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【サウジカップ2024予想】おすすめの日本馬3頭+本命外国馬2頭はこちら!

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サウジカップ2024予想の最終買い目を更新しました!

サウジカップ2024のおすすめの日本馬3頭、有力外国馬2頭を紹介しています。
過去4年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

サウジカップ2024の予想ポイント

  • 馬券予想はG1馬からしたい
  • アメリカ調教馬は毎年連対している
  • 勝ち馬は1、3人気、連対率は2人気がもっとも高い
  • ゲートによる単勝率の差はないが、複勝率は内ゲートがやや優勢
  • 前走G1組が強い
目次(読みたい項目をタップ)

サウジカップ2024予想の最終買い目

サウジカップの予想(晴れの良馬場想定)

サウジカップが開催される日のサウジアラビア、キングアブドゥルアジーズ競馬場界隈の天気を見てみると、晴れの予報が出ていました。

JRA公式ホームページによりと、前日金曜日の時点でダートは良(FAST)となっています。

開催当日は晴れで気温は32度と、この時期にしては非常に高温(例年は20度台前半)でした。

間違いなくパサパサのダートでレースが行われるでしょう。

気になる馬場傾向に関してはサンプルがないので読みづらいところはありますが、例年通りだと時計はかかっているので今年も時計のかかる馬場を想定しながら予想します。

(買い目は馬番で表記しています。)

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◎本命 12 セニョールバスカドール

Mineshaft
Rose’s Desert
母父Desert God
主な勝ち鞍サンディエゴハンデキャップ(G2) 2023年
前走ペガサスワールドカップ(G1) 2着

本命はセニョールバスカドールにしました。

これまでG1タイトルは手にしておらず、G2止まりの馬ですが前走のペガサスワールドカップは力ある競馬を見せています。

もともと追込の競馬を得意としていますが、ペガサスワールドカップにおいても後方から競馬しました。

そして、3コーナー辺りからまくりを仕掛け、直線ではロングスパート競馬で2着入りしています。

この時の勝ち馬ナショナルトレジャーは今回のサウジカップでも有力候補の一角ですがクビ様まで詰め寄っていることから実力の高さがうかがえます。

また、今年のサウジカップは前へ行く馬がたくさんいるので、前のポジション争いが熾烈になって総崩れになってくれれば相対的に台頭できそうです。

前日の時点で7番人気とそこまで人気していませんが、前走の内容を見る限りは人気以上に強い馬だと思うのでここは思い切って本命候補に挙げました。

〇対抗 14 ホワイトアバリオ

Race Day
Catching Diamonds
母父Into Mischief
主な勝ち鞍BCクラシック(G1) 2023年
前走BCクラシック(G1) 1着

対抗はホワイトアバリオにしました。

これまで3つのG1タイトルを手にしており、日本のオッズでも上位人気に支持されています。

前走のブリーダーズカップクラシックでは日本からもデルマソトガケとウシュバテソーロが参戦しましたが、デルマソトガケにこそ詰め寄られたものの危なげのない勝利を収めています。

その前のホイットニーステークスでも2着のゼンダンに6馬身以上差をつけての圧勝で、名実ともに米国トップクラスの実力馬といえるでしょう。

サウジアラビアのレースは初めてとなりますが、過去の戦績を見ても力ある競馬で対応しているのでここでの勝ち負けにも期待できそうです。

▲単穴 13 ウシュバテソーロ

オルフェーヴル
ミルフィアタッチ
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍ドバイワールドC(G1) 2023年
前走東京大賞典(G1) 1着

単穴はウシュバテソーロにしました。

昨年のドバイワールドカップが強い競馬で、最後方から進出を開始し、直線では好位から一気を仕掛けて2着のアルジールスに2馬身と3/4の完勝でした。

血統的にもパワー型の馬で、時計のかかる馬場を得意としているのでタフなサウジの馬場でも順応できそうです。

また、今年の出走馬は逃げや先行馬が多数そろったのでセニョールバスカドール同様前が崩れてくれれば浮上しそうです。

ただ、年齢的には今年7歳で衰えがあってもおかしくないため、少し評価を下げました。

△連下  2 クラウンプライド

リーチザクラウン
エミーズプライド
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍UAEダービー(G2) 2022年
前走チャンピオンズC(G1) 11着

クラウンプライドは連下にしました。

若いころから海外競馬を経験しており、2年前のドバイメイダン競馬場で開催されたUAEダービーも勝ち切っています。

それ以降は目立った勝利が韓国のコリアカップくらいしかありませんが、日本のJBCクラシックやチャンピオンズカップ、帝王賞で2着入りしていることから地味なだけで実力はかなり高い1頭です。

