【フェブラリーステークス2023予想】おすすめの3頭はこちら!500キロの“大型馬”が好走!
フェブラリーステークス2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
フェブラリーステークス2023の概要
フェブラリーステークスは東京競馬場で開催されるダート1,600mのG1レースです。
中央競馬で開催される年度初のG1競走としても知名度が高いフェブラリーステークスは、春季ダート王決定戦の位置づけがされています。
そのため、昨年ダート路線で活躍した馬が集うイメージがありますが実際はそうではありません。
なぜなら、典型的な中距離ダート馬はフェブラリーステークスの2週間前に開催される川崎記念(Jpn1/ダート2,100m)に向かう傾向が強いからです。
そのため、フェブラリーステークスはすべてのダートホースが参戦することはなく、短距離馬やマイラー色の強い馬が集まるので、最強ダートマイラー決定戦という意味合いのほうが強かったりしますよ。
また、フェブラリーステークスの舞台となる東京芝1,600mはダート王決定戦にもかかわらず芝スタート、そしてワンターンで直線が長いです。
競走馬の脚質における有利不利も大きく、コース適性がかみ合わなければ有力馬でも凡走しています。
好走する馬を見つけるうえではやはり過去のデータ分析は欠かせません。
うましるでは過去10年のフェブラリーステークスのデータを項目別にまとめました。
好走するポイントを見つけ、今年最初のG1レースを手にしましょう!
フェブラリーステークス2023の開催内容
開催日 | 2月19日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | ダート1,600m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億2000万円 |
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フェブラリーステークス2023が開催される東京のダート1,600mの特徴
東京のダート1,600mはワンターンコースです。
スタートは2コーナーの奥ポケットで、芝スタートとなっています。
内枠を引いた馬はスタートして150mほど芝の上を走ってダートに入りますが、外枠の馬は180mほど走ってから本線に入ります。
競走馬はダートよりも芝のほうがスピードは出やすいので、外枠を引いた馬のほうが芝を長く走れる分、前のポジションを確保しやすくなっています。
スタートから最初のコーナーまでは約640mもあります。
ワンターンコースなのでポジション争いは激しくなりませんが、マイル戦ということで意外とハイペースになりやすいです。
3.4コーナーは平たんで、各馬はラストスパートに備えて脚を溜めながら最後の直線に向かいます。
直線は約501mあります。
直線上には高低差2.4mほどの坂があって300mほど緩やかな坂を駆け上がり、坂を超えたらさらに200mほど先にゴール板が立っています。
東京ダート1,600mは芝スタートいうこともあって、外枠を引いた馬のほうが最初のポジション争いを制しやすいです。
また、最後の直線は国内の競馬場の中でも群を抜いて長く、末脚を思う存分活かすことができます。
ダートの頂点を決める舞台でありながら、非常にクセのあるコースで求められる要素はスピード能力や上がりの末脚です。
また、持ち時計や上がりタイムはもちろんのこと、これまでに東京ダートで好走実績のある馬を探すのもよいでしょう。
フェブラリーステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ジャスパープリンス | 牡8 | 58.0 | 田中勝春 |
2 | シャールズスパイト | 牡6 | 58.0 | J.モレイラ |
3 | ケンシンコウ | 牡6 | 58.0 | T.バシュロ |
4 | ドライスタウト | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭太 |
5 | オーヴェルニュ | 牡7 | 58.0 | 福永祐一 |
6 | メイショウハリオ | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 |
7 | レモンポップ | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 |
8 | アドマイヤルプス | セ6 | 58.0 | 内田博幸 |
