【高松宮記念2024予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!
高松宮記念2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
高松宮記念2024の予想ポイント
- ミスタープロスペクター系の馬が活躍
- 関西騎手の方が好走している
- 良馬場なら若い馬、稍重以下なら高齢馬が好走
- 良馬場なら上位人気馬が勝ち切りやすく、稍重以下になると穴馬が台頭しやすい
- 内枠がやや優勢、6枠は全滅
高松宮記念2024予想の最終買い目
高松宮記念が開催される日曜日の中京競馬場界隈の天気を見てみると、曇りのち雨の予報が出ています。
雨は15時ごろから18時頃まで、1時間当たり1mm降る見込みでそこまで強い雨ではなささそうです。
ただし、土曜日は明け方から午前中まで降り続いた雨の影響もあり、芝レースはすべて重馬場で行われています。
9Rの金山特別(芝2,000m)や10Rの熊野特別(芝2,200m)の時計を見ても、全体的に時計はかかっていました。
日曜日は午前中が曇りですがレース開催時間まで雨が降らない可能性もありますが、極端に馬場は回復しないと思います。
うましるでは曇りの稍重~重馬場、そこそこ時計のかかる条件を想定しながらレース予想をまとめました。
高松宮記念(G1)とマーチS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
◎本命 14 ママコチャ
父 | クロフネ |
母 | ブチコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | スプリンターズS(G1) 2023年 |
前走 | 阪神カップ(G2) 5着 |
本命はママコチャにしました。
2走前のスプリンターズステークスの勝ち馬で、このときは早めに動いて勝利を掴んでいます。
持続性のある走りが印象的で、高松宮記念も早仕掛けになりやすいことからチャンスのありそうな1頭でした。
前走の阪神カップは5着に敗れていますが、休み明けに加えてハイペース展開で前々の競馬を行いながらの5着なので思った以上にやれていると感じました。
今回、追い切りでは気性の荒さが露呈していましたが騎乗する川田騎手は過去10年の高松宮記念で2勝している相性のいい騎手です。
ママコチャの良さだけを引き出しながら競馬できれば、秋春スプリントG1制覇にも期待できると思ったのでここは本命に挙げました。
〇対抗 3 ナムラクレア
父 | ミッキーアイル |
母 | サンクイーン2 |
母父 | Storm Cat |
主な勝ち鞍 | キーンランドカップ(G3) 2023年 |
前走 | 京都牝馬ステークス(G3) 2着 |
対抗はナムラクレアにしました。
これまで重賞を4勝しており、昨年の高松宮記念でも2着入りと現スプリント環境でもっとも安定感の高い馬です。
前走の京都牝馬ステークスは2着に敗れたものの、叩きの一戦としては悪くないですし、むしろ余力残しで高松宮記念へのウォーミングアップと考えれば負けても十分よい内容でした。
主戦の浜中騎手が騎乗するのも良いですし、時計のかかる馬場における実績があるのも良いです。
ただ、追い切りが昨年ほどいい内容ではありませんでした。
まともなら本命候補に挙げる予定でしたが、追い切りを考慮して一段階評価を落としています。
▲単穴 6 ルガル
父 | ドゥラメンテ |
母 | アタブ |
母父 | New Approach |
主な勝ち鞍 | シルクロードS(G3) 2024年 |
前走 | シルクロードS(G3) 1着 |
単穴はルガルにしました。
前走のシルクロードステークスでは57.5キロの重ハンデを背負いながらハイペース展開の中で先行し、そのまま2着のアグリに3馬身差の楽勝でした。
相手関係は幾分楽でしたが、ルガルの競馬は決して楽ではない中で鮮やかな勝ちっぷりが印象深いです。
また、もともとダートでデビューしている馬だけあって力強い脚質にも自慢があり、不良馬場で行われた昨年の橘ステークスも5馬身差の楽勝です。
明日の高松宮記念は雨の影響で時計がかかると思いますが、過去の戦績を見る限りは出し切れそうです。
先行馬と相性のいい西村騎手が騎乗するのも良いですね。
今回はほかに面白い馬がいたので少し評価を下げていますが、追い切りも良かったですし勝ち負けも狙える馬だと思います。
△連下 2 マッドクール
父 | Dark Angel |
母 | Mad About You |
母父 | Indian Ridge |
主な勝ち鞍 | 春雷ステークス(L) 2023年 |
前走 | 香港スプリント(G1) 8着 |
マッドクールは連下にしました。
重賞タイトルこそありませんが、2走前のスプリンターズステークスでは坂井騎手の好騎乗も相まって2着入りしています。
このとき勝ち馬ママコチャとはハナ差、そしてナムラクレアには1馬身差先着しており、G1の舞台でも上位争いできたのは大きな収穫でした。
逃げや先行競馬を得意としていますが、今年は内枠を引けたのでロスなく立ち回ることもできるでしょう。
春雷ステークスで重馬場の中勝利していることから、時計のかかる可能性が高い明日の中京でも出し切れると思います。
△連下 12 ロータスランド
父 | Point of Entry |
母 | Little Miss Muffet |
母父 | Scat Daddy |
主な勝ち鞍 | 京都牝馬ステークス(G3) 2022年 |
前走 | 京都牝馬ステークス(G3) 6着 |
ロータスランドは連下にしました。
2年前の高松宮記念が重馬場の舞台で2着入りしているように、時計のかかる馬場におけるパフォーマンスは高い水準にあります。
日曜日の中京も例年通り雨の影響で時計がかかりがちなので出し切れる可能性は高いでしょう。
岩田康誠騎手との騎手相性は【0-0-2-2】ですが、6着に敗れた2走前の阪神カップは勝ち馬ウインマーベルとのタイム差が0.2秒なので着順ほど敗れていません。
不良馬場で行われた昨年の高松宮記念はさすがに重すぎましたがそれでも6着と健闘していました。
前走京都牝馬ステークスは少し後ろ過ぎましたが見せ場はありましたし、年齢以上にやれているので馬場適性がフィットすれば面白いと思います。
△連下 10 ビクターザウィナー
父 | Toronado |
母 | Noetic |
母父 | Cape Cross |
主な勝ち鞍 | センテナリースプリントC(G1) 2024年 |
前走 | センテナリースプリントC(G1) 1着 |
香港のビクターザウィナーも相手にしました。
香港といったらスプリント大国といわれるほどに世界最強レベルのスプリンターが集う国ですが、ビクターザウィナーは前走のセンテナリースプリントカップ(G1)で世代最強馬のラッキースワイネスやウェリントンといった強敵相手に逃げ勝ちを収めました。
これが初めてのG1タイトルとなりましたが、日本馬も参戦した3走前の香港スプリントでも4着とに健闘しています。
ビクターザウィナーはゲートがうまいので今回ハナに立つことができれば押し切れる可能性もあるでしょう。
ただ、初の左回りに坂のある舞台、日本の馬場、そして時計のかかる馬場など課題も少なくないので相手までにしました。
△連下 4 モズメイメイ
父 | リアルインパクト |
