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【天皇賞(春)2025追い切り評価/全頭診断】ヘデントールに並ぶ最高評価「S」はアノ馬!

天皇賞(春)2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

天皇賞(春)2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では天皇賞(春)の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

4月30日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はサイモンカーチスの6F78秒2で時計は出ています。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。坂路の1番時計はレベレンシアの4F50秒1ですが、50秒台で走破した馬は2頭のみで、ここ数週の中では時計は出ていません。
ウッドの1番時計はパンジャタワーの6F77秒4で、こちらはいつも通りの高速馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

天皇賞(春)2025追い切り評価/全頭診断コメント

天皇賞(春)2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アラタ

アラタ 4月30日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.566.952.838.812.2馬なり
1週前美浦南W(稍重)83.666.952.438.211.6直一杯
前走最終美浦南W(良)79.063.249.336.011.5馬なり

昨年の福島記念(G3)を勝利したアラタは美浦のウッドチップコースでロードアルフィーネ(牡4、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を5馬身半追走し、6F82秒5-上がり1F12秒2の時計で1馬身半先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の23日も美浦ウッドで単走を行い、このときは馬場の真ん中から直線一杯に追って6F83秒6-上がり1F11秒6の時計で負荷を掛けています。

道中は軽はずみな姿勢で走行していますが、全体的に前脚が固く、直線に入ってからの前脚の使い方もあまり目立ちません。

手前を替えてからは直線一杯ということもあってスピードを引き上げていますが、その手前替えも遅れていることから、全体的な固さが感じられました。

強く追ったことで最終追い切りの良化に期待したいです。

最終追い切りは美浦ウッドで2頭併せを行いました。

僚馬の内側から立ち回り、追走から併入で重賞馬らしい内容ですが、1週前より良くなったとはいえ依然前脚の使い方は目立ちません。

少し頭も高めですし、手前替えにも時間がかかっているので全体の固さは残ってそうでした。

時計も前走日経賞(G2)の方が優秀ですし、前走ほど目立つ仕上がりではなさそうです。

ウインエアフォルク

ウインエアフォルク 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.067.052.438.011.7馬なり
1週前美浦南W(稍重)84.868.653.638.811.9馬なり
前走最終美浦南W(不良) 68.153.038.011.7馬なり

ウインエアフォルクは美浦のウッドチップコースでアラレタバシル(牡4、2勝クラス)と併せました。

長浜騎手が騎乗(レース当日は幸騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F84秒0-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

1週前の24日にも美浦ウッドでアラレタバシルと併せました。

ここでも長浜騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬より2馬身半先行し、6F84秒8-上がり1F11秒9の時計で同時併入しました。

道中は少し頭を低くしながらの追い切りで脚取りを意識しながら動けているように見えますが、年齢的なものもあって全体的にズブさがあります。

ただ、最後の最後は脚色を引き上げて終い2F13秒1-1F11秒9で伸びており、差し馬らしい動きはできていました。

時計は目立ちませんが、もう少しシャープに整えば良化しているといえそうです。

最終追い切りもアラレタバシルと並走し、ここは僚馬を追走する形で行いました。

1週前同様少し舌を向きながらの追走ですが、手前替えも問題ないですし、最後まで僚馬と並走して併入だったのでもまれてからの勝負強さもそれなりにありそうです。

馬なりということで時計は目立ちませんが、1週前よりもズブさはなくなっていましたし、この馬なりに良化しているように見えました。

サンライズアース

サンライズアース 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)80.966.051.436.511.5一杯
1週前栗東坂路(稍重)  53.939.212.5一杯
前走最終栗東CW(重)82.567.352.737.211.5一杯

阪神大賞典(G2)を圧勝したサンライズアースは栗東のウッドチップコースでユメハハテシナク(牡5、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒9-上がり1F11秒5の時計を記録しましたが、僚馬にアタマ差遅れています。

1週前の23日は栗東坂路でマスターライセンス(牡3、未勝利)と併せました。

このときは主戦の池添騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、全体時計53秒9-上がり1F12秒5の時計で僚馬に半馬身先着しています。

2頭併せの右側から追い切りを行いましたが、道中首の使い方があまり良くなく、ところどころもたれも見られます。

踏み込みに力強さは感じられますが、全体的に荒々しい内容でした。

ただ、サンライズアースは前走阪神大賞典における坂路の調教においても目立った走りではない中、レースでは圧勝しているので、坂路で映えなくても問題ないタイプだと思います。