9 | ショウナンナデシコ | 牝6 | 56.0 | 横山武史 |
10 | テイエムサウスダン | 牡6 | 58.0 | C.ルメール |
11 | ソリストサンダー | 牡8 | 58.0 | 菅原明良 |
12 | セキフウ | 牡4 | 58.0 | M.デムーロ |
13 | スピーディキック | 牝4 | 56.0 | 御神本訓史 |
14 | ヘリオス | セ7 | 58.0 | 武豊 |
15 | レッドルゼル | 牡7 | 58.0 | 川田将雅 |
16 | ケイアイターコイズ | 牡7 | 58.0 | 横山和生 |
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過去10年のフェブラリーステークスのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 2 | グレープブランデー | 3 | 東海S(G2) | 1 |
良 | 2 | 6 | エスポワールシチー | 9 | 東京大賞典(G1) | 5 |
3 | 10 | ワンダーアキュート | 7 | 川崎記念(Jpn1) | 2 | |
2014 | 1 | 13 | コパノリッキー | 16 | フェアウィルS(OP) | 9 |
良 | 2 | 15 | ホッコータルマエ | 2 | 川崎記念(Jpn1) | 1 |
3 | 11 | ペルシャザール | 1 | JCダート(G1) | 1 | |
2015 | 1 | 4 | コパノリッキー | 1 | 東海S(G2) | 1 |
良 | 2 | 14 | インカンテーション | 5 | 東海S(G2) | 3 |
3 | 10 | ベストウォーリア | 3 | チャンピオンズC(G1) | 11 | |
2016 | 1 | 14 | モーニン | 2 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
重 | 2 | 7 | ノンコノユメ | 1 | チャンピオンズC(G1) | 2 |
3 | 4 | アスカノロマン | 7 | 東海S(G2) | 1 | |
2017 | 1 | 3 | ゴールドドリーム | 2 | チャンピオンズC(G1) | 12 |
良 | 2 | 9 | ベストウォーリア | 5 | 根岸ステークス(G3) | 2 |
3 | 10 | カフジテイク | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 | |
2018 | 1 | 12 | ノンコノユメ | 4 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
良 | 2 | 14 | ゴールドドリーム | 1 | チャンピオンズC(G1) | 1 |
3 | 6 | インカンテーション | 6 | 東京大賞典(G1) | 7 | |
2019 | 1 | 6 | インティ | 1 | 東海S(G2) | 1 |
良 | 2 | 3 | ゴールドドリーム | 2 | 東京大賞典(G1) | 2 |
3 | 2 | ユラノト | 8 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
2020 | 1 | 12 | モズアスコット | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
良 | 2 | 15 | ケイティブレイブ | 16 | 川崎記念(Jpn1) | 6 |
3 | 9 | サンライズノヴァ | 3 | 武蔵野S(G3) | 5 | |
2021 | 1 | 3 | カフェファラオ | 1 | チャンピオンズC(G1) | 6 |
良 | 2 | 10 | エアスピネル | 9 | チャンピオンズC(G1) | 7 |
3 | 7 | ワンダーリーデル | 8 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
2022 | 1 | 6 | カフェファラオ | 2 | チャンピオンズC(G1) | 11 |
重 | 2 | 15 | テイエムサウスダン | 5 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
3 | 11 | ソダシ | 4 | チャンピオンズC(G1) | 12 |
【東京実績】東京のレース成績に注目!
