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【フェブラリーステークス2025予想】本命馬3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!
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フェブラリーステークス2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
フェブラリーステークス2025の予想ポイント
- 東京ダートの勝利がある+東京ダートで連対率60%以上+重賞馬がこのレースで勝ち切りやすい
- ミスタープロスペクター系の馬の好走率がもっとも高い
- 馬体重520キロ~539キロの馬が強い
- 単勝オッズ2倍台の1番人気【4-2-0-0】は連対率100%
- 2~5枠が有利、1枠【0-0-0-19】は全滅
- 勝ち馬は前走チャンピオンズC、根岸S、東海Sから予想したい
フェブラリーステークス2025予想の最終買い目
フェブラリーステークスが開催される日曜日の東京競馬場界隈は一日晴れの予報でした。
前日も晴れで行われていたので、日曜日も良馬場開催に期待できそうです。
前日土曜日のダートコースの傾向を見てみると、全体的に時計はかかってそうです。
日曜日も土曜日と同じ傾向でレースが開催されることでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、時計のかかりやすい馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
フェブラリーステークス(G1)と次回中山記念(G2)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
◎本命 15 ガイアフォース
父 | キタサンブラック |
母 | ナターレ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | セントライト記念(G2) 2022年 |
前走 | チャンピオンズカップ(G1) 15着 |
本命はガイアフォースにしました。
昨年のフェブラリーステークスで2着入りした馬で、血統面で見ても母父がクロフネなので力のいる馬場を得意としています。
土曜日の馬場を見る限り、昨年よりも時計はかかりそうですが、それでもワンターンコースは得意ですし、コース適性に期待できます。
騎乗する長岡騎手もこれまでフェブラリーステークスで【0-2-0-0】ですし、連複馬券の軸向けといえるでしょう。
〇対抗 9 コスタノヴァ
父 | ロードカナロア |
母 | カラフルブラッサム |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 根岸ステークス(G3) 2025年 |
前走 | 根岸ステークス(G3) 1着 |
対抗はコスタノヴァにしました。
これまで東京コースで5戦5勝、そのうち東京ダート1,600mは3戦3勝でコース適性は全く問題ありません。
前走の根岸ステークスも好位から鮮やかに突き抜けて2着馬に4馬身差の圧勝で非常に強い競馬ができました。
今回は上位人気の一角ですが、適性も高いですし、3走前の欅ステークスでエンペラーワケアに着差を付けて勝利しているのもよいでしょう。
枠もそこまで包まれそうにないですし、上位争いに期待できる1頭です。
▲単穴 11 ペプチドナイル
父 | キングカメハメハ |
母 | クイーンオリーブ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | フェブラリーステークス(G1) 2024年 |
前走 | チャンピオンズカップ(G1) 5着 |
単穴はペプチドナイルにしました。
昨年のフェブラリーステークスは激流のようなハイペース展開で先行しながら、前総崩れでも勝利しており、底力のある競馬を見せました。
その後のかしわ記念やマイルチャンピオンシップ南部杯でも上位争いしていることから、フロックではないことは確かです。
マイルでは安定した走りを見せていますし、今回の馬場を見ても力が求められそうなので、しぶとい走りができるのは追い風でした。
追い切りの動きを見ても現在の馬場とフィットしそうなので3番手評価にしています。
△連下 2 タガノビューティー
父 | ヘニーヒューズ |
母 | スペシャルディナー |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | JBCスプリント(Jpn1) 2024年 |
前走 | 根岸ステークス(G3) 中止 |
タガノビューティーは連下にします。
これまで短距離からマイル重賞ではたびたび健闘している馬で、距離さえかみ合えばG1(Jpn1)の舞台でも上位争いしていました。
長く脚を使うことが得意な追込馬なので直線の長い東京コースと相性も良いです。事実、昨年のフェブラリーステークスでも4着なので適性も問題ないでしょう。
追い切りでもいつも通りの動きだったので前走落馬の反動もなさそうですし、適性を活かした走りに期待したいです。
△連下 1 エンペラーワケア
父 | ロードカナロア |
母 | カラズマッチポイント |
母父 | Curlin |
主な勝ち鞍 | 武蔵野ステークス(G3) 2024年 |
前走 | 武蔵野ステークス(G3) 1着 |
エンペラーワケアは連下にします。
ダートの通算成績は【7-2-0-0】と安定しており、そのうち東京ダートは【2-1-0-0】、東京ダート1,600mも1戦1勝と相性が良いです。
