【宝塚記念2022予想】3強以外で激走の可能性があるのはこの2頭!
宝塚記念2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
宝塚記念2022の最終買い目予想を更新しました。
宝塚記念2022の概要
宝塚記念は6月の4週目に開催されるグランプリレースです。
グランプリレースというのは半年に一度開催される半期を締めくくるレースのことで、暮れの有馬記念もグランプリレースの役割を担っています。
グランプリレースの最大の特徴は、『ファン投票制度』を取り入れていることです。
プロ野球のオールスターファン投票をモチーフにしたこのシステムでは、人気投票上位10位以内に支持された馬に優先出走権が与えられます。
そのため、グランプリレースには有力馬が多数参戦します。
宝塚記念は典型的な中距離を舞台に行われるので中・長距離路線から有力馬が参戦しやすい…といいたいところですが、梅雨の時期真っ只中に開催されるだけではなく夏のオフシーズン前に行われることも踏まえて、意外と回避する有力馬もいます。
それでも今年はタイトルホルダーやエフフォーリアをはじめ、G1馬が5頭参戦します。
今年はどういった結果を迎えるのか、いまからワクワクしますね!
宝塚記念2022の開催内容
開催日 | 6月26日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 阪神11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 2億円 |
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宝塚記念2022が開催される阪神の芝2,200mの特徴
宝塚記念の舞台となる阪神の芝2,200mは阪神の内回りコースを使用します。
スタートは1コーナーのポケットで、最初のコーナーまでは約525mあります。
最初のコーナーに差しかかるまでに一度急坂を上ります。直線が長いため内ラチ争いはそこまで激しくなりませんが、スタート直後が下り坂のためテンのペースは速くなりやすいです。
コーナーを過ぎて向こう正面に差しかかったあたりで一旦ペースは落ち着きますが、前と馬の隊列は縦長になりやすいです。
各馬が動き出すのは3コーナーに差しかかるころです。
特に差しや追い込み馬にとって阪神の芝2,200mは内回りコースで直線が短いためコーナーの時点で動き出す傾向が強いです。
3コーナーから激流のごとくペースが引きあがり、最後の直線で各馬が一気に仕掛けます。
最後の直線は約360mです。
4大馬場にしては直線が短いので前残りが有利に見えますが、スタート直後の速いラップと直線に立ちはだかる急坂を2度駆け上がるため、距離以上にスタミナが求められます。
直線も短いので瞬発力よりも持久性が試されるコースとなっています。
宝塚記念2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | オーソリティ | 牡5 | 58.0 | C.ルメール |
2 | アフリカンゴールド | セ7 | 58.0 | 国分恭介 |
3 | メロディーレーン | 牝6 | 56.0 | 団野大成 |
4 | エフフォーリア | 牡4 | 58.0 | 横山武史 |
5 | アイアンバローズ | 牡5 | 58.0 | 石橋脩 |
6 | タイトルホルダー | 牡4 | 58.0 | 横山和生 |
7 | デアリングタクト | 牝5 | 56.0 | 松山弘平 |
8 | ステイフーリッシュ | 牡7 | 58.0 | 坂井瑠星 |
9 | マイネルファンロン | 牡7 | 58.0 | M.デムーロ |
10 | ヒシイグアス | 牡6 | 58.0 | D.レーン |
11 | パンサラッサ | 牡5 | 58.0 | 吉田豊 |
12 | ウインマリリン | 牝5 | 56.0 | 松岡正海 |
13 | アリーヴォ | 牡4 | 58.0 | 武豊 |
14 | キングオブコージ | 牡6 | 58.0 | 横山典弘 |
15 | ディープボンド | 牡5 | 58.0 | 和田竜二 |
16 | グロリアムンディ | 牡4 | 58.0 | 福永祐一 |
17 | ギベオン | 牡7 | 58.0 | 西村淳也 |
18 | ポタジェ | 牡5 | 58.0 | 吉田隼人 |
