【日経新春杯2023予想】注目馬3頭+穴馬2頭はこちら!7歳以上の複勝率ゼロ!
日経新春杯2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
~~~~~★的中のお知らせ☆~~~~~
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!
うましるでは毎週開催される重賞レースに考察を行っております。
さて、今年最初に開催された東西金杯において、いきなり的中したのでお知らせいたします!
中京で代替開催された今年の京都金杯において、うましるが本命に推した◎イルーシヴパンサーが内からイン突きを決めて見事勝利しました!!
また!
2着には対抗に推した〇エアロロノアが!
さらには3着には▲プレサージュリフトが見事入選!
本命→対抗→単穴の完全的中が決まったのです!!!
単勝7.4倍!
馬連22.8倍!!
三連複41.4倍!!!
すべて総取り的中しました!!!
幸先のよいスタートを切れたと思います!
もうひとつの中山金杯は無印評価の1番人気ラーグルフが勝ち切ったため、馬券は外れました。
それでも本命に推した7番人気のクリノプレミアムが2着に入選し、悪くない内容だったと思いました。
この調子で今週開催される重賞もしっかりと当てていきますね!
今年度もうましるをよろしくお願いいたします(^_-)-☆
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日経新春杯2023の概要
日経新春杯は芝の中距離で開催される4歳以上のハンデキャップ競走です。
もともと京都競馬場で行われているレースですが、現在京都競馬場が改修工事の関係で使用できないので、一昨年、昨年に引き続き、中京の芝2,200mで代替開催されています。
年の最初に開催されるG2競走ということで、過去に重賞レースに出走した馬や、条件戦を勝ちあがった馬が一挙に集います。
ここで結果を残した馬でのちに大成した馬は数知れず。
種牡馬として競馬界に爪痕を残したしたステイゴールドをはじめ、ルーラーシップやミッキーロケット、グローリーヴェイズといった面子はここを制したのちにG1タイトルを手にしました。
また、斤量制の見直しとなったテンポイントの悲劇もこのレースがきっかけとなっています。
1月中旬に開催されるレースでG1レースとの結びつきはそこまで強くありませんが、それでものちのG1路線に挑む馬にとっては大事なレースですよ。
今年はヴェルトライゼンデやプラダリア、ロバートソンキーといった骨のあるメンツが集まりました。
どの馬が上位入選するか、分析していきます!
日経新春杯2023の開催内容
開催日 | 1月15日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中京競馬場 中京11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 5700万円 |
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日経新春杯2023が開催される中京の芝2,200mの特徴
中京の芝2,200mは4コーナーのポケットがスタート地点です。
芝2,000mよりさらに1F後方からのスタートとなっています。
最初の1コーナーまでの距離は514mもあります。
また、中京はスタンド側の直線が上り傾斜となっています。
このことから、極端な先行争いは置きづらく、比較的ペースは落ち着きます。
スタンド前から続く上り坂は1.2コーナーに入っても続きます。
1.2コーナーは3.4コーナーよりも小回りとなっていることから、ゆったりとした流れで向こう正面に向かうことが多いです。
向こう正面に入っても上り坂は続きますが、ちょうど真ん中あたりが坂のてっぺんとなっています。
てっぺんを過ぎると今度は一転して長い下り坂が続きます。
この下り傾斜は3.4コーナーに入っても終始続きます。
3.4コーナーは1.2コーナーと比較するとコーナーワークが大きいです。
また、ラスト3Fの標識もコーナーの途中にあることから、スパートを仕掛けやすく、コーナーで動く馬が多いですよ。
最後の直線は約412mです。
直線が長いので差しや追い込みも決まりやすいですが、直線上には最初に駆け上がった急坂が再び待ち受けています。
結果的に2度急坂を乗り越えるコースレイアウト上、非常にタフなコースとなっていて、スタミナとパワーが求められやすいですよ。
日経新春杯2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ヤマニンゼスト | 牡4 | 55.0 | 武豊 |
2 | ヴェルトライゼンデ | 牡6 | 59.0 | D.イーガン |
3 | ロバートソンキー | 牡6 | 57.0 | 伊藤工真 |
4 | ハヤヤッコ | 牡4 | 58.5 | 吉田隼人 |
5 | モズナガレボシ | 牡6 | 55.0 | 角田大河 |
6 | ダンディズム | 牡7 | 55.0 | 富田暁 |
