【朝日杯フューチュリティS2024予想】本命馬3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!
朝日杯フューチュリティステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
朝日杯フューチュリティステークス2024の予想ポイント
- 重賞馬は馬券で抑えておきたい
- ノーザンファーム生産馬は評価を上げたい
- 早生まれほど活躍している
- 1人気【5-2-2-1】の複勝率は90%、8人気以下の好走はほとんどない
- 枠の影響はあまりない
- 馬券の中心は前走で1~2人気に支持され、なおかつ前走勝利していた馬
朝日杯フューチュリティステークス2024予想の最終買い目
朝日杯FSが開催される日曜日の京都競馬場界隈の天気は晴れ時々曇りでした。
降水確率は0%なので雨の影響はなさそうです。
なお、土曜日の京都芝レースはすべて良馬場で時計はさすがに開催後期ということで少しかかり始めているように見えました。
うましるでは晴れの良馬場、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
朝日杯フューチュリティステークス(G1)と次回有馬記念(G1)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
◎本命 2 アドマイヤズーム
父 | モーリス |
母 | ダイワズーム |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2024年 |
前走 | 2歳未勝利 1着 |
本命はアドマイヤズームにしました。
今回騎乗する川田将雅騎手は過去10年の朝日杯FSで8回騎乗し、3勝していました。
今年の出走騎手の唯一3勝していますし、着外の馬でも安定して掲示板入りしているのは高く評価できるでしょう。
アドマイヤズームも新馬戦は目立ちませんでしたが未勝利戦では脚を引き伸ばし、強い競馬を見せています。
マイルで出し切れていることから引き続き朝日杯FSの舞台でもチャンスはありそうでした。
京都の外回りコースでどこまでやれるかは未知数ですが、朝日杯FSを知り尽くしている川田騎手が騎乗することを評価し、本命にします。
〇対抗 8 アルテヴェローチェ
父 | モーリス |
母 | クルミネイト |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | サウジアラビアRC(G3) 2024年 |
前走 | サウジアラビアRC(G3) 1着 |
対抗はアルテヴェローチェにしました。
新馬戦は札幌芝1,500mでコーナーの段階で動いて勝利し、前走サウジアラビアロイヤルカップは雨の稍重でタフな条件でしたが最後まで長く脚を使って勝ち切りました。
どちらもスタミナとパワーが問われやすい条件下でしたが最後まで伸びています。
現在の京都は開催後期ということで高速馬場ではないため、トップスピードが求められるようでしたらチャンスはありそうです。
騎乗する武豊騎手も3年前にドウデュースをはじめ、朝日杯FSでは何度も連対しておりレース相性が良いです。
京都を知り尽くしたレジェンドなら善戦できると思うので、2番手評価にしました。
▲単穴 12 パンジャタワー
父 | タワーオブロンドン |
母 | クラークスデール |
母父 | ヴィクトワールピサ |
主な勝ち鞍 | 京王杯2歳ステークス(G2) 2024年 |
前走 | 京王杯2歳ステークス(G2) 1着 |
パンジャタワーは単穴にしました。
前走の京王杯2歳ステークスの内容が良く、馬場の真ん中で脚を溜めながら、直線では外に持ち出してじりじり脚を伸ばして勝利しています。
この日の馬場は雨で稍重、時計のかかる条件でしたが、後方から力強い脚色で勝ち切れており、パワーのある競馬を見せています。
現在の京都もそこまで高速馬場ではないのでパワーが問われるようでしたら面白そうでした。
引き続き騎乗する松山騎手も過去10年の朝日杯FSで人気以上にやれているので、距離が合えばいい線いくのではないでしょうか。
△連下 4 ミュージアムマイル
父 | リオンディーズ |
母 | ミュージアムヒル |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 黄菊賞(1勝クラス) 2024年 |
前走 | 黄菊賞(1勝クラス) 1着 |
ミュージアムマイルは連下にしました。
これまで3戦すべてのレースで上がり最速の末脚を使っている馬で、特に前走黄菊賞は京都の芝2,000mの舞台で残り3Fの標識辺りから動いて完勝しています。
終い4Fあたりからペースアップしましたが、問題なく対応していることから強い走りができていました。
マイルの勝利はないものの、新馬戦もスローからの上がり勝負であまりにも後ろだったので、その点を考慮すると位置取りが悪かったと思いますし、その中で3着だったので馬は健闘していました。
近3戦を見る限りポテンシャルは高そうですし、前走に引き続き騎乗するC.デムーロ騎手は過去10年の朝日杯FSで2回馬券に絡んでいるので騎手目線でも好走に期待できるのではないでしょうか。
△連下 10 トータルクラリティ
父 | バゴ |
母 | ビットレート |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | 新潟2歳ステークス(G3) 2024年 |
前走 | 新潟2歳ステークス(G3) 1着 |
トータルクラリティも連下に入れます。
前走の新潟2歳ステークスは勝ち時計こそそこまで目立つものではありませんが、新潟の直線で1頭だけ抜け出し、前週の阪神JFにも出走したコートアリシアンとの叩き合いを制しています。
直線では一度捕らえられたものの再び差し返しており、精神的なタフが垣間見られました。
今回は久々のレースですが追い切りも良かったのも好ポイントです。
ただ、これまでの戦績を見てみると抜けたパフォーマンスというわけではないです。
過去10年の朝日杯FSを見ても意外と流れるのでハイペースでどこまでやれるか未知数なのでここは抑えまでにします。
△連下 6 アルレッキーノ
父 | ブリックスアンドモルタル |
母 | チェッキーノ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2024年 |
前走 | サウジアラビアRC(G3) 5着 |
アルレッキーノも抑えることにしました。
今回騎乗するルメール騎手は意外と朝日杯FSで勝利がありません。
また、前走サウジアラビアロイヤルカップは人気を裏切る5着ですし、最終追い切りでも馬場入りを嫌がる素振りがあったようで精神的な未熟さも残っています。
しかしながら、未勝利戦は快勝でしたし前走サウジアラビアロイヤルカップも5着とはいえ位置取りは悪くなかったです。
恐らく雨の稍重馬場で思うように伸びきれなかったと思うのでもしも良馬場なら結果は異なっていたことでしょう。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、日曜日の京都は晴れなので良馬場開催に期待できます。
さすがに開催後期ということで超高速馬場ではありませんが、サウジアラビアロイヤルカップより出し切りやすいのではないでしょうか。
血統的にも半姉が牝馬二冠を制したチェルヴィニアですし、素質の高い馬です。
課題も多いので相手までにしましたが、かみ合えば馬券内もあり得るでしょう。
単勝
2 アドマイヤズーム
馬連流し
軸馬:2
相手:4、6、8、10、12
三連複フォーメーション
1頭目:2
2頭目:4、6、8、10、12
3頭目:4、6、8、10、12
朝日杯フューチュリティステークス2024の有力馬3頭
今年の朝日杯FSもマイル実績のある馬が多数顔をそろえました。
ここからクラシックに名乗りを上げる馬が現れるでしょうか?
