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【サウジカップ2025予想】日本馬4頭+おすすめしたい有力外国馬2頭はこちら!

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サウジカップ2025予想の最終買い目を更新しました!

サウジカップ2025に出走する日本馬4頭、有力外国馬2頭を紹介しています。
過去5年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

サウジカップ2025の予想ポイント

  • 4歳と6歳馬の好走率が高く、7歳以上は苦戦
  • アメリカ調教馬が強い、次いで日本馬が安定している
  • 1人気【0-0-0-5】は全滅、2人気【0-4-0-1】は馬券で抑えておきたい
  • 中穴人気は6人気【2-1-1-3】を狙いたい
  • 1~6番ゲートがやや有利
  • 前走3着以下の馬は評価を下げたい
目次(読みたい項目をタップ)

サウジカップ2025予想の最終買い目

サウジカップが開催される日曜日(現地時間2月22日(土曜日)20時40分)の天気は晴れのち曇りでした。

日中は27度近くまで上昇するようですが、夜は20~23度なので過ごしやすい状況でレースが行われることでしょう。

馬場傾向に関しては、金曜日にJRA公式サイトで公開された情報によると、晴れで良(FAST)でした。

その後も雨は降らないようなので、今年も良馬場開催に期待できそうです。

うましるでは晴れの良馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

馬券が的中しない方へ

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◎本命  5 フォーエバーヤング

リアルスティール
フォエヴァーダーリング
母父Congrats
主な勝ち鞍東京大賞典(G1) 2024年
前走東京大賞典(G1) 1着

本命はフォーエバーヤングにしました。

これまでのパフォーマンスが際立っており、国内外で常に結果を残してきました。

アメリカダートは惜しくも3着でしたが、ケンタッキーダービーは勝ち馬と差がないですし、本場アメリカの馬にも負けない力を秘めています。

前走の東京大賞典では今年出走する日本馬に先着していますし、国内馬に敵もいません。

加えて、今年のサウジカップは有力馬が相次いで回避したのもフォーエバーヤングにとって追い風といえるでしょう。

データと相性の悪い1番人気の馬ですが、過去の戦績を見る限り、実力最上位なのでデータを覆す走りに期待したいです。

〇対抗 13 ウィルソンテソーロ

キタサンブラック
チェストケローズ
母父Uncle Mo
主な勝ち鞍JBCクラシック(Jpn1) 2024年
前走東京大賞典(G1) 2着

対抗はウィルソンテソーロにしました。

一昨年の12月からG1の舞台でも台頭した馬で、昨年は超ハイペースとなったフェブラリーステークスこそ8着でしたが、続くドバイワールドカップでは4着、そしてその後は5戦すべて2着以内に入線しており、高いレベルで安定した走りを見せました。

引き続きコンビを組む川田騎手とのコンビ相性も【4-4-0-0】と相性抜群です。

キレのある競馬が得意なので直線の長いキングアブドゥルアジーズ競馬場とも合いそうですし、世界最高峰のレースでどれだけのパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。

▲単穴 12 ウォークオブスターズ

Dubawi
Sound Reflection
母父Street Cry
主な勝ち鞍アルマクトゥームC(G1) 2025年
前走アルマクトゥームC(G1) 1着

単穴はUAEのウォークオブスターズにしました。

今回のメンバーの中では数少ない逃げ候補です。

6ゲートを引いたので好発を切ることができれば単騎逃げに持ち込めそうですし、ペースを落としながら最後まで粘れる状況に持ち込みやすいように見えました。

近2戦も高いレベルで安定していますし、特に前走のアルマクトゥームチャレンジは2着馬に3馬身弱の差を付けて完勝しています。

ワンターンコースが合うかは分かりませんが、展開面で有利であるのは間違いないので、ハマれば一発ありそうです。

△連下  7 ラムジェット

マジェスティックウォリアー
ネフェルティティ
母父ゴールドアリュール
主な勝ち鞍東京ダービー(Jpn1) 2024年
前走東京大賞典(G1) 3着

ラムジェットは連下にしました。

昨年の東京ダービーを勝利し、東京大賞典でも3着入りしているように、日本馬の中では確かな実力を残しています。

特に前走の東京大賞典はフォーエバーヤングには完敗でしたが、それでも2着のウィルソンテソーロとはクビ差でした。

フォーエバーヤングの影に隠れがちですが、それでも世代最上位のポテンシャルを秘めているのは間違いないでしょう。

脚質的でも長く脚を使えるタイプなので直線の長いキングアブドゥルアジーズ競馬場と合いそうですし、どこまでやれるか注目したいです。

△連下 10 ウシュバテソーロ

オルフェーヴル
ミルフィアタッチ
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍ドバイワールドカップ(G1) 2023年
前走東京大賞典(G1) 4着

ウシュバテソーロは連下にしました。

昨年のサウジカップで2着入線した実力馬で、ドバイワールドカップでも2戦2連対と、中東の地では常に高いレベルで安定していました。

ただ、高齢も影響しているのか、前走の東京大賞典は4着とはいえ上位3頭と離されてしまいました。

もしかしたら年齢的な衰えがあるかもしれません。

今回のサウジカップはこのときの上位3頭が揃って参戦するので、ポテンシャル面でどこまでやれるか難しいですが、それでも中東では安定した成績を残しているので舞台適性は良いです。

