【エリザベス女王杯2023/騎手予想】ムーア騎手は不調?騎手で買いたいトップ3は?
当記事ではエリザベス女王杯2023の過去10年の騎手データをまとめています。
競馬の勝ち負けは【馬の力7割:騎手の力3割】といわれています。
馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。
過去10年のエリザベス女王杯のデータから、好走騎手と好走馬を導き出しました。
エリザベス女王杯2023の出走馬と騎手
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ブレイディヴェーグ | 牝3 | 54.0 | C.ルメール |
2 | ルージュエヴァイユ | 牝4 | 56.0 | 松山弘平 |
3 | ハーパー | 牝3 | 54.0 | 川田将雅 |
4 | ローゼライト | 牝5 | 56.0 | 和田竜二 |
5 | イズジョーノキセキ | 牝6 | 56.0 | 岩田康誠 |
6 | ディヴィーナ | 牝5 | 56.0 | M.デムーロ |
7 | ジェラルディーナ | 牝5 | 56.0 | R.ムーア |
8 | シンリョクカ | 牝3 | 54.0 | 木幡初也 |
9 | アートハウス | 牝4 | 56.0 | 坂井瑠 |
10 | ククナ | 牝5 | 56.0 | 浜中俊 |
11 | ライラック | 牝4 | 56.0 | 戸崎圭太 |
12 | ゴールドエクリプス | 牝4 | 56.0 | 岩田望来 |
13 | サリエラ | 牝4 | 56.0 | T.マーカンド |
14 | マリアエレーナ | 牝5 | 56.0 | 三浦皇成 |
15 | ビッグリボン | 牝5 | 56.0 | 西村淳也 |
過去10年のエリザベス女王杯の騎手データ
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
M.デムーロ | 【2-1-3-2】 | 25.0% | 37.5% | 75.0% |
C.ルメール | 【1-1-1-6】 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
川田将雅 | 【1-1-0-6】 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
岩田康誠 | 【0-3-0-3】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
松山弘平 | 【0-1-0-6】 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
和田竜二 | 【0-1-0-5】 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
浜中俊 | 【0-0-2-5】 | 0.0% | 0.0% | 28.6% |
三浦皇成 | 【0-0-1-1】 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
R.ムーア | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
戸崎圭太 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
坂井瑠星 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
岩田望来 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年で6回馬券に絡んだデムーロ騎手
過去10年のM.デムーロ騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2022 | ライラック | 12 | 2着 |
2021 | テルツェット | 4 | 11着 |
2020 | ラヴズオンリーユー | 3 | 3着 |
2019 | ラヴズオンリーユー | 1 | 3着 |
2018 | モズカッチャン | 1 | 3着 |
2017 | モズカッチャン | 5 | 1着 |
2016 | クイーンズリング | 3 | 1着 |
2013 | マルセリーナ | 12 | 15着 |
過去10年のエリザベス女王杯で唯一2勝あげていたのがM.デムーロ騎手でした。
デムーロ騎手はこれまでモズカッチャンとクイーンズリングに騎乗して連覇を成し遂げています。
また、昨年度は12番人気のライラックに騎乗して同着2着入線を果たしていました。
デムーロ騎手といったら腰痛のため同じ時期にJRAの免許を取得したルメール騎手との差は開いています。
しかしながら、エリザベス女王杯に関してはデムーロ騎手のほうが結果を残していました。
今年の出走登録騎手の中で一番信頼しやすい騎手といえます。
ちなみにデムーロ騎手は今年ディヴィーナに騎乗予定です。
ルメール騎手の信頼度は意外と高くない