今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アルテヴェローチェ
- サウジアラビアRC (G3) 2024年
サウジアラビアロイヤルカップを勝利したアルテヴェローチェが今年の中心となりそうです。
新馬戦は札幌の芝1,500mで7枠からスタートを決め手4番手の位置を確保し、3~4コーナーで内の馬を交わすように外から仕掛けて勝利します。
前走サウジアラビアロイヤルカップは最内1番から発走しつつ、馬群の真ん中から競馬を行い、中段以降は少し後方になりながらも最後は脚を伸ばして勝利しました。
直線の位置取りは厳しいものがありましたが、長くトップスピードを活かし、残り1Fで前に食らいついて勝利しました。
キレのある脚はないもののトップスピードの高い走りを見せています。
この2戦はどちらも他馬を交わしながら長く脚を使って勝利しているようにスタミナ量は豊富そうです。
長く脚を使えるのもアルテヴェローチェの武器で、開催後期の京都はかみ合いそうでした。
今回騎乗する武豊騎手は過去10年の朝日杯FSで【1-3-0-6】と相性が良いですし、人馬ともにチャンスはありそうです。
ここを勝利することができれば先週阪神JFを勝利したアルマヴェローチェと1文字違いの2歳G1馬の誕生となりますが、そういった意味でもどのような競馬を見せてくれえるか注目したいところです。
ミュージアムマイル
- 黄菊賞 (1勝クラス) 2024年
前走黄菊賞を完勝したミュージアムマイルも面白そうです。
新馬戦は中京芝1,600mで最後方から直線一気の競馬を仕掛けましたが3着に敗れました。
しかしながら、続く未勝利戦で初勝利を決めると、前走黄菊賞は中団やや後ろで脚を溜めつつ、3~4コーナーの残り600mの標識辺りで進出し、直線でも脚色を落とすことなく完勝しました。
終い4Fを1F当たり11秒台の時計で推移しており、終い4F勝負となりましたが一息入れつつ、残り3Fで対応でき、強い勝ちっぷりを見せています。
黄菊賞が京都芝2,000mだったのでホープフルステークスの可能性もありましたが今回は朝日杯FSを選択しました。
マイルは【0-0-0-1】ですが、新馬戦はスロー展開で直線一気だったので展開的に厳しいものがあり、その中で3着は悪くないでしょう。
血統的にも父リオンディーズは2015年の朝日杯FSを制していますし、父仔制覇が成せるか注目したいです。
アルレッキーノ
- 2歳未勝利 2024年
前走サウジアラビアロイヤルカップからの巻き返しを図りたいのがアルレッキーノです。
アルレッキーノは母がオークスで2着のチェッキーノで、兄姉に今年のオークスと秋華賞を制したチェルヴィニアや新潟記念の勝ち馬ノッキングポイントがいる超良血馬です。
東京芝1,800mで行われた新馬戦こそ2着でしたがこのときの勝ち馬はのちに東スポ杯2歳ステークスを制したクロワデュノールでした。
3着以下は4馬身以上差を付けて先着しているので相手が悪かったですし、終い4Fは1Fあたり11秒台前半で推移しており、タイトな舞台で最後まで出し切れたのは悪くなりません。
続く未勝利戦は2着馬を置き去りに楽勝しており、ポテンシャルの高さを証明していました。
ただし、前走サウジアラビアロイヤルカップは1番人気に支持されながらも5着です。
4番手の位置で競馬しながら直線でも好位置から仕掛けているように、位置取りは正直悪くないです。
直線でもじりじり脚を伸ばしましたがキレ脚を活かすことなく沈みました。
雨の稍重×ハイペースということで少し苦しくなったのかもしれません。
そういった意味では良馬場ならまだまだ巻き返しも可能でしょう。
今回は京都遠征となりますが、新馬戦では長く脚を使って、未勝利戦はキレのある脚で好走しているように、どのような脚質にも対応できます。
高速馬場傾向が残っているようでしたら汚名返上も成せるのではないでしょうか。
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朝日杯フューチュリティステークス2024の穴馬2頭
近年の朝日杯FSは極端な穴馬の台頭は少なくなりましたが、小穴~中穴はたびたび馬券に絡んでいます。
馬券予想の際は中位人気馬まではチェックしたいところです。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
トータルクラリティ
- 新潟2歳ステークス (G3) 2024年
新潟2歳ステークスを制したトータルクラリティも面白そうです。
これまでの2戦はどちらもマイルでした。
新馬戦は京都の芝1,600mで先行しながら上がり最速33秒9の末脚を使って勝利しましたが勝ち時計自体は1分36秒5と目立ちません。
その影響もあって前走新潟2歳ステークスは11頭立ての6番人気でしたが、中団で脚を溜めながら、コーナーでは3~4番手くらいの位置で各馬の外目に持ち出します。
直線では残り300mを過ぎたあたりで1頭だけ抜けだし、直線ではコートアリシアンに詰められましたが差し返して優勝しました。
直線では1頭だけ加速して抜け出し、外から仕掛けたコートアリシアンに詰められてからも差し返して勝ち切っているように勝負強さはありそうです。
北村友一騎手との相性も良かったですし、3着以下を突き放しているのは評価できるでしょう。
ただ、走破時計1分34秒2は過去10年の新潟2歳ステークスの中でも目立つものではありませんし、鍔迫り合いだった2着のコートアリシアンが先週の阪神JFで案外だったことからレベルは高い感じはしませんでした。
今回は新潟2歳ステークス以来のレースとなりますが、開催後期の馬場がかみ合うかがポイントになりそうです。
できれば時計の出やすい良馬場のほうがよさそうなので、直線では馬場の良い外目から仕掛けたほうが出し切れそうです。
中から外枠を引きたいです。
アドマイヤズーム
- 2歳未勝利 2024年
