【天皇賞(秋)2022予想】注目馬3頭+穴馬2頭を紹介!1人気の複勝率90%
天皇賞(秋)2022のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
天皇賞(秋)2022の概要
今週末に天皇賞(秋)が開催されます。
天皇賞(秋)はもともと芝の3,200mでしたが、番組編成に伴い現在の芝の2,000mに大幅短縮します。
これによりステイヤー路線の減少が起きましたが、代わりに中距離の有力馬が多数集まり、現在はG1レースの中でも特に豪華メンバーが集うレースとなっています。
春に開催される大阪杯と同じような立ち位置ですが、大阪杯と違って天皇賞(秋)は3歳馬も出走できます。
特に、前週に開催された菊花賞の距離を敬遠してこちらを選択する馬や、あえて古馬が集う天皇賞(秋)で結果を残して種牡馬価値を高めようとする陣営もいます。
今年も皐月賞馬のジオグリフをはじめ、ダービーで1番人気に支持されたダノンベルーガ、そして皐月賞とダービーで2着に入選したイクイノックスが出馬を表明しました。
3歳馬だけ見ても豪華ですが、古馬を見てもダービー馬のシャフリヤールをはじめ、逃げ馬のパンサラッサとジャックドール、今年の大阪杯を制したポタジェらが参戦します。
おかげさまで例年同様豪華メンバーが集まりました。
群雄割拠している今年の天皇賞(秋)。
3歳勢か、古馬の重鎮か。
どの馬が秋の盾を手にするでしょうか?!
天皇賞(秋)2022の開催内容
開催日 | 10月30日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 2億円 |
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天皇賞(秋)2022が開催される東京の芝2,000mの特徴
天皇賞(秋)は東京競馬場の芝2,000mで開催されます。
芝2,000mのスタート地点は1.2コーナーの奥に設けられたポケットで、専用のスタート地点です。
コーナーは3回回る特殊なコース形態となっていて、スタートから100mほど過ぎた地点で直角に曲がるようにカーブが設けられています。
このカーブを過ぎると本線に合流しますが、カーブが鋭角なので外の馬は大きく回らざるを得ません。
本線に入ると長い向こう正面を駆け抜けます。
向こう正面は前半が下り傾斜で途中、一瞬だけ登り傾斜を駆け上がると再び下り坂になります。
下りの割合が多いためペースが上がりやすいですが、中距離コースということもあって、各騎手は抑えながら競馬します。
3.4コーナーは若干登り傾斜ですが極端な勾配ではありません。
コーナーは大きく造られているのでペースをそこまで落とさなくてもカーブできます。
4コーナーを過ぎると最後は約525mある直線に入ります。
直線上には府中名物高低差2mの上り坂があり、そこを過ぎると残りの300mはフラットで、その先にゴール板があります。
東京の芝2,000mは典型的な中距離コースです。
スピードやスタミナ、パワーなどの総合力が求められる舞台で、バランスのいい馬が結果を残しやすいです。
ただし、枠の影響はあります。
なぜなら、最初のコーナーが鋭角だからです。
外枠を引いてしまった逃げ・先行馬は外に振り回される可能性が高くなります。
そのため、東京2,000mは内有利で外が不利であることは頭に入れておきたいです。
天皇賞(秋)2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | マリアエレーナ | 牝4 | 56.0 | 松山弘平 |
2 | カラテ | 牡6 | 58.0 | 菅原明良 |
3 | パンサラッサ | 牡5 | 58.0 | 吉田豊 |
4 | ポタジェ | 牡5 | 58.0 | 吉田隼人 |
5 | ダノンベルーガ | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 |
6 | ジオグリフ | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 |
