
【天皇賞(春)2025予想】本命におすすめの3頭+三連系で狙いたい穴馬2頭はこちら!

天皇賞(春)2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
天皇賞(春)2025の予想ポイント
- 菊花賞に出走したことがある馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 先行馬の好走率がもっとも高く、追込み馬【0-0-0-37】は全滅
- サンデーサイレンス系の馬が強い
- 1~2番人気の馬が勝ち切りやすい
- 1枠【4-0-1-12】は当たり枠
- 前走を勝利している馬がこのレースで好走している
天皇賞(春)2025予想の最終買い目
天皇賞(春)が開催される日曜日の京都競馬場界隈は一日晴れの予報が出ていました。
前日土曜日の芝レースは7Rまで稍重で、9R以降は良馬場に回復しました。
10Rを見てみると時計は出ているので、日曜日は晴れてさらに時計が出る可能性があります。
うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 6 ヘデントール
父 | ルーラーシップ |
母 | コルコバード |
母父 | ステイゴールド |
主な勝ち鞍 | ダイヤモンドS(G3) 2025年 |
前走 | ダイヤモンドS(G3) 1着 |
本命はヘデントールにします。
前走のダイヤモンドステークスや昨年の日本海ステークスではここ一番で長く脚を引き出して勝ち切っており、ステイヤーらしい力のある競馬を見せました。
昨年菊花賞においても最後の最後で差し脚を伸ばして2着に入線しているように、距離が伸びても力を引き出せるのは強みです。
短期免許騎手の中では競馬が上手なレーン騎手が騎乗するのも心強いです。
上位人気の一角ですが、追い切りも良かったですし、枠も良いので前走のようにゲートを飛び出して好位で競馬してくれれば、上位争いにも加われるのではないでしょうか。
〇対抗 9 シュヴァリエローズ
父 | ディープインパクト |
母 | ヴィアンローズ |
母父 | Sevres Rose |
主な勝ち鞍 | 京都大賞典(G2) 2024年 |
前走 | 日経賞(G2) 12着 |
対抗はシュヴァリエローズにします。
良馬場におけるパフォーマンスが高い馬で、前々走のステイヤーズステークスは先行しながら持続力ある脚色を使って好走しており、長距離も問題ありません。
その前の峡音大賞典も時計の出る馬場でやれているので晴れの良馬場はシュヴァリエローズにとって追い風です。
騎乗する北村友一騎手も過去10年の天皇賞(春)で穴馬を好走に導いていますし、人馬ともにチャンスはあるでしょう。
▲単穴 15 ハヤテノフクノスケ
父 | ウインバリアシオン |
母 | サクラインスパイア |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 阪神リニューアル記念(3勝クラス) 2025年 |
前走 | 阪神リニューアル記念(3勝クラス) 1着 |
ハヤテノフクノスケは単穴にしました。
条件戦上がりの馬ですが、前走の阪神リニューアル記念は開幕週とは言え高速馬場の条件下で高いパフォーマンスを発揮し、圧勝しました。
ラスト2Fも伸びていますし、スタミナ勝負にも強そうです。
阪神リニューアル記念を見る限り、高速馬場にも対応していますし、鞍上の岩田望来騎手も昨年14番人気のスマートファントムを4着に持ってきているので騎手妙味もあります。
枠は外すぎますが、それでもかみ合う可能性は高いので3番手評価にしました。
△連下 13 ジャスティンパレス
父 | ディープインパクト |
母 | パレスルーマー |
母父 | Royal Anthem |
主な勝ち鞍 | 天皇賞(春)(G1) 2023年 |
前走 | 大阪杯(G1) 6着 |
一昨年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスは連下にしました。
実績は今年のメンバーの中でも最上位ですし、一昨年勝利した舞台ということでコース適性も全く問題ありません。
鞍上の鮫島騎手とも相性が良いですし、条件はとても良いでしょう。
ただ、今年6歳ということでいい時期ほどのパフォーマンスを発揮できるかというと難しいかもしれません。
近走も時計を見る限りやれていますが、それでもいい時期ほどではないと思うのでここは相手までにしました。
△連下 14 ビザンチンドリーム
父 | エピファネイア |
母 | ジャポニカーラ |
母父 | ジャングルポケット |
主な勝ち鞍 | レッドシーターフハンデ(G2) 2025年 |
前走 | レッドシーターフハンデ(G2) 1着 |
ビザンチンドリームも連下にしました。
昨年の菊花賞は馬群に突っ込んで減速しながらも、再加速して2着のヘデントールと差のない2着だったので、スムーズなら連対圏もあり得ました。
また、前走のレッドシーターフハンデも勝ち切っているように、長距離適性の高い馬です。
ただ、菊花賞でやらかしたシュタルケ騎手が今回も騎乗する点は個人的にマイナスですし、過去の戦績を見る限りそこまで高速馬場巧者ではなさそうなので、おそらく高速馬場になるであろう日曜日の馬場が完全にマッチするかというと難しいところです。
標準くらいの馬場でなおかつ長距離実績がある騎手が騎乗するようでしたら重い印も検討しましたが、適性を考慮して相手までにしました。