前走未勝利戦を制したアドマイヤズームも面白そうです。
京都芝1,600mで開催された新馬戦は内ラチ沿いで先行しましたが人気を裏切る4着でした。
前走未勝利戦は新馬戦同様京都芝1,600mで舞台でした。
ここでも2番手くらいの位置で競馬し、直線では早めに先頭に立ってそのまま手応え良く抜け出して2着馬に3馬身差の圧勝です。
新馬戦も未勝利戦もコースは一緒でしたが、未勝利戦のほうがハイペースで流れたにも関わらず最後は脚色を引き出して好走しており、強い走りでした。
ハイペースということもあって使える脚は長くありませんでしたが、それでも走破時計1分33秒9は優秀ですし、流れても出し切れたのは印象的です。
今回は京都芝1,600mの外回りが舞台なので使える脚がそこまで長くないアドマイヤズームにとって相性がいい舞台化といわれると難しいです。
ただし、引き続きコンビを組む川田騎手は過去10年の朝日杯FSで3勝しており、騎手とレース相性は非常にいいです。
朝日杯FSの攻略法を熟知している川田騎手の手綱さばきなら優勝も狙えるかもしれませんよ。
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ここからは朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
朝日杯フューチュリティステークス2024の概要
朝日杯FSは京都競馬場で開催される2歳限定マイルG1です。
レース名の【FS】とはフューチュリティステークスの略で、フューチュリティとは英語で「未来」や「将来」を意味します。
将来競馬界の中心になるような馬を見定める一戦として古くから存在しています。
朝日杯FSの前身である朝日杯3歳ステークスが創設されたのが1949年です。
当時は中山競馬場で開催されましたが、2014年から舞台を阪神に移行、同時にレース名も現在のものになりました。
2歳の最強馬を決める一戦という位置づけがされているレースで、この段階で結果を残した馬が多数参戦します。
しかしながら、1週前に牝馬限定の阪神JFが開催されており、ほとんどの牝馬は阪神JFを選択します。
そのため、実質的には2歳の最強牡馬を決める一戦として定着していました。
ところが、2017年に年末に行われていたホープフルステークスがG1に昇格し、中距離実績に期待できそうな馬の多くがそちらを選択します。
なぜなら、ホープフルステークスの舞台である中山芝2,000mはクラシック第一戦に指定されている皐月賞と全く同じコースなので、クラシックを目指すのならホープフルステークスのほうが適性を見出しやすいからです。
現在のG1前線は阪神JFとホープフルステークス、そして朝日杯FSと3つのG1が乱立しているため、有力馬が分散するようになりました。
その中で朝日杯FSは最強マイラーを決める一戦という位置づけで現在も一定の地位を確立しています。
時代の流れとともに有力馬の参戦は減少しつつありますが、それでも今年はフルゲート18頭に対して19頭が登録しているので多頭数でレースが行われることでしょう。
例年通り混戦模様の朝日杯FS。
ここを制して3年前の勝ち馬ドウデュースのような活躍馬が現れることに期待したいです!
なお、朝日杯FSは例年阪神開催でしたが今年のみ京都で開催されます。
うましるでは阪神で開催された2014年から2023年の朝日杯FSのデータをまとめました。
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朝日杯フューチュリティステークス2024の開催内容
開催日 | 12月15日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 7000万円 |
朝日杯フューチュリティステークス2024が開催される京都の芝1,600m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナー奥に設けられたポケット |
コース | 右回りの外回り Dコース使用 |
1周の距離 | 1,951.3m |
直線距離 | 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.35.0 |
コースレコード | 1:31.3 (2018年 マイラーズC【G2】サングレーザー) |
阪神芝1,600mで開催された朝日杯FSのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:35.1 |
レコードタイム | 1:32.3 (2020年 グレナディアガーズ) |
今年の朝日杯FSは京都競馬場の芝1,600m(外回り)で開催されます。
スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、最初の3コーナーまでの距離は712mもあります。
スタートして400mほどは平らなコースを走りますが、そこを過ぎると400mほど上り坂を駆け上がります。
この坂は3コーナー入ってすぐまで続いており、ここを過ぎたら今度は急激な下り傾斜になります。
3コーナーにある小高い丘のような坂は京都名物の【淀の坂】と呼ばれるもので、急な下り坂を過ぎたら残り800はほぼ平らです。
また、外回りコースは半径が大きいですが4コーナーは意外と鋭角なのであまりにも後ろから捲ろうとする馬はどうしても大外ブン回しになることもあります。
最後の直線は約404mでほぼ平らなので各馬は最高速度でゴールを目指します。
京都の芝1,600mは序盤が平ら⇒中盤に上り坂⇒ラスト4ハロンから下り傾斜で一気に加速します。
そのため、スローからの上がり勝負になりやすいです。
特に残り800m時点の下り傾斜を活かしてそのままスパートをかける傾向が強く、長くトップスピードを活かせる馬が好走していますよ。
京都の芝1,600m(外)はここをチェック!