過去10年のルメール騎手騎乗馬の成績 | |||||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 | 主戦騎手 | デビュー時騎乗騎手 |
2022 | イズジョーノキセキ | 10 | 10着 | 岩田康誠 | 森裕太郎 |
2021 | レイパパレ | 1 | 6着 | 川田将雅 | 川田将雅 |
2020 | ラッキーライラック | 1 | 1着 | 石橋脩 M.デムーロ | 石橋脩 |
2019 | センテリュオ | 5 | 4着 | 北村友一 | 福永祐一 |
2018 | ノームコア | 2 | 5着 | 北村宏司 C.ルメール | 石川裕紀人 |
2017 | ヴィブロス | 1 | 5着 | 福永祐一 | C.デムーロ |
2016 | シングウィズジョイ | 12 | 2着 | 内田博幸 戸崎圭太 | 小牧太 |
2015 | タッチングスピーチ | 4 | 3着 | 福永祐一 C.ルメール | 福永祐一 |
2014 | キャトルフィーユ | 8 | 5着 | 福永祐一 | 四位洋文 |
過去10年のエリザベス女王杯でC.ルメール騎手は9回騎乗し、【1-1-1-6】でした。
タッチングスピーチとシングウィズジョイ、ラッキーライラックで馬券に絡んでいます。
成績自体は悪くありませんが、人気のレイパパレやヴィブロスに騎乗して着外になった年があるように、人気以上の好走はあまり見られませんでした。
ルメール騎手にしては、そこまで好成績を残していなかったのです。
ちなみにルメール騎手が過去10年で騎乗した9頭はすべて、デビュー時にルメール騎手以外が騎乗していました。
アーモンドアイやイクイノックスのように、デビューから一貫して騎乗していた馬は1頭もいなかったのです。
ちなみに、今回騎乗予定のブレイディヴィーグもデビュー戦は福永騎手が騎乗していました。
川田騎手は一度も1番人気馬に騎乗していない
過去10年の川田騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2022 | ピンハイ | 6 | 9着 |
2020 | リアアメリア | 7 | 7着 |
2019 | サラキア | 9 | 6着 |
2017 | スマートレイアー | 6 | 6着 |
2016 | パールコード | 5 | 3着 |
2-15 | タガノエトワール | 10 | 15着 |
2014 | ラキシス | 3 | 1着 |
2013 | ラキシス | 6 | 2着 |
過去10年のエリザベス女王杯で川田騎手は8回騎乗し、【1-1-0-6】でした。
リーディング上位の川田騎手にしてはそこまで好走率は飛びぬけていませんが、騎乗した8頭はいずれも3番人気以下の馬ばかりで、8頭の人気の平均は6.5でした。
川田騎手はリーディング上位騎手ですが意外と上位人気に支持されることは少ないです。
もっとも、今年騎乗予定のハーパーは週の頭の段階で2番人気が想定されていました。
今年は人気を背負う可能性が高いです。
6頭中3頭で馬券に絡んだ岩田康誠騎手
過去10年の岩田康誠騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2019 | スカーレットカラー | 4 | 7着 |
2018 | クロコスミア | 9 | 2着 |
2017 | ディアドラ | 4 | 12着 |
2015 | ヌーヴォレコルト | 1 | 2着 |
2014 | ヌーヴォレコルト | 1 | 2着 |
2013 | ヴィルシーナ | 1 | 10着 |
過去10年のエリザベス女王杯で岩田康誠騎手は【0-3-0-3】でした。
勝利こそありませんでしたが、6頭中3頭で馬券に絡んでいて、複勝率は50%もありました。
数値だけ見たら好走に期待できそうですが、騎乗馬を見てみるとクロコスミアを除いた5頭は人気よりも着順を落としています。
また、クロコスミアは3年連続で2着入りした珍しいケースの馬ですが、この3年はすべて別の騎手が手綱を握っていたため言い方は悪いですが誰が騎乗しても好走していた可能性があります。
このことから、岩田騎手は数値ほど活躍していないといえるでしょう。
今年は4年ぶりの参戦となり、主戦を務めるイズジョーノキセキとともにレースに挑みます。
浜中騎手の3着2回はミッキークイーン騎乗時のみ
過去10年の浜中騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2020 | カーロバンビーナ | 18 | 18着 |
2019 | ミスマンマミーア | 16 | 17着 |
2018 | コルコバード | 6 | 8着 |
2017 | ミッキークイーン | 3 | 3着 |
2016 | ミッキークイーン | 2 | 3着 |
2015 | スマートレイアー | 8 | 5着 |
2014 | ショウナンパンドラ | 4 | 6着 |
過去10年のエリザベス女王杯で浜中騎手は7回騎乗し【0-2-0-5】でした。
複勝率は29%ありましたが、馬券に絡んだ2回はいずれも牝馬二冠を成し遂げたミッキークイーン騎乗時の成績となっています。