母 | インラグジュアリー |
母父 | Frankel |
主な勝ち鞍 | チューリップ賞(G2) 2023年 |
前走 | 京都牝馬ステークス(G3) 12着 |
モズメイメイも抑えます。
もともとチューリップ賞や葵ステークスを制している歴とした重賞馬ですが、近5戦はさすがに崩れすぎです。
前走の京都牝馬ステークスでは久々に先頭に立ちましたが、距離が1F長かったのか崩れてしまいました。
また、追い切りもパッとしなかったですし確実にハナに立てるかも難しく、本来なら消してもよい存在でした。
ただ、騎乗する藤岡佑介騎手が今年のフェブラリーステークスを制したのち、チューリップ賞では9番人気のセキトバイーストで2着、そしてフィリーズレビューは11番人気のエトヴプレで勝利しました。
しかもセキトバイーストとエトヴプレはどちらも逃げの競馬で連対しています。
モズメイメイも逃げ馬なのでもしもすんなりハナに立ち、上がり調子の騎手の手綱さばきでもしかしたら一発あるかもしれません。
騎手目線で不気味なので抑えることにしました。
単勝
14 ママコチャ
馬連流し
軸馬:14
相手:2、3、4、6、10、12
三連複フォーメーション
1頭目:14
2頭目:2、3、4、6、10、12
3頭目:2、3、4、6、10、12
高松宮記念2024の有力馬3頭
現在の高松宮記念はこれといったスプリント王者不在で混戦模様です。
抜けた馬が不在ということですべての馬にチャンスがありますよ。
今年の出走登録馬の中から勝ち負けに期待できそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナムラクレア
- キーンランドカップ (G3) 2023年
- シルクロードS (G3) 2023年
- 函館スプリントS (G3) 2022年
- 小倉2歳ステークス (G3) 2021年
スプリント界の第一線で活躍しているナムラクレアが昨年のリベンジに燃えます。
2歳のころから短距離路線で頭角を現し、3歳の桜花賞で3着にも入線しましたがその後は短距離路線に特化してローテーションを組んでいます。
昨年の高松宮記念は近年稀に見る不良馬場開催で、相当タイトな舞台でしたが中団から長く脚を伸ばして勝機をうかがったものの、伏兵ファストフォースの手ごたえに敗れて2着でした。
惜しい結果でしたが、タフな舞台でしっかり結果を残しており、世代上位の実力がうかがえます。
前走の京都牝馬ステークスは久々も影響したのか2着でしたが叩きの一戦を考えれば悲観することはありません。
どんな馬場でも安定したパフォーマンスを残しているのがナムラクレアの強みですし、ここで初G1制覇を成し遂げてもおかしくないでしょう。
ママコチャ
- スプリンターズS (G1) 2023年
全姉にG1タイトルを3つ手にしたソダシがいるママコチャはもともとマイルで条件戦を連勝しましたが、母ブチコから譲り受けた気性が災いして短距離路線にシフトします。
すると、それが功を奏したのか、短距離で成績を伸ばして昨年のスプリンターズステークスを勝利しました。
初めての重賞タイトルがG1タイトルとなり、まさに怪我の功名といえるでしょう。
スプリンターズステークスでは厳しい位置取りから長く脚を使って勝利し、着差以上の強い競馬で、ソダシ同様ポテンシャルの高さが感じられます。
前走の阪神カップは5着に敗れていますが、騎乗した川田騎手曰く「いつもの出来ではなかった」ようで、休み明けも影響したことでしょう。
今回もぶっつけ本番ですが、今年のメンバーの中では数少ないG1馬ですし、追い切りで十分仕上がっているようでしたらここでの好走にも期待できそうです。
トウシンマカオ
- オーシャンS (G3) 2024年
- 京阪杯 (G3) 2023年
- 京阪杯 (G3) 2022年
前走のオーシャンステークスを鮮やかに勝利したトウシンマカオが満を持して高松宮記念に挑みます。
もともと京阪杯を連覇しているように短距離馬としての素質は十分高い馬です。
しかし、オーシャンステークスはキャリア初の中山、それも京阪杯と違って直線が短い舞台でした。
本質的には直線の長い舞台のほうが合っている感じがしましたが、蓋を開けてみれば5番手くらいの位置で先行し、好位から器用に動いてそのまま抜け出し、2着のビッグシーザーに1馬身以上差をつけて勝利しました。
素晴らしい立ち回りでしたし、コーナーでも器用に競馬できたのが好印象です。
昨年の高松宮記念は15着に敗れましたが、これは不良馬場の影響も大きいです。
昨年ほどタフな馬場にならなければ力を発揮できますし、出し切れれば現在のスプリント界でも上位の実力があるのは間違いありません。
昨年の汚名返上を果たしたいです。
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高松宮記念2024の穴馬2頭
高松宮記念は馬場が悪化すればするほど穴馬の台頭が目立っています。
ここからは、時計のかかる馬場で台頭しそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ルガル
- シルクロードS (G3) 2024年
前走のシルクロードステークスを勝利したルガルも高松宮記念に参戦します。
もともとダートでデビューした馬ですが、のちに芝の短距離路線にシフトしました。
昨年の橘ステークスは雨の不良馬場で行われましたが、道中2番手の位置で競馬を行い、そのまま2着馬に5馬身差をつけて圧勝したのが印象深いです。
高松宮記念は稍重以下で開催されることが多いですが、不良馬場の橘ステークスで強い競馬ができていることから時計のかかる馬場になっても力を発揮できるのは強みです。
また、2走前の京阪杯で2着入りし、前走シルクロードステークスも好タイムで勝利していることから良馬場でも結果を残しています。
良馬場でも不良馬場でも一定以上のパフォーマンスを挙げているので安定のある馬といえるでしょう。
ルガルは明け4歳馬で一つ上の世代がナムラクレアやママコチャ、トウシンマカオにウインマーベルなど、実績豊富な馬が多いですが、初のG1の舞台で新興勢力代表として太刀打ちできるか、注目したいです。
ロータスランド
- 京都牝馬S (G3) 2022年
- 関屋記念 (G3) 2021年
ロータスランドは今年で7歳の牝馬ですが、稍重以下の成績が【3-2-0-1】と安定しており、重馬場で行われた2年前の高松宮記念でも2着入りしています。
このときの勝ち馬ナランフレグとの差はクビ差で、惜しい競馬でした。
その後は勝ち星こそつかんでいませんが、昨年の京都牝馬ステークスやスワンステークスで3着入りしていることからまだまだ衰えは感じられません。
主戦の岩田康誠騎手が引き続き騎乗する点も好感が持てますね。
昨年の高松宮記念は不良馬場で重馬場巧者のロータスランドにとっても厳しい展開となりましたが、稍重~重馬場で行われるようでしたらまだまだ活躍にも期待できるでしょう。
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ここからは高松宮記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
高松宮記念2024の概要
高松宮記念は中京競馬場で開催される短距離の芝G1競走です。
かつては【高松宮杯】という名称で行われており、そのころは芝2,000mのG2競走として行われていました。
