【新潟記念2023予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで買いたい穴馬2頭はこちら!
新潟記念2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
新潟記念2023の予想ポイント
- ディープorキンカメの血を引く馬が強い
- 斤量55キロ~56キロが活躍
- 上位人気の信頼度は低い
- 近年は8枠が絶好調
- 前走が七夕賞&函館記念組が好走
- 前走が目黒、鳴尾、宝塚記念組は全滅
うましるの管理人です!
先週開催されたレースの中で予想が的中したレースがあったので報告します!
先週のW重賞は単勝のみでしたがどちらも的中しました\(^o^)/
どちらも2着に穴馬が絡んでいて、その馬さえ来なければ馬連も的中していたのですが、それでもここ最近馬券の的中がなかったので久々に馬券が当たって満足です!
今週末には夏競馬のトリを飾る新潟記念が開催されます!
また、札幌と小倉では2歳限定重賞も行われますよ~!
うましるでは、この3重賞のデータと予想をまとめます。
今週も引き続きよろしくお願いします!
ここからは新潟記念の予想をみていきましょう!
新潟記念2023の概要
新潟記念は新潟競馬場で開催される芝2,000mのレースです。
サマー2000シリーズの最終戦に指定されている新潟記念は各路線から有力馬が参戦します。
例えば、七夕賞や小倉記念、函館記念といったサマー2000対象レースで結果を残した馬が流れるケースです。
新潟記念の結果次第でサマー2000シリーズの勝ち馬が決まるため、少しでもチャンピオンになれる可能性がある馬はここをメイチに仕上げてきます。
その次に多いのが、秋の大舞台を目指そうとしている馬です。
秋のG1レースとの結びつきがあるわけではないですが、毎日王冠やオールカマーではなく、ハンデG3の新潟記念で賞金加算したのち、天皇賞(秋)やジャパンカップに挑む例も少なくありません。
また、3歳馬の場合はここを叩いて菊花賞に向かう馬も増えてきました。
その筆頭だったのが2018年のブラストワンピースで、新潟記念を制したのち、菊花賞に挑んでいます。
昨年3着に入線したフェーングロッテンもブラストワンピースと同じ路線を歩みました。
このように、各陣営が各々の思惑をもって新潟記念に挑みます。
しかも、開催最終週の夏のローカルハンデ重賞ということで、とにかく荒れます。
過去10年の三連単配当はすべて万馬券でそのうち6回で10万馬券が飛び出しました。
非常に難解ですが、その分配当妙味にも期待できるレースです。
今年も骨のあるメンバーが集まりましたが、大混戦の新潟記念を当てて夏の締めくくりを飾りたいですね!
新潟記念2023の開催内容
開催日 | 9月3日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 新潟競馬場 新潟11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 4300万円 |
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新潟記念2023が開催される新潟の芝2,000m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナーの奥ポケット |
コース | 左回りの外回りコース Aコース使用 |
1周の距離 | 2,223m |
直線距離 | 658.7m |
高低差 | 2.2m |
フルゲート | 18頭 |
新潟の芝2,000mは春に行われた新潟大賞典でも使用されているコースです。
また、新潟芝2,000mには内回りと外回りコースが存在しますが、3勝クラス以上のレースは外回りを使用することになっているため、新潟記念は外回りの芝2,000mを使用します。
スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、最初のコーナーまでの距離はなんと950mもあります。
道中ゆるやかな勾配ですが、全体的には上り傾斜が多いため、ペースはゆったりとします。
3コーナーに入ったあたりが坂のてっぺんとなっており、そこからは下り傾斜の割合が多くなります。
3~4コーナーはスパイラルカーブが導入されており、最後の直線が近づくにつれペースが引きあがります。
※スパイラルカーブとは、入り口が大きく出口が小さいカーブのことで、コーナーを出る際に馬群がばらけやすくなる特徴があります。
最後の直線は約659mで、日本一長い直線です。
細かいアップダウンの道の先、残り300mはフラットな地形がゴールまで続いているのです。
新潟は芝2,000mで唯一のワンターンコースです。
とにかく直線が長いことが特徴で、トップスピードを長く生かすことが可能です。
しかしながら、道中はアップダウンの道のりがコンスタントにあるため、意外とペース配分は容易ではなく、そこでしくじると最後の直線で息が上がってしまいます。
最後の直線はとにかく最高速度をどれだけ長く保てるかがカギとなります。
加速力や瞬発性に長けた馬や、トップスピードを維持できる力が試されるコースとなっています。
新潟の芝2,000m(外)はここをチェック!