それ以外の馬とのコンビではすべて馬券外に敗れていました。
近年は馬質も悪くなっていますし、数値ほど過信はしづらいです。
ちなみに浜中騎手は今年ククナに騎乗予定です。
三浦騎手が最後に馬券に絡んだのはちょうど10年前
過去10年の浜中騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2014 | アロマティコ | 9 | 8着 |
2013 | アロマティコ | 6 | 3着 |
過去10年のエリザベス女王杯で三浦騎手は2度騎乗し、【0-0-1-1】でした。
複勝率は50%あるので一見活躍しているように見えますが、馬券に絡んだのは2013年が最後です。
2013年度にコンビを組んだアロマティコと翌年もレースに挑みましたがこの時は8着に敗れていました。
そして、2014年度を最後、エリザベス女王杯で騎乗することはありませんでした。
三浦騎手は今回マリアエレーナとのコンビで9年ぶりにエリザベス女王杯に参戦しますが、ブランクはあると思いますし久々の京都でかみ合った競馬を行うのは容易ではないでしょう。
不調のR.ムーア騎手
過去10年のR.ムーア騎手騎乗馬の成績 | ||||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 | 前年以前のエリザベス女王杯の最高着順 |
2022 | アンドヴァラナウト | 9 | 17着 | なし |
2017 | ルージュバック | 2 | 9着 | 4着 |
2016 | タッチングスピーチ | 4 | 8着 | 3着 |
2015 | ラキシス | 2 | 11着 | 1着 |
短期免許で来日するR.ムーア騎手は過去10年のエリザベス女王杯で4開催騎乗しました。
しかし、成績は【0-0-0-4】で全滅です。
しかも、騎乗した4頭の内、アンドヴァラナウトを除いた4頭は前年以前のエリザベス女王杯のときよりも着順を落としていました。
ムーア騎手といったら欧州でもトップクラスの実力を持つ騎手ですが、どういうわけかエリザベス女王杯との相性は悪かったのです。
今年は昨年の勝ち馬ジェラルディーナに騎乗予定ですが、悪いデータが見事はまっています。
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エリザベス女王杯の出走人馬のコンビ成績と評価
馬名 | 騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
アートハウス | 坂井瑠星 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
イズジョーノキセキ | 岩田康誠 | 【3-3-1-10】 | 17.6% | 35.3% | 41.2% |
ククナ | 浜中俊 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
ゴールドエクリプス | 岩田望来 | 【2-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
サリエラ | T.マーカンド | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
ジェラルディーナ | R.ムーア | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
シンリョクカ | 木幡初也 | 【0-1-0-0】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
ディヴィーナ | M.デムーロ | 【1-2-0-1】 | 25.0% | 75.0% | 75.0% |
ハーパー | 川田将雅 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ビッグリボン | 西村淳也 | 【3-1-1-1】 | 50.0% | 66.7% | 83.3% |
ブレイディヴィーグ | C.ルメール | 【1-1-0-0】 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
マリアエレーナ | 三浦皇成 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ライラック | 戸崎圭太 | 【0-0-2-0】 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
ルージュエヴァイユ | 松山弘平 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
ローゼライト | 和田竜二 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
イズジョーノキセキ×岩田康誠騎手 評価A
初勝利のときだけではなく、初重賞を成し遂げた昨年の府中牝馬ステークスのときも岩田康誠騎手が騎乗していました。
また、馬券外だったとはいえ昨年の有馬記念で4着入りしたときも岩田康誠騎手が手綱を握っています。
