【朝日杯フューチュリティS2023予想】本命3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!
朝日杯フューチュリティステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
朝日杯フューチュリティステークス2023の予想ポイント
- 勝ち馬は連対率100%の馬から予想
- 上がり勝負になりやすい
- 1番人気の信頼度は高い【4-2-2-2】
- 1枠を引いた馬は評価を上げたい
- 前走同距離(芝1,600m)から挑む馬が強い
朝日杯フューチュリティステークス2023予想の最終買い目
朝日杯FSの予想(晴れの良馬場想定)
朝日杯FSが開催される日曜日の阪神競馬場界隈の天気を見てみると、晴れのち曇りの予報が出ていました。
今年の関西はこれまであたたかな日々が続いており、土曜日は気温が19度近くありましたが、日曜日になると最高気温9度と一気に寒くなります。
そのため、肌寒い中でレースが行われるでしょう。
土曜日の芝レースの傾向を見てみると、前日金曜日の夜の雨が降ったらしく、スタートは稍重で行われました。
しかしながら、極端に時計がかかってるわけではなく、多少重い程度でした。
うましるでは晴れの良馬場、標準~やや時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 17 シュトラウス
父 | モーリス |
母 | ブルーメンブラット |
母父 | アドマイヤベガ |
主な勝ち鞍 | 東スポ杯2歳S(G2) 2023年 |
前走 | 東スポ杯2歳S(G2) 1着 |
本命はシュトラウスにします。
追い切りが非常に映えていました。
もともと坂路で時計を出すタイプですが前走東スポ杯2歳ステークスと比較しても今回のほうが仕上がっています。
時計のかかる馬場も新馬戦で経験済みですし、時計の速い馬場でも善戦しており馬場問わず力を発揮できる強みがあります。
血統的にも父母ともにマイルG1を制している良血馬ですここでも地力は上位です。
大きな不安要素がありませんし、勝ち負けにも大いに期待したいです。
〇対抗 3 ジャンタルマンタル
父 | Palace Malice |
母 | インディアマントゥアナ |
母父 | Wilburn |
主な勝ち鞍 | デイリー杯2歳S(G2) 2023年 |
前走 | デイリー杯2歳S(G2) 1着 |
ジャンタルマンタルは対抗にしました。
前走のデイリー杯2歳ステークスでは内ラチ沿いから一気に決めて勝利しました。
経済コースを確保しながら勝ち切っているので展開にも少なからず恵まれていましたが、それを差し引いても2着のエンヤラヴフェイスに2馬身差で力を証明しています。
今回騎乗する川田騎手はテン乗りですが過去10年の朝日杯FSで8回騎乗し、7回掲示板入りしているようにこのレースと相性がよいです。
今回ジャンタルマンタルは人気の一角になると思いますが、相手関係を見てもここは実力上位ですし馬券内も十分狙えるでしょう。
▲単穴 7 オーサムストローク
父 | エピファネイア |
母 | グランドクララ |
母父 | Frankel |
主な勝ち鞍 | ベゴニア賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | ベゴニア賞(1勝クラス) 1着 |
オーサムストロークは単穴にしました。
前走のベゴニア賞はスローペースから上がり最速33秒3の末脚を使って勝利しました。
阪神マイルは上がり勝負になりやすいため、スローからのヨーイドンの展開になるようでしたら、ベゴニア賞のように力を発揮できるでしょう。
ただ、土曜日の馬場を見た限りは極端な高速馬場という感じはしません。
しかしながら、オーサムストロークは時計のかかりやすい札幌で2度馬券に絡んでいるように、タフな馬場でも実力を発揮できます。
日曜日の天気は読みづらいですが、馬場不問で好走できる安定感を評価して3番手にしています。
△連下 8 ダノンマッキンリー
父 | モーリス |
母 | ホームカミングクイーン |
母父 | Holy Roman Emperor |
主な勝ち鞍 | 秋明菊賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | 秋明菊賞(1勝クラス) 1着 |
ダノンマッキンリーは連下にしました。
前走の秋明菊賞では長く脚を使って勝利しましたが、ゴール後も余力残しの圧勝です。
今回はキャリア初のマイル戦となりますが、前走を見た限りは距離延長も問題なさそうでした。
ただ、これまでの走りを見た限りは時計の出やすい馬場のほうが合っていると思うので、現在の阪神で出し切れるかは少し分かりません。
騎乗するルメール騎手も意外と朝日杯FSと相性はよくありませんし、追い切りも特別見栄えしなかったため相手までにしました。
△連下 1 エコロヴァルツ
父 | ブラックタイド |
母 | プティプランセス |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | コスモス賞(OP) 2023年 |
前走 | コスモス賞(OP) 1着 |
エコロヴァルツは相手候補に抑えます。
データと相性のいい内枠を引いた馬で、前走のコスモス賞では早めに抜け出してあっさり勝利しました。
このコスモス賞が時計のかかる札幌を舞台にしていることから、時計のかかる馬場が合っています。
土曜日の馬場を見た限りは前週よりも馬場は重そうですし、時計がかかるようでしたらこの舞台でも出し切れると思いました。
ただ、追い切りがあまりパッとしなかったため相手までにしています。
△連下 6 セットアップ
父 | デクラレーションオブウォー |
母 | スリーアロー |
母父 | アルデバランII |
主な勝ち鞍 | 札幌2歳S(G3) 2023年 |
前走 | 札幌2歳S(G3) 1着 |
セットアップも抑えることにしました。
これまでの戦績を見る限り、マイルはこの馬にとって短い感じがします。