前走のチャンピオンズカップで大敗しているものの位置取りが中途半端で出し切れませんでした。

ベストを発揮できれば大舞台でも上位争いできる馬なので、テン乗りモレイラ騎手の手腕に期待したいです。

△連下  4 デルマソトガケ

マインドユアビスケッツ
アムールポエジー
母父ネオユニヴァース
主な勝ち鞍UAEダービー(G2) 2023年
前走BCクラシック(G1) 2着

デルマソトガケも連下にしました。

前走のブリーダーズカップクラシックが強い競馬で、先に抜け出したホワイトアバリオが着差を広げるなか、1頭だけ末脚を伸ばして詰め寄ったのがデルマソトガケです。

昨年は専ら海外に特化したレースプランを組んでおり、今回の舞台であるキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジダービーでも3着入りしている数少ない舞台経験者でした。

ダートでは大崩れしていませんし。他の日本馬と違って海外慣れしているのも魅力的です。

また、逃げや先行、差しまで幅広い脚色を持っているのもよく、外枠発走で内の馬を見ながら競馬できるのもよいですね。

今回はほかにも魅力的な馬がいるので少し評価を下げていますが総合力だけ見たら上位だと思います。

単勝

12 セニョールバスカドール

馬連流し

軸馬:12
相手:2、4、9、13、14

三連複フォーメーション

1頭目:12
2頭目:2、4、9、13、14
3頭目:2、4、9、13、14

サウジカップ2024の有力日本馬3頭

今年のサウジカップは日本馬5頭をはじめ、世界中から有力馬が参戦しています。

この中から、日本人になじみ深い3頭の馬を紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ウシュバテソーロ

主な勝ち鞍
  • ドバイワールドカップ (G1) 2023年
  • 東京大賞典      (G1) 2023年
  • 東京大賞典      (G1) 2022年
  • 川崎記念      (Jpn1) 2023年
  • 日本テレビ盃    (Jpn2) 2023年

7歳のウシュバテソーロが今年のサウジカップの中心です。

もともと条件戦でなかなか芽が出なかった馬でしたがダートに転向してからはあっという間に勝ち星を重ねます。

2022年の東京大賞典はオープン上がりとは言えメンバーが小粒だったこともあって2番人気に支持されそのまま勝ち切ります。

そして、昨年の川崎記念も強敵テーオーケインズに先着して優勝、とんとん拍子で挑んだドバイワールドカップでは並居る強敵を退け見事優勝しました。

世界最強馬に君臨したウシュバテソーロは昨秋ブリーダーズカップクラシックを目標に調整されましたがここではアメリカダートの違いもあって5着に敗れています。

しかしながら、東京大賞典では末後方からの差し入りを決めて勝利しているのでまだまだ実力は健在です。

サウジアラビアのレースは今回が初めてとなりますが、時計のかかる馬場のほうがマッチする可能性はあるので、アメリカのダートよりはチャンスはあると思います。

ただ、サウジアラビアの馬場は日本以上に時計がかかりがちなので、最後方からの一気は少し厳しいかもしれません。

できることなら昨年の日本テレビ盃や川崎記念のように早めに動いて持続勝負に持ち込めた方がチャンスはあるかもしれません。

★評価点
・ドバイワールドカップの勝ち馬
・東京大賞典を連覇
・時計のかかる馬場が得意

▼課題
・初のサウジアラビア競馬

レモンポップ

主な勝ち鞍
  • チャンピオンズカップ   (G1) 2023年
  • フェブラリーステークス  (G1) 2023年
  • マイルCS南部杯    (Jpn1) 2023年
  • 根岸ステークス      (G3) 2023年

これまで14戦10勝、2着3回の輝かしい成績を持つレモンポップは短距離からマイルが得意でした。

初G1タイトルを手にした昨年のフェブラリーステークスこそ相手関係は楽でしたが、その年のマイルチャンピオンシップ南部杯では2着のイグナイターに大差勝ちの勝利で力強さが感じられる競馬です。

そして、前走のチャンピオンズカップはキャリア初の1,800m戦、加えて死に枠といわれた8枠からの発走でしたが坂井騎手が序盤早めに動いて先頭に躍り出るとそのまま後続の追撃を振り切ってゴールインしました。

チャンピオンズカップは後半が1F12秒台を推移していて持久力が試される舞台でしたがそのなかで勝ち切れたのは大きな収穫で、中距離色の一面も見られた好内容でした。

チャンピオンズカップの内容を見る限り、距離不安はそこまでありません。

また、これまで好走した東京・盛岡・中京はいずれも左回りです。

サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場も左回りなのでその点はよさそうです。

ただし、唯一大敗したドバイゴールデンシャヒーンがドバイ遠征のものでした。

ここでは出負けして慣れない直線勝負になって出し切れていません。

この結果だけ鵜呑みするなら飛行機輸送はあまり得意ではないかもしれないです。

陣営もその点は承知の上でサウジカップを選択しているのである程度の対策は施していると思いますが、ここをどう評価するかでしょう。

★評価点
・前走チャンピオンズカップが強い競馬
・坂井騎手とのコンビ相性も良い
・左回りが得意
・逃げ粘りの競馬が得意

▼課題
・長距離輸送は苦手かもしれない

デルマソトガケ

主な勝ち鞍
  • 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2022年
  • UAEダービー  (G2) 2023年

