
【宝塚記念2025予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

宝塚記念2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
宝塚記念2025の予想ポイント
- G1馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 勝ち馬は4~5歳馬から予想したい
- 重賞馬以外の6番人気以下の馬は消したい
- 8枠【6-0-1-17】は大当たり枠
- 前走ドバイSC組の好走率がもっとも高く、次いで天皇賞春&大阪杯(2~5人気)組が好走
- 前走で連対している馬が強い
宝塚記念2025予想の最終買い目
宝塚記念が開催される日曜日の阪神競馬場周辺の天気は雨のち曇りの予報が出ていました。
前日土曜日は雨で開催され、はじめは稍重で、その後は重馬場に悪化しました。
馬場表記の通り、芝レースはかかっています。
日曜日は曇りなので、馬場造園師が全力をもってすれば今春の東京芝コースのような高速馬場になる可能性もありますが、さすがに朝8時ごろまで雨が降るようなので激変はないと信じたいです。
うましるでは曇りの稍重~重馬場、標準~時計のかかる馬場を想定しながら予想をまとめました。
宝塚記念(G1)と次回しがらきS(G3)と府中牝馬S(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
◎本命 1 ベラジオオペラ
父 | ロードカナロア |
母 | エアルーティーン |
母父 | ハービンジャー |
主な勝ち鞍 | 大阪杯(G1) 2025年 |
前走 | 大阪杯(G1) 1着 |
本命はベラジオオペラにしました。
今年の出走馬は馬場の影響に左右される馬が多いですが、ベラジオオペラに関しては高速馬場でもタフ馬場でも結果を残しています。
理想としては高速馬場のほうが力強いパフォーマンスを発揮していますが、昨年の宝塚記念が重馬場条件下でソールオリエンスとクビ差の3着は悪くありません。
ソールオリエンスが重馬場を得意としている馬相手なので、クビ差入線はむしろベラジオオペラの能力の高さが感じられました。
今回は最内からの発走ですが、逃げ馬もメイショウタバルくらいしかないので先行できればロスなく立ち回れそうですし、今が充実期の馬なので、上位争いに期待したいです。
〇対抗 3 ローシャムパーク
父 | ハービンジャー |
母 | レネットグルーヴ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | オールカマー(G2) 2023年 |
前走 | クイーンエリザベスS(G1) 6着 |
対抗はローシャムパークにしました。
昨年の大阪杯では向こう正面から長く脚を使って勝ち馬ベラジオオペラと差のない2着でしたし、その前の函館記念が力のいる馬場でやれているのでパワー馬場も得意としています。
宝塚記念の当日の馬場が良く分かりませんが、想定よりも軽くなったとしても昨年の大阪杯で好時計を記録しているので問題ないでしょう。
もともと騎乗予定だった池添騎手はグランプリ男ですが、前日の函館スプリントステークスで落馬負傷となりました。(土曜日の20時の時点で鞍上は未定)
しかしながら、当日の馬場とはかみ合いそうですし、昨年のブリーダーズカップターフのような強い競馬ができるようでしたらここでも善戦に期待できそうです
▲単穴 11 ソールオリエンス
父 | キタサンブラック |
母 | スキア |
母父 | Motivator |
主な勝ち鞍 | 皐月賞(G1) 2023年 |
前走 | 大阪杯(G1) 10着 |
単穴はソールオリエンスにしました。
これまでのソールオリエンスの走りを見ると、皐月賞も宝塚記念も力のある脚色で好走しています。
典型的な重馬場巧者なので、土曜日の雨はこの馬にとって追い風といえるでしょう。
今年の京都記念は稍重でも人気を裏切る5着でしたが、これは直線の仕掛けや位置取りが悪くて動きたいタイミングで動けませんでした。
それでも、最後は末脚を伸ばしているようにタフな馬場におけるパフォーマンスは抜けています。
今回は恵みの雨ということで再度激走にも期待できるでしょう。
△連下 12 メイショウタバル
父 | ゴールドシップ |
母 | メイショウウツバクロ |
母父 | フレンチデピュティ |
主な勝ち鞍 | 神戸新聞杯(G2) 2024年 |
前走 | ドバイターフ(G1) 5着 |
メイショウタバルも抑えます。
勝利した毎日杯が重馬場条件下で圧勝し、昨年の神戸新聞杯も稍重条件下の中京の舞台で押し切っています。
この2戦を見る限り、力のいる馬場におけるパフォーマンスは高いことから、土曜日の雨馬場は歓迎したいです。
今年の面子を見る限り、メイショウタバル以外にこれといった逃げ馬がいないので単騎逃げも可能ですし、毎日杯のような強い競馬ができるようでしたら、馬券内も狙えるのではないでしょうか。
△連下 5 チャックネイト
父 | ハーツクライ |
母 | ゴジップガール |
母父 | Dynaformer |
主な勝ち鞍 | AJCC(G2) 2024年 |
前走 | 日経賞(G2) 2着 |
チャックネイトも抑えます。
しばらく勝ち星から遠ざかっている馬ですが、昨年のアメリカジョッキークラブカップを不良馬場で勝利し、前走の日経賞も稍重でしたが馬群の中から脚を伸ばして勝ち馬と差のない2着でした。
これまでの戦績を見てみると、稍重以下では一度も馬券を外したことがないので、土曜日の雨はこの馬にとって恵みの雨といえるでしょう。
レーン騎手が急遽騎乗する点もこの馬にとっては恵まれていますし、チャンスは整ったので激走に期待したいです。
△連下 17 レガレイラ
父 | スワーヴリチャード |
母 | ロカ |
母父 | ハービンジャー |
主な勝ち鞍 | 有馬記念(G1) 2024年 |
前走 | 有馬記念(G1) 1着 |
レガレイラも抑えることにしました。
クラシックでは結果を残せませんでしたが、中山で開催された有馬記念やホープフルステークスを勝利して、異様にスタミナが問われる舞台で結果を残していました。
