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【オークス2023予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで狙いたい2頭はこちら!

オークス2023予想

オークス2023予想の最終買い目を更新しました!

オークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

オークスの予想ポイント

  • 小柄な馬が強い、480キロ以上は勝ち馬なし
  • 差し馬が好走、逃げ馬は全頭着外
  • 勝ち馬は1~3番人気から予想
  • 三連系は人気落ちの重賞馬とリステッド勝ち馬に注視
  • 前走が桜花賞、フローラS組が馬券の中心

うましるの管理人です!

まずは、先週開催された重賞予想で的中したレースがあったので買い目と結果を発表いたします!

ヴィクトリアマイル

着順予想結果人気
1着△連下6ソングライン4番人気
2着◎本命16ソダシ3番人気
3着〇対抗2スターズオンアース1番人気

馬連19.6倍!
三連複17.2倍を的中!!

事前に堅く決まると予想しましたが、レースを振り返ると4番人気⇒3番人気⇒1番人気で決着がつき、見解通りの決着となりました!

京王杯スプリングカップ

着順予想結果人気
1着◎本命12レッドモンレーヴ2番人気
2着×無印10ウインマーベル7番人気
3着×無印15ダディーズビビッド6番人気

単勝5.2倍を的中!

土曜日は雨こそ降っていましたが、時計の出やすい高速馬場で行われました。

雨でそこまで時計の出ない馬場を想定していたので完全に読みが外れてしまいました…。

それでもレッドモンレーヴが出し切って勝利してくれたため、単勝のみですが的中となりました。

今週はクラシックレースのオークスが開催されます!

そして、京都ではダート重賞の平安ステークスも開催されますよ!

今週は2重賞のみなのでオープン競走のメイステークスのデータもまとめました!

今週もよろしくお願いいたします!

ここからはオークスの予想をみていきましょう!

目次(読みたい項目をタップ)

オークス2023の概要

オークスは東京競馬場で開催される3歳牝馬のクラシック競走です。

クラシック競走とは、競馬発祥の国であるイギリスで行われているレースを日本風にアレンジしたものです。

具体的には「皐月賞・桜花賞・ダービー・オークス・菊花賞」の5つが該当し、オークスはクラシック競走のひとつに挙げられます。

(ちなみに牝馬三冠最後のレースである秋華賞はクラシック競走ではありません。)

牝馬にとっては生涯で1度しか出走できないレースなので世代の頂点を決める意味でも注目度は非常に高いです。

長い歴史の中には数多くの牝馬がこの舞台を制しました。

2000年以降で見ると、名牝ブエナビスタやジェンティルドンナ、アーモンドアイにデアリングタクトといった名馬がこの舞台を制しています。

そんなオークスですが舞台となる芝2,400mはほとんどの牝馬が経験したことがない距離です。

桜花賞と比較すると4ハロン(800m)も距離が延長しているため、距離適性が非常に重要です。

競走馬を管理する調教師からしてもこの問題は避けられず、桜花賞で結果を残した馬でもオークスの距離を考慮して出走を取りやめる人も少なくありません。

しかしながら、伝統あるクラシック競走なので距離さえ持つのであればほとんどの陣営は出走を決めます。

今年もリバティアイランドを筆頭に、有力馬が多数そろいました。

オークスとは「樫(かし)の木」のことを指します。

ここを制して樫の女王の座を手にするのはどの馬か、注目です。

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【過去5年】オークス 2018~2022|JRA公式

オークス2023の開催内容

開催日5月21日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場東京競馬場 東京11R
コース芝2,400m
性齢3歳牝馬
斤量定量
1着賞金1億5000万円

オークス2023が開催される東京の芝2,400mの特徴

東京競馬場 芝2400mのコースで特徴を解説
スタート地点スタンド前坂の頂上
コース左回り
Bコース使用
1周の距離2,101.9m
直線距離525.9m
高低差2.7m
フルゲート18頭