ところが、1996年に短距離競走が整備されたことで高松宮杯が1,200mに大幅距離短縮し、レース名も現在の高松宮記念に変更されたうえでG1に昇格しています。
G1昇格したころは、三冠馬のナリタブライアンが出走したことや、クラシックを皆勤したキングヘイローが悲願のG1初制覇を成し遂げたことから中距離馬が路線変更してタイトル獲得するイメージがありました。
しかし、これらは一時的なものに過ぎず、その後は生粋の短距離馬が揃うようになり、純粋にスプリントチャンピオンを決める一戦として定着しています。
そのため、スピード自慢が多数参戦していますが、高松宮記念は天気の変わり目ともいえる3月下旬にレースが行われることから、直近10年のうちの7開催が稍重で行われています。
馬場傾向によって好走事例も変わっているのが本競走の最大の特徴ともいえるでしょう。
うましるではこれらの傾向も踏まえたうえで、最強スプリンターを予想していきます。
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高松宮記念2024の開催内容
開催日 | 3月24日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 中京競馬場 11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億7000万円 |
高松宮記念2024が開催される中京の芝1,200mの特徴
スタート地点 | 向こう正面半ば |
コース | 左回り Bコース使用 |
1周の距離 | 1,724.8m |
直線距離 | 412.5m |
高低差 | 3.5m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.09.7 |
コースレコード | 1.06.2 (2022年 セントウルS【G2】メイケイエール) |
高松宮記念のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1.09.0 |
レコードタイム | 1.06.7 (2016年 ビッグアーサー) |
高松宮記念が開催される中京芝1,200mのスタート地点は向こう正面の真ん中あたりです。
最初のコーナーまでは350mあり、スタートして120mほど軽い上り坂を走ったらそこからしばらくは下り傾斜になります。
3,4コーナーは大きな半径を描いています。
すべて下り傾斜であると同時にスパイラルカーブを導入しているためカーブの出口でスピードを引き上げやすいです。
コーナーも大きいのでカーブが苦手な馬でも立ち回りやすく、軌道に乗りやすくなっています。
スパイラルカーブの先には最後の直線(約412m)があります。
ゴール手前340mあたりから中京の名物ともいえる急な上り坂が待ち受けています。
勾配は2.0%で中山競馬場についで傾斜がきついです。
上り坂を駆け上がったあとも平らな道が200mほど残っており、その先に栄光のゴールが立っています。
中京は平らな部分がほとんどなく、傾斜問わず上り坂もしくは下り坂しか存在しません。
距離が短い芝1,200mにおいても例外ではありません。
緩やかな上り坂→長い下り坂→最後に再び上り坂というコースになっているため、距離以上にタフなコースとなっています。
過去の高松宮記念ではグランアレグリアやインディチャンプが馬券に絡んでいますが、この2頭はマイル実績のある馬でした。
中京はタイトなコースとなっているため、生粋のスプリンターよりも芝1,400m以上の舞台で結果を残している馬のほうが好走しやすいです。
脚質的には最後の直線が400m以上あるため差しや追い込み馬も末脚を如何なく発揮できます。
そのため、差しや追い込み馬の好走率は高いですが、短距離戦ということもあって総合的には逃げや先行馬が有利です。
求められる要素はスピード、そして急坂を駆け上がるだけのパワーも兼ねそろえた馬が有利な舞台となっていますよ。
中京の芝1,200mはここをチェック!
- コースの大半が坂道
- スパイラルカーブが導入されている
- 直線に激坂ががある
- 距離以上にスタミナが試される
- 直線が長く、差しや追い込み馬も好走している
- 外枠よりも内枠のほうが好走率が高い
- 関西騎手が強い
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高松宮記念2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ビッグシーザー | 牡4 | 58.0 | 吉田隼人 |
2 | マッドクール | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 |
3 | ナムラクレア | 牝5 | 56.0 | 浜中俊 |
4 | モズメイメイ | 牝4 | 56.0 | 藤岡佑介 |
5 | トウシンマカオ | 牡5 | 58.0 | C.ルメール |
6 | ルガル | 牡4 | 58.0 | 西村淳也 |
7 | テイエムスパーダ | 牝5 | 56.0 | 富田暁 |
8 | ソーダズリング | 牝4 | 56.0 | 武豊 |
9 | シャンパンカラー | 牡4 | 58.0 | 吉田豊 |
10 | ビクターザウィナー | セ6 | 58.0 | K.リョン |
11 | メイケイエール | 牝6 | 56.0 | 池添謙一 |
12 | ロータスランド | 牝7 | 56.0 | 岩田康誠 |
13 | ウインカーネリアン | 牡7 | 58.0 | 三浦皇成 |
14 | ママコチャ | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 |
15 | ディヴィーナ | 牝6 | 56.0 | Mデムーロ |
16 | ウインマーベル | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
17 | マテンロウオリオン | 牡5 | 58.0 | 横山典弘 |
18 | シュバルツカイザー | セ6 | 58.0 | 大野拓弥 |
高松宮記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 不良 | 1 | 13 | ファストフォース | 12 | シルクロードステークス(G3) | 2 |
2 | 15 | ナムラクレア | 2 | シルクロードステークス(G3) | 1 | |
3 | 1 | トゥラヴェスーラ | 13 | 阪神カップ(G2) | 8 | |
2022 重 | 1 | 2 | ナランフレグ | 8 | オーシャンステークス(G3) | 2 |
2 | 9 | ロータスランド | 5 | 京都牝馬ステークス(G3) | 1 | |
3 | 10 | キルロード | 17 | オーシャンステークス(G3) | 6 | |
2021 重 | 1 | 14 | ダノンスマッシュ | 2 | 香港スプリント(G1) | 1 |
2 | 16 | レシステンシア | 1 | 阪急杯(G3) | 1 | |
3 | 9 | インディチャンプ | 3 | 阪急杯(G3) | 4 | |
2020 重 | 1 | 16 | モズスーパーフレア | 9 | シルクロードステークス(G3) | 4 |