7 | プライドランド | 牡6 | 54.0 | 福永祐一 |
8 | ヴェローナシチー | 牡8 | 54.0 | 川田将雅 |
9 | プリマヴィスタ | 牡4 | 54.0 | M.デムーロ |
10 | キングオブドラゴン | セ7 | 55.0 | 坂井瑠星 |
11 | イクスプロージョン | 牡5 | 57.0 | 和田竜二 |
12 | プラダリア | 牡6 | 56.0 | 松山弘平 |
13 | アフリカンゴールド | セ8 | 58.0 | 国分恭介 |
14 | サンレイポケット | 牡7 | 58.0 | 鮫島克駿 |
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過去10年の日経新春杯のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 2 | カポーティスター | 10 | 北野特別(1,000万) | 1 |
良 | 2 | 1 | ムスカテール | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) | 2 |
3 | 3 | トウカイパラダイス | 4 | 金鯱賞(G2) | 4 | |
2014 | 1 | 1 | サトノノブレス | 2 | 菊花賞(G1) | 2 |
良 | 2 | 8 | アドマイヤフライト | 1 | オリオンステークス(1,600万) | 1 |
3 | 4 | フーラブライド | 4 | 愛知杯(G3) | 1 | |
2015 | 1 | 4 | アドマイヤデウス | 6 | 日本ダービー(G1) | 7 |
良 | 2 | 5 | フーラブライド | 10 | 愛知杯(G3) | 6 |
3 | 6 | アドマイヤフライト | 7 | 札幌記念(G2) | 14 | |
2016 | 1 | 1 | レーヴミストラル | 2 | 金鯱賞(G2) | 8 |
良 | 2 | 7 | シュヴァルグラン | 1 | オリオンステークス(1,600万) | 1 |
3 | 10 | サトノノブレス | 4 | 金鯱賞(G2) | 3 | |
2017 | 1 | 5 | ミッキーロケット | 1 | 菊花賞(G1) | 5 |
稍重 | 2 | 3 | シャケトラ | 2 | 境港特別(1,000万) | 1 |
3 | 8 | モンドインテロ | 4 | ステイヤーズS(G2) | 3 | |
2018 | 1 | 7 | パフォーマプロミス | 1 | グレイトフルS(1,600万) | 1 |
良 | 2 | 2 | ロードヴァンドール | 4 | 中日新聞杯(G3) | 3 |
3 | 9 | ガンコ | 7 | 江坂特別(1,000万) | 1 | |
2019 | 1 | 2 | グローリーヴェイズ | 1 | 菊花賞(G1) | 5 |
良 | 2 | 10 | ルックトゥワイス | 5 | グレイトフルS(1,600万) | 1 |
3 | 5 | シュペルミエール | 3 | オリオンステークス(1,600万) | 1 | |
2020 | 1 | 6 | モズベッロ | 2 | グレイトフルS(3勝) | 4 |
良 | 2 | 4 | レッドレオン | 5 | 比叡S(3勝) | 1 |
3 | 8 | エーティーラッセン | 11 | オリオンS(3勝) | 2 | |
2021 | 1 | 14 | ショウリュウイクゾ | 7 | 関ケ原S(3勝) | 8 |
良 | 2 | 5 | ミスマンマミーア | 13 | 新潟牝馬S(OP) | 4 |
3 | 11 | クラージュゲリエ | 4 | アンドロメダS(L) | 2 | |
2022 | 1 | 10 | ヨーホーレイク | 3 | 日本ダービー(G1) | 7 |
良 | 2 | 4 | ステラヴェローチェ | 1 | 有馬記念(G1) | 4 |
3 | 6 | ヤシャマル | 9 | 中日新聞杯(G3) | 8 |
【年齢】4歳馬◎、7歳馬×
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳馬 | 【8-3-0-18】 | 27.6% | 37.9% | 37.9% |
5歳馬 | 【1-4-5-27】 | 2.7% | 13.5% | 27.0% |
6歳馬 | 【1-3-5-33】 | 2.4% | 9.5% | 21.4% |
7歳以上 | 【0-0-0-42】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の日経新春杯の好走馬を年齢別にまとめました。
4歳馬は過去10年でなんと8勝もしており、単勝率は驚異の27%です。
連対率を見ても38%ほどあるため非常に好成績ですね。
ただし、3着には1頭も来ていません。
対して、7歳以上の馬は過去10年で42頭が出走しましたが1頭も馬券に絡めませんでした。
日経新春杯は年齢の影響が非常に強いレースです。