デルマソトガケは全日本2歳優駿の勝ち馬で、昨年は海外競馬ばかり挑んでいました。

まるで、一時のエルコンドルパサーを彷彿させるようなローテーションが組まれています。

海外での勝利はG2のUAEダービー止まりとなっていますが、前走ブリーダーズカップクラシックでは4番手くらいの位置で競馬しました。

向こう正面では前の馬がペースアップしたときは差が詰まりませんでしたが、最後の直線ではじりじりと脚を伸ばして先頭で粘るホワイトアバリオに4馬身差まで詰め寄りました。

最後の直線では1頭だけ押し上げており、アメリカでもトップクラスの実力を持つホワイトアバリオに肉薄できたのは評価したいところです。

また、昨年のサウジダービーが今回と同じキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、3着に入線しているように、すでに同競馬場を経験しているのも好感が持てます。

前走ブリーダーズカップクラシックの内容を見る限り本格化の兆しが見られますし、ここでの好走にも期待したいです。

★評価点
・昨年のブリーダーズカップクラシックで2着
・ブリーダーズカップクラシックではホワイトアバリオに詰め寄った
・海外慣れしている
・キングアブドゥルアジーズ競馬場も経験済み

▼課題
・G1馬ではない

サウジカップ2024の有力外国馬2頭

サウジカップは日本馬だけではなく、海外馬にも有力候補がたくさんいます。

ここからは海外馬の中から優勝候補に挙げられる2頭を紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ホワイトアバリオ

主な勝ち鞍
  • BCクラシック     (G1) 2023年
  • ホイットニーステークス (G1) 2023年
  • フロリダダービー    (G1) 2022年
  • ホーリープルステークス (G3) 2022年

ホワイトアバリオはアメリカの調教馬ですが、ウシュバテソーロやデルマソトガケが出走した昨年のブリーダーズカップクラシックの勝ち馬なので、海外競馬に精通している競馬ファンにとって馴染みある馬といえるでしょう。

前走のブリーダーズカップクラシックは3番手くらいの位置で競馬を行いながら、終盤は早めに先頭に立ってそのままゴールしました。

最後の最後、デルマソトガケにこそ詰め寄られていますが3着プロクシー以下は2馬身以上突き放しての勝利で1頭抜き出たパフォーマンスで勝利しています。

その前のホイットニーステークスは6頭立てのレースでしたが序盤から先行競馬に特化し、1,800mの舞台を1分48秒4の時計で勝利しています。

2着のゼンダンには6馬身以上突き放しての完勝でした。

今年出走する海外馬の中ではもっとも人気しそうな馬です。

あとは、初めての中東競馬でどこまで出し切れるかでしょう。

★評価点
・昨年のブリーダーズカップクラシック勝ち馬
・ホイットニーステークスは好タイムで完勝
・先行から早めに押し上げる競馬が得意
・データと相性のいいアメリカ調教馬

▼課題
・ぱさぱさのサウジダートでどこまでやれるか

ナショナルトレジャー

主な勝ち鞍
  • ペガサスワールドカップ (G1) 2024年
  • プリークネスステークス (G1) 2024年

ナショナルトレジャーも面白そうな1頭です。

前走のペガサスワールドカップは今年1月下旬に行われたレースです。

このレースではスタートから幸先良く飛び出すと、そのまま押し上げて2番手の位置で競馬します。

4コーナー辺りで先頭のホイストザゴールドに並びかけると最後の直線では先頭に立って逃げ粘りました。

最後の直線ではセニョールバスカドールが詰め寄ってきましたがクビ差退けて見事勝利を手にしました。

3着のクルッピ以下は4馬身以上突き放しているので強い競馬といえます。

前走ペガサスワールドカップを見る限り、早めに動く競馬を得意としている上、長く脚を活かせるのも取り柄です。

今回はハナを主張しそうな馬が多数そろったのですんなり主導権を握れるかは分かりませんが、前走のようにハナに立つことができれば力は発揮できると思います。

★評価点
・逃げの競馬が得意
・早めに押し上げて、しかも粘り切れる
・データと相性のいいアメリカ調教馬

▼課題
・今年1回使っているので前走の反動が心配
・パサパサのサウジダートでどこまでやれるか

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ここからはサウジカップの過去4年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

サウジカップ2024の概要

サウジカップはサウジアラビアで開催されるダート1,800mのG1競走です。

2020年に設立されたレースで歴史は非常に浅いものの、1着の賞金額がなんと1,000万ドル(2024年2月のレートで日本円に換算すると約15億円)に設定されています。