コース相性を活かした走りで馬券に絡める可能性もあるので抑えることにしました。

△連下  3 エルコディゴ

Equal Stripes
I’m Moving On
母父Not For Sale
主な勝ち鞍ホセペドロラミレス大賞(G1) 2025年
前走ホセペドロラミレス大賞(G1) 1着

エルコディゴも抑えることにしました。

サウジカップが開催されるキングアブドゥルアジーズ競馬場は毎年馬場傾向が異なることで有名で、年によって芝馬が勝利したり、ダート馬が勝ったり読みづらいです。

しかし、エルコディゴはこれまでに芝、ダートどちらのG1レースも勝利していました。

トラックバイアスが読みづらいレースでどんな馬場でも結果を残している二刀流ホースは信頼しやすいです。

相手は手ごわいですが、どんな舞台でも結果を残しているのは評価できるので、相手に絡めることにしました。

単勝

5 フォーエバーヤング

馬連流し

軸馬:5
相手:3、7、10、12、13

三連複フォーメーション

1頭目:5
2頭目:3、7、10、12、13
3頭目:3、7、10、12、13

サウジカップ2025に出走する日本馬4頭

今年のサウジカップは海外の有力馬が何頭か回避を発表したものの、依然として有力馬が集結しました。

日本からも4頭が参戦します。

ここからは、今年出走する4頭の日本馬について解説します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

フォーエバーヤング

主な勝ち鞍
  • 東京大賞典    (G1) 2024年
  • JDクラシック (Jpn1) 2024年
  • 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2023年
  • UAEダービー  (G2) 2024年
  • サウジダービー  (G3) 2024年
  • JBC2歳優駿  (G3) 2023年

フォーエバーヤングが日本馬の中心となるでしょう。

これまで9戦走って7勝、3着が2回の安定感を持ち合わせ、3着2戦はいずれもアメリカの最高峰レースであるケンタッキーダービーとブリーダーズカップクラシックでした。

特にケンタッキーダービーは出遅れながらも上位2頭と接戦の3着だったのでゲートさえクリアできていたら勝ち負けもあったでしょう。

ブリーダーズカップクラシックも3着でしたが、好位から外に持ち出して最後は脚色を伸ばしているように、展開次第でさらなる上位争いもあり得ました。

海外競馬は慣れていますし、東京大賞典やジャパンダートクラシックを見る限り、国内では敵なしです。

今年のサウジカップは有力馬が回避したことで相対的に勝ち負けのチャンスもあると思いますし、どのようなパフォーマンスを見せるか注目したいです。

★評価点
・日本の総大将
・国内では敵なし
・ケンタッキーダービーもゲートが良ければ勝ち負けもあった
・先行競馬が得意

▼課題
・特になさそうです

ウシュバテソーロ

主な勝ち鞍
  • ドバイワールドC  (G1) 2023年
  • 東京大賞典     (G1) 2023年
  • 東京大賞典     (G1) 2022年
  • 川崎記念     (Jpn1) 2023年
  • 日本テレビ盃   (Jpn2) 2023年

一昨年のドバイワールドカップを勝利し、昨年サウジカップで惜しい2着だったウシュバテソーロも参戦します。

昨年は7歳でしたがサウジカップは差しの競馬で長く脚を使って勝ち馬セニョールパスカドールと差のない2着に入線し、続くドバイワールドカップでも追込競馬で2着に入線、中東では安定したパフォーマンスを残していました。

ただ、昨年秋は日本テレビ盃で人気を裏切る2着、前走東京大賞典は4着とはいえ勝ち馬フォーエバーヤングには1.0秒差離されていることから、少し衰えも出ているかもしれません。

データ面でも7歳以上の馬は苦戦する傾向が強いですし、ピークを過ぎたウシュバテソーロがどこまでやれるか、未知数です。

中東では連対率100%なのでかみ合えば激走もあり得ると思いますが、昨年秋の成績を見る限り、勝ち負けまでは少し厳しいようにも感じます。

★評価点
・昨年のサウジカップで2着
・追込競馬が得意
・中東のレースは【1-2-0-0】
・力のいる馬場でも出し切れている

▼課題
・データと相性の悪い8歳馬&前走3着以下に沈んだ馬
・ピークは過ぎているかもしれない

ウィルソンテソーロ

主な勝ち鞍
  • JBCクラシック (Jpn1) 2024年
  • 白山大賞典    (Jpn3) 2023年
  • マーキュリーC  (Jpn3) 2023年
  • かきつばた記念  (Jpn3) 2023年

昨年のJBCクラシックで悲願のG1(Jpn1)タイトルを手にしたウィルソンテソーロが初めてサウジアラビアで競馬を行います。

一昨年の12月ごろからG1の舞台で本格化し、特に一昨年のチャンピオンズカップは前有利の展開で1頭だけ突き抜けて2着に入線し、負けて強しの競馬ができました。

続く東京大賞典はまさかの逃げで2着入線し、脚質問わず活躍しています。

そして、昨年佐賀競馬場で開催されたJBCクラシックにおいては4番手の位置で脚を溜めながら、2週目の向こう正面で押し上げ、3~4コーナーでは早くも先頭に立ってそのまま突き抜け、見事初G1タイトルを手にしています。