2 | 8 | グランアレグリア | 2 | 阪神カップ(G2) | 1 | |
3 | 3 | ダイアトニック | 4 | 阪急杯(G3) | 2降着3 | |
2019 良 | 1 | 3 | ミスターメロディ | 3 | 阪急杯(G3) | 7 |
2 | 4 | セイウンコウセイ | 12 | シルクロードステークス(G3) | 15 | |
3 | 7 | ショウナンアンセム | 17 | オーシャンステークス(G3) | 5 | |
2018 良 | 1 | 9 | ファインニードル | 2 | シルクロードステークス(G3) | 1 |
2 | 8 | レッツゴードンキ | 3 | フェブラリーステークス(G1) | 5 | |
3 | 7 | ナックビーナス | 10 | オーシャンステークス(G3) | 2 | |
2017 稍重 | 1 | 6 | セイウンコウセイ | 5 | シルクロードステークス(G3) | 2 |
2 | 3 | レッツゴードンキ | 2 | 京都牝馬ステークス(G3) | 1 | |
3 | 7 | レッドファルクス | 1 | 香港スプリント(G1) | 12 | |
2016 良 | 1 | 4 | ビッグアーサー | 1 | シルクロードステークス(G3) | 5 |
2 | 6 | ミッキーアイル | 2 | 阪急杯(G3) | 1 | |
3 | 8 | アルビアーノ | 3 | オーシャンステークス(G3) | 5 | |
2015 稍重 | 1 | 4 | エアロヴェロシティ | 4 | チェアマンズSP(G1) | 2 |
2 | 15 | ハクサンムーン | 6 | オーシャンステークス(G3) | 13 | |
3 | 16 | ミッキーアイル | 3 | 阪急杯(G3) | 2 | |
2014 不良 | 1 | 5 | コパノリチャード | 3 | 阪急杯(G3) | 1 |
2 | 17 | スノードラゴン | 8 | オーシャンステークス(G3) | 2 | |
3 | 9 | ストレイトガール | 1 | シルクロードステークス(G3) | 1 |
【血統】好走傾向にあるミスタープロスペクター系産駒
血統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ミスタープロスペクター系 | 【5-4-3-40】 | 9.6% | 17.3% | 23.1% |
ロイヤルチャージャー系 | 【2-5-5-66】 | 2.6% | 9.0% | 15.4% |
ナスルーラ系 | 【1-1-1-15】 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
ノーザンダンサー系 | 【1-0-1-25】 | 3.7% | 3.7% | 7.4% |
過去10年の高松宮記念の好走馬を血統ごとに見てみると、もっとも安定して活躍していたのがミスタープロスペクター系の馬でした。
ミスタープロスペクター系の馬はこれまで5勝、2~3着に8頭が絡んでいて単勝率、連対率、複勝率いずれの数値もトップクラスです。
また、直近4開催はミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒が4年連続で馬券に絡んでいますが、ロードカナロア自身現役時代に高松宮記念を勝利していました。
高松宮記念ではミスタープロスペクター系産駒の評価を上げたいです。
今年の出走馬の中でミスタープロスペクター系産駒は3頭いました。
【騎手】西高東低の舞台
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東 | 【1-1-3-51】 | 1.8% | 3.6% | 8.9% |
関西 | 【8-9-7-95】 | 6.7% | 14.3% | 20.2% |
短期免許 | 【1-0-0-4】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
過去10年の高松宮記念を所属騎手ごとにまとめました。
勝ち馬の8頭に関西騎手が騎乗しています。
また、2~3着に入線した16頭も関西所属騎手が騎乗していました。
対して、関東騎手の勝利は2022年のナランフレグに騎乗した丸田恭介騎手のみとなっており、勝率や複勝率は低水準です。
中京は愛知県内にある競馬場で、JRAの開催区分としては【西日本】に所在しています。
その影響もあってか地の利の利いた関西騎手のほうが好走傾向にありました。
関東騎手騎乗馬は評価を下げてもよいかもしれません。
今年の出走馬の内、関東騎手は5名参戦です。
なお、1度だけ短期免許で来日して騎手が勝利していますが、これは2015年のエアロヴェロシティに騎乗したZ.パートン騎手のものです。
エアロヴェロシティは香港調教馬で今回出走登録しているビクターザウィナー同様、外国馬の参戦となっています。
【年齢】良馬場なら若い馬、稍重以下なら高齢馬
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【3-3-2-31】 | 7.7% | 15.4% | 20.5% |
5歳 | 【3-3-3-35】 | 6.8% | 13.6% | 20.5% |
6歳 | 【2-4-3-35】 | 4.5% | 13.6% | 20.5% |
7歳 | 【2-0-1-27】 | 6.7% | 6.7% | 10.0% |
8歳 | 【0-0-1-17】 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
馬場における高松宮記念年齢別成績 | |||||
年齢 | 馬場 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 良馬場開催 | 【1-0-1-9】 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
稍重以下開催 | 【2-3-1-22】 | 7.1% | 17.9% | 21.4% | |
5歳 | 良馬場開催 | 【2-1-1-9】 | 15.4% | 23.1% | 30.8% |
稍重以下開催 | 【1-2-2-26】 | 3.2% | 9.7% | 16.1% | |
6歳 | 良馬場開催 | 【0-2-1-9】 | 0.0% | 16.7% | 25.0% |
稍重以下開催 | 【2-2-2-26】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | |
7歳以上 | 良馬場開催 | 【0-0-0-15】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
稍重以下開催 | 【2-0-1-19】 | 9.1% | 9.1% | 13.6% |
過去10年の高松宮記念の好走馬を年齢別にまとめました。
勝ち馬を見てみると4歳馬から7歳まで幅広く活躍しています。
また、複勝率も4~6歳馬はすべて20.5%、7歳馬はやや劣るものの10%ありました。
短距離戦なのでスピードが求められそうですが、一見、年齢における差はないように見えます。
