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【アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2025予想】本命馬3頭+穴馬2頭はこちら!

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2025予想記事のサムネイル画像

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2025予想の最終買い目を発表します!

アメリカジョッキークラブカップ2025の予想ポイント

  • 芝2,000m以上の通算連対率が40%、複勝率が50%以上あった馬がこのレースで勝ち切りやすい
  • 先行馬が強く、アタマで買いたい
  • 外国人騎手の好走率が高い
  • 1~7人気まで幅広く好走している、8人気以下の好走はほとんどない
  • すべての枠から勝ち馬が出ており、枠による差はあまりない
  • 前走G1組、前走中日新聞杯組は評価を上げたい
目次(読みたい項目をタップ)

アメリカジョッキークラブカップ2025予想の最終買い目

枠順確定後、レース前日までにアメリカジョッキークラブカップ2025予想の最終買い目を発表します。

アメリカジョッキークラブカップ2025の有力馬3頭

アメリカジョッキークラブカップは昨年までの実績馬の参戦が見られるG2競走で、ここから春の大舞台に挑もうとする馬も少なくありません。

今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ダノンデサイル

主な勝ち鞍
  • 日本ダービー (G1) 2024年
  • 京成杯    (G3) 2024年

昨年のダービー馬であるダノンデサイルがまさかのアメリカジョッキークラブカップ参戦を発表しました。

前走有馬記念から1カ月の参戦となりますが、管理する安田翔伍調教師曰く「思った以上に状態が良かった」らしく、参戦を表明しています。

これまでのレース内容を見てみると、好走した日本ダービーも有馬記念もロングスプリントに特化した走りで好走しました。

ダノンデサイルの最大の持ち味を発揮して結果を残していますが、どちらも主戦の横山典弘騎手の好騎乗があったからこそ光っています。

今回は横山典弘騎手がマテンロウレオの先約があったため、戸崎騎手が代打で騎乗しますが、これまでの結果は横山典弘騎手とのコンビで手にしたものなので、誰が乗り替わったとしても鞍上弱化は否めないでしょう。

しかしながら、それも踏まえたうえで参戦を表明しているので、仮に叩き台だったとしても上位争いに加わるだけのポテンシャルは秘めています。

昨年のダービー馬が中距離の中山でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目したいです。

★評価点
・昨年のダービー馬
・データと相性のいい芝2,200mの成績がいい馬
・ロングスプリントに長けている
・前目競馬が得意
・中山適性も高い【1-0-1-0】

▼課題
・主戦の横山典弘騎手ではなく戸崎騎手が騎乗する

レーベンスティール

主な勝ち鞍
  • オールカマー   (G2) 2024年
  • セントライト記念 (G2) 2023年
  • エプソムカップ  (G3) 2024年

重賞3勝馬のレーベンスティールもアメリカジョッキークラブカップからの始動を発表しました。

クラシックとは無縁でしたが条件戦時代から高いパフォーマンスで勝ち負けを繰り返しており、その実力はG2以下の重賞でもいかんなく発揮しています。

特に中山競馬は【3-1-0-0】と相性抜群で、前々で競馬しながら器用に上がりの末脚を使えるのが魅力的です。

今回は開催最終週の中山が舞台なので、例年ならタフな馬場になりがちですが、先週の中山芝レースを見る限り、まだまだ時計は出ているので、時計の出やすい馬場で結果を残しているレーベンスティールにとっては追い風です。