また、阪神マイルはキレ勝負になりやすいため、この馬の脚質に合う感じはしませんでした。
それでも抑えた理由としては、土曜日の馬場を見て前週よりも時計がかかっている感じがしたからです。
セットアップは時計のかかる馬場のほうが明確に出し切れているので、瞬発力ではなく持久力勝負になるようでしたら出し切れると思い、抑えることにしました。
単勝
17 シュトラウス
馬連流し
軸馬:17
相手:1、3、6、7、8
三連複フォーメーション
1頭目:17
2頭目:1、3、6、7、8
3頭目:1、3、6、7、8
朝日杯フューチュリティステークス2023の有力馬3頭
今年の朝日杯FSも翌年以降の大舞台へ飛越したい2歳馬が多数参戦しました。
今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな本命馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
シュトラウス
- 東スポ杯2歳S (G2) 2023年
今年の出走馬で注目したいのがシュトラウスです。
新馬戦では9馬身差の大差勝ちでインパクトある勝ちっぷりを見せました。
そして、2走前のサウジアラビアロイヤルカップはゴンバデカーブースには完敗し、1番人気に支持されたボンドガールにも敗れましたがその差はクビ差です。
このサウジアラビアロイヤルカップを制したゴンバデカーブースは年末に行われるホープフルステークスに出走し、そして2着のボンドガールも阪神JFに出走していたら上位人気に支持されていたことでしょう。
3着に敗れたものの相手関係を考えれば負けて強しの競馬だったと思います。
仕切り直しともいえる前走の東スポ杯2歳ステークスでは見事勝利しているように地力は高いです。
ただ、極端に上がりが速いタイプではなく、どちらかというと長く脚を使える馬なので瞬発力勝負になると少し来るしれません。
展開次第ですが、今年の朝日杯FSは抜けた馬が不在なのでかみ合えば上位争いにも期待できそうです。
ジャンタルマンタル
- デイリー杯2歳S (G2) 2023年
ジャンタルマンタルは前走のデイリー杯2歳ステークスの勝ち馬です。
デイリー杯2歳ステークスでは始め控える形で競馬を行うものの、コーナーでは内枠からの発走を活かして内から立ち回り、最後の直線では空いていた内ラチ沿いから一気に仕掛けて完勝しました。
展開や枠に恵まれていたのは事実ですが、2着のエンヤラヴフェイスに2馬身差で強い競馬ができています。
その前の新馬戦も2着馬に2馬身半差で勝利しており、2戦2勝で勢いに乗っています。
今回は川田騎手に乗り替わりとなります。
デビューから2戦コンビを組んだ鮫島騎手を下ろしてまで有力騎手に騎乗を依頼しているということはそれだけ勝ち負けに燃えている感じがします。
この乗り替わりが吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、陣営の本気度は伝わりますし、3連勝で年越しも十分あり得るでしょう。
ダノンマッキンリー
- 秋明菊賞 (1勝クラス) 2023年
ダノンマッキンリーは秋明菊賞を制した馬です。
前走の秋明菊賞は出遅れましたが3コーナーの坂の下りから徐々に進出を開始します。
そして、直線に入ってからは馬場の良い外目を選択し、そこから一気に直線一気を仕掛けて2着馬に2馬身半差の完勝でした。
出遅れや他馬より余分な距離を走りながらの完勝だったので着差以上に強い競馬といえるでしょう。
ゲート自体は不安定ですが、エンジンがかかった時のポテンシャルはメンバーの中でもトップクラスです。
また、前走の秋明菊賞ではラスト1ハロンでグンと加速し、まだまだ余裕のある走りを見せていました。
これまでコンビを組んだ川田騎手を下ろしてルメール騎手が手綱を握ることからもここに対する陣営の熱意が感じられます。
初のマイルとなりますが、距離延長さえクリアできればここでも面白い1頭となりそうです。
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朝日杯フューチュリティステークス2023の穴馬2頭
朝日杯FSは前週行われた阪神JFと比較しても荒れる傾向が強いです。
今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭取り上げました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ジューンテイク
- こうやまき賞 (1勝クラス) 2023年
前走のこうやまき賞を制して朝日杯FSの出走を確実視したジューンテイク。
新馬戦を勝利して挑んだ新潟2歳ステークスは出遅れて最後方からの競馬となります。
直線では上がり最速33秒1の末脚を使いましたがさすがに後ろ過ぎたため10着に敗れてしまいました。
しかしながら、デビュー5戦目に挑んだこうやまき賞ではまずまずのスタートから早めに先行集団に押し上げ、直線でも長く脚を使って勝利しています。
スロー展開になれば新潟2歳ステークスのように末脚を活かせることができると思いますし、ある程度流れる展開でしたら前走のこうやまき賞のようにしぶとく脚を活かせるでしょう。
今回は相手関係もそろいますが、展開が左右されたとしても力を発揮できるタイプです。
朝日杯FSは人気落ちの馬も台頭しやすいので意外と面白いかもしれません。
オーサムストローク
- ベゴニア賞 (1勝クラス) 2023年
オーサムストロークは前走のベゴニア賞を制した馬です。
デビューから2戦は勝ち星を掴むことができませんでしたが2走前の未勝利戦(中山芝1,600m)では逃げて2着馬に5馬身差の圧勝でした。
前走のベゴニア賞は東京の芝1,600mが舞台でしたが先行しながら上がり33秒3の末脚で勝利しています。
今年の出走登録馬の中で前走上がりがもっとも速い馬です。
また、東京と中山で勝ち切っており、求められる要素がまるで異なる舞台で勝利できたのも大きいです。