その後、チャンピオンズカップは東京大賞典でも2着入りしているように、G1レースを使い詰めても常に出し切れていました。

今回は少し間隔を置いて海外遠征しますが、海外競馬はドバイや韓国で経験していますし、昨年ドバイワールドカップも4着に入線していることから現状でも上位争いに期待できるでしょう。

JBCクラシックでコンビを組んだ川田騎手とともに、中東の舞台でどのようなパフォーマンスを発揮するか注目したいです。

★評価点
・昨年のJBCクラシックで悲願のG1(Jpn1)タイトルを手にした
・脚質自在
・長く脚を使える
・使い込んでも常に一定以上のパフォーマンスを上げている

▼課題
・蓄積疲労がなければいい

ラムジェット

主な勝ち鞍
  • 東京ダービー (Jpn1) 2024年
  • ユニコーンS  (G3) 2024年

昨年の東京ダービーを制したラムジェットも参戦します。

ロングスプリントに長けた馬で、京都で開催されたユニコーンステークスは後ろからの競馬になりながらも早めのまくりで好走し、続く東京ダービーは先行競馬で後続を寄せ付けずに楽勝しました。

スタミナを活かした走りに定評がある馬で、早めに仕掛けられてもいい脚を長く使えます。

ただ、ジャパンダートクラシックは仕掛けが早すぎたのか、それとも久々のレースが影響したのか、直線で苦しくなって4着まででした。

スタミナ量はありますが、無尽蔵というわけではないので仕掛けどころがポイントとなりそうです。

なお、仮に出し切れたとしても同期のフォーエバーヤングを筆頭に、世界の強豪相手にどこまでやれるかというと難しいところです。

どちらかというと格上挑戦となりますが、現状のラムジェットが持つ最大限のパフォーマンスに期待したいです。

★評価点
・長く脚を活かせる
・かみ合えばロングスプリントで好走に期待できる
・左回りも得意

▼課題
・スタミナ量は無尽蔵ではない
・仕掛けどころがポイント
・同期のフォーエバーヤングが強敵
・データと相性の悪い前走3着以下に敗れた馬

サウジカップ2025の有力外国馬2頭

サウジカップは日本だけではなく、地元中東勢や欧州、さらにはダートの本場であるアメリカまで、世界中から頂点を狙う馬が参戦します。

今年も世界の強豪が集結し、G1にふさわしいレースが見られることでしょう。

ここからは、出走登録している海外馬の中でも特に注目度が高い2頭の馬を紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ロマンチックウォリアー

主な勝ち鞍
  • 香港カップ    (G1) 2024年
  • 香港カップ    (G1) 2023年
  • 香港カップ    (G1) 2022年
  • ジュベルハッタ  (G1) 2025年
  • 安田記念     (G1) 2024年
  • QE2世カップ  (G1) 2024年
  • QE2世カップ  (G1) 2023年
  • QE2世カップ  (G1) 2022年
  • 香港ゴールドC  (G1) 2024年
  • コックスプレート (G1) 2023年
  • ジョッキーCC  (G2) 2024年
  • ジョッキーCC  (G2) 2022年

ロマンチックウォリアーはこれまでG1タイトルを12勝している馬で、日本で開催された昨年の安田記念でも日本が誇るマイラーを蹴散らして優勝したので、海外競馬に興味がない人でも名前は知っている人は多いのではないでしょうか。

昨年は6歳でしたが全く衰え知らずの走りで無双し、先行しながら鮮やかに抜け出して数多くのタイトルを奪取しました。

前走のジュベルハッタはロマンチックウォリアーにとって初めてのメイダン競馬場(UAE)のレースでしたが、2番手の位置で脚を溜めつつ直線では猛追を仕掛けて優勝、2着馬に4馬身差の快勝でした。

勝ち時計1分45秒10も素晴らしいですし、依然高いパフォーマンスで結果を残しています。

今回は間髪入れず、サウジカップを選択しましたが、これまでの勝利はすべて芝のもので、ダートは初めてです。

ダート適性に関しては正直なところやってみないと分かりませんが、もしも芝レース並みのパフォーマンスを引き出せるようでしたら、日本のフォーエバーヤング相手にも肉薄するかもしれません。

★評価点
・香港最強の芝馬
・先行から鮮やかに抜け出す
・海外遠征も問題ない

▼課題
・初めてのダート
・データと相性の悪い7歳馬

エルコディゴ

主な勝ち鞍
  • ホセペドロラミレス大賞      (G1) 2025年
  • コパデオロ大賞          (G1) 2024年
  • サンマルティン将軍大賞      (G1) 2024年
  • リパブリックアルゼンティーナ大賞 (G1) 2024年
  • ポジャデポトリージョス大賞    (G1) 2023年
  • ビセンテLカサレス賞       (G2) 2024年
  • ジェネラルベルグラーノ      (G2) 2024年

地元サウジアラビア調教馬のエルコディゴはアルゼンチンで生産された馬です。

これまで14戦走って9勝、そのうちG1タイトルは5勝しており、昨年は全レース連対という輝かしい実績を残しました。

しかも、芝ダート双方のG1レースを勝利している海外の二刀流ホースです。

脚質的には先行から差しまで幅広いですがどちらかというと先行を得意としています。

前走のホセペドロラミレス大賞はダート2,400mの舞台でしたが中団で脚を溜めながら、早めに動いて2着馬に0.5馬身差の快勝を手にしており、スタミナを活かした走りで強い競馬ができました。