7 | イクイノックス | 牡3 | 56.0 | C.ルメール |
8 | シャフリヤール | 牡4 | 58.0 | C.デムーロ |
9 | ジャックドール | 牡4 | 58.0 | 藤岡佑介 |
10 | ノースブリッジ | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 |
11 | レッドガラン | 牡7 | 58.0 | 横山和生 |
12 | バビット | 牡5 | 58.0 | 横山典弘 |
13 | アブレイズ | 牝5 | 56.0 | T.マーカンド |
14 | ユーバーレーベン | 牝4 | 56.0 | M.デムーロ |
15 | カデナ | 牡8 | 58.0 | 三浦皇成 |
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過去10年の天皇賞(秋)のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 12 | エイシンフラッシュ | 5 | 毎日王冠(G2) | 9 |
良 | 2 | 4 | フェノーメノ | 1 | セントライト記念(G2) | 1 |
3 | 6 | ルーラーシップ | 2 | 宝塚記念(G1) | 2 | |
2013 | 1 | 7 | ジャスタウェイ | 5 | 毎日王冠(G2) | 2 |
良 | 2 | 9 | ジェンティルドンナ | 1 | 宝塚記念(G1) | 3 |
3 | 6 | エイシンフラッシュ | 3 | 毎日王冠(G2) | 1 | |
2014 | 1 | 4 | スピルバーグ | 5 | 毎日王冠(G2) | 3 |
良 | 2 | 1 | ジェンティルドンナ | 2 | 宝塚記念(G1) | 9 |
3 | 15 | イスラボニータ | 1 | セントライト記念(G2) | 1 | |
2015 | 1 | 8 | ラブリーデイ | 1 | 京都大賞典(G2) | 1 |
良 | 2 | 14 | ステファノス | 10 | 毎日王冠(G2) | 7 |
3 | 16 | イスラボニータ | 6 | 毎日王冠(G2) | 3 | |
2016 | 1 | 8 | モーリス | 1 | 札幌記念(G2) | 2 |
良 | 2 | 12 | リアルスティール | 7 | 安田記念(G1) | 11 |
3 | 14 | ステファノス | 6 | 毎日王冠(G2) | 5 | |
2017 | 1 | 7 | キタサンブラック | 1 | 宝塚記念(G1) | 9 |
不良 | 2 | 2 | サトノクラウン | 2 | 宝塚記念(G1) | 1 |
3 | 8 | レインボーライン | 13 | 宝塚記念(G1) | 5 | |
2018 | 1 | 4 | レイデオロ | 2 | オールカマー(G2) | 1 |
良 | 2 | 9 | サングレーザー | 4 | 札幌記念(G2) | 1 |
3 | 10 | キセキ | 6 | 毎日王冠(G2) | 3 | |
2019 | 1 | 2 | アーモンドアイ | 1 | 安田記念(G1) | 3 |
良 | 2 | 9 | ダノンプレミアム | 3 | 安田記念(G1) | 16 |
3 | 5 | アエロリット | 6 | 毎日王冠(G2) | 2 | |
2020 | 1 | 9 | アーモンドアイ | 1 | 安田記念(G1) | 2 |
良 | 2 | 6 | フィエールマン | 5 | 天皇賞(春)(G1) | 1 |
3 | 7 | クロノジェネシス | 2 | 宝塚記念(G1) | 1 | |
2021 | 1 | 5 | エフフォーリア | 3 | 日本ダービー(G1) | 2 |
良 | 2 | 1 | コントレイル | 1 | 大阪杯(G1) | 3 |
3 | 9 | グランアレグリア | 2 | 安田記念(G1) | 2 |
【脚質】逃げ馬は3着がやっと?!