- 芝2,000mでは国内唯一のワンターンコース
- 全面野芝
- 直線がとにかく長い
- 芝の主流血統が強い
- 福永騎手の好走率が高い
新潟記念2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | サリエラ | 牝4 | 55.5 | C.ルメール |
2 | グランオフィシエ | 牡5 | 57.0 | 菱田裕二 |
3 | ノッキングポイント | 牡3 | 54.0 | 北村宏司 |
4 | サトノルークス | 牡7 | 55.0 | 永野猛蔵 |
5 | イクスプロージョン | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 |
6 | ブラヴァス | 牡7 | 57.0 | 内田博幸 |
7 | フラーズダルム | 牝5 | 53.0 | 松岡正海 |
8 | インプレス | 牡4 | 56.0 | 菅原明良 |
9 | ユーキャンスマイル | 牡8 | 58.0 | 石橋脩 |
10 | ファユエン | 牝5 | 53.0 | 木幡巧也 |
11 | バラジ | 牡4 | 56.0 | 三浦皇 |
12 | イーサンパンサー | 牡7 | 52.0 | 小林美駒 |
13 | プラダリア | 牡4 | 57.0 | 池添謙一 |
14 | マイネルウィルトス | 牡7 | 57.0 | M.デムーロ |
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新潟記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 6 | カラテ | 10 | 安田記念(G1) | 16 |
2 | 17 | ユーキャンスマイル | 9 | 天皇賞(春)(G1) | 13 | |
3 | 18 | フェーングロッテン | 3 | ラジオNIKKEI賞(G3) | 1 | |
2021 良 | 1 | 16 | マイネルファンロン | 12 | 函館記念(G3) | 14 |
2 | 17 | トーセンスーリヤ | 3 | 函館記念(G3) | 1 | |
3 | 13 | クラヴェル | 2 | 中京記念(G3) | 3 | |
2020 良 | 1 | 17 | ブラヴァス | 2 | 七夕賞(G3) | 2 |
2 | 5 | ジナンボー | 3 | 七夕賞(G3) | 9 | |
3 | 16 | サンレイポケット | 5 | ジューンステークス(3勝) | 1 | |
2019 良 | 1 | 7 | ユーキャンスマイル | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 5 |
2 | 5 | ジナンボー | 6 | ジューンステークス(3勝) | 1 | |
3 | 6 | カデナ | 8 | 小倉記念(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 1 | ブラストワンピース | 1 | 日本ダービー(G1) | 5 |
2 | 5 | メートルダール | 6 | 大阪杯(G1) | 10 | |
3 | 4 | ショウナンバッハ | 13 | 福島TVオープン(OP) | 7 | |
2017 良 | 1 | 1 | タツゴウゲキ | 6 | 小倉記念(G3) | 1 |
2 | 11 | アストラエンブレム | 1 | エプソムカップ(G3) | 2 | |
3 | 7 | カフジプリンス | 12 | 小倉記念(G3) | 5 | |
2016 良 | 1 | 17 | アデイインザライフ | 2 | 常総ステークス(1600万) | 1 |
2 | 14 | アルバートドック | 1 | 七夕賞(G3) | 1 | |
3 | 12 | ロンギングダンサー | 9 | 新潟大賞典(G3) | 6 | |
2015 稍重 | 1 | 3 | パッションダンス | 6 | 小倉記念(G3) | 6 |
2 | 6 | マイネルミラノ | 9 | 函館記念(G3) | 8 | |
3 | 4 | ファントムライト | 13 | モンゴル大統領賞(OP) | 16 | |
2014 良 | 1 | 13 | マーティンボロ | 1 | 小倉記念(G3) | 2 |
2 | 16 | クランモンタナ | 5 | マレーシアカップ(1600万) | 1 | |
3 | 15 | ラストインパクト | 3 | 小倉記念(G3) | 6 | |
2013 稍重 | 1 | 4 | コスモネモシン | 10 | クイーンステークス(G3) | 7 |
2 | 9 | エクスペディション | 8 | 小倉記念(G3) | 6 | |
3 | 8 | ファタモルガーナ | 7 | 七夕賞(G3) | 6 |
【重賞実績】芝1,800m以上の重賞で馬券に絡んだことのある馬が連対しやすい
