ワイド3頭ボックスが最強な理由とは?買い方を競馬初心者向けに徹底解説!ワイドの意味とは?必勝法はある?
ワイドとは「選んだ2頭の馬が、共に3着以内でゴールすれば的中」という買い方です。正式名称は「拡大馬番号二連勝複式」と言います。
選んだ2頭が、1.2着でゴールしないといけない「馬連」や選んだ3頭が1~3着でゴールしないといけない「三連複」に比べて、当てやすい馬券の一つです。
【ワイドのルール】
・組み合わせの着順は関係なく、1-2着、1-3着、2-3着はいずれも的中。
・3着が同着の場合、3着と3着の組合せは不的中。
・出走する馬が4頭未満のときは、発売しない。
筆者も、初心者にはぜひワイドに挑戦してほしいと考えています!しかし、買い方を間違えると簡単に損をしてしまうので要注意!
では、「間違った買い方はどんな買い方なのか」「初心者におすすめの正しいワイドの買い方」をわかりやすくご紹介していきます!
ワイドとは?特徴を初心者向けに解説!意味は?必勝法は?
ワイドのメリットは何と言っても、当たりやすいということ。
馬連や馬単と違い、選んだ馬の片方が3着になってしまっても的中しますので、まだ馬の選択に自信のない初心者の方には嬉しいですね!
ちなみに、似たような買い方として「馬連」と「馬単」がありますので、合わせてチェックしておきましょう。
ワイドは、的中率が高い馬券ということで、もちろんその配当は低いです。では、もし「初心者がワイドを買っても儲かる?」と聞かれたら、こう答えます。
「損するリスクは低いよ!」と。答えになっていませんね(笑)
しかし、「儲かるかどうか」より「損するかどうか」を考えたほうが圧倒的に競馬を楽しむことができます。
そもそも競馬は、ギャンブルとスポーツという2面性があります。
スポーツ(エンターテインメント)として楽しまずに、ギャンブルとしてだけ楽しんでしまうと、損をしたときに大きな後悔が襲ってくるでしょう。
ぜひ競馬初心者の皆さまには、競馬のエンタメ性を感じながら、できるだけ損するリスクを小さくして楽しんでいただきたいのです!
というわけで、初心者の方には「ワイド」は超おすすめですよ。
初心者が損する!ワイドの間違った買い方
ワイドは初心者におすすめだと言いましたが、それは「買い方を間違なければ」の話です。買い方を誤ると、非常にもったいない結果となってしまいますので要注意!
ワイドの意味は、その名の通り「広い=的中範囲が1~3着なので当たる確率が高い」というもの。
的中させるためには、3着以内に入りそうな馬を2頭以上選ぶわけですが、どうしても当てたいがために5頭以上選んでしまう人がいます。
これがいわゆる間違った買い方です。選択する馬が増えれば増えるほど、購入する金額も増えていきます。つまり、当たったときの配当金額よりも購入金額のほうが大きくなり、結局お金を取り返せなくなってしまいます。(このような当たったのに損をしてしまった馬券をトリガミと呼びます)
初めのうちは、多くても4頭以内で購入するようにしましょう!
それでは、ワイドではどのように買うのが正解なのでしょうか?次のコーナーでは、初心者におすすめの正しいワイドの買い方をご紹介します。
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「ワイド3頭ボックス」が最強!初心者におすすめのワイドの買い方
初心者におすすめは「ワイド3頭ボックス」!
ズバリ!初心者におすすめのワイドの買い方は、「3頭ボックス」です。
「3頭ボックス?なんじゃそりゃ」と思われる方もいるかと思いますが、要は「3頭の中なら、どの2頭が来ても当たり!」というのがボックスという買い方です。
例えば、3,5,12という3頭をボックスで購入したとき、馬券の組み合わせは3-5,3-12,5-12の3通りとなります。
つまり、もし3,5,12が1,2,3着でゴールした場合、3通りのすべてが的中ということになります!これはおいしい!
当たる確率が高いうえに、場合によっては複数的中もありえるということですね!
低資金で競馬を楽しみたいという初心者の方は、この「ワイド3頭ボックス」をぜひ実践してみてください!
