【宝塚記念2024予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで買いたい穴馬2頭はこちら!
宝塚記念2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
宝塚記念2024の予想ポイント
- G1馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 馬券の中心は4~5歳馬、6歳以上の馬は苦戦
- 上がり最速の馬は連対率100%【5-6-0-0】
- 1~2人気の信頼度は高くない、6人気以下も度々絡む
- 8枠が6勝しているが今年は京都開催
- 前走G2~G3組は評価を下げたい
宝塚記念2024予想の最終買い目
宝塚記念が開催される日曜日の京都競馬場界隈の天気を見てみると、一日雨の予報が出ていました。
前日土曜日は15時ごろまでは曇りで良馬場でしたが、その後は雨マークがついています。
日曜日は終日雨が降るようですし、時間帯によっては4~5mm近く降るらしいです。
そのため、土曜日とは違ってタフな馬場になる可能性は非常に高いです。
うましるでは雨の重~不良馬場、時計のかかる条件を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 7 プラダリア
父 | ディープインパクト |
母 | シャッセロール |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 京都大賞典(G2) 2023年 |
前走 | 大阪杯(G1) 6着 |
本命はプラダリアにしました。
プラダリアはG1タイトルこそつかめていませんが、G2レースを3勝している馬で、持続性のある走りが強みです。
しかも、時計のかかる馬場でも長く脚を活かせるのがポイントで、昨年の京都大賞典は重馬場条件下で末脚を活かして勝利しました。
2走前の京都記念は例年に比べれば時計は出ていましたが、今回と同じコースでベラジオオペラに勝利しているように、コース適性にも期待できるでしょう。
騎乗する池添騎手も宝塚記念では好走していますし、人馬ともにチャンスは十分あります。
有力馬が雨馬場で評価を下げる中、プラダリアはむしろ評価を上げたい馬でした。
追い切りは特別目立っていませんが、条件はそろっているので今年はこの馬から行きます。
〇対抗 5 ディープボンド
父 | キズナ |
母 | ゼフィランサス |
母父 | キングヘイロー |
主な勝ち鞍 | 阪神大賞典(G2) 2022年 |
前走 | 天皇賞(春) 3着 |
対抗はディープボンドにしました。
宝塚記念は若い馬のほうが好走傾向にあるうえ、騎乗する幸騎手はこれまで15回騎乗して一度も馬券に絡めていません。
そのため、データ的には消したいところです。
しかし、ディープボンドは天皇賞(春)を3年連続好走しているように持続力のある末脚が魅力です。
また、時計のかかる馬場でも結果を残しているように、スタミナとパワーに定評があります。
日曜日の宝塚記念は雨で良くても重馬場になるでしょう。
時計勝負になるようでしたらディープボンドのポテンシャルが活かせるはずです。
前走の天皇賞(春)を見る限り、幸騎手とのコンビもよさそうですし、今年は前に行きたい馬がそこまでいないので自身の競馬を行いやすいです。
データ的には消したいところですが素質はかみ合いそうなので、ここは2番手評価にしました。
▲単穴 9 ソールオリエンス
父 | キタサンブラック |
母 | スキア |
母父 | Motivator |
主な勝ち鞍 | 皐月賞(G1) 2023年 |
前走 | 大阪杯(G1) 7着 |
ソールオリエンスは単穴にしました。
昨年の皐月賞が、非常に時計のかかる馬場の中、1頭だけ抜群の切れ味で勝利しています。
この1戦は素晴らしいパフォーマンスでしたし、時計がかかればかかるほど持ち前の末脚を活かせるように感じました。
古馬混合戦では結果を残せていませんが、日曜日の京都は雨で相当タフになりそうです。
追い切りでも究極的に仕上げており、ここがメイチであると感じました。
ソールオリエンスのキャリアの中で今回は最大のチャンスだと思うので、皐月賞のようなトラックバイアス、そしてパフォーマンスに期待したいです。
△連下 3 ベラジオオペラ
父 | ロードカナロア |
母 | エアルーティーン |
母父 | ハービンジャー |
主な勝ち鞍 | 大阪杯(G1) 2024年 |
前走 | 大阪杯(G1) 1着 |
昨年の大阪杯を制したベラジオオペラは連下にしました。
3歳の時に重馬場のスプリングステークスを勝利していることから、タフな馬場における適性はありそうです。
しかし、このときの2着馬ホウオウビスケッツはもとより、3着以下はパッとしていないので相手関係はそこまで強力ではなかったように思います。
実際に、皐月賞では10番人気に沈んでいることから、重馬場よりは良馬場のほうが合ってそうです。
ただ、今年の宝塚記念はこれといった逃げ~先行馬が不在です。
思い切った単騎逃げも可能ですし、自身の競馬は行いやすいでしょう。
雨の影響を受けた馬場でどこまでやれるか難しいところですが、スロー展開で余力の濃しの展開に持っていけたら、粘れるかもしれません。
△連下 2 ジャスティンパレス
父 | ディープインパクト |
母 | パレスルーマー |