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-0-2-8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
先行 | 【4-5-2-27】 | 10.5% | 23.7% | 28.9% |
中団 | 【6-4-3-54】 | 9.0% | 14.9% | 19.4% |
後方 | 【0-1-3-40】 | 0.0% | 2.3% | 9.1% |
マクリ | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の天皇賞(秋)で先頭を走った馬は2頭しか馬券に絡めていません。
2018年のキセキと2019年のアエロリットで3着がやっとでした。
今年の天皇賞(秋)はジャックドールとパンサラッサ、さらにはバビットも参戦し、有力な逃げ馬が多数そろいましたがデータを鵜呑みにするならば強くは狙いづらいです。
ちなみに天皇賞(秋)は上がり勝負になりやすいので、先行馬もしくは差し馬が活躍しています。
【血統】非ディープインパクト系産駒の勝利数が多い
血統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
キングカメハメハ | 【2-0-1-16】 | 10.5% | 10.5% | 15.8% |
ロードカナロア | 【2-0-0-2】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ディープインパクト | 【1-8-2-41】 | 1.9% | 17.3% | 21.2% |
ハーツクライ | 【1-0-0-8】 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
過去10年の天皇賞(秋)の好走馬を血統別にまとめました。
好走数がもっとも多いのはディープインパクト産駒で11頭が馬券に絡んでいます。
数値だけ見るとディープインパクト産駒有利に思いますが、勝ち星に焦点を当てると勝利したのは2014年のスピルバーグのみでした。
三冠馬のコントレイルやジェンティルドンナも過去に天皇賞(秋)に挑んでいますが2着に敗れています。
芝リーディング上位のディープインパクト産駒ですが、天皇賞(秋)に限れば1着軸には不向きなのです。
ただし、10開催中8開催で連対していることからも分かるように、相手候補には最適ですね。
今年の天皇賞(秋)に出走するディープインパクト産駒は3頭です。
・カデナ
・シャフリヤール
・ポタジェ
【年齢】狙いは3~5歳馬
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【1-1-1-9】 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
4歳 | 【3-6-4-27】 | 7.5% | 22.5% | 32.5% |
5歳 | 【6-3-4-39】 | 11.5% | 17.3% | 25.0% |
6歳 | 【0-0-1-29】 | 0.0% | 0.0% | 3.3% |
7歳以上 | 【0-0-0-26】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の天皇賞(秋)で馬券に絡んだ30頭のうちの29頭が3歳から5歳の馬でした。
6歳以上の馬で馬券に絡んだのは2013年のエイシンフラッシュで前年の勝ち馬です。
天皇賞(秋)は上がり勝負になりやすいことから、若い馬のほうが瞬発力に長けているため有利なのでしょう。
年齢も予想の参考になるでしょう。
今年の天皇賞(秋)の出走馬で6歳以上の馬は3頭います。
・カデナ(8歳)
・カラテ(6歳)
・レッドガラン(7歳)
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過去10年の天皇賞(秋)の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-3-1-1】 | 50.0% | 80.0% | 90.0% |
2番人気 | 【1-2-3-4】 | 10.0% | 30.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
4~6番人気 | 【3-2-4-21】 | 10.0% | 16.7% | 30.0% |
7~9番人気 | 【0-1-0-29】 | 0.0% | 3.3% | 3.3% |
10番人気以下 | 【0-1-1-68】 | 0.0% | 1.4% | 2.9% |
1番人気の信頼度は非常に高い
過去10年の天皇賞(秋)で1番人気に支持された馬は10頭中9頭が馬券に絡みました。
唯一馬券から外れたのは2018年のスワーヴリチャード。
このときは隣枠のマカヒキがスタート直後によれて後手を踏むアクシデントがありました。
基本的に1番人気は無条件で信頼してよいでしょう。
2番人気以降の好走事例は高くない
天皇賞(秋)は2.3番人気の成績はよくありません。
ただし、馬券に絡んだ30頭のうちの18頭が2~6番人気の馬です。
2.3番人気は成績が高くないものの、基本的には上位人気に支持された馬を中心に馬券予想を行いたいです。
不人気馬を見極める方法
過去10年の天皇賞(秋)で7番人気以下の馬は3頭が馬券に絡みました。
この3頭はステファノスとリアルスティール、そしてレインボーラインです。
3頭に共通することは、これまでに何らかのG1レースで2着以上に入選していたことです。
G1好走歴があるにもかかわらず評価を落としている馬は抑えておいてもいいかもしれませんね。
今年の天皇賞(秋)の出走馬でG1レースで2着以上に入選したことがある馬は6頭います。
・パンサラッサ:ドバイターフ1着
・ポタジェ:大阪杯1着
・ジオグリフ:皐月賞1着
・イクイノックス:皐月賞2着、日本ダービー2着
・シャフリヤール:日本ダービー1着、ドバイSC1着
・ユーバーレーベン:オークス1着
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過去10年の天皇賞(秋)の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-3-0-13】 | 5.9% | 23.5% | 23.5% |
2枠 | 【1-1-0-16】 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
3枠 | 【1-0-3-14】 | 5.6% | 5.6% | 22.2% |
4枠 | 【4-0-1-14】 | 21.1% | 21.1% | 26.3% |
5枠 | 【1-3-1-15】 | 5.0% | 20.0% | 25.0% |
6枠 | 【1-1-1-16】 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
7枠 | 【1-2-2-19】 | 4.2% | 12.5% | 20.8% |
8枠 | 【0-0-2-23】 | 0.0% | 0.0% | 8.0% |
8枠のみ死に枠
過去10年の天皇賞(秋)の好走馬を枠順別にまとめました。
もっとも好走しているのは4枠で4頭の勝ち馬を輩出しています。
4枠の単勝率が抜けていますが、それ以外の1枠から7枠からも1頭ずつ勝ち馬がでています。
まんべんなく好走馬がでていますが、唯一8枠だけは優勝馬も連対馬もでていません。
8枠は25頭が出走しましたが馬券に絡んだのもわずか2頭と、ほかの枠と比較すると極端に好走率が低いです。
天皇賞(秋)において8枠は死に枠なのです。
今年の天皇賞(秋)で8枠に入ったのはユーバーレーベンとカデナです。
過去10年の天皇賞(秋)の前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【4-7-4-24】 | 10.3% | 28.2% | 38.5% |
G2 | 【6-3-6-90】 | 5.7% | 8.6% | 14.3% |
G3 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OP以下 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
馬券に絡んだ馬はすべて前走G1 or G2!