過去10年のフェブラリーステークスの好走馬30頭のうちの25頭が、これまでに東京のレースで勝利、もしくは東京ダート重賞で3着以内に入選していました。
東京のダートコースはほかの競馬場と比較しても非常にクセが強いです。
そのため、過去に東京で好走しているか見極めるのも大切ですよ。
今年の出走登録馬で東京ダートで勝利、もしくは東京ダート重賞で3着以内に入選したことがある馬は11頭いました。
【年齢】4.5歳馬が強い
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【4-1-1-19】 | 16.0% | 20.0% | 24.0% |
5歳 | 【4-4-4-24】 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
6歳 | 【2-1-2-25】 | 6.7% | 10.0% | 16.7% |
7歳 | 【0-2-1-36】 | 0.0% | 5.1% | 7.7% |
8歳 | 【0-2-2-18】 | 0.0% | 9.1% | 18.2% |
過去10年のフェブラリーステークスの好走馬を年齢別にまとめました。
勝ち馬はいずれも4歳から6歳馬です。
特に、4.5歳馬は合計で18頭が馬券に絡んでいることから若い馬が有利に思います。
しかし、7.8歳馬も勝ち馬こそゼロですが、馬券内には7頭が絡んでいました。
フェブラリーステークスはアタマに若い馬を、そして、相手候補は年齢を問わず考えるのがよさそうです。
【馬体重】500キロの大型馬が結果を残している
過去10年のフェブラリーステークスで馬券に絡んだ23頭が500キロ以上の馬体でレースに挑んでいました。
ダートレースはスピードよりもパワーが求められやすいので、馬体の大きい馬のほうが強いです。
また、マイルコースは筋肉量の多い馬のほうが結果を残しやすいことから、当日の馬体重にも注目したいですね。
今年の出走登録馬で前走馬体重が500キロを超えていた馬は7頭いました。
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過去10年のフェブラリーステークスの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-2-2-2】 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 【3-2-0-5】 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
4~6番人気 | 【1-3-2-24】 | 3.3% | 13.3% | 20.0% |
7~9番人気 | 【0-2-4-24】 | 0.0% | 6.7% | 20.0% |
10番人気以下 | 【1-1-0-66】 | 1.5% | 2.9% | 2.9% |
上位勢は信頼できる
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬7頭が1.2番人気に支持されていました。
また、連対した20頭のうちの16頭が1番人気から5番人気の馬です。
逆に、10番人気以下の馬で連対したのは2014年のコパノリッキーと2020年のケイティブレイブの2頭のみでした。
フェブラリーステークスは上位人気勢を評価したいレースです。
下位人気馬は左回りの競馬場におけるダート重賞実績にも注目したい
過去10年のフェブラリーステークスで7番人気以下の馬は8頭が馬券に絡みました。
この8頭のうちの7頭はこれまでに左回り競馬場(東京・中京・新潟・盛岡・川崎など)の重賞レースで3着以内に入選していました。
もしも左回り競馬場における重賞実績のある馬がいれば評価を上げてもよさそうです。
今年の出走馬で該当する馬は13頭います。
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過去10年のフェブラリーステークスの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-0-18】 | 5.3% | 5.3% | 5.3% |
2枠 | 【3-0-2-14】 | 15.8% | 15.8% | 26.3% |
3枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
4枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
5枠 | 【0-2-4-14】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