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過去10年の宝塚記念のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 11 | オルフェーヴル | 1 | 天皇賞(春)(G1) | 11 |
良 | 2 | 7 | ルーラーシップ | 2 | クイーンエリザベス2世C(G1) | 1 |
3 | 2 | ショウナンマイティ | 6 | 鳴尾記念(G3) | 2 | |
2013 | 1 | 10 | ゴールドシップ | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 5 |
良 | 2 | 4 | ダノンバラード | 5 | 鳴尾記念(G3) | 3 |
3 | 11 | ジェンティルドンナ | 1 | ドバイシーマC(G1) | 2 | |
2014 | 1 | 11 | ゴールドシップ | 1 | 天皇賞(春)(G1) | 7 |
良 | 2 | 5 | カレンミロティック | 9 | 鳴尾記念(G3) | 4 |
3 | 3 | ヴィルシーナ | 8 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 | |
2015 | 1 | 16 | ラブリーデイ | 6 | 鳴尾記念(G3) | 1 |
良 | 2 | 6 | デニムアンドルビー | 10 | 天皇賞(春)(G1) | 10 |
3 | 1 | ショウナンパンドラ | 11 | ヴィクトリアマイル(G1) | 8 | |
2016 | 1 | 16 | マリアライト | 8 | 目黒記念(G2) | 2 |
良 | 2 | 9 | ドゥラメンテ | 1 | ドバイシーマC(G1) | 2 |
3 | 3 | キタサンブラック | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
2017 | 1 | 11 | サトノクラウン | 3 | 大阪杯(G1) | 6 |
稍重 | 2 | 2 | ゴールドアクター | 5 | 天皇賞(春)(G1) | 7 |
3 | 8 | ミッキークイーン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 7 | |
2018 | 1 | 4 | ミッキーロケット | 7 | 天皇賞(春)(G1) | 4 |
良 | 2 | 13 | ワーザー | 10 | ライオンロックT(G3) | 6 |
3 | 2 | ノーブルマーズ | 12 | 目黒記念(G2) | 2 | |
2019 | 1 | 12 | リスグラシュー | 3 | クイーンエリザベス2世C(G1) | 3 |
良 | 2 | 1 | キセキ | 1 | 大阪杯(G1) | 2 |
3 | 11 | スワーヴリチャード | 6 | ドバイシーマC(G1) | 3 | |
2020 | 1 | 16 | クロノジェネシス | 2 | 大阪杯(G1) | 2 |
稍 | 2 | 14 | キセキ | 6 | 天皇賞(春)(G1) | 6 |
3 | 12 | モズベッロ | 12 | 天皇賞(春)(G1) | 7 | |
2021 | 1 | 7 | クロノジェネシス | 1 | ドバイシーマC(G1) | 2 |
良 | 2 | 1 | ユニコーンライオン | 7 | 鳴尾記念(G3) | 1 |
3 | 2 | レイパパレ | 2 | 大阪杯(G1) | 1 |
【年齢】4.5歳馬が10勝
過去10開催の宝塚記念の勝ち馬を見ると、勝ち馬はいずれも4.5歳馬でした。
また、馬券に絡んだ30頭を年齢別に見ると、6歳以上の馬は30頭中3頭しか馬券に絡んでいません。
4.5歳馬の好走が目立つレースとなっています。
今年の出走馬で4.5歳馬は下記になります。
4歳馬
アリーヴォ
エフフォーリア
グロリアムンディ
タイトルホルダー
5歳馬
アイアンバローズ
ウインマリリン
オーソリティ
デアリングタクト
ディープボンド
パンサラッサ
ヒートオンビート
ポタジェ
【馬場適性】過去10年の勝ち馬はいずれも稍重以下の重賞で連対
過去10開催の勝ち馬を見ると、全ての馬がそれまでに稍重以下の重賞で連対しています。
稍重以下の舞台実績が問われるレースなのです。
【生産牧場】ノーザンファームの馬が7連覇!