母父 | Royal Anthem |
主な勝ち鞍 | 天皇賞(春)(G1) 2023年 |
前走 | ドバイシーマクラシック(G1) 4着 |
ジャスティンパレスも連下にします。
騎乗するルメール騎手は過去10開催の宝塚記念で唯一2勝しています。
また、ジャスティンパレスとのコンビは4戦4勝で相性も抜群でした。
しかし、ジャスティンパレスは5歳馬ですがこれまで重馬場以下の馬場を走ったことがありません。
昨年の天皇賞(秋)や有馬記念を見る限り、時計の出る馬場のほうが自慢の末脚を活かせるでしょう。
しかしながら、昨年の天皇賞(春)は稍重で標準くらいの馬場条件を勝利しています。
また、芝3,000mの阪神大賞典や天皇賞(春)を勝ち切っていることから、スタミナ量は非常に高いです。
指し馬のジャスティンパレスにとって内枠は包まれるリスクがありますが、今年は前に行きそうな馬が多くないですし、ルメール騎手のことなので意外と先行策を打ってくるかもしれません。
重馬場以下の舞台における実績がないため相手までにしていますが、自慢のスタミナを活かした競馬ができれば、上位争いに加わってくるかもしれないです。
△連下 10 ローシャムパーク
父 | ハービンジャー |
母 | レネットグルーヴ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | オールカマー(G2) 2023年 |
前走 | 大阪杯(G1) 2着 |
ローシャムパークも抑えます。
古馬になってから頭角を現した馬で、前走の大阪杯は向こう正面で早めに動いて勝ち馬ベラジオオペラと差のない2着でした。
速い位置から動きつつも上位争いしているのでスタミナ量は豊富ですし、距離は2,000m以上長くても問題ありません。
また、昨年の函館記念は開催最終週の稍重+洋芝ということで時計がかかる条件化の中、ハイペースに流れつつもしっかりと脚を活かして勝利しました。
今回上位人気候補のブローザホーンにはこの時点で完勝していますし、タフな馬場における適性も感じられます。
血統的にも父がパワー型のハービンジャー産駒なので、日曜日の雨はローシャムパークにとって恵みの雨といえるでしょう。
出し切れれば高いパフォーマンスを発揮している馬なので、グランプリレースでも思う存分脚を活かしてほしいです。
単勝
7 プラダリア
馬連流し
軸馬:7
相手:2、3、5、9、10
三連複フォーメーション
1頭目:7
2頭目:2、3、5、9、10
3頭目:2、3、5、9、10
宝塚記念2024の有力馬3頭
今年の宝塚記念は京都競馬場で開催されることが決まりました。
舞台は例年と異なりますが、実績のある馬が多数参戦しています。
今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ドウデュース
- 有馬記念 (G1) 2023年
- 日本ダービー (G1) 2022年
- 朝日杯FS (G1) 2021年
- 京都記念 (G2) 2023年
一昨年の日本ダービーでイクイノックスに先着したドウデュースが今年は宝塚記念の参戦を表明しました。
宝塚記念を皮切りに、凱旋門賞を目指すようで、18年前のディープインパクトと同じ道を歩もうとしています。
ステップレースとはいえ、イクイノックスが引退した今、世代最強馬なのでここでどのような走りを見せてくれるでしょうか。
ドウデュースは専ら追込競馬を得意としていますが、昨年阪神で行われた京都記念や、暮れの有馬記念もわかるように、早めに進出しても最後までスピードを維持できます。
京都コースは何気にキャリア初参戦となりますが、淀の坂の関係上、早く動く傾向があるのでドウデュースの脚色にもフィットしそうです。
また、開催最終週で馬場の痛みがあってもおかしくないですが、先週行われたマーメイドステークスや米子ステークスを見る限り、まだまだ時計は出ていました。
ドウデュースは時計勝負となった有馬記念や京都記念で高いパフォーマンスを引き出しているので、先週のような馬場状態ならますます激走に期待できるでしょう。
梅雨時期なので天気が読みづらいですが、良馬場なら抑えておきたい1頭です。
ジャスティンパレス
- 天皇賞春 (G1) 2023年
- 阪神大賞典 (G2) 2023年
- 神戸新聞杯 (G2) 2022年
昨年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスも宝塚記念に参戦します。
クラシックはそこまで大きな成果を残せませんでしたが、古馬になってから才能を開花し、現在もトップの舞台で活躍を見せています。
ジャスティンパレスは後方から末脚を活かした競馬を得意としています。
特に、昨年の天皇賞(秋)は強力なメンバー構成でしたが長く脚を使い2着入りしました。
当時最強馬だったイクイノックスには完敗でしたが、3着のプログノーシスやドウデュースには先着しているように、一流馬らしい末脚を発揮しています。
持続性のある走りを得意としている背景には、長距離レースにも対応できるだけのスタミナがあってこそで、京都の芝2,200mは淀の坂のため、早仕掛けになりやすいです。
ジャスティンパレスの持久性のある走りなら、早めに流れても対応できるでしょう。
何気に京都コースは昨年の天皇賞(春)以来となりますが、コースと脚色は合いそうですし、ルメール騎手が騎乗する点も心強いです。