△連下 3 ブローザホーン
父 | エピファネイア |
母 | オートクレール |
母父 | デュランダル |
主な勝ち鞍 | 宝塚記念(G1) 2024年 |
前走 | 阪神大賞典(G2) 3着 |
ブローザホーンも抑えることにしました。
昨年の天皇賞(春)で大外に回しながらの2着で強い競馬を見せており、続く宝塚記念も大外から豪快に差し切り、グランプリホースの座を手にしました。
昨年下半期は物足りませんでしたが、前走阪神大賞典はトップハンデを背負いながらも馬券に絡み、少し調子を引き上げている可能性もあります。
昨年までの状態かというと難しいところですが、少しでも状態が良ければワンチャンスあるかもしれないので抑えることにしました。
単勝
6 ヘデントール
馬連流し
軸馬:6
相手:3、9、13、14、15
三連複フォーメーション
1頭目:6
2頭目:3、9、13、14、15
3頭目:3、9、13、14、15
天皇賞(春)2025の有力馬3頭
今年も伝統の天皇賞(春)が開催されます。
今年の出走登録馬の中から人気の中心になりそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ヘデントール
- ダイヤモンドS (G3) 2025年
昨年の菊花賞で2着入線し、前走ダイヤモンドステークスでも強い競馬を見せたヘデントールが中心となりそうです。
昨年は夏の上がり馬として3勝クラスを勝利した上で菊花賞に駒を進め、2着に入線しました。
勝利した日本海ステークスでは長く脚を活かしてスタミナを活かした競馬を見せており、菊花賞においても向こう正面から早めに中団外目に進出して伸びました。
前走ダイヤモンドステークスもスタートを決めて5番手の位置を確保し早めにペースを作って押し切っており、4馬身差の完勝です。
近3戦はいずれも早い位置からスタミナを活かした走りができているのでステイヤーとしての好走にも期待できるでしょう。
開幕2週目の高速馬場がかみ合うかどうかは少し難しいところですが、それ以外には大きな不安材料はありません。
今週から短期免許で来日するレーン騎手も2年前の天皇賞(春)で3着入線しているので長距離でもかみ合いそうですし、何よりもヘデントール陣営にとって天皇賞(春)はこの春の最大目標のはずなので、どのような立ち回りを見せてくれるのか、注目したいです。
サンライズアース
- 阪神大賞典 (G2) 2025年
前走の阪神大賞典を快勝したサンライズアースも参戦します。
前走阪神大賞典を勝利するまでは重賞勝ち鞍はありませんでしたが、日本ダービーでは15番人気ながらも4着に入線しているように、非凡な才能は随所で発揮していました。
好走した日本ダービーや勝利した昨年のすみれステークスでは速い位置からまくりを仕掛けて好走しているように、スタミナを活かした走りが得意です。
特に前走阪神大賞典はハナに立ってスローに展開しつつ、途中でマコトヴェリーキーが動いたことでロングスプリント戦となりましたが、もともと長く脚を使えるサンライズアースにとっては理想的な展開となり、最後まで突き抜けて圧勝しています。
途中の展開も追い風でしたが、総じてサンライズアースが出し切りやすい展開を作ることができ、池添騎手の見事な好騎乗でつかんだ一戦といえるでしょう。
今回は順調に天皇賞(春)に駒を進めましたが、ロングスプリントに強いため、早めに動いても出し切れる可能性は高いです。
あとは、相手関係がカギとなりますが、ダービーでも4着に入線しているように、展開がかみ合えばチャンスはあると思うので、池添騎手が引き続き出し切れる展開を作れるか、焦点となるでしょう。
ジャスティンパレス
- 天皇賞春 (G1) 2023年
- 阪神大賞典 (G2) 2023年
- 神戸新聞杯 (G2) 2022年
一昨年の天皇賞(春)を優勝したジャスティンパレスも参戦します。
ドウデュースやイクイノックスと同期の最強世代の一角で、3歳時は菊花賞で3着入りし、翌2024年の天皇賞(春)も優勝し、長距離馬としての才能を開花させました。
また、2023年の天皇賞(秋)のように、痛烈な末脚も持ち合わせているように、長く鋭い末脚を使うことができます。
ただ、昨年は安定して掲示板入りしていたものの、勝ち星どころか馬券に絡めませんでした。
そして、前走大阪杯も1分56秒6の好時計で入線しているものの、6着までとなっていることから、以前ほどのパフォーマンスは発揮できないかもしれません。
それでも、芝3,000m以上の舞台では【1-1-1-0】と崩れていませんし、近走と比較すると相手関係も楽です。
一昨年の天皇賞(春)を優勝しているようにコース適性も問題ないので、現状のジャスティンパレスでも上位争いに期待できるのではないでしょうか。
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天皇賞(春)2025の穴馬2頭
近年の天皇賞(春)は固く決まる傾向が続いていますが、それでも中穴が飛び込む例も少なくないため、三連系馬券で予想する際は人気落ちにも目を配りたいです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ビザンチンドリーム
- レッドシーターフH (G2) 2025年
- きさらぎ賞 (G3) 2024年