- スピードを活かしやすいコース
- 最後の直線上に上り坂がない
- 追い込み馬は凡走しがち
- 関西騎手が圧倒
- サンデーサイレンス系産駒が好走している
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朝日杯フューチュリティステークス2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ダイシンラー | 牡2 | 56.0 | 岩田康成 |
2 | アドマイヤズーム | 牡2 | 56.0 | 川田将雅 |
3 | ランスオブカオス | 牡2 | 56.0 | 吉村誠之助 |
4 | ミュージアムマイル | 牡2 | 56.0 | C.デムーロ |
5 | コスモストーム | 牡2 | 56.0 | 秋山稔樹 |
6 | アルレッキーノ | 牡2 | 56.0 | C.ルメール |
7 | クラスペディア | 牡2 | 56.0 | 小崎綾也 |
8 | アルテヴェローチェ | 牡2 | 56.0 | 武豊 |
9 | エルムラント | 牡2 | 56.0 | 藤岡佑介 |
10 | トータルクラリティ | 牡2 | 56.0 | 北村友一 |
11 | ニタモノドウシ | 牡2 | 56.0 | R.ムーア |
12 | パンジャタワー | 牡2 | 56.0 | 松山弘平 |
13 | エイシンワンド | 牡2 | 56.0 | 幸英明 |
14 | テイクイットオール | 牡2 | 56.0 | 岩田望来 |
15 | ドラゴンブースト | 牡2 | 56.0 | 田口貫太 |
16 | タイセイカレント | 牡2 | 56.0 | 坂井瑠星 |
朝日杯フューチュリティステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 3 | ジャンタルマンタル | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 |
2 | 1 | エコロヴァルツ | 4 | コスモス賞(OP) | 1 | |
3 | 5 | タガノエルピーダ | 5 | 新馬 | 1 | |
2022 良 | 1 | 1 | ドルチェモア | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 |
2 | 12 | ダノンタッチダウン | 2 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 2 | |
3 | 14 | レイベリング | 3 | 新馬 | 1 | |
2021 良 | 1 | 9 | ドウデュース | 3 | アイビーステークス(L) | 1 |
2 | 4 | セリフォス | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 7 | ダノンスコーピオン | 4 | 萩ステークス(L) | 1 | |
2020 良 | 1 | 2 | グレナディアガーズ | 7 | 未勝利 | 1 |
2 | 7 | ステラヴェローチェ | 2 | サウジアラビアRC(G3) | 1 | |
3 | 8 | レッドベルオーブ | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
2019 良 | 1 | 6 | サリオス | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 |
2 | 8 | タイセイビジョン | 2 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 9 | グランレイ | 14 | 未勝利 | 1 | |
2018 良 | 1 | 6 | アドマイヤマーズ | 2 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 |
2 | 1 | クリノガウディー | 9 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) | 7 | |
3 | 2 | グランアレグリア | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 | |
2017 良 | 1 | 1 | ダノンプラチナム | 1 | サウジアラビアRC(G3) | 1 |
2 | 10 | ステルヴィオ | 3 | サウジアラビアRC(G3) | 2 | |
3 | 3 | タワーオブロンドン | 2 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 17 | サトノアレス | 6 | ベゴニア賞(500万) | 1 |
2 | 10 | モンドキャンノ | 7 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 4 | ボンセルヴィーソ | 12 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 2 | |
2015 良 | 1 | 15 | リオンディーズ | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 11 | エアスピネル | 1 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
3 | 13 | シャドウアプローチ | 11 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 3 | |
2014 稍重 | 1 | 2 | ダノンプラチナ | 1 | ベゴニア賞(500万) | 1 |
2 | 6 | アクマワイオリ | 14 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 4 | |
3 | 14 | クラリティスカイ | 3 | いちょうステークス(重賞) | 1 |
【重賞実績】毎年馬券に絡んでいる重賞馬
過去10年の朝日杯FSで馬券に絡んだ重賞馬 | |||
年度 | 着順 | 馬名 | 主な重賞勝ち鞍 |
2023 | 1 | ジャンタルマンタル | デイリー杯2歳S(G2) |
2022 | 1 | ドルチェモア | サウジアラビアRC(G3) |
2 | ダノンタッチダウン | デイリー杯2歳S(G2) | |
2021 | 2 | セリフォス | デイリー杯2歳S(G2) |
2020 | 2 | ステラヴェローチェ | サウジアラビアRC(G3) |
3 | レッドベルオーブ | デイリー杯2歳S(G2) | |
2019 | 1 | サリオス | サウジアラビアRC(G3) |
2 | タイセイビジョン | 京王杯2歳S(G2) | |
2018 | 1 | アドマイヤマーズ | デイリー杯2歳S(G2) |
3 | グランアレグリア | サウジアラビアRC(G3) | |
2017 | 1 | ダノンプレミアム | サウジアラビアRC(G3) |
3 | タワーオブロンドン | 京王杯2歳S(G2) | |
2016 | 2 | モンドキャンノ | 京王杯2歳S(G2) |
2015 | 2 | エアスピネル | デイリー杯2歳S(G2) |
2014 | 3 | クラリティスカイ | いちょうステークス(重賞) |
過去10年の朝日杯FSで重賞馬は15頭馬券に絡んでいました。
全体の半数近くを重賞馬が占めています。
また、過去10年の朝日杯FSで1頭以上重賞馬が馬券に絡んでいました。
2014年のクラリティスカイはサウジアラビアロイヤルカップの前身であるいちょうステークスを勝利していました。