ちなみに、日本でもっとも賞金額の高い有馬記念とジャパンカップの1着賞金が5億円、芝最高峰のレースといわれるフランスの凱旋門賞の1着賞金が285万7,000ユーロ(約4億182万)、そして、ダート最高峰レースであるドバイワールドカップの1着賞金が696万ドル(約9億480万円)です。

サウジカップは世界中のレースの中でもっとも賞金額が高いレースに指定されているのです。

このため、歴史が浅いにもかかわらず世界各国から有力馬が参戦するようになったのです。

なお、過去4開催しか行われていませんが、勝ち馬の調教国を見てみると、アメリカの馬が1勝、イギリス1勝、地元サウジアラビアの馬が1勝、そして昨年は日本のパンサラッサが勝利しています。

どこかの国1強というわけではなく、毎年別の国の調教馬が勝利しているのが面白いですね。

今年からは新型コロナウイルスの自粛も収まって本格的に世界中から各馬が参戦しており、日本からも5頭の馬が出走予定しています。

世界一賞金の高いレースで、どの馬が栄光を手にするか注目したいです!

うましるでは設立した2020年から2023年の4開催から過去データをまとめました。

サウジカップ2024の開催内容

開催日日本時間 2月25日(日曜)
発走時刻日本時間 2時40分
格付けG1
開催競馬場キングアブドゥルアジーズ競馬場 9R
(サウジアラビア)
コースダート1,800m
性齢4歳以上
斤量定量
1着賞金10,000,000米ドル
(約15億円)

サウジカップ2024の馬券の買い方は?

今年からサウジカップの馬券を購入できるようになりました。

購入方法は大きく分けて2つ。

・インターネット投票
・UMACA

いずれの方法でも事前登録が必要です。

インターネット投票には即パットとA-PATが存在しますが、即日利用できる即パットがおすすめです。

即パットが使える環境でしたら24日(土)の午前7時からレース発走2分前まで購入できます。

ただし、補欠馬が残っていた場合は19時半から購入開始になります。

また、17時30分から19時半の間はシステムメンテナンスのため、ネット投票は行なえません。

UMACAの場合は24日(土)の各事業所発売開始時刻から営業終了時刻の間購入可能です。

ただし、UMACAスマートは8時30分から購入となります。

また、補欠馬が残っていた場合、UMACAでは馬券投票は行なえません。

即PATの登録方法や使い方はこちらで分かりやすく説明しています。

サウジカップ2024をリアルタイムで視聴する方法は?

サウジカップの視聴方法は主に2つあります。

ひとつめはテレビで試聴する方法です。

有料放送のグリーンチャンネルが24日(土)の22時30分から27時の間、「2024サウジカップデー中継」という番組を無料で放送します。

BSグリーンチャンネルが映る環境であればだれでもサウジカップを試聴できますよ。

ラジオの場合はラジオNIKKEI第1で試聴可能です。

放送時間帯は25日(日)の1時から3時の2時間で、「サウジカップデー実況中継」という番組が放送されます。

ラジオアプリの「radiko」や「radikker」を利用すれば全国どこでも無料で中継を楽しめますよ。

サウジカップ2024が開催されるキングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1,800mの特徴

サウジカップの勝ちタイム
平均タイム
(過去4年)
1.50.37
レコードタイム1.49.59
(2021年 ミシュリフ)

サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場は2003年に開場した競馬場で日本競馬に馴染みのある人からしたら歴史の浅い競馬場です。

舞台となるダート1,800mは左回りのコースで2コーナーにある約450mのシュート(奥ポケット)の中間がスタート地点となる。

ワンターンコースでスタートから最初の3コーナーまでの距離は約800mもあります。

京都の芝1,800mに匹敵するほど直線が長いため、序盤からペースは落ち着きやすいです。

また、ワンターンコーナーゆえ外枠の馬は外を走らされやすいです。

3~4コーナーは比較的鋭角で日本の競馬場でいうと中山ダートとおなじくらいの曲率となっています。

最後の直線は約400mとなっています。

キングアブドゥルアジーズ競馬場の最大の特徴はその砂質にあります。

比較的最近できた競馬場ということもあり、他国の馬場を参考にしたうえで造られたダートコースは馬の安全を第一に考えて作られたそうです。

そのため、全体的に砂質がさらさらしており、アメリカやドバイのダートのようにキックバックが少ないです。しかし、日本のダートとも異なる性質を持ちます。

キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコース自体は平らですが、さらさらしたダートコースゆえ、時計はかかりやすくなっています。