東京芝2,400mはオークスだけではなく、日本ダービーやジャパンカップといった主要レースで使用されるコースです。

スタート地点はスタンド前の上り傾斜の頂上付近です。

スタートから最初のコーナーまでは約350mです。

1.2コーナーは大回りコースでやや下り傾斜となっていますが、まだまだ先は長いためゆったりとレースを運びます。

向こう正面は約450mで、若干の起伏を超えながら3.4コーナーに向かいます。

3.4コーナーも1.2コーナー同様大回りのカーブを描いていますが、後半ということでこのあたりからペースアップする馬は少なくありません。

また、4コーナーの途中に3ハロン標識が立っているため、直線に入る前に各馬はペースを引き上げます。

最後の直線は約525mです。

直線上には高低差2.1mの緩やかな上り坂があります。

坂を駆け上がったらゴールまでの300mは平たんな道のりで、各馬は最高速度をキープしながらゴールを目指しますよ。

東京の芝2,400mは中距離レースの代表的なコースです。

逃げも先行も差しもどんな脚質の馬でも好走していて極端に有利不利がないです。

最後の直線は新潟に次いで長く、脚を長くいかせられるのも特徴ですね。

オーソドックスなコースゆえ、スピードとスタミナ、パワーの3拍子が揃った馬が好走していますよ。

東京の芝2,400mはここをチェック!

  • ダービー、オークス、ジャパンカップの舞台
  • 実力が反映されやすい舞台
  • まぐれが少ないコース
  • 差しや追い込みが決まりやすい
  • 外人騎手が好調
  • スロー競馬、上がり勝負になりやすい

オークス2023の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1ラヴェル牝355.0坂井瑠星
2ライトクオンタム牝355.0田辺裕信
3キタウイング牝355.0杉原誠人
4キミノナハマリア牝355.0三浦皇成
5リバティアイランド牝355.0川田将雅
6ゴールデンハインド牝355.0菅原明良
7ヒップホップソウル牝355.0津村明秀
8レミージュ牝355.0荻野極
9コナコースト牝355.0D.レーン
10ソーダズリング牝355.0武豊
11ミッキーゴージャス牝355.0戸崎圭太
12ハーパー牝355.0C.ルメール
13ドゥーラ牝355.0斎藤新
14ペリファーニア牝355.0横山武史
15エミュー牝355.0M.デムーロ
16ドゥアイズ牝355.0吉田隼人
17シンリョクカ牝355.0吉田豊
18イングランドアイズ牝355.0横山和生

オークスの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
118スターズオンアース3桜花賞(G1)1
22スタニングローズ10フラワーC(G3)1
38ナミュール4桜花賞(G1)10
2021
19ユーバーレーベン3フローラS(G2)3
27アカイトリノムスメ2桜花賞(G1)4
38ハギノピリナ16矢車賞(1勝クラス)1
2020
14デアリングタクト1桜花賞(G1)1
216ウインマリリン7フローラS(G2)1
37ウインマイティー13忘れな草賞(L)1
2019
113ラヴズオンリーユー1忘れな草賞(L)1
210カレンブーケドール12スイートピーS(L)1
32クロノジェネシス2桜花賞(G1)3
2018
113アーモンドアイ1桜花賞(G1)1
21リリーノーブル4桜花賞(G1)3
32ラッキーライラック2桜花賞(G1)2
2017
12ソウルスターリング1桜花賞(G1)3
21モズカッチャン6フローラS(G2)1
316アドマイヤミヤビ2桜花賞(G1)12
2016
13シンハライト1桜花賞(G1)2
213チェッキーノ2フローラS(G2)1
314ビッシュ5フローラS(G2)5
2015
110ミッキークイーン3忘れな草賞(OP)1
214ルージュバック1桜花賞(G1)9
317クルミナル6桜花賞(G1)2
2014
19ヌーヴォレコルト2桜花賞(G1)3
210ハープスター1桜花賞(G1)1
35バウンスシャッセ3皐月賞(G1)11
2013
13メイショウマンボ9桜花賞(G1)10
213エバーブロッサム5フローラS(G2)2
35デニムアンドルビー1フローラS(G2)1