重賞馬は毎年1頭以上馬券に絡む傾向が強いため、三連系馬券で予想する際はぜひ抑えておきたいです。
今年の出走馬の中で重賞馬は4頭いました。(かっこは主な重賞勝ち鞍)
【生産者】8年連続連対していたノーザンファーム生産馬
生産者 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンF | 【5-5-2-27】 | 12.8% | 25.6% | 30.8% |
社台F | 【2-1-1-11】 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
千代田牧場 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
チャンピオンズF | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
三嶋牧場 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
フジワラF | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ノースヒルズ | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
辻牧場 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の朝日杯FSでノーザンファーム生産馬は12頭馬券に絡んでいました。
若駒の育成に力を入れている牧場らしく、朝日杯FSにおいても多数の好走馬を輩出しています。
また、ノーザンファーム生産馬は2015年から2022年の8年間で毎年連対していました。
2023年こそノーザンファームの連続連対記録は止まりましたが、それでも好走傾向にあったのは見逃せません。
ノーザンファーム生産馬は評価を上げたいところです。
今年の出走馬の中でノーザンファーム生産馬は6頭いました。
【生年月】早生まれほど活躍している
生年月 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1月 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
2月 | 【3-6-3-29】 | 7.3% | 22.0% | 29.3% |
3月 | 【3-3-3-42】 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
4月 | 【1-0-3-47】 | 2.0% | 2.0% | 7.8% |
5月 | 【1-0-0-10】 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
過去10年の朝日杯FSの好走馬を生年月ごとに見てみると、もっとも好走していたのは1月生まれの馬でした。
1月生まれの馬は【2-1-1-6】と、出走数こそ多くありませんが、10頭中4頭が馬券に絡み、勝率、連対率、複勝率はいずれもトップでした。
その次に好走率が高かったのは2月、次は3月と続きます。
対して、4月生まれの馬は51頭が出走しましたが馬券に絡んだのは4頭のみ、5月生まれの馬は11頭出走し、1着しか馬券に絡めていません。
朝日杯FSは早生まれの馬ほど活躍傾向にあるため、生年月も予想の参考にしたいです。
今年の出走馬の生年月をまとめました。(かっこ内は生年月日)
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朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-2-2-1】 | 50.0% | 70.0% | 90.0% |
2番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6番人気 | 【1-0-0-9】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
7番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8番人気以下 | 【0-2-3-89】 | 2.0% | 2.1% | 5.3% |
安定感の高い1番人気
過去10年の朝日杯FSで1番人気の馬は【5-2-2-1】でした。
勝率50%、連対率70%、複勝率90%と非常に安定しています。
もともと朝日杯FSは小波乱が頻繁に起こっていましたが、近年は1番人気の活躍もあって固く決まりがちです。
着外に敗れた1番人気馬は2016年の牝馬ミスエルテのみで、イレギュラーな存在でした。
ミスエルテを除いたすべての馬が好走していることから、1番人気は抑えておきたいです。
好走率の低い8番人気以下の馬
過去10年の朝日杯FSで8番人気の馬は94頭出走しましたが、馬券に絡んだのは5頭のみとなっています。
この5頭の中で勝ち馬はおらず、2着がやっとでした。
また、直近4開催に限れば8番人気以下の馬は1頭も馬券に絡めていません。
近年8番人気馬は凡走傾向にあるため、人気のない馬は評価を下げても良いかもしれませんよ。
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朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-2-0-12】 | 22.2% | 33.3% | 33.3% |
2枠 | 【1-0-3-16】 | 5.0% | 5.0% | 20.0% |
3枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
4枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
5枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
6枠 | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
7枠 | 【0-0-3-19】 | 0.0% | 0.0% | 13.6% |
8枠 | 【2-0-0-22】 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
過去10年の京都芝1,600m(外)の枠番別成績 | ||||
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【20-24-24-213】 | 7.1% | 15.7% | 24.2% |
2枠 | 【25-18-20-231】 | 8.5% | 14.6% | 21.4% |
3枠 | 【24-23-30-237】 | 7.6% | 15.0% | 24.5% |
4枠 | 【29-27-22-255】 | 8.7% | 16.8% | 23.4% |
5枠 | 【23-27-31-276】 | 6.4% | 14.0% | 22.7% |
6枠 | 【25-35-21-299】 | 6.6% | 15.8% | 21.3% |
7枠 | 【30-32-33-340】 | 6.9% | 14.3% | 21.8% |
8枠 | 【41-31-37-349】 | 9.0% | 15.7% | 23.8% |
枠の影響はなさそう
過去10年の朝日杯FSを枠番別に見てみると、もっとも好走馬が出ていたのは1枠です。
1枠は【4-2-0-12】で単勝率と連対率が抜けていました。
ところが、今年の朝日杯FSは京都競馬場の外回りコースで代替開催されます。
2014年1月1日から2024年12月8日までの京都外回りコースの枠番データを見てみると、内も外も好走率に大きな差はありませんでした。