海外帰りで状態面は気になりますが、重い印候補です。
ベラジオオペラ
- 大阪杯 (G1) 2024年
- スプリングS (G2) 2023年
- チャレンジC (G3) 2023年
昨年はスプリングステークスとチャレンジカップを制し、今年の大阪杯では好位からしぶとく脚を活かして見事G1制覇を果たしました。
一部では弱い4歳世代と評されていますが、大阪杯や昨年のチャレンジカップでは年上の馬相手にやれているように、まだまだ侮れません。
ただ、前走の大阪杯やチャレンジカップはともに阪神が舞台で、阪神巧者の横山和生騎手の手綱さばきも相当よかったです。人馬の相性がかみ合ってもぎとった勝利でした。
今年の宝塚記念は京都開催なので、ベラジオオペラと横山和生騎手からしたら従来の阪神のほうがよかったでしょう。
もっとも、同コースで行われた京都記念で勝ち馬プラダリアに3/4馬身差の2着、そして3着以下には2馬身以上突き放しているので京都でも一定以上のパフォーマンスは上げていました。
今年に入ってからは安定した走りを見せていますが、2月以来の京都の舞台でどこまでパフォーマンスを引き上げることができるでしょうか?
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宝塚記念2024の穴馬2頭
宝塚記念は穴馬もたびたび好走しており、同じグランプリレースである有馬記念も荒れる傾向が強いです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ブローザホーン
- 日経新春杯 (G2) 2024年
今年の日経新春杯を勝利したブローザホーンは阪神大賞典でも3着、そして天皇賞(春)では生粋のステイヤーであるテーオーロイヤルの2着に入線しました。
昨年までは条件戦上がりの馬でしたが、今年に入ってから重賞で何度も馬券に絡んでおり、調子を上げています。
近2戦はどちらも芝3,000m以上のレースだったのでステイヤー色の強い馬ですが、日経新春杯では当時有力候補だったハーツコンチェルトやサトノグランツ、サヴォーナ相手に勝利しました。
もっとも、ハーツコンチェルトもサトノグランツも、そしてサヴォーナも現在そこまで活躍していないので相手が楽だった可能性は否定できません。
それでも、天皇賞(春)は苦しい位置取りから手ごたえよく2着入りしていることから本格化の兆しは感じられました。
今回はドウデュースやジャスティンパレスなど、同期の強豪と戦うことになりますが、この上半期で力をつけたことで、どれだけやれるか見物です。
ルージュエヴァイユ
- ユートピアS (3勝クラス) 2022年
ルージュエヴァイユは主な勝ち鞍が3勝クラスのユートピアステークス止まりですが、昨年はエプソムカップ、府中牝馬ステークス、そしてエリザベス女王杯で2着入りしました。
特に、エリザベス女王杯は今回の宝塚記念と同じく京都芝2,200mの舞台ですが、道中中段で脚を溜めつつ、直線では馬場の内目からブレイディヴェーグの番手で脚を引き伸ばして2着入りしました。
そして、今年の大阪杯も11番人気の低評価でしたが中盤で脚を溜めつつ、インから脚を引き上げて3着入りしています。
どちらもロスのない立ち回りでしたが強敵相手に善戦しており、高いレベルで安定のある走りを見せました。
今回は紅一点の参戦となりますが、宝塚記念は牝馬が【4-2-5-17】で好走率だけ見たら牡・セン馬を圧倒しています。
また、紅一点の年は毎年馬券に絡んでいることから、データ的にも面白そうです。
前走大阪杯の走りを見る限りは牡馬相手にも引けを取らない活躍を見せていますし、条件は良さそうなのでここでもどのような走りを見せてくれるか注目です。
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ここからは宝塚記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
宝塚記念2024の概要
宝塚記念は京都競馬場で開催される芝の中距離G1競走です。
レース名の宝塚とは、兵庫県にある宝塚市から来ており、阪神競馬場の所在地でもあります。
レース名が示しているように、もともとは阪神競馬場で開催されていましたが、今年は阪神競馬場の改修工事に伴い、18年ぶりに京都で開催されることが決定しました。
なお、18年前の2006年に行われた宝塚記念を制したのは、名馬ディープインパクトです。
宝塚記念は、暮れに行われる有馬記念同様、ファン投票で出走馬を決めるシステムが導入されています。
この背景には、上半期の総決算という意味合いや、宝塚記念を有馬記念並みに盛り上げようという主催者の意思もありました。
しかしながら、初夏を目前に控えた時期の開催や、梅雨時期で馬場傾向が読みづらいことから、宝塚記念を回避して秋に備える動きや、あえてG2の札幌記念を選択する陣営も増えてきています。
そのため、近年はグランプリレースにしてはメンバー層がそろわない傾向も見られました。
現に、今年は出走頭数18頭に対して登録が13頭とフルゲート割れしています。
ただし、出走登録馬を見てみると、G1馬4頭+重賞馬7頭で、質の濃いメンバーがそろいました。
少頭数ながらも出走馬のレベルを考えたらG1にふさわしい一戦がみられることでしょう。
上半期の総決算である宝塚記念。
ディープインパクトの座を手にするのはどの馬でしょうか?!