勝ち馬を探す際は4歳馬を中心に、相手候補には5.6歳を絡めるのがよさそうです。
今年の出走馬で4歳馬は3頭います。
そして、7歳以上の馬は5頭いました。
【ハンデ】斤量57キロ以上の馬の優勝例はない
斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
57キロ以上 | 【0-1-1-14】 | 0.0% | 6.3% | 12.5% |
56.5キロ | 【0-0-1-0】 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
56キロ | 【1-3-3-19】 | 3.8% | 15.4% | 26.9% |
55キロ | 【5-2-1-28】 | 13.9% | 19.4% | 22.2% |
54キロ | 【1-2-1-21】 | 4.0% | 12.0% | 16.0% |
53キロ | 【1-1-0-16】 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
52キロ | 【2-1-2-12】 | 11.8% | 17.6% | 29.4% |
51キロ以下 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
過去10年の日経新春杯の好走馬を斤量別にまとめました。
もっとも結果を残しているのが55キロの馬で、過去10年で5頭の勝ち馬がでています。
しかしながら、複勝率でみると斤量52キロから56キロの馬まで、幅広く活躍しているのが特徴ですね。
このなかで注目したいのが斤量57キロ以上を課せられた馬です。
ハンデ57キロ以上の馬は過去10年で16頭が出走しましたが、1頭も勝ち馬がでていません。
昨年1番人気に支持されたステラヴェローチェも2着に敗れています。
ハンデ57キロを課せられた馬は相手候補にとどめるのがよさそうです。
今年の出走馬で斤量57キロ以上の馬は6頭いました。
【脚質】差し有利に拍車がかかった
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
先行 | 【3-0-5-30】 | 7.9% | 7.9% | 21.1% |
差し | 【5-8-4-43】 | 8.3% | 21.7% | 28.3% |
追い込み | 【1-1-0-39】 | 2.4% | 4.9% | 4.9% |
過去10年の日経新春杯の好走馬を脚質別にまとめました。
もっとも結果を残しているのが逃げ馬で、頭数に対して勝率10%、複勝率30%のトップです。
ところが、中京で代替開催された近2開催で結果を残しているのは差し・追い込み馬です。
例えば2021年度のミスマンマミーアは最後方から追い込み一気で勝利をつかみました。
また、2022年度のヨーホーレイクとステラヴェローチェも差しの競馬で連対しています。
中京はコースの大部分を坂道が占めていることから距離以上にスタミナが問われやすく、逃げや先行といった前で競馬する馬はペース配分が非常に難しいのです。
京都開催時代から差し馬は結果を残していましたが、中京開催でより一層差しや追い込み馬が活躍するようになりました。
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過去10年の日経新春杯の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-4-0-3】 | 30.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 【3-1-0-6】 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4~6番人気 | 【1-3-5-21】 | 3.3% | 13.3% | 30.0% |
7~9番人気 | 【1-0-3-26】 | 3.3% | 3.3% | 13.3% |
10番人気以下 | 【1-2-1-56】 | 1.7% | 5.0% | 6.7% |
ハンデ戦だが人気順当
過去10年の日経新春杯の好走馬を人気別にまとめました。
1番人気は3勝、7頭が連対し、連対率は70%です。
2番人気の馬は複勝率こそ40%ですが、1番人気同様3頭が勝利していました。
ハンデ戦は荒れるイメージがあり、上位人気の信頼度がいまいち高くないレースが多い中、日経新春杯は人気を集めた馬が結果を残しています。
このことから、日経新春杯では上位人気の信頼度が高いレースといえるでしょう。
堅く決まる可能性は低い
近2年の日経新春杯上位 | 勝ち馬 | 人気 |
21年度1着 | ショウリュウイクゾ | 7 |
21年度2着 | ミスマンマミーア | 13 |
21年度3着 | クラージュゲリエ | 4 |
22年度1着 | ヨーホーレイク | 3 |
22年度2着 | ステラヴェローチェ | 1 |
22年度3着 | ヤシャマル | 9 |