年齢的にもそろそろG1タイトルを手にしたいころなので、まずは始動戦で好走し、弾みをつけたいです。

★評価点
・重賞3勝の実力馬
・末脚に定評がある
・中山適性も高い【3-1-0-0】
・ルメール騎手が騎乗

▼課題
・特になさそうです

ボルドグフーシュ

主な勝ち鞍
  • 一宮特別 (2勝クラス) 2022年

前走チャレンジカップで4着入線したボルドグフーシュもアメリカジョッキークラブカップから始動します。

実績だけ見たらダノンデサイルに次いで豊富な馬で、3歳のころは菊花賞や有馬記念で2着入線しました。

翌年阪神大賞典でも2着に入線しており、ステイヤーとしての才能を開花させようとした矢先、腱周囲炎を発症したため長期休養となりました。

前走のチャレンジカップは4着でしたが、3コーナーから早めに動いて見せ場はありましたし、怪我明けと1年半ぶりのレースを考慮すればそこまで負けは気にしなくて良いでしょう。

ただし、ボルドグフーシュよりもさらに外から仕掛けたディープモンスターやエアファンディタには差されているので、いい時期のパフォーマンスはまだ取り戻していないです。

今回は引き続きレースに挑みますが、スタミナ量が問われやすい中山芝2,200mはかみ合う可能性が高いです。

あとは、状態次第でしょうか。

追い切りを見ながら最終判断を考えたいです。

★評価点
・実績は豊富
・長距離レースで結果を残していた
・差しの競馬を得意としている
・データと相性のいい前走チャレンジカップ組&芝2,000m以上のレースで好走歴がある馬

▼課題
・3歳のころのポテンシャルを取り戻せているか
・スクリーンヒーロー産駒は過去10年で5頭すべて馬券外に沈んでいた

アメリカジョッキークラブカップ2025の穴馬2頭

アメリカジョッキークラブカップは中位人気馬の好走も多々見られ、中でも7番人気は過去10年で【2-1-1-6】と高水準でした。

中位人気馬までなら好走も珍しくありませんよ。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ビザンチンドリーム

主な勝ち鞍
  • きさらぎ賞 (G3) 2024年

昨年のきさらぎ賞を勝利し、 前走菊花賞でも5着入りしたビザンチンドリームもアメリカジョッキークラブカップからの始動を発表しました。

昨年のきさらぎ賞は最後方からの直線一気のみで勝利しました。

スローの流れで最後方からだったので万事休すといっても良かったのですが馬の力だけで勝ち切っており、ポテンシャルの片鱗を見せています。

そして、前走菊花賞も2週目の3~4コーナーで前の馬群に突っ込もうとして減速し、直線では外に持ち出して再加速し、よろよろしながらも上がり最速の末脚を使って5着でした。

騎乗したシュタルケ騎手の騎乗は決していいものではありませんでしたが、ロスがありながらも2着のヘデントールとタイム差0.1秒差なのでスムーズに持ち出すだけで2着はあったと思わせる競馬でした。

これまで騎手に恵まれていませんが、菊花賞は着順以上にやれているので侮れません。

ただ、直線の短い中山がかみ合うかというと少し難しいです。

京都の実績が豊富なので個人的には来月京都競馬で開催される京都記念のほうが合いそうな感じもしますが、それでも陣営がアメリカジョッキークラブカップに登録したということは、このレースでの好走に自信があるのでしょう。

新たにコンビを組むルメートル騎手とかみ合うかは分かりませんが、トリッキーな中山でどれだけ実力を引き出せるか注目したいです。

★評価点
・追込競馬を得意としている
・菊花賞はまともなら2着もあった
・データと相性のいい前走G1組&外国人騎手騎乗の馬

▼課題
・中山が合うかどうか
・ルメートル騎手と合うかどうか

チャックネイト

主な勝ち鞍
  • AJCC (G2) 2024年

昨年のアメリカジョッキークラブカップを勝利したチャックネイトが連覇を狙います。

昨年の今頃はオープン入りしたばかりの馬でしたが、前の年のアルゼンチン共和国杯でも3着入りしており重賞でも力を発揮していました。

そして、昨年アメリカジョッキークラブカップは開催最終週+不良馬場で消耗戦となりましたが、中距離重賞の常連であるボッケリーニとの叩き合いを制して初重賞制覇を成し遂げています。

