1週前栗東CW(良)78.163.849.935.811.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.541.013.3馬なり

ダービー馬のダノンデサイルは栗東坂路で単走を行いました。

安田翔伍調教師が追い切りに騎乗して全体時計54秒2-上がり1F13秒1の時計で軽く調整を済ませています。

1週前の10日には栗東ウッドでアルトシュタット(牡5、3勝クラス)と併せました。

主戦の横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2~3馬身追走する形で一杯に追い、6F78秒1-上がり1F11秒4の自己ベストで2馬身半先着しています。

2頭併せの内側から追い切りを行いましたが、コーナーの段階から大きな馬体を駆使して立ち回っており、直線に入って手前を替えてからはじりじりと脚を伸ばして先着することができました。

横山騎手が鞭を入れてからも力強く走破していますし、馬場の真ん中、僚馬を置いていたとはいえ自己ベストを記録したのも良いでしょう。

大型馬らしい迫力のある内容で、久々でもパワフルな動きで休み明けを感じさせない動きができていました。

なお、映像はありませんが今月4日にも栗東ウッドで安田調教師が騎乗し、ロードフォンス(牡4、3勝クラス)を置いて馬場の真ん中から馬なりで6F79秒0の時計を記録していることから、2週続けて時計を出していました。

最終追い切りは坂路で軽めの調整でした。

時計は全く出していませんが、軽い追い切りながらもリズムよく登坂しています。

道中少し頭を上げて左に持たれていますが、一定のリズムで動けているのでレースに向けて着々と状態を上げているように見えました。

今回はダービーの時と同じくウッドで一杯(横山騎手騎乗)⇒坂路で軽めのローテ(調教師騎乗)を行いました。

特に、1~2週前のウッドでは休み明けにもかかわらず好時計を記録している点がよく、はきはきと動けています。

最終追い切りはもたれはしたもののリズムよく動けていますし、ぶっつけでも状態は良かったです。

ノーブルスカイ

ノーブルスカイ 10月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.237.912.3馬なり
1週前栗東CW(稍重)83.768.152.937.311.9強め
前走最終札幌ダート(重) 73.557.342.712.3馬なり

1勝クラス上がりのノーブルスカイは栗東坂路で単走を行いました。

今回初コンビを組む池添騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F53秒2-上がり1F12秒3の時計で走破しました。

1週前の9日には栗東ウッドでモカラマーズ(牡2、1勝クラス)と併せています。

このときも池添騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で強めに追い、6F83秒7-上がり1F11秒9の時計で同時併入しました。

このときは終始強めに追われましたが、直線に入ってからしばらく手前が変えられず、ようやく変えたと思ったらそこまでペースアップせずに併入に持ち込まれました。

僚馬の内目から立ち回り、直線入りの時点では先に抜け出していたのですが、最後は年下のモカラマーズに、しかも馬なりで追われた馬に並びかけられています。

小刻みな脚質できびきび動けていましたが、時計も目立ちませんし終いも2F11秒5-1F11秒9と減速していました。

もう少しトップスピードを維持することができればなお良かったです。

最終追い切りは坂路で単走を行いましたが、1週前のウッド追いで強く追った影響もあってか、道中は回転の速い脚さばきで登坂できました。

中盤はすこしもたれる箇所があったものの、1週前よりは悪くない動きです。

2週続けて池添騎手が追い切りに騎乗していることからも、このレースに懸ける思いはありそうですし、この馬なりに少しずつ良化しているように見えました。

ハヤテノフクノスケ

ハヤテノフクノスケ 10月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.637.711.8一杯
1週前栗東CW(稍重)86.369.754.238.612.3馬なり
前走最終札幌ダート(重) 69.253.239.613.1馬なり

前走のフィリピントロフィー(2勝クラス)で2着だったハヤテノフクノスケは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追われて全体時計52秒6-上がり1F11秒8の時計で強く追われています。