今回はテン乗りの坂井騎手が騎乗しますが、坂井騎手は今年のチャンピオンズカップでレモンポップとのコンビで勝利しており力をつけている騎手です。
強気の競馬に定評があるのでうまく立ち回ってくれるのではないでしょうか。
末脚勝負になれば激走もあるかもしれません。
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ここからは朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
朝日杯フューチュリティステークス2023の概要
朝日杯FS(フューチュリティステークス)は阪神競馬場で開催される2歳馬限定のG1競走です。
レース名のフューチュリティとは英語で未来や将来を意味しており、将来の大成を期待してこの名前が付けられています。
2歳限定競走の中でも歴史は古く、もともとは【朝日杯3歳ステークス】の名称で1949年に創設されました。
当時は中山の芝1,600mで開催されていましたが、2001年から現在の名称に変わり、2014年から阪神に舞台を移しています。
そのため、阪神に移ってからは今年で9開催目となります。
朝日杯FSはかつて2歳王者決定戦という位置づけがされています。
しかしながら、1週前に2歳女王を決める阪神JFが行われたことから出走馬のほとんどが牡馬です。
また、2017年からは年末に行われるホープフルステークスがG1に昇格しました。
このホープフルステークスは芝2,000mが舞台となっているため、中距離以上の適性がある馬の多くがそちらを選択しています。
そのため、朝日杯FSは未来の短距離~マイラーの出世レースとしての位置づけがされています。
今年も将来の名馬が多数参戦しました。
どの馬が、2歳G1タイトルを手にするか、注目したいですね!
うましるでは中山で開催された2013年の朝日杯FSも含めた過去10年のデータをまとめました。
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朝日杯フューチュリティステークス2023の開催内容
開催日 | 12月17日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 2歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 7000万円 |
朝日杯フューチュリティステークス2023が開催される阪神の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 向こう正面の真ん中やや左側 |
コース | 右回りの外回りコース Aコース使用 |
1周の距離 | 2,089m |
直線距離 | 473.6m |
高低差 | 2.4m |
フルゲート | 18頭 |
朝日杯FSの舞台となる阪神芝1,600mは前週行われた阪神JFやクラシックレースに指定されている桜花賞といったG1レースで使われるコースで、阪神の代表的なコースです。
スタート地点は向こう正面の真ん中あたりで外回りコースを使用します。
スタートから最初の1コーナーまでの距離は約444mもあります。
また、阪神の外回りコースは半径が大きいため極端にポジション争いが激しくなることはなく、スローペースで進行することが多いです。
阪神の外回りコースは半径が約682mあります。
そのため、そこまでペースダウンしなくても立ち回れます。
また、4コーナーの途中にラスト3ハロン標識があるのでこのあたりから各騎手は動き出します。
最後の直線は約474mです。
直線に入ってしばらくは下り傾斜ですが、残り200mあたりで阪神名物の急傾斜があります。
この坂は100mほどしかありませんが高低差1.8mあるので底力が試されやすいです。
坂を駆け上がったら残り100mは平らです。
阪神の外回りはそのコース形態上、ゆったりとした流れになりやすいです。
そして、直線が長いためラスト3ハロンで最高速度を引き出しやすくなっています。
そのため、上がりの速さが試されますが最後の最後に待ち構えている急坂のため、ある程度のスタミナやパワーも求められるコースとなっています。
阪神の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くの重賞が行われている
- ワンターンコース
- 上がり勝負になりやすい
- 8枠は若干好走率が低い
- 関西騎手が強い
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朝日杯フューチュリティステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | エコロヴァルツ | 牡2 | 56.0 | 武豊 |
2 | ミルテンベルク | 牡2 | 56.0 | B.ムルザバエフ |
3 | ジャンタルマンタル | 牡2 | 56.0 | 川田将雅 |
4 | サトミノキラリ | 牡2 | 56.0 | 津村明秀 |
5 | タガノエルピーダ | 牝2 | 55.0 | 団野大成 |
6 | セットアップ | 牡2 | 56.0 | 横山武史 |
7 | オーサムストローク | 牡2 | 56.0 | 坂井瑠星 |
8 | ダノンマッキンリー | 牡2 | 56.0 | C.ルメール |
9 | クリーンエア | 牡2 | 56.0 | 鮫島克駿 |
10 | バンドシェル | 牡2 | 56.0 | 池添謙一 |
11 | タイキヴァンクール | 牡2 | 56.0 | 浜中俊 |
12 | タガノデュード | 牡2 | 56.0 | 古川吉洋 |
13 | ナムラフッカー | 牡2 | 56.0 | 松山弘平 |
14 | ジューンテイク | 牡2 | 56.0 | M.デムーロ |
15 | エンヤラヴフェイス | 牡2 | 56.0 | 幸英明 |
16 | アスクワンタイム | 牡2 | 56.0 | 岩田望来 |
17 | シュトラウス | 牡2 | 56.0 | T.マーカンド |