(ちなみに、よくワイドの必勝法を謳っている人がいますが、必勝法なんてないですからね!気を付けてください!)
ワイド3頭ボックスのマークカード記入方法
これは、【東京】の【11】レースで、【ワイド】の【3,5,12】を【100】円(1×百円)で、購入するという意味を表します。
この場合、ワイドの3-5,3-12,5-12(3点)を購入することができます。
実際にワイド3頭ボックスの馬券を購入するときの参考にしてくださいね。
<ワイドボックスの購入点数表>
こちら、ワイドをボックスで買う場合の購入点数表です。選んだ馬の数によって、組み合わせの数が変動します。こちらも参考にしてみてください。
3頭ボックス⇒3通り、4頭ボックス⇒6通りとなります。
数 | 頭頭 | 1頭 | 2頭 | 3頭 | 4頭 | 5頭 | 6頭 | 7頭 | 8頭 | 9頭 | 10頭 | 11頭 | 12頭 | 13頭 | 14頭 | 15頭 | 16頭 | 17頭 | 18
組 み 合 わ せ | – | 1 | 3 | 6 | 10 | 15 | 21 | 28 | 36 | 45 | 55 | 66 | 78 | 91 | 105 | 120 | 136 | 153 |
初心者が迷う!そもそも馬券の買い方ってどうすればいいの?
まず、馬券を購入するためのマークカードには3種類のカードが存在します!
緑色のカード・・・基本となるマークカードです。これさえあれば全ての馬券を購入することができます。最初は緑の馬券から買うのがおすすめです!
→【購入可能な馬券】単勝、複勝、応援馬券(単勝+複勝)、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単
青のカード・・・連複ながしと連単ながし。自分が購入しようとしている買い目の中に、軸となる馬がいる場合、この青いカードを使って購入すると緑のカードよりもより楽に、簡単に馬券を購入することができます。
→【購入可能な馬券】枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単
赤のカード・・・ボックスとフォーメーション。軸となる馬を決められず、何頭も購入したい馬がいる場合、それらを楽に購入できるカードです。
→【購入可能な馬券】枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単
文面だけで理解するのは難しいと思いますので、短くまとめると、
「青と赤のカードは沢山の馬を一気に買いたい時に、緑のカードよりも楽に買える便利ツール」
といった感じです。
上記の通り、まだマークカードに慣れていないという方は「緑のカード」を使えば間違いないでしょう!
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ワイド(通常、ながし、ボックス)それぞれの買い方
ワイドには、今回紹介した「ボックス」以外にも買い方があります。
①通常・・・「2頭選んで購入する」という通常の買い方です。
これは、ワイドの3-5(1点)を購入するという意味を表します。
②流し(ながし)・・・「最も自信のある馬(軸)を1頭選び、相手となる馬を複数選ぶ」という買い方です。この場合、軸となる馬が3着以内にこないと的中しません。
これは、ワイドの1-5,3-5,5-12(3点)を購入するという意味を表します。
③ボックス・・・「自信のある馬を複数頭選び、どれがきても当たり」という買い方です。この場合、軸となる馬が3着以内にこないと的中しません。
これは、ワイドの3-5,3-12,5-12(3点)を購入するという意味を表します。
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マークカードの記入が終わったら、実際に馬券を買いに行きましょう。競馬場では、購入機で馬券を買います。
記入済みのマークカードをもって券売機に向かいましょう。レース直前は混雑するので、少し並ぶ場合もあります。
具体的な券売機の使い方は下記の3ステップで簡単に終了しますよ!
【券売機の使い方3ステップ】
- ここが一番重要です!最初にお金を入れる。ATMのように最初に画面に触れる必要はありません。まずはお金を入れてください。お金を入れないと発売機はテコでも動いてくれません!発売機は現金なやつ!と覚えておくと「あれ!マークカード読み込んでくれない!」と焦らずに済むはずです。
- マークカードを入れて、精算(写真の真ん中上にある丸いボタン)を押す。
- 馬券が出てくる。以上です。実に簡単です!
そして、シートに記載したはいいものの、何円賭けているのかわからない、、、だから券売機に何円投入したら良いかわからない、、、ということもあるかと思います。(私はよくあります。)
その際は、お金を多めに投入し、シートを投入。すると金額の確認画面が出てくるので、そこで金額を確認しましょう!