1週前の9日には栗東ウッドで単走を行い、馬場の真ん中から馬なりで6F86秒3-上がり1F12秒3で走破しています。

道中は軽い脚取りでコーナーを立ち回り、直線入り口で手前を替えると、そこからも変わらない動きで軽く調整していました。

特に強く追っていないので評価は難しいですが、動きは安定したリズムで動けています。

馬体もシャープで長距離馬らしいシルエットでした。

今回は約2か月ぶりのレースとなりますが、太い感じは全くなく、しなやかな仕上がりなので距離適性に期待できそうです。

最終追い切りは一転して坂路で一杯に追われましたが、中盤までは1週前の馬なり追い同様軽めの動きでした。

しかしながら、中盤に追われてからは火が付いたのか、脚の回転が速くなり、しかも力強い動きで登坂しています。

合図を受けてからの反応はとても良かったですし、瞬時に加速していることからレース勘も養われていました。

なかなかの好反応でしたし追ってからの動きも良く、馬体を見ても長距離で通用しそうで、好仕上がりでした。

ビザンチンドリーム

ビザンチンドリーム 10月17日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.339.013.0馬なり
1週前栗東CW(稍重)⑦98.166.551.736.711.7一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.139.412.7馬なり

きさらぎ賞(G3)の勝ち馬ビザンチンドリームは17日に栗東坂路でツリートップムーン(牡2、未勝利)と併せました。

今回コンビを組むシュタルケ騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を4馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F53秒3-上がり1F13秒0の自己ベストで同時併入していました。

1週前の9日には栗東ウッドでクリノオデッセイ(牡3、未勝利)と併せています。

このときは国分優作騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を8馬身ほど追走する形で一杯に追われて7F98秒1-6F81秒3-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

僚馬の内から立ち回りましたが、前走神戸新聞杯(G2)を使ったこともあり、序盤から気持ちの乗った動きができています。

視線も前方に向き、気合の付いた走りができていました。

ただ、時計に関しては一杯に追われた割に全体時計が98秒1-81秒3-1F11秒7でそこまで目立ちませんでした。

前走神戸新聞杯の時がウッドコースで併せ馬を置き、馬場の真ん中から馬なりで7F97秒1-6F80秒4-上がり1F11秒7なので前走の中間追い切りのほうが好時計でした。

今回は一杯に追われたにもかかわらず、馬なりで追われた前走神戸新聞杯の中間追い切りよりも時計が劣るのは気になるところで、最終追い切りまでに良化していたらと思います。

その最終追い切りはシュタルケ騎手が騎乗し、坂路で併せ馬を置きつつ軽めの調整でしたが、馬場の真ん中から回転の速い脚さばきで登坂できています。

ただ、終盤は多少もたれる箇所があったうえ、終いの伸びも2F12秒4-1F13秒0で減速ラップとなりました。

全体時計は自己ベストですが、欲をいえば終いももう少しチップスピードで走破できていたら良かったことでしょう。

今年菊花賞に出走するメンバーの中ではそこまで良い追い切りには見えませんでした。

ピースワンデュック

ピースワンデュック 10月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 68.153.238.011.5G前仕掛け
1週前美浦南W(稍重)80.965.450.736.211.4強め
前走最終美浦南W(良)84.568.353.939.112.0馬なり

前走阿賀野川特別(2勝クラス)の勝ち馬ピースワンデュックは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の柴田善臣騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いからゴール前で仕掛けられて5F68秒1-上がり1F11秒5の時計でまとめています。

1週前の10日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはライブリームーラン(牝4、2勝クラス)と併せていました。

このときも柴田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を4~5馬身追走する形で強めに追い、6F80秒9-上がり1F11秒4の時計で1馬身先着しています。