厳しい展開でしたが最後まで脚を伸ばしていましたし、勝負強さを発揮することができました。

今回は連覇を掛けた一戦となりますが、昨年勝利した舞台なので相性自体は悪くないでしょう。

昨年コンビを組んだR.キングが騎乗するのも追い風です。

ただ、今年のアメリカジョッキークラブカップは昨年よりも相手関係が強いです。

また、近3戦は思った以上に結果を残し切れていない点も気になりました。

状態次第ではポテンシャルにも期待できますが、近3戦が崩れていて、それでいて約5か月ぶりの休み明け緒戦なので出し切れるかどうか分かりません。

チャンスはありそうですが状態次第で印を検討したいです。

★評価点
・昨年のアメリカジョッキークラブカップの勝ち馬
・先行も差しも可能
・消耗戦に強い
・昨年騎乗したキング騎手が騎乗

▼課題
・近3走の崩れが気になる

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ここからはアメリカジョッキークラブカップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

アメリカジョッキークラブカップ2025の概要

アメリカジョッキークラブカップは中山競馬場で開催される古馬の中距離重賞です。

レース名の【アメリカジョッキークラブ】とはアメリカ合衆国にあるジョッキークラブのことで、競走馬の血統の管理をはじめとした競馬の事業を行っている組織です。

創設は1960年でアメリカと同盟国となったことを記念し、アメリカのジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受けて創設されました。

そのため、60年以上もの歴史があるレースで、現在も1月の名物としての地位を確立しています。

ちなみに略称は【AJCC】でうましるでも昨年まではこの表記でレースをまとめていました。

1月下旬、中山開催最終週に行われるアメリカジョッキークラブカップは古馬の中距離レースということで前年までの好走馬をはじめ、クラス戦から挑むものなので各路線から有力馬が参戦します。

前週開催された中距離重賞の日経新春杯と違ってアメリカジョッキークラブカップは別定戦なので重賞実績のある馬が多数参戦しやすいのも特徴といえるでしょう。

ただし、舞台となる中山競馬場は開催最終週ということで、例年通りなら相当タフになりやすいです。

そのため、スピード以上にスタミナやパワーが問われやすいレースとなっています。

もっとも、今年の中山は現時点でもまだまだ時計が出ているので一概には言えません。

詳細は土曜日の芝レースを見ながら最終判断したいです。

今年のアメリカジョッキークラブカップは前年のダービー馬であるダノンデサイルが緊急参戦し、一気にメンバー層が厚くなりました。

ここで結果を残した春の大舞台に向かう馬は果たしてどの馬でしょうか?!

2024年 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ) | チャックネイト | JRA公式

アメリカジョッキークラブカップ2025の開催内容

開催日1月26日(日曜) 15:45発走
格付けG2
開催競馬場中山競馬場 11R
コース芝2,200m
性齢4歳以上
斤量別定
1着賞金6200万円

アメリカジョッキークラブカップ2025が開催される中山の芝2,200mの特徴

中山競馬場 芝2200mのコースで特徴を解説
タート地点4コーナー出口付近
コース右回りの外回りコース
1周の距離Aコース 1,839.7m
Bコース 1,858.5m
Cコース 1,877.3m
直線距離310m
高低差5.3m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
2:16.5
コースレコード2:10.1
(2004年 セントライト記念【G2】コスモバルク)
アメリカジョッキークラブカップのタイム
平均タイム
(過去10年から算出)
2:15.1
レコードタイム2:11.4
(2005年 クラフトワーク)