その中で、全体時計53秒9も目立ちませんが、自己2番手の時計を記録できたのは良いですし、サンライズアースの追い切りの中では悪いものではなさそうでした。

最終追い切りは栗東のウッドチップコースでユメハハテシナクと2頭併せを行いました。

このときも一杯に負荷を掛けていますが、少し首は前に出つつも力強い脚色を見せています。

全体時計80秒9も自己3番目に速いですし、パワーのある内容でした。

ただ、最後は外から立ち回ったユメハハテシナクに交わされて先着を許しています。

ユメハハテシナクは2勝クラスの馬で、しかも今回の追い切りは馬なりだったので、格下相手に劣ってしまったのは気になるところでした。

それでも、もともとサンライズアースは追い切りで目立たないタイプですし、その中で一杯に追われたとはいえ自己3番目の時計を記録していることから、この馬としては良い状態ではないでしょうか。

この馬なりに仕上がりつつあるといえるでしょう。

ジャスティンパレス

ジャスティンパレス 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)  53.237.611.2馬なり
1週前栗東CW(良)82.968.353.437.611.1馬なり
前走最終栗東CW(良)  50.136.011.1稍一杯

一昨年の天皇賞(春)を勝利したジャスティンパレスは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

泉谷騎手が追い切りに騎乗(レース当日は鮫島克駿騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで4F53秒2-上がり1F11秒2の時計でまとめています。

1週前の24日にも栗東ウッドで単走を行い、このときは鮫島騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F82秒9-上がり1F11秒1の時計で脚を伸ばしています。

1週前は終い重視の追い切りということもあり、終盤までは頭を下に向けながら、軽い脚取りで回りました。

その後、促されてからは鋭く脚を引き上げ、終い2F11秒81-1F11秒1で伸びています。

明らかに終い重視でしたが、今回も瞬発力のある走りで走破しており、自慢の加速力は6歳になっても健在です。

陣営の思い通りの調整が行えたことでしょう。

最終追い切りも栗東ウッドで単走、このときは4F追いでした。

ここも道中は下を向きながらの追い切りでしたが、脚取りは軽くて見た目以上にフットワークは良いです。

直線に入って一瞬息が入る場面もありましたが、すぐさま加速し、長く脚を引き上げて走破しました。

最後の伸びも良いですし、追い出してからの反応も良く、ジャスティンパレスらしい動きができています。

6歳のディープインパクト産駒ということで、早熟の気配があってもおかしくありませんが、2週続けて追い切りを見た限り、ジャスティンパレスらしい動きができているので、まだまだ侮れないでしょう。

ジャンカズマ

ジャンカズマ 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.766.052.137.911.6馬なり
1週前美浦南W(稍重)82.566.752.137.511.7一杯
前走最終美浦南W(良)85.668.653.939.112.2馬なり

前走のダイヤモンドステークス(G3)で2着のジャンカズマは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで6F82秒-上がり1F11秒6の時計で走破しています。

1週前の23日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはフクノスパイン(牝3、未勝利)と併せました。

ここでも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を9馬身追走する形で一杯に追われ、6F82秒5-上がり1F11秒7の美浦における自己ベストを記録していますが、僚馬に半馬身遅れています。

道中僚馬を大きく追走する形で追い切りを行いましたが、少し抑えながらも活気ある動きができています。

直線に入ってからも力強い脚色で迫っていますし、久々でも意欲ある動きができていました。

僚馬に遅れを取りましたが、9馬身後方から追走してのものなので、そこまで評価を下げなくても良いでしょう。

前向きな動きができているので、強く追ったことで最終追い切りまでにどこまで良化しているのか注目したいです。

最終追い切りは美浦ウッドで単走を行いました。

1週前に強く追ったので馬なりでソフトに調整していますが、1週前と比較すると動きも良くなりましたし、良化の気配が伺えます。

ただ、直線で手前を替えた際は少し頭を振る場面があったので、道中の折り合いがポイントとなりそうです。

もっとも、それ以外は特に課題は見当たりませんでしたし、道中はきはきとした動きは印象深いです。

ここ数戦の中でも良い動きを見せていたので、G1制覇に向けて順調に良化しているのが伝わりました。

シュヴァリエローズ

シュヴァリエローズ 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.312.5馬なり
1週前栗東CW(稍重)⑦97.366.252.037.311.2直強め
前走最終栗東坂路(良)  54.138.912.3馬なり