今回は久々のダート1,800mということでこれまで2,400m前後のレースばかり行ってきたエルコディゴにとっては短いかもしれませんが、どのような馬場でもやれているのは強みです。

地元サウジアラビア勢が、世界の強豪相手にどこまで太刀打ちできるか注目したいです。

★評価点
・芝・ダートG1を制した二刀流ホース
・スタミナとパワーが豊富
・先行がメインだが差しも可能

▼課題
・久々のダート1,800mで大幅に距離短縮となる

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ここからはサウジカップの過去5年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

サウジカップ2025の概要

サウジカップはサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されるレースです。

創設は2020年と全レースの中でも新しいですが、総賞金額は2,000万ドル(約30億円)、1着賞金は1,000万ドル(約15億円)に指定されており、ドバイワールドカップを超えた世界最高賞金競走として日本でもその存在感を高めました。

なお、サウジカップが開催される週はサウジカップデーが行われており、同日に9つの競走が行われます。

また、翌月末にはドバイにおいてドバイワールドカップが開催されることから、ドバイに向けた前哨戦としても有力です。

サウジアラビアを盛り上げる祭りの一戦として注目されていますよ。

ちなみに日本の競走馬はこれまでに16頭が参戦し、2023年にパンサラッサが逃げの競馬で優勝しました。

この勝利により、パンサラッサは一気に賞金を加算し、2025年2月の時点で獲得賞金ランキング5位にランクインしていますよ。

今年は4頭の日本馬出馬を表明しました。

サウジアラビアの祭典といえるサウジカップ。

どの馬が最強の座を手にするでしょうか?!

2024年 サウジカップ(G1) | セニョールバスカドール | JRA公式

サウジカップ2025の開催内容

開催日日本時間 2月23日(日曜)
発走時刻日本時間 02時40分
格付けG1
開催競馬場キングアブドゥルアジーズ競馬場 9R
(サウジアラビア)
コースダート1,800m
性齢北半球産馬4歳以上
南半球産馬3歳以上
斤量定量
1着賞金1000万米ドル
(約15億円)

サウジカップ2025の馬券の買い方は?

今年もサウジカップの馬券を購入できます。

購入方法は大きく分けて2つ。

・インターネット投票
・UMACA

いずれの方法でも事前登録が必要です。

インターネット投票には即パットとA-PATが存在しますが、即日利用できる即パットがおすすめです。

馬券発売時間は下記の2パターンあります。

1,2月21日(金曜)の11時までに補欠馬が0頭となった場合
2月22日(土)の7時から発送予定時刻2分前まで発売
※17時30分から19時30分はメンテナンスのため、一時発売を中団

2,2月21日(金曜)の11時までに補欠馬が残っていた場合
2月22日(土)の19時30分から発送予定時刻2分前まで発売

どちらのケースにおいても19時30分以降は購入可能といえますね。

UMACA会員の方の発売方法は2025年2月17日時点で確定しておらず、決まり次第JRAのホームページで発表するようです。

なお、これはあくまでも推測ですが、これまでの海外馬券は競馬場や場外馬券売り場の専用券売機で購入可能で、発売時刻は各事業所の馬券発売開始時刻から営業終了時間だったので、サウジカップも同じような方式で発売されると思われます。

即PATの登録方法や使い方はこちらで分かりやすく説明しています。

サウジカップ2025をリアルタイムで視聴する方法は?

サウジカップの視聴方法は主に2つあります。

ひとつめはテレビで試聴する方法です。

有料放送のグリーンチャンネルにおいて2月22日(土)の22時から27時30分の5時間半、「2025サウジカップデー中継」という番組を無料で放送します。

BSグリーンチャンネルが映る環境であればだれでもサウジカップを試聴できますよ。

ラジオの場合はラジオNIKKEI第1で試聴可能です。

放送時間帯は2月22日(土)の25時から27時の2時間で、「サウジカップデー実況中継」という番組を放送します。

ラジオアプリの「radiko」や「radikker」を利用すれば全国どこでも無料で中継を楽しめますよ。

サウジカップ2025が開催されるキングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1,800mの特徴

サウジカップの勝ちタイム
平均タイム
(過去5年)
1:50.62
レコードタイム1:49.50
(2024年 セニョールパスカドール)

サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場は2003年に開場した競馬場で日本競馬に馴染みのある人からしたら歴史の浅い競馬場です。

舞台となるダート1,800mは左回りのコースで2コーナーにある約450mのシュート(奥ポケット)の中間がスタート地点となる。

ワンターンコースでスタートから最初の3コーナーまでの距離は約800mもあります。

京都の芝1,800mに匹敵するほど直線が長いため、序盤からペースは落ち着きやすいです。

また、ワンターンコーナーゆえ外枠の馬は外を走らされやすいです。

3~4コーナーは比較的鋭角で日本の競馬場でいうと中山ダートとおなじくらいの曲率となっています。

最後の直線は約400mとなっています。

キングアブドゥルアジーズ競馬場の最大の特徴はその砂質にあります。

比較的最近できた競馬場ということもあり、他国の馬場を参考にしたうえで造られたダートコースは馬の安全を第一に考えて作られたそうです。

そのため、全体的に砂質がさらさらしており、アメリカやドバイのダートのようにキックバックが少ないです。しかし、日本のダートとも異なる性質を持ちます。

キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコース自体は平らですが、さらさらしたダートコースゆえ、時計はかかりやすくなっています。