うましるでは阪神で開催された2014年~2023年度の宝塚記念の過去10年データをまとめています。
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宝塚記念2024の開催内容
開催日 | 6月23日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 2億2000万円 |
宝塚記念2024が開催される京都の芝2,200mの特徴
スタート地点 | 内回り4コーナー出口付近 |
コース | 右回りの外回り Dコース使用 |
1周の距離 | 1,951.3m |
直線距離 | 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム2.15.6 |
コースレコード | 2.09.7 (2019年 比良山特別【1,000万下】ネプチュナイト) |
阪神で開催された宝塚記念のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム2:13.4 |
レコードタイム | 2:09.7 (2022年 タイトルホルダー) |
今年の宝塚記念は京都競馬の芝2,200mで開催されます。
スタート地点は4コーナーの出口付近で最初の1コーナーまでの距離は約397mあります。
コーナーまでの距離が長いため、序盤はそこまでハイペースになることはありません。
1~2コーナーあたりである程度の隊列は整い、そこから向こう正面もゆったりした傾向になります。
向こう正面も半ばあたりから少しずつ上り傾斜に入ります。
この坂道は3コーナー半ばあたりが頂点となり、そこから4コーナーに差し掛かるまでにこれまで駆け上がった分の坂を駆け下ります。
3コーナーにある丘のような坂道が京都名物の【淀の坂】です。
淀の坂を駆け下りたら残りの700mはほとんど平坦です。
最後の直線は約404mありますが、直線上にこれといった坂道はないので各馬はトップスピードを維持しながらゴールを目指しますよ。
京都の芝2,200mは中距離コース、しかも向こう正面で長い坂道があるため、序盤はスローになります。
レースが動きだすのは3コーナーの頂上を駆けあがってからです。
このあたりは残り4F標識が立っていますが、各騎手は下り坂で一気にペースを引き上げてスパートを仕掛けます。
下り坂の慣性を活かした競馬が主流になりつつありますが、競走馬が全力を出せる3Fよりもさらに1F手前から進行するため、持続性のある馬が有利です。
そのため、スピードだけではなくスタミナも問われるコースとなっています。
京都の芝2,200mはここをチェック!