サウジカップ2024の出走馬

ゲート馬番馬名性齢斤量騎手調教国
114 ホワイトアバリオ牡557I.オルティスJr.アメリカ
26 アイソレート牡657J.ロザリオUAE
37 レモンポップ牡657坂井瑠星日本
412 セニョールバスカドール牡657J.アルバラードアメリカ
511 サウジクラウン牡457F.ジェルーアメリカ
62 クラウンプライド牡557J.モレイラ日本
79 ナショナルトレジャー牡457F.プラアメリカ
85 ホイストザゴールド牡557J.ヴェラスケスアメリカ
93 ディファンデッドセ657L.サエスサウジアラビア
1010 パワーインナンバーズ牡457A.アルファライディサウジアラビア
1113 ウシュバテソーロ牡757川田将雅日本
1215 スコットランドヤード牡557L.モラリスサウジアラビア
取消 メイショウハリオ牡757浜中俊日本
134 デルマソトガケ牡457C.ルメール日本
141 カーメルロード牡457C.オスピーナサウジアラビア

サウジカップの過去4年のデータと傾向


馬場 
着順ゲート馬名人気前走前走着順
2023
11パンサラッサ6香港カップ(G1)10
210カントリーグラマー2サンアトニオステークス(G1)1
313カフェファラオ6マイルCS南部杯(Jpn1)1
2022
15エンブレムロード12条件戦1
21カントリーグラマー6ハリウッドゴールドカップ(G1)1
33ミッドナイトバーボン5ルイジアナステークス(G3)2
2021
112ミシュリフ3英チャンピオンステークス(G1)8
29シャーラタン2マリブステークス(G1)1
33グレイトスコット11条件戦1
2020
17マキシマムセキュリティ1シガーマイルハンデキャップ(G1)1
26ミッドナイトビズー7ブリーダーズカップディスタフ(G1)2
33ベンバトル2アルマクトゥームCR2(G2)1

【走破タイム】全体的に時計のかかりやすい舞台

年度勝ち馬走破タイム
2023パンサラッサ1.50.80
2022エンブレムロード1.50.52
2021ミシュリフ1.49.59
2020マキシマムセキュリティ1.50.58

過去4年の勝ち馬の走破タイムをまとめました。

もっとも速い時計がミシュリフの1分49秒59で、それ以外の3頭はいずれも1分50秒台です。

日本における重賞やオープンクラスの京都ダート1,800mの平均時計が1分50秒8なので、それよりレベルの高い舞台で1分50秒台の時計は日本競馬と比較しても遅いといわざるを得ません。

ちなみに、土に近い素材のアメリカダート1,800mでは1分48秒台が平均的な時計となっています。

舞台となるキングアブドゥルアジーズ競馬場の馬場はきめ細やかな砂が敷き詰められていることから時計がかかりやすい傾向にありますが、過去のサウジカップの時計を見てもその傾向は現れています。

よっぽど雨が降らない限りは引き続き同じ傾向で行われるはずなので、スピードよりもスタミナやパワーに長けた馬を選択したいです。

【G1実績】馬券に絡んだ9頭がG1馬

年度着順馬名主なG1勝ち鞍
20231パンサラッサドバイターフ
2カントリーグラマードバイワールドカップ
3カフェファラオフェブラリーステークス
20221エンブレムロードなし
2カントリーグラマーハリウッドゴールドカップ
3ミッドナイトバーボンなし
20211ミシュリフフランスダービー
2シャーラタンマリブステークス
3グレイトスコットなし
20201マキシマムセキュリティシガーマイルハンデキャップ
2ミッドナイトビズーパーソナルエンスンステークス
3ベンバトルラドブロークスステークス

過去4年のサウジカップで馬券に絡んだ12頭のうちの9頭が過去にG1タイトルを手にしていました。

G1馬以外で馬券に絡んだ馬は3頭いましたが、そのうち2頭が地元サウジアラビアの馬です。

他国の馬で馬券に絡んだ馬はアメリカ調教馬のミッドナイトバーボンのみとなっています。

勝ち馬を予想する際、サウジアラビア勢のG1実績は問題なさそうですが、それ以外の国の馬はG1タイトルを手にしているか否かも確認したいです。

今年の出走登録馬の内、サウジアラビア調教馬以外でG1タイトルを手にしていない馬は4頭いました。

アイソレート(UAE)
クラウンプライド(日本)
セニョールバスカドール(アメリカ)
ホイストザゴールド(アメリカ)

【調教国】アメリカ調教馬が毎年連対している

調教国成績
アメリカ【1-4-1】
イギリス【1-0-0】
日本【1-0-1】
サウジアラビア【1-0-1】
UAE【0-0-1】

過去4年のサウジカップで馬券に絡んだ12頭のうちの6頭がアメリカ調教馬でした。

また、アメリカ調教馬は過去4開催すべてのレースで連対しているように、各国の馬よりも一歩抜き出ています。

アメリカはダートの本場といわれるほどの国ですが、サウジカップの舞台でも活躍傾向にありました。

今年の出走登録馬の内、アメリカ調教馬は5頭います。

・サウジクラウン
・セニョールバスカドー
・ナショナルトレジャー
・ホイストザゴールド
・ホワイトアバリオ

サウジカップの過去4年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【1-0-0-3】25.0%25.0%25.0%
2番人気【0-2-1-1】0.0%50.0%75.0%
3番人気【1-0-0-3】25.0%25.0%25.0%
4~6番人気【1-1-2-10】7.1%14.3%28.6%
7~9番人気【0-1-0-8】0.0%11.1%11.1%
10番人気以下【1-0-1-16】5.6%5.6%11.1%
netkeiba.comの人気を参考にしています。

1,3番人気から1勝ずつ勝ち馬が出ている

過去4年のサウジカップの勝ち馬を人気別に見てみると、1番人気から1頭、そして3番人気も1頭出ていました。

1番人気と3番人気はアタマで買うのがよいかもしれません。

2番人気は複勝率75%!