【馬体重】小柄な馬が強い

馬体重成績単勝率連対率複勝率
419キロ以下【0-0-1-14】0.0%0.0%6.7%
420~439キロ【2-0-3-30】5.7%5.7%14.3%
440~459キロ【2-3-1-45】3.9%9.8%11.8%
460~479キロ【6-6-3-35】12.0%24.0%30.0%
480~499キロ【0-1-1-15】0.0%5.9%11.8%
500キロ以上【0-0-1-8】0.0%0.0%11.1%

過去10年のオークスの好走馬を馬体重別にまとめました。

もっとも好走しているのが馬体重460キロから479キロの馬です。

三冠馬アーモンドアイやデアリングタクトもオークスは馬体重466キロで挑んでいました。

それ以外のデータを見てみると、斤量420~439キロの馬が2勝、同じく440~459キロの馬も2勝していました。

対して斤量が480キロ以上の馬は1頭も勝ち馬がいません。

それどころか26頭中3頭しか3着内に入選していませんでした。

オークスの舞台である芝2,400mはすべての牝馬が経験したことがない距離です。

この時期の牝馬にとっては長距離レースともいえる舞台なので、無駄な筋肉はスタミナの消費につながります。

オークスでは馬体の軽い馬のほうが好走していますよ。

レース当日の馬体重はチェックしておきたいですね。

今年の出走馬を前走の斤量別にまとめました。

★前走馬体重460~479キロ
ソーダズリング(470キロ)
ドゥーラ(472キロ)
ハーパー(462キロ)
リバティアイランド(466キロ)

◆前走馬体重459キロ以下
イングランドアイズ(432キロ)
エミュー(418キロ)
キタウイング(432キロ)
コナコースト(454キロ)
シンリョクカ(434キロ)
ドゥアイズ(448キロ)
ミッキーゴージャス(436キロ)
ライトクオンタム(428キロ)
ラヴェル(446キロ)
レミージュ(428キロ)

〇前走馬体重480キロ以上
キミノナハマリア(492キロ)
ゴールデンハインド(486キロ)
ヒップホップソウル(490キロ)
ペリファーニア(490キロ)

【脚質】逃げ馬は全頭着外

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【0-0-0-10】0.0%0.0%0.0%
先行【1-5-1-30】2.7%16.2%18.9%
差し【7-3-9-62】8.6%12.3%23.5%
追込【2-2-0-45】4.1%8.2%8.2%