今年の朝日杯FSに限れば枠の優劣は気にしなくても良さそうです。
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朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【10-6-8-66】 | 11.1% | 17.8% | 26.7% |
2着 | 【0-2-1-22】 | 0.0% | 8.0% | 12.0% |
3着 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
4着 | 【0-1-0-5】 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
5着 | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9着 | 【0-1-0-17】 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
10着以下 | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走1着馬&前走1~2番人気の馬が中心
過去10年の朝日杯FSの勝ち馬はすべて前走1着に入線していました。
また、2~3着に入線した14頭も前走レースを勝利しています。
この時期の2歳馬は現時点で完成度の高い馬が好走傾向にありますが、前走レースにおいても勝利していることが望ましいです。
なお、過去10年の勝ち馬10頭はいずれも前走レースで1~2番人気に支持されていました。
2~3着の馬を見ても、2020年のステラヴェローチェと2016年のモンドキャンノ、2014年のクラリティスカイを除いた11頭が前走1~2着です。
馬券予想の際は前走着順だけではなく前走の人気にも注目したいです。
今年の出走馬の内、前走レースで1~2番人気に支持され、なおかつ前走勝利していた馬は5頭いました。
前走レースで勝ち馬から0.6秒以上差を付けられた馬は全滅していた
過去10年の朝日杯FSで馬券に絡んだ前走2着以下に敗れた馬 | |||||
年度 | 着順 | 馬名 | 前走レース | 前走着順 | 前走着差 |
2022 | 2 | ダノンタッチダウン | デイリー杯2歳S(G2) | 2 | 0.1 |
2018 | 2 | クリノガウディー | 東スポ杯2歳S(G3) | 7 | 0.5 |
2017 | 2 | ステルヴィオ | サウジアラビアRC(G3) | 2 | 0.3 |
2016 | 3 | ボンセルヴィーソ | デイリー杯2歳S(G2) | 2 | 0.0 |
2015 | 3 | シャドウアプローチ | 京王杯2歳S(G2) | 3 | 0.2 |
2014 | 2 | アルマワイオリ | デイリー杯2歳S(G2) | 4 | 0.5 |
過去10年の朝日杯FSで前走2着だった馬は6頭が馬券に絡んでいます。
この6頭はいずれも前走レースが重賞でなおかつ勝ち馬との着差が0.5秒以内でした。
言い方を変えれば、前走重賞以外だった馬、もしくは前走重賞でも勝ち馬から0.6秒以上差があった馬は大苦戦しています。
実際に過去10年の朝日杯FSで該当した馬は30頭いましたが、すべて馬券外に敗れていました。
朝日杯FSで前走2着以下の馬を予想する際は前走レースの着差にも注目したいです。
今年の出走馬のうち、前走レースで2着以下に敗れ、なおかつ勝ち馬との着差が06秒以上あった馬は6頭いました。(かっこ内は前走レースと前走着差)
朝日杯フューチュリティステークス2024全頭考察
今年の朝日杯FSは出走登録の段階で19頭の登録が確認でき、フルゲート開催に期待できそうです。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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エイシンワンド
- 小倉2歳ステークス (G3) 2024年
中京で開催された小倉2歳ステークスを制したエイシンワンドが参戦します。
新馬戦、小倉2歳ステークスはどちらも中京芝1,200mの舞台で先行しながら押し切っています。
新馬戦は芝1,200mの短距離戦にしては珍しくスロー展開で前有利でした。
道中2番手の位置で競馬しながら押し切っており、3着のハイファイスピードには7馬身以上差を付けて勝利しています。
クラスペディアには粘られたものの、スロー展開も味方して2頭だけ抜けていました。
続く小倉2歳ステークスは開催後期で重馬場でしたがここでも先行しながら突き抜けて勝利しています。
ペースはミドルで新馬戦の時と比較すると流れましたが、時計のかかる重馬場でもやれており、パワーが問われる舞台で結果を残したのは評価したいです。
ただし、前走京王杯2歳ステークスは直線で脚色を伸ばすことなく8着に沈んでいました。
直線で抜け出そうとしたところで進路が狭まったことや、休み明け、馬体重+14キロの影響、距離延長など敗因はいくつか挙げられますが、その点を考慮しても先に競馬していたクラスペディアが伸びて、エイシンワンドが伸びきれなかったのはマイナスです。
今回はマイルが舞台になりますがこれまで以上に距離は伸びる中でどこまでやれるか、正直未知数なのでここは見送る予定でいます。
エルムラント
- 2歳未勝利 2024年
エルムラントは前々走の未勝利戦を勝利した馬です。
新馬戦は新潟のマイル戦でスローからの上がり勝負で2着入りしていますが走破時計1分37秒3は新馬戦の中でもかなり遅い時計で正直参考にしづらいです。
未勝利戦は新潟芝1,800mで6枠からまずまずの発走を決めます。
道中は馬群の外から立ち回り、直線では馬場の真ん中からじりじり脚を伸ばして勝利しました。
開催後期のレースで外有利でしたがスムーズに馬場の良い外目を確保し、そこから長く脚を使って勝利しています。
時計も悪くないですし、長く脚を使えていたので早仕掛けなどは対応できそうな印象でした。
ただし、前走葉牡丹賞は逃げたものの最後の直線入り口で一杯になり、しんがり負けでした。
序盤に飛ばしたことや休み明けも影響していると思いますが、さすがに崩れすぎているのはマイナスです。
今回は中1週でレースに挑みますが、前走葉牡丹賞の崩れっぷりは気になるところです。
鞍上が藤岡佑介騎手に切り替わるのは悪くないですが、中1週で前走の反動もある中で好走は厳しいといわざるを得ません。
よっぽど追い切りが良くない限り印は考えていません。
クラスペディア
- なし
クラスペディアはこれまで勝ち鞍がないものの、新馬戦と小倉2歳ステークスで2着入りしています。
新馬戦は夏の中京芝1,200mで、短距離戦ながらも極力ペースを落として押し切りました。
続く小倉2歳ステークスは4番手の位置で競馬しつつ、直線では重馬場を苦にしない走りで上がり最速34秒2の末脚を使って2着入線しています。
どちらもエイシンワンドに敗れましたが、良・重馬場問わず結果を残したのは悪くありません。
そして、前走京王杯2歳ステークスでも先行しながら脚色を伸ばして5着でした。
これまで先着を許したエイシンワンドが苦しんだ中、クラスペディアは再加速して5着入りしているように、距離延長でも対応できたのは評価したいです。
今回は未知のマイルとなるのでさすがに重い印は考えていませんが、ここを制するようでしたら史上初となる勝ち鞍なしのG1馬に成れる可能性も秘めています。
今回騎乗する小崎騎手にとってもここが初G1挑戦となるので人馬ともにどのようなパフォーマンスを発揮してくれるか注目したいです。
コスモストーム
- なでしこ賞 (1勝クラス) 2024年
コスモストームはなでしこ賞を制したダート馬です。
勝利したなでしこ賞は京都ダート1,400mの舞台でした。