スタート地点は4コーナーの出口付近で中山の外回りコースをグルリと1周強回ります。

スタートから最初の1コーナーまでの距離は約432mで直線半ばから高低差5.3mある上り傾斜を長々と駆け上がります。

直線が長くてポジション争いが起こりづらいことと序盤から上り傾斜が中心になるためゆったりと進行することが多いです。

直線半ばからはじまる上り傾斜は2コーナーの入り口まで続きます。

2コーナーに入ると坂の頂上で、そこからは長い下り傾斜に切り替わります。

特に2コーナーの終わりから3コーナーの半ばにかけて傾斜のきつい下り坂を駆け降ります。

この坂のため、中盤以降はペースアップします。

長く続いた下り傾斜は3コーナー半ばになると終わり、このあたりは大きな勾配はありません。

しかし、3コーナーの終わりにラスト3ハロンの標識が立っており、各馬はスパートを仕掛けるためこのあたりのペースも速いです。

4コーナーは鋭角で最後の直線は約310mとなっています。

ラスト1ハロンの標識あたりから序盤に駆け上がった急な上り坂が立ちはだかり、それを超えた先にゴールがあります。

中山の芝2,200mは序盤こそゆったりしますが下り坂の関係上、2コーナーを過ぎたあたりからペースアップします。

最後の直線が短いため逃げや先行馬が有利に見えますが、タイトなコースなので逃げ馬が押し切るのは容易ではありません。

また、最後の直線が短いことから差しや追込馬の直線一気も難しいです。

脚色としては先行馬が強く、また、まくれる差しや追込馬も台頭しやすいです。

また、距離以上のスタミナや勾配を駆けあがるだけのパワーも必要になります。

中山の芝2,200mはここをチェック!

  • 右回りの外回りコースを走る
  • スタミナとパワーが重要
  • 基本オーバーシードだが9月開催のみ全面野芝で時計が出る
  • 関東騎手が強い
  • 1枠が優秀
  • エクリプス系の馬が強い

アメリカジョッキークラブカップ2025の出走馬

馬名性齢斤量想定騎手
アウスヴァールセ757.0横山和生
アケルナルスター牡657.0原優介
アラタ牡857.0大野拓弥
エヒト牡857.0未定
カラテ牡957.0未定
コスタボニータ牝655.0未定
コスモキュランダ牡457.0横山武史
ダノンデサイル牡458.0戸崎圭太
チャックネイトセ758.0R.キング
ディープモンスター牡757.0浜中俊
ニシノレヴナントセ557.0田辺裕信
ビザンチンドリーム牡456.0A.ルメートル
ホウオウノーサイド牡657.0石橋脩
ホウオウリアリティ牡757.0菅原明良
ボーンディスウェイ牡657.0未定
ボルドグフーシュ牡657.0木幡巧也
ポタジェ牡858.0岩田望来
マイネルクリソーラ牡657.0津村明秀
マテンロウレオ牡657.0横山典弘
ライラック牝655.0石川裕紀人
レーベンスティール牡558.0C.ルメール

アメリカジョッキークラブカップの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2024
不良
111チャックネイト3アルゼンチン共和国杯(G2)3
212ボッケリーニ2チャレンジカップ(G3)2
32クロミナンス5ノベンバーステークス(3勝)1
2023
14ノースブリッジ4天皇賞(秋)(G1)11
29エヒト5チャレンジカップ(G3)3
36ユーバーレーベン3ジャパンカップ(G1)10
2022
11キングオブコージ3中日新聞杯(G3)5
214マイネルファンロン11中日新聞杯(G3)17
39ボッケリーニ4中日新聞杯(G3)4
2021
不良
19アリストテレス1菊花賞(G1)2
24ヴェルトライゼンデ3菊花賞(G1)7
38ラストドラフト6アルゼンチン共和国杯(G2)2
2020
稍重
111ブラストワンピース1凱旋門賞(G1)11
210ステイフーリッシュ5チャレンジカップ(G3)10
32ラストドラフト4中日新聞杯(G3)2
2019
18シャケトラ7有馬記念(G1)6
24フィエールマン1菊花賞(G1)1
310メートルダール5中日新聞杯(G3)5
2018
17ダンビュライト2サンタクロースS(1,600万)1
23ミッキースワロー1菊花賞(G1)6
39マイネルミラノ8中山記念(G2)11
2017
18タンタアレグリア7天皇賞(春)(G1)4
210ゼーヴィント1福島記念(G3)2
31ミライヘノツバサ3迎春ステークス(1,600万)1
2016
13ディサイファ2金鯱賞(G2)2
211スーパームーン3ディセンバーステークス(OP)2
37ショウナンバッハ7ジャパンカップ(G1)12
2015
112クリールカイザー4ステイヤーズステークス(G2)3
214ミトラ7福島記念(G3)1
39エアソミュール2金鯱賞(G2)3