かつての日経新春杯は2014年度や2016年度、2017年度のように4番人気以内に支持された馬で決着した年もありました。
しかし、中京で代替開催された近2年に限ってみると、7番人気のショウリュウイクゾや13番人気のミスマンマミーア、9番人気のヤシャマルのように人気落ちの馬も馬券に絡んでいます。
中京で代替開催された近2年だけ見ると、順当で決まる可能性は低いのです。
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過去10年の日経新春杯の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-1-0-11】 | 25.0% | 31.3% | 31.3% |
2枠 | 【1-2-2-11】 | 6.3% | 18.8% | 31.3% |
3枠 | 【0-4-3-11】 | 0.0% | 22.2% | 38.9% |
4枠 | 【2-1-0-15】 | 11.1% | 16.7% | 16.7% |
5枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
6枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【1-0-2-18】 | 4.8% | 4.8% | 14.3% |
8枠 | 【0-0-0-21】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
死に目は8枠
過去10年の日経新春杯の好走馬を枠順別にまとめました。
もっとも好走しているのは1枠で4頭の勝ち馬がでています。
3枠は勝ち馬こそでていませんが7頭が馬券に絡んでおり、複勝率38.9%は全枠順でトップの成績でした。
対して、もっとも好走率が低いのが8枠です。
8枠の馬はこれまで21頭が出走しましたが、勝ち馬どころか1頭も馬券に絡めていません。
2020年度のアフリカンゴールド(3番人気)や2019年のムイトオブリガード(2番人気)も8枠を引いた影響か、着外に敗れてしまいました。
この傾向は中京で代替開催された近2年においても変わりません。
日経新春杯では8枠を引いた馬は大きく評価を下げていいでしょう。
過去10年の日経新春杯の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【5-1-0-26】 | 15.6% | 18.8% | 18.8% |
G2 | 【1-1-4-21】 | 3.7% | 7.4% | 22.2% |
G3 | 【0-2-2-34】 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
L | 【0-0-1-4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
OP | 【0-1-0-15】 | 0.0% | 6.3% | 6.3% |
3勝 | 【3-4-2-18】 | 11.1% | 25.9% | 33.3% |
2勝 | 【1-1-1-2】 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
前走G1組がもっとも強く、次いで昇級組が活躍している
過去10年の日経新春杯で最も結果を残しているのが前走G1を使われた馬です。
過去10年の勝ち馬5頭が前走G1を使われていました。
前走がG2だった馬も勝ち馬こそ1頭ですが6頭が馬券に絡み、複勝率は20%を超えています。
やはり、前走で強い相手と戦った馬が結果を残しやすいのでしょう。
しかしながら、G2組以上に好走しているのが意外なことにクラス戦を使われた馬です。
特に、前走が3勝クラスだった馬はハンデの恩恵も味方して、これまでに3頭が勝利、9頭が馬券に絡みました。
前走がG3だった馬は勝利経験がないですし、前走がオープン・リステッドだった馬はさらに好走率を落としています。
日経新春杯では
前走G1・G2・クラス戦
これらの馬を評価したいですね。
今年の出走馬で該当する馬は7頭います。
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日経新春杯2023の注目馬3頭
今年最初に開催される日経新春杯は前年までに結果を残した馬が多数集まります。
今年も骨のあるメンバーが揃いました。
今年の出走馬のなかから注目したい3頭の馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ヴェルトライゼンデ
今年の日経新春杯の注目馬はヴェルトライゼンデです。
コントレイルがダービーを制した時の3着馬として有名ですね。
古馬になってからは屈腱炎のために長期休暇を余儀なくされましたが、昨年の鳴尾記念では復帰戦ながらも勝利をつかみました。
このときの2着馬がのちにエリザベス女王杯を制するジェラルディーナなので、相手関係を考えても見事な勝ちっぷりといえます。
今年のジャパンカップは古馬になって初めてのG1戦でしたが、最内から長く脚を使って3着に入選しているように、ここでの上位人気は避けられません。