道中頭を低めにしながらも、大きな歩様で立ちまわっています。

直線に入ってからも頭を低くしながら長く脚を使いつつ、僚馬をじりじりと引き離して先着できました。

終始この馬らしい走りができていましたし、終いも2F11秒8から1F11秒4と加速しており、この馬らしい動きは健在です。

最終追い切りも美浦ウッドで調整されましたが、1週前同様は頭を低くしながら立ち回り、直線の手前替えもスムーズで、長い歩様で走破することができました。

最終追い切りでもこの馬らしい走りができていましたし、ゴール前仕掛けの指示に応じて終い2F12秒5-1F11秒5で加速し、反応も良かったです。

ただ、馬体を見る限り、長距離向けかというと難しいです。

父グレーターロンドンがマイルで結果を残していた馬なので、父目線でみると距離は長いかもしれません。

それでも、動きは良かったですし柴田騎手が2週続けて追い切りに騎乗していることから、菊花賞に対する意欲も感じられました。

馬体面を除けば追い切りの動きはとても良かったです。

ヘデントール

ヘデントール 10月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 68.553.238.511.7馬なり
1週前美浦南W(不良)⑦98.567.953.038.411.8G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)84.267.853.038.511.8馬なり

前走の日本海ステークス(3勝クラス)を圧勝したヘデントールは美浦のウッドチップコースでエンジェルラダー(牝2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでエンジェルラダーを1馬身半追走し、5F68秒5-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

1週前の9日には美浦ウッドで皐月賞馬のジオグリフ(牡5、オープン)と併せました。

このときは助手が騎乗して、馬場の2分どころから僚馬を2馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、7F98秒5-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。

ジオグリフの内から立ち回りましたが、コーナーの時点で少し頭が高めです。

ただ、直線に入って手前を替えてからは大きく飛びのある動きを見せ、皐月賞馬相手に併入できました。

脚の回転を見たらジオグリフのほうが速いものの、G1馬相手に最後まで並走できたのは悪くないです。

時計はそこまで目立ちませんが、終い2F12秒8から1F11秒8で加速できているように、差し馬らしい動きができたのも良いでしょう。

最終追い切りは併せ馬の間から追い切りを行っていますが、相変わらず頭は悪いものの脚取りはしっかりしています。

直線に入ってからも飛びのある動きで、ペースを引き上げながら走破し、他馬の動きに惑わされずに自分の走りを貫くことができました。

馬なりということで時計はそこまで目立つものではありませんが、長距離でも通用しそうな動きを見せていましたし、なかなか良い仕上がりでした。

ミスタージーティー

ミスタージーティー 10月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.438.712.5馬なり
1週前栗東CW(稍重)78.964.450.135.911.8一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.738.012.0一杯

神戸新聞杯(G2)からの巻き返しを図りたいミスタージーティーは栗東坂路でシカレ(牝2、未勝利)と併せました。

久々にコンビを組む坂井騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身半追走する形で馬なり追いを行い、全体時計53秒4-上がり1F12秒5の時計で僚馬に1馬身半先着しています。

1週前の10日には栗東ウッドでミッキーストライク(牡3、1勝クラス)と併せました。

このときも坂井騎手が騎乗して、馬場の真ん中から僚馬を7馬身追走する形で一杯に追い、6F78秒9-上がり1F11秒8の自己ベストで1馬身先着しています。

僚馬をはるか後方から追う格好となりましたが、序盤からストライドの利いた走りができています。

直線に入ってからも先を行く僚馬を捕らえて最後まで一定のフォームで走破することができました。

終いの時計は2F11秒2-1F11秒8で減速してしまいましたが、自己ベストを記録できましたし、最後まで強く追って負荷はかかりました。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて調整されましたが、1週前に負荷を掛けたこともあって序盤から軸足がブレずに安定した動きを見せています。

時計自体は目立ちませんが、馬なりでもいい動きを見せているのは好材料でした。

今回は神戸新聞杯以来のレースですが、一回叩いたことで良化の気配が感じられますし、1週前の自己ベストを記録したのも良いでしょう。

この馬なりにいい状態に仕上がっているように見えました。

メイショウタバル

メイショウタバル 10月16日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)80.964.350.336.211.3馬なり
1週前栗東CW(良)83.366.651.736.511.2強め
前走最終栗東CW(良) 67.852.437.711.8馬なり