【距離実績】勝ち馬8頭が芝2,000m以上のレースで実績を残していた

年度勝ち馬成績単勝率連対率複勝率
2024チャックネイト【4-1-6-2】30.8%38.5%84.6%
2023ノースブリッジ【4-0-0-4】50.0%50.0%50.0%
2022キングオブコージ【4-0-1-2】57.1%57.1%71.4%
2021アリストテレス【2-3-0-1】33.3%83.3%83.3%
2020ブラストワンピース【4-0-0-5】44.4%44.4%44.4%
2019シャケトラ【4-1-1-5】36.4%45.5%54.5%
2018ダンビュライト【1-0-2-3】16.7%16.7%50.0%
2017タンタアレグリア【2-3-0-6】18.2%45.5%45.5%
2016ディサイファ【4-5-3-8】20.0%45.0%60.0%
2015クリールカイザー【4-6-3-10】17.4%43.5%56.5%

過去10年のアメリカジョッキークラブカップの勝ち馬8頭がこれまでに芝2,000m以上のレースで連対率40%以上、複勝率50%以上ありました。

アメリカジョッキークラブカップの舞台である中山芝2,200mは坂道の影響でスタミナが問われやすいです。

そのため、他の競馬場の中距離レース以上にスタミナが問われやすく、芝2,000m以上の舞台で好走実績がある馬の活躍が目立ちました。

今年の出走登録馬の中で芝2,000m以上の通算連対率が40%、複勝率が50%以上あった馬は5頭いました。(かっこは芝2,000m以上の成績)

・コスモキュランダ【2-4-0-5】
・ダノンデサイル【2-1-0-2】
・ディープモンスター【5-4-2-8】
・ボルドグフーシュ【3-3-3-4】
・ポタジェ【5-4-1-8】

【脚質】先行馬が8勝! 前の馬が強い

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【1-0-1-9】9.1%9.1%18.2%
先行【8-4-2-22】22.2%33.3%38.9%
差し【1-5-6-47】1.7%10.2%20.3%
追込【0-0-0-33】0.0%0.0%0.0%
まくり【0-1-1-10】0.0%50.0%100.0%
4コーナー通過順成績単勝率連対率複勝率
先頭【1-0-1-8】10.0%10.0%20.0%
2番手【1-2-1-8】8.3%25.0%33.3%
3番手【5-2-1-6】35.7%50.0%57.1%
4~5番手【2-1-2-14】10.5%15.8%26.3%
6~9番手【1-4-5-31】2.4%12.2%24.4%
10番手以下【0-1-0-43】0.0%2.3%2.3%

過去10年のアメリカジョッキークラブカップの勝ち馬8頭が先行馬でした。

先行馬は【8-4-2-22】なのでアタマに向いています。

それ以外の脚質を見てみると、2番目に好走していたのが差し馬【1-5-6-47】で、勝ち馬は1頭しかいませんでしたが2~3着には11頭が絡んでおり、相手候補に向いているといえるでしょう。

なお、逃げ馬は【1-0-1-9】と苦戦しており、追込馬は33頭全滅でした。

4コーナー通過順位を見ても分かるように、2~3番手で通過した馬が【6-4-2-14】なので、できるだけ逃げ馬を見るような形で前目競馬できる馬が好走傾向にあるようです。