過去4年のサウジカップで2番人気は【0-2-1-1】でした。

勝ち馬こそいませんが、4頭中3頭が馬券に絡んでいます。

2番人気は相手候補や三連複の時期に最適でした。

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サウジカップの過去4年のゲート番別成績

ゲート番成績単勝率連対率複勝率
1.2【1-1-1-5】12.5%25.0%37.5%
3.4【0-0-2-6】0.0%0.0%25.0%
5.6【1-1-0-6】12.5%25.0%25.0%
7.8【1-0-0-7】12.5%12.5%12.5%
9.10【0-2-0-6】0.0%25.0%25.0%
11.12【1-0-0-7】12.5%12.5%12.5%
13.14【0-0-1-6】0.0%0.0%14.3%

内ゲートがやや優勢

過去4年のサウジカップの好走馬をゲート別にまとめました。

単勝率に関しては0%か12.5%しかなく、内ゲートからも外ゲートからも好走馬が出ているのでそこまで差はないです。

複勝率に関しては1~2ゲートが37.5%ともっとも高いです。

また、3~6ゲートは25%と他の枠よりも高く、全体的に内ゲートのほうが複勝率は高い水準にありました。

サウジカップの過去4年の前走クラス別成績

前走クラス成績
G1【3-3-1】
G2【0-1-1】
G3【0-0-1】
条件戦【1-0-1】

前走G1組が優勢

過去4年のサウジカップで馬券に絡んだ12頭のうちの7頭が前走G1競走を使っていました。

特に、連対馬8頭のうちの6頭が前走G1組なので、G1組が強いです。

対して、前走がG2以下の馬も5頭が絡んでいますが勝ち馬は地元サウジアラビアのエンブレムロードのみとなっています。

予想の際は前走のクラスにも注目したいです。

今年の出走登録馬の内、前走がG2以下だった馬は5頭いました。

・アイソレート
・カーメルロード
・サウジクラウン
・スコットランドヤード
・パワーインナンバーズ

サウジカップ2024全頭考察

今年のサウジカップは15頭(補欠馬スコットランドヤード含む)が出走登録しています。

ここからは、冒頭で紹介した5頭を除いたすべての馬を考察します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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アイソレート

主な勝ち鞍
  • アルマクトゥームマイル (G2) 2023年
  • ゴドルフィンマイル   (G2) 2023年

今年のメンバーの中で唯一UAEから参戦するアイソレートは昨年のゴドルフィンマイルの勝ち馬です。

このゴドルフィンマイルは日本からもバスラットレオンやウインカーネリアン、ラウダシオンが参戦したため海外競馬に精通されている競馬ファンなら覚えているかもしれません。

序盤から先頭に立って競馬を行い、そのままするすると直線入りします。

残り400mの地点で後続を引き離す走りを見せてさらに加速しました。

後続が伸び悩む中で1頭だけさらにペースアップし、2着馬に5馬身半差の圧勝だったのです。

前走のアルマクトゥームマイルでも逃げの競馬で勝ち切っているように、ハナに立たせると力強い競馬を見せています。

今回はキャリア初のダート1,800m戦なので距離適性に関しては未知数ですが、近2戦のような競馬ができるようでしたら面白い存在になりそうです。

★評価点
・近2戦が強い競馬
・マイルで高いパフォーマンスを発揮した
・逃げたら力強く競馬できる

▼課題
・キャリア初のダート1,800m戦
・G1馬ではない
・前走G2から挑む馬

カーメルロード

主な勝ち鞍
  • キングファイサルカップ (L) 2024年

カーメルロードは地元サウジアラビア調教馬です。

これまでG1どころか重賞すら勝利がありませんが、前走のキングファイサルカップはサウジカップの舞台であるキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されて勝利しました。