この1勝は前走の武蔵野ステークスで、直線では前の馬のためにブレーキをかけながらも再度進路を切り替えて加速し、勝利しました。
直線で減速しながら立ち回れるのは並大抵のことではありませんが、それでも勝ち切れたのは高く評価したいです。
ただ、今回最内を引いてしまったので包まれるリスクは少なくありません。
前走のようにうまく出し切れるケースは珍しいですし、包まれて不発に沈むかもしれないです。
実績は今年のメンバーの中でも上位ですが、枠を考慮して今回は相手までにしました。
単勝
15 ガイアフォース
馬連流し
軸馬:15
相手:1、2、6、9、11
三連複フォーメーション
1頭目:15
2頭目:1、2、6、9、11
3頭目:1、2、6、9、11
フェブラリーステークス2025の有力馬3頭
今年のフェブラリーステークスは出走登録23頭のうちの21頭が重賞馬です。
抜けた馬こそいませんが、G1レースにふさわしい面子が揃いました。
今年の出走登録馬の中から人気を集めそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ペプチドナイル
- フェブラリーS (G1) 2024年
昨年のフェブラリーステークスを制したペプチドナイルが連覇を狙います。
昨年のこの時期はリステッド上がりの馬で重賞勝ち鞍はありませんでした。
前哨戦の東海ステークスも6着に沈んでおり、フェブラリーステークスでは11番人気だったのです。
しかし、芝並みのハイペースになりながらも沈むことなく前で競馬を行い、前が総崩れになりながらも最後まで突き抜けて金星を手にしました。
厳しい流れでも先行競馬で勝利をもぎ取ったのは評価できるでしょう。
その後のレースを見ても、Jpn1競走のかしわ記念やマイルチャンピオンシップ南部杯で馬券に絡んでいるように、フェブラリーステークスの勝利は決してフロックではありませんでした。
特にマイルチャンピオンシップ南部杯は当時最強ダート馬だったレモンポップと僅差の2着、そして3着以下は5馬身突き放しているので負けて強しの競馬でした。
今回は連覇を狙いに行きますが、昨年は想像以上に底力を発揮していますし、それ以降のレース内容も上々です。
昨年とはまた違った強敵が揃いましたが、世代トップのダート馬はサウジカップに向かったのでそういった意味では連覇も狙えるのではないでしょうか。
コスタノヴァ
- 根岸ステークス (G3) 2025年
今年の根岸ステークスを快勝したコスタノヴァも参戦します。
もともとダートでは安定した走りを見せており、特に東京ダートは5戦5勝、そのうち東京ダート1,600mは3勝しているように、メンバー屈指の東京巧者です。
前走の根岸ステークスでも中団で脚を溜めながら、直線では手応え良く抜け出して2着のロードフォンスに4馬身差の完勝でした。
短距離ダートでこれだけ鮮やかに他馬を突き放したのは見事でしたし、力強い競馬ができています。
3走前の欅ステークスでエンペラーワケアに先着しているだけの実力を改めて表明したことでしょう。
今回は初めてのG1挑戦ということで、相手関係は強化されますが、前走根岸ステークスや東京コースにおける適性の高さを考えるとここで出し切れる可能性は高いです。
現状のコスタノヴァの力がG1の舞台でどこまで通用するのか、注目したいです。
エンペラーワケア
- 武蔵野ステークス (G3) 2024年
- 根岸ステークス (G3) 2024年
昨年の根岸ステークスと武蔵野ステークスを勝利したエンペラーワケアも参戦します。
ダートはこれまで9戦走って【7-2-0-0】の安定した走りを見せており、その実力は重賞の舞台でもいかんなく発揮しています。
昨年の根岸ステークスは例年と比較するとゆったりした流れでしたが、先行しながら危なげなく押し切って勝利し、前走武蔵野ステークスは直線で詰まる格好となりましたが、残り400mの標識辺りで最加速して勝利しています。
前走武蔵野ステークスはもう少し位置取りが何とかできそうでしたが、厳しい展開で勝利していることから、かえってエンペラーワケアのポテンシャルを垣間見ることができたのは収穫です。
今回は武蔵野ステークスからぶっつけで挑みます。
昨年が根岸ステークスの勝利後に疲労があったので、今年は間隔を空けたのは良いでしょう。
心身ともに充実しているエンペラーワケアがどのような走りを見せてくれるか、楽しみです。
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フェブラリーステークス2025の穴馬2頭
フェブラリーステークスは基本的に固く決まりがちですが、昨年は11番人気のペプチドナイルが勝利し、3着には13番人気のセキフウが入線したため、三連単153万円の超高額配当が飛び出しました。
今年の出走馬は混戦模様なので、もしかしたら再び高配当が飛び出すかもしれませんよ。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭取り上げます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ガイアフォース
- セントライト記念 (G2) 2022年
昨年のフェブラリーステークスで2着入線したガイアフォースが勝利を狙います。
ガイアフォースはもともと芝出身の馬で、過去には菊花賞トライアルのセントライト記念を勝利していました。
しかしながら、のちにマイルに転向、そして昨年のフェブラリーステークスは初めてのダートでしたが、芝並みに流れる展開やワンターンのスピードトラックがかみ合って2着に入線しました。
初めてのダートでも2着に入線できたのは大したものです。