過去10年の天皇賞(秋)で馬券に絡んだすべての馬が前走G1もしくはG2でした。
G3以下のレースから挑んだ馬もいましたが、すべて馬券外に敗れていることから、前走G1かG2の馬を中心に馬券を考えたいですね。
今年の天皇賞(秋)出走馬で前走がG3だった馬はカデナとカラテ、マリアエレーナの3頭です。
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天皇賞(秋)2022の注目馬3頭
今年の天皇賞(秋)は5頭のG1馬をはじめ、各路線から有力馬が多数そろい、例年以上に豪華メンバーが集まりました。
今年の天皇賞(秋)は誰が勝ってもおかしくなさそうですが、その中でも人気の中心になりそうな3頭の馬を紹介します。
イクイノックス
春のクラシック路線を大いに沸かせた3歳馬のイクイノックスが中心となるでしょう。
G1馬ではありませんが、皐月賞とダービーで勝ち馬とほとんど差のない2着に入選し、誰もがその強さを認めています。
しかも、どちらも最悪ともいえる8枠18番を引きながら連対し、枠の運さえあればクラシックタイトルを手にしていてもおかしくありませんでした。
(余談ですが2レース連続で大外18番を引く確率は324分の1です…。)
近3戦を見ると、東スポ杯2歳ステークスでは最後方からの直線一気、皐月賞は先行競馬から差しの競馬に移行し、そしてダービーも大外から追い込んでいるように、末脚勝負に定評があります。
初の古馬戦になりますが、同期のセリフォスやダノンスコーピオン、フェーングロッテンらの活躍を見る限り、古馬相手にも太刀打ちできそうです。
血統的には父がキタサンブラックなので菊花賞でも好走できそうでしたが、あえて有力古馬が集まる天皇賞(秋)を選択していることからも、陣営の勝ち負けに対する自信を感じられます。
鞍上のルメール騎手が今年調子を落としているのは気になりますが、斤量的にも恩恵を受けていますし、この馬を中心に予想を行いたいです。
ジャックドール
遅咲きのエフフォーリア世代であるジャックドールは逃げの競馬を得意としていました。
ところが前走の札幌記念は同型のパンサラッサに主導権を譲り、自身は番手で競馬します。
そして、最後の直線で逃げ粘るパンサラッサを見事とらえて勝利をつかみました。
逃げ一辺倒の馬は主導権を握れなければ凡走することは少なくありませんが、前走の札幌記念で先行という新たなスタイルを確立したのは大きな収穫です。
今回はパンサラッサだけではなく、バビットまで参戦し、誰がイニチアチブを握るのか注目ですね。
枠にもよりますが、パンサラッサとバビットはハナを狙う可能性が高いので、2頭が競り合う背後で自分の競馬に集中できるのは大きいです。
今年の金鯱賞や札幌記念を見ても、G1馬相手に先着していてすでに能力はG1級。
ここで結果を残し、同期のエフフォーリアやタイトルホルダーが参戦する有馬記念へ飛越したいです。
シャフリヤール
シャフリヤールは昨年のダービー馬で、今年のドバイシーマクラシックも制しました。
ダービーでは当時絶頂期だったエフフォーリアを真っ向から倒し、ジャパンカップでも3着に絡んでいて直線の長い東京競馬との相性はよいです。
ただし、昨年の不良馬場で開催された神戸新聞杯や、今年のタフな馬場で行われたプリンスオブウェールズステークスは敗れています。
良馬場で時計の出る馬場では力を発揮しますが、タフ馬場だとあっさり敗れているように、得意不得意がはっきりしているのがシャフリヤールの特徴なのです。
海外帰り初戦やテン乗りでC.デムーロ騎手が騎乗する点も気になりますが、当日の馬場状態を一番気にしたいです。
天皇賞(秋)2022の穴馬2頭
天皇賞(秋)は順当に決まることが多いですが、稀に人気を落とした馬も馬券に絡みます。
今年の出走馬の中で小穴~大穴になりそうな馬を2頭紹介します。
ジオグリフ