ところが、高松宮記念は過去10開催の内の7開催で稍重以下の馬場で行われているように雨の影響を受けやすいレースです。
良馬場開催時と稍重以下開催時に細分化して年齢ごとにデータを見てみると、良馬場時は4~5歳馬の若馬の活躍が見られ、6歳以上は勝ち切れていません。
対して、稍重以下になると6~7歳馬の好走率が跳ね上がっていました。
当日の馬場次第で年齢における好走の差が変化していたのです。
そのため、高松宮記念ではレース当日の馬場状態を見極めながら年齢ごとに予想してもよいかもしれません。
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高松宮記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
2番人気 | 【2-4-0-4】 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
3番人気 | 【2-1-3-4】 | 20.0% | 30.0% | 60.0% |
4番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【2-2-0-36】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 【1-1-4-84】 | 1.1% | 2.2% | 6.7% |
上位人気の勝率は低い
過去10年の高松宮記念の勝ち馬を見てみると、1番人気から5番人気はすべて単勝率が20%未満となっています。
定量戦のG1レースですが、天候不順も影響して上位人気馬は思った以上に勝ち切れていないのが分かります。
また、8番人気以下の馬が3勝しているように下位人気馬もたびたび勝利していました。
高松宮記念は上位人気馬が勝ち切る傾向が少ないレースといえるでしょう。
二桁人気は3着までに留めておきたい
過去10年の高松宮記念で10番人気以下の馬は88頭が参戦しましたが、勝利したのは昨年のファストフォースのみ、2着に加わったのも2019年のセイウンコウセイのみでした。
ファストフォースは中京で代替開催された同年のシルクロードステークスで2着入りしており、セイウンコウセイは近年成績を落としていましたが2017年の高松宮記念を制した馬で、どちらもコース適性がありました。
対して、3着には4頭の馬が入線しています。
このことから、よっぽどコース適性が高い馬でない限りは、二桁人気の馬は3着までにしておくのがよいかもしれません。
馬場次第で好走傾向が変わるレース
馬場における高松宮記念1~3番人気馬の成績 | ||||
馬場 | 1~3番人気の成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
良馬場開催 | 【3-2-1-3】 | 33.3% | 55.6% | 66.7% |
稍重以下開催 | 【2-4-4-11】 | 9.5% | 28.6% | 47.6% |
過去10年の高松宮記念の1~3番人気の成績を馬場ごとにまとめました。
高松宮記念は過去10開催の内の7開催が稍重馬場で行われているように、天候の影響を受けやすいレースです。
その中で、良馬場で行われた3開催の1~3番人気馬の成績を見てみると【3-2-1-3】で、半数以上が馬券に絡んでいました。
また、良馬場で行われた3開催はすべて1~3番人気に支持された馬が勝利しています。
対して、稍重以下で行われた7開催における1~3番人気馬の成績は【2-4-4-11】です。
勝ち馬は2頭のみで良馬場開催時と比較すると単勝率は大きく見劣りしました。
このことから、良馬場なら上位人気馬が勝ち切りやすく、稍重以下になると穴馬が台頭しやすいレースであることが分かりました。
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高松宮記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
2枠 | 【3-2-1-14】 | 15.0% | 25.0% | 30.0% |
3枠 | 【2-1-0-17】 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
4枠 | 【0-2-4-14】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
5枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 【0-0-0-20】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7枠 | 【2-2-0-26】 | 6.7% | 13.3% | 13.3% |
8枠 | 【1-2-1-26】 | 3.3% | 10.0% | 13.3% |
内枠がやや優勢
過去10年の高松宮記念の好走馬を枠順別にまとめました。
単勝率が10%を超えていたのは2~3枠です。
そして、複勝率がもっとも高かったのが2枠と4枠でした。
全体的に内枠のほうが好走馬は集中していることから、高松宮記念は内有利のレースといえるでしょう。
全滅の6枠
過去10年の高松宮記念で6枠の馬はこれまで1頭も3着以内に入線していません。
2014年のハクサンムーン(2番人気)や2017年のメラグラーナ(3番人気)、2023年のアグリ(3番人気)など、ことごとく馬券外に敗れています。
唯一このジンクスを打ち破ろうとした2020年のクリノガウディーは15番人気の穴馬でしたが、激走して最先着したものの斜行が影響して4着に降着しました。
6枠は1頭も馬券に絡めていないことから評価を下げてもよさそうです。
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高松宮記念の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
シルクロードS(G3) | 【5-2-1-25】 | 15.2% | 21.2% | 24.2% |
阪急杯(G3) | 【2-2-3-37】 | 4.5% | 9.1% | 15.9% |
オーシャンS(G3) | 【1-2-4-54】 | 1.6% | 4.9% | 11.5% |
香港S(G1) | 【1-0-1-3】 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
京都牝馬S(G3) | 【0-2-0-7】 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
阪神C(G2) | 【0-1-1-6】 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
OP,Lレース | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝ち馬は4つのレースから挑む馬に絞られる
過去10年の勝ち馬の内の9頭、2~3着に入線した15頭は前走が以下のレースでした。
・シルクロードステークス(G3)
・阪急杯(G3)
・オーシャンステークス(G3)
・香港スプリント(G1)
上記3レースは1月下旬から3月上旬に開催されるレースで、このうち阪急杯とオーシャンステークスの勝ち馬には高松宮記念の優先出走権が与えられることから前哨戦としての位置づけがされています。