ダービーやジャパンカップ、そして勝った鳴尾記念(中京で代替開催)が左回りのコースであることから、左回りの適性も高いですし距離も問題ありませんね。
月曜日の時点でどれだけの斤量が設定されるか分かりませんが、極端に重ハンデを課せられない限りはここでの好走にも期待できるでしょう。
ヤマニンゼスト
昨年の神戸新聞杯では12番人気の低評価ながらも鋭く追い込んで2着に入選しました。
勝ち馬のジャスティンパレスにこそ鮮やかに突き放されましたが、はじめての重賞戦でしっかり結果を残せたのは評価したいですね。
この神戸新聞杯は今回と全く同じ中京芝2,200mで行われていることからも、舞台適性の高さを証明したのもポイントが高いです。
4歳馬、差し馬、そして前走G1組と、好走データがたくさんあるのも追い風です。
相手関係は強くなりますが、どこまでやれるか見ものでしょう。
ロバートソンキー
2020年度の神戸新聞杯は今回と全く同じ中京の芝2,200mで開催されています。
このときのロバートソンキーは1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬で14番人気と全く評価されませんでした。
しかしながら、末脚をフルに活かした競馬で3着に入選し、波乱の立会者となったのです。
その後はクラス戦と重賞を行き来していますが、前走のオールカマーは直線の短い中山で上がり最速35秒1の末脚で2着に絡みました。
この時の勝ち馬がジェラルディーナで3着以下がテーオーロイヤルやデアリングタクト、ウインキートスといった面々なので着順以上に強い競馬ができています。
神戸新聞杯の内容からも分かるように舞台適性も問題ありません。
主戦を勤める伊藤騎手とともに、初重賞タイトルを手にしたいですね。
日経新春杯2023の穴馬2頭
日経新春杯は穴馬が馬券に絡むこともたびたび見られます。
今年の出走馬の中から配当に期待できそうな2頭の馬を紹介しますね。
出走馬確定前の内容になります。枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ヴェローナシチー
昨年の京都新聞杯は中京の芝2,200m、今回と全く同じ舞台で2着に入選しています。
この京都新聞杯は前半こそ後方競馬を行いましたが、3.4コーナーで仕掛け始めると、長く脚を使って連対しました。
立ち回りが器用な馬なのです。
データと相性のいい4歳馬、そして追い込み馬という点も評価したいですね。
鞍上もリーディング上位の川田騎手ですし、枠順次第では積極的に狙いたい馬です。
プラダリア
昨年の青葉賞は初めての重賞チャレンジでしたが直線で長く脚を使って勝利をつかんでいます。
近3戦はいずれも着外ですが、ダービーはイクイノックスやドウデュースら相手に5着なので悪くありません。
前走の菊花賞も距離が長すぎたことを考慮すれば気にしなくていいでしょう。
気になるのは2走前の神戸新聞杯の大敗です。
ここでは人気を背負いながらも思うように脚を活かせませんでした。
今回も神戸新聞杯同様中京芝2,200mです。
神戸新聞杯の敗因が舞台であればここは危険な人気馬となりそうですが、末脚勝負になりやすい舞台なので、状態を整えたら好走する可能性も少なくありません。
人気を落とすようなら抑えてもよさそうです。
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日経新春杯2023予想の最終買い目
日経新春杯の予想(曇り稍重馬場想定)
土曜日の中京は雨の影響を大いに受けて芝・ダートともに重馬場で開催されました。
土曜日の芝レースにおける時計を見ても、クラス戦、そしてメイン競走の愛知杯ともに時計はかかっていました。
雨の影響を大いに受けていることが分かりますね。
日曜日は雨こそ降りませんが終日曇りの予報です。
そのため、馬場の回復にはそこまで期待できないでしょう。
うましるでは稍重で時計のかかりやすい条件下を想定しながら日経新春杯を予想します。
◎本命 8 ヴェローナシチー
父 | エピファネイア |
母 | アモーレエテルノ |
母父 | ゼンノロブロイ |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2021年 |
前走 | グレイトフルS(3勝クラス) 2着 |
本命はヴェローナシチーにします。
重馬場で開催された土曜日のレースを見る限り、前が止まらない展開だったので、近年差しや追い込みで結果を残しているヴェローナシチーの末脚が合うか一瞬迷いました。
しかし、ヴェローナシチーは中京で行われた京都新聞杯や白百合ステークスでは先行競馬で2着に入選しているように、脚質問わず好走しています。
このことから、前有利の現在の中京では先行競馬を行ってくる可能性が高いと判断しました。
鞍上の川田騎手も土曜日の愛知杯において、アートハウスとともに勝利をつかみました。
現在の中京におけるトラックバイアスは熟知しているでしょう。