重賞2勝馬のシュヴァリエローズは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒0-上がり1F12秒5の時計で軽くまとめています。

1週前の23日は栗東のウッドチップコースで日経賞(G2)を勝利し、天皇賞(春)にも出走するマイネルエンペラー(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より6馬身半先行する形で直線強めに追われ、7F97秒3-6F80秒3-上がり1F11秒3の時計でアタマ差先着しています。

年齢的な影響もあるのか、中盤まではそこまで目立った動きではありませんが、馬体はシャープに整っています。

その中で、直線強めに追われてからは長く脚を引き上げ、早めに並びかけたマイネルエンペラーを差し返して先着できていました。

終いも2F11秒9から1F11秒2で最後まで加速していますし、末脚は健在です。

最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは栗東坂路で単走を行いました。

序盤は少し大跳びすぎる感じもしましたが、早めに手前を替えてからは首を上手く使いながらリズムよく登坂しています。

時計は目立ちませんし、脚取りも軽めでしたが、勝利した昨年の京都大賞典やステイヤーズステークス(どちらもG2)のころと比べると、無駄な動きがなくまとめられています。

7歳ですが調子は良さそうです。

脚取りは軽かったので、できることなら乾いた良馬場に期待したいです。

ショウナンラプンタ

ショウナンラプンタ 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.439.512.4末一杯
1週前栗東坂路(稍重)  53.938.812.2末強め
前走最終栗東坂路(重)  53.939.212.1馬なり

重賞で何度も好走しているショウナンラプンタは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末一杯に追い、4F54秒4-上がり1F12秒4の時計で追っています。

1週前の23日にも栗東坂路で単走を行い、このときは末強めに追って4F53秒9-上がり1F12秒2でした。

本線に入る際、少し掛かる場面がありましたがすぐに態勢を整え、その後は外ラチ沿いから回転の速い脚さばきで登坂しています。

ウッドの蹴り上げを見ても力強さが感じられますし、馬具の効果もあったのか、集中力のある走りを見せていました。

全体時計53秒9は目立ちませんが、スピードとパワーのある動きを見せていたので時計以上に良い動きです。

最終追い切りも栗東坂路で単走を行いましたが、ここも1週前同様脚さばきは素早く、力強いです。

ただ、序盤に一瞬掛かる場面もあったので折り合い面では難しいところがあるかもしれません。

また、全体時計54秒4はいくら坂路で時計を出さないとはいえ、末一杯に追われてこれは物足りません。

末強めで追われた1週前の方が全体時計、終い時計ともに良い点も気になるところでした。

動き自体は良いものの、時計や掛かりは気になるところで、もう少し良化があっても良かったです。

個人的には前走阪神大賞典(G2)の方が良い仕上がりに見えました。

ハヤテノフクノスケ

ハヤテノフクノスケ 4月30日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.038.312.1馬なり
1週前栗東CW(良)79.863.848.834.710.9一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.139.811.9末強め

阪神リニューアル記念(3勝クラス)を勝利したハヤテノフクノスケは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒0-上がり1F12秒1の時計で軽く仕上げています。

1週前の23日は栗東ウッドで追い切りを行い、このときはアースグレーザー(牡3、未勝利)と2頭併せを行っています。

主戦の岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追われ、5F79秒8-上がり1F10秒9の好時計で僚馬に3馬身先着しました。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、直線入りまでは軽い足取りで周回しつつ、直線で僚馬と並びかけて軽く促してからは楽な脚取りで交わして先着できました。

フットワークも軽快ですし、動きも良いですね。

そして何よりも全体時計79秒8は自己2番目に速いですし、終いも3F12秒4-2F11秒4-1F10秒9で長くいい脚を引き出しました。

ラップの刻み方が大変素晴らしいですし、動きも軽快で状態は非常に良さそうです。

最終追い切りは坂路で軽めの追い切りを行いましたが、1週前に強く追った影響もあって馬なりでも前進気鋭な動きを見せています。

時計は出していませんが、1週前にウッドで好時計を叩き出したので軽めでも好状態を維持できています。

今回はオープン初戦でG1なのでハードルは高いと思いますが、前走阪神リニューアル記念が好時計で走破していることから高速馬場の京都とかみ合う可能性は高いですし、順調な良化も感じられたので、いい状態でレースに挑むことができるのではないでしょうか。