近年の勝ち馬を見ると、ノーザンファーム生産馬の快進撃が続いています。
なんと、2015年の勝ち馬であるラブリーデイから2021年の勝ち馬クロノジェネシスまで7年連続でノーザンファーム生産馬が勝利を手にしました。
ノーザンファーム出身の馬はそれだけで評価を上げてもよさそうです。
今年の出走馬でノーザンファーム生産馬は
・アイアンバローズ
・アリーヴォ
・エフフォーリア
・オーソリティ
・グロリアムンディ
・ヒシイグアス
・ポタジェ
この7頭が該当しています。
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過去10年の宝塚記念の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-2-1-4】 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【2-1-2-5】 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
4~6番人気 | 【1-3-3-23】 | 3.3% | 13.3% | 23.3% |
7~9番人気 | 【2-2-1-25】 | 6.7% | 13.3% | 16.7% |
10番人気以下 | 【0-2-3-47】 | 0.0% | 3.8% | 9.6% |
上位人気の好走率は平均的
過去10年の上位勢の複勝率を見ると、1番人気が60%、2番人気は50%と平均的です。
過去10開催で3番人気以上の馬が7勝しているので、上位人気勢の信頼度はまずまずといったところです。
4番人気以下の馬にも警戒したい
過去10開催で馬券に絡んだ30頭のうちの17頭が4番人気以下の馬でした。
このうち、6~8番人気の馬は過去10開催の内の8開催で最低1頭は馬券に絡みます。
上位人気勢で決まることは滅多になく、毎年なんらかの穴馬が馬券に絡んでいるので三連系馬券で買い目を考えている方は不人気馬も積極的に馬券に絡めた方が良いですよ。
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過去10年の宝塚記念の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-2-3-10】 | 0.0% | 13.3% | 33.3% |
2枠 | 【1-1-2-11】 | 6.7% | 13.3% | 26.7% |
3枠 | 【0-1-1-13】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
4枠 | 【0-2-0-14】 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
5枠 | 【1-2-0-15】 | 5.6% | 16.7% | 16.7% |
6枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
7枠 | 【0-2-1-18】 | 0.0% | 9.5% | 14.3% |
8枠 | 【7-0-2-13】 | 31.8% | 31.8% | 40.9% |
8枠が7勝で圧倒している
過去10開催の勝ち馬の7頭は8枠に入った馬でした。
これまでの宝塚記念は梅雨の時期の最終週に開催されることから、タフな条件下で開催されることが多く、内馬場も痛みが大きい中開催されていました。
そのため、馬場の良いところを走れる8枠の馬が結果を残しやすかったのです。
改修工事の関係で開幕2周目に開催された昨年は内枠決着
もともと宝塚記念は梅雨の時期の4週目、そこそこ馬場が痛み出す時期に開催されました。
ところが昨年は京都競馬場の改修工事の関係で大幅にスケジュールが変更され、昨年の宝塚記念は開催2週目に開催されています。
昨年の上位勢に限れば、馬券に絡んだユニコーンライオンとレイパパレは1.2枠から競馬を行い結果を残しています。
勝ち馬のクロノジェネシスは5枠でしたが馬番は7番だったので内よりの中枠といっていいでしょう。
今年も京都競馬場の関係で開催2週目に開催されます。
内馬場の状態が良好であれば過去の枠順データはあまり意識しなくてもいいかもしれませんよ。
過去10年の宝塚記念の前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
天皇賞(春) | 【4-3-2-30】 | 10.3% | 17.9% | 23.1% |
大阪杯 | 【2-1-1-10】 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
鳴尾記念 | 【1-3-1-15】 | 5.0% | 20.0% | 25.0% |
ドバイSC | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
ヴィクトリアM | 【0-0-3-5】 | 0.0% | 0.0% | 37.5% |
前走G1馬が圧倒!
過去10年で馬券に絡んだ30頭のうちの22頭が前走がG1でした。
宝塚記念は前走G1組が結果を残しやすい舞台なのです。
天皇賞(春)組は凡走組の方が結果を残しやすい
過去10開催で天皇賞(春)から宝塚記念に挑み、9頭の馬が馬券に絡みました。