ジオグリフは今年の皐月賞馬で、先行から抜け出しを図るイクイノックスの追撃を退けて最初の一冠を手にしました。
ところが、勢いのままに挑んだダービーでは高速馬場に対応できず、7着に敗れ、さらにその後は軽度の骨折が判明しました。
幸いにも怪我は軽傷だったため、休暇を挟んで天皇賞(秋)には間に合いましたが、それでも骨折明け初戦は気になりますね。
また、ジオグリフは血統や過去の戦績を見ても分かるように、時計のかかる馬場のほうが好走しています。
例えば勝った皐月賞は中山最終週で芝の痛みが随所でみられる中で力を発揮し、昨年の札幌2歳ステークスも力が求められる洋芝の札幌で勝利しました。
現在の東京は時計が出やすいうえ、高速馬場巧者が多数集まったため、ジオグリフが太刀打ちするには雨が欲しいです。
先ほど紹介したシャフリヤールとは逆に、馬場が重くなったほうが台頭しやすいため、2017年の天皇賞(秋)のような舞台に近づけば近づくほど好走できるでしょう。
ダノンベルーガ
3歳馬のダノンベルーガも今年の天皇賞(秋)で有力候補になります。
皐月賞とダービーはともに上位人気に支持されて、特にダービーは1番人気で挑みました。
血統や共同通信杯、新馬戦の内容を見ても馬券内は濃厚に思われましたがまさかの皐月・ダービーともに4着に敗れてしまいました。
どちらも真っ向から挑んで敗れてしまいましたが、皐月賞とダービーで先着を許したジオグリフとドウデュース、そしてアスクビクターモアはクラシックタイトルを手にしました。
そしてイクイノックスは死に枠から2着に入選しているように、相手関係が強かっただけで馬券内も十分あったのです。
近2戦の結果から、人気は落とすかもしれませんが東京の芝2,000mは合いそうですし、ここでも馬券に絡む可能性は高い1頭です。
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天皇賞(秋)2022予想の最終買い目
天皇賞(秋)予想(晴れ良馬場想定)
天皇賞(秋)が開催される10月30日の東京競馬場は晴れの予報がついています。
土曜日も終日晴れで良馬場開催でした。
このことから間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。
また、土曜日の馬場状態は5Rの新馬戦で上がり33秒台が出ています。
そして、アルテミスステークスでは勝ち馬のラヴェルが上がり3F33秒0で走破しているのでかなりの高速馬場でした。
このため、天皇賞(秋)は良馬場の高速馬場を想定しながら予想を行います。
◎本命 7 イクイノックス
父 | キタサンブラック |
母 | シャトーブランシュ |
母父 | キングヘイロー |
主な勝ち鞍 | 東スポ杯2歳S(G2) 2021年 |
前走 | 日本ダービー(G1) 2着 |
本命はイクイノックスにします。
週の初めの段階でもイクイノックスを中心に馬券を考えていましたが、枠順確定後、改めてイクイノックスを本命にしようと思いました。
本命にした理由は、皐月賞における差し競馬、東スポ杯におけるロングスプリント、そしてダービーでの追い込みと、どのような展開でも上位争いできる力を秘めていることです。
また、皐月賞やダービーは死に枠といわれる大外18番を引きながら、勝ち馬と差のない2着なので、もしも枠に恵まれていたらクラシックタイトルを手にしていてもおかしくありませんでした。
血統的にはキタサンブラックの仔なので菊花賞向きだと思いましたが、陣営があえて一流の古馬が集う天皇賞(秋)を選択していることからも、勝つ自信が感じられます。
ここで負けたらなぜ菊花賞に行かなかったのかと突っ込まれますしね。
イクイノックスの末脚は古馬相手にも十分通用するでしょうし、追切も非常によかったので本命にします。
〇対抗 8 シャフリヤール
父 | ディープインパクト |