新馬戦も時計のかかる函館の舞台で勝ち切っているので、日曜のタフになりそうな馬場条件下でも出し切れる可能性は高いです。
骨折明けですが、追い切りも悪くはありませんでしたし、昨年のようなパフォーマンスを発揮できれば上位争いにも加われるのではないでしょうか。
単勝
1 ベラジオオペラ
馬連流し
軸馬:1
相手:3、5、11、12、17
三連複フォーメーション
1頭目:1
2頭目:3、5、11、12、17
3頭目:3、5、11、12、17
宝塚記念2025の有力馬3頭
宝塚記念は上半期最後のG1です。
年によって出走馬のレベルに大きな変化がありますが、今年は6頭のG1馬が出走登録し、グランプリレースにふさわしい面子が揃いました。
今年の出走登録馬の中から実力最上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ベラジオオペラ
- 大阪杯 (G1) 2024年
- 大阪杯 (G1) 2023年
- スプリングS (G2) 2023年
- チャレンジC (G3) 2023年
大阪杯を連覇し、ファン投票1位に選出されたベラジオオペラがグランプリホースの座を狙います。
もともと3歳のころからダービーで差のない2着に入線するなど、頭角を現しましたが、古馬になってからより一層安定感を増しました。
特に前走の大阪杯は先行しながら1分56秒2のレコードタイムで勝利しました。
デシエルトが大逃げを打ったことでハイペースとなりましたが、先行していたベラジオオペラも1,000mを58秒くらいで通過していると思いますし、差し有利の中で1頭だけさらにペースを上げて勝利し、強いパフォーマンスを残しています。
今回は宝塚記念の参戦となりますが、阪神は4戦4勝と相性が良いので、京都で開催された昨年よりもチャンスはあるでしょう。
2週の前倒しも高速馬場巧者のベラジオオペラにとっては追い風です。
これまで芝2,200m以上の勝利はありませんが、それでも【0-0-1-2】で着外の2戦も4着なので悪くはありません。
相性の良い横山和生騎手が騎乗するのも心強いですし、今が一番充実しているので連勝にも期待ができる1頭です。
レガレイラ
- 有馬記念 (G1) 2024年
- ホープフルS (G1) 2023年
紅一点のレガレイラは昨年の有馬記念を勝利した馬です。
一昨年のホープフルステークスを豪快に差し切って優勝し、クラシックではまさかの皐月賞とダービーに出走して注目を集めました。
皐月賞とダービーはどちらも掲示板外に沈み、下半期のローズステークスとエリザベス女王杯も着外でした。
しかしながら、皐月賞は北村宏司騎手の騎乗が物足りず、ダービーは内枠発走から外に持ち出したためロスが生じ、ローズステークスは後ろすぎ、エリザベス女王杯は前の馬のために始動が遅れて着外と敗因は明白です。
前走有馬記念は戸崎騎手が代打で騎乗しましたが、中団やや手前で溜めながら内目で我慢し、直線でスムーズに好位を付けるとそこからしぶとく脚を伸ばし、外から仕掛けたシャフリヤールとの叩き合いを制して優勝しました。
位置取りや仕掛けどころは完璧でしたし、初騎乗にもかかわらず見事なパフォーマンスで勝ち切ることができました。
ホープフルステークスや有馬記念の内容を見る限りここでも実力上位であることは間違いありません。
ただ、前走の有馬記念のあとに全治3カ月の骨折が判明しました。
今回は骨折明け初戦ということで、状態面が課題となるでしょう。
それでも、中山実績がある馬なのでタフさが求められる宝塚記念とかみ合う可能性は高いです。
牝馬は【3-1-1-8】で牡・セン馬と比べても好走率が高い点も評価したいです。
怪我明けなので状態面が気になるところですが、追い切りが良ければ印も検討したいです。
アーバンシック
- 菊花賞 (G1) 2024年
- セントライト記念 (G2) 2024年
昨年の菊花賞であるアーバンシックも宝塚記念の出走を表明しました。
昨年は春のクラシックこそ無縁でしたが、秋はセントライト記念を経て、菊花賞でも長く脚を使って勝利し、ステイヤーとしての素質を発揮しました。
このときの相手が非常に豪華で、2着のヘデントールが今年の天皇賞(春)を勝利し、4~5着のショウナンラプンタとビザンチンドリームは天皇賞(春)で2~3着、3着のアドマイヤテラは目黒記念を、そしてダノンデサイルは古馬になってからドバイシーマクラシックとAJCCを勝利しています。
今振り返ると強力なメンバー相手に勝ち切れたのはそれだけで高く評価できるでしょう。
有馬記念と今年の日経賞は人気を裏切る結果でしたが、有馬記念は弱点だった出遅れが発動して抜け出しに苦労しました。
前走の日経賞はゲートこそましになりましたが、キャリア初の稍重馬場が影響して最後はじりじり脚を伸ばしたものの、3着までです。
有馬記念はこの馬にとって枠も良くなかったですし、日経賞は稍重でなければ最後まで脚を伸ばしているので、馬場や枠次第で上位争いも出来たことでしょう。
今回は天皇賞(春)をパスしてこちらを選択しましたが、これまでの内容を見る限り、ステイヤー色が強いので個人的には天皇賞(春)で見たかったです。
それでも、中距離でも結果を残しているので、昨年の菊花賞馬がグランプリの舞台でどれだけ実力を披露するのか、楽しみです。
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宝塚記念2025の穴馬2頭
宝塚記念は伏兵もたびたび台頭するため、穴党にもおすすめできるレースです。
今年の出走馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
メイショウタバル
- 神戸新聞杯 (G2) 2024年
- 毎日杯 (G3) 2024年
今年の逃げ候補であるメイショウタバルが武豊騎手とのコンビで参戦します。
昨年の毎日杯がタフな重馬場条件下で優勝しました。
2着以下を圧倒していますし、勝ち時計1分46秒0は過去10年の毎日杯の勝ち馬の中ではレコード勝利だったシャフリヤールに次いで速いです。
重馬場にもかかわらず1頭だけ好時計で突き抜けていることから、能力の高さが感じられました。