年度 | 着順 | 馬名 | 1,809m以上の重賞実績 | 着順 |
2022 | 1着 | カラテ | 中山記念【G2】 | 2着 |
2着 | ユーキャンスマイル | 新潟記念【G3】 | 1着 | |
2021 | 1着 | マイネルファンロン | 函館記念【G3】 | 2着 |
2着 | トーセンスーリヤ | 函館記念【G3】 | 1着 | |
2020 | 1着 | ブラヴァス | 七夕賞【G3】 | 2着 |
2着 | ジナンボー | 新潟記念【G3】 | 2着 | |
2019 | 1着 | ユーキャンスマイル | 阪神大賞典【G2】 | 1着 |
2着 | ジナンボー | なし | – | |
2018 | 1着 | ブラストワンピース | 毎日杯【G3】 | 1着 |
2着 | メートルダール | 中日新聞杯【G3】 | 1着 | |
2017 | 1着 | タツゴウゲキ | 七夕賞【G3】 | 1着 |
2着 | アストラエンブレム | エプソムカップ【G3】 | 2着 | |
2016 | 1着 | アデイインザライフ | 弥生賞【G2】 | 3着 |
2着 | アルバートドッグ | 七夕賞【G3】 | 1着 | |
2015 | 1着 | パッションダンス | 新潟大賞典【G3】 | 1着 |
2着 | マイネルミラノ | 中日新聞杯【G3】 | 3着 | |
2014 | 1着 | マーティンボロ | 中日新聞杯【G3】 | 1着 |
2着 | クランモンタナ | なし | – | |
2013 | 1着 | コスモネモシン | 福島牝馬ステークス【G3】 | 2着 |
2着 | エクスペディション | 小倉記念【G3】 | 1着 |
過去10年の新潟記念で連対した20頭のうちの18頭がこれまでに芝1,800m以上の重賞競走において1回以上馬券に絡んだ実績がありました。
新潟記念は荒れる重賞競走ですが、予想の際は過去の重賞実績に目を配るのが的中のコツとなるでしょう。
今年の出走馬で過去に芝1,800m以上の重賞競走で馬券に絡んだことのある馬は8頭いました。
【血統】ディープ&キンカメの2大巨頭が強い
過去10年で馬券に絡んだディープorキンカメの血を引く馬
年度 | 着順 | 馬名 | 父 | 父父or母父 |
2022 | 1着 | カラテ | トゥザグローリー | キングカメハメハ |
2着 | ユーキャンスマイル | キングカメハメハ | ダンスインザダーク | |
2021 | 3着 | クラヴェル | エピファネイア | キングカメハメハ |
2020 | 1着 | ブラヴァス | キングカメハメハ | ディープインパクト |
2着 | ジナンボー | ディープインパクト | キングカメハメハ | |
2019 | 1着 | ユーキャンスマイル | キングカメハメハ | ダンスインザダーク |
2着 | ジナンボー | ディープインパクト | キングカメハメハ | |
3着 | カデナ | ディープインパクト | フレンチデピュティ | |
2018 | 1着 | ブラストワンピース | ハービンジャー | キングカメハメハ |
2016 | 1着 | アデイインザライフ | ディープインパクト | サクラバクシンオー |
2着 | アルバートドッグ | ディープインパクト | Unusual Heat | |
2015 | 1着 | パッションダンス | ディープインパクト | ジェイドロバリー |
2014 | 1着 | マーティンボロ | ディープインパクト | Nureyev |
2着 | クランモンタナ | ディープインパクト | トニービン | |
3着 | ラストインパクト | ディープインパクト | ティンバーカントリー | |
2013 | 3着 | ファタモルガーナ | ディープインパクト | エリシオ |
過去10年の新潟記念で馬券に絡んだ30頭のうちの16頭が2代前までにディープインパクトかキングカメハメハがいました。
新潟記念の舞台となる新潟芝2,000mは最後の直線が長くてスピードが試されるため、スピード能力に長けたディープインパクトやキングカメハメハの血が入った馬が活躍しています。
なお、キングカメハメハ系の仔は2018年以降から急に成績を伸ばし始めました。
近年の傾向を見る限りはディープインパクト系の馬よりもキングカメハメハ系の馬に注目してもよさそうです。
今年の出走馬の中で2代前までにディープインパクトがいる馬は5頭、キングカメハメハがいる馬は3頭、両方入っている馬は1頭いました。
【ハンデ】55キロ~56キロが活躍
斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
58キロ以上 | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