朝日杯フューチュリティステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 1 | ドルチェモア | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 |
2 | 12 | ダノンタッチダウン | 2 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 2 | |
3 | 14 | レイベリング | 3 | 新馬 | 1 | |
2021 良 | 1 | 9 | ドウデュース | 3 | アイビーステークス(L) | 1 |
2 | 4 | セリフォス | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 7 | ダノンスコーピオン | 4 | 萩ステークス(L) | 1 | |
2020 良 | 1 | 2 | グレナディアガーズ | 7 | 未勝利 | 1 |
2 | 7 | ステラヴェローチェ | 2 | サウジアラビアRC(G3) | 1 | |
3 | 8 | レッドベルオーブ | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
2019 良 | 1 | 6 | サリオス | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 |
2 | 8 | タイセイビジョン | 2 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 9 | グランレイ | 14 | 未勝利 | 1 | |
2018 良 | 1 | 6 | アドマイヤマーズ | 2 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 |
2 | 1 | クリノガウディー | 9 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) | 7 | |
3 | 2 | グランアレグリア | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 | |
2017 良 | 1 | 1 | ダノンプラチナム | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 |
2 | 10 | ステルヴィオ | 3 | サウジアラビアRC(G3) | 2 | |
3 | 3 | タワーオブロンドン | 2 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 17 | サトノアレス | 6 | ベゴニア賞(500万) | 1 |
2 | 10 | モンドキャンノ | 7 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 4 | ボンセルヴィーソ | 12 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 2 | |
2015 良 | 1 | 15 | リオンディーズ | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 11 | エアスピネル | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 13 | シャドウアプローチ | 11 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 3 | |
2014 稍重 | 1 | 2 | ダノンプラチナ | 1 | ベゴニア賞(500万) | 1 |
2 | 6 | アクマワイオリ | 14 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 4 | |
3 | 14 | クラリティスカイ | 3 | いちょうステークス(重賞) | 1 | |
2013 良 | 1 | 6 | アジアエクスプレス | 4 | オサギリス賞(500万) | 1 |
2 | 11 | ショウナンアチーヴ | 6 | からまつ賞(500万) | 1 | |
3 | 14 | ウインフルブーム | 5 | 千両賞(500万) | 1 |
【連対率】勝ち馬9頭がこれまでのキャリアで連対率100%だった
年度 | 勝ち馬 | これまでの戦績 | キャリア |
2022 | ドルチェモア | 【2-0-0-0】 | 2戦 |
2021 | ドウデュース | 【2-0-0-0】 | 2戦 |
2020 | グレナディアガーズ | 【1-1-0-1】 | 3戦 |
2019 | サリオス | 【2-0-0-0】 | 2戦 |
2018 | アドマイヤマーズ | 【3-0-0-0】 | 3戦 |
2017 | ダノンプレミアム | 【2-0-0-0】 | 2戦 |
2016 | サトノアレス | 【2-2-0-0】 | 4戦 |
2015 | リオンディーズ | 【1-0-0-0】 | 1戦 |
2014 | ダノンプラチナ | 【2-1-0-0】 | 3戦 |
2013 | アジアエクスプレス | 【2-0-0-0】 | 2戦 |
過去10年の朝日杯FSの勝ち馬のうち、2020年のグレナディアガーズを除いた9頭がこれまで出走したすべてのレースで連対率100%でした。
言い換えれば、これまでのレースで一度も3着以下に敗れたことがなかったのです。
また、2.3着に入線した20頭のうちの13頭もこれまで3着以下に敗れたことはありませんでした。
朝日杯FSを予想する際は、過去の戦績から連対率100%の馬を選択するのがよさそうです。
今年の出走馬の中で、現時点で連対率100%の馬は6頭いました。
【上がりタイム】上がり勝負になりやすい