昨年の神戸新聞杯も外枠から積極的に主導権を握り、直線に入ってからもしぶとく粘って勝ち切りました。
この日の中京は途中から雨が降って稍重になりましたが、その中で最後まで粘りの競馬を見せており、しぶとい走りができています。
近3戦は着外でしたが、菊花賞は折り合いが難しく、日経賞はぶっ飛ばしすぎ、そしてドバイターフは主導権を握って競馬しましたが、最後はとらえられて5着でした。
敗れはしましたが、連対したのがソウルラッシュとロマンチックウォリアーだったので相手は強かったです。
その中でもリバティアイランドやブレイディヴェーグには先着しているので、G1の舞台でしぶとく立ち回れたのは好材料でした。
今回は帰国初戦となりますが、芝2,200mは神戸新聞杯で勝っているので問題ないでしょう。
馬場に関しては、タフな馬場で勝ち切っているので、少しでも雨が降ってくれればチャンスはありそうです。
今年の面子を見る限り単騎逃げしやすい条件なので、先陣を切ってどこまでパフォーマンスを引き出すことができるか、注目したいです。
ヨーホーレイク
- 京都記念 (G2) 2025年
- 日経新春杯 (G2) 2022年
- 鳴尾記念 (G3) 2024年
7歳になっても第一線で活躍しているヨーホーレイクも参戦します。
もともと2歳のころから頭角を現しましたが、4歳の日経新春杯を最後、長らくターフから去っていました。
復帰したのは昨年の金鯱賞で、このときすでに6歳でしたが年齢以上にキャリアが若いこともあり、早熟に定評のあるディープインパクト産駒にしてはいまなお高いレベルで結果を残しています。
昨年の鳴尾記念は1分57秒2の時計で優勝していますし、前走の大阪杯も出遅れて後ろからの競馬となりましたが、最後方からの追込一気がかみ合い、3着まで食い込み、驚きのパフォーマンスを発揮しています。
前走大阪杯は出遅れこそ課題でしたが、直線の伸びはディープインパクト産駒らしい末脚でしたし、負けて剛の競馬でした。
今回は久々のレースとなりますが、鉄砲も利きますし、年齢以上にフレッシュです。
阪神も【1-0-1-0】と相性がいいですし、高速馬場巧者なのでかみ合えば一発にも期待できるでしょう。
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ここからは宝塚記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
宝塚記念2025の概要
宝塚記念は阪神競馬場で開催される上半期最後のG1競走です。
レース名の【宝塚】とは阪神競馬場がある宝塚市が由来です。
最寄りの仁川駅も宝塚市にあり、競馬ファンにとっては宝塚歌劇団よりも阪神競馬場のほうが宝塚市のイメージが強いかもしれません。
暮れの有馬記念同様【グランプリレース】に指定されている本競走はファン投票で支持された上位10頭に優先出走権が与えられます。
競馬ファンが推しの馬をレースに出走させる意味では、上半期の有馬記念といっても過言ではないでしょう。
しかしながら、これまでの宝塚記念は梅雨時期の非根幹距離ということで、タフさが求められました。
スピード型の中距離馬の凡走も珍しくなかったことから、年によってはメンバーが揃わない歳もあったのです。
しかし、今年からは梅雨時期開催を少しでも回避するために、例年よりも2週間前倒しで開催することが決まりました。
これに伴い、今後はスピード型の台頭が目立つかもしれません。
上半期最後のG1競走に、G1馬5頭を含めた18頭の確認ができました。
一時期のひどい面子に比べたら、好メンバーが集結したといえるでしょう。
リニューアルされた阪神競馬場で開催される宝塚記念。
グランプリホースの座を手にするのは、どの馬でしょうか?!
うましるでは京都で開催された2024年度も含めた2015~2024年の過去10年からデータをまとめました。
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宝塚記念2025の開催内容
開催日 | 6月15日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 3億円 |

宝塚記念2025が開催される阪神の芝2,200mの特徴

スタート地点 | 4コーナー付近 |
コース | 内回りコース Aコース使用 |
1周の距離 | 1,689m |
直線距離 | 356.5m |
高低差 | 1.9m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム2:14.5 |
コースレコード | 2:09.7 (2022年 宝塚記念【G1】タイトルホルダー) |
阪神で開催された2015~2023年のタイム | |
(過去9年) | 平均タイム2:13.3 |
レコードタイム | 2:09.7 (2022年 タイトルホルダー) |
今年の宝塚記念は2年ぶりに従来の阪神開催となります。
スタート地点は外回りコースの4コーナー出口付近で、阪神芝2,000mのスタート地点を200m後方に下げた場所から発走します。
スタートから最初のコーナーまでの距離が長いことや下り傾斜が300m近く続く関係で、芝2,000mよりもペースは引きあがりやすいです。
初角に入ると、しばらくは平坦になるため、各馬はここで息を整えながら終盤に向かいます。
3~4コーナーは内回りコースを使用しますが、残り800mの標識辺りから下り傾斜に切り替わるのでペースが引きあがりやすいです。
しかしながら、最後の200mではスタート直後に駆け上がった急な上り坂が再び立ちはだかり、そこを乗り越えた先にゴール板が立っています。
阪神芝2,200mは序盤が流れやすいにもかかわらず、直線上の急坂を2度駆け上がるコース形態から、他の中距離コースと比較しても持久力が試されやすいです。
それでいて、例年の宝塚記念は芝の張替え前の梅雨時期開催ということでパワーが問われる舞台でした。
しかし、今年は例年より2週前倒しとなったため、かつてほど持久力が問われるか分かりません。
阪神開催2週目に行われることから、今後はスピード色の台頭が見られるかもしれませんよ。
阪神の芝2,200mはここをチェック!