シルクロードステークスは高松宮記念のステップレースというわけではありませんが、京都競馬場が改修工事されていた2021~2023年度は高松宮記念と全く同じ中京芝1,200mで開催されていたためコース相性のいいレースとして好走馬がでています。
香港スプリントは前年12月に香港で行われたG1です。
勝ち馬を予想する際は上記4レースから挑む馬に注目したいです。
今年の出走馬を表のレースごとにまとめました。(かっこ内は着順)
高松宮記念2024全頭考察
今年の高松宮記念はフルゲート18頭に対して23頭もの出走登録がされています。
また、現在のスプリント路線は抜けた馬が不在なので誰が勝利してもおかしくありません。
ここからは冒頭で紹介した有力馬3頭+穴馬2頭で紹介しきれなかった残り全頭を紹介していきます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アサカラキング ※除外
- 山城S (3勝クラス) 2024年
前走阪急杯で惜しくも2着だったアサカラキングが参戦します。
昨年の11月の時点では1勝クラス止まりの馬でしたが、距離を短縮してからは頭角を露わにして条件戦を3連勝しました。
距離短縮だけではなく、斎藤騎手との再コンビや逃げの競馬がはまったことなど、好走要因は様々ありますが、前走の阪急杯でも勝ち馬ウインマーベルと僅差の2着なので現在の距離と斎藤騎手との相性は抜群です。
重賞3勝馬のウインマーベル相手に僅差だったので重賞級の力を秘めていると思います。
ただし、賞金的には3勝クラス止まりの馬で現時点では競走除外対象となっています。
また、仮に出走が叶ったとしてもこれまで芝1,200mのレースは未経験なので忙しい展開で力を発揮できるかは正直分かりません。
現時点では出走可能馬が2頭除外にならなければ出走できないので今年は望みが薄いでしょう。
もっとも、アサカラキングは明け4歳馬でまだまだキャリアは長いので、G2以下のレースで賞金と実績を重ねて、まずは今秋のスプリンターズステークスを目標に調整してほしいです。
ウインカーネリアン
- 東京新聞杯 (G3) 2023年
- 関屋記念 (G3) 2022年
快速馬のウインカーネリアンも高松宮記念に参戦します。
昨年の東京新聞杯は開幕2週目の東京競馬で早めに抜け出し、1分31秒8の超高速タイムで勝利しました。
終始よどみのないペースでしたが最後の最後まで脚を残したのが印象的です。
また、このときの2着馬であるナミュールがのちにマイルチャンピオンシップを制しましたが、強い相手に勝ち切れたのも評価したいです。
その後はなかなか結果を残していませんが、前走の東京新聞杯でも得意舞台とはいえ2着入りしているようにまだまだ衰えはありません。
ただし、ウインカーネリアンは7歳馬にして今回が初の芝1,200mチャレンジとなります。
マイルと比較すると忙しくなるので対応できるかどうかが課題です。
また、高松宮記念は意外と雨の影響を受けやすい時期に行われるため、快速を活かすのであれば必ず良馬場でレースに向かいたいです。
課題は決して少なくありませんが、7歳馬にして初のG1タイトルを手にできるか注目したいです。
ウインマーベル
- 阪神カップ (G2) 2023年
- 阪急杯 (G3) 2024年
- 葵ステークス (G3) 2022年
阪神カップと阪急杯を連勝したウインマーベルが再び高松宮記念を選択しました。
もともとスプリンターズステークスで2着入りしているように高い実力を持っていましたが、一時期スランプに陥っていました。
しかし、近2戦で重賞連勝しており、現在は本格化の兆しがうかがえます。
もともと差しの競馬を得意としていましたが、近2戦は先行しながら長く脚を活かして勝利しています。
また、過去のレースを見てみるとそこそこ力のいる馬場で長く脚を活かしているので、直線上にタイトな上り坂のある中京とは合いそうです。
昨年のような不良馬場はさすがに厳しいですが、ある程度時計がかかるようでしたら巻き返しも狙えそうです。
キミワクイーン ※除外
- 函館スプリントS (G3) 2023年
昨年の函館スプリントステークスを制したキミワクイーンも出走登録しています。
函館スプリントステークスでは最後方から上がり最速34秒4の末脚を以て勝利しました。
しかし、それからの4戦はすべて着外に敗れています。
キミワクイーンが好走した昨年の函館スプリントステークスは追込、そしてその前の春雷ステークスは先行競馬で好走しています。
脚質こそ違いますが前者が全面洋芝、後者が重馬場でどちらもタフな馬場となっています。
また、どちらも1分8秒台の持ち時計で好走しており決して時計は速くありません。
ある程度タフな条件でなおかつ流れすぎないこと、さらには直線の短い舞台で初めて好走していました。
高松宮記念も雨の影響を受けやすいので消耗戦になりやすい上、そこまで激流になりません。
ただ、舞台となる中京は直線が長いのでキミワクイーンが出し切れるかというと正直難しいです。
また、キミワクイーンは現時点で競走除外となっています。
仮に出走できたとしても、良馬場では評価を下げたいですし、好走できる範囲が限定的なのでよっぽどかみ合わない限りは馬券から外す予定です。
グランデマーレ ※除外
- オーロカップ (L) 2023年
前走のオーロカップは7番人気の低評価でしたが4番手の位置から競馬を行い、最後の直線残り1Fでグンと加速して勝利しています。
その前の信越ステークスは中団で控える形となり、最後の直線入りの時点では前が壁でしたが空いたところから脚を活かして2着入線しました。
どちらも終い1Fの加速力が印象深いです。
ただ、終いの脚はそこまで抜けているわけではありませんし、中京も過去に一度、代替開催された神戸新聞杯で経験していますが17着に敗れていました。
さらに今回は現時点で競走除外馬となっています。
仮に出走できたとしても相手関係が強力ですし、勝ち負けは至難といえるでしょう。
クリノガウディー ※除外
- 安土城ステークス (L) 2021年
かつては朝日杯FSで2着、そして4年前の高松宮記念では15番人気の低評価ながらも最先着したものの、斜行のため4着処分となったクリノガウディーが久々に参戦します。
中京は【2-0-1-5】と悪くないですし、降着処分があったとはいえ20年の高松宮記念ではしっかり脚を活かせており、コース適性は高いです。
ただ、今回はちょうど2年ぶりのレースです。
前走が2年前の高松宮記念ですが、このときも16着に敗れていました。
今年で8歳馬なので衰えがあってもおかしくありませんし、2年ぶりのレースでG1に挑戦する意欲は大したものですが、上位争いできるほど甘くはないでしょう。
よっぽど追い切り映えしない限りは消します。
シャンパンカラー
- NHKマイルカップ (G1) 2023年
昨年のNHKマイルカップの覇者であるシャンパンカラーが高松宮記念に参戦します。
勝利したNHKマイルは出遅れながらもタフな馬場で足を伸ばして勝利しました。
2走前の安田記念は良馬場開催でまるで歯が立ちませんでしたが、本質的にはタフな馬場のほうが合っているので天候の影響を受けやすい高松宮記念の舞台は意外とかみ合うかもしれません。
ただし、芝1,200m自体は今回がキャリア初で忙しくなるかもしれません。