母 | ドバイマジェスティ |
母父 | Essence of Dubai |
主な勝ち鞍 | ドバイSC(G1) 2022年 |
前走 | プリンスオブウェールズS(G1) 4着 |
対抗はダービー馬のシャフリヤールにします。
シャフリヤールは得意不得意がはっきりしている馬で、ずばり高速馬場を大得意としています。
ダービーではのちに年度代表馬となるエフフォーリア相手に上がり最速33秒4の末脚で勝利しています。
また、その前の毎日杯も高速馬場の舞台でグレートマジシャン相手に勝ち切りました。
血統的にも全兄のアルアインが超高速馬場の皐月賞で勝ち切っていることからも、高速馬場適性は一族共通に思います。
シャフリヤールの高速馬場適性は現役馬の中でも屈指といえるでしょう。
タフな馬場や不良馬場では思うように力を発揮できませんが、幸いにも明日はシャフリヤールにとって待ってましたと言わんばかりの良馬場、それも高速馬場です。
舞台適性がマッチしていますし、距離も2,000mくらいがちょうど良さそうなので、対抗にしました。
▲単穴 5 ダノンベルーガ
父 | ハーツクライ |
母 | コーステッド |
母父 | Tizway |
主な勝ち鞍 | 共同通信杯(G3) 2022年 |
前走 | 日本ダービー(G1) 4着 |
ダノンベルーガは単穴にしました。
これまでの戦績を見ても東京競馬が一番合っているでしょうし、新馬戦から上がり最速33秒1という超タイムで勝ち切っている素質馬です。
ただし、ダービーはイクイノックスやドウデュースには完敗していますね。
このことから、今年の天皇賞(秋)ではイクイノックスを上位に取ろうと思っていました。
また、高速馬場開催であればシャフリヤールという強敵もいます。
確かな実力馬ですが、今回の馬場だとイクイノックスやシャフリヤールに勝ち負けは厳しいと考え、単穴にしています。
△連下 9 ジャックドール
父 | モーリス |
母 | ラヴァリーノ |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | 札幌記念(G2) 2022年 |
前走 | 札幌記念(G2) 1着 |
ジャックドールは連下にしました。
枠の並びを見る限り、内を引いたパンサラッサと大外のバビットが主導権を握るでしょう。
おそらくジャックドールはその番手で競馬すると思います。
前走の札幌記念において、番手で競馬することを身に着けたので、位置取りは問題ありません。
また、デビューから一貫して芝2,000mしか使っていないので距離適性もかみ合っています。
ただ、前走の札幌記念や今年の金鯱賞を見る限りは、極端な高速馬場よりもやや時計のかかりがちな馬場のほうがジャックドールに合うと感じました。
高速馬場適性もないわけではありませんが、現在の東京は少し軽すぎるのでアタマまではどうかと思い、連下に落としました。
消し 6 ジオグリフ
父 | ドレフォン |
母 | アロマティコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 皐月賞(G1) 2022年 |
前走 | 日本ダービー(G1) 7着 |
皐月賞馬のジオグリフは消しました。
ジオグリフは昨年の札幌2歳ステークスや中山最終週で行われた皐月賞を見ても分かるように、どちらかというと力のいる舞台で能力を発揮しています。
逆に高速馬場だったダービーでは7着に敗れているように、適性がかみ合わない可能性があります。
個人的には暮れの有馬記念で適性が合うと思っているので、もし有馬記念にでるようでしたらその時馬券に絡めたいです。
単勝
7 イクイノックス
馬連流し
軸馬:7
相手:5、8、9
三連複フォーメーション
1頭目:7
2頭目:5、8、9
3頭目:5、8、9
以上になります。
天皇賞(秋)の予想の参考にしてみてください!