57.5キロ | 【1-1-0-11】 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
57キロ | 【1-3-2-13】 | 5.3% | 21.1% | 31.6% |
56.5キロ | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
56キロ | 【3-2-0-20】 | 12.0% | 20.0% | 20.0% |
55キロ | 【3-0-2-28】 | 9.1% | 9.1% | 15.2% |
54キロ | 【1-2-2-26】 | 3.2% | 9.7% | 16.1% |
53キロ | 【0-0-3-26】 | 0.0% | 0.0% | 10.3% |
52キロ | 【1-0-1-5】 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
51キロ以下 | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の新潟記念の勝ち馬6頭が斤量55~56キロの馬でした。
また、馬券内に絡んだ22頭が54キロから57キロの馬です。
斤量が57.5キロ以上の馬はこれまで18頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは3頭のみです。
2016年のダコール(3番人気)や2021年のザダル(1番人気)といった人気馬は斤量57.5キロ以上を課せられ、馬券外に敗れていました。
また、53キロ以下の馬もこれまでに41頭が出走しましたが、馬券内には5頭しか入線しません。
2020年のワーケアは53キロで1番人気に支持されていましたが10着に敗れていました。
新潟記念は極端に斤量の重い馬や軽い馬は凡走傾向にあったのです。
今年の出走馬で斤量57.5キロ以上の馬は1頭、53キロ以下の馬は3頭いました。
なお、上記で上げた「芝1,800m以上の重賞で馬券に絡んだことのある馬」「ディープorキンカメの血を引く馬」「斤量55キロ~56キロ」の3つ全てに該当する馬は5頭いました。
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新潟記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-2-0-6】 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 【3-0-1-6】 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 【0-2-2-6】 | 0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 【0-0-0-10】 | 0% | 0% | 0% |
5番人気 | 【0-1-1-8】 | 0% | 10.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【2-5-3-30】 | 5.0% | 17.5% | 25.0% |
10番人気以下 | 【3-0-3-73】 | 3.8% | 3.8% | 7.6% |
上位人気の信頼度は低い
過去10年の新潟記念を人気別に見てみると、1番人気は【2-2-0-6】で、勝率20%、複勝率は40%でした。
2番人気は【3-0-1-6】で勝率30%の複勝率40%、3番人気は【0-2-2-6】で勝率0%の複勝率30%、4番人気に至っては1頭も馬券に絡んでいません。
新潟記念は夏競馬のハンデ戦ということもあって上位人気の信頼度が非常に低いレースなのです。
下位人気は重賞実績に注目したい
過去10年の新潟記念では6番人気以下の馬が5勝し、16頭が馬券に絡んでいました。
特に、近2開催は10番人気以下の馬が2勝しているように、近年は荒れる傾向が強くなっています。
ちなみに、6番人気以下の馬で馬券に絡んだ16頭のうちの13頭がこれまでに何らかの重賞レースで1度以上馬券に絡んでいました。
該当しなかった3頭の内、2019年のジナンボーは前走の3勝クラスを勝利しています。
そして、2016年のロンギングダンサーは前年の新潟記念で4着入線していました。
新潟記念で穴馬を予想する際は、重賞実績の有無に注目したいです。
今年の出走馬で過去に重賞で1度も馬券に絡んだことがなかった馬は5頭いました。
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新潟記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-0-16】 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
2枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 【2-3-1-13】 | 10.5% | 26.3% | 31.6% |
4枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
5枠 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
6枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【1-1-2-22】 | 3.8% | 7.7% | 15.4% |
8枠 | 【3-3-2-20】 | 10.7% | 21.4% | 28.6% |
8枠が絶好調
過去10年の新潟記念で単勝率がもっとも高かったのが1枠の11%でした。
そして、連対率と複勝率がもっとも高かったのが3枠です。
この2つの要素だけ見ると内枠有利に感じますが、近3開催の新潟記念に絞って見てみると、馬券に絡んだ9頭のうちの6頭が8枠の馬で、毎年2頭ずつ馬券に絡んでいました。
新潟記念は長く続いた新潟競馬場の開催最終週に行われます。
随所で芝の痛みが見られることから、内よりも外目のほうが末脚を活かせられるため、外を引いた馬が活躍しているのでしょう。
近年の新潟記念は8枠がトレンドとなっています。
新潟記念の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
七夕賞 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
函館記念 | 【1-2-0-11】 | 7.1% | 21.4% | 21.4% |
東京優駿 | 【1-0-0-3】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
新潟大賞典 | 【0-0-1-4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
目黒記念 | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
宝塚記念 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
鳴尾記念 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走サマーシリーズ組が優勢
過去10年の新潟記念の好走馬を前走レース別に見てみると、七夕賞や函館記念といったサマー2000対象レースから挑む馬が結果を残していました。
新潟記念はサマー2000レースの最終戦なので、ここの着順次第で優勝が決定します。
そのため、秋を見据えて前哨戦として挑む馬よりも、サマー2000シリーズのチャンピオンを目指すためにメイチで仕上げられることが多いです。
今年の出走馬のなかで前走が七夕賞&函館記念を使った馬は3頭いました。
前走目黒・鳴尾・宝塚記念組は全滅
過去10年の新潟記念出走馬のなかで、前走が目黒・鳴尾・宝塚記念だった馬は15頭いましたが全頭着外に敗れています。
新潟記念は前走レース別にみても好走傾向がはっきり表れているので参考にするとよいでしょう。
今年の出走馬で前走が目黒記念だった馬は3頭、鳴尾記念だった馬は2頭、宝塚記念だった馬は1頭いました。
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新潟記念2023の有力馬3頭
サマー2000のトリを飾る新潟記念は、人気馬の好走率が悪いことで有名です。
今年も骨のあるメンバーが集まりましたが、そのなかでも人気を集めそうな馬を3頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
サリエラ
・白富士S (L) 2023年
今年人気を集めそうなのがサリエラです。
兄姉が有名で、半兄には朝日杯FSを制し、皐月賞とダービーで2着に入線したサリオスがいます。
全姉のサラキアは5歳になってから追い込み馬としての素質を開花させ、府中牝馬ステークスを勝利したのち、エリザベス女王杯と有馬記念のG1レースで2着入りしました。
近親に大舞台で結果を残した馬が多いサリエラは血統背景が豪華な馬なのです。
サリエラ自身もローズステークスではアートハウスに詰め寄って2着入りしています。
前走の目黒記念は少し苦しい展開になりましたがそれでも馬券内に絡んでおり、牡馬相手にも勝ち負けできたのは大きな収穫でした。
今回も前走に引き続いてハンデ重賞に挑みますが、脚質的には追い込みを得意とする馬なので直線の長い新潟とマッチするはずです。
これまで重賞路線でも好走していたものの、いまだ勝利できていません。
3度目の重賞チャレンジでそろそろタイトルを手にしたいです。
ノッキングポイント
・3歳1勝クラス 2023年
3歳唯一の参戦となるノッキングポイントは、新馬戦で上がり最速33秒2という豪脚を発揮し、一時はクラシックの有力馬としても注目されました。