データと相性のいい4歳馬の中でももっとも好走に期待できそうなので、本命にすることにしました。
〇対抗 3 ロバートソンキー
父 | ルーラーシップ |
母 | トウカイメガミ |
母父 | サンデーサイレンス |
主な勝ち鞍 | 日本海S(3勝クラス) 2022年 |
前走 | オールカマー(G2) 2着 |
ロバートソンキーは対抗にします。
レース前日の段階でロバートソンキーが1番人気に支持される要因は昨年のオールカマーにおける活躍でしょう。
ここではのちにエリザベス女王杯を勝利するジェラルディーナ相手にタイム差0.2秒差の2着は立派ですね。
また、このオールカマーでは今回出走しているヴェルトライゼンデに完勝しているのも人気の要因です。
そして、翌週に開催される別定条件のAJCCではなく、ハンデ戦の日経新春杯に向かっているのもポイント。
陣営はオールカマーと全く同じ条件の中山芝2,200mよりも神戸新聞杯で波乱を演出した中京芝2,200mのほうがロバートソンキーに合うと判断したのでしょう。
良くも悪くもオールカマー以降はレースを使わずに疲れを完全に取り払いましたし、追切も非常に良かったので馬券内に期待です。
▲単穴 2 ヴェルトライゼンデ
父 | ドリームジャーニー |
母 | マンデラ |
母父 | Acatenango |
主な勝ち鞍 | 鳴尾記念(G3) 2022年 |
前走 | ジャパンC(G1) 3着 |
ヴェルトライゼンデは単穴にします。
昨年の鳴尾記念で復活を果たし、同年のジャパンカップでも3着に入選しました。
実績だけ見たらここは上位の一角ですが、ハンデ59キロがあまりにも酷です。
しかしながら、翌週開催されるAJCCではなく、重ハンデが課せられる可能性がはじめから分かっていた日経新春杯を陣営が選択した点が気になりました。
ロバートソンキーと理由は被りますが、陣営は過去に好走した中山芝2,200mではなく中京芝2,200mでの距離相性に期待したのでしょう。
陣営の考えを察するとここはメイチで仕上げてくるでしょう。
ただし、日経新春杯は斤量57キロの勝利馬がここ10年出ていないことから、相手候補にしました。
△連下 1 ヤマニンゼスト
父 | シンボリクリスエス |
母 | ヤマニンバステト |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 3歳以上1勝クラス 2022年 |
前走 | 菊花賞(G1) 6着 |
連下にはヤマニンゼストを推します。
データ的に長所なのは
①日経新春杯と相性のいい差し馬
②4歳馬
③過去10年で好走している1枠を引いた点
しかし、現在の中京は雨の影響もあって前が止まらない舞台となっています。
ヤマニンゼストは典型的な追い込み馬なので、現在の中京で末脚を活かせるのか疑問に思いました。
そして、もうひとつ引っ掛かったのが騎乗する武豊騎手と日経新春杯の相性です。
実は、武豊騎手は近10年の日経新春杯のうち8回出走していますが、馬券に絡んだのは2016年のサトノノブレスだけです。
近年は2019年のレッドジェニアル(1番人気)や2020年のアドマイヤビルゴ(1番人気)、2021年のフライライクバード(2番人気)といった人気馬に騎乗しましたが、いずれも馬券外入選でした。
月曜日の段階では本命候補でしたが、騎手相性と現在の前が止まらない中京の馬場を考慮し、評価を落としました。
△連下 10 キングオブドラゴン
父 | ハーツクライ |
母 | ベガスナイト |
母父 | コロナドズクエスト |
主な勝ち鞍 | 湾岸S(3勝クラス) 2022年 |
前走 | アルゼンチン共和国杯(G2) 18着 |
穴枠でキングオブドラゴンを抑えます。
今年の出走馬を見ると、前を行きそうなのがアフリカンゴールドかキングオブドラゴンくらいしかいません。
そして、現在の中京は前が止まらない展開になっているので、先行勢が残る可能性は高いです。
アフリカンゴールドはデータと相性の悪い8枠&高齢馬であることから、データのマイナス要素が少ないキングオブドラゴンを抑えることにしました。
消し 12 プラダリア
父 | ディープインパクト |
母 | シャッセロール |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 青葉賞(G2) 2022年 |
前走 | 菊花賞(G1) 7着 |
プラダリアは消します。
末脚勝負に定評がある4歳馬ですが、現在の中京の馬場でその脚を活かせるかが少し疑問に思いました。
そして、昨年の神戸新聞杯では2番人気に支持されながらも8着に敗れています。
もともと新馬戦や未勝利戦が中京で連対していることから、中京との相性は悪くなさそうですが、今回と全く同じコースの神戸新聞杯の負けっぷりが気になりました。
前日の時点で上位人気していますが、ここは危険な人気馬と判断して消すことにします。
単勝
8 ヴェローナシチー
馬連流し
軸馬:8
相手:1、2、3、10
三連複フォーメーション
1頭目:8
2頭目:1、2、3、10
3頭目:1、2、3、10
以上になります。
日経新春杯の予想の参考にしてみてください!