上がり(3F) | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【5-3-1-3】 | 41.7% | 66.7% | 75.0% |
2位 | 【2-3-0-8】 | 15.4% | 38.5% | 38.5% |
3位 | 【0-2-1-5】 | 0.0% | 25.0% | 37.5% |
4~5位 | 【1-2-4-13】 | 5.0% | 15.0% | 35.0% |
6位以下 | 【2-0-4-104】 | 1.8% | 1.8% | 5.5% |
過去10年の朝日杯FSの勝ち馬5頭が上がり最速のタイムで勝利しています。
また、好走率においても上がり1位の馬は【5-3-1-3】でもっとも高く、勝率42%、連対率67%、複勝率は75%もありました。
その次に好走していたのは上がり2位の馬で、その次は3位の馬と、上がり順位と好走率は比例しています。
舞台となる阪神芝1,600mは直線が長いため、トップスピードを発揮しやすいです。
上がり勝負になりやすいことから、上がりの末脚に定評のある馬に注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走上がりの速い順番にまとめました。
順位 | 馬名 | 前走レース | 前走コース | 馬場 | 上がりタイム |
1 | オーサムストローク | ベゴニア賞(1勝) | 東京芝1,600m | 良 | 33.3 |
2 | タガノエルピーダ | 新馬 | 京都芝1,600m | 良 | 33.5 |
3 | サトミノキラリ | 1勝クラス | 東京芝1,400m | 良 | 33.8 |
4 | タガノデュード | 未勝利 | 京都芝1,600m | 稍重 | 34.0 |
5 | ダノンマッキンリー | 秋明菊賞(1勝) | 京都芝1,400m | 良 | 34.0 |
6 | バンドシェル | 京王杯2歳S(G2) | 東京芝1,400m | 良 | 34.1 |
7 | ミルテンベルク | 京王杯2歳S(G2) | 東京芝1,400m | 良 | 34.1 |
8 | アスクワンタイム | 京王杯2歳S(G2) | 東京芝1,400m | 良 | 34.4 |
9 | ナムラフッカー | デイリー杯2歳S(G2) | 京都芝1,600m | 稍重 | 34.5 |
10 | ジャンタルマンタル | デイリー杯2歳S(G2) | 京都芝1,600m | 稍重 | 34.7 |
11 | ジューンテイク | こうやまき賞(1勝) | 中京芝1,600m | 良 | 34.7 |
12 | エンヤラヴフェイス | デイリー杯2歳S(G2) | 京都芝1,600m | 稍重 | 34.9 |
13 | シュトラウス | 東スポ杯2歳S(G2) | 東京芝1,800m | 稍重 | 34.9 |
14 | タイキヴァンクール | 未勝利 | 京都芝1,400m | 良 | 34.9 |
15 | クリーンエア | デイリー杯2歳S(G2) | 京都芝1,600m | 稍重 | 35.1 |
16 | エコロヴァルツ | コスモス賞(OP) | 札幌芝1,800m | 良 | 35.6 |
17 | セットアップ | 札幌2歳S(G3) | 札幌芝1,800m | 稍重 | 36.5 |
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朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-2-2-2】 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6~9番人気 | 【2-3-0-35】 | 5.0% | 12.5% | 12.5% |
10番人気以下 | 【0-1-3-69】 | 0.0% | 1.4% | 5.5% |
1番人気の信頼度は高い
過去10年の朝日杯FSで1番人気は【4-2-2-2】でした。
また、阪神で開催された直近9開催に限ってみれば、サトノアレスが制した2016年度を除いたすべての年で1番人気馬は馬券に絡んでいます。
勝率は40%、複勝率も80%と高水準です。
さらに、単勝回収率120%、複勝回収率も102%ありました。
朝日杯FSで1番人気に支持された馬は信頼しやすいです。
阪神JFよりも波乱要素が多い
過去10年の朝日杯FSで6番人気以下の馬は9頭が馬券に絡んでいました。
また、10番人気以下の馬が4頭馬券に絡んでいるように、人気落ちの台頭も目立ちます。
前週同コースで行われた阪神JFが固く決まりやすいことを考えれば、朝日杯FSは波乱要素の強いレースといえるでしょう。
直近2開催は上位人気馬で決着づいていますが、今年はこれといった有力馬が不在なのでなお荒れる可能性は強いかもしれません。
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朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-1-0-13】 | 22.2% | 27.8% | 27.8% |
2枠 | 【0-0-3-17】 | 0.0% | 0.0% | 15.0% |
3枠 | 【2-2-0-16】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
4枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
5枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
6枠 | 【0-3-0-17】 | 0.0% | 15.0% | 15.0% |
7枠 | 【0-0-4-18】 | 0.0% | 0.0% | 18.2% |
8枠 | 【2-0-0-21】 | 8.7% | 8.7% | 8.7% |
1枠が4勝!