- 瞬発力よりも持久力が試される
- スピードよりもスタミナとパワーが重要
- 高速馬場開催にはなりづらく、時計がかかりやすい
- 枠の影響は大きくない
- 逃げや先行馬が有利

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宝塚記念2025の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ベラジオオペラ | 牡5 | 58.0 | 横山和生 |
2 | ドゥレッツァ | 牡5 | 58.0 | 横山武史 |
3 | ローシャムパーク | 牡6 | 58.0 | 池添謙一 |
4 | プラダリア | 牡6 | 58.0 | 高杉吏麒 |
5 | チャックネイト | セ7 | 58.0 | D.レーン |
6 | ボルドグフーシュ | 牡6 | 58.0 | 内田博幸 |
7 | ジャスティンパレス | 牡6 | 58.0 | M.ディー |
8 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 58.0 | 北村友一 |
9 | ヨーホーレイク | 牡7 | 58.0 | 岩田望来 |
10 | リビアングラス | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 |
11 | ソールオリエンス | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
12 | メイショウタバル | 牡4 | 58.0 | 武豊 |
13 | アーバンシック | 牡4 | 58.0 | C.ルメール |
14 | ジューンテイク | 牡4 | 58.0 | 藤岡佑介 |
15 | ロードデルレイ | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 |
16 | ショウナンラプンタ | 牡4 | 58.0 | 幸英明 |
17 | レガレイラ | 牝4 | 56.0 | 戸崎圭太 |
宝塚記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 重 | 1 | 12 | ブローザホーン | 3 | 天皇賞(春)(G1) | 2 |
2 | 9 | ソールオリエンス | 7 | 大阪杯(G1) | 7 | |
3 | 3 | ベラジオオペラ | 5 | 大阪杯(G1) | 1 | |
2023 良 | 1 | 5 | イクイノックス | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) | 1 |
2 | 6 | スルーセブンシーズ | 10 | 中山牝馬ステークス(G3) | 1 | |
3 | 9 | ジャスティンパレス | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
2022 良 | 1 | 6 | タイトルホルダー | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 |
2 | 10 | ヒシイグアス | 5 | 大阪杯(G1) | 4 | |
3 | 7 | デアリングタクト | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 6 | |
2021 良 | 1 | 7 | クロノジェネシス | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) | 2 |
2 | 1 | ユニコーンライオン | 7 | 鳴尾記念(G3) | 1 | |
3 | 2 | レイパパレ | 2 | 大阪杯(G1) | 1 | |
2020 稍重 | 1 | 16 | クロノジェネシス | 2 | 大阪杯(G1) | 2 |
2 | 14 | キセキ | 6 | 天皇賞(春)(G1) | 6 | |
3 | 12 | モズベッロ | 12 | 天皇賞(春)(G1) | 7 | |
2019 良 | 1 | 12 | リスグラシュー | 3 | QE2世カップ(G1) | 3 |
2 | 1 | キセキ | 1 | 大阪杯(G1) | 2 | |
3 | 11 | スワーヴリチャード | 6 | ドバイシーマクラシック(G1) | 3 | |
2018 良 | 1 | 4 | ミッキーロケット | 7 | 天皇賞(春)(G1) | 4 |
2 | 13 | ワーザー | 10 | ライオンロックトロフィー(G3) | 6 | |
3 | 2 | ノーブルマーズ | 12 | 目黒記念(G2) | 2 | |
2017 稍重 | 1 | 11 | サトノクラウン | 3 | 大阪杯(G1) | 6 |
2 | 2 | ゴールドアクター | 5 | 天皇賞(春)(G1) | 7 | |
3 | 8 | ミッキークイーン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 7 | |
2016 稍重 | 1 | 16 | マリアライト | 8 | 目黒記念(G2) | 2 |
2 | 9 | ドゥラメンテ | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) | 2 | |
3 | 3 | キタサンブラック | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
2015 良 | 1 | 16 | ラブリーデイ | 6 | 鳴尾記念(G3) | 1 |
2 | 6 | デニムアンドルビー | 10 | 天皇賞(春)(G1) | 10 | |
3 | 1 | ショウナンパンドラ | 11 | ヴィクトリアマイル(G1) | 8 |
【G1馬】勝ち馬7頭がG1馬
年度 | 勝ち馬 | 主なG1勝ち鞍 |
2024 | ブローザホーン | なし |
2023 | イクイノックス | 有馬記念 |
2022 | タイトルホルダー | 天皇賞(春) |
2021 | クロノジェネシス | 有馬記念 |
2020 | クロノジェネシス | 秋華賞 |
2019 | リスグラシュー | エリザベス女王杯 |
2018 | ミッキーロケット | なし |