枠の並びから先行しそうな馬をチェックしたいです。

【騎手】外国人騎手が馬券に絡む確率は80%

年度着順馬名騎手
20241チャックネイトR.キング
3クロミナンスC.ルメール
20233ユーバーレーベンM.デムーロ
20211アリストテレスC.ルメール
20202ステイフーリッシュC.ルメール
3ラストドラフトO.マーフィー
20192フィエールマンC.ルメール
3メートルダールO.マーフィー
20181ダンビュライトM.デムーロ
20162スーパームーンC.ルメール
20153エアソミュールC.デムーロ

過去10年のアメリカジョッキークラブカップで馬券に絡んだ30頭のうちの11頭に外国人騎手が騎乗していました。

日本を拠点に活躍しているC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手だけではなく、短期免許で来日している外国人騎手も結果を残しています。

外国人騎手は【3-3-5-13】で複勝率は46%もありますし、過去10開催のアメリカジョッキークラブカップのうちの8開催で外国人騎手騎乗馬が1頭以上馬券に絡んでいました。

外国人騎手騎乗馬は評価を上げても良さそうです。

今年の出走登録馬の中で、月曜日の時点で外国人騎手が騎乗する馬は3頭いました。(かっこは騎乗騎手)

・チャックネイト(R.キング)
・ビザンチンドリーム(A.ルメートル)
・レーベンスティール(C.ルメール)

アメリカジョッキークラブカップの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-3-0-5】20.0%50.0%50.0%
2番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
3番人気【2-2-2-4】20.0%40.0%60.0%
4番人気【2-0-2-6】20.0%20.0%40.0%
5番人気【0-2-2-6】0.0%20.0%40.0%
6番人気【0-0-1-9】0.0%0.0%10.0%
7番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
8番人気以下【0-1-1-69】0.0%1.4%2.8%

1~7番人気まで幅広く好走している

過去10年のアメリカジョッキークラブカップの勝ち馬はすべて1~7番人気の馬でした。

1~4番人気と7番人気の馬がそれぞれ2勝ずつ挙げており、平均的に勝ち星を手にしています。

複勝率を見ても6番人気以外は40~60%と差がありません。

アメリカジョッキークラブカップは1~7番人気の馬が幅広く活躍しているレースといえるでしょう。

1番人気は直近3開催すべて馬券外に敗れている

過去10年のアメリカジョッキークラブカップで1番人気は【2-3-0-5】でした。

勝率20%、連対率は50%とまずまずですが、2022年から2024年の直近3開催の1番人気馬はすべて掲示板外に沈んでいます。

かつては5年連続連対していましたが、近年は1番人気の凡走が目立ち始めているので1番人気に支持された馬は過大評価しないほうが良いかもしれません。

8番人気以下の好走はほとんどない

過去10年のアメリカジョッキークラブカップで8番人気以下の馬は71頭出走していましたが、勝ち馬はいませんでした。

また、2~3着に入線した馬も合計2頭しかいません。

アメリカジョッキークラブカップは1~7番人気まで幅広く好走しているレースですが、8番人気以下になると一気に好走率が低下しています。

大穴の台頭はほとんど期待できないレースといえるでしょう。

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アメリカジョッキークラブカップの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-0-1-12】7.1%7.1%14.3%
2枠【1-1-2-10】7.1%14.3%28.6%
3枠【1-1-0-14】6.3%12.5%12.5%
4枠【1-1-3-11】6.3%12.5%31.3%
5枠【1-1-1-15】5.6%11.1%16.7%
6枠【2-2-1-15】10.0%20.0%25.0%
7枠【1-2-1-16】5.0%15.0%20.0%
8枠【2-2-1-18】8.7%17.4%21.7%