6枠 | 【2-0-2-16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【2-2-0-16】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8枠 | 【0-3-0-17】 | 0.0% | 15.0% | 15.0% |
大きな差はない
過去10年のフェブラリーステークスの好走馬を見てみると、もっとも勝ち星を挙げていたのは2枠、そして複勝率が一番高いのは5枠でした。
フェブラリーステークスの舞台となる東京ダート1,600mは芝スタートで外枠を引いた馬のほうが有利です。
ところが、過去10年のフェブラリーステークスに限ってみれば極端に外枠有利というわけではありません。
フェブラリーステークスは枠順の影響はそこまで大きくないかもしれませんね。
過去10年のフェブラリーステークスの前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
チャンピオンズC(G1) | 【3-3-2-9】 | 17.6% | 35.3% | 47.1% |
根岸ステークス(G3) | 【3-2-3-49】 | 5.3% | 8.8% | 14.0% |
東海ステークス(G2) | 【3-1-1-17】 | 13.6% | 18.2% | 22.7% |
東京大賞典(G1) | 【0-2-1-12】 | 0.0% | 13.3% | 20.0% |
前走重賞組が強い
過去10年の好走馬30頭のうちの24頭が前走で表のいずれかのレースで走っていました。
また、東京大賞典を除いた3つのレースはいずれも左回り競馬場のレースです。
好走馬を探す際は前走で表のいずれかのレースを使われていた馬を参考にするのもよさそうです。
今年の出走馬で該当する馬は10頭いました。
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フェブラリーステークス2023の注目馬3頭
今年のフェブラリーステークスは前年一昨年の覇者であるカフェファラオが海外遠征のため不在です。
また、有力馬の一頭だったギルデッドミラーも調教で右前脚繋靭帯を発症し、引退してしまいました。
そのため、例年以上にメンバーが小粒です。
しかしながら、その中でも有力株は多数そろっています。
今年のフェブラリーステークスで注目したい3頭の馬を紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
レモンポップ
今年の注目株はレモンポップです。
これまで10戦使われ、【7-3-0-0】と好走率の高さは群を抜いています。
しかも、東京競馬場に限ってみれば【7-1-0-0】と文句なしの成績です。
レモンポップが主に使われていたのは東京のダート1,400mなので、距離が1ハロン伸びる点は課題です。
しかしながら、昨年の武蔵野ステークスが今回と全く同じコースで、先行不利の条件下ながらも得意の先行競馬に特化した競馬を行いました。
結果的にはギルデッドミラーに差されましたが、それでもタイム差なしの2着に入選し、マイル適性も証明できています。
ここは初のG1ですが、これまでの戦績を見ても上位人気は避けられないでしょう。
課題となるのは、これまで主戦を務めた戸崎騎手ではなく、テン乗りの坂井瑠星騎手が騎乗することでしょう。
坂井騎手がレモンポップの能力をどれだけ引き出せるかがポイントになると思います。
今年は有力馬のカフェファラオやギルデッドミラーが不在なのでより1強ムードが漂いました。
ここを制することができれば悲願のG1制覇となり、新星ダート王に君臨します。
舞台適性も問題ないですし、最高のパフォーマンスに期待したいです。
ドライスタウト
4歳馬のドライスタウトも勝利を虎視眈々と狙います。
2歳時は全日本2歳優駿を制し、G1馬の仲間入りを果たしました。
昨年は2戦しか使われていない上、今年のすばるステークスでも2着でしたが、古馬相手に常に上位争いしているのは評価できるでしょう。
また、前々走の霜月ステークスで上がり35秒台の末脚を使えているのもよいです。
フェブラリーステークスは上がり勝負になりやすいので、この末脚が好走をつかむきっかけになるかもしれません。
そして、騎乗するのが戸崎騎手というのも大きいです。
戸崎騎手は今回上位人気が確実なレモンポップの主戦も務めていましたが、お手馬のドライスタウトを選択しました。
レモンポップに勝ち負けできるという判断があるからこそ、ドライスタウトに騎乗するはずです。
レモンポップの特徴も知り尽くしているでしょうし、レモンポップ相手にも勝ち負けできるかもしれませんよ。
テイエムサウスダン
昨年2着のテイエムサウスダンにも注目したいです。
昨年の根岸ステークスは末脚を伸ばして勝利しましたが、フェブラリーステークスで一転して逃げの競馬を行いました。