過去10年の朝日杯FSで1枠は4勝しています。
7番人気で勝利した2020年のグレナディアガーズも1枠からの発走でした。
また、9番人気で2着入りした2018年のクリノガウディーも1枠から発走しています。
勝ち馬を探す際、1枠を引いた馬は評価を上げてもよさそうです。
その他の枠は大きな差がない
過去10年の朝日杯FSで1枠以外の好走傾向を見てみると、2~7枠はいずれも複勝率15%~25%でした。
8枠だけは複勝率8.7%でもっとも低いですが、勝ち馬を2頭輩出しているので決して悪くありません。
朝日杯FSは1枠を除けば大きな差はなさそうです。
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朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の前走距離別成績
前走距離 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
芝1,800m | 【1-1-1-20】 | 4.3% | 8.7% | 13.0% |
芝1,600m | 【7-6-6-45】 | 10.9% | 20.3% | 29.7% |
芝1,400m | 【1-3-3-56】 | 1.6% | 6.3% | 11.1% |
前走芝1,600mから挑む馬が強い
過去10年の朝日杯FSの勝ち馬7頭、そして2.3着に入線した12頭が前走芝1,600mのレースを使っていました。
この中には前走サウジアラビアロイヤルカップやデイリー杯2歳ステークスといったマイル重賞を使った馬もいます。
それ以外の距離から挑む馬を見てみると、前走芝1,400mから挑む馬は7頭が馬券に絡んでいました。
対して、前走芝1,800mの馬は【1-1-1-20】で3頭しか馬券に絡んでいませんが、好走率は前走芝1,400m組よりも高いです。
このことから、朝日杯FSを予想する際は
前走芝1,600m>前走芝1,800m>前走芝1,400m
このように評価するのがよいかもしれません。
今年の出走馬を前走距離別にまとめました。
朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G2 | 【1-6-4-43】 | 1.9% | 13.0% | 20.4% |
G3 | 【3-3-1-19】 | 11.5% | 23.1% | 26.9% |
L | 【1-0-1-1】 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
OP | 【0-0-1-21】 | 0.0% | 0.0% | 4.5% |
1勝 | 【3-1-1-29】 | 8.8% | 11.8% | 14.7% |
未勝利 | 【1-0-1-12】 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
新馬 | 【1-0-1-4】 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
前走重賞レースで連対している馬が強い
過去10年の朝日杯FSで馬券に絡んだ18頭が前走重賞競走を使っていました。
また、このうちの15頭が前走の重賞競走において連対しています。
前走重賞レースで連対していた馬は好走する傾向がありますよ。
今年の出走馬で前走が重賞競走でなおかつ連対していた馬は4頭いました。
前走リステッド組は今年不在
過去10年の朝日杯FSでもっとも活躍していたのは前走がリステッドだった馬でこれまで3頭が出走し、2頭が3着内に入線しています。
前走リステッド組は激走に期待できますが、今年は出走登録馬がいませんでした。
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朝日杯フューチュリティステークス2023全頭考察
2歳馬の頂点を決める一戦が今年も開催されます。
ここからは、有力馬と穴馬の項目で取り上げきれなかった残りの12頭について解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アスクワンタイム
- 小倉2歳ステークス (G3) 2023年
アスクワンタイムは今年の小倉2歳ステークスの勝ち馬です。
小倉2歳ステークスでは後方からの競馬となりましたが、開催最終週で時計のかかる馬場が見事フィットして優勝しました。
このレースでは有力馬のミルテンベルクと直線上で叩き合いになりましたがアタマ差先着して重賞タイトルを手にしたのです。
この勢いで前走の京王杯2歳ステークスに向かいましたが、出遅れて最後方からの競馬となり、直線でも末脚を伸ばしましたが10着に敗れてしまいました。
出遅れと距離延長、そして時計の出る馬場が響いたかもしれません。