サウジカップ2025の出走馬

【参考レース】2025年 サウジカップ(G1) | JRA公式
ゲート番馬番馬名性齢斤量騎手調教国
110 ウシュバテソーロ牡857菅原明良日本
26 インテンスフォーミー牡457C.オスピーナサウジアラビア
39 ロマンチックウォリアーセ757J.マクドナルド香港
413 ウィルソンテソーロ牡657川田将雅日本
514 ウートンサンセ657R.フェレイラサウジアラビア
612 ウォークオブスターズセ657T.オシェアUAE
78 ラトルンロール牡657J.ロザリオアメリカ
811 ウェイトトゥエクセル牡657A.アルファライディサウジアラビア
97 ラムジェット牡457三浦皇成日本
101 アルムスマク牡457M.アルダハムサウジアラビア
112 ディファンデッドセ757A.フレスサウジアラビア
124 ファクトゥールシュヴァルセ657M.バルザローナフランス
133 エルコディゴ牡457G.カルベンテサウジアラビア
145 フォーエバーヤング牡457坂井瑠星日本
補欠 スコットランドヤード牡657.0L.モラレスサウジアラビア
※補欠馬は出走馬が除外になった際、そのゲート番と馬番を引き継いで出走します。

サウジカップの過去5年のデータと傾向


馬場
着順ゲート馬名人気前走前走着順
2024
14セニョールパスカドール6ペガサスワールドカップ(G1)2
211ウシュバテソーロ2東京大賞典(G1)1
35サウジクラウン6ルイジアナステークス(G3)1
2023
11パンサラッサ6香港カップ(G1)10
210カントリーグラマー2サンアトニオステークス(G1)1
313カフェファラオ6マイルCS南部杯(Jpn1)1
2022
15エンブレムロード12条件戦1
21カントリーグラマー6ハリウッドゴールドカップ(G1)1
33ミッドナイトバーボン5ルイジアナステークス(G3)2
2021
112ミシュリフ3英チャンピオンステークス(G1)8
29シャーラタン2マリブステークス(G1)1
33グレイトスコット11条件戦1
2020
17マキシマムセキュリティ1シガーマイルハンデキャップ(G1)1
26ミッドナイトビズー7ブリーダーズカップディスタフ(G1)2
33ベンバトル2アルマクトゥームCR2(G2)1

【馬場傾向】スタミナやパワーに定評がある馬に注目したい

年度勝ち馬勝ち時計
2024セニョールパスカドール1:49.50
2023パンサラッサ1:50.80
2022エンブレムロード1:50.52
2021ミシュリフ1:49.59
2020ミッドナイトビズー1:50.69

過去5年のサウジカップの勝ち馬の勝ち時計をまとめました。

全体の平均タイムは1分50秒13です。

中央競馬における京都ダート1,800mの2020年から2024年までのオープン以上14レースの勝ち馬の平均タイムが1分50秒7でした。

世界の最強ダート馬が集結するG1レースにしてはそこまで時計は速くないといえるでしょう。

舞台となるサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場は細かい砂粒が全体に敷かれています。

砂粒が細かいとどうしても脚が地面深くに刺さるため、スピードはそこまで出にくいです。

サウジカップではスピードよりもスタミナやパワーに定評がある馬を評価するのが良いでしょう。

【年齢】4歳と6歳が中心。7歳以上は苦戦している

年齢成績単勝率連対率複勝率
4歳【2-1-3-15】9.5%14.3%28.6%
5歳【1-1-1-19】4.5%9.1%13.6%
6歳【2-2-1-12】11.8%23.5%29.4%
7歳以上【0-1-0-8】0%11.1%11.1%

過去5年のサウジカップの好走馬を年齢別にまとめました。

4歳馬と6歳馬はそれぞれ2頭ずつ勝ち馬が出ており、特に6歳馬は勝率、連対率、複勝率はトップの水準です。

4歳馬も6歳馬には若干劣りますが、全体的に好走率は高めでした。

対して、5歳馬は【1-1-1-19】で思った以上に結果を残していません。

そして、7歳以上の馬はこれまで9頭が出走したものの馬券に絡んだのは昨年のウシュバテソーロのみでした。

馬券予想の際、7歳以上は評価を下げても良いかもしれません。

今年の出走登録馬の中で7歳以上の馬は3頭いました。

・ディファンデッド(7歳)
・ロマンチックウォリアー(7歳)
・ウシュバテソーロ(8歳)

【調教国】アメリカ調教馬が強い。日本馬はまずまず

調教国成績単勝率連対率複勝率
アメリカ【2-3-3-13】9.5%23.8%38.1%
日本【1-1-1-12】6.7%13.3%20%
サウジアラビア【1-0-1-11】7.7%7.7%15.4%
UAE【0-1-0-9】0%10.0%10.0%
フランス【0-0-0-2】0%0%0%