芝スタートで8枠発走ということもあってゲートをうまく決めましたが4~5番手の位置で競馬します。
向こう正面でやや押し上げて前3頭の外から先行し、直線ではじりじり脚を伸ばして直線でも脚色を落とすことなく突き抜けて勝利しています。
ダッシュも決まりましたし道中の立ち回りもよく、1頭だけ抜けた競馬といえるでしょう。
ただし、勝ち時計1分26秒1は過去10年のなでしこ賞の中でもっとも遅い勝ちタイムなので相手に恵まれた可能性は高いです。
前走兵庫ジュニアグランプリは園田のダート1,400mが舞台でしたが、ここでは3~4コーナーで大きくぶん回してしまい、その影響もあったのか5着でした。
相手関係を見ても厳しい部分はあったかもしれませんが騎乗もあまり良くなく、あまり収穫のない一戦だったように感じます。
今回はキャリア初の芝戦となりますが、さすがに芝未経験の馬は強く狙いづらいです。
これまでのダートレースを見てもそこまでポテンシャルは高くなさそうです。
アジアエクスプレスやタガノビューティーのように初芝で激走もあり得るのが朝日杯FSの面白いところですが、その点を考慮してもここは流す予定です。
ショウナンザナドゥ ※取消
- 2歳未勝利 2024年
ショウナンザナドゥは前走阪神JFで4着入線しました。
阪神JFが抽選対象候補だったので、昨年のタガノエルピーダのように除外になった際の保険として朝日杯FSに登録していると思われます。
阪神JFの出走が叶った今回、月曜日の時点で出走しないと思いますが、一応解説します。
勝利した今年の未勝利戦は京都の内回りコースで、早めに抜け出して独走し、2着のゼンダンハヤブサに5馬身差で完勝しました。
全体を通して速い時計でしたが最後まで脚色を落とすことなく突き抜けており、持続性ある走りが魅力的です。
前走阪神JFもミドルペースで中段に中弛みが発生し、結果的に差しや追込馬有利の舞台で1頭先行しながら4着入りしました。
厳しい流れでも対応しており、スタミナはかなりのものを秘めてそうで、3歳重賞のひとつくらいは獲得できそうなポテンシャルを秘めてそうです。
阪神JFは負けて強しの競馬だったので出走するようでしたら意外と牡馬相手にもやれそうですが、月曜日の時点で鞍上も未定ですし、仮に出走したとしても連闘は厳しいかもしれません。
今年は休んで来年に備えてほしいです。
ソードマスター ※取消
- 2歳未勝利 2024年
デビュー3戦目で初勝利を手にしたソードマスターも参戦します。
勝利をつかんだ前走の未勝利戦は東京の芝1,800mが舞台で、馬番2番からダッシュを決めてハナに立ち、直線では内から仕掛けたソナタンに詰め寄られるも、再び突き放して勝利しました。
最後まで逃げ粘った形となりましたが、勝ち時計1分50秒6は平凡ですし、レースラップを見てもテン4~5F目で1F13秒台と、思いっきり息を入れながら終い3F勝負で押し切っているので序盤の立ち回りで勝利を手にした一戦といえます。
その前の未勝利戦は東京芝2,000mで行われました。
7頭立てでまずまずの発走を決めましたが、先に行く3頭から離れた4番手の位置で競馬します。
直線入りの時点で詰め寄り最内から仕掛けましたが勝ち馬リトルジャイアンツには2馬身差離されていました。
レース自体はミドルペースでしたが前3頭が流したものなのでソードマスターからしたら実質スローです。
その中で直線では伸びを見せたものの、最後はそこまでキレのある脚ではなく、瞬発力はそこまでなさそうです。
今回はキャリア初のマイル戦となりますが、これまでの3戦よりも忙しくなりやすい舞台でどこまでやれるかポイントです。
また、スローからの上がり勝負だったとしてもこれまでのレース内容はそこまで目立つものではないですし、前走未勝利戦は勝ち時計も地味でした。
素質馬が多数いる今回、素質面でどこまでやれるか判断しがたいです。
タイセイカレント
- 2歳新馬 2024年
タイセイカレントは前走サウジアラビアロイヤルカップで2着入線した馬です。
サウジアラビアロイヤルカップは7頭立ての4番人気で、スタート直後に躓いたようで最後方からの競馬となりました。
前の馬を見るように最後方から競馬しましたが、最後の直線では各馬の真ん中からじりじり脚を伸ばして2着入線しました。
今年のサウジアラビアロイヤルカップは稍重馬場のハイペースということで前が苦しくなったようで、相対的に後ろ有利の展開になりましたが、出負けしながらも最後まで一定のペースで脚を引き出せたのは良かったでしょう。
その前の新馬戦は中京芝1,600mで超ドスローからの上がり3Fで勝ち切っていますが、上がり勝負でしたし勝ち時計1分36秒5も平凡なので判断しがたいです。
サウジアラビアロイヤルカップはやや主で開幕週にしては比較的タイトな舞台でやり切っているので開催後期の京都芝コースとも合いそうな感じはします。
最後まで長く脚を使えていたのも好感が持てますし、意外とチャンスはあるかもしれません。
追い切りや枠の並び、週末のトラックバイアスを見ながら印を考えたい1頭です。
ダイシンラー
- 2歳新馬 2024年
今年のデイリー杯2歳ステークスで3着入りしたダイシンラーも参戦します。
新馬戦は開催最終週の札幌芝1,500mが舞台でした。
最終週と重馬場で非常に時計がかかっていましたが、馬場の中団後ろから脚を溜めて3~4コーナーで徐々に押し上げ、直線では脚色を伸ばして勝ち切っています。
走破時計を見てもわかるように、1F11秒台の時計がなく、全体を通してペースは落ち着きましたがタフな馬場でも最後までやれているので力がいる馬場が合いそうでした。
デイリー杯2歳ステークスは7頭立ての少頭数開催で最内1番からまずまずの発走を見せます。
ここでも馬群の真ん中やや後ろの位置で競馬し、最後の直線では馬場の外目からじりじり脚を伸ばして突っ込みましたが3番手まででした。
残り200mの標識を通過してしばらくしてからは鋭く伸びを見せており、終いの伸びは悪くなさそうです。
ただ、コーナーではかかる場面もあったので折り合いは少し難しいかもしれません。
こうやまき賞は3番手で競馬したものの直線で末脚を活かせず5着に崩れた舞台です。
ゲートをうまく飛び出し、序盤に抑えながら競馬しましたが、中京特有の直線の坂が影響したのか、それとも初めての左回りが影響したのか、思ったよりもキレがありませんでした。
ここ3戦はいずれも異なる舞台のレースでしたが、新馬戦を見る限り時計がかかる馬場で一定のパフォーマンスを上げ、デイリー杯では最後の最後で脚を伸ばしています。
そのため、平たんな京都自体は合いそうですし、開催後期で馬場が重くなってくれればチャンスはありそうでした。
ただ、新馬戦もデイリー杯2歳ステークスも追い出してから伸び始めるまでに時間がかかるため、要所の反応は良くなさそうです。
トラックバイアス次第でチャンスはありそうですが、気性的にも難しそうなので久々にコンビを組む岩田康成騎手がどのような競馬を見せてくれるか注目したいです。
テイクイットオール
- 2歳新馬 2024年
前走京都2歳ステークスの敗退を機に、再びマイルに戻ってきたのがテイクイットオールです。
新馬戦は10月中旬に東京競馬場の芝1,600mで行われました。
多頭数開催の馬番10番から発走し、道中は5番手くらいの位置で脚を溜めつつ、直線ではじりじり脚を引き上げ、残り1Fの標識を過ぎてからもジワリと脚を伸ばして勝利しています。
長く脚を使ったという意味では悪くないですが、前半600mの通過が37秒8の超スロー、対して上がり3Fは33秒7なので直線だけの競馬でした。
最後の直線でもじりじり脚を伸ばしていましたがスパッとキレる末脚は持ち合わせておらず、上位勢は意外と団子です。
勝ち時計1分37秒8も目立ちませんし、このとき僅差だったビッグヴァレイやジョーブラックが続く未勝利戦でパッとしていないので相手も楽だったと思います。
前走京都2歳ステークスは新馬戦から距離を2ハロン延長して挑みましたが、最内から発走し、4番手くらいの位置で競馬します。