2017 | サトノクラウン | 香港ヴァーズ |
2016 | マリアライト | エリザベス女王杯 |
2015 | ラブリーデイ | なし |
過去10年の宝塚記念の勝ち馬7頭がG1馬でした。
宝塚記念は上半期の総決算ということで実力のある馬が集結します。
G1馬も多数参戦するため、強豪相手に勝ち切った経験のあるG1馬が優勝する傾向がありました。
今年の出走馬の中でG1馬は6頭いました。(かっこは主なG1勝ち鞍)
【年齢】勝ち馬はすべて4~5歳馬
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【3-2-6-27】 | 7.9% | 13.2% | 28.9% |
5歳 | 【7-4-4-42】 | 12.3% | 19.3% | 26.3% |
6歳 | 【0-3-0-23】 | 0.0% | 11.5% | 11.5% |
7歳 | 【0-1-0-20】 | 0.0% | 4.8% | 4.8% |
過去10年の宝塚記念の勝ち馬はいずれも4~5歳馬です。
相手候補を見ても、2着馬の6頭、3着馬は全頭4~5歳馬でした。
好走率も6歳以上の馬と比較すると高い水準なので、若い馬の活躍が目立っています。
今年の出走馬の中で4歳馬と5歳馬はそれぞれ5頭いました。
なお、6歳以上で2着入りした4頭のうちの3頭はG1馬で、残りのヒシイグアスも過去にG1で2着入りしていました。
G1連対歴のない6歳以上の馬は全滅しているので、参考にしたいです。
今年の出走馬の中でG1連対歴のない6歳以上の馬は4頭いました。
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宝塚記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-2-0-6】 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 【2-0-3-5】 | 20.0% | 20.0% | 50.0% |
3番人気 | 【3-0-0-7】 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
4番人気 | 【0-0-2-8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
5番人気 | 【0-2-1-7】 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
6~8番人気 | 【3-3-1-23】 | 10.0% | 20.0% | 23.3% |
9番人気以下 | 【0-3-3-64】 | 0.0% | 4.3% | 8.6% |
上位人気馬は幅広く好走
過去10年の宝塚記念の上位人気馬を見てみると、1~3番人気はそれぞれ単勝率が20~30%で拮抗しています。
複勝率を見てみると、1~5番人気まで20~50%でした。
一部の人気が好成績を残しているわけではなく、全体的に安定して結果を残していることから、人気はそこまで気にしなくても良さそうです。
重賞馬以外の6番人気以下の馬は消したい
過去10年の宝塚記念で6番人気以下の馬は13頭馬券に絡みました。
過去10開催のうちの8開催で6番人気以下の馬は馬券に絡んでいるので、伏兵の台頭も目立つレースと言えるでしょう。
なお、好走した13頭のうち、2018年のノーブルマーズを除いた12頭が重賞馬でした。
重賞勝ち鞍のない人気落ちの馬は評価を下げても良さそうです。
今年の出走馬の中で重賞勝ち鞍のない馬は3頭いました。
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宝塚記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-2-2-15】 | 0.0% | 13.3% | 26.7% |
2枠 | 【1-1-2-12】 | 6.3% | 12.5% | 25.0% |
3枠 | 【2-2-1-11】 | 12.5% | 25.0% | 31.3% |
4枠 | 【0-0-1-17】 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
5枠 | 【1-2-1-15】 | 5.3% | 15.8% | 21.1% |
6枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
7枠 | 【0-2-1-19】 | 0.0% | 9.1% | 13.6% |
8枠 | 【6-0-1-17】 | 25.0% | 25.0% | 29.2% |
大当たりの8枠
過去10年の宝塚記念の勝ち馬6頭が8枠の馬でした。
8枠は全枠順の中でも特に勝ち馬が多く出ています。
京都で開催された昨年の宝塚記念においても8枠のブローザホーンが優勝しているので開催場所問わず8枠が強いです。
今年から開催2週目に行われるので、以前よりも傾向が変わる可能性がありますが、コース自体に変更はないので8枠に入った馬は評価を上げても良いかもしれません。
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宝塚記念の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
天皇賞(春) | 【3-3-3-30】 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
大阪杯 | 【2-3-2-19】 | 7.7% | 19.2% | 26.9% |
ドバイシーマC | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
ドバイターフ | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
クイーンエリザベスS | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
エプソムC | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
日経賞 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8開催で馬券に絡んだ天皇賞(春)組