しかし、サウジアラビアロイヤルカップやジュニアカップで人気を裏切ってしまい、一時は有力候補から遠ざかります。
その後は中距離に視野を向け、2走前の毎日杯で2着入りしたことで賞金加算でき、競馬の祭典ともいわれるダービーの出走が叶いました。
ダービーでは15番人気の低評価でしたが中団から末脚を伸ばして5着に入線し、勝ち馬タスティエーラにコンマ2秒差まで詰め寄ったのです。
デビュー当初はマイル路線を中心に使われてきましたが、毎日杯とダービーの内容を見る限りは中距離のほうが合っている感じがします。
末脚勝負を得意としているため、直線の長い新潟にもフィットするはずです。
騎乗する北村宏司騎手は前週に行われた新潟2歳ステークスを勝利しています。
中央の重賞では2018年の関屋記念以来、実に5年ぶりの重賞制覇を成し遂げました。
人馬ともに上がり調子なので、面白い存在となるでしょう。
プラダリア
・青葉賞 (G2) 2023年
昨年の青葉賞馬であるプラダリアも注目したい1頭です。
昨年は青葉賞を最後、ダービーや菊花賞、神戸新聞杯を使われましたが勝利どころか馬券に絡むことすらありませんでした。
しかし、古馬になって挑んだ日経新春杯や京都記念では3着に入線しています。
馬体を見ても、3歳時よりも身体が締まっていましたし、良化している感じが伝わりました。
前走の宝塚記念は16番人気の低評価でしたが、最後方から直線一気を仕掛けて勝ち馬イクイノックスとタイム差0.4秒の6着入線しています。
プラダリアはディープインパクト産駒にしては珍しく、時計のかかる馬場のほうが出し切っているので、最終週で芝が痛みつつある新潟のコースにも合うでしょう。
青葉賞以来の勝利を手にしたいです。
新潟記念2023の穴馬2頭
新潟記念はたびたび穴馬が馬券に絡むので、穴党大歓迎のレースといえます。
今年の出走登録馬で好走に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
マイネルウィルトス
・福島民報杯 (L) 2021年
穴馬で注目したいのがマイネルウィルトスです。
前走の函館記念は怪我明け1年ぶりのレースとなりましたが、最後方から早めにロングスパートを仕掛けて4着入りしました。
後方一気の競馬を得意としているので、直線の長い新潟のコースと合うでしょう。
ちなみに現在のサマー2000シリーズで一番ポイントを稼いでいるのが札幌記念を制したプログノーシス(12ポイント)で、サマー2000対象レースを制したセイウンハーデスやエヒト、ローシャムパークは出馬を表明していません。
2着以下に敗れた馬も3頭しか出走しておらず、そのなかでもっともポイントを獲得しているのがマイネルウィルトス(3ポイント)でした。
実は、今年のサマー2000の首位プログノーシスに勝てる馬はマイネルウィルトスしかいません。しかも、優勝が絶対条件です。
もしも陣営がサマー2000シリーズのチャンピオンを目指しているのであれば、マイネルウィルトスに賭ける思いは強いでしょう。
ちなみに、騎乗するデムーロ騎手は新潟記念と相性が得、これまで7回騎乗して【2-3-0-2】の成績でした。
そのなかには2021年のマイネルファンロン(12番人気)のように、人気落ちを持ってきた例もあります。
あまりにも人気を落とすようでしたら抑えてみてもいいかもしれません。
グランオフィシエ
・メトロポリタンS (L) 2023年
条件戦上がりのグランオフィシエも面白そうな馬です。
これまで9回馬券に絡んでいますが、そのうちの8回が左回りの東京競馬場のものでした。
新潟も左回りなので、かみ合う可能性が高いです。
先行~差しの競馬で好走しているので、展開に左右されずに力を発揮できるのもグランオフィシエの長所と言えるでしょう。
前走の七夕賞は最後方の競馬となってしまったため成すすべがありませんでしたが、今回は得意の左回りが舞台です。
騎乗する菱田騎手も今年は新潟を主戦場として活躍していました。
相手関係は相変わらず強化されますが、テン乗りの菱田騎手とのコンビで重賞初制覇を成し遂げたいです。
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新潟記念2023追い切り評価
新潟記念2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。
新潟記念2023予想の最終買い目
新潟記念の予想(晴れの良馬場想定)
新潟記念が開催される日曜日の新潟競馬場界隈の天気を見てみると、晴れのち曇り、最高気温は34度でした。
前日土曜日も曇りでしたが芝レースはすべて良馬場で行われています。
土曜日の芝レースの時計を見てみると、10レースの赤倉特別(芝2,000mの2勝クラス)で勝ち馬ロードデルレイの時計が1分59秒1、上がり最速時計は33秒3でした。
12レースの1勝クラス(芝1,600m)は勝利したラッジオの時計こそ1分34秒3ですが上がり最速は33秒1です。