血統的には兄姉に京王杯2歳ステークスを制したファンタジスト、そして北九州記念を制したボンボヤージがいる良血馬ですが、血統背景や前走の京王杯2歳ステークスを見る限りは短距離向けかもしれません。
かみ合った時は出し切れますが、馬場適性や距離など課題も多い馬です。
エコロヴァルツ
- コスモス賞 (OP) 2023年
デビューから2戦2勝しており、前走のコスモス賞ではかかり気味に先行しましたが、しばらくすると折り合いがついて、向こう正面では先頭に立ってそのまま押し切りました。
近2戦はいずれも芝の1,800mを使っており、札幌や福島といった直線の短い舞台で勝利しています。
今回の舞台は阪神外回りの芝1,600mということで、距離短縮や直線の長い舞台でどれだけ出し切れるかがポイントとなるでしょう。
スタミナやパワーはありそうなので当日のトラックバイアスや天候を見ながら判断したいですが、瞬間的な加速力はなさそうなので時計の出る良馬場なら評価を下げたいです。
エンヤラヴフェイス
- 2歳新馬 2023年
前走のデイリー杯2歳ステークスで2着入りし、権利を獲得したエンヤラヴフェイスが出走します。
新馬戦は夏の中京マイルが舞台で、このときは終始2番手くらいの競馬から上がり34秒3の末脚を使って2着馬に5馬身差の勝利でした。
続いて挑んだ新潟2歳ステークスはスタートこそ決めましたが他の馬を先に行かせた結果、後方一気を余儀なくされ7着に敗れています。
そして、前走のデイリー杯2歳ステークスも二の足は速くなかったものの、3コーナー辺りから徐々に加速し、最後の直線では馬群を縫うように走って2着入りしています。
勝ち馬ジャンタルマンタルには2馬身差の完敗でしたが、あちらが内ラチから経済コースをとって勝ち切っているのに対し、エンヤラヴフェイスは苦しくなりながらも連対圏にもってきているので強い競馬といえます。
使える脚が長いものの瞬間的な加速力はないと思うので、速い位置から動くことが勝ち負けのポイントとなるでしょう。
クリーンエア
- 2歳新馬 2023年
クリーンエアは新潟2歳ステークスで3着入りした馬です。
新馬戦は8番人気ながらも先行から押し切って完勝し、2走前の新潟2歳ステークスで中団から長く脚を活かして3着入りしました。
前走のデイリー杯2歳ステークスは最内からの発走となりましたが、ここでは他馬が速い位置から進出したにもかかわらず、動くことができずに8着に敗れています。
キャリア初の長距離輸送も響いたのか、それとも激流のような流れが合わなかったのか分かりませんが、いずれにしても道中で一杯になっていました。
今回の舞台である阪神マイルもコーナーから動き出しますが京都ほど速い位置からは動きません。
前走よりは力を発揮しやすいと思いますが、それでも抜けた実力馬というわけではないので、その中でどれだけやれるか注目したいです。
サトミノキラリ
- 2歳1勝クラス 2023年
サトミノキラリはこれまでの3戦すべてで連対しています。
父が高松宮記念を制したビッグアーサーで、これまでの3戦はすべて芝1,200m~1,400mです。
前走の1勝クラスは東京の芝1,400mが舞台で、中団から脚を溜める競馬を行いました。
前との差は大きかったのですが、直線で仕掛けると、少しずつペースアップし、残り200mからは完全にトップギアが入って2着馬に1/34馬身差の圧勝だったのです。
前走は見栄えのある競馬でしたが時計自体はそこまで目立っていません。
また、今回はキャリア初のマイル戦なので当然のことながら距離不安はあります。
距離適性さえクリアできれば面白そうですが、血統背景的にもスプリンターだと思うので馬券的には狙いづらいでしょう。
セットアップ
- 札幌2歳ステークス (G3) 2023年
セットアップは今年の札幌2歳ステークスを制した馬です。
札幌2歳ステークスでは早めに先頭に立ち、横山武史騎手の見事なペース配分で2着のパワーホールに4馬身の圧勝でした。
非常に力のある競馬でしたが、これまでの3戦は函館もしくは札幌の芝1,800mで、マイルは初めてです。
しかも、函館と札幌はどちらも時計のかかる洋芝が敷かれています。
阪神は野芝と洋芝のオーバーシードでよっぽど開催後期でない限りは時計が出やすい舞台です。
距離も短いですし上がり勝負になるため、セットアップからしたら力を発揮しづらい舞台かもしれません。
個人的には年末のホープフルステークスのほうが出し切れると思いました。
タイキヴァンクール
- 2歳未勝利 2023年
タイキヴァンクールは前走の未勝利戦を勝利し、朝日杯FSへの登録を行っています。
新馬戦は中京のマイルで、このときはゲートをうまく決めて逃げの競馬を見せました。
しかしながら、直線では苦しくなってなんとか3着をしたものの、勝ち馬エンヤラヴフェイスには完敗で4着以下にも詰められています。
近2戦が芝1,400mに距離短縮して連対していることから、マイルは少し長い感じもします。