前走のチャンピオンズカップは15着ですが厳しい外枠や久々のレース、古馬になってから実績の乏しいツーターンコース、さらには道中のマークを考えると止むを得なかったと思います。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、コース相性は前走チャンピオンズカップよりも高いでしょう。
枠にもよりますが、そこまで人気しない可能性もあるので、ノーマークからの激走が見られるかもしれませんよ。
タガノビューティー
- JBCクラシック (Jpn1) 2024年
長きに渡って短距離からマイルダートの第一線を走ったタガノビューティーも参戦します。
これまでグレード問わず、好走していましたが、昨年のJBCスプリントは粗削りな騎乗ながらも早めに動いて最後まで脚を伸ばして優勝し、悲願のG1(Jpn1)タイトルを手にしました。
今年8歳になりましたが、自慢の末脚はG1(Jpn1)の舞台でも通用していますし、昨年のフェブラリーステークスでも4着入りしていることからまだまだ侮れません。
前走の根岸ステークスはスタート直後の落馬のため競走中止となりましたが、そこで消耗していなければ、かえってよい慣らしになったかもしれないです。
タガノビューティーはこのフェブラリーステークスがラストランです。
2歳のころからG1レースを盛り上げた古豪がどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、悔いの残らない競馬を行ってほしいです。
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ここからはフェブラリーステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
フェブラリーステークス2025の概要
フェブラリーステークスは東京競馬場で開催されるダートのG1競走です。
レース名の【フェブラリー】とは2月のことを指し、まさにこの時期にぴったりといえるレース名でしょう。
例年2月の3週か4週に開催されますが、今年は最終週に開催されるため、2月の締めにふさわしいG1ともいえます。
フェブラリーステークスの創設は1984年で、当初は「フェブラリーハンデキャップ」G3のハンデ競走として創設されました。その後、1994年にG2に昇格、同時に名称を現在の「フェブラリーステークス」に改名、そして1997年にG1に昇格して現在の形となっています。
なお、中央競馬における初のダートG1競走もフェブラリーステークスです。
上半期の最強ダート王を決める一戦という位置づけですが、舞台である東京ダート1,600mは芝スタートです。
しかもダート1,600mのコースは中央競馬では東京競馬場しか存在しません。
最強ダート馬を決める割に非常に癖の強いダートコースが舞台となっていることから、実力一辺倒ではなく、適性も強く求められます。
そのため、フェブラリーステークスを攻略する際は過去の実績のみならず、適性にも注目したいです。
最強ダート王を決める一戦。
どの馬が上半期最強ダート王の座をつかむでしょうか?!
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フェブラリーステークス2025の開催内容
開催日 | 2月23日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | ダート1,600m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億2000万円 |
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フェブラリーステークス2025が開催される東京のダート1,600mの特徴
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スタート地点 | 2コーナー奥の芝 |
コース | 左回り |
1周の距離 | 1,899m |
直線距離 | 501.6m |
高低差 | 2.5m |
フルゲート | 16頭 |
(過去5年) | 平均タイム1:39.2 |
コースレコード | 1.33.5 (2022年 グリーンチャンネルC【L】デシエルト) |
フェブラリーステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:36.3 |
レコードタイム | 1:33.8 (2022年 カフェファラオ) |
東京ダート1,600mは芝スタートです。
スタート地点は2コーナー奥の芝の上で、スタートして150~180mほど走ってダートの部分に入ります。
芝の上は外枠のほうが長く走ることができるため、外の馬のほうがスピードに乗りながら本線に入ることができます。
最初の3コーナーまでの距離は約640mで全体的に下り傾斜となっています。
しかし、3コーナーの手前に一瞬だけ上り傾斜があり、そこを超えたら再び下りになります。
3~4コーナーはダートコースにしては大回りとなっていて減速しなくても立ち回りは容易です。
最後の直線は約501mです。これは、全競馬場の中でももっとも長い距離となっています。
直線に入ってすぐに高低差2.2mの上り傾斜に入りますが、傾斜は緩いです。
坂を駆け上がったら残り200mは平坦で、その先に栄光のゴール板が立っています。
東京ダート1,600mはワンターン、芝スタート、スタンド前&向こう正面が長いです。
ダート馬に適応のある馬というのはパワー型の馬が多いですが、東京ダート1,600mはスピードの出やすい条件下がいくつも揃っていることから、時計決着になりやすく、これまでのレースでスピード実績のある馬に注目したいです。
東京のダート1,600mはここをチェック!