過去10年のオークスの好走馬を脚質別に見てみると、もっとも活躍していたのは差し馬でした。

単勝率と複勝率は全脚質のなかでもトップです。

先行馬と追い込み馬は差し馬ほどではありませんが、合計3頭の勝ち馬がでていました。

対して、結果を残していないのが逃げ馬です。

逃げ馬は過去10頭すべて着外に敗れていたのです。

オークスでは差し馬がもっとも活躍しやすく、逃げ馬は大苦戦していました。

今年の出走馬で逃げそうな馬は2頭いました。

・ゴールデンハインド
・レミージュ

【所属】関東輸送未経験の関西馬は割引

所属成績単勝率連対率複勝率
関東馬(美浦)【5-6-2-64】6.5%14.3%16.9%
関西馬(栗東)【5-4-8-83】5.0%9.0%17.0%

過去10年のオークスの好走馬を所属別にまとめました。

関東馬と関西馬はそれぞれ5勝ずつしていました。

連対率こそ関東馬のほうが高いですが、単勝率と複勝率にほとんど差はありません。

なお、好走した関西馬の多くは関東の競馬場(東京・中山)に出走した経験がありました。

2022年のアートハウス(2番人気)や2016年のアットザシーサイド(4番人気)のように、オークスで初めて長距離輸送を行った関西馬は凡走しています。

デアリングタクトやラヴズオンリーユーのように、初輸送で結果を残している馬もいましたが、これらの馬はオークス以外のG1タイトルもつかんだ一流馬でした。

関東馬と関西馬に差はありませんが、関西馬に関しては初めて長距離輸送する馬は評価を下げてもよいかもしれませんよ。

今年の出走馬で関東圏のレース経験がない関西馬は3頭いました。

・コナコースト
・ドゥーラ
・レミージュ

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オークスの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-2-1-2】50.0%70.0%80.0%
2番人気【1-2-3-4】10.0%30.0%60.0%
3番人気【3-0-1-6】30.0%30.0%40.0%
4~6番人気【0-3-3-24】0.0%10.0%20.0%
7~9番人気【1-1-0-28】3.3%6.7%6.7%
10番人気以下【0-2-2-83】0.0%2.3%4.6%

近9開催の勝ち馬は1~3番人気

過去10年のオークスの勝ち馬を見てみると、2013年度のメイショウマンボ(9番人気)の年を除いた9開催で1~3番人気の馬が勝利していました。

特に1番人気は5勝していて優秀です。

ただし、近2開催は1番人気馬が馬券外に敗れています。

代わって、近2開催で台頭したのはいずれも3番人気の馬でした。

オークスは1~3番人気に支持された馬を1着軸に置きたいですね。

重賞&リステッド競走好走馬は台頭しやすい

年度着順馬名人気主な勝ち鞍
20131着メイショウマンボ9番人気フィリーズR(G2)
20192着カレンブーケドール12番人気スイートピーS(L)
20203着ウインマイティー13番人気忘れな草賞(L)
20213着ハギノピリナ16番人気矢車賞(1勝)
20222着スタニングローズ10番人気フラワーC(G3)

過去10年のオークスでは9番人気以下の馬が5頭3着内に入選しています。

特に近4開催は毎年1頭ずつ二けた人気の馬が馬券に絡んでいて、三連系馬券を購入する際は注視したいポイントです。

9番人気以下で馬券に絡んだ5頭を見てみると、2021年のハギノピリナを除いた4頭がそれまでに重賞もしくはリステッド競走を勝利していました。

たとえ人気落ちでも重賞やリステッドレースで勝利していた馬はオークスで激走する可能性がありますよ。

余談ですが、ハギノピリナを除いた4頭はその後重賞路線でも結果を残している馬ばかりで、オークスの結果はフロックではなかったのです。

今年の出走馬で重賞もしくはリステッド競走で勝利経験のあった馬は8頭いました。(かっこ内は主な勝ち鞍)

エミュー
(フラワーカップ【G3】)

キタウイング
(フェアリーステークス【G3】)

ゴールデンハインド
(フローラステークス【G2】)

ドゥーラ
(札幌2歳ステークス【G2】)

ハーパー
(クイーンカップ【G3】)

ライトクオンタム
(シンザン記念【G3】)

ラヴェル
(アルテミスステークス【G3】)

リバティアイランド
(桜花賞【G1】)

オークスの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-3-2-14】5.0%20.0%30.0%
2枠【3-0-0-15】16.7%16.7%16.7%
3枠【0-0-2-17】0.0%0.0%10.5%
4枠【0-1-3-16】0.0%5.0%20.0%
5枠【3-2-0-15】15.0%25.0%25.0%
6枠【0-0-0-20】0.0%0.0%0.0%
7枠【2-3-1-24】6.7%16.7%20.0%
8枠【1-1-2-26】3.3%6.7%13.3%

6枠は死に目…?