今回の舞台である阪神競馬場も最後の1ハロンに急な坂があります。
中京とはまた違った意味でタイトな舞台となっています。
これまでの戦績からも、マイルは少し長いような気がしますしここでの上位争いは少し苦しいかもしれません。
タガノエルピーダ
- 2歳新馬 2023年
タガノエルピーダは紅一点の馬で、もともと阪神JFに出走登録していましたが抽選から漏れたためこちらに出走する可能性が浮上しました。
新馬戦しか使っていませんが、その新馬戦では上がり33秒5の末脚で勝利しているように非凡な力を見せています。
また、血統的にも魅力がある馬で、兄に武蔵野ステークスを制したタガノトネールや万葉ステークスの勝ち馬タガノディアマンテがいます。
新馬戦を見る限りはまだまだ底を見せていません。
今回は牡馬混合戦となりますが、今年の朝日杯FSはそこまで抜けた馬が存在していないのでもしかしたら一発あるかもしれませんよ。
タガノデュード
- 2歳新馬 2023年
タガノデュードはデビュー6戦目でようやく初勝利を手にしています。
これまで中距離をメインに使っていましたが、前走で初めてマイルを使いました。
前走のマイル戦では中団で先行しながら直線で馬群の先頭に立ってそのまま突き抜けて勝利しています。
距離短縮が見事にかみ合った一戦だったと思いますし、直線までに馬群の最先端を確保できたことで出し切れた一戦で、騎手の手腕でもぎ取れた一戦だと思いました。
過去の戦績を見てもマイルが合っている感じがします。
今回はG1という舞台なのでメンバーレベルは上がりますが、そのなかでどれだけやれるか注目したいです。
ナムラフッカー
- 2歳未勝利 2023年
ナムラフッカーは2走前の紫菊賞で3着、前走のデイリー杯2歳ステークスでも3着入りしています。
前走のデイリー杯2歳ステークスは後手を踏んで最後方からの競馬となってしまいました。
しかしながら、4コーナー辺りで少しずつ進出すると、直線では大外一気の競馬に賭けます。
そして、上がり3ハロン34秒5の末脚で3着利を果たしました。
スタートがスムーズであればもう少し着差は詰められたと思いますし、力のある競馬を見せています。
今回もスタートがポイントとなりますが、直線一気の競馬は阪神マイルでも合うので伏兵として一考したいです。
バンドシェル
- 2歳新馬 2023年
バンドシェルはデビュー2戦を経てG1に登録しました。
新馬戦はスタート直後に大きく外に斜行してしまいましたが幸いにも他馬の後ろで寄れたため、問題なく仕切り直しました。
道中ではスムーズに競馬を行うことができ、最後の直線でも1頭だけ手ごたえよく新種映して勝利しています。
この時内から詰めたサリュエには詰め寄られましたが、道中の手ごたえはよかったですし、重馬場でも力強い走りができていました。
また、17頭立ての多頭数を制したことも評価したいです。
前走の京王杯2歳ステークスも4着に善戦しましたが、勝ち馬コラソンビートをはじめ、上位3頭には完敗でした。
新馬戦のように直線で伸びのある競馬を見せたら可能性はありそうですが、時計のかかる馬場のほうが出し切れるタイプだと思うので、当日の馬場次第で印を打ちたいです。
ミルテンベルク
- 2歳新馬 2023年
ミルテンベルクは新馬戦を快勝し、2走前の小倉2歳ステークスで2着入りした馬です。
小倉2歳ステークスは新馬戦の内容から2番人気に支持されています。
序盤は中団からの競馬となりましたが、最後の直線で馬場の外目から進出し、アスクワンタイムとの叩き合いになりましたが惜しくも2着に敗れました。
敗れはしたものの、先に抜け出して一度捕らえられそうになりながらも突き放そうとするあたり、勝負強さのある競馬を見せています。
前走の京王杯2歳ステークスでも2番人気に支持されましたが、このときは距離が長かったことや高速馬場も影響したのか、5着に敗れてしまいました。
今回は前走以上に距離の長いマイルが舞台です。
血統的には父がモーリスなのでなんとかなりそうな気もしますが、現時点では短距離が一番合ってそうです。
また、時計のかかる馬場のほうが出し切れているので、現在のまずまず時計の出る馬場でどこまでやれるか分かりません。
出し切れたら上位争いできる馬ですが、距離不安やトラックバイアスなど、課題も多い馬です。
朝日杯フューチュリティステークス2023の騎手予想
朝日杯フューチュリティステークス2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。
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朝日杯フューチュリティステークス2023追い切り評価
朝日杯フューチュリティステークス2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
朝日杯フューチュリティステークスの予想の参考にしてみてください!