2~3番手で競馬しながら2着馬に1.4秒差の完勝なので力ある競馬を見せています。

勝ち時計自体は1分36秒15とそこまで速くありませんが、キングアブドゥルアジーズ競馬場は時計がかかりがちなので仕方ないかもしれません。

過去の戦績からそこまで人気しないと思いますが、地元サウジアラビア勢も善戦していますし、地の利を活かした競馬を行ってほしいです。

★評価点
・前走キングファイサルカップが強い競馬
・キングアブドゥルアジーズ競馬場で勝利あり
・サウジ勢は戦績が乏しくても好走している

▼課題
・ダート1,800mは初めて
・G1どころか重賞も手にしたことがない

クラウンプライド

主な勝ち鞍
  • UAEダービー (G2) 2022年
  • コリアカップ  (G3) 2023年

クラウンプライドは日本の調教馬で3歳時にケンタッキーダービーに出走したことでも話題になりました。

ケンタッキーダービーは本場アメリカの壁に阻まれて13着でしたが、その年はJBCクラシックとチャンピオンズカップで善戦しています。

昨年も帝王賞で2着に入線するなど、中距離ダートで安定した走りを見せており、コリアカップも圧巻の走りで改めてこの馬の力強さが発揮できました。

前走のチャンピオンズカップは11着に敗れていますが、少し位置取りも悪くて思うように出し切れていません。

うまくレースを運ぶことができれば安定した走りができるため、ペース配分や位置取り、折り合いなどがポイントとなりそうです。

★評価点
・大舞台でも堅実に走る
・コリアカップは圧巻の走り
・先行競馬が得意

▼課題
・G1馬ではない
・位置取りやポジションが重要

サウジクラウン

主な勝ち鞍
  • ペンシルベニアダービー (G1) 2023年
  • ルイジアナステークス  (G3) 2024年

名前に反してアメリカ調教馬のサウジクラウンは昨年のペンシルベニアダービーの勝ち馬です。

このレースはダート1,800mで不良馬場開催でしたが幸先よく先頭に躍り出ると、そのまま先頭で競馬を行い、最後の直線でドリームライク1頭が詰め寄りましたがなんとか退けて勝利しました。

1Fあたりの時計が分からないですが、各馬が直線で伸び切れていないことから消耗戦のような競馬になっていたと思います。

そのなかで力強く最後まで粘っていて地力の高さを見せています。

前走のルイジアナステークスも逃げの競馬で完勝でした。

ただ、2走前のブリーダーズカップクラシックが番手の競馬で凡走しているのでできればハナに立ちたいところです。

今年のサウジカップはハナを主張する馬が多数いるので、主導権を確保できるかが勝敗のポイントとなるでしょう。

★評価点
・ペンシルベニアダービーが強い競馬
・逃げたら強いパフォーマンスを発揮
・このレースと相性のいいアメリカ調教馬

▼課題
・先頭に立たないと崩れやすい

スコットランドヤード

主な勝ち鞍
  • 二聖都の守護者杯 (L) 2023年

名前に反してサウジアラビア調教馬であるスコットランドヤードは条件戦上がりの馬でG1どころか重賞タイトルも手にしていません。

しかし、サウジカップの舞台であるキングアブドゥルアジーズ競馬場でこれまで6戦行い【4-1-0-1】の成績を残しています。

今年の出走登録馬の中ではもっとも競馬場適性に期待できるでしょう。

ただし、昨年のサウジカップは最下位、しかも大差負けでした。

また、現時点では補欠馬扱いされています。

出走可能馬が1頭でも競走除外になってくれれば出走資格は得られるものの、出られるかどうかは天に祈るしかありません。

仮に出走できたとしても昨年の内容や近走を見る限り好走は容易ではないでしょう。

★評価点
・競馬場適性はある

▼課題
・相手が強い
・昨年のサウジカップで最下位
・月曜日の時点で補欠馬

セニョールバスカドール

主な勝ち鞍
  • サンディエゴハンデキャップ (G2) 2023年
  • アックアックステークス   (G3) 2022年

アメリカ調教馬のセニョールバスカドールはG1タイトルこそ手にしていませんが、前走のペガサスワールドカップが非常に強い競馬で、中団から早めに動き、4コーナーから直線にかけて先頭に躍り出ると、後続とのセーフティリードを保ちながら初G1制覇を目指しました。

ところが、替わって躍り出たナショナルトレジャーが外から一気を仕掛け、最後の最後に捕らえられて惜しくも敗退しています。

敗れはしたものの見せ場たっぷりの競馬で非常に強い競馬でした。

今回ナショナルトレジャーが人気する反面、セニョールバスカドールはそこまで人気しないと思いますが、ペガサスワールドカップは惜しい競馬だったので穴馬として面白そうです。

サウジアラビアのレースは初めてですが、過去のレースを見てみると時計のかかる馬場でもやれています。

まくりもできるため前が総崩れになれば一気に台頭するかもしれません。

★評価点
・ペガサスワールドカップが強い競馬
・G1馬並みの実力がある
・タフな舞台でもやれる

▼課題
・G1馬ではない
・初のサウジアラビア遠征

ディファンデッド

主な勝ち鞍
  • ハリウッドゴールドカップ    (G1) 2023年
  • オーサムアゲインステークス   (G1) 2022年
  • カリフォルニアンステークス   (G2) 2023年
  • ネイティヴダイヴァーステークス (G3) 2022年