- スピードとスタミナが求められる
- ロングスパート気質の競馬になりやすい
- 5.6枠から好走馬が出ている
- 差しや追い込みも決まりやすい
- 関西騎手が強い
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宝塚記念2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | シュトルーヴェ | セ5 | 58 | D.レーン |
2 | ジャスティンパレス | 牡5 | 58 | C.ルメール |
3 | ベラジオオペラ | 牡4 | 58 | 横山和生 |
4 | ドウデュース | 牡5 | 58 | 武豊 |
5 | ディープボンド | 牡7 | 58 | 幸英明 |
6 | ヒートオンビート | 牡7 | 58 | 坂井瑠星 |
7 | プラダリア | 牡5 | 58 | 池添謙一 |
8 | カラテ | 牡8 | 58 | 岩田望来 |
9 | ソールオリエンス | 牡4 | 58 | 横山武史 |
10 | ローシャムパーク | 牡5 | 58 | 戸崎圭太 |
11 | ヤマニンサンパ | 牡6 | 58 | 団野大成 |
12 | ブローザホーン | 牡5 | 58 | 菅原明良 |
13 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 56 | 川田将雅 |
宝塚記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 5 | イクイノックス | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) | 1 |
2 | 6 | スルーセブンシーズ | 10 | 中山牝馬ステークス(G3) | 1 | |
3 | 9 | ジャスティンパレス | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
2022 良 | 1 | 6 | タイトルホルダー | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 |
2 | 10 | ヒシイグアス | 5 | 大阪杯(G1) | 4 | |
3 | 7 | デアリングタクト | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 6 | |
2021 良 | 1 | 7 | クロノジェネシス | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) | 2 |
2 | 1 | ユニコーンライオン | 7 | 鳴尾記念(G3) | 1 | |
3 | 2 | レイパパレ | 2 | 大阪杯(G1) | 1 | |
2020 稍重 | 1 | 16 | クロノジェネシス | 2 | 大阪杯(G1) | 2 |
2 | 14 | キセキ | 6 | 天皇賞(春)(G1) | 6 | |
3 | 12 | モズベッロ | 12 | 天皇賞(春)(G1) | 7 | |
2019 良 | 1 | 12 | リスグラシュー | 3 | QE2世カップ(G1) | 3 |
2 | 1 | キセキ | 1 | 大阪杯(G1) | 2 | |
3 | 11 | スワーヴリチャード | 6 | ドバイシーマクラシック(G1) | 3 | |
2018 良 | 1 | 4 | ミッキーロケット | 7 | 天皇賞(春)(G1) | 4 |
2 | 13 | ワーザー | 10 | ライオンロックトロフィー(G3) | 6 | |
3 | 2 | ノーブルマーズ | 12 | 目黒記念(G2) | 2 | |
2017 稍重 | 1 | 11 | サトノクラウン | 3 | 大阪杯(G1) | 6 |
2 | 2 | ゴールドアクター | 5 | 天皇賞(春)(G1) | 7 | |
3 | 8 | ミッキークイーン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 7 | |
2016 稍重 | 1 | 16 | マリアライト | 8 | 目黒記念(G2) | 2 |
2 | 9 | ドゥラメンテ | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) | 2 | |
3 | 3 | キタサンブラック | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
2015 良 | 1 | 16 | ラブリーデイ | 6 | 鳴尾記念(G3) | 1 |
2 | 6 | デニムアンドルビー | 10 | 天皇賞(春)(G1) | 10 | |
3 | 1 | ショウナンパンドラ | 11 | ヴィクトリアマイル(G1) | 8 | |
2014 良 | 1 | 11 | ゴールドシップ | 1 | 天皇賞(春)(G1) | 7 |
2 | 5 | カレンミロティック | 9 | 鳴尾記念(G3) | 4 | |
3 | 3 | ヴィルシーナ | 8 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 |
【G1実績】勝ち馬の8頭がG1馬
年度 | 勝ち馬 | 主なG1タイトル |
2023 | イクイノックス | 有馬記念 |
2022 | タイトルホルダー | 天皇賞(春) |
2021 | クロノジェネシス | 宝塚記念 |
2020 | クロノジェネシス | 秋華賞 |
2019 | リスグラシュー | エリザベス女王杯 |
2018 | ミッキーロケット | なし |
2017 | サトノクラウン | 香港ヴァーズ |
2016 | マリアライト | エリザベス女王杯 |
2015 | ラブリーデイ | なし |
2014 | ゴールドシップ | 宝塚記念 |
過去10年の宝塚記念の勝ち馬8頭がG1馬でした。
春のグランプリレースということもあって実績のある馬が多数参戦しますが、これまでに大舞台で結果を残した馬が勝ち切る傾向が強いです。
特に、2021年と2023年の宝塚記念は単勝1倍台に支持されたクロノジェネシスとイクイノックスがポテンシャルをフルに活かして勝利しました。
G1馬は評価を上げたいです。
今年の出走馬の中でG1馬は4頭いました。(かっこ内は主なG1タイトル)
【年齢】4~5歳馬が中心で6歳以上は苦戦気味
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4歳 | 【3-1-5-30】 | 7.7% | 10.3% | 23.1% |
5歳 | 【7-4-5-37】 | 13.2% | 20.8% | 30.2% |
6歳 | 【0-4-0-6】 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
7歳 | 【0-1-0-18】 | 0.0% | 5.3% | 5.3% |
8歳 | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の宝塚記念の勝ち馬はいずれも4~5歳馬でした。
このうち5歳馬は7勝しており、単勝率や連対率、複勝率はいずれももっとも高いです。