逃げるよりもNHKマイルカップの時のように後ろからの競馬になったほうが出し切れるかもしれません。
枠の並びや当日の馬場次第で抑えるかもしれないです。
シュバルツカイザー
- カーバンクルS (OP) 2024年
- しらかばS (OP) 2023年
2走前のカーバンクルステークスで久々に勝利を掴んだシュバルツカイザーが高松宮記念に登録しています。
カーバンクルステークスは8枠15番の発走で外を回す形になりましたが、4コーナーでは外から長く脚を活かして勝利を掴みました。
2着のグレイトゲイナーとの差はわずかでしたが外を回してのものなので着順以上にやれています。
ただ、前走のオーシャンステークスでは4番人気に支持され内で我慢する競馬でしたが見せ場なく敗れていました。
シュバルツカイザーの脚質的には序盤から積極的に動いた方が終盤でも力を発揮できそうです。
そのため高松宮記念の舞台である中京とは一見相性はよさそうに見えます。
ただ、これまで好走した舞台はいずれも中山や札幌、函館といった直線の短い競馬場です。
中京は直線が長いのでそのなかでどれだけやれるかがポイントとなりそうです。
ソーダズリング
- 京都牝馬S (G3) 2024年
京都牝馬ステークスを制したソーダズリングが高松宮記念の出走を発表しました。
3歳のころはクラシック路線を目標にしていましたが、思うように結果を残せず短距離~マイルで立て直そうとしています。
3走前の三年坂ステークスは京都のマイルコースでしたが、全体のペースがプラス3.7秒の超スロー展開でした。
3コーナーの下り坂から残り4Fを1F当たり11秒台で推移しているのでスローからの上がり4F勝負となっており、終い3F32秒8の末脚で見事勝利しました。
終い重視の流れでしたが中距離時代に培ったスタミナを活かしての勝利で、初の古馬&牡馬混合戦でもやれたのは評価したいです。
また、前走の京都牝馬ステークスではナムラクレア相手に最先着し、重賞初勝利を掴みました
ここでも中団で控える形となりましたが最後の直線で馬場の外目から仕掛け、さらに外から仕掛けたナムラクレアに一度は詰め寄られましたが再び引きはがしての勝利でした。
ナムラクレアが休み明けに加えて馬体重+10キロで八分の出来だった可能性がありますが、それを差し引いても強い相手に勝ち切れたのは評価したいです。
ここまで順調に消化していますが、芝1,200m戦は今回初挑戦となります。
また、相手関係も強化されていますし前走で下したナムラクレアも今回は上体を整えて挑んでくるでしょう。
また、今回も騎乗する武豊騎手が07年のスズカフェニックス以来、勝利どころか馬券にすら絡めていないのも気になります。
コース相性は悪くなさそうですが、課題も少なくありません。
テイエムスパーダ
- セントウルS (G2) 2023年
- CBC賞 (G3) 2022年
これまで逃げの競馬でふたつの重賞を手にしたテイエムスパーダも参戦します。
2年前のCBC賞はデビューしたての今村騎手が初重賞制覇したことでも話題になりましたが、1分5秒8の超高速時計で勝利しました。
尋常じゃない時計を叩き出していますが、今村騎手が若手+女性ということで斤量48キロ、加えてもともと時計の出やすい夏の小倉の開幕週ということでこれだけのタイムが出ています。
その後はなかなか勝ち星を掴めていないのでフロック視されていましたが、3走前のセントウルステークスでは再び逃げの競馬で勝利しました。
単勝1万1,260円の単勝万馬券が飛び出したのです。
過去の競馬を見る限りは逃げがもっとも合っているのは言うまでもなく、ここでも間違いなくハナを狙ってくるでしょう。
ただ、激流の流れに乗れたCBC賞や例年よりも相手が楽だったセントウルステークスと違って今年の高松宮記念はウインカーネリアンやモズメイメイ、香港のビクターザウィナーなど同型も少なくありません。
少しでも逃げを邪魔されたら凡走するイメージがあるので、同型多数の今回は容易に逃げ切るのは難しいかもしれないです。
ディヴィーナ
- 府中牝馬S (G2) 2023年
ラストランに高松宮記念を制したディヴィーナは父母ともにマイルG1を制した良血馬です。
両親の活躍同様ディヴィーナもマイルをメインに使われ、昨年の中京記念や関屋記念で2着入りしています。
そして府中牝馬ステークスでは誰も前に行かなかったことからキャリア初の逃げを行いました。
騎乗したM.デムーロ騎手にとっても予想しない展開でしたが、中盤3Fで1F当たり12秒台の中弛みを行いつつ、終い3Fで出し切っています。
最後はルージュエヴァイユやライラックに詰め寄られましたが中盤で余力を残していたのが活きて逃げ切り勝ちを収めました。
G2レースを勝利しているといえば聞こえはいいものの、府中牝馬ステークスは相手が仕掛けてこなかったことから、展開に恵まれていました。
また、末脚を伸ばして2着入りした中京記念も斤量に恵まれていましたし、関屋記念は立ち回りこそよかったものの最後はアヴェラーレの末脚にやられています。
むしろ、15番人気ながらも4着に激走した昨年のヴィクトリアマイルがこの馬のベストバウトといってもいいかもしれません。
ここでは最終コーナーを9番手くらいの位置で通過しつつ、上がり最速33秒1の末脚で4着入りしました。
ただ、3着のスターズオンアースには1馬身差なので強い相手には及んでいません。
このように、戦績こそ悪くないものの、抜けた能力がないのが気になるところです。
今回がラストランということでメイチの可能性はありますが、キャリア初の芝1,200m戦ということ、さらには繁殖入りを目前にしていることから無理はさせてこないでしょう。
仮に勝負するとしても慣れない舞台なので上位争いは厳しいと思います。
ビクターザウィナー
- センテナリースプリントC (G1) 2024年
ビクターザウィナーは香港所属の馬で、6年ぶりの海外馬参戦となります。
香港といったらスプリント大国としても有名で、最高峰のレースである香港スプリントは一時期日本馬にとって「凱旋門賞よりも勝つのが難しい」といわれるほどでした。
精鋭ぞろいの香港馬が高松宮記念に参戦するということで、日本勢からしても警戒したい1頭です。
そんなビクターザウィナーは昨年の今頃はハンデ戦で揉まれている馬でした。
また、G2以下のタイトルもありません。
しかし、昨年のジョッキークラブスプリントでは逃げの競馬で現在も最強馬として香港スプリント界に君臨するラッキースワイネスのクビ差2着です。
続く香港スプリントでも先頭を狙いましたが外から動いたジャスパークローネに先頭を譲って2番手の競馬でした。
しかし、直線残り300mあたりで先頭に立ち、ゴールをうかがったものの最後は上位3頭に差されて4着でした。
この2戦は敗れたものの少しずつ実力の片鱗がうかがえます。
そして、前走のセンテナリースプリントカップではいつものように逃げの競馬を行い、影すら踏ませない走りで勝利したのです。
香港スプリントで先着を許したラッキースワイネス、ラッキーウィズユー、ウェリントンら相手に見事逆転したのでした。
脚質的には逃げの競馬を得意としており、しかもゲートも安定しています。
今回はウインカーネリアンやテイエムスパーダ、モズメイメイ辺りが逃げそうですがゲートは相当うまいのでここでもハナに立つ可能性はあります。
課題としては、初めての日本馬場がフィットするかどうか。
また、ビクターザウィナーはこれまで右回りの沙田(シャティン)競馬場しか走っていないので左回りがかみ合うかもポイントとなるでしょう。