過去10年のオークスの好走馬を枠順別にまとめました。

6枠はこれまで20頭の馬が出走しましたが1頭も馬券に絡めていません。

ただし、6枠に入った馬は13頭が二桁人気の馬だったのでたまたま能力の低い馬が6枠に集中した可能性もあります。

2021年のソダシ(1番人気)や2016年のエンジェルフェイス(3番人気)のように、人気馬が凡走する例もありましたが、全体的に見ると、能力の劣った馬が集中していた可能性も否めないでしょう。

人気落ちの馬が6枠に入ったら消しでよさそうですが、強い馬が入った場合は見直してもよいかもしれません。

ちなみに、前後の5枠と7枠は全枠順の中でも好走傾向にあります。

今年のオークスで6枠に入った馬はミッキーゴージャスハーパーです。

オークスの過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
桜花賞(G1)【7-4-5-62】9.0%14.1%20.5%
忘れな草賞(L)【2-0-1-9】16.7%16.7%25.0%
フローラS(G2)【1-4-2-38】2.2%11.1%15.6%
スイートピーS(L)【0-1-0-13】0.0%7.1%7.1%
フラワーC(G3)【0-1-0-8】0.0%11.1%11.1%

桜花賞組が中心

過去10年のオークスの勝ち馬7頭が前走桜花賞でした。

また、過去10開催はいずれも桜花賞に出走していた馬が馬券に絡んでいます。

桜花賞組は最低1頭以上馬券に絡めましょう。

今年の出走馬で桜花賞に出走していた馬は11頭います。

リバティアイランド(1着)
コナコースト(2着)
ペリファーニア(3着)
ハーパー(4着)
ドゥアイズ(5着)
シンリョクカ(6着)
ライトクオンタム(8着)
エミュー(10着)
ラヴェル(11着)
キタウイング(12着)
ドゥーラ(14着)

フローラステークス組は相手におすすめ

過去10年のオークスで前走フローラステークス組だった馬は【1-4-2-38】でした。

勝ち馬こそ2021年のユーバーレーベンのみですが、2.3着には6頭が絡んでいて複勝率は15%です。

フローラステークス組は相手候補によさそうですね。

今年の出走馬で前走フローラステークスを使われた馬は4頭いました。

ゴールデンハインド(1着)
ソーダズリング(2着)
イングランドアイズ(4着)
キミノナハマリア(11着)

実は好走しているクイーンカップ組

年度馬名クイーンC着順オークス着順
2022スターズオンアース2着1着
2021アカイトリノムスメ1着2着
2019クロノジェネシス1着3着
2017アドマイヤミヤビ1着3着
2015ミッキークイーン2着1着

過去10年のオークスで馬券に絡んだ5頭が過去にクイーンカップで2着以内に入選していた馬でした。

実は、クイーンカップで連対した馬はオークスでも好走傾向にあります。

今年のクイーンカップで連対したハーパードゥアイズは評価を上げてもよさそうです!

前走忘れな草組は今年ゼロ

オークスで好走傾向にある前走忘れな草賞組ですが、今年は1頭も出走馬がいません。

勝ち馬のグランベルナデットは腸炎を発症したためオークスの出走を断念しました。

それ以外の馬もオークスを回避しています。

オークス2023の有力馬3頭

牝馬二冠目のオークスは三冠牝馬レースの中でももっとも距離が長い舞台です。

距離適性に関しては走ってみないと分かりませんが、今年も生涯一度の舞台に21頭の出走登録がありました。

樫の女王の座を手にするのはどの馬でしょうか?