大きな差はない

過去10年のアメリカジョッキークラブカップの好走馬を枠順別に見てみると、すべての枠から勝ち馬が出ていました。

複勝率を見てみると、2枠と4枠は複勝率25%を超えていますが、6~8枠も複勝率20~25%あります。

アメリカジョッキークラブカップは枠の影響はそこまで大きくありませんでした。

アメリカジョッキークラブカップの過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G1【5-3-2-28】13.2%21.1%26.3%
G2【3-0-2-23】10.7%10.7%17.9%
G3【1-6-4-25】2.8%19.4%30.6%
L【0-0-0-9】0.0%0.0%0.0%

前走G1組が好成績

過去10年のアメリカジョッキークラブカップの好走馬を前走クラス別に見てみると、もっとも活躍していたのが前走G1だった馬です。

前走G1だった馬は【5-3-2-28】で、勝利は最多でした。

アメリカジョッキークラブカップは別定戦でそこまでハンデの影響が大きくないため、大舞台に出走できるだけの実力馬の活躍が目立っていました。

前走G1組は評価を上げたいです。

今年の出走登録馬の中で前走G1だった馬は7頭いました。

・コスタボニータ
(前走エリザベス女王杯/9着)

・ダノンデサイル
(前走有馬記念/3着)

・ニシノレヴナント
(前走天皇賞(秋)/10着)

・ビザンチンドリーム
(前走菊花賞/5着)

・ポタジェ
(前走大阪杯/10着騎手)

・ライラック
(前走エリザベス女王杯/6着)

・レーベンスティール
(前走天皇賞(秋)/8着)

前走G3組は中日新聞杯組を評価したい

前走レース成績単勝率連対率複勝率
中日新聞杯【1-1-3-3】12.5%25.0%62.5%
チャレンジC【0-3-0-3】0.0%50.0%50.0%
福島記念【0-2-0-3】0.0%40.0%40.0%
中山金杯【0-0-1-11】0.0%0.0%8.3%
函館記念【0-0-0-0】

過去10年のアメリカジョッキークラブカップで前走がG3だった馬は【1-6-4-25】でした。

勝ち馬は2022年のキングオブコージしかいませんでしたが、2~3着には10頭が入線していて有力ステップといえるでしょう。

前走G3レースの詳細を見てみると、もっとも結果を残していたのが【1-1-3-3】の中日新聞杯組で、複勝率は62.5%と高水準、2頭に1頭は馬券に絡んでいました。

中日新聞杯とアメリカジョッキークラブカップは約1カ月で間隔も良いことから好走につながっているのでしょう。

前走中日新聞杯組は評価を上げても良さそうです。

なお、それ以外のG3組を見てみると、前走チャレンジカップと福島記念だった馬は勝ち馬こそいませんでしたが前者が連対率50%、後者40%と2着に入線する確率は高いです。

このふたつのレースから挑む馬も評価を上げて良さそうです。

今年の出走登録馬の中で前走中日新聞杯だった馬は3頭、チャレンジカップも3頭、福島記念だった馬は1頭いました。(かっこは前走着順)

前走中日新聞杯
・マテンロウレオ(3着)
・コスモキュランダ(6着)
・エヒト(9着)

前走チャレンジカップ
・ディープモンスター(2着)
・ボルドグフーシュ(4着)
・アウスヴァール(15着)


前走福島記念
・アラタ(1着)

前走リステッド組は全滅

過去10年のアメリカジョッキークラブカップで前走リステッドレースだった馬は9頭が出走しましたが全頭着外に敗れていました。

前走リステッド組は3着内どころか掲示板外にも入線しておらず、最高着順が2024年のサンストックトンの7着となっています。

前走リステッド組は大苦戦しているので評価を下げたいです。

今年の出走登録馬の中で前走リステッドだった馬は3頭いました。

・アケルナルスター
(前走ディセンバーステークス/14着)

・ホウオウノーサイド

(前走アンドロメダステークス/13着)

・ホウオウリアリティ

(前走ディセンバーステークス/5着)

アメリカジョッキークラブカップ2025追い切り評価

金曜日に更新予定になります。

以上になります。
アメリカジョッキークラブカップの予想の参考にしてみてください!

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