連対率を見ても7連対(4勝)していてかみ合う印象がありますが、実は前走天皇賞(春)組で連対した10頭中、馬券に絡んだのはわずか1頭、2016年のキタサンブラックだけだったのです。
前走が天皇賞(春)だった馬は好走馬よりも凡走している馬の方が巻き返しに期待できます。
鳴尾記念組も好走している
前走がG1だった馬の活躍が目に映りますが、鳴尾記念組も【1-3-1-15】と負けてはいません。
近10年で馬券に絡んだ鳴尾記念組は5頭いますが、いずれも鳴尾記念では掲示板入りしていました。
鳴尾記念組が宝塚記念で好走するには前走で掲示板入りしていることが絶対条件です。
今年はギベオンとサンレイポケットの2頭が出馬を表明していますが、2頭とも前走の鳴尾記念で掲示板に入線しているのでデータ的にはプラス評価したいですね。
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宝塚記念2022の注目馬3頭
今年も各路線から有力馬が多数参戦し、グランプリレースにふさわしいメンバーが揃いました。
今年の出走馬のなかで馬券の中心になりそうな馬を3頭紹介します。
エフフォーリア
昨年の年度代表馬であるエフフォーリアが汚名返上に挑みます。
昨年は皐月賞で同世代をねじ伏せ、天皇賞(秋)では無敗の三冠を達成したコントレイルを真っ向から倒しました。
そして、暮れの有馬記念ではグランプリレース3連覇のクロノジェネシスをはじめ、今回出馬を表明しているタイトルホルダーやディープボンド、パンサラッサに先着しています。
ポテンシャルだけみたらどう考えても1番人気に支持される馬ですが、古馬になった初戦、前走の大阪杯はまったく力を出し切れずに9着に敗れています。
大阪杯は長距離輸送が響いたのか、年度代表馬とは思えない凡走に多くの競馬ファンを裏切ってしまいました。
鞍上の横山武史騎手も昨年ほどの勢いはなく、どちらかというと下り調子の一途を辿っています。
しかし、調教の動きを見る限りは調子を上げているようにも思えますし、捲土重来に期待したいですね。
タイトルホルダー
月曜日の段階で1番人気に支持されているタイトルホルダーは昨年の菊花賞を制した馬ですね。
前走の天皇賞(春)においても果敢にハナに立ってからは後続を突き離して鮮やかに勝利しました。
この2戦でステイヤーとしての素質を開花させたタイトルホルダー。
本質は長距離のほうがあっていますが、宝塚記念の舞台は中距離ながらもスタミナが求められやすいのでタイトルホルダーには合ってそうです。
距離を見ても昨年の弥生賞や皐月賞など、芝の2,000mで結果を残しているので宝塚記念の舞台でも出し切れそうです。
データ的には天皇賞(春)好走馬はここでは結果を残しづらいのがすこし引っ掛かります。
また、同型のパンサラッサがほぼ確実に逃げるので、番手以降でどのように折り合いをつけるかが課題になるでしょう。
ディープボンド
2年連続天皇賞(春)で2着のディープボンドが今度こそG1タイトルを狙いに行きます。
天皇賞(春)で2年連続連対しているのでステイヤーですが中距離でも結果を残しています。
宝塚記念は梅雨の時期に開催されるのでタフになりがちですが、ディープボンドの父であるキズナがパワータイプの馬を多数輩出していてタフな馬場はお手の物。
事実、昨年の阪神大賞典では重馬場で出し切って完勝しています。
ディープボンドは馬場が重くなった方が好走するのでレース開催日には一雨あったほうが激走しやすいかもしれませんよ。
宝塚記念2022の穴馬2頭
例年宝塚記念は人気落ちの馬も頻繁に馬券に絡みます。
今年の出走馬のなかで配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
ポタジェ
これまで安定した走りで重賞路線でも馬券に絡んでいました。
ポタジェの才能が開花したのは前走の大阪杯でした。
前走の大阪杯では人気のエフフォーリアが崩れるのを尻目に完全に抜け出したレイパパレを捕らえようと猛追を仕掛けて見事勝利!
初重賞がG1タイトルとなったのです。
距離的には大阪杯と通じるものがあるので宝塚記念でも上位争いできるでしょう。
相手関係は大阪杯同様手ごわくなりますが、どんな舞台でも安定した走りを見せているので馬券には絡めたいですね。
デアリングタクト
一昨年の牝馬クラシックを大いに盛り上げたデアリングタクトはこれまで怪我で長期離脱していましたが、前走のヴィクトリアマイルから復活を果たしています。
3歳時に挑んだ桜花賞は重馬場のなかで末脚を活かし、同年内に開催された秋華賞では小回りの京都で鋭く脚を伸ばして牝馬三冠を手にしました。
力のある舞台でも末脚を活かせるので宝塚記念の舞台ともかみ合いそうです。
前走のヴィクトリアマイルは6着に敗れましたが怪我明けで1年ぶりのレースだったので叩きの一戦と考えたら全く気にすることはありません。
むしろ、デアリングタクトの脚質を考えたら2,200mのほうが合ってそうなので、ここをメイチに仕上げ、2年前の時のパフォーマンスを取り戻していたら上位争いにも期待できるでしょう。
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宝塚記念2022の最終買い目予想
例年であれば宝塚記念は梅雨の時期の最終週開催ということで馬場がタフになりがちですが、今年は京都競馬場改修工事の関係で開幕2週目に行われます。