イン突き×差しの相性は人馬ともに得意とする競馬スタイルです。
今年は5戦使って一度も馬券に絡んでいないことから能力の低下も否めませんが、これまでの戦績を見ても岩田康誠騎手が騎乗するのがこの馬にとって一番良いのは間違いありません。
ゴールドエクリプス×岩田望来騎手 評価A
ゴールドエクリプスは若手騎手を中心に頻繁に乗り替わりがありましたが、岩田望来騎手とのコンビは【2-0-0-0】で無敗です。
4走前の紫野特別と前走大原ステークスに騎乗していましたが、前走の大原ステークスは好タイムで力のある走りを見せました。
そのまえの紫野と区別でも先行しながら押し切っていてゴールドエクリプスの能力をうまく引き出していたように感じます。
シンリョクカ×木幡初也騎手 評価B
初めて騎乗した阪神JFでは12番人気の低評価ながらも差しの競馬で2着入りし、多くの競馬ファンの度肝を抜かせました。
この1戦しか騎乗していないので評価は難しいですが、今年のシンリョクカの成績を見た限り阪神JFはフロックだった可能性があります。
木幡騎手の騎乗というよりもたまたまかみ合った可能性もあるでしょう。
ディヴィーナ×M.デムーロ騎手 評価A
今年のヴィクトリアマイルからデムーロ騎手はコンビを組みましたが、15番人気を覆す走りで4着入りしました。
その後は重賞を3戦使って前走の府中牝馬ステークスで悲願の重賞初制覇を手にしています。
大舞台で安定した走りを見せていましたし、差しの競馬はデムーロ騎手とも合っています。
前走は逃げで勝利しているのであまり参考にはなりませんが、人馬の相性はよいでしょう。
ハーパー×川田騎手 評価B
クイーンカップしか騎乗していないので評価しづらいですが、このときは中団から直線で脚を長く使って勝利しました。
大接戦を制した実力は川田騎手の勝負根性あってのものだと思います。
ただ、エリザベス女王杯はマイル戦だったクイーンカップと違って3ハロンも距離が長いため、久々でどこまで折り合えるかは焦点となるでしょう。
ビッグリボン×西村淳也騎手 評価S
これまで6回騎乗して【3-1-1-1】の安定した走りを見せています。
初重賞制覇となったマーメイドステークスも西村騎手とのコンビでつかんでいました。
差しの競馬でこれまで好走していましたが、仕掛けどころがポイントとなる差しでこれだけ好走しているということはよっぽど西村騎手との相性がいいのでしょう。
前走の京都大賞典は重馬場もあって出し切れていませんが、この馬は重馬場以下の馬場は得意ではないので騎手目線では度外視してもいいです。
距離問題さえ突破できれば力は発揮できそうです。
ブレイディヴィーグ×C.ルメール騎手 評価S
未勝利戦とローズステークスしか騎乗していませんが、未勝利戦で先行しながら早めに抜け出して2着馬に6馬身差の圧勝でした。
前走のローズステークスは出遅れで後方からの競馬となりましたが、コーナーあたりから徐々にペースを上げ、最後の直線では馬群を縫うような形で進出しています。
先に抜け出したマスクトディーヴァに敗れはしたものの、出遅れと直線の位置取りを考えたら十分活躍していました。
直線は楽な位置ではありませんでしたがルメール騎手がうまく操縦したからこそ連対圏まで食い込めたと思いますし、馬の能力をうまく引き出していたように感じます。
マリアエレーナ×三浦騎手 評価B
前走オールカマーから初コンビを組んでいますが、中団あたりで競馬を行いつつ、最後の直線では前が空いていたのでそこから一気にペースアップして4着入りしていました。
位置取りも問題なく、直線でも進路が空いていたためそこから出し切れています。
特別騎乗がよかったということはなく、展開が恵まれていたため好走できたととらえてよいでしょう。
ライラック×戸崎騎手 評価B
初めて騎乗した昨年の紫苑ステークスは大外ブン回しで直線一気を仕掛けて3着。
そして、前走の府中牝馬ステークスは馬場の内側から仕掛けて一瞬脚が止まったように見えましたがそこからギアをあげて3着に激走しています。
人馬のコンビは【0-0-2-0】で複勝率100%なので相性は良く見えますが、どちらも騎乗自体は平凡でライラックが力を振り絞ったため上位に食い込んでいました。
現時点で人馬の相性は特別よいとは思っていません。
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過去10年のエリザベス女王杯の乗り替わりデータ
前走から | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
継続騎乗 | 【5-6-8-75】 | 5.3% | 11.7% | 20.2% |
乗り替わり | 【5-5-1-69】 | 6.3% | 12.5% | 13.8% |
今回の乗り替わり騎手と馬 | |||
馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 | |
アートハウス | 坂井瑠星 | 川田将雅 | |
ククナ | 浜中俊 | 岩田望来 | |
サリエラ | T.マーカンド | C.ルメール | |