対して、6歳以上の馬はこれまで35頭が出走しましたが勝ち馬はおらず、2着までとなっています。
2015年の宝塚記念では断然1番人気に支持されたゴールドシップが出走しましたが大幅に出遅れて大敗しました。このときのゴールドシップも6歳でした。
宝塚記念では4~5歳馬を中心に狙い、6歳以上の馬は評価を下げたいです。
今年の出走馬の中で6歳以上の馬は4頭いました。
【上がり】京都開催で決め手有利になるかもしれない
上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【5-6-0-0】 | 45.5% | 100.0% | 100.0% |
2位 | 【3-1-2-5】 | 27.3% | 36.4% | 54.5% |
3位 | 【1-1-2-5】 | 11.1% | 22.2% | 44.4% |
4~5位 | 【1-2-5-15】 | 4.3% | 13.0% | 34.8% |
6位以下 | 【0-0-1-94】 | 0.0% | 0.0% | 1.1% |
過去10年の宝塚記念の好走馬を上がり別にまとめました。
上がり最速の末脚を使った馬は【5-6-0-0】で勝率45.5%、連対率はなんと100%もありました。
それ以外の馬は上がり順位ごとに好走率が低下しており、上がり6位以下の馬は逃げ残った2014年のヴィルシーナしか馬券に絡めていません。
今年の宝塚記念は京都で開催されますが、京都の芝2,200mは阪神と違って外回りコースを使用するためより決め手が活かしやすいです。
宝塚記念は決め手勝負になりやすいため、末脚自慢の馬を評価したいです。
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宝塚記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-2-0-5】 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【2-0-3-5】 | 20.0% | 20.0% | 50.0% |
3番人気 | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
4~6番人気 | 【1-3-3-23】 | 3.3% | 13.3% | 23.3% |
7~9番人気 | 【2-2-1-25】 | 6.7% | 13.3% | 16.7% |
10番人気以下 | 【0-3-3-53】 | 0.0% | 5.1% | 10.2% |
1~2番人気の信頼度はまずまず
過去10年の宝塚記念で1番人気は【3-2-0-5】、2番人気は【2-0-3-5】でした。
どちらも単勝率は20~30%、複勝率は50%です。
他の人気と比較すると好走率は高いものの、2頭に1頭は馬券外に沈んでいることや、ほかのG1レースと比較すると好走率はそこまで高くありません。
宝塚記念において、上位人気の信頼度はそこまで高くないといえるでしょう。
6番人気以下の馬が馬券に絡む確率は80%
過去10年の宝塚記念で6番人気以下の馬が馬券に絡んだ年は8開催ありました。
言い方を替えれば、80%の確率で6番人気以下が入線しているといえます。
宝塚記念は伏兵の台頭に期待できるレースです。
なお、5番人気以内で決着付いた年は2017年と2022年の2年ありましたが、1番人気に支持されたキタサンブラックとエフフォーリアはどちらも馬券に絡みませんでした。
上位人気で決着する年でさえ1番人気は沈んでいるので一筋縄にはいかないレースといえます。
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宝塚記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-2-2-11】 | 0.0% | 13.3% | 26.7% |
2枠 | 【1-1-2-12】 | 6.3% | 12.5% | 25.0% |
3枠 | 【2-2-1-11】 | 12.5% | 25.0% | 31.3% |
4枠 | 【0-0-1-16】 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
5枠 | 【1-3-1-14】 | 5.3% | 21.1% | 26.3% |
6枠 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
7枠 | 【0-2-1-19】 | 0.0% | 9.1% | 13.6% |
8枠 | 【6-0-1-17】 | 25.0% | 25.0% | 29.2% |
8枠が6勝している
過去10年の宝塚記念の好走馬を枠順別にまとめました。
もっとも勝ち馬が出ていたのは8枠で、なんと6頭もの勝ち馬が出ています。
勝率25%は非常に高くて安定していますね。
勝ち馬だけ見たら外有利に見えますが、複勝率に関しては1~3枠や5枠も好走しており、差はありません。
宝塚記念は8枠の勝率が高いものの、相手候補には大きな差がみられませんでした。
余談ですが、京都で開催された前回(2006年)の宝塚記念の勝ち馬ディープインパクトは6枠、2着のナリタセンチュリーは5枠、そして3着のバランスオブゲームは8枠でした。
京都で行われた2006年度の宝塚記念だけみたら、上位勢は5~8枠が占めています。
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宝塚記念の過去10年の前走別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【8-7-9-76】 | 8.0% | 15.0% | 24.0% |
G2 | 【1-0-1-19】 | 4.8% | 4.8% | 9.5% |
G3 | 【1-3-0-21】 | 4.0% | 16.0% | 16.0% |
前走G1組が強く、G2~G3組は好走率が劣る
過去10年の宝塚記念の勝ち馬8頭、そして2~3着に入線した16頭が前走G1レースを使っていました。
前走がG2やG3だった馬も勝ち馬はでていますが、好走率は前走G1組に劣っています。
馬券予想の際は前走G1組を評価し、G2もしくはG3だった馬は評価を下げても良いかもしれません。
今年の出走馬の中で前走G2もしくはG3だった馬は4頭いました。
宝塚記念2024全頭考察
今年の宝塚記念は例年と比較するとメンバー数は少ないです。
ただし、重賞実績のある馬が多いので量よりも質の高いメンバー構成となりました。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走馬全てを紹介していきます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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カラテ
- 新潟大賞典 (G3) 2023年
- 新潟記念 (G3) 2022年
- 東京新聞杯 (G3) 2021年
メンバー最年長のカラテが昨年に引き続き参戦します。
これまで3つの重賞を制しており、新潟記念や新潟大賞典では重ハンデを課せられながらも力強い末脚で好走していました。
特に、一昨年の新潟記念は開幕最終週らしからぬ時計の出る馬場で上がり33秒3の末脚を使って勝利しています.