前走のレッドシーターフハンデキャップを勝利し、長距離馬としての才能を開花させているビザンチンドリームも参戦します。
デビュー時から末脚に定評がある馬で、昨年のきさらぎ賞はかなり後方の位置から直線一気だけの競馬で最先着しました。
クラシックでは馬券に絡めませんでしたが、それでも昨年の菊花賞は騎乗したシュタルケ騎手が2週目の3~4コーナーで馬群に突っ込んで減速しながらも外に持ち出して再加速し、2着のヘデントールとタイム差0.1秒差の5着なので、スムーズなら2着もあり得たのではないかと思わせる強い競馬を見せています。
前走レッドシーターフハンデキャップも60キロの重ハンデを背負いながら、2週目の4コーナーで一気に詰めて最後の直線では外目から突き抜けて2着馬に1と1/4馬身差の完勝でした。
コーナーでの反応も良いですし、重斤量を背負いながらも完勝し、力ある姿を見せています。
今回は帰国初戦となりますが、菊花賞やレッドシーターフハンデは強い競馬を見せてくれたので、昨年の菊花賞でやらかしたシュタルケ騎手が前週フローラステークスのようにうまく騎乗してくれれば、タイトル奪取も狙えるのではないでしょうか。
ブローザホーン
- 宝塚記念 (G1) 2024年
- 日経新春杯 (G2) 2024年
ブローザホーンは昨年の宝塚記念を優勝し、天皇賞(春)でも2着入線した馬です。
昨年の宝塚記念は開催最終週の重馬場でしたが、直線では外目に進路を取って力強く差し切り、その前の天皇賞(春)も大外ぶん回しのロスがありながらも最後は上がり最速34秒6の豪脚を使って2着まで飛び込み、負けて強しの競馬を見せています。
昨年くらいのパフォーマンスを発揮できれば面白いですが、ただ、昨年の下半期3戦はグランプリホースらしからぬ凡走が続いてしまいました。
しかしながら、今年の始動戦で選択した阪神大賞典では3着に入線しています。
サンライズアースには完敗、伏兵マコトヴェリーキーにも先着を許しましたが、ブローザホーンはトップハンデ59キロを背負っていたので、もしも定量戦であればマコトヴェリーキーには先着できていたのではないでしょうか。
今回は引き続き天皇賞(春)に駒を進めましたが、昨年のレース内容や前走阪神大賞典を見る限り、春の暖かい時期のほうが結果を残している感じがします。
昨年ほどのパフォーマンスを引き出せるかは分かりませんが、追い切りで少しでも調子を引き上げているようでしたら、印も検討したいです。
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ここからは天皇賞(春)の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
天皇賞(春)2025の概要
天皇賞(春)は京都競馬場で開催される古馬の長距離G1競走です。
前身である帝室御賞典が開催されたのは1938年と古く、翌1939年から現在と同じ芝3,200mで開催されていることから、長距離レースの代表格としての地位を保っています。
かつては秋に開催される天皇賞も長距離レースとして開催されましたが、1984年に芝2,000mに距離を短縮してからは、国内で古馬が出走できる唯一のG1競走となりました。
そのため、実力のあるステイヤーにとって最大目標となりますが、近年は短距離~中距離馬の番組が増加傾向にあるため、相対的に長距離馬の地位が低下しつつあります。
また、かつてほど中距離実績のある馬が参戦するケースも減少しているため、近年の天皇賞(春)は(秋)と比較してもそこまでメンバーが揃わないケースも目立っています。
それでも今年は2頭のG1馬をはじめ、G1好走歴のある馬が何頭かいるので、昨年に引き続き、G1として一定の地位は保てたのではないでしょうか。
伝統と格式のある春の天皇賞。
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天皇賞(春)2025の開催内容
開催日 | 5月4日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝3,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 3億円 |

天皇賞(春)2025が開催される京都の芝3,200mの特徴

スタート地点 | 向こう正面真ん中 |
コース | 右回りの外回りコース使用 Cコース使用 |
1周の距離 | 1,932.4m |
直線距離 | 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム3:16.6 |
コースレコード | 3:12.5 (2017年 天皇賞(春)【G1】キタサンブラック) |
京都芝3,200mで開催された天皇賞(春)のタイム | |
(過去8年) | 平均タイム3:17.0 |
レコードタイム | 3:12.5 (2017年 キタサンブラック) |
阪神芝3,200mで開催された天皇賞(春)のタイム | |
(過去2年) | 平均タイム3:19.6 |
レコードタイム | 3:14.7 (2021年 ワールドプレミア) |
天皇賞(春)が開催される京都芝3,200mは京都の外回りを1周半するコースとなっています。
スタートは向こう正面で最初の3コーナーまでの距離は約400mです。
3コーナーには京都競馬場名物の急な上り坂&急な下り坂が存在し、各馬はコーナーまでに隊列を整えつつ、坂を通過します。