カフェファラオに差されはしましたが、2着に入選しています。
今年は根岸ステークスから始動しましたが、直線で脚が止まってしまいました。
騎乗したルメール騎手いわく、レースに集中していなかったそうです。
ここは仕切り直しの一戦となります。
昨年先着を許したカフェファラオが不在でチャンスは十分あります。
昨年のリベンジを果たしたいですね。
フェブラリーステークス2023の穴馬2頭
今年のフェブラリーステークスは地方、そして海外からも参戦する馬がいます。
ここからは地方から参戦するスピーディキック、そしてカナダのシャルーズスパイトについて紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
スピーディキック
浦和所属のスピーディキックがフェブラリーステークスに参戦します。
デビューは門別で、連対率100%の成績を残して南関に移籍しました。
移籍後も地方重賞で勝ち続け、前走大井で開催された東京シンデレラマイルでは、中団からまくりを決めて先輩牝馬を一切寄せ付けない走りで完勝しました。
南関屈指の名牝として開花しつつある状態でフェブラリーステークスに出馬することとなったのです。
これまでの脚質を見ても長く脚を使えるため、初の東京でも力を発揮することは可能でしょう。
ただし、相手は中央のエリートたちです。
いくら今年のフェブラリーステークスが例年よりもメンバーレベルが劣るとはいえ、ここを勝ち切るのはかなり厳しいかもしれません。
しかし、ここを制することができれば地方所属馬としてメイセイオペラ以来2頭目の地方から中央を制した馬になります。
勝ち負けできるかは分かりませんが、参戦することで地方競馬界からも多いなる期待を背負うことになりました。
ベストを尽くしてほしいです。
シャルーズスパイト
今年のフェブラリーステークスは設立以来初となる海外馬の参戦が発表されました。
その海外馬とは、カナダ競馬で活躍しているシャルーズスパイトです。
最初に、シャルーズスパイトの主な勝ち鞍はメーカーズマークマイルステークス(芝1,600m)です。
そのほか、ブリーダーズカップマイル(芝1,600m)で2着入選しているように、戦績の大半は芝のものです。
そもそも、シャルーズスパイトはこれまでに1戦しかダートを使っていません。
そのダートレースは昨年6月に開催されたG3のサルヴェイターマイルステークスでした。
ここでは3着に入選したものの、5頭立ての3着だったので着順だけ見たらそこまで誇れるものではありません。
しかし、先着を許した2頭がのちにG1レースを制したマインドコントロールと、ドバイワールドカップで2着入選したホットロードチャーリーなので相手関係が強かったともいえます。
その後は芝を中心に使われましたが、招待レースでもない上、輸送費も自腹のフェブラリーステークスにあえて参戦するその覚悟は相当なものです。
適性に関してみると、フェブラリーステークスの舞台となる東京ダート1,600mはスピード型の馬が好走するため、芝で結果を残しているのは一定の評価ができます。
また、父のSpeightstown(スパイツタウン)はモズスーパーフレアやマテラスカイ、リエノテソーロといったダートG1好走馬を輩出していることから、適性もあるでしょう。
シャルーズスパイトの参戦で、今年のフェブラリーステークスは個性の強い面子がたくさんそろいました。
どれだけの結果を残せるかは未知数ですが、海外からの参戦に敬意を表明したいです。
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フェブラリーステークス2023予想の最終買い目
フェブラリーステークス予想(雨稍重馬場想定)
フェブラリーステークスが開催される東京競馬場の日曜日の天気を見てみました。
天気予報サイトにもよりますが、晴れのち雨、もしくは雨のち晴れの予報が出ていました。
サイトによって様々ですが、いずれにせよ雨の影響を受けた状況下でレースが行われそうです。
降水確率は50%ほどなので極端に雨の影響を受けることはなさそうですが、それでも湿った状態でレースが行われそうです。
ダートは程よく馬場水分を含むと砂が固くなってスピードが乗りやすくなります。
そのため、うましるでは稍重馬場くらいの条件、高速馬場をイメージしながら予想をまとめました。
◎本命 7 レモンポップ
父 | Lemon Drop Kid |
母 | Unreachable |
母父 | Giant’s Causeway |
主な勝ち鞍 | 根岸S(G3) 2023年 |
前走 | 根岸S(G3) 1着 |
本命はレモンポップにします。
これまでの活躍を見る限り、ベスト距離はダート1,400mであることは間違いありません。