ビザンチンドリーム

ビザンチンドリーム 4月30日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)87.171.055.038.411.3馬なり
1週前栗東CW(良)81.566.151.636.911.5末一杯
前走最終海外出走

前走サウジアラビアで開催されたレッドシーターフハンデ(G2)を勝利したビザンチンドリームは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

中井騎手が追い切りに騎乗(レース当日はシュタルケ騎手が騎乗)し、外ラチ沿いから馬なりで6F87秒1-上がり1F11秒3で軽く仕上げています。

1週前も栗東ウッドで追い切りを行い、ここでも中井騎手が騎乗して馬場の外目から末一杯に追い、6F81秒5-上がり1F11秒5の時計で負荷を掛けています。

道中は派手な動きではないものの、無駄なくコーナーを周回していますし、直線に入ってからは末一杯の指示に応えて終い2F-1Fともに11秒5の時計で長く脚を維持することができました。

今回は海外帰り初戦となりますが、自慢の末脚は衰え知らずでしたし、長く脚を使うことができているので自身の走りはできるでしょう。

要所の反応も良かったですし、1週前の段階でも状態は良かったです。

最終追い切りもウッドで単走でした。

ここは全体時計87秒1が示しているように、時計は全く出しておらず、道中も淡々と折り合いを意識した内容です。

しかしながら、最後の直線では馬なりながらも馬体を大きく使った走りで終い2F12秒0-1F11秒3の好時計で伸びています。

全体時計は平凡でしたが、終いの伸びは見事でしたし、2週続けてビザンチンドリームらしい動きができている点は好感が持てます。

長距離実績も豊富ですし、帰国初戦でも好走に期待できそうな仕上がりでした。

プラダリア

プラダリア 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.138.912.8末強め
1週前栗東CW(稍重)80.965.851.836.911.3強め
前走最終栗東坂路(良)  53.038.312.3末強め

重賞3勝馬のプラダリアは栗東坂路で単走を行いました。

池添学調教師自ら追い切りに騎乗し、末強めに追って4F53秒1-上がり1F12秒8の時計でまとめています。

1週前の23日は栗東ウッドでエアニゲラ(牝3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

久々にコンビを組む松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からエアニゲラを2馬身追走する形で強めに追われ、6F80秒9-上がり1F11秒3の時計で2馬身先着しています。

3頭併せの最内から立ち回りましたが、道中集中力のある走りを見せていますし、直線に入った段階では併せ馬2頭に迫られましたが、促されてから加速して、僚馬と着差を付けて先着できたのはさすが重賞馬といったところです。

しぶとい走りは健在でしたし、時計も面も良く、いい動きを見せていました。

最終追い切りは坂路で単走でしたが、外ラチ沿いから機敏な動きを見せていますし、力強い脚を見せています。

ただ、末強めに追われた割に終いはペースダウンし、ラストは2F12秒7-1F12秒8で減速してしまいました。

脚色を考えればもう少し長く脚を使ってほしかったです。

それでも、1週前は優秀でしたし、最終追い切りも減速ラップを除けば悪い箇所はないのでこの馬なりに状態は上がってそうでした。

ブローザホーン

ブローザホーン 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  56.041.013.5末強め
1週前栗東坂路(稍重)  55.540.613.2馬なり
前走最終栗東坂路(重)  54.840.113.5馬なり

昨年のグランプリホースであるブローザホーンは栗東坂路でエルクレスタワー(牡3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身半追走する形で末一杯に追い、全体時計56秒0-上がり1F13秒5の時計で同時併入しています。

1週前の23日にも栗東坂路で追い切りを行い、このときは馬なりで僚馬マラキナイア(牝3、3勝クラス)より2b新半先行し、全体時計55秒5-上がり1F13秒2の時計で同時併入しました。

外ラチに近い箇所から追い切りを行いましたが、道中は自分のペースをキープしながら淡々と登坂しています。

全体時計55秒5ですし、最後はマラキナイアと併入だったのでG1馬らしからぬ時計と内容ですが、ブローザホーンはもともと坂路で目立たないのでそこまで気にしなくても良いでしょう。