直線では馬場の良いところを選択視ながら脚を伸ばしましたが、上位人気馬には敗れて6着でした。
脚色自体は悪くありませんでしたが、走破時計2分1秒5を見る限り、そこまで高いポテンシャルという感じはなく、実力で敗れてしまった1戦でした。
この2戦はどちらも時計が目立ちませんし、抜けたパフォーマンスではありません。
今回は勝利実績のあるマイルに距離を戻して挑みますが、能力はそこまで高くなさそうなので、前走京都2歳ステークスよりも面子が強化される今回、好走は容易ではないでしょう。
ここは見送りたいです。
ドラゴンブースト
- 2歳未勝利 2024年
前走デイリー杯2歳ステークスで2着入線したドラゴンブーストも参戦します。
デイリー杯2歳ステークスは7頭立ての少頭数開催で6枠6番から積極的に主張し2番手の位置を確保しました。
直線では好位置を確保し、残り200m手前でペースを引き上げて先に抜け出したランフォーヴァウに詰め寄りましたが惜しくも2着でした。
終いの伸びは悪くないものの、全体のペースは超ドスロー、加えて7頭立てで位置取りも確保しやすかったことから、展開や頭数に恵まれた感じがしました。
むしろ、その前の未勝利戦がデイリー杯2歳ステークスと同じ京都芝1,600mで、16頭立ての多頭数開催、しかも道中かかりながら競馬したものの3~4コーナーで早めに押し上げて勝ち切っているのが印象的です。
走破時計もデイリー杯2歳ステークスより速いですし、多頭数でも勝ち切れているのはアルレッキーノやミュージアムマイルといった有力馬にない利点かもしれません。
なお、新馬戦は7着に敗れていますが、大きく出遅れたものなので参考外でも良さそうです。
今回は引き続きマイルの一戦となりますが、使う度に良化しているように感じます。
近2戦はゲートも上手くなっていますし、新馬戦の時の遅れも心配しなくて良いでしょう。
左回りよりも右回りのほうが出し切れている感じがするので初めての京都外回りコースでも適性はかみ合いそうでし、マイル実績が豊富な点も良いですね。
ハマれば面白そうです。
ニタモノドウシ
- クローバー賞 (OP) 2024年
前走クローバー賞を制したニタモノドウシも参戦します。
クローバー賞は9頭立てのレースで7枠から発走し、道中は5番手の位置で競馬しつつ、残り400mの標識で内の馬を交わして早めに前を狙い、そこから脚色を落とすことなく1頭だけ突き抜けて勝利しました。
レコードタイムのオマケ付きでしたが、今年の札幌芝レースは比較的時計が出る期間が多かったのでそこまで評価しなくてよさそうです。
しかしながら、立ち回りも上手かったですし淀みない流れで最後まで脚を伸ばせたのは良かったです。
その前の福島芝1,200mで行われたレースでは後ろから差し脚を伸ばして勝利しました。
テン1F目を除けば1Fあたり11秒5~7のペースで推移しており、意外とタイトなペースで勝ち切っています。
表記以上に流れたため後ろ有利の展開で、出遅れがかえって功を奏した一戦といえますが、残り1Fの末脚は素早く、最後まで余力を残しながら突き抜けることができ、最後まで脚色を落とすことなく伸ばせています。
今回はキャリア初のマイル戦となりますが、新馬戦もクローバー賞もゴール板まで伸びているので距離延長自体は問題なさそうです。
ただし、新馬戦もクローバー賞も下した相手がその後目立たないことから相手に恵まれた可能性も高いでしょう。
今回は現時点での有力マイラーが多数そろった一戦となりますが、テン乗りのムーア騎手がどのような手綱さばきを見せてくれるか注目したいです。
パンジャタワー
- 京王杯2歳S (G2) 2024年
前走京王杯2歳ステークスを制したパンジャタワーも参戦します。
新馬戦は9月上旬の中京芝1,200mで行われ、やや出負けしながらも向こう正面で押し上げてコーナーを2番手で通過し、直線でもじわじわ脚を維持して勝利しました。
前走京王杯2歳ステークスは馬番7番からの発走で新馬戦と違ってスターをうまく決めたものの序盤ですぐに手綱を引いて抑え、馬群の真ん中あたりで競馬します。
直線では馬場のもっとも外の位置からじりじりと脚を引き上げ、前の馬を捕らえて優勝しました。
京王杯2歳ステークスは中団からの競馬で直線入りの時点で前との差は大きかったものの、最後まで脚色を引き上げて捉えきっており、長く脚を使えたのが印象深いです。
この京王杯2歳ステークスは雨の稍重馬場で後ろからの競馬は厳しいものがあったかもしれませんが、それでも勝ち切っており見事でした。
今回はキャリア初のマイル戦となりますが、京王杯2歳ステークスの内容を見る限り、スタミナ量は豊富そうです。
タフな馬場でも持続性ある脚を使えていましたし、重い馬場でも苦にしないのは利点です。
当日の馬場が重いようでしたら強い印も検討したいです。
ヒラボクカレラ ※取消
- 2歳未勝利 2024年
ヒラボクカレラは福島芝1,200mで行われた前走未勝利戦を制した馬です。
前走の未勝利戦は小雨が降って重馬場条件下の福島で行われました。
8枠からスタートを決めたものの、序盤は内の馬を活かせるようにして中団の位置を確保し、コーナーで促すと直線では1頭立て手応え良く突き抜け、他馬を置き去りに完勝しています。
終い1F12秒7が示しているように、重馬場のハイペースでタイトでしたが、1頭だけ突き抜けているようにここはモノが違ったように思います。
ただし、その前の新馬戦は京都芝1,400mの舞台で3着でした。
馬番2番からダッシュを決めて先行競馬を行いましたが、直線では一度先頭に立ったものの、残り1Fを過ぎたあたりでアクルクスとアルピノに差されました。
ラップを見たら終い2F12秒0-1F12秒3なので消耗戦に近い一戦となっています。
道中の立ち回り自体は良かったものの、稍重ということもあって直線ではそこまで使える脚が長くありませんでした。
今回は初めてのマイルとなりますが、近2戦を見る限りマイルよりも短距離のほうがあってそうです。
タフな馬場で一定の成果を残しているのは悪くありませんが、今回の朝日杯FSは重馬場巧者も少なくないので、それらの馬と比較してどこまでやれるかというと難しいところです。
マイルさえクリアしてしまえば適性は意外と悪くなさそうですが、相手関係を考慮すると一枚足りないような感じがするので現時点では無印で考えています。
ランスオブカオス
- 2歳新馬 2024年
今年の出走登録馬のなかで唯一2歳新馬戦から挑むのがランスオブカオスです。
前走の新馬戦は12月1日の京都芝1,400mです。
9頭立てのレースで7枠からの発走でしたがゲートで出遅れてしまい、後ろから2番手の位置で競馬します。
3~4コーナーでは各馬の外目から仕掛けましたが、直線では1頭だけ抜けた走りで突き抜け、2着のジーティーエスピに2馬身半突き放して完勝しています。
上がり33秒6も速く、上がり2位の末脚がエンチャントリバーの34秒2なので1頭だけ末脚は違っていました。
若手騎手の吉村騎手が騎乗していたため、斤量54キロの恩恵はありましたが、出遅れながらも力ある競馬を見せたのは評価したいところです。
今回は新馬戦からG1挑戦となりますが、新馬戦は粗削りで後ろからの競馬になりながらも勝ち切っておりポテンシャルは高そうです。
ただし、ゲートは下手なので改善がない限りは後ろからの競馬となるでしょう。
新馬戦の内容を見る限り、包まれるリスクが少ない外枠から発走し、じっくり脚を溜めることができればチャンスはあるかもしれません。
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朝日杯フューチュリティステークス2024の騎手予想
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朝日杯フューチュリティステークス2024追い切り評価
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