4コーナーを過ぎると最初のホームストレッチ(直線)に入ります。
観客の声援を浴びながら、各馬は自分のペースを整えつつ1・2コーナーに向かいます。
1・2コーナーを過ぎると向こう正面に入り、2周目の3コーナーに入ります。
ここでも再びアップダウンのある坂を走りますが、ここからゴールまでは800mほどなので、馬によってはこのあたりでまくりを開始する馬も少なくありません。
3コーナーの下り坂に差し掛かれば、慣性を利用しながら各馬はスパートを仕掛けます。
4コーナー出口からゴールまでは約404mです。
京都競馬場は阪神競馬場と違って直線に坂は存在しないので各馬は最後の力を振り絞ってゴールを目指すのです。
京都芝3,200mは天皇賞(春)専門のコースなので、過去の統計や傾向も天皇賞(春)のデータでしか見ることができません。
傾向としては、芝3,200mという長距離を走ることからスタミナ量は重要です。
しかし、開催前期に行われるレースで芝の痛みも少ないことから、良馬場開催であればスピードも発揮しやすいです。
時計勝負になりやすいことからスタミナだけではなくスピード要素や瞬発性に長けた馬も活躍しやすいのです。
京都の芝3,200mはここをチェック!
- スタミナの高い馬に注目したい
- 加速力や最高速度に定評ある馬も好走する
- 騎手の手腕が問われやすい
- ディープインパクトとステイゴールド産駒が強い
- 外枠有利

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天皇賞(春)2025の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | アラタ | 牡8 | 58.0 | 大野拓弥 |
2 | ウインエアフォルク | 牡8 | 58.0 | 幸英明 |
3 | ブローザホーン | 牡6 | 58.0 | 菅原明良 |
4 | ジャンカズマ | 牡7 | 58.0 | 野中 悠太郎 |
5 | サンライズアース | 牡4 | 58.0 | 池添謙一 |
6 | ヘデントール | 牡4 | 58.0 | D.レーン |
7 | プラダリア | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 |
8 | ショウナンラプンタ | 牡4 | 58.0 | 武豊 |
9 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 58.0 | 北村友一 |
10 | リミットバスター | 牡5 | 58.0 | 岩田康誠 |
11 | マイネルエンペラー | 牡5 | 58.0 | 丹内祐次 |
12 | ワープスピード | 牡6 | 58.0 | 横山和生 |
13 | ジャスティンパレス | 牡6 | 58.0 | 鮫島克駿 |
14 | ビザンチンドリーム | 牡4 | 58.0 | A.シュタルケ |
15 | ハヤテノフクノスケ | 牡4 | 58.0 | 岩田望来 |
天皇賞(春)の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 14 | テーオーロイヤル | 1 | 阪神大賞典(G2) | 1 |
2 | 5 | ブローザホーン | 5 | 阪神大賞典(G2) | 3 | |
3 | 6 | ディープボンド | 6 | 阪神大賞典(G2) | 7 | |
2023 稍重 | 1 | 1 | ジャスティンパレス | 2 | 阪神大賞典(G2) | 1 |
2 | 7 | ディープボンド | 5 | 阪神大賞典(G2) | 5 | |
3 | 16 | シルヴァーソニック | 6 | レッドシーターフハンデ(G3) | 1 | |
2022 稍重 | 1 | 16 | タイトルホルダー | 2 | 日経賞(G2) | 1 |
2 | 18 | ディープボンド | 1 | 阪神大賞典(G2) | 1 | |
3 | 7 | テーオーロイヤル | 4 | ダイヤモンドステークス(G3) | 1 | |
2021 良 | 1 | 1 | ワールドプレミア | 3 | 日経賞(G2) | 3 |
2 | 12 | ディープボンド | 1 | 阪神大賞典(G2) | 1 | |
3 | 3 | カレンブーケドール | 4 | 日経賞(G2) | 2 | |
2020 良 | 1 | 14 | フィエールマン | 1 | 有馬記念(G1) | 4 |
2 | 6 | スティッフェリオ | 11 | 日経賞(G2) | 3 | |
3 | 5 | ミッキースワロー | 4 | 日経賞(G2) | 1 | |
2019 良 | 1 | 10 | フィエールマン | 1 | AJCC(G2) | 2 |
2 | 7 | グローリーヴェイズ | 6 | 日経新春杯(G2) | 1 | |
3 | 8 | パフォーマプロミス | 8 | 京都記念(G2) | 4 | |
2018 良 | 1 | 12 | レインボーライン | 2 | 阪神大賞典(G2) | 1 |
2 | 11 | シュヴァルグラン | 1 | 大阪杯(G1) | 13 | |
3 | 8 | クリンチャー | 4 | 阪神大賞典(G2) | 3 | |
2017 良 | 1 | 3 | キタサンブラック | 1 | 大阪杯(G1) | 1 |