今年の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

リバティアイランド

今年の注目株は何といってもリバティアイランドです。

前走の桜花賞は最後方からの直線一気だけで全頭まとめてかわして勝利を手にしました。

上がり最速32秒9の末脚は別格です。

もともと新馬戦では時計の出やすい新潟とはいえ上がり最速31秒4という信じられない時計で勝利していましたが、そのポテンシャルは桜花賞でも開花したのでした。

唯一2着に敗れたアルテミスステークスも位置取りと仕掛けの遅さが響いてのものなので、まともに出し切れていたら勝利していたでしょう。

馬体を見る限りはマイラーとしての素質が高そうですが、桜花賞の内容を見る限りは今年の3歳牝馬勢の中でも抜けているので地力だけでなんとかなるかもしれません。

週の初めの段階で断然1番人気に支持されていますが、ここは馬券候補筆頭です。

★評価点
・桜花賞が強い内容
・新馬戦の上がりが異常
・データと相性のいい馬体重460~479キロの馬
・今年の3歳牝馬の中では抜けた実力馬

▼課題
・馬体を見る限りマイラー色が強そうなので距離が持たない可能性もある

ハーパー

今年のクイーンカップ勝ち馬のハーパーも侮れません。

クイーンカップでは稍重馬場を苦にしない走りで勝利をつかみました。

この時2着のドゥアイズは阪神JFで3着に入選した実績馬ですし、3着のモリアーナもNZTで4着に入選していました。

ドゥアイズとの差はハナ差でしたが、強い相手に勝ち切れたのは高く評価できます。

騎乗するルメール騎手もオークスで3勝していて勝ち方を知っています。

また、データと相性のいいクイーンカップ連対馬という点も評価したいですね。

今年のオークスはリバティアイランド1強のムードが漂っていますが、新馬戦で芝2,000mを経験しているのはリバティアイランドにない強みです。

リバティアイランドが距離不適正でばてたら台頭するかもしれませんよ。

★評価点
・クイーンカップでは強い相手に勝ち切った
・データと相性のいいクイーンカップ連対馬
・ルメール騎手騎乗
・データと相性のいい馬体重460~479キロの馬

▼課題
・リバティアイランドがやはり強敵

コナコースト

前走の桜花賞では強気の先行競馬であわや勝利の可能性もあったコナコースト。

最後方から一気を決めたリバティアイランドに捕らえられましたが、今年は相手が悪すぎました。

鮫島克駿騎手の強気の騎乗はコナコーストの脚に見事かみ合い、桜の女王の座をつかんでいた可能性もあったのです。

新馬戦しか勝利実績はありませんが、近3戦はいずれも2着に入選していてその実力はだれもが認めています。

桜花賞の積極的な競馬も評価したいですね。

今回はレーン騎手が騎乗し、より勝利に向けて準備を整えています。

個人的にはデビューから手綱を握っていた鮫島克駿騎手に騎乗してもらいたかったのですが、勝ち負けにこだわっているのは間違いありませんね。

先行するためにもできれば内~中枠を引きたいです。

★評価点
・桜花賞で2着
・先行競馬が得意

▼課題
・東京は初めて
・鮫島克駿騎手が騎乗してもよかったと思います

オークス2023の穴馬2頭

近年のオークスは二けた人気の台頭も目立ち、順当決着が減っています。

今年も伏兵の台頭はあるでしょうか?