過去5年のサウジカップの好走馬を調教国別にまとめました。

もっとも好走していたのは【2-3-3-13】のアメリカ調教馬です。

アメリカ調教馬は過去5年で馬券に絡んだ15頭のうちの8頭が該当しており、毎年1頭は馬券に絡んでいました。

その他の馬を見てみると、日本調教馬は【1-1-1-12】ですが、今年の出走国でみると2番目に安定しています。

地元サウジアラビア勢は【1-0-1-11】で思ったより奮わず、UAE組も10頭中1頭しか馬券に絡めていません。

フランス勢は統計が少ないものの、出走した2頭は着外に沈んでいました。

馬券予想の際は下記のように予想するとよいかもしれません。

アメリカ>日本>サウジアラビア・UAE>フランス

今年の出走馬を調教国別にまとめました。

アメリカ
・ラルトンロール

日本
・フォーエバーヤング
・ラムジェット
・ウシュバテソーロ
・ウィルソンテソーロ

サウジアラビア
・アルムスマク
・ディファンデッド
・エルコディゴ
・インテンスフォーミー
・ウェイトトゥエクセル
・ウートンサン
・スコットランドヤード


UAE
・ウォークオブスターズ

フランス
・ファクトゥールシュヴァル

サウジカップの過去5年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
2番人気【0-4-0-1】0.0%80.0%80.0%
3番人気【1-0-0-4】20.0%20.0%20.0%
4番人気【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
5番人気【0-0-2-4】0.0%0.0%33.3%
6番人気【2-1-1-3】28.6%42.9%57.1%
7~9番人気【0-1-0-11】7.7%7.7%15.4%
10番人気以下【1-0-1-21】4.3%4.3%8.7%

1番人気は全滅

過去5年のサウジカップで1番人気は【0-0-0-5】でした。

これまで全頭馬券外に敗れており、掲示板内も1頭のみとなっています。

1番人気が着外に沈む傾向が強いため、該当する馬は評価を下げたいです。

安定の2番人気

過去5年のサウジカップで2番人気は【0-4-0-1】でした。

勝利こそありませんが、2着に4頭が入線しており、信頼度は極めて高いです。

1番人気とは打って変わって、2番人気は高確率で馬券に絡むため、抑えておきたいです。

中穴人気は6番人気を狙いたい

過去5年のサウジカップで4~6番人気は【2-1-3-12】でした。

連対率17%、複勝率は33%なので好走率は悪くありません。

ただし、内訳を見てみると4番人気は【0-0-0-5】で全滅しており、5番人気は【0-0-2-4】で相手まででした。

対して、6番人気は【2-1-1-3】で2頭の勝ち馬が出ており、4~6番人気の中ではもっとも好成績です。

中穴人気を予想する際は6番人気に注目したいです。

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サウジカップの過去5年のゲート番別成績

ゲート番成績単勝率連対率複勝率
1.2【1-1-0-8】10.0%20.0%20.0%
3.4【1-1-2-6】10.0%20.0%40.0%
5.6【2-0-1-7】20.0%20.0%30.0%
7.8【0-0-1-9】0.0%0.0%10.0%
9.10【0-2-0-8】0.0%20.0%20.0%
11.12【1-1-0-8】10.0%20.0%20.0%
13.14【0-0-1-8】0.0%0.0%11.1%

内ゲートがやや優勢

過去5年のサウジカップの好走馬をゲート別にまとめました。

単勝率が10%を超えていたのは1~6ゲートと11,12番ゲートです。

複勝率が20%を超えていたのが1~6ゲートと9~12番ゲートでした。

ゲートの優劣はそこまで大きくありませんが、馬券に絡んだ15頭のうちの9頭が1~6ゲートだったのでサウジカップは内ゲートがやや優勢となっています。

サウジカップの過去5年の前走着順別成績

前走着順成績
1着【2-4-4】
2着【1-1-1】
3着以下【2-0-0】

前走3着以下は評価を下げたい

過去5年のサウジカップで馬券に絡んだ13頭が前走レースで1~2着に入線していました。

対して、前走3着以下だった馬はこれまで2頭しか馬券に絡んでいませんでした。

サウジカップは前走で連対している馬が入線する傾向が強いレースで、3着以下は好走数を見ても分かるように苦戦傾向にあるようです。

今年の出走馬の中で前走3着以下に敗れた馬は5頭いました。

・ファクトゥールシュヴァル
(アルマクトゥームチャレンジ【G1】/3着)

・ラムジェット

(前走東京大賞典【G1】/3着)

・ウシュバテソーロ

(前走東京大賞典【G1】/4着)

・ウートンサン

(前走二聖モスクの守護者杯【G3】/3着)

・スコットランドヤード

(前走二聖モスクの守護者杯【G3】/14着)

サウジカップ2025全頭考察

今年のサウジカップは世界的な名馬こそ相次いで回避しましたが、それでも各国から実績のある馬が集結しました。

ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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アルムスマク

主な勝ち鞍
  • サーヘンリーセシルS (L) 2024年
  • アセンダントS    (L) 2023年

リステッド競走を2勝しているアルムスマクはもともとアイルランドで生産された馬で、欧州路線の芝レースで活躍していました。

前走のオープン戦はサウジアラビア転籍初戦のレースで、2着馬に0.9秒差の完勝で、ダート適性を証明しています。

このオープン戦は今回のサウジカップと同じキングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1,800mだったので同時にコース適性も証明することができました。