2 | 6 | シュヴァルグラン | 4 | 阪神大賞典(G2) | 2 | |
3 | 15 | サトノダイヤモンド | 2 | 阪神大賞典(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 1 | キタサンブラック | 2 | 産経大阪杯(G2) | 2 |
2 | 3 | カレンミロティック | 13 | 阪神大賞典(G2) | 6 | |
3 | 8 | シュヴァルグラン | 3 | 阪神大賞典(G2) | 1 | |
2015 良 | 1 | 1 | ゴールドシップ | 2 | 阪神大賞典(G2) | 1 |
2 | 14 | フェイムゲーム | 7 | ダイヤモンドステークス(G3) | 1 | |
3 | 2 | カレンミロティック | 10 | 阪神大賞典(G2) | 4 |
【菊花賞組】過去に菊花賞に出走した馬が好走している
年度 | 勝ち馬 | 菊花賞出走歴/着順 |
2024 | テーオーロイヤル | なし |
2023 | ジャスティンパレス | あり/3着 |
2022 | タイトルホルダー | あり/1着 |
2021 | ワールドプレミア | あり/1着 |
2020 | フィエールマン | あり/1着 |
2019 | フィエールマン | あり/1着 |
2018 | レインボーライン | あり/2着 |
2017 | キタサンブラック | あり/1着 |
2016 | キタサンブラック | あり/1着 |
2015 | ゴールドシップ | あり/1着 |
過去10年の天皇賞(春)の勝ち馬9頭が過去に菊花賞で馬券に絡んでいました。
このうち、菊花賞馬は7頭いるように、菊花賞で好走していた馬の活躍が目立ちます。
ただし、近年はディープボンドやミッキースワロー、ステイフーリッシュにグローリーヴェイズなど、菊花賞で馬券外に敗れた馬の好走も目立っています。
理想は菊花賞で馬券に絡んでいることですが、凡走していても3歳時に長距離の経験がある馬がのちに活躍するケースも目立ちました。
過去の菊花賞出走歴にも注目したいです。
今年の出走馬の中でこれまでに菊花賞に出走したことがある馬は6頭いました。
【脚質】先行馬が強く、追込馬は大苦戦
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【2-0-0-10】 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
先行 | 【5-8-6-18】 | 13.5% | 35.1% | 51.4% |
差し | 【2-2-4-68】 | 2.6% | 5.3% | 10.5% |
追込 | 【0-0-0-37】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
まくり | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年の天皇賞(春)の勝ち馬5頭、2~3着馬14頭が先行馬でした。
全脚質を見ても先行馬は母数に対して好走が目立っており、特に複勝率は50%を超えていることから2頭に1頭は馬券に絡んでいました。
なお、その他の脚質を見てみると、差し馬の好走数はそれなりにありますが、先行馬ほど好走率は高くありません。
逃げ馬はこれまで2頭が勝利しており、単勝率は先行馬に勝りますが、勝利したキタサンブラックとタイトルホルダーはどちらも菊花賞馬でした。
菊花賞を勝利するレベルの馬でないと逃げの好走は厳しいですが、今年は菊花賞馬が不在なので評価は上げないほうが良さそうです。
また、追込馬も過去に37頭が出走しましたがすべて全滅、まくりで勝利した2016年のゴールドシップも菊花賞を優勝している実力馬です。
今年の出走馬を見る限り、先行馬と差し馬を中心に予想するのが良さそうです。
【血統】サンデーサイレンス系の庭
系統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
サンデーサイレンス系 | 【8-9-9-85】 | 7.2% | 15.3% | 23.4% |
ミスタープロスペクター系 | 【2-0-1-29】 | 6.3% | 6.3% | 9.4% |
ロベルト系 | 【0-1-0-8】 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
ノーザンダンサー系 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の天皇賞(春)の勝ち馬8頭、2~3着に入線した18頭が父方サンデーサイレンス系の馬でした。
具体的にはディープインパクト系産駒やステイゴールド系産駒、ハーツクライ産駒の活躍が目立っています。
京都競馬場は全体的にサンデーサイレンス系の活躍が目立つ舞台ですが、天皇賞(春)においてもその傾向はあるようです。
今年の出走馬の中で父方サンデーサイレンスの馬は8頭います。(かっこは父名)
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天皇賞(春)の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-3-0-3】 | 40.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 【5-0-1-4】 | 50.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 【0-1-4-5】 | 0.0% | 10.0% | 50.0% |