- 芝スタート
- ワンターンコース
- スピード色が求められる
- 差しや追い込みも決まりやすい
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フェブラリーステークス2025の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | エンペラーワケア | 牡5 | 58.0 | 横山武史 |
2 | タガノビューティー | 牡8 | 58.0 | 石橋脩 |
3 | ミトノオー | 牡5 | 58.0 | 田辺裕信 |
4 | ウィリアムバローズ | 牡7 | 58.0 | 岩田望来 |
5 | アーテルアストレア | 牝6 | 56.0 | 横山典弘 |
6 | メイショウハリオ | 牡8 | 58.0 | 浜中俊 |
7 | サンデーファンデー | 牡5 | 58.0 | 鮫島克駿 |
8 | ドゥラエレーデ | 牡5 | 58.0 | 横山和生 |
9 | コスタノヴァ | 牡5 | 58.0 | R.キング |
10 | アンモシエラ | 牝4 | 56.0 | 吉田豊 |
11 | ペプチドナイル | 牡7 | 58.0 | 藤岡佑介 |
12 | サンライズジパング | 牡4 | 58.0 | 幸英明 |
13 | デルマソトガケ | 牡5 | 58.0 | 松若風馬 |
14 | ミッキーファイト | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭太 |
15 | ガイアフォース | 牡6 | 58.0 | 長岡禎仁 |
16 | ヘリオス | セ9 | 58.0 | 原優介 |
フェブラリーステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 9 | ペプチドナイル | 11 | 東海ステークス(G2) | 6 |
2 | 7 | ガイアフォース | 5 | チャレンジカップ(G3) | 6 | |
3 | 8 | セキフウ | 13 | 兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3) | 5 | |
2023 良 | 1 | 7 | レモンポップ | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 15 | レッドルゼル | 3 | JBCスプリント(Jp1) | 4 | |
3 | 6 | メイショウハリオ | 4 | 東京大賞典(G1) | 3 | |
2022 重 | 1 | 6 | カフェファラオ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 11 |
2 | 15 | テイエムサウスダン | 5 | 根岸ステークス(G3) | 1 | |
3 | 11 | ソダシ | 4 | チャンピオンズカップ(G1) | 12 | |
2021 良 | 1 | 3 | カフェファラオ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 6 |
2 | 10 | エアスピネル | 9 | チャンピオンズカップ(G1) | 7 | |
3 | 7 | ワンダーリーデル | 8 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
2020 良 | 1 | 12 | モズアスコット | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 15 | ケイティブレイブ | 16 | 川崎記念(Jpn1) | 6 | |
3 | 9 | サンライズノヴァ | 3 | 武蔵野ステークス(G3) | 5 | |
2019 良 | 1 | 6 | インティ | 1 | 東海ステークス(G2) | 1 |
2 | 3 | ゴールドドリーム | 2 | 東京大賞典(G1) | 2 | |
3 | 2 | ユラノト | 8 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 12 | ノンコノユメ | 4 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 14 | ゴールドドリーム | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 1 | |
3 | 6 | インカンテーション | 6 | 東京大賞典(G1) | 7 | |
2017 良 | 1 | 3 | ゴールドドリーム | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 12 |
2 | 9 | ベストウォーリア | 5 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
3 | 10 | カフジテイク | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 | |
2016 重 | 1 | 14 | モーニン | 2 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | ノンコノユメ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 2 | |
3 | 4 | アスカノロマン | 7 | 東海ステークス(G2) | 1 | |
2015 良 | 1 | 4 | コパノリッキー | 1 | 東海ステークス(G2) | 1 |
2 | 14 | インカンテーション | 5 | 東海ステークス(G2) | 3 | |
3 | 10 | ベストウォーリア | 3 | チャンピオンズカップ(G1) | 11 |
【実績】東京コースの勝利がある+東京ダートで連対率60%以上+重賞馬が優勝候補
年度 | 勝ち馬 | 東京ダート実績 | 東京ダート連対率 | 主な重賞タイトル |
2024 | ペプチドナイル | 【1-1-0-1】 | 66.7% | なし |
2023 | レモンポップ | 【7-1-0-1】 | 88.9% | 根岸ステークス(G3) |
2022 | カフェファラオ | 【3-0-0-0】 | 100.0% | フェブラリーS(G1) |