そして、昨年の新潟大賞典は雨の不良馬場で時計がかかる条件化の中、セイウンハーデスとの叩き合いを制して優勝しました。
3着以下には8馬身以上突き放していましたし、トップハンデ59キロを背負って勝ち切れているのでタフな馬場におけるパフォーマンスも評価したいです。
ただし、その後は勝ち星どころか馬券内もありません。
今年8歳馬なのでさすがに年齢的な衰えが来ている可能性は高いです。
直線の長い京都の外回り自体は合いそうですが、これまでのようなパフォーマンスを引き出すのは厳しいかもしれません。
シュトルーヴェ
- 目黒記念 (G2) 2024年
- 日経賞 (G2) 2024年
シュトルーヴェは今年オープン入りした馬ですが、近2戦は目黒記念と日経賞を連勝し、勢いのある馬です。
脚色的には差しの競馬を得意としており、日経賞では直線の短い中山で上がり35秒3の末脚を使って勝利、前走日経賞は58.5キロの重ハンデを背負いましたがスロー競馬からの上がり3F勝負でしっかりと脚を引き出して重賞連勝を果たしました。
決め手に長けている馬なので宝塚記念との相性は良さそうですし、前走目黒記念は前有利の展開の中で1頭だけ脚を引き上げることができた点も良かったです。
また、今回テン乗りで騎乗するレーン騎手はこれまで宝塚記念で【1-1-0-1】と相性抜群です。
特に、勝利した2019年度はテン乗りのリスグラシューとのコンビで優勝しました。
騎手目線で見ても面白い馬だといえるでしょう。
G1の舞台なので近2戦と比較すると相手関係ははるかに強化されますが、勢いとレーン騎手の手綱さばきでどこまで目指せるか、注目です。
ソールオリエンス
- 皐月賞 (G1) 2023年
- 京成杯 (G1) 2023年
昨年の皐月賞馬ソールオリエンスも宝塚記念に参戦します。
古馬混合重賞では3戦すべて着外に沈んでいますが、そろそろ皐月賞馬の意地を証明したいところです。
昨年までは輝かしい走りを見せており、特に皐月賞は重馬場でパワーを有する舞台で1頭だけ手ごたえよく突き抜けました。
非常に強い競馬でしたし、この走りを見る限りは古馬相手にも通用するように見えました。
ところが、ダービーは2着とはいえ時計は平凡、そして菊花賞の3着を最後、古馬混合重賞では一度も馬券に絡めていません。
特に中山記念は雨の稍重馬場ということで適性的に面白そうでしたが、4着まででした。
一つ上の5歳世代がまた例年以上にハイレベルだったこともソールオリエンスにとって逆風だと思いますが、いずれにしても古馬戦で結果を残し切れていないのは大きな課題です。
宝塚記念自体は梅雨時期のレースなので、ソールオリエンスの脚色にはマッチしそうです。
先週の京都の馬場傾向を見る限りはまだまだ高速馬場ですが、一雨降ってタフになるようでしたら印も検討したいです。
ディープボンド
- 阪神大賞典 (G2) 2022年
- 阪神大賞典 (G2) 2021年
- フォワ賞 (G2) 2021年
- 京都新聞杯 (G2) 2020年
ステイヤー路線で結果を残していたディープボンドも参戦します。
年齢的には7歳馬で衰えがあってもおかしくありませんが、前走の天皇賞(春)は幸騎手の好アシストも味方して3着入りしました。
生粋のステイヤーであるテーオーロイヤル、そして思った以上に高いパフォーマンスを発揮できたブローザホーンには完敗でしたが、3着は死守することができてステイヤーとしての才能を生かすことができました。
長距離路線で結果を残しているだけあってスタミナ量は豊富で、早仕掛けになりやすい京都における戦績も【2-1-3-2】と高いです。
そういった意味では今年の宝塚記念が京都で行われるのはディープボンドにとって追い風といえるでしょう。
G1タイトルはまだ手にできていませんが、前走を見る限りまだまだ一流の舞台における活躍には期待できそうですし、G2ではこれまで4度馬券に絡んでいるように高い実力を秘めています。
一雨降ってスタミナとパワーが問われるようになればベストも尽くせるでしょう。
ヒートオンビート
- 目黒記念 (G2) 2023年
昨年の目黒記念でうれしい重賞初制覇を成し遂げたヒートオンビートも7歳になりました。
しかしながら、今年も現役を続行しており、キャリア初の宝塚記念参戦を表明しています。
ヒートオンビートは前走の日経賞こそ先行しましたが本質的には差しの競馬を得意としています。