課題は少なくありませんが、2015年のエアロヴェロシティに続く香港馬の快挙が成し遂げられるか注目したいです。
ビッグシーザー
- 淀短距離ステークス (L) 2024年
- マーガレットS (L) 2023年
明け4歳馬のビッグシーザーは2歳時に短距離レースを4連勝して一気に世代上位のスプリンターになりました。
ところが、昨年のセントウルステークスとオパールステークスでは1番人気に支持されながらも二桁着順に沈み、京阪杯も5着に敗れて悔しい状態でシーズンを終えました。
ところが、2走前の淀短距離ステークスでは坂井騎手とのコンビで久々の勝利を掴むと前走のオーシャンステークスでも2着入りし、にわかに調子を上げてきています。
近2戦の中身を見る限りは一時のスランプは脱却できたように思います。
ただ、今回は坂井騎手がマッドクールに騎乗するためテン乗りの吉田隼人騎手が手綱を握ります。
吉田隼人騎手も悪い騎手ではありませんが、坂井騎手とのコンビで復活しただけに騎手チェンジはマイナスです。
また、前走オーシャンステークスは2着入りしたものの、トウシンマカオを除けばそこまでレベルは高くありませんでした。
今回はG1ということで相手は大幅強化されますし、その中で上位争いは簡単ではないと思います。
マッドクール
- 春雷ステークス (L) 2023年
条件戦上がりのマッドクールも高松宮記念への参戦を表明しました。
3歳のころは目立って短距離重賞に参戦していませんが、未勝利戦から3勝クラスまで4連勝を重ねてオープン入りを果たしています。
昨年の緒戦に挑んだシルクロードステークスがマッドクールにとっての初重賞でしたがこのシルクロードステークスはG3競走ながらもナムラクレアやトウシンマカオ、ウインマーベルにファストフォースなど非常に豪華メンバーが揃った中で3着でした。
初重賞にしては上々の滑り出しと言えたのです。
そして、2走前のスプリンターズステークスは前走CBC賞で大敗した影響もあって6番人気でしたが坂井騎手の仕掛けが見事功を奏して2着入りしました。
3歳時に4連勝した実力はG1の舞台でも通用したのです。
今回は休み明けに加えてぶっつけG1ですが基本的には鉄砲が利くタイプなので追い切り次第では通用するでしょう。
また、中京芝1,200mは【2-1-0-1】と相性がよく、敗れた1戦は重賞未勝利馬ながらもトップハンデ58.5キロを課せられた昨年のCBC賞のものなので度外視してもよいと思います。
主戦の坂井騎手が持ち馬ビッグシーザーではなくコチラを選択したのも良いですね。
昨年のスプリンター同様上位争いにも期待できるでしょう。
マテンロウオリオン
- シンザン記念 (G3) 2022年
近走不調が続いているマテンロウオリオンも参戦します。
このところ全く結果を残せていませんが、短距離の舞台で金星を掴めるでしょうか。
3歳のころはシンザン記念を勝利し、続くNZTやNHKマイルカップでも2着と着順だけ見たら立派です。
ただ、NHKマイルカップで勝利を譲ったダノンスコーピオンもマテンロウオリオン同様調子を落としていることからメンバーレベルはそこまで高くなかったといえるでしょう。
その後もダービー卿CTやマイラーズカップ、富士ステークスで掲示板入りこそしていますがなかなか馬券に絡めていません。
近走が不調なため前走オーシャンステークスでキャリア初の短距離路線を選択しましたが8着まででした。
近年は戦績が振るわないばかりか後手になりがちです。
今回はG1ということで相手も強化される中での好走はなかなか厳しいものがあるでしょう。
メイケイエール
- セントウルステークス (G2) 2022年
- 京王杯スプリングカップ (G2) 2022年
- チューリップ賞 (G2) 2021年
- シルクロードステークス (G3) 2022年
- ファンタジーステークス (G3) 2020年
- 小倉2歳ステークス (G3) 2020年
現役屈指の気性難として有名なメイケイエールが3年連続で高松宮記念に挑みます。
この高松宮記念がラストランであることが発表されました。
これまで6つの重賞タイトルを手にしていますが、本当に欲しいのはG1タイトルです。
ラストランで金メダルを手にすることができるでしょうか?
メイケイエールに関しては気性がすべてといえます。
もともと鉄砲が利くタイプでしたが前走の京都牝馬ステークスは序盤から中盤まで終始かかり気味で池添騎手からしたら相当やりづらかったでしょう。
しかし、最後の直線では頭をまっすぐ向けて走っているように、終盤は我に返ったかのように調子を戻しています。
馬券を買った人には気の毒ですが、この一戦で競馬スタイルを取り戻すようでしたら出走した甲斐があったかもしれません。(余談ですがうましるでも京都牝馬ステークスでは対抗に推していました。)
今回も気性次第ですが昨年の高松宮記念で5着入りしているようにまともならコース適性もよく、力を発揮できます。
昨年はいずれも馬券外に敗れていますが、昨年の高松宮記念は不良馬場、安田記念は距離不適性、前々走のブリーダーズカップフィリー&メアターフな普段走らないダートで敗因も明白です。
気性難は読めないので強くは狙いづらいですが、まともな舞台&まともな状態なら上位争いも出きるかもしれません。
モズメイメイ
- チューリップ賞 (G2) 2023年
- 葵ステークス (G3) 2023年
昨年の春までは華々しい活躍を見せており、今後のスプリント界でも頭角を現すだろうと多くの競馬ファンは思っていたことでしょう。
特に、葵ステークスでは近年稀に見る好ダッシュを決めて逃げ切り勝ちを収めています。
ところが、葵ステークスのあとは5戦使いましたがすべて二桁着順に沈みました。
前走の京都牝馬ステークスでは久々に逃げることができましたが、普段よりも1F長い距離が影響したのか14着に敗れています。
マイルで3勝しているので距離は問題ないと思いますが、近走の大敗を見る限りはスランプに陥っているかもしれません。
また、好ダッシュを決めた葵ステークスもゴール前はルガルやビッグシーザーに詰め寄られているのでスタートを決められなければ逆転もあったと思います。
出走馬の中ではポテンシャル自体がそこまで高くないため、仮に状態がよくても上位争いは相当厳しいと思います。
モリノドリーム ※除外
- TVh杯 (3勝クラス) 2023年
モリノドリームは未勝利戦を勝ちあがるまでに8戦かかりましたが、そこからは快調にクラス戦を駆け上がり、昨年夏にオープン入りを果たしました。
オープン昇級後に挑んだセントウルステークスでは2番手の位置で競馬しましたが、速い流れや高速馬場がかみ合わなかったのか11着に沈んでいます。
そして、前走のカーバンステークスは外枠発走も影響して後手の競馬になりましたが、最後の直線で上がり33秒7の末脚を使って4着入りしています。
クラス戦のころから調子を上げていますが、これはいずれも非重賞競走の話です。
今回は重賞レースの中でも格式の高いG1競走ということで、例えクラス戦で結果を残したとしても相手関係が大幅強化される中でも激走は至難です。
また、モリノドリームは火曜日の時点で競走除外対象となっています。
おそらく出走は叶わないと思いますが、万が一出られたとしても勝ち負けは厳しいでしょう。
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