今年の出走馬で配当妙味のありそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ドゥアイズ

新馬戦しか勝利はないものの、札幌2歳ステークスや阪神JF、クイーンカップといった重賞競走で常に馬券に絡んでいました。

前走の桜花賞も5着に入選し、3歳牝馬の中では高い実力を秘めています。

新馬戦以来勝利がないためそこまで人気しないと思いますが、重賞における着順を見る限りここでの激走もあり得るでしょう。

特に前走の桜花賞や昨年の阪神JFでは末脚を活かした競馬で上位争いに加わっているのでオークスの舞台とも相性がいいです。

人気を落とすようでしたら抑えておきたい1頭です。

★評価点
・重賞で常に上位争いしている
・データと相性のいいクイーンカップ連対馬
・差しの競馬もできる

▼課題
・勝てない

ラヴェル

ラヴェルは昨年のアルテミスステークスにおいて、今年の有力株であるリバティアイランドに唯一土をつけた馬です。

アルテミスステークスでは最後方でレースを進め、直線では外目から仕掛けました。

直線の長い東京競馬場で長く脚を使い、上がり最速33秒0の末脚で勝利をつかんだのです。

このとき2着に入選したリバティアイランドは前が馬群で進路取りに苦労していたため、エンジンのかかりが遅かったです。

もしもスムーズに運んでいたら結果は違っていたかもしれませんが、それでも長く脚を活かせていたのでオークスの舞台と合いそうです。

近2戦は直線の長い阪神で凡走していますが、阪神JFは全く伸びず、桜花賞も馬群の中で差し切り態勢に入ったため思うように脚を活かせませんでした。

阪神よりも上り坂の緩やかな東京のほうが出し切れると思うので、ドゥアイズ同様人気を落とすようでしたら抑えたいです。

★評価点
・アルテミスステークスでリバティアイランドに先着
・東京競馬場が合ってそう
・差しの競馬が得意

▼課題
・近2戦が10着以下に敗れている

オークス2023予想の最終買い目

オークス予想

オークスが開催される日曜日の東京競馬場は晴れの予報が出ています。

前日の土曜日は明け方まで雨が降るようですが、その後は雨が止み、日中は曇りの予報が出ていました。

金曜日こそ本降りの雨が降りますが、土曜日は雨が止み、日曜日は晴れに加えて気温も27度近くまで上昇するため馬場も回復するでしょう。

東京競馬場は晴れと気温が高ければすぐに乾くので良馬場開催も見込めます。

また、前週行われた芝レースを見ても時計は相変わらず出ているので、高速馬場開催もありえます。

うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

◎本命 5 リバティアイランド

ドゥラメンテ
ヤンキーローズ
母父All American
主な勝ち鞍桜花賞(G1) 2023年
前走桜花賞(G1) 1着

本命はリバティアイランドにしました。

前日の時点で単勝オッズ1倍を切る超人気馬ですが、過去の戦績を見るとその人気にも頷けます。

なんといっても新馬戦が時計の出やすい新潟が舞台だったとはいえ、一流馬でも見ることのない上がり最速31秒4の末脚で勝利をつかんだインパクトがすごいです

この1戦だけ見ても素質の高さが証明されていましたが、その後の阪神JF、そして前走桜花賞も差し切りの競馬で勝利を手にしています。

特に桜花賞は最後方からの直線一気のみで勝ち星を手にしているので末脚に関しては一級品のものを持ち合わせています。

過去のレースを見てもここは抜けた実力馬ですし、距離さえ持てば二冠もあっさりつかめるでしょう。

断然1番人気ですがここは逆らえません。

【参考レース】3番リバティアイランド 1着

2023年 桜花賞(GⅠ) | リバティアイランド | JRA公式

〇対抗 1 ラヴェル

キタサンブラック
サンブルエミューズ
母父ダイワメジャー
主な勝ち鞍アルテミスS(G3) 2022年
前走桜花賞(G1) 11着

対抗はラヴェルにします。

アルテミスステークスにおいて、リバティアイランドに先着した馬ですが本質は長く脚を使える点にあります。

アルテミスのリバティアイランドは位置取りに苦労していたのでスムーズに競馬できていたら勝利もありました。

しかしながら、勝ち負けよりも後方から長く脚を使って好走できたのはラヴェルの強みです。

距離こそ違いますが今回はアルテミス同様東京が舞台なので出し切れる可能性は高いでしょう。

半姉のナミュールもオークスで3着に入選しているのでコース適性は高そうです。

近2戦の敗退で人気を落としていますが、侮れない1頭だと思います。

【参考レース】10番ラヴェル 1着

2022年 アルテミスステークス(GⅢ) | ラヴェル | JRA公式

▲単穴 16 ドゥアイズ

ルーラーシップ
ローズマンブリッジ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍2歳新馬 2022年
前走桜花賞(G1) 5着