前走神戸新聞杯(G2)を逃げて勝利したメイショウタバルは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで6F80秒9-上がり1F11秒3の時計でまとめています。

1週前の10日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはヤブサメ(牡3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

このときも浜中騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を1馬身追走する形で強めに追い、6F83秒3-上がり1F11秒2の時計で3馬身先着しています。

コーナーワークでは少し頭が高い場面を見せていますが、コーナーから直線の立ち回りは良かったですし、直線入り口の時点で僚馬をあっさり交わすと、そこから強く追われて終い2F11秒2-1F11秒2で長く速い脚を使うことができました。

直線に入ってからは機敏な動きを長く使うことができ、非凡な動きを見せています。

また、終い2Fも一定のペースで持続ある動きを見せていることから、スタミナ量も豊富そうでした。

全体時計はそこまで目立ちませんが、終いの脚色に好感が持てる動きです。

最終追い切りはウッドで単走でしたが、コーナーでは相変わらず頭は高めです。

しかしながら、直線に入って手前を替えてからは頭が高いものの四肢の動きは良く、馬なりながらも全体時計80秒9-終いは2F-1Fともに11秒3で1週前同様長く脚を活かすことができました。

使える脚が長そうなので芝3,000mの菊花賞でも通用しそうですし、2週続けて持続ある動きができています。

頭は少し高いものの、折り合いもそこまで悪くないですし、2週続けて浜中騎手が追い切りに騎乗していることから菊花賞に対する意欲も感じられました。

今回はメイショウタバルの非凡な能力の高さを見ることができました。

好仕上がりでレースに挑むことができるでしょう。

メリオーレム

メリオーレム 10月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東芝(稍重)83.266.250.437.011.5馬なり
1週前栗東CW(稍重)84.268.553.437.811.3強め
前走最終栗東PT(良)  54.239.011.2馬なり

前々走の西部スポニチ賞(2勝クラス)を圧勝したメリオーレムは栗東の芝コースで今回菊花賞に出走するアドマイヤテラ(牡3、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、6F83秒2-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

1週前の9日には栗東ウッドでダービー馬のドウデュース(牡5、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

主戦の川田騎手が追い切りに騎乗し、ドウデュースの外から2馬身先行する形で強めに追われて6F84秒2-上がり1F11秒3の時計でドウデュースと同時併入しています。

3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、道中は視線を前方に向けながら自身の走りに集中できています。

直線に入ってからもじわりと脚を引き上げて終い2F11秒6-1F11秒3で加速することができました。

1週前追い切りは強めでしたが、川田騎手が手を動かしてからはじわりとペースを引き上げていますし、前脚にも力強さが見られ、しっかり負荷を掛けることができました。

終い時計も2F11秒6-1F11秒3で加速することができ、バランスの良い立ち回りができています。

最終追い切りは栗東芝コースで馬なり、軽めの調整でした。

コーナーから直線にかけてはキャンターに近い立ち回りでしたが、直線に入ってからは馬なりながらもアドマイヤテラと並びかけるようにペースを引き上げ、競った際の勝負強さが見られます。

馬なりなので時計は出していませんが、時計以上に気持ちが乗っていました。

前走に引き続き、いい仕上がりでしょう。

前走神戸新聞杯(G2)は5着に敗れていましたが、素質の高い馬なのでうまく立ち回ることができればベストを尽くせそうに見えました。

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評価馬名
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ダノンデサイル
ハヤテノフクノスケ
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アスクカムオンモア
アドマイヤテラ
ウエストナウ
エコロヴァルツ
シュバルツクーゲル
ショウナンラプンタ
ノーブルスカイ
ヘデントール
ミスタージーティー
ビザンチンドリーム
 
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