2021 | カフェファラオ | 【2-0-0-0】 | 100.0% | ユニコーンS(G3) |
2020 | モズアスコット | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 根岸ステークス(G3) |
2019 | インティ | 【0-0-0-0】 | 0.0% | 東海ステークス(G2) |
2018 | ノンコノユメ | 【5-1-1-2】 | 66.7% | JDダービー(Jpn1) |
2017 | ゴールドドリーム | 【2-1-0-0】 | 100.0% | ユニコーンS(G3) |
2016 | モーニン | 【3-0-1-0】 | 75.0% | 根岸ステークス(G3) |
2015 | コパノリッキー | 【2-0-1-1】 | 50.0% | フェブラリーS(G1) |
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬7頭には以下の共通点がありました。
- 東京ダートで勝利実績がある
- 東京ダートで連対率60%を超えている
- 重賞実績がある
昨年のペプチドナイルは主な重賞勝ち鞍こそありませんでしたが、東京ダートの勝利実績と連対率60%は超えています。
2019年のインティは初めての東京ダートでしたが、この時点で左回りの中京は2戦2勝だったので適性があったと思われます。
2015年のコパノリッキーは当時、東京ダートの連対率50%でしたが前年のフェブラリーステークスをしんがり人気で勝利していました。
フェブラリーステークスの舞台である東京ダート1,600mはワンターンの芝スタートコースということで、他のダートコースではあまり要求されない適性が求められます。
そのため、東京コースで実績がある馬が優勝候補となりやすいです。
今年の出走馬の中で3つの項目すべてに該当する馬は4頭いました。(かっこは主な重賞勝ち鞍)
【血統】ミスプロ系の好走が目立つ
系統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ミスタープロスペクター系 | 【6-4-3-37】 | 12.0% | 20.0% | 26.0% |
サンデーサイレンス系 | 【2-4-1-44】 | 3.9% | 11.8% | 13.7% |
ノーザンダンサー系 | 【2-0-3-23】 | 7.1% | 7.1% | 17.9% |
ナスルーラ系 | 【0-2-3-21】 | 0.0% | 7.7% | 19.2% |
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬6頭と2~3着馬7頭がミスタープロスペクター系の馬でした。
他の系統と比較しても勝率、連対率、複勝率はもっとも高いです。
また、直近4開催に絞ればミスタープロスペクター系の馬4連勝し、連対した8頭のうちの7頭もミスタープロスペクター系の馬でした。
近年はミスタープロスペクター系の馬の活躍が目立っているので血統もチェックしながら予想してみるとよいかもしれません。
今年の出走馬の中でミスタープロスペクター系の馬は4頭いました。
なお、上記で述べた「東京ダートの勝利がある」「東京ダートで連対率60%以上」「重賞馬」「ミスプロ系」の4つ全てに該当する馬は3頭いました。
【馬体重】500キロを超える馬が活躍
馬体重 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
440~459キロ | 【1-1-0-7】 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
460~479キロ | 【0-0-1-22】 | 0.0% | 0.0% | 4.3% |
480~499キロ | 【1-4-2-31】 | 2.6% | 13.2% | 18.4% |
500~519キロ | 【3-1-4-32】 | 7.5% | 10.0% | 20.0% |
520~539キロ | 【5-3-3-23】 | 14.7% | 23.5% | 32.4% |
540キロ以上 | 【0-1-0-13】 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
過去10年のフェブラリーステークスで馬体重500キロ超えの馬は【8-5-7-68】でした。
馬券全体の2/3を占めています。
ダートレースは一歩の歩幅が大きな大型馬が強いといわれていますが、このフェブラリーステークスにおいてもその傾向が強いです。
中でも、馬体重が520キロから539キロのゾーンは【5-3-3-23】で勝率、連対率、複勝率はもっとも高かったです。
馬券予想の際は当日の馬体重にも注目するとよいでしょう。
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フェブラリーステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-2-1-2】 | 50.0% | 70.0% | 80.0% |
2番人気 | 【3-1-0-6】 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 【0-1-2-7】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
4番人気 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
5番人気 | 【0-4-0-6】 | 0.0% | 40.0% | 40.0% |
6~9番人気 | 【0-1-4-35】 | 0.0% | 2.5% | 12.5% |
10番人気以下 | 【1-1-1-65】 | 1.5% | 2.9% | 4.4% |
1番人気は信頼度が高いものの、直近は崩れがち
過去10年のフェブラリーステークスで1番人気は【5-2-1-2】でした。
勝率50%、連対率70%、複勝率は80%なので数あるG1レースの中でも安定しています。
ただし、2022年と2024年は着外に敗れているので直近の成績だけ見たら少し信頼しづらいかもしれません。
今年は抜けた馬不在で混戦模様ですが、好走率自体は高いので、買い目に余裕があるようでしたら抑えておきたいです。
1番人気は単勝オッズで判断したい
年度 | 1番人気馬 | 単勝オッズ | 着順 |