過去10年の宝塚記念で前走が天皇賞(春)だった馬は【3-3-3-30】でした。
母数のわりに好走率は安定しています。
また、過去10開催のうちの8開催で前走天皇賞(春)だった馬は1頭以上馬券に絡んでいるので、有力ステップと考えたいです。
今年の出走馬の中で前走が天皇賞(春)だった馬は4頭いました。(かっこは前走着順)
大阪杯組は前走人気もポイント
過去10年の宝塚記念で馬券に絡んだ7頭の馬が前走大阪杯から挑んでいました。
前走大阪杯組は天皇賞(春)組と同じくらい好走率は高く、有力ステップです。
ただし、好走した7頭はいずれも前走大阪杯で2~5番人気に支持されていた馬でした。
前走大阪杯において1番人気に支持された馬や6番人気以下の馬はすべて着外に沈んでいるので、大阪杯組を予想する際は前走人気にも注目したいです。
今年の出走馬の中で、前走が大阪杯だった馬の人気と着順をまとめました。
前走海外はドバイシーマクラシック組に注目したい
過去10年の宝塚記念で前走が海外競馬だった馬は【3-2-1-21】でした。
内訳を見てみると、馬券に絡んだ4頭が前走ドバイシーマクラシックで、ドバイターフ組やクイーンエリザベスステークス組の好走はありません。
前走海外だった馬の中から好走馬を探す際はレース名にも注目したいです。
今年の出走馬の中で前走が海外競馬だった馬をまとめました。
宝塚記念の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【3-2-4-18】 | 11.1% | 18.5% | 33.3% |
2着 | 【4-2-1-10】 | 23.5% | 35.3% | 41.2% |
3着 | 【1-0-1-12】 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
4着 | 【1-1-0-12】 | 7.1% | 14.3% | 14.3% |
5着 | 【0-0-0-14】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9着 | 【1-4-4-36】 | 2.2% | 11.1% | 20.0% |
10着以下 | 【0-1-0-17】 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
前走連対馬の好走率が高い
過去10年の宝塚記念の勝ち馬6頭、2~3着馬9頭が前走レースで1~2着に入線していました。
前走1~2着に入線していた馬は3着以下と比較しても好走率は非常に高いです。
宝塚記念は前走上位入選した馬が再度結果を残す傾向が強いため、前走着順も予想の指標に役立てるでしょう。
今年の出走馬の中で前走1~2着入線していた馬は4頭いました。
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宝塚記念2025全頭考察
今年の宝塚記念は多くの重賞馬に恵まれ、グランプリレースにふさわしい面子が揃いました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
宝塚記念(G1)と次回しがらきS(G3)と府中牝馬S(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
ジャスティンパレス
- 天皇賞春 (G1) 2023年
- 阪神大賞典 (G2) 2023年
- 神戸新聞杯 (G2) 2022年
一昨年の天皇賞(春)を勝利したジャスティンパレスも参戦します。
3歳秋や4歳春の段階ではステイヤーとしての素質を見せていましたが、同年秋の天皇賞(秋)では長く鋭い脚を使って2着入りしているので中距離の適性も高いです。
末脚にも期待できる馬で、常に安定して掲示板入りしていました。
ただ、今年は6歳ということでいい時期ほど結果は残せていません。
それでも安定して平均以上の着順には入線していますが、早熟傾向にあるディープインパクト産駒ということで、もっとも良かった4歳のころと比較するとさすがにパフォーマンスは落としているでしょう。
前走天皇賞(春)は仕掛けどころを誤って苦しくなりましたが、ジャスティンパレスにとって相当タイトなレースだったのでその反動があるかもしれません。
高速馬場が得意なので例年よりも2週前倒しで開催する点は良いですが、それ以外に2年前ほど好材料があるかというと悩ましいところです。
よっぽど追い切りで見栄えしない限り、今後は様子を見たい1頭です。
ジューンテイク
- 京都新聞杯 (G2) 2024年
昨年の京都新聞杯を押し切ったジューンテイクも参戦します。
勝利した京都新聞杯は8番人気の低評価でしたが、最内を器用に立ち回り、経済コースを上手く使って完勝しました。
同年神戸新聞杯も逃げたメイショウタバルには届きませんでしたが、それでも2着に入線しているように、同世代相手に力を証明しています。
過去の戦績を見てみると、芝2,200mは【1-2-0-0】なので距離適性にも期待できるでしょう。
前走のエプソムカップは16着に敗れていましたが、休み明け+屈腱炎明けなので度外視でもいいです。
今回は叩き2戦目ということでエプソムカップよりは状態が良くなってほしいところです。
ただ、今回は実力馬が集結する舞台ということで、相手関係を見たときにどこまでやれるかがポイントです。
神戸新聞杯も京都新聞杯も1枠発走が功を奏しましたし、その中で神戸新聞杯においてはメイショウタバルに届かなかったので、それ以上に強力なメンバーが集結する中でどこまで上位争いできるか、少し難しそうです。
今年の面子を見る限り、キレ勝負の台頭も難しそうなので、できれば神戸新聞杯のように、馬場が重たくなって持久力勝負になったほうがチャンスはあるかもしれません。
シュヴァリエローズ
- 京都大賞典 (G2) 2024年
- ステイヤーズS (G2) 2024年
昨年の京都大賞典とステイヤーズステークスを勝利したシュヴァリエローズも参戦します。
初重賞制覇となった昨年の京都大賞典は流れる中で脚を伸ばして優勝し、ステイヤーズステークスも前目で競馬を行いながら、直線で早めに抜け出して押し切りました。
早熟傾向のあるディープインパクト産駒ですが、6歳の下半期で調子を引き上げたのは良くも悪くも驚きです。
ただ、今年の2戦はどちらも掲示板外に沈んでいます。