ただ、勝ち時計1分53秒8はそこまで目立つものではありませんし、芝時代も重賞とは無縁でしたので、相手関係が強化される今回、力不足感は否めません。

4歳でまだまだフレッシュな馬なので、キャリアを積んで力を付けてほしいです。

★評価点
・前走オープン戦は初ダートでも適性を見せた
・同コースの勝利実績がある
・前目競馬を得意としている

▼課題
・前走オープン競走の勝ち時計が物足りない
・相手の大幅強化
・重賞勝ち鞍はゼロ

ディファンデッド

主な勝ち鞍
  • オーサムアゲインS   (G1) 2022年
  • ハリウッドゴールドC  (G1) 2023年
  • カリフォルニアンS   (G2) 2023年
  • ネイティヴダイヴァーS (G3) 2022年

ディファンデッドは元アメリカの調教馬で、全盛期はハリウッドゴールドカップやオーサムアゲインステークスといったG1レースを勝利していました。

過去のレースを見てみると、ダート1,800mは【4-3-0-3】と相性が良く、距離も問題なさそうです。

ただ、ディファンデッドのピークは2年前までで、2023年のハリウッドゴールドカップを勝利して以降は勝ち星に恵まれませんでした。

昨年のサウジカップでも後ろから差し脚を伸ばしましたが7着までですし、ピークは過ぎている馬です。

2走前のオープン競走からサウジアラビアに転籍し、前走は勝利を手にしているものの、勝ち時計もそこまで目立ちません。

元アメリカの一流馬ですが、年齢や近走の成績を見る限り、上位争いは容易ではないでしょう。

★評価点
・元アメリカの一流馬
・差しの競馬を得意としている

▼課題
・ピークは過ぎている
・近走目立たず
・昨年のサウジカップも7着まで
・データと相性の悪い7歳馬

ファクトゥールシュヴァル

主な勝ち鞍
  • ドバイターフ (G1) 2024年
  • パース賞   (G3) 2022年

ファクトゥールシュヴァルは昨年のドバイターフの勝ち馬で、芝マイルを主戦場に使っていました。

今年の1月にドバイのメイダン競馬場で開催されたアルマクトゥームチャレンジで初ダートに挑み、ここでは後ろからの競馬でしたが、馬群に包まれながらも少しずつペースを引き上げ、直線では好位から仕掛けて3着入線しています。

残り300mくらいの地点で加速し、その後も脚を伸ばしているので、初ダートにおける適性も証明したことでしょう。

ただ、アルマクトゥームチャレンジでは今回サウジカップに出走している馬ウォークオブスターズには1.2秒差の完敗でした。

初ダートで3着は立派ですが、今回勝ち負けまで狙えるかというと少し難しいところです。

現時点では抑えるとしても相手までにしたいです。

★評価点
・前走アルマクトゥームチャレンジは初ダートで3着
・道中包まれながらも直線で末脚を伸ばしている
・もまれても力を引き出せるタイプの馬

▼課題
・フランス調教馬はこれまで1頭も馬券に絡めていない
・前走アルマクトゥームチャレンジはウォークオブスターズに完敗
・データと相性の悪い前走3着馬

インテンスフォーミー

主な勝ち鞍
  • カルロスペレグリーニ国際大賞 (G1) 2024年
  • クラシコフォルリ       (G2) 2024年
  • クラシコアメリカ       (G2) 2024年
  • クラシコブエノスアイレス   (G3) 2024年

アルゼンチン生産馬のインテンスフォーミーは芝の第一戦で活躍していた馬で、前走ノカルロスペレグリーニ国際大賞では今回サウジカップに出走しているエルコディゴ相手に勝利しました。

道中後ろからの競馬となりましたが、少しずつ前の隊列に進出し、最後まで長く脚を使ってアルゼンチン産駒最強のエルコディゴに先着できたのは高く評価できるでしょう。

脚質的には差しの競馬を得意としていますが、早めに動いても持続性ある走りができる馬なので、スタミナ量は豊富です。

ただし、近走のレースはいずれも芝のもので、ダートはデビューから2戦走っただけでした。

しかも、この2戦は最高着順が3着なのでダートにおける勝利実績もありません。

同国出身のエルコディゴがダートG1を制していることを考えたらどうしても物足りなさは痛感させられます。

馬券予想ではインテンスフォーミーよりもエルコディゴを選択したいです。

★評価点
・スタミナ量が豊富な馬
・前走カルロスペレグリーに国際大賞で同郷のエルコディゴに先着
・差しの競馬を得意としている

▼課題
・ダートの勝利実績がない

ラトルンロール

主な勝ち鞍
  • ブリーダーズF    (G1) 2021年
  • クラークステークス  (G2) 2024年
  • 二聖モスクの守護者杯 (G3) 2025年
  • ブレイムステークス  (G3) 2024年
  • ピムリコスペシャルS (G3) 2023年
  • ペンアリステークス  (G3) 2023年
  • オクラホマダービー  (G3) 2022年