5番人気 | 【0-2-0-8】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-2-3-35】 | 0.0% | 5.0% | 12.5% |
10番人気以下 | 【0-2-1-72】 | 0.0% | 2.7% | 4.0% |
1~2番人気の勝利が目立つ
過去10年の天皇賞(春)の勝ち馬9頭が1~2番人気の馬でした。
天皇賞(春)は実施数の少ない芝3,200mの舞台ですが、実力が反映されやすい長距離レースということもあって、実績を評価された人気馬が勝ち切るケースが目立ちます。
残りの1頭も3番人気の馬であることから、天皇賞(春)で勝ち馬を探す際は上位人気に支持された馬に注目したいです。
勝ち馬は2番人気が目立つが相手候補は1番人気が勝る
過去10年の天皇賞(春)で1番人気は4勝ですが、2番人気は5勝しています。
ただし、複勝率を見てみると1番人気が70%で2番人気は60%でした。
勝ち馬は2番人気の方が多く出ていますが、複勝率は1番人気が勝っています。
わずかな差ですが、勝ち馬は2番人気から、相手候補は1番人気から選択してみるのも良いかもしれません。
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天皇賞(春)の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-0-1-12】 | 23.5% | 23.5% | 29.4% |
2枠 | 【1-1-1-15】 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
3枠 | 【0-2-1-16】 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
4枠 | 【0-2-4-14】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
5枠 | 【0-1-0-19】 | 0.0% | 5.0% | 5.0% |
6枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
7枠 | 【2-1-0-20】 | 8.7% | 13.0% | 13.0% |
8枠 | 【2-1-2-23】 | 7.1% | 10.7% | 17.9% |
当たりの1枠
過去10年の天皇賞(春)でもっとも好走している枠は1枠でした。
1枠は【4-0-1-12】でこれまで4頭が優勝しています。
リニューアルオープンした2023年も1枠のジャスティンパレスが優勝しているように、依然として1枠有利と考えて良いでしょう。
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天皇賞(春)の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【6-4-5-19】 | 17.6% | 29.4% | 44.1% |
2着 | 【2-1-1-24】 | 7.1% | 10.7% | 14.3% |
3着 | 【1-2-1-17】 | 4.8% | 14.3% | 19.0% |
4着 | 【1-0-2-14】 | 5.9% | 5.9% | 17.6% |
5着以下 | 【0-3-1-60】 | 0.0% | 4.7% | 6.3% |
好走が目立つ前走1着馬
過去10年の天皇賞(春)の勝ち馬6頭、2~3着馬9頭が前走レースを勝利していました。
前走勝ち馬が馬券全体の半数を占めている上、好走率も非常に高いです。
シンプルなデータですが、前走勝ち馬から予想を考えてみるのも良いでしょう。
今年の出走馬の中で前走レースを勝利している馬は6頭いました。
前走5着以下はG1連対歴がないと厳しい
前走5着以下のG1好走歴 | |||
年度 | 着順 | 馬名 | 過去のG1連対歴 |
2024 | 3 | ディープボンド | 天皇賞(春)2023/2着 |
2023 | 2 | ディープボンド | 天皇賞(春)2022/2着 |
2018 | 2 | シュヴァルグラン | ジャパンC2017/1着 |
2016 | 2 | カレンミロティック | 宝塚記念2014/2着 |
過去10年の天皇賞(春)で前走が5着以下だった馬は【0-3-1-60】でした。
前走5着以下の馬は好走が乏しいです。
なお、これまで馬券に絡んだ4頭は過去にG1レースで連対実績がありました。
天皇賞(春)は前走5着以下の馬の好走が乏しいレースですが、その中でもG1連対歴がない馬は割引しても良さそうです。
今年の出走馬の中で、過去にG1連対歴がなかった前走5着以下に敗れた馬は4頭いました。
天皇賞(春)2025全頭考察
今年の天皇賞(春)は例年よりも出走頭数は少ないですが、それでも骨のあるメンバーが集結しました。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アラタ
- 福島記念 (G3) 2024年