もし「こんな賭けるつもりじゃなかった、、、」という際は、取りやめることも勿論可能です。ご安心を!
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スマホで気軽に競馬を楽しみたいという方はこちらの記事もご覧ください!
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ワイドの的中馬券の「確認」と「払い戻し」について
着順掲示板に【確定】という赤いランプが点灯したときに表示されているのが最終決定した着順となります。【確定】と同時に、払い戻しを受け取ることができるようになるので、競馬場内にある「払戻し」と書かれている券売機に向かいましょう。
馬券の払戻しは競馬初心者でも超簡単ですので、身構える必要は一切ありませんよ!払戻し機にはたくさんの方が並んでいることもありますが、焦らずに対応しましょう。
- 的中した馬券を入れる
- 全ての馬券を入れ終えたら精算を押す(的中していない馬券を入れた場合、この投票券は的中しておりません。という音声が流れその馬券が返却されます。したがって、初心者の方は後ろに人が並ばれていない時などに購入した馬券を一度全て機械に通してみると良いかもしれません!)
- 払戻金が出てくる
以上になります!実に簡単ですね。
ワイド以外の全馬券の徹底比較表
これで、初心者の方も馬連の購入はバッチリですね!
また、「他の買い方にもチャレンジしてみたい!」という方のために、買い方の種類をおすすめ度をつけて簡単にまとめてみましたので、ご覧ください。
馬券の種類 | 特徴・的中条件 | 初心者への おすすめ度 |
---|---|---|
単勝 | 選んだ馬が1着でゴール | ★★★★★ |
複勝 | 選んだ馬が3着以内でゴール | ★★★★★ |
ワイド | 選んだ2頭が、共に3着以内でゴール | ★★★★ |
枠連 | 選んだ枠の2頭が1着、2着でゴール | ★★★ |
馬連 | 選んだ2頭が1着、2着でゴール | ★★★ |
馬単 | 選んだ2頭が1着、2着で(指定した順番通りに)ゴール | ★★ |
三連複 | 選んだ3頭が1着、2着、3着でゴール | ★★ |
三連単 | 選んだ3頭が1着、2着、3着で(指定した順番通りに)ゴール | ★ |
Win5 | 5つの指定されたレース全てで、選んだ馬が1着でゴール | ★ |
応援馬券 | 応援馬券とは、1頭の単勝と複勝をセットで購入できる馬券 | ★★★ |
▼競馬初心者におすすめの馬券の買い方7選
⇒馬券の種類とおすすめの買い方7選!初心者にわかりやすく解説!フォーメーションからボックスまで
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おまけ:ワイドの最高払戻金っていくら?
さて、この記事では「ワイド」は配当が低いというようにご紹介しましたが、実際にJRAのレースで起こった歴代最高配当はいくらでしょうか?
なんと「12万9000円」です!(2017年12月3日の中京7レース)
当たりやすい馬券でも100円が一気に10万円を超えることがあるんです。これも競馬の魅力の一つ。ちなみに、このとてつもない高額払い戻しは、14番人気の馬と15番人気の馬が3着以内に入ったことによって起きました。
実はこういう馬券って初心者のほうが当てられる可能性高いんですよ。なぜなら予想に慣れてきた人は、競馬を知れば知るほど、データで予想をするようになるからです。
そもそも、14番人気と15番人気の馬を同時に選べる人なんて、プロの予想家でもいないです。馬がこれまでに走ってきたレースの結果や血統を参考にしたら14・15番人気は選べるはずがありません。
でも、初心者なら選べるのです。なぜなら、「データなんて知ったこっちゃないから」。これは初心者をバカにしてるわけで一切ありませんよ!むしろ、競馬の予想はそれくらいラフでいいと思っています。
「全然人気はないんだけど、この馬がやけに気になってしまう……」なんてことがあったら大チャンス! 当たったらラッキーくらいの気持ちで100円買ってみましょう。5分後には10万円以上を手にすることになるかもしれませんよ!
今回は「ワイド」についてご紹介してきました。最後まで読んで頂いた皆様、誠にありがとうございました。
それでは競馬場でお会いしましょう!