最終追い切りも2頭併せで全体時計56秒0、上がり1F13秒5なので馬なりで追われた1週前より時計は悪いです。

それでも、四肢の動きは活発でしたし、もたれることなく最後まで登坂することができました。

ブローザホーンは坂路追いでは時計を出さない馬です。

その中でも大きなもたれや掛かりはありませんでした。

他の馬なら評価を落としていますが、ブローザホーンに関していうと、この馬なりに悪くない仕上がりと言えそうです。

ヘデントール

ヘデントール 4月30日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.969.053.538.411.4馬なり
1週前美浦南W(稍重)⑦92.162.848.535.812.0強め
前走最終美浦南W(良)85.569.354.339.011.6G前仕掛け

昨年の菊花賞(G1)で2着入りし、前走ダイヤモンドステークス(G3)を完勝したヘデントールは美浦のウッドチップコースでセブンメデュラス(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組むレーン騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりでセブンメデュラスより1馬身先行し、6F85秒9-上がり1F11秒4の時計でセブンメデュラスと同時併入しています。

1週前の23日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはレッドキングリー(牡3、1勝クラス)と併せました。

ここでは助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形で強めに追い、7F92秒1-6F77秒5-上がり1F12秒0の自己ベストで同時併入しました。

1週前は強めの追い切りでしたが、コーナーの段階からスピーディな動きを見せています。

馬体を見ても四肢が長くていかにもステイヤーという感じの仕上がりですし、脚取りも軽く、最後は先行したレッドキングリーと併入できました。

時計も面白く、終い4F12秒7-3F11秒9-2F11秒9-1F12秒0で最後はわずかに減速したものの、終い4Fからペースアップし、最後まで持続力ある脚色を活かすことができています。

時計面を見てもスタミナを活かした走りができていますし、明らかに天皇賞(春)を意識した調整をクリアできています。

時計も圧巻の自己ベストですし、順調に調教を消化しているのが伺えました。

最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置いて調整され、ここではテン乗りとなるレーン騎手が騎乗して感触を確かめています。

3頭併せの真ん中から、馬体もまとまっていますし、楽な手ごたえながらも最後は脚色を余すような走りで気持ちも前向きでした。

時計や併せ馬比較でみると目立つものではありませんが、それでも気合乗りが感じられますし、追えばいつでも動けるでしょう。

何よりも1週前追い切りが秀逸でしたし、このレースに対する意欲も感じられる、素晴らしい追い切りでした。

マイネルエンペラー

マイネルエンペラー 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)81.566.151.036.111.3強め
1週前栗東CW(稍重)⑦96.065.451.336.811.1一杯
前走最終栗東CW(良)81.666.051.637.111.3馬なり

前走の日経賞(G2)を勝利したマイネルエンペラーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

吉村騎手が追い切りに騎乗(レース当日は丹内騎手が騎乗)し、外ラチ沿いから強めに追われて6F81秒5-上がり1F11秒3の時計で強く負荷を掛けています。

1週前の23日も栗東ウッドで追い切りを行い、ここでは重賞タイトルを2勝し、今年の天皇賞(春)にも出走する同厩のシュヴァリエローズ(牡7、オープン)と2頭併せを行っています。

このときも吉村騎手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を6馬身半追走する形で一杯に追われ、7F96秒0-6F79秒8-上がり1F11秒1の時計を記録しましたが、僚馬にアタマ差遅れていました。

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、道中の脚取りはスムーズで良いでしょう。

ただ、直線に入ってからは頭が外から追ったシュヴァリエローズの方に向いており、やや集中力に掛けています。

それでも、中盤以降は馬体を大きく伸ばして終い2F11秒8-1F11秒1の時計で走破しているように、差し馬らしい動きはできています。

ただ、最後はシュヴァリエローズに差し返されているので、シュヴァリエローズ比較でみるとあちらのほうが良い動きだったと感じます。

最終追い切りは栗東のウッドチップコースで単走でしたが道中はきはきとした動きを見せており、1週前に一杯に追った効果が出ています。

綺麗なフォームで最後までまとめていますし、馬体を見ても筋肉量が豊富なので、力のいる馬場なら出し切れるのではないでしょうか。

ただ、ウッドで時計を出すタイプのマイネルエンペラーにしては全体時計81秒5はそこまで目立つものではないので、現在の京都の馬場が合うかというと少し難しいです。

馬体や前走日経賞の内容を見る限り、力のある馬なので雲行き次第で印を検討したいです。

リミットバスター

リミットバスター 4月30日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)82.667.652.737.411.5G前一杯
1週前栗東CW(稍重)⑦98.266.051.536.111.5一杯
前走最終栗東CW(重)⑦99.668.052.837.511.6強め