アラタは昨年の福島記念の勝ち馬です。
勝利した福島記念は良馬場とは言え全体的に時計のかかる条件下でしたが、残り600mくらいの位置から動いて直線では大外からじりじり脚を伸ばして勝利しました。
外から仕掛けて最後まで長く脚を活かせた競馬は見事でしたが、流れて差し有利だったのも事実なので、展開がかみ合ったともいえるでしょう。
ただ、前走日経賞は最内1番から内ラチ沿いを立ち回ってロスなく競馬を行いましたが、直線でも脚を伸ばしたものの、外差し勢に差されて9着まででした。
勝ち馬とは0.4秒差なので数値以上にやれているものの、位置取りは問題なかったですし、力のいる馬場自体は得意なのでもう少しやれても良かったです。
今回はキャリア初の3,000m超えの舞台ですが、現在の京都は超高速馬場なのでかみ合うか微妙なところです。
仮に馬場がフィットしたとしても相手が強化される中での好走は厳しいものがありそうです。
ウインエアフォルク
- 奥の細道特別 (2勝クラス) 2023年
ウインエアフォルクは一昨年の奥の細道特別の勝ち馬で、現在3勝クラスの馬ですが跳び級で天皇賞(春)の参戦を表明しました。
距離に関して見てみると、芝3,000mは【0-0-1-3】ですが、着外の2戦は掲示板入りしていることから長距離自体は合いそうです。
ただ、前走の阪神大賞典はスローも影響して後ろからでは厳しいものがありましたし、その前の阪神芝3,000mで開催された阪神リニューアル記念も5着とはいえ勝ち馬ハヤテノフクノスケから2秒弱離されての入線なので物足りません。
阪神大賞典も直線では伸びきれませんでしたし、3勝クラス勝ちがない馬がG1での好走は流石に厳しいものがありそうです。
ジャンカズマ
- 丹頂ステークス (OP) 2023年
ジャンカズマは一昨年の丹頂ステークスの勝ち馬で、それ以降も万葉ステークスで2年連続4着、前走ダイヤモンドステークスも12番人気の低評価を覆す走りで2着入りしました。
脚質としては逃げの競馬を得意としており、昨年の万葉ステークスは逃げて勝ち馬と0.4秒差の4着なので悪くありません。
ただ、天皇賞(春)は逃げ馬にとって鬼門の舞台で、過去10年の天皇賞(春)で逃げ切ったのはキタサンブラックとタイトルホルダーの2頭のみです。
どちらも菊花賞馬なのでG1級の素質がないと逃げ切りは至難といえるでしょう。
近2戦は2~3番手の競馬で上位争いしていますが、前走ダイヤモンドステークスは超スローで展開も恵まれましたし、斤量も54キロで楽でした。
今回は相手が強化されるだけではなく、定量戦ということで58キロを背負います。
メンバー構成を見る限り、前の競馬は行いやすいですが、それでも前走より重い斤量や相手関係を考慮すると、上位争いは厳しいものがあるでしょう。
シュヴァリエローズ
- ステイヤーズS (G2) 2024年
- 京都大賞典 (G2) 2024年
シュヴァリエローズは昨年の京都大賞典とステイヤーズステークスの勝ち馬です。
もともと10番人気で2着に入線した目黒記念の例から、スタミナを活かしつつ長く脚を使う競馬を得意としていますが、昨年京都大賞典は流れる展開で脚を引き上げて差し切り優勝し、前々走のステイヤーズステークスも前の集団に食らいつきつつ、直線で早めに先頭に立って後続を退けて優勝しました。
ステイヤーズステークスはそこまでメンバーが強力ではなかったものの、最後まで長く脚を使えているので、スタミナ量には期待できそうです。
前走の日経賞は人気を裏切る12着でしたが、これは稍重馬場も影響しているでしょう。
時計勝負に強いタイプなので開幕前週の京都は合いそうですし、長距離適性もステイヤーズステークスで証明済みです。
また、今回騎乗する北村友一騎手が過去10年の天皇賞(春)で【0-1-1-1】、馬券に絡んだ2頭はどちらも穴馬ということで、騎手目線でも面白いです。
良馬場開催なら人馬ともにかみ合う可能性が高いので、天気次第で印を考えたいです。
ショウナンラプンタ
- ゆきやなぎ賞 (1勝クラス) 2024年
ショウナンラプンタは昨年の菊花賞で4着入線した馬です。
菊花賞は最後少し苦しかったかもしれませんが、それでも2着のヘデントールとは同タイムで入線しました。
2週目の3~4コーナーで一気に押し上げてそのまま好走しているように、立ち回りも上手でしたしベストを尽くすことができました。
ただ、最後はアドマイヤテラを捉えられず、また、後ろから追い上げたヘデントールにも差されているので、この2頭とはポテンシャルで及ばなかった可能性はあります。
古馬初戦で挑んだ前走の阪神大賞典は人気を裏切る4着でしたが、これは超スローで後ろからの競馬だったので位置取りが大きな敗因でした。
道中早めに前目を付けていたら結果は変わっていたと思うので、この1戦は物足りないです。
しかしながら、レース後に武豊騎手が「京都なら合いそう」とコメントされていることから、まだまだ不気味な1頭であることには変わりません。
評価の難しいところですが、キズナ産駒は過去10年で【0-3-1-2】と相性が良いので、相手候補としては良さそうです。
ハヤテノフクノスケ
- 阪神リニューアル記念 (3勝クラス) 2025年
ハヤテノフクノスケは阪神芝3,000mで行われた前走の阪神リニューアル記念の勝ち馬です。
道中は中団で脚を溜めながら、最後は1頭抜け出して独走し、3分2秒9の好タイムで優勝しました。