2024 | オメガギネス | 3.2倍 | 14 |
2023 | レモンポップ | 2.2倍 | 1 |
2022 | レッドルゼル | 3.9倍 | 6 |
2021 | カフェファラオ | 3.3倍 | 1 |
2020 | モズアスコット | 2.8倍 | 1 |
2019 | インティ | 2.6倍 | 1 |
2018 | ゴールドドリーム | 2.1倍 | 2 |
2017 | カフジテイク | 4.5倍 | 3 |
2016 | ノンコノユメ | 2.4倍 | 2 |
2015 | コパノリッキー | 2.1倍 | 1 |
過去10年のフェブラリーステークスで1番人気に支持された馬の単勝オッズと着順をまとめました。
単勝オッズ2倍台に支持された馬は6頭いましたが、【4-2-0-0】でパーフェクト連対しています。
対して、単勝オッズが3倍以上だった馬は4頭いましたが、馬券に絡んだのは2017年のカフジテイクと2021年のカフェファラオの2頭でした。
1番人気馬は単勝2倍台だったら連対率100%なので、1番人気を取捨選択する際は、単勝オッズに注目してみるのもよいかもしれませんよ。
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フェブラリーステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-0-19】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 【3-0-2-14】 | 15.8% | 15.8% | 26.3% |
3枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
4枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5枠 | 【1-2-3-14】 | 5.0% | 15.0% | 30.0% |
6枠 | 【2-0-1-17】 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
8枠 | 【0-3-0-17】 | 0.0% | 15.0% | 15.0% |
全滅の1枠
過去10年のフェブラリーステークスで1枠の馬は19頭出走していましたが全頭馬券外に沈んでいました。
舞台となる東京ダート1,600mは芝スタートで外の方が芝部分を長く走ることができます。
対して、内は外よりも芝の距離が短いうえ、外から各馬が被せて包まれるリスクがあります。
東京ダート1,600mはもともと内不利外有利の傾向が強いですが、過去10年のフェブラリーステークスにおいても最内は苦戦していました。
1枠を引いた馬は評価を下げたいです。
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フェブラリーステークスの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
根岸S(G3) | 【4-2-3-43】 | 7.7% | 11.5% | 17.3% |
チャンピオンズC(G1) | 【3-3-2-9】 | 17.6% | 35.3% | 47.1% |
東海S(G2) | 【3-1-1-15】 | 15.0% | 20.0% | 25.0% |
武蔵野S(G3) | 【0-0-1-1】 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
兵庫GT(Jpn3) | 【0-0-1-0】 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
勝ち馬は前走がチャンピオンズカップか根岸ステークス、東海ステークスだった
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬は、前走がチャンピオンズカップか根岸ステークス、東海ステークスのどれかでした。
これ以外のレースから挑む馬は勝ち切れていないので割引して良いでしょう。
なお、前走が根岸ステークスもしくは東海ステークスだった勝ち馬は7頭いましたが、昨年の勝ち馬ペプチドナイルを除いた6頭はすべて勝利しているので、勝利しているかどうかはチェックしたいです。
今年の出走馬の中で前走チャンピオンズカップだった馬は3頭、前走が根岸ステークスは1頭、もしくはプロキオンステークス※1だった馬は2頭いました。
※1,今年から東海ステークスはプロキオンステークスに名称変更しているので、ここでは前走プロキオンステークスの勝ち馬を記載しています。
チャンピオンズカップからぶっつけで挑む馬の活躍が目立つ
過去10年のフェブラリーステークスの好走馬を前走レース別に見てみると、前走チャンピオンズカップからぶっつけで挑む馬がもっとも好走していました。
チャンピオンズカップとフェブラリーステークスはどちらも中央競馬のG1競走ですが、間隔が3カ月も空いていないことからぶっつけも通用しています。
前走がチャンピオンズカップだった馬は過去10開催の内の8開催で出走し、そのうちの6開催で馬券に絡んでいたので該当馬は評価したいです。
前走武蔵野ステークス&兵庫ゴールドトロフィー組は母数が少ないのでアテにしづらい
過去10年のフェブラリーステークスで前走が武蔵野ステークスだった馬は【0-0-1-1】、前走兵庫ゴールドトロフィーだった馬は【0-0-1-0】でした。
連対実績こそありませんが、複勝率は50%を超えているのでヒモ候補に最適かもしれません。
ただ、この2競走は母数が少ないため、統計はほとんどありません。
確かな実績はありますが、あまり過大評価しないほうが良いかもしれません。
今年の出走馬の中で前走武蔵野ステークスだった馬は1頭、兵庫ゴールドトロフィーだった馬は1頭いました。
フェブラリーステークス2025全頭考察
今年のフェブラリーステークスは週の初めの段階で出走登録が23頭、そのうち21頭が重賞馬です。
今年はフェブラリーステークスと同じ週にサウジアラビアの地でサウジカップが開催されるため、フォーエバーヤングやウィルソンテソーロといった日本を代表する馬は海外遠征に行きましたが、有力馬を差し引いても豪華メンバーが集結しました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を全頭考察します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アンモシエラ