そのため、外回りで直線の長い京都は合いそうですが、近年の好走傾向を見てみると、東京コースのものが多くみられました。
本質的には左回りのほうが合ってそうな気がします。
ただし、現在の京都は開催後期にしては時計がバンバン出ている点はヒートオンビートにとって追い風です。なぜなら、時計勝負なら安定して上位争いしているからです。
前走の目黒記念は7着に沈みましたがトップハンデ59キロを背負いながら勝ち馬シュトルーヴェに0.3秒差なので着順以上にやれています。
東京から京都コースに切り替わる点はマイナスですが、それでもパンパンに乾いた良馬場なら力は発揮できるでしょう。
プラダリア
- 京都記念 (G2) 2024年
- 京都大賞典 (G3) 2023年
- 青葉賞 (G2) 2022年
G2競走を3勝しているプラダリアが今年も宝塚記念に参戦します。
昨年は16番人気でしたが6着に入線しているので今年はもう少し人気するのではないでしょうか。
脚色的には重馬場の京都大賞典や稍重の日経新春杯で3着入りしていることから、重馬場巧者のイメージがありますが、時計勝負となった昨年の京都記念や開催後期にしては時計が出始めた今年の京都記念で好走しているように、良馬場にも対応しています。
今年の京都記念ではのちに大阪杯を制するベラジオオペラとの叩き合いも制しているうえ、京都コースは【2-0-0-0】で負けなしという点も評価したいです。
また、引き続きコンビを組む池添騎手が過去10年の宝塚記念で7回中4回馬券に絡んでいるグランプリ男なので、騎手目線でも不気味な存在となりそうです。
相手は相変わらず強力ですが、プラダリア自身も強い5歳世代の一角です。
グランプリ男の池添騎手がどのような競馬を見せてくれるか、楽しみな1頭です。
ヤマニンサンパ
- 飛鳥S (3勝クラス) 2022年
ヤマニンサンパは主な勝ち鞍が3勝クラスの馬です。
昨年はオープン&リステッド競走で3連続3着に入線しましたが、前走の鳴尾記念は少し後ろすぎたのか、脚を引き上げたものの4着まででした。
鳴尾記念は4着とはいえ高速京都でやれているものの、もう少し前目で動けていたら3着のエアサージュには届いていたと思います。
そういった意味ではもったいなかった1戦といえました。
高速馬場や京都でやれているので、今回も力は発揮できると思いますが、G3で馬券に絡んだことがない馬のG1初挑戦ということで相手レベルはすさまじく強化されます。
また、芝2,200mの舞台もキャリア初となるため距離問題もあるでしょう。
相手が非常に強力なので印はつけない予定でいますが、昨年秋ごろから力をつけていたのも事実なので、現状でどこまでやれるか、注目したいです。
ローシャムパーク
- オールカマー (G2) 2023年
- 函館記念 (G3) 2023年
昨年の今頃オープン入りしたばかりでしたが函館記念とオールカマーを連勝し、前走の大阪杯は休み明け緒戦でしたが2着入りしました。
大阪杯は序盤こそ後ろからの競馬になりましたが、向こう正面で一気にまくって先行集団に加わると、そこからはベラジオオペラを見るように競馬を行い、最後の直線でもしぶとく脚を引き伸ばして2着入りしました。
勝利はわずかに届きませんでしたが、騎乗した戸崎騎手の強気の競馬、そして臆することなく終盤も立ち回ったことでつかんだ2着で、戸崎騎手の好騎乗が光りました。
そういった意味では今回も戸崎騎手が騎乗するのは良いと思います。
大阪杯の内容を見る限り、早仕掛けもクリアしているので4F勝負になりやすい京都外回りコースでも力は引き出せそうです。
前走に引き続き相手は強力ですが、昨年のオールカマーでも8分の出来だったとはいえタイトルホルダーに勝ち切っている実力馬です。
G1クラスの力を秘めているので、大阪杯のような競馬ができるようでしたら悲願達成も夢ではないでしょう。
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宝塚記念2024の騎手予想
宝塚記念2024で買いたい騎手トップ3を公開しています。
宝塚記念2024追い切り評価
宝塚記念2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
宝塚記念の予想の参考にしてみてください!