2勝クラスを勝ち上がったばかりのリミットバスターは栗東のウッドチップコースでナグルファル(牡3、オープン)と併せました。

助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より2馬身先行する形でゴール前一杯に追われ、6F82秒6-上がり1F11秒5の時計を記録しましたが僚馬にアタマ差遅れてしまいました。

1週前の23日にも栗東ウッドで追い切りを行い、ここではシャドウフューリー(牡5、オープン)と併せています。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より3馬身先行する形で一杯に追い、7F98秒2-6F81秒2-上がり1F11秒5の時計を記録していますが僚馬に1馬身遅れを取っています。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、少し外目にクビが向きながらの追い切りで集中できているかというと微妙なところです。

直線に入ってからは前方に目を向けましたが、一杯に追われて時計は出しているものの、強めに追われたシャドウフューリーとの差は縮まらず、後着となっています。

動きは問題ないものの、シャドウフューリーはオープン馬なので格上相手だと厳しいものが感じられる追い切りでした。

最終追い切りも栗東ウッドでオープン馬のナグルファルと併せています。僚馬の外目から先行する形で調整を行いましたが、直線入り口の段階で早くも並びかけられ、そこから抵抗したものの、その差は詰まらず、アタマ差の遅れでした。

リミットバスターがゴール前一杯、対してナグルファルは一杯の追い切りで脚色自体はどちらも本番さながらの追い出しでしたが、ここでもオープンクラスの馬相手に後着でした。

今回は飛び級でG1に挑みますが、いくら近年メンバーレベルが低下しつつある天皇賞(春)とはいえ、リミットバスターのこれまでのキャリアを考慮すれば相手は強いですし、2週続けてオープンクラスの僚馬に遅れを取っていることからも、現状、好走は厳しいといわざるを得ないです。

ワープスピード

ワープスピード 4月30日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 68.453.338.412.0馬なり
1週前美浦南W(稍重) 67.251.437.211.4強め
前走最終美浦南W(重) 67.051.236.811.9一杯

昨年オーストラリアで開催されたメルボルンカップ(G1)で惜しい2着だったワープスピードは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで5F68秒4-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

1週前の23日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはグロバーテソーロ(牡4、3勝クラス)と併せています。

このときも横山和生騎手がまたがり、馬場の真ん中から僚馬を5馬身追走するかたちで強めに追われ、5F67秒2-上がり1F11秒4の時計で同時併入しました。

前走ダイヤモンドステークス(G3)以来となりますが、馬体自体は整っており、ステイヤーらしい身体でした。

ただ、道中は僚馬の内目から回り、まずまずの時計を記録したものの、外から立ち回ったグロバーテソーロに並びかけられて、併入となっています。

直線の伸びを射る限り、グロバーテソーロの方が動きは目立っていましたし、G1レースで善戦している過去を考えればもう少し上澄みが欲しいところです。

最終追い切りは美浦ウッドで単走を行いましたが、相変わらず身体はまとまっていますし、直線に入ってからの脚の使い方もそれなりに力強さがあるので悪くないです。

良くも悪くもそこまで目立つ内容ではありませんでしたが、直線では加速ラップでまとめているので1週前に強く追ったことでこの馬なりに良化してそうでした。

まずまずの仕上がりです。

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天皇賞(春)2025追い切り評価ランキング

評価馬名
ハヤテノフクノスケ
ヘデントール
ビザンチンドリーム
ウインエアフォルク
サンライズアース
ジャスティンパレス
ジャンカズマ
シュヴァリエローズ
ショウナンラプンタ
プラダリア
ブローザホーン
マイネルエンペラー
ワープスピード
アラタ
リミットバスター
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

天皇賞(春)2025追い切り映像

天皇賞(春)2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

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天皇賞(春)2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。

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天皇賞(春)2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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