- JBCレディスC (Jpn1) 2024年
- ブルーバードカップ (Jpn3) 2024年
昨年のJBCレディスクラシックを勝利したアンモシエラは逃げの競馬を得意としている馬です。
昨年交流重賞に昇格したブルーバードカップにおいて、牡馬混合重賞を勝利し、その後は創設されたばかりの羽田盃や東京ダービーでこれまた牡馬相手にしのぎを削り、馬券に絡みました。
前々走のJBCレディスクラシックは一転して現役屈指のダート牝馬が集いましたが、いつものように果敢にハナに立ってセーフティリードを確保し、直線でも余力残しの競馬で2着のグランブリッジに4馬身差で勝利しました。
牡馬相手に健闘した力は世代トップの牝馬が揃ったJBCレディスクラシックでも通用したのです。
前走のクイーン賞はオーサムリザルトに敗れ、3着のテンカジョウにも半馬身差まで詰められましたが、勝ったオーサムリザルトはG1級の素質馬だと思いますし、斤量を考えれば3着以下との差はそこまで悲観しなくても良いでしょう。
今回は久々に中央競馬の重賞に参戦しますが、舞台となる東京ダート1,600mは芝スタートなのでダッシュが付けば先頭に立って競馬できる可能性も高いです。
新たにコンビを組む吉田豊騎手もパンサラッサやメイショウチタンの逃げを見る限り、不気味ですし、かみ合えば引き続き激走も見られるかもしれません。
アーテルアストレア
- レディスプレリュード (Jpn2) 2023年
- スパーキングレディーC (Jpn3) 2024年
- クイーン賞 (Jpn3) 2024年
交流重賞を3勝しているアーテルアストレアは今年6歳の牝馬です。
一昨年のレディスプレリュードで頭角を露わにした馬で、このレースは前哨戦にもかかわらず、現役屈指の牝馬が集結しましたが、その中で差し切り競馬を決めて優勝しました。
続くJBCレディスクラシックにおいても勝ち馬アイコンテーラーには完敗でしたが、差しの競馬で2着のグランブリッジに3着まで詰め寄っています。
昨年も牝馬限定のクイーン賞やスパーキングレディーカップを勝利していることから、牝馬限定レースであれば一定以上の成果を残していました。
ただ、今回は牡馬混合戦ですし、二の足が速くないアーテルアストレアにとって芝スタートの東京ダートマイルは相性がいいかというと難しいです。
決して悪くない成績ですが、牡馬相手にどこまでやれるかも未知数ですし、距離短縮も合うかというと難しいところなので、現状馬券には絡めない予定です。
ウィリアムバローズ
- 日本テレビ盃 (Jpn2) 2024年
- 東海ステークス (G2) 2024年
昨年の日本テレビ盃と東海ステークスを制したウィリアムバローズも参戦します。
ベストバウトは2走前の日本テレビ盃で、叩き台だったとはいえアメリカのブリーダーズカップを見据えたウシュバテソーロやメイショウハリオ、デルマソトガケといった強豪がそろった中、2枠から好発を切って先行し、直線でも後続を寄せ付けない競馬で押し切って優勝しました。
最後はウシュバテソーロが猛追を仕掛けましたが、予め確保していたセーフティラインも影響し、最後は減速ラップを刻みながらも勝ち切れたのは評価したいです。
ただ、前走のJBCクラシックは1週半の佐賀競馬のコースも影響したのか、2週目の3コーナー辺りで苦しくなって6着に沈んでいます。
すぐ後ろに他馬がいた影響もあってもしかしたらプレッシャーもあったのかもしれませんが、まくりを決めた馬に為す術もなく、直線でも伸びきれませんでした。
1F当たりのラップがないため何とも言い難いですが、ダート2,000mの距離とマークも影響したかもしれません。
そういった意味ではダート1,600mの距離短縮は悪くありませんが、フェブラリーステークスは流れやすいため、かえって忙しくなる可能性もあります。
主戦の坂井騎手がサウジカップに出走するフォーエバーヤングに騎乗するため、岩田望来騎手がテン乗りするのもマイナスですし、ここでの激走はあまりイメージできません。
サンデーファンデー
- プロキオンS (G2) 2025年
2025年のプロキオンステークスの勝ち馬サンデーファンデーも参戦します。
前走のプロキオンステークスは旧東海ステークスと全く同じ条件で行われました。
最内1番から好発を切って果敢に先頭に立ち、直線に入ってからも後続の追撃を退けて見事初重賞制覇を手にしています。
ミドルペースの流れでしたが、直線に入ってからも脚色を落とすことなく粘ることができ、しぶとい競馬ができたように思います。
それ以外のレースを見ても、中距離以上のレースで前目を付けることができれば堅実に粘りの競馬を見せていました。
ただ、今回の舞台である東京ダート1,600mは3歳のヒヤシンスステークス以来ですし、ワンターンコースも久々です。
サンデーファンデーはツーターンコースのほうが合っていると思うので、ワンターンでスピード勝負になりやすいフェブラリーステークスの舞台が合うかどうかは正直分かりません。
近3戦すべてのレースで連対している点は評価したいものの、馬券的には狙いづらい1頭です。
サンライズジパング
- 不来方賞 (Jpn2) 2024年
- みやこS (G3) 2024年
昨年の不来方賞とみやこステークスを勝利し、本格的にダート路線に名乗りを上げたのがサンライズジパングです。
脚質的にはまくりから長く脚を使う競馬を得意としており、勝利した不来方賞はコーナーで鮮やかに脚を伸ばして優勝、みやこステークスもまくりの競馬で押し切っています。
前走のプロキオンステークス最後の直線で追いあげる形となりましたが、直線に入ってからも脚を伸ばしました。セーフティリードを造っていたサンデーファンデーには届きませんでしたが、それでも最後まで脚色を伸ばして2着は悪くありません。
今回は2歳のカトレア賞以来となる東京ダート1,600m戦です。
カトレア賞が15頭に沈んでいることから、適性が合うかというと微妙なところでしょう。
現在のサンライズジパングは脂が乗っているのでカトレア賞の時とは別馬と見ても良さそうですが、本質的にはツーターンの中距離ダートのほうが合ってそうな感じがします。
狙うとしても相手まででしょうか。
デルマソトガケ
- 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2022年
- UAEダービー (G2) 2023年
3歳時はUAEダービーやブリーダーズカップクラシックで好走したデルマソトガケも参戦します。