開幕週のレースということで時計は出ていましたが、それでも同コースで開催された今年の阪神大賞典を勝利したサンライズアースの3分3秒3を勝るタイムで勝ち切っているのは面白いです。
昨年の菊花賞は8着でしたが、3~4コーナーで前が馬群でなおかつ2番のノーブルスカイが寄れてペースダウンしつつも、その後外に回して大外一気の8着なので悪くありません。
前走阪神リニューアル記念を見る限り時計勝負も対応できているので、高速馬場になりやすい天皇賞(春)とかみ合う可能性は高いです。
また、鞍上の岩田望来騎手も昨年の天皇賞(春)で14番人気のスマートファントムを4着に持ってきているのでかみ合えば大穴として台頭できるかもしれませんよ。
青森県産駒のG1制覇が果たせるか、注目したいです。
プラダリア
- 京都記念 (G2) 2024年
- 京都大賞典 (G2) 2023年
- 青葉賞 (G2) 2022年
重賞レースを3勝しているプラダリアは昨年の京都記念やその前の年の京都大賞典の勝ち馬です。
脚質を見るとスタミナやパワーを活かした走りが得意で、一昨年の京都大賞典は時計がかかる馬場で先行しながらしぶとく脚を使ってボッケリーニやディープボンドに先着し、昨年の京都記念ものちに大阪杯を連覇するベラジオオペラを退けて優勝しました。
パワーがある馬なので、馬場がかかるようであればチャンスはあるでしょう。
ただ、前走の京都記念は得意の稍重馬場でしたが6着でした。
この京都記念は中団からの競馬となりましたが、プラダリアは前目でしぶとく粘る競馬が得意なので、もう少し前で競馬ができていたら結果は違っていたかもしれません。
今回は久々の3,000m超えとなるため、距離が合うか難しいところです。
また、現在の京都は高速馬場なので、瞬発力勝負になっても厳しいところがありそうです。
評価の難しいところですが、一雨降って馬場が渋るようでしたら、台頭に期待できるかもしれません。
マイネルエンペラー
- 日経賞 (G2) 2025年
日経賞を勝利したマイネルエンペラーも参戦します。
前走の日経賞はスタートを決めて序盤から積極的に押し上げて4番手くらいの位置を付け、前の馬を見るように外目で伺いながら、残り600m手前で押して上がり、最後の直線でジワリとペースを引き上げ、残り200mの標識を過ぎてグンと加速し、チャックネイトやアーバンシックの追撃を退けて優勝しました。
序盤の積極的な先行策が勝敗の決め手だと思いますが、最後の最後まで加速して粘り強い競馬もでき、マイネルエンペラーの強い競馬ができています。
今回はキャリア初の天皇賞(春)ですが、2走前の日経新春杯もハイペースで差し有利の展開で、1頭だけ先行しながら上位入選しているので素質には期待できるでしょう。
初めての3,000m超えの舞台ですが、日経賞を見る限りスタミナもありそうですし、京都も【2-2-0-3】と結果を残しているのでかみ合えば出し切れると思います。
リミットバスター
- 4歳以上2勝クラス 2025年
リミットバスターは2勝クラスから飛び級で参戦します。
これまで重賞出走歴はなく、2勝クラスを勝ち上がるのに時間がかかりました。
一時はダートも使われており、適性を模索する時期もありましたが、前走阪神芝2,600mで開催された2勝クラスを勝利し、無事に3勝クラスに昇格しています。
ただ、前走2勝クラスは超スローで前有利の展開に恵まれていましたし、勝ち時計2分39秒1は2勝クラスの中では平均より速いですが、過去5年のオープン級の平均が2分37秒5なので、持ち時計が目立たない中、いきなりG1でやれるかというと、難しいものがあるでしょう。
ワープスピード
- 古都S (3勝クラス) 2023年
ワープスピードは一昨年の古都ステークスの勝利をきっかけに、その後は芝3,000m以上のレースを主流に使われています。
昨年はダイヤモンドステークスで3着、阪神大賞典で2着と結果を残し、下半期にはオーストラリア競馬の祭典といえる芝3,200mのメルボルンカップでも2着に入線し、ステイヤーとしての才能を開花させました。
ただ、今年に入って挑んだダイヤモンドステークスと阪神大賞典はどちらも人気を裏切り着外に沈んでいます。
阪神大賞典は珍しく先行策だったので脚色的に出し切りづらかったかもしれませんが、その前のダイヤモンドステークスもヘデントールと同じくらいの位置で仕掛けましたが残り400mを過ぎたあたりで手応えが怪しくなり、最後はヴェルミセルにも差されて4着でした。
昨年好走したレースで凡走しているのは調子を落としているのか、それとも年齢的な衰えがあるかもしれません。
特にダイヤモンドステークスは1キロの斤量差はあったとはいえ同じ位置から動いたヘデントールに完敗でした。
今回は昨年同様天皇賞(春)に駒を進めますが、ダイヤモンドステークスを見る限り、昨年ほどのパフォーマンスがあるかというと難しいです。
昨年5着ですし距離も合いますが、今年は面白そうな馬も多数いるので、よっぽど追い切りで映えない限り、見送ろうと考えています。
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天皇賞(春)2025の騎手予想
天皇賞(春)2025の騎手予想で買いたい騎手トップ3を公開しています。

天皇賞(春)2025追い切り評価
天皇賞(春)2025追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
天皇賞(春)の予想の参考にしてみてください!