単穴にはドゥアイズを推します。

勝ち星こそ新馬戦止まりですが、重賞路線で常に上位争いしている馬で素質は高いです。

また、札幌・阪神・東京とまるで求められる要素が違う舞台で結果を残している器用さも魅力ですね。

先行も差しもできる馬ですが、オークスは上がり勝負になりやすいため今回は後ろからの競馬を行う可能性が高いです。

その点では包まれにくい外枠発走はプラス評価できます。

データと相性のいいクイーンカップ連対馬という点でも評価を浮上できます。

相手候補としては十分可能性がある馬ですし、前日の時点で9番人気なら配当妙味も高いおすすめの馬です。

△連下 12 ハーパー

ハーツクライ
セレスタ
母父Jump Start
主な勝ち鞍クイーンC(G3) 2023年
前走桜花賞(G1) 4着

ハーパーは連下にしました。

前走の桜花賞では4着に入選したとはいえ3着のペリファーニアには1と3/4馬身離されました。

完敗といってもいい結果でしたが、今回は中距離戦なので桜花賞とは求められる要素が変わります。

血統的にハーパーは中距離のほうが合いそうですが、新馬戦のころは芝2,000mで失速していたので少し評価が難しいですね。

ただし、騎乗するルメール騎手も過去10開催のオークスで3勝最多を上げていてオークスの勝ち方を熟知しています。

そのため、今回もスタミナのことを考慮しながら競馬を行うはずです。

クイーンカップで強い馬相手に先着しましたし、ドゥアイズ同様クイーンカップ連対馬はオークスで結果を残しやすいのもよく、出し切れれば好走もありえるでしょう。

【参考レース】9番ハーパー 1着

2023年 クイーンカップ(GⅢ) | ハーパー | JRA公式

△連下 14 ペリファーニア

モーリス
ケイティーズハート
母父ハーツクライ
主な勝ち鞍2歳新馬 2022年
前走桜花賞(G1) 3着

ペリファーニアは半兄が年度代表馬のエフフォーリアです。

総じて早熟の可能性がありますが、兄はこの時期無類の活躍を見せていました。

半妹のペリファーニアもチューリップ賞や桜花賞で3着に入選しているのですでに非凡な才を開花させています。

兄の戦績を見る限りは中距離も問題なくこなせるでしょう。

桜花賞ではハーパー以下を完封していますし、出し切れたらここは能力上位だと思います。

△連下 18 イングランドアイズ

Kingman
ヌーヴォレコルト
母父ハーツクライ
主な勝ち鞍2歳新馬 2022年
前走フローラS(G2) 4着

1/4の抽選を突破したイングランドアイズも抑えておきます。

新馬戦では今回人気しているハーパーにクビ差で先着しています。

この新馬戦は阪神芝2,000mで行われ、超スロー展開で進行しました。

先に抜け出したハーパーが失速する中でかわして勝利をつかんでいることから、ハーパーのスタミナがもっとあれば結果は違っていましたが、それを踏まえても強い馬相手に先着したのは評価したいですね。

クイーンカップは4着とはいえそのハーパーにタイム差0.1秒の4着入選で強い競馬でした。

前走のフローラステークスは最後方一気が不発してしまいましたが、スローで前残り顕著だったことや最後方からの追い込みを考えたらよく4着まで持ってきたものだと思います。

直線一気が得意なので東京とも合いますし、前走の内容を見る限りは着順以上に強い競馬ができていたので好走もあるかもしれませんよ。

消し 9 コナコースト

キタサンブラック
コナブリュワーズ
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍2歳新馬 2022年
前走桜花賞(G1) 2着

人気のコナコーストは消します。

桜花賞は強気の先行競馬で2着まで食い込み、リバティアイランドがいなければ桜の女王になっていた馬です。

主戦の鮫島克駿騎手を下ろしてレーン騎手が騎乗する点に関しては賛否両論ありますが、陣営からしたら有力騎手に騎乗依頼してなにがなんでも勝ちに行く感じが伝わります。

そのため騎手変更に関しては大きなマイナスにはなりません。

しかし、データと相性の悪い初めて関東競馬場に遠征する関西馬という点は引っ掛かりました。

過去にはアートハウスやアットザシーサイドがこのパターンで馬券外に敗れました。

現時点ではコナコーストは超一流馬という感じはしませんし、初の東京輸送でどれだけパフォーマンスを発揮できるか難しいです。

人気の1頭ですがここは消すことにしました。

単勝

5 リバティアイランド

馬連流し

軸馬:5
相手:1、6、12、14、16、18

三連複フォーメーション

1頭目:5
2頭目:1、6、12、14、16、18
3頭目:1、6、12、14、16、18

以上になります。
オークスの予想の参考にしてみてください!

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