アメリカの土のようなダートで結果を残している馬で、スピード型の舞台では一定以上のパフォーマンスを発揮していました。
ところが、古馬になってからは思うような活躍を見せていません。
使ったレースがG1メインなので相手が強かった可能性もありますが、昨年の日本テレビ盃や前走の佐賀記念など、いい時期ならもっと活躍できたであろう舞台でも思った以上に結果を残せていなかったのは気になりました。
近走は目立たないのでおmしかしたら衰えかスランプが出ているかもしれません。
一昨年のブリーダーズカップを見る限り、本調子ならやれそうですが、現在のデルマソトガケは明らかにパフォーマンスを落としているのでよっぽど追い切り映えしない限り、ここは見送りたいです。
ドゥラエレーデ
- ホープフルS (G1) 2022年
ダートで堅実な走りを見せているドゥラエレーデも参戦します。
過去のレースを見てみると、力のいる馬場で一定以上のパフォーマンスを残しており、特にツーターンの要所で息を入れる舞台ではG1でも結果を残していました。
チャンピオンズカップも2年連続で3着入りしていますし、かみ合えばG1の舞台でも上位争いしているのは評価したいです。
ただ、ワンターンの芝スタートでどこまでやれるかは分かりません。
昨年のフェブラリーステークスは人気を裏切る12着でしたが、序盤が芝並みに流れた中で先行していたので物理的に厳しいものがありました。
昨年フェブラリーステークスは異常なハイペースだったので参考にしづらいですが、それでも本質的にはツーターンコースのほうが合ってそうです。
確かな実力を秘めているものの、フェブラリーステークスの舞台とはかみ合いづらそうな気がします。
ヘリオス
- グリーンチャンネルC (L) 2021年
- ペルセウスステークス (OP) 2023年
- 霜月ステークス (OP) 2021年
- 霜月ステークス (OP) 2020年
最年長のヘリオスはこれまで短距離からマイルのダート重賞を中心に使われてきました。
交流重賞においても2着が6回、3年前のマイルチャンピオンシップでは勝ち馬カフェファラオとハナ差の2着だったので、展開次第では勝ち負けもあったでしょう。
重賞タイトルには届いていませんが、それでも何度も重賞で馬券に絡んでいることから、実績は重賞級といえます。
ただ、近年は年齢的な衰えもあるのか、以前ほど堅実に上位争いすることがなくなりました。
今回はG1の舞台ということでこれまで以上に相手は強力ですし、下り曲線真っ最中の現在のヘリオスが上位争いするのは至難でしょう。
ミッキーファイト
- レパードS (G3) 2024年
- 名古屋大賞典 (Jpn3) 2024年
昨年重賞レースを2勝したミッキーファイトもフェブラリーステークスに参戦します。
これまでの通算成績は【4-1-1-0】と安定しており、昨年レパードステークスは3番手の位置で脚を溜めながら、直線では鮮やかに突き抜けて優勝しました。
続くジャパンダートクラシックは勝ち馬フォーエバーヤングには完敗したものの、上がり最速の末脚で2着入りしているように、ポテンシャルは世代の中でも上位です。
前走名古屋大賞典も57.5キロを背負いながら、有力馬のノットゥルノに先着することができました。
ただ、名古屋大賞典は2着のノットゥルノが60キロを背負っていたので、もしも定量だったら結果は変わっていたかもしれません。
3歳時のレース内容を見る限り、ここでも人気の一角だと思いますが、前走名古屋大賞典で重斤量を背負ったノットゥルノと僅差の勝利だったことを考えたら、他にポテンシャルを秘め、なおかつ適性能力の高いほかの馬のほうがチャンスはあるでしょう。
また、今回は初めてのダートマイルなので忙しくなる可能性も高いです。
これまで馬券を外したことがないので人気すると思いますが、枠や追い切りを見ながら最終判断をしたい馬で、状態次第では消すことも視野に入れています。
ミトノオー
- 兵庫チャンピオンS (Jpn2) 2023年
- 平安ステークス (G3) 2024年
重賞レースを2勝しているミトノオーも参戦します。
逃げの競馬を得意としており、勝利した兵庫チャンピオンシップや平安ステークスは序盤から果敢にハナに立ってそのまま押し切る形で勝利しました。
特に、昨年の平安ステークスはG3とは思えないほど豪華メンバーが揃いましたが、その中で勝ち切れたのは評価できるでしょう。
今回は初めてのフェブラリーステークス参戦となりますが、芝ダート,600mは未経験、ダート1,400m戦は2歳時に1回出走して11着なので、マイルが短い可能性もあります。
また、今回はアンモシエラやサンデーファンデーなど、逃げ候補も複数集まったので、楽に逃げられるかというと難しいところです。
近走大敗も目立っていて少し調子を落としている可能性もありますし、よっぽど枠に恵まれない限りは見送りたい1頭です。
メイショウハリオ
- 帝王賞 (Jpn1) 2023年
- 帝王賞 (Jpn1) 2022年
- かしわ記念 (Jpn1) 2023年
- マーチS (G3) 2022年
- みやこS (G3) 2021年
帝王賞を連覇したメイショウハリオも参戦します。
これまで専ら中距離ダートを使いましたが、一昨年のフェブラリーステークスは最後方から脚を溜めて3着入りしました。
流れる展開で後ろ有利だったのは事実ですが、それでも経験の浅いマイルの舞台で長くし色を活かせたのは評価できるでしょう。
一時スランプと報道された時期もありましたが、前々走の日本テレビ盃は強敵相手に3着、前走JBCクラシックも勝ち馬には完敗でしたが2着入りしているように侮れません。
年齢以上に結果を残している馬なので、かみ合えば一発もあるかもしれませんよ。
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フェブラリーステークス2025の騎手予想
フェブラリーステークス2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。
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フェブラリーステークス2025追い切り評価
フェブラリーステークス2025追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
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以上になります。
フェブラリーステークスの予想の参考にしてみてください!