日経賞は苦手とする稍重だったので致し方ない感じはしましたが、天皇賞(春)も直線勝負で思ったより伸びませんでした。
キレはないのでもう少し早めに前のポジションを付けていれば結果は違っていたかもしれませんが、それでも得意とする長距離で目立たなかった点は気になります。
今回は距離を大きく縮小する形となりますが、中距離自体は問題ないでしょう。
ただ、相手関係は勝利した京都大賞典やステイヤーズステークスとは比べものにならないほど強力なので、その中でどこまでやれるか、ポテンシャル面で通用するかどうかが課題となりそうです。
今回は見送る形で考えています。
ショウナンラプンタ
- ゆきやなぎ賞 (1勝クラス) 2024年
主な勝ち鞍こそ1勝クラス止まりですが、重賞の舞台で度々馬券に絡み、前走の天皇賞(春)でも3着入線しました。
昨年の菊花賞4着を見ても分かるように、スタミナ量には定評があるタイプで、今年の阪神大賞典は後ろすぎて人気を裏切る4着でしたが、天皇賞(春)では最初は後ろでしたが1週目のスタンド前でポジションを一つ上げて中団やや後ろに前進し、2週目の3~4コーナーで大外から前に進出し、3着になだれ込みました。
上位2頭には着差を付けられたものの、早めのポジション確保が出し切れた形となるので、早めにポジションを確保できた武豊騎手の好騎乗も好走につながったと思います。
今回は距離を短縮する形となりますが、芝2,200mは【0-1-1-0】と崩れていません。
ただ、今回テン乗りで騎乗する幸騎手は過去10年の宝塚記念で6戦全敗でした。
騎手目線で見たら近2戦でコンビを組んだ武豊騎手が引き続き騎乗してもらいたかったです。
それでも距離適性はこの宝塚記念の方が合いそうですし、タフさが求められる条件もショウナンラプンタにとっては追い風でしょう。
相手は強力なので上位争いできるか分かりませんが、条件的にはかみ合いそうです。
ソールオリエンス
- 皐月賞 (G1) 2023年
- 京成杯 (G3) 2023年
一昨年の皐月賞で重馬場を苦にしない豪快な差し切りを見せたソールオリエンスは昨年の宝塚記念で2着入りしました。
皐月賞を最後、しばらく勝ち星から遠ざかっていましたが、昨年の宝塚記念は皐月賞同様重馬場が味方して、大外から脚を伸ばして久々に連対圏に入線しました。
これまでの戦績を見ると、馬場に大きく左右されるタイプで、時計の出る良馬場よりもタフな重馬場のほうがはるかに相性は良いです。
今年の京都記念はタフな稍重で人気を裏切る5着でしたが、ここは川田騎手の仕掛けどころが甘い中、最後まで伸びているのでもう少しまともならさらなる上位にも期待できたでしょう。
幸いにも週の初めの段階で週末の阪神競馬界隈は雨マークが付いているので、ソールオリエンスからしたら追い風です。
馬場に依存するタイプなので、天気や馬場傾向を見ながら最終判断を下したいです。
ダノンベルーガ ※取消
- 共同通信杯 (G3) 2022年
ダノンベルーガはイクイノックスやドウデュースと同期の馬で、皐月賞や日本ダービーでも上位人気に支持されていました。
しかしながら、2022年の共同通信杯を最後、勝ち星から遠ざかっています。
近走を見てもそこまで目立つものではありませんし、過去の戦績を見てみると、芝2,000m以上の勝利はありません。
今回の宝塚記念は芝2,200mなので距離が持つか分かりませんし、阪神の芝2,200mは数値以上にタフになりやすいため、スタミナ色の強くないダノンベルーガにとって相性がいいかというと微妙です。
距離で言うと芝1,800mくらいがベストだと思いますし、左回り【2-1-2-6】に対して右回りは【0-0-0-3】なので最良の条件ではありません。
1週前の追い切りで時計を出しているので少し調子を引き上げているようにも見えますが、東京コースの方が合うタイプなので、ここは様子を見たいです。
チャックネイト
- AJCC (G2) 2024年
チャックネイトは昨年のアメリカジョッキークラブカップでしぶとく脚を使って勝ち切った馬です。
勝利したAJCCは開催最終週の不良馬場ということで、消耗戦に近い条件下でした。
その中で先行しながらしぶとく脚を使えたのでタフな馬場で力強い競馬を見せています。
前走の日経賞も良馬場巧者のアーバンシックやシュヴァリエローズが苦戦する中、チャックネイトは内から差し脚を伸ばして先に抜け出したマイネルエンペラーにクビ差まで詰め寄りました。
近走内容を見る限り、良馬場よりもタフ馬場のほうが相性はいいので、先に取り上げたソールオリエンス同様、週末の雨は追い風といえるでしょう。
7歳馬にして初めての阪神となりますが、芝2,200mは【3-1-2-1】と相性がいいので適性がかみ合えば力は発揮できそうです。
ドゥレッツァ
- 菊花賞 (G1) 2023年
一昨年の菊花賞を優勝し、昨年は海外競馬も挑戦したドゥレッツァも参戦します。
古馬になってからは勝利を掴めていませんが、金鯱賞ではトップハンデ59キロを背負いながらもヨーホーレイクやハヤヤッコ、アラタといった後に重賞タイトルを手にする馬相手に先着しました。
天皇賞(春)は15着でしたが、これは熱中症が影響したようですし、それ以降は崩れていません。
昨年のジャパンカップも超スローペースも味方しましたが、シンエンペラーと同着2着と高いレベルで安定しています。
前走ドバイシーマクラシックも上位2頭には完敗でしたが3着でしたし、近走あまり目立たないものの、G1の大舞台でも菊花賞馬らしい能力の高さを証明していました。
今回は海外帰り初戦となりますが、昨年のジャパンカップがイギリスから帰ってきたばかりで2着なので、ドゥレッツァは海外帰り初戦でもパフォーマンスを発揮できます。
脚質的にも今年は差しや追込馬が多い中で、先行できるので前残りの展開に持っていくことも可能でしょう。
理想としては菊花賞でコンビを組んだルメール騎手に騎乗してもらいたかったのですが、スタミナも豊富なのでタフな阪神芝2,200mでも出し切れそうですし、これまでの戦績を振り返ってみても、十分通用すると思います。
プラダリア
- 京都記念 (G2) 2024年
- 京都大賞典 (G2) 2023年
- 青葉賞 (G2) 2022年
G2レースを3勝しているプラダリアが今年も宝塚記念に参戦します。
これまで手にした3つの重賞タイトルの内、ふたつが京都のものなので京都巧者の馬です。
昨年京都で代替開催された宝塚記念にいても4着入線しているように、京都では高い実績を残していました。