極端に大雨が降る気配もないので内ラチ付近でも芝状態は良好で、全体的に時計がでやすい馬場になりそうです。
今年は逃げ候補が多数集まりましたが、その中でも確実に前に行こうとするのは逃げ宣言しているパンサラッサです。
パンサラッサは二の足も早いので、間違いなくハナで競馬を行うでしょう。
人気のタイトルホルダーはその番手で競馬を行い、ウインマリリンやアフリカンゴールドといった逃げ馬もその前後で競馬をするでしょう。
パンサラッサは押さえない方が力を発揮できる馬なのでペースはハイペース濃厚ですが、パンサラッサと2番手以降がどれくらい離れて競馬するかも注目です。
◎本命 13 アリーヴォ
父 | ドゥラメンテ |
母 | エスメラルディーナ |
母父 | Harlan’s Holiday |
主な勝ち鞍 | 小倉大賞典(G3) 2022年 |
前走 | 大阪杯(G1) 3着 |
今年の宝塚記念は有力馬がいずれも不安要素が少なからずあるので非常に悩みました。
そのなかで本命にしたのがアリーヴォです。
アリーヴォが馬券に絡んだ前走の大阪杯、そしてその前の小倉大賞典では後方競馬で馬券内に入線しています。
ポイントは直線の短い舞台で出し切れた点です。
大阪杯は内回りコースを使用しているので直線が短く、小倉はそもそも小回りコースです。
そのためコース形態だけ見たら前目で競馬できる逃げや先行馬のほうが好走しやすく、後ろの馬は決して展開有利とは言えません。
そのなかで上がり35秒台前半の末脚で結果を残したのは一定の評価が必要でしょう。
また、大阪杯はエフフォーリアが崩れたとはいえ、並みいる重賞馬相手に3着入選しています。
前走の大阪杯で証明しているように、実力でG1上位に入選するだけの力を秘めているのです。
アリーヴォの最大の武器は瞬間的な加速力。
前走の大阪杯よりも距離は1F伸びますが、昨年の中京で開催されたメルボルントロフィー(芝2,200m)で3着入選しているように距離はそこまで不安要素はないです。
上手く立ち回って末脚を伸ばして初G1制覇をつかんでほしいですね。
〇対抗 4 エフフォーリア
父 | エピファネイア |
母 | ケイティーズハート |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 有馬記念(G1) 2021年 |
前走 | 大阪杯(G1) 9着 |
対抗はエフフォーリアにしました。
今回の出走馬でもっとも悩まされた馬です。
エフフォーリアを知る上でまず知りたいのが大阪杯の敗因です。
敗因として類推できるのはふたつあります。
ひとつめは前半がタイトな流れとなって脚を使わされた点です。
エフフォーリアが制した昨年の皐月賞はゆったりとした流れの中で脚を溜めることができ、ここ一番で末脚を伸ばしました。
有馬記念はパンサラッサが飛ばしたことでハイペースとなっていますが2番手以降はゆったりとした流れでこちらも末脚を伸ばしやすい条件下だったのです。
しかし、大阪杯ではジャックドールのペースに各馬が流れ、エフフォーリアもそれに逆らえずに前半で脚を使わされたことが、後半のあの結果につながったのではないでしょうか。
もうひとつあげられるのは長距離輸送です。
前走の大阪杯においてエフフォーリアは初めて長距離輸送を経験しました。
長距離輸送で思うように力を発揮できていなかった可能性も少なからずあります。
エフフォーリアの扱いは非常に難しいですが、今年の宝塚記念ではパンサラッサが間違いなく逃げを行うので、2番手以降は控える形で競馬するでしょう。
長距離輸送も難なくこなせていて状態が万全であれば有馬記念の時のように脚を溜めて自分の力を発揮できるはずです。
3歳で年度代表馬になった馬なので出し切れればポテンシャルはメンバーの中でもトップクラスです。
不安要素があるため評価を落としましたが状態や展開によってはあっさり勝ち負けできるでしょう。
鞍上の横山武史騎手も上半期は絶不調だったので最後の最後、汚名返上してもらいたいですね。
▲単穴 6 タイトルホルダー
父 | ドゥラメンテ |
母 | メーヴェ |
母父 | Motivator |
主な勝ち鞍 | 天皇賞(春)(G1) 2022年 |
前走 | 天皇賞(春)(G1) 1着 |
単穴にはタイトルホルダーを選択します。
昨年の菊花賞、そして今年の天皇賞(春)を圧勝しているように本質的には3,000m以上ある舞台の方がよいです。
しかし、昨年の弥生賞や皐月賞を見ても分かるように、2000m前後の舞台でも結果を残しています。
また、阪神開催の菊花賞や天皇賞(春)を制していることから長距離輸送も問題ないですし阪神の舞台も得意です。
この点は同い年のエフフォーリアよりも断然信頼できます。
パンサラッサの逃げに影響されず、自分の競馬を貫けるかが課題となるでしょう。
ただし、天皇賞(春)好走組は宝塚記念で凡走しがちです。
おそらくは天皇賞(春)を完走したときの反動が少なからず残っているからだと思います。
タイトルホルダーの取捨選択はパドックや返し馬を見てから判断するのがいいでしょう。
単勝
13 アリーヴォ
馬連流し
軸馬:13
相手:4、6、7、11、15
三連複フォーメーション
1頭目:13
2頭目:4、6、7、11、15
3頭目:4、6、7、10、11、15
以上になります。
宝塚記念予想の参考にしてみてください!