2021年のブリーダーズフューチュリティを勝利し、その後も堅実な走りを見せているラトルンロールはメンバー唯一のアメリカ調教馬です。

サウジカップは過去5年毎年アメリカ調教馬が馬券に絡んでいるので、調教国別に見ると相性は抜群のレースといえるでしょう。

また、前走の二聖モスクの守護者杯はサウジカップの前哨戦に指定されているレースで、今回と同じキングアブドゥルアジーズ競馬場ダート1,800mで開催されました。

20頭立てのレースで後ろからの競馬となりましたが、コーナーで徐々に押し上げて、直線でも長く脚を伸ばして2着馬に4馬身以上差を付けて圧勝しています。

2021年のブリーダーズフューチュリティ以降、G1レースの勝利はありませんが、それでも前々走のクラークステークスから連勝街道を歩み続けているのは不気味です。

現時点でアメリカトップホースというわけではありませんが、スケジュールは順調に消化している上、データ面でもかみ合う要素があるのでハマれば一発あるかもしれません。

★評価点
・差しの競馬を得意としている
・データと相性のいいアメリカ調教馬
・前哨戦の二聖モスクの守護者杯も圧勝
・重賞2連勝で調子を上げている

▼課題
・現役のアメリカ調教馬の中では最強クラスではない

ウェイトトゥエクセル

主な勝ち鞍
  • 4歳以上オープン 2024年

ウェイトトゥエクセルはイギリス生まれの馬で、もともとイギリスの芝コースでレースを行っていましたが、ハンデキャップ競走を勝利しただけで重賞とは縁がありませんでした。

その後はサウジアラビアに遠征し、前走の二聖モスクの守護者杯で2着に入線しています。

しかしながら、勝ち馬ラトルンロールには4馬身以上離されていました。

キングアブドゥルアジーズ競馬場のキャリアは豊富ですが、それでも勝利はオープンまでとなっており、G1どころか重賞勝ち鞍もありません。

今回はこれまで以上に相手関係が強くなりますし、前走二聖モスクの守護者杯はラトルンロールに完敗だったのでどうしても力不足は否めないです。

★評価点
・サウジアラビアの経験が豊富
・脚質自在

▼課題
・重賞実績がない
・重賞では物足りない
・前走二聖モスクの守護者杯もラトルンロールに完敗

ウォークオブスターズ

主な勝ち鞍
  • アルマクトゥームC (G1) 2025年

前走のアルマクトゥームチャレンジで逃げ切り勝利を手にしたのがウォークオブスターズです。

これまで重賞でも善戦していましたが、前走アルマクトゥームチャレンジは6ゲートから幸先よくスタートし、2番手の位置を確保します。

1~2コーナーで別の馬が詰めてきましたが、あくまでも自分の走りに徹し、3~4コーナーで先頭に立つと、直線でも脚色を落とすことなく突き抜けて2着馬に2.89馬身差の完勝でした。

その前のザエンティサーも逃げて2着馬に2秒以上の差を付けていますし、近走前目競馬でパフォーマンスを上げているのは良さそうです。

サウジアラビアのレースは初めてですが、ドバイ調教馬ということで輸送もそこまでかからないと思いますし、今年の出走馬を見る限り、これといった逃げ馬も不在です。

ペースメーカーになれる可能性は高いですし、近2戦のような競馬ができるようでしたら面白い存在になれるかもしれません。

★評価点
・逃げの競馬で2連勝
・近2走はパフォーマンスを上げている
・他馬が競っても自身の走りに集中できる

▼課題
・UAE調教馬は最高2着まで

ウートンサン

主な勝ち鞍
  • クラウンプリンスC (L) 2024年

ウートンサンはフランス生まれの馬で、長く欧州で競馬を行っていましたが、重賞とは無縁でした。

昨年に入ってサウジアラビアで競馬を行うようになり、前々走のクラウンプリンスカップでリステッド競走を勝利しています。

ただ、2着馬との差は0.2秒差と僅差ですし、前走の二聖モスクの守護者杯も3着とはいえ、今回出走登録している馬ラトルンロールに完敗でした。

コース実績は豊富ですが、実力は今回の出走馬の中でも下位なので、激走は厳しいでしょう。

★評価点
・コース実績が豊富

▼課題
・実績が乏しい
・実力不足
・データと相性の悪い前走3着馬

スコットランドヤード

主な勝ち鞍
  • 二聖モスクの守護者杯 (L) 2023年

スコットランドヤードは今年の補欠馬で、出走が叶えば3年連続サウジカップに出走することとなります。

一昨年の二聖モスクの守護者杯の勝ち馬ですが、2023年のサウジカップは13頭立てで最下位に沈み、昨年サウジカップは順位を上げたものの8着まででした。

前走の二聖モスクの守護者杯は2年連続連対した得意レースでしたが、コーナーですでに苦しくなって14着に沈んでいるように、得意コースであっけなく崩れてしまったのは気になるところです。

G2やG3でも苦戦している馬が、サウジカップで激走は至難といわざるを得ません。

★評価点
・コース実績が豊富

▼課題
・重賞勝利がない
・相手が強力
・前走もあっさり崩れてしまった
・データと相性の悪い前走3着以下に敗れた馬

以上になります。
サウジカップの予想の参考にしてみてください!

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