ディファンデッドはサウジアラビアの調教馬ですが昨年秋まではアメリカを主戦場としており、ハリウッドゴールドカップとオーサムアゲインステークスを制しています。

ハリウッドゴールドカップでは早めに先頭に立って直線ではピロリの追撃を振り切って勝利しました。

使える脚はそこまで長くないものの、最後まで粘り切ることができましたし断然1番人気の支持に応えての勝利でした。

昨年のペガサスワールドカップでは2番手の位置で競馬を行いながら、3コーナー辺りでじわりと動き出し、4コーナーから直線にかけて一度は先頭に立ちます。

しかし、すぐそこで競馬を行ったアートコレクターのほうが手ごたえ抜群で4馬身半差で敗れました。

この2戦はどちらも善戦していますが、直線で使える脚はそこまで長くありません。

また、2走前のパシフィッククラシックやその前のサンディエゴハンデキャップのように3番手以降になると案外脆い点も気になります。

G1タイトルをふたつ手にしているのでそこそこ人気するかもしれませんがあまり手は出したくありません。

★評価点
・G1タイトルを二つ手にしている
・逃げや2番手からの競馬が得意

▼課題
・使える脚は長くない
・前を確保できなければ脆い

パワーインナンバーズ

主な勝ち鞍
  • 二聖都の守護者杯 (L) 2024年

パワーインナンバーズは地元サウジアラビアの馬です。

条件戦上がりで挑んだ二聖都の守護者杯では序盤こそ5番手の位置にいましたがコーナーで早めに押し上げて直線で長く脚を活かして勝利しています。

しかし、2着馬との差は半馬身ほどしかない上、勝ち時計1分52秒8も物足りません。

重賞レースは出走経験がないですし、リステッドクラスで辛勝なので、世界の強豪がそろうサウジカップで激走は容易ではないでしょう。

★評価点
・前走が今回と同じコースで勝利している

▼課題
・相手が強い
・重賞タイトルを手にしたことがない
・前走リステッドで辛勝

ホイストザゴールド

主な勝ち鞍
  • シガーマイルハンデキャップ (G2) 2023年
  • フェニックスステークス   (G2) 2023年

ホイストザゴールドはアメリカの調教馬でG2タイトルを二つ手にしています。

勝利したフェニックスステークスは序盤こそ3番手の位置で競馬していましたが早めに先頭に躍り出て勝利しました。

そして、前走のシガーマイルハンデキャップは先行競馬を行いながらセニョールバスカドールに完勝しています。

しかし、前走ペガサスワールドカップは得意の逃げを打ったものの3~4コーナー付近で番手に控えていたナショナルトレジャーらに捕らえられてコーナーの時点で交わされそのまま敗れました。

4着は死守したものの、上位勢との差は大きかったです。

今回も逃げたいところですがマークされたら苦しくなるでしょう。

この馬からしたら1,800mの距離も長いかもしれませんし、あまり印は考えていません。

★評価点
・データと相性のいいアメリカ調教馬
・シガーマイルハンデキャップでセニョールバスカドールに完勝
・逃げの競馬が得意

▼課題
・マークされたら崩れやすい
・G1馬ではない
・距離が長い可能性がある

メイショウハリオ ※取消

主な勝ち鞍
  • 帝王賞      (Jpn1) 2023年
  • 帝王賞      (Jpn1) 2022年
  • かしわ記念    (Jpn1) 2023年
  • マーチステークス  (G3) 2022年
  • みやこステークス  (G3) 2021年

日本から参戦するメイショウハリオは今年7歳でウシュバテソーロと並んで最年長ホースです。

2年前の帝王賞で初めてG1タイトルを手にしました。

この年の帝王賞は前年のチャンピオンズカップで圧巻のパフォーマンスを見せたテーオーケインズや2年連続ドバイワールドカップで馬券に絡んだチュウワウィザード、そして東京大賞典を4連覇したオメガパフュームといった錚々たるメンバーが参戦していました。

しかし、これら有力馬を差し置いてメイショウハリオは優勝したのでした。

その後は差しの競馬で頭角を現し、昨年の帝王賞を連覇、マイルのかしわ記念でも勝ち切っており、1,600mから2,000mまで幅広く対応しています。

ただ、前走のチャンピオンズカップとその前のJBCクラシックは掲示板入りしているとはいえ勝ち馬から離されているので年齢的な衰えは出てきている感じがします。

日本馬の中では狙いづらいですが、軽視して爆走したのが一昨年の帝王賞なのでよっぽど人気がなければ配当妙味に期待して抑えるかもしれません。

★評価点
・マイルから2,000mまで幅広く対応
・一昨年の帝王賞で当時の一流ダート馬に勝ち切った
・時計のかかる馬場でもやれる

▼課題
・昨年秋は着順以上に大敗している
・年齢的な衰えがありそう

以上になります。
サウジカップの予想の参考にしてみてください!

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