シンリョクカ | 木幡初也 | 吉田豊 | |
ジェラルディーナ | R.ムーア | 団野大成 | |
ハーパー | 川田将雅 | C.ルメール | |
ルージュエヴァイユ | 松山弘平 | 横山武史 | |
ローゼライト | 和田竜二 | 石橋脩 |
勝ち馬は五分五分
過去10年のエリザベス女王杯では継続騎乗騎手騎乗馬が5勝、そして乗り替わりの馬も5勝で五分五分の成績でした。
そのなかでも、単勝率と複勝率はわずかですが乗り替わり組のほうが高い数値です。
エリザベス女王杯は継続騎乗も乗り替わりも大きな差はありませんでした。
乗り替わり騎手で馬券に絡んだ馬と騎手
乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
2022 | 1着 | ジェラルディーナ | C.デムーロ |
2着 | ウインマリリン | D.レーン | |
2021 | 1着 | アカイイト | 幸英明 |
2着 | ステラリア | 松山弘平 | |
2020 | 1着 | ラッキーライラック | C.ルメール |
2019 | 1着 | ラッキーライラック | C.スミヨン |
2着 | クロコスミア | 藤岡佑介 | |
2018 | 1着 | リスグラシュー | J.モレイラ |
2017 | 2着 | クロコスミア | 和田竜二 |
2016 | 2着 | シングウィズジョイ | C.ルメール |
2013 | 3着 | アロマティコ | 三浦皇成 |
半数が外人騎手騎乗
過去10年のエリザベス女王杯で乗り替わりの馬は11頭馬券に絡みました。
この11頭のうちの6頭に外国人騎手が騎乗していました。
この時期は短期免許で来日する外人騎手も多く、G1の騎乗依頼も増えます。
日本人騎手よりも実績の豊富な外人騎手が有力馬に騎乗する機会が増えることから、外人騎手の活躍も目立っていました。
外人騎手が騎乗する馬は乗り替わりでも評価を上げてよさそうです。
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過去10年のエリザベス女王杯のテン乗りデータ
成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
【5-5-1-43】 | 9.3% | 18.5% | 20.4% |
意外と馬券に絡んでいる
過去10年のエリザベス女王杯でテン乗り騎手の成績は【5-5-1-43】でした。
勝ち馬の半数のみならず、連対した半分の馬がテン乗りだったのです。
G1レースにもなればこれまで継続して騎乗していたほうが人馬の特徴を知り尽くしているので好走するように見えます。
ところが、エリザベス女王杯はテン乗り騎乗でも好走率は高かったです。
エリザベス女王杯で買いたい騎手トップ3
1位 M.デムーロ騎手×ディヴィーナ
これまで8回騎乗して【2-1-3-2】の好成績を収めていました。
昨年も12番人気のライラックを2着に持ってきていてその実力は侮れません。
過去10年で騎乗した馬のほとんどが差しや追込馬です。
今回騎乗するディヴィーナも差しの競馬を得意としているので能力を最大限に引き出してくれるでしょう。
距離不安こそありますが、エリザベス女王杯を熟知しているデムーロ騎手がカバーできるような騎乗をしてくれればチャンスはありそうです。
2位 岩田望来騎手×ゴールドエクリプス
ゴールドエクリプスとのコンビは【2-0-0-0】で相性抜群です。
エリザベス女王杯自体は過去10年で一度しか出走しておらず、馬券外に敗れていました。
ところが、唯一出走した2021年のエリザベス女王杯では11番人気のソフトフルートに騎乗しながら4着入りしています。
しかも、3着のクラヴェルにクビさで非常に惜しい競馬でした。
2021年度は阪神で行われたため、京都に戻ることになる今年は仕掛けどころを見つめなおさなければなりませんが、エリザベス女王杯で4着入りした実績は確かです。
岩田望来騎手も今年に入って調子を上げてきていますし、一昨年のような競馬ができるようでしたらかなり面白い存在となるでしょう。
3位 C.ルメール騎手×プレイディヴェーグ
ルメール騎手のエリザベス女王杯の成績自体は【1-1-1-6】でほかのG1と比較すると特別抜けた成績ではありません。
また、これまで1番人気の馬を何度か飛ばしているように、過信は禁物です。
もっとも、過去には12番人気のシングウィズジョイをテン乗りで2着に導いているように、信頼できる騎手に変わりはないです。
今回騎乗するブレイディヴィーグもおそらく上位人気に支持されると思いますがローズステークスの映像を見た感じは人馬の相性はよさそうに見えました。
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エリザベス女王杯2023追い切り評価
エリザベス女王杯2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
エリザベス女王杯の最終予想
エリザベス女王杯2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。