新潟は今週で開催最終週となりますが、時計は相変わらず出ていました。
うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 14 マイネルウィルトス
父 | スクリーンヒーロー |
母 | マイネボヌール |
母父 | ロージズインメイ |
主な勝ち鞍 | 福島民報杯(L) 2021年 |
前走 | 函館記念(G3) 4着 |
本命はマイネルウィルトスにしました。
前走の函館記念は1年ぶりの怪我明けにもかかわらず、向こう正面から大まくりを行って4着入りを果たしました。
馬券に絡むことはできませんでしたが展開次第では馬券内も十分可能だったのです。
今回は時計の出やすい新潟が舞台ですが、1年前の目黒記念も高速馬場の舞台で2着入りしているように、時計の出やすい馬場でも力を発揮しています。
マイネルウィルトスにとって左回りは【1-3-1-3】で悪くない舞台ですし、騎乗するデムーロ騎手も新潟記念は【2-3-0-2】と成績優秀です。
また、サマー2000シリーズのチャンピオンになれる可能性のある唯一の馬なので、ここメイチで仕上げてきてもおかしくありません。
前日の時点で4番人気とそこそこ人気していますが函館記念に引き続き、この馬から行きます。
〇対抗 3 ノッキングポイント
父 | モーリス |
母 | チェッキーノ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 3歳1勝クラス 2023年 |
前走 | 日本ダービー(G1) 5着 |
対抗はノッキングポイントにしました。
メンバー唯一の3歳馬ですが前走のダービーは15番人気の低評価を覆す走りで5着入りしています。
今回の追い切りでも抜群の動きを見せてくれましたし、騎乗する北村宏司騎手も「いい意味で前走(ダービー)と変わらない状態」と評価していました。
3歳馬は近年ブラストワンピースやフェーングロッテンも馬券に絡んでいるようにデータ的にも相性がよくなっています。
騎乗する北村宏司騎手も先週の新潟2歳ステークスを制して上がり調子です。
ここを制して最後の一冠を目指したいです。
▲単穴 1 サリエラ
父 | ディープインパクト |
母 | サロミナ |
母父 | Lomitas |
主な勝ち鞍 | 白富士S(L) 2023年 |
前走 | 目黒記念(G2) 3着 |
単穴はサリエラにしました。
血統背景をみたらG1で馬券に絡んでいるサリオスやサラキアが兄姉にいる良血馬で、サリエラ自身もローズステークスや目黒記念といった舞台で馬券に絡みました。
この2つのレースは左回りの中京や東京で行われたものです。
今回はキャリア初となる新潟が舞台ですが、新潟も左回りなので出し切れる可能性は高いです。
これまで牡馬混合重賞で勝ち星をつかんでいないので、相手候補にしましたがポテンシャルは今回のメンバーの中でも上位だと思うので、末脚勝負になるようでしたら勝ち負けも狙えるはずです。
△連下 13 プラダリア
父 | ディープインパクト |
母 | シャッセロール |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 青葉賞(G2) 2022年 |
前走 | 宝塚記念(G1) 6着 |
プラダリアは相手にしました。
古馬になってから一段と成長し、日経新春杯や京都記念といったG2レースで馬券に絡むことが増えました。
ディープインパクト産駒らしく、末脚を使った競馬が得意で直線の長い新潟とも合うでしょう。
ただし、プラダリアは本質的には少し時計のかかる馬場のほうが力を発揮できると思います。
現在の新潟は最終週らしからぬ、高速馬場です。
プラダリアの脚質的にはすこし時計のかかった馬場のほうが出し切れると思ったので相手にしました。
△連下 5 イクスプロージョン
父 | オルフェーヴル |
母 | ファシネイション |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 関越S(OP) 2022年 |
前走 | 函館記念(G3) 14着 |
穴馬にイクスプロージョンも加えます。
近走はなかなか馬券に絡むことができていませんが、2走前の新潟大賞典は時計がかかる不良馬場の舞台で後方一気を決めて3着入りを果たしました。
血統的にパワータイプの馬なので、現在の高速新潟で出し切れるかは分かりません。
しかしながら、過去の戦績を振り返ってみると開幕週に行われた新潟の関越ステークスなどで結果を残しているので現在の高速新潟にも対応できそうです。
追い切りも良かったですし、抑えてみます。
単勝
14 マイネルウィルトス
馬連流し
軸馬:14
相手:1、3、5、11、13
三連複フォーメーション
1頭目:14
2頭目:1、3、5、11、13
3頭目:1、3、5、11、13
以上になります。
新潟記念の予想の参考にしてみてください!