そういった意味では、本来の阪神に戻るのはこの馬にとって少しマイナスかもしれません。
近年は結果を残せていないのも気になるところです。
前走天皇賞(春)は2週目の4コーナーの段階で手応えが怪しかったので、距離が長すぎた可能性はありますし、その前の京都記念はプラダリアにとって不向きな差しの競馬を行おうとして伸びていなかったので位置取りが大きな敗因でした。
しかし、昨年の京都大賞典が先行から粘ろうとしたものの、失速しています。
ハイペース競馬で先行は厳しかった可能性はありますが、前年の宝塚記念も流れた中で人気以上の走りを見せていたので、得意の京都で苦戦しているところを見る限り、衰えがあるかもしれません。
これまでの戦績を見る限り、京都で代替開催された昨年の方がチャンスはあったと思いますし、現在の下り曲線に入っているプラダリアが大舞台で勝ち切るのは容易ではないでしょう。
馬場が重くなれば出し切れる可能性はありますが、他に面白い重馬場巧者も何頭かいるので、よっぽど追い切り映えしない限りは無印で考えています。
ボルドグフーシュ
- 一宮特別 (1勝クラス) 2022年
ボルドグフーシュはかつて有馬記念や菊花賞で2着入りした馬です。
3歳時のパフォーマンスを見る限り、古馬になってからの活躍にも期待したいところでしたが、屈腱炎のために1年半も休養を余儀なくされました。
昨年11月末に開催されたチャレンジカップで復帰しましたが、直近3戦はいずれも馬券外に沈んでいます。
前走の大阪杯も状態は良くなっていましたが、最内枠からの競馬で出し切るのが難しかったと思います。
状態は上がってきている意味では、好走にも期待したいです。
ただ、菊花賞や有馬記念の内容を見る限り、もっと距離があっても良さそうです。
そういう意味では天皇賞(春)で見たかった馬ですが、芝2,200mでも【1-0-2-1】なので、大阪杯よりもチャンスはあるでしょう。
騎乗する内田騎手は近年結果を残していませんが、かつてはゴールドシップやエイシンデピュティで宝塚記念を勝利しているので、その時の手腕を発揮してくれれば、伏兵として台頭できるのではないでしょうか。
リビアングラス
- 八坂S (3勝クラス) 2025年
今年の八坂ステークスを勝利してオープン入りを果たしたリビアングラスも参戦します。
条件戦を上がってからも、京都記念で2着、日経賞も勝ち馬マイネルエンペラーとタイム差0.1秒差の4着なので、重賞でも上位争いしていました。
2年前の菊花賞においても人気以上の粘りで4着なので重賞級の実力が垣間見られましたが、この2戦を見ても能力の高さは健在です。
脚質としても今年の宝塚記念は差し&追込馬が多い中での先行馬なので、自身の競馬は行いやすいでしょう。
芝2,200mも【2-1-1-0】なので距離も問題ありません。
ただ、重賞未勝利ということで相手は強いですし、重賞の好走を見てみると、いずれもスローで余力を残しながら立ち回ることができました。
今回の阪神芝2,200mは最初のコーナーまでの距離が長い上、スタートから300mほどは下り坂なので距離のわりに流れやすいです。
さらに、今年は逃げ筆頭候補のメイショウタバルが飛ばす可能性もあります。
一応、2年前の阿賀野川特別ではハイペースの逃げで押し切っていますが、下した相手を見てみるとクラス戦で苦戦している馬が多いので、相手が楽だった可能性もあります。
リビアングラスはハイペースよりもスローの方が相性はいいので、コースやメイショウタバルの存在を考えたら、ベストは尽くしづらいのではないでしょうか。
ローシャムパーク
- オールカマー (G2) 2023年
- 函館記念 (G3) 2023年
重賞2勝馬で昨年の大阪杯やブリーダーズカップターフで2着入りしたローシャムパークも参戦します。
小回りコースで強い走りを見せており、昨年の大阪杯は後ろからの競馬になりながらも、向こう正面で早めに押し上げ、最後までベラジオオペラと叩き合って惜しい2着でした。
勝ち切れませんでしたが長く脚を使って僅差の2着は大健闘と言えますし、強い走りができています。
昨年のブリーダーズカップターフも出遅れながらも向こう正面で早めに仕掛けて惜しい2着なので、スタミナ量は相当なものを秘めています。
前走のクイーンエリザベスステークスは伸びを欠きましたが、慣れないオーストラリア競馬の稍重だったので条件も良くなかったかもしれません。
脚色としては小回りの方が合うタイプなので阪神内回りは良いでしょうし、芝2,200mも【1-0-1-1】と健闘しています。
また、今回テン乗り騎乗する池添騎手が宝塚記念と相性が良いのもポイントが高いです。
今回はそこまで人気しないと思いますが、騎手妙味も強いですし、穴馬としては面白い1頭なので、追い切り内容が良ければ印を考えたいです。
ロードデルレイ
- 日経新春杯 (G2) 2025年
デビューから常に安定した走りを見せていたロードデルレイは前走の大阪杯で2着入りし、G1の舞台でも能力の高さを証明しました。
前走の大阪杯は7枠からの発走で中団後ろから脚を溜め、直線では馬場の外目から一気を仕掛けて先に抜け出したベラジオオペラに1馬身差まで迫って2着入りしました。
この大阪杯は内で脚を伸ばしたヨーホーレイクやエコロヴァルツが3~4着に入線していることから、内有利の展開でしたが、1頭大外から脚を伸ばして2着入りしているので着順以上にやれています。
そこまで実績のない右回りでやれたのも評価したいですし、引き続き阪神開催の宝塚記念でも出し切れる可能性は高いでしょう。
これまでのレース内容を見てみると、芝2,000mがベストなようにも見えますが、中京で代替開催された今年の日経新春杯では2分9秒8の好時計で優勝していますし、距離も問題ありません。
時計勝負にも強いですし、開催2週目に前倒しになる今年の宝塚記念もこの馬にとっては追い風です。
ただ、パフォーマンスとしては乾いた良馬場のほうがいいので、週末の雨予報はマイナスです。
週末の天気や馬場次第で印を考えたいです。
宝塚記念2025の騎手予想
宝塚記念2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。

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宝塚記念2025追い切り評価
宝塚記念2025追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
宝塚記念の予想の参考にしてみてください!