昨年の武蔵野ステークス(東京ダート1,600m)では距離不安を指摘され、実際にギルデッドミラーに先着を許しての2着でした。
しかしながら、差しや追い込み有利の条件でギルデッドミラーにタイム差なしの2着は立派です。
今回はこの舞台が得意なカフェファラオやギルデッドミラーが揃って不在で相対的に勝ち負けできるチャンスが上がっています。
高速ダートにも対応していますし、追切も非常に良く見えました。
人気の一角ですが◎をつけます。
〇対抗 4 ドライスタウト
父 | シニスターミニスター |
母 | マストバイアイテム |
母父 | アフリート |
主な勝ち鞍 | 全日本2歳優駿(Jpn1) 2021年 |
前走 | すばるS(L) 2着 |
対抗はドライスタウトにします。
過去の戦績を見ると、稍重は2戦2勝。
特に2年前の川崎で行われた全日本2歳優駿が面白くて、先行しながら上がり最速37秒2の末脚でゴールしています。
雨で馬場が湿った条件でもしっかりと結果を残していますね。
今年は雨の影響を受けそうなので、脚質的に合うでしょう。
また、鞍上の戸崎騎手がレモンポップではなくドライスタウトに騎乗する点も不気味です。
おそらくドライスタウトでレモンポップに勝ち負けできると判断したのでしょう。
ここは久々のG1ですが、出し切れればチャンスは十分ありそうです。
▲単穴 5 オーヴェルニュ
父 | スマートファルコン |
母 | ギュイエンヌ |
母父 | タニノギムレット |
主な勝ち鞍 | 東海S(G2) 2021年 |
前走 | 東海S(G2) 8着 |
単穴はオーヴェルニュにしました。
近年は少し調子を落としつつありますが、それでも昨年は東海ステークスやシリウスステークスで馬券に絡んでいるように、侮れません。
また、近年はハイペースの流れで出し切っています。
今年は高速ダートになりそうなので、前傾ラップになれば力を発揮しやすくなりそうです。
騎乗する福永騎手も国内最後のG1騎乗ですし、全力で挑むでしょう。
人馬ともに悔いのない競馬を行ってほしいです。
△連下 10 テイエムサウスダン
父 | サウスヴィグラス |
母 | ムービングアウト |
母父 | Langfuhr |
主な勝ち鞍 | 根岸S(G3) 2022年 |
前走 | 根岸S(G3) 14着 |
連下1頭目はテイエムサウスダンです。
前走の根岸ステークスは脚が止まってしまい、昨年のような競馬ができませんでした。
しかし、鞍上のルメール騎手が調教師やオーナーと相談したうえで再び騎乗が叶い、リベンジを果たそうとしています。
昨年は逃げ粘りで2着入選しているように、かみ合えばG1の舞台でも力を発揮していますね。
湿った馬場でもベストを発揮していますし、人気もあまりないので配当妙味にも期待できることから抑えることにしました。
△連下 15 レッドルゼル
父 | ロードカナロア |
母 | フレンチノワール |
母父 | フレンチデピュティ |
主な勝ち鞍 | JBCスプリント(Jpn1) 2021年 |
前走 | JBCスプリント(Jpn1) 4着 |
連下2頭目はレッドルゼルです。
これまでのパフォーマンスを見る限り、ベストはダート1,200~1,400mです。
そのため1,600mは少し長いかもしれません。
ところが今年は有力馬が揃って不在で混戦模様です。
また、レモンポップやドライスタウトといった新興勢を除けば、ピークを過ぎた馬が多いですが、レッドルゼルは近走比較的安定していますね。
調子をキープしていますし、相手関係も例年より楽であることから、好走にも期待できるでしょう。
昨年は1番人気を裏切る形になりましたが、ここはリベンジを果たしたいです。
△連下 2 シャールズスパイト
父 | Speightstown |
母 | Perfect Shirl |
母父 | Perfect Soul |
主な勝ち鞍 | メーカーズマークマイルS(G1) 2022年 |
前走 | BCマイル(G1) 2着 |
もう一頭、カナダのシャルーズスパイトも抑えます。
シャルーズスパイトは過去の戦績を見る限りダートよりも芝で実績がある馬です。
そのため、スピード要素が求められたほうがチャンスはあります。
今年のフェブラリーステークスは雨の影響で高速馬場になりそうなので、スピード勝負になる可能性は高く、そうなると芝で結果を残したシャルーズスパイトでも上位争いできるかもしれません。
陣営も高い登録料と輸送費を払って参戦するだけあり、調教や追い切りも非常によかったです。
はじめて参戦する外国馬がいきなり勝ち負けするかもしれませんよ。
単勝
7 レモンポップ
馬連流し
軸馬:7
相手:2、4、5、10、15
三連複フォーメーション
1頭目:7
2頭目:2、4、5、10、15
3頭目:2、4、5、10、15
以上になります。
フェブラリーステークスの予想の参考にしてみてください!