【安田記念2023予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで買いたい2頭はこの馬!
安田記念2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向・分析、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
安田記念の予想ポイント
- 川田騎手、池添騎手、ルメール騎手が好調、武豊騎手は過去10年で全て着外
- 上がりの速い馬が有利
- 1人気の複勝率は80%
- 人気落ち(7~9人気)の実績馬の激走に警戒
- 5枠と7枠から勝ち馬が出やすい
うましるの管理人です!
先週の的中情報を発表いたします!
着順 | 予想 | 結果 | 人気 |
1着 | 〇対抗 | 12番タスティエーラ | 4番人気 |
2着 | ◎本命 | 5番 ソールオリエンス | 1番人気 |
3着 | ▲単穴 | 11番ハーツコンチェルト | 6番人気 |
馬連6.9倍!
三連複47.0倍を的中!!
今年のダービーは有力馬が多数そろいましたが、先に抜け出したタスティエーラが完璧な騎乗で見事勝利しました!
また、人気のソールオリエンスも直線で抜け出してからは鋭く脚を使ってクビ差の2着。
さらには3着ハーツコンチェルトも大接戦を制して馬券に絡み、馬連と三連複を的中しました!
ソールオリエンスが差し切っていれば単勝も的中していましたが、予想上位3頭が見事馬券内を独占し、大変満足いく内容でした!
なお、前日の葵ステークスは消したモズメイメイがスタートを見事に決めて勝利し、完全に見誤りました…。
今後は注視したいです。
また、目黒記念は連下△のヒートオンビート、そして対抗〇のサリエラが3着に来ましたが、2着のディアスティマは無印でした…。
4着ゼッフィーロと5着プラダリアは馬券に入れていただけに悔しいですね。
もっとも、ダービーで三連複的中したので満足です(^^♪
今週は東京G1トリを飾る安田記念が開催されます!
また、土曜日はG3の鳴尾記念も開催されますね!!!
うましるでは2重賞、安田記念は全頭を評価します!
また、最終追い切り発表後は安田記念の追い切りも紹介するので、予想の参考にしてみてください(^^)/
では安田記念の予想をみていきましょう!
安田記念2023の概要
安田記念は春のマイル王を決めるレースで、6月上旬に東京競馬場で開催されます。
安田記念は5週連続で続いた東京競馬場G1レースのトリを飾ります。
マイル王を決める一戦ですが、春のG1レースの中でも終盤に行われるため、各路線の有力馬が多数参戦します。
例えば、高松宮記念を最後に出走するレースがない馬がここに向かうケースや、梅雨のタフな舞台である宝塚記念を回避し、時計の出やすい安田記念を選択する中距離馬もいます。
前者は2013年にロードカナロアが、後者は2014年のジャスタウェイが該当し、両頭とも勝利しました。(もっともジャスタウェイの年は過去例を見ないほどの不良馬場でした。)
今年は高松宮記念からナランフレグが、大阪杯からはジャックドールが該当しています。
その他、ダービーのあとに行われるレースということで3歳馬が参戦できるのも特徴です。
特にここ数年はNHKマイルカップから中3週で挑む馬も少なくありません。
今年は勝ち馬シャンパンカラーとドルチェモアが出走します。
また、5月に行われたヴィクトリアマイルと同コースで行われるため中2週で参戦する馬も多いです。
今年の出走馬でいうとソダシやソングライン、ナミュールが該当していますね。
このように、各路線から有力馬が参戦するため純粋なマイラーの参戦は実は多くありません。
しかしながら、各路線で結果を残した馬が集うため、豪華メンバーが集まりやすく、今年はなんと10頭ものG1馬が出馬を表明しました。
例年以上に各路線から強い馬が参戦した安田記念。
勝つのは生粋のマイラーか、それともほかの路線から挑む馬が二階級制覇を成し遂げるでしょうか?!
安田記念2023の開催内容
開催日 | 6月4日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億8000万円 |
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安田記念2023が開催される東京の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 向こう正面2コーナーの出口付近 |
コース | 左回り Cコース使用 |
1周の距離 | 2,120.8m |
直線距離 | 525.9m |
高低差 | 2.7m |
フルゲート | 18頭 |
安田記念が開催される東京芝1,600mはNHKマイルカップやヴィクトリアマイルなどのG1レースでも使用されるコースで、この春もっとも使用頻度の高いG1コースです。
スタートは2コーナーの出口付近で最初の3コーナーまでの距離は約550mもあります。
最初のコーナーまでの距離は長いため、隊列は落ち着きそうですが、前半250mが緩やかな下り坂になっていることとマイルコースで最初からペースアップしやすく、始めからペースは速くなりやすいです。
そして、250mほどの下り坂を下ったら一瞬ですが上り坂があり、底を超えたら再び下り傾斜となって3コーナーに入ります。
3.4コーナーは非常に大きなカーブを描いていてそこまでペースダウンしなくてもロスなく立ち回れます。
また、4コーナーの終盤が残り3ハロンのポイントとなっていて各馬は最後の直線に近づくにつれてペースを引き上げます。
最後の直線は約525mです。
新潟競馬場に次いで直線が長くいため、各馬はトップスピードを維持しながらスパートを仕掛けられます。
直線上には高低差2.1mほどの坂が立ちはだかりますが、180mほどの間隔で設けられているので阪神や中山の坂ほど急傾斜ではありません。
坂を駆け上がったら残り300mは平らな道のりでその先にゴールが立っています。
東京の芝1,600mはマイル戦ですが、向こう正面にあるわずかな上り坂が意外と曲者です。
なぜなら、息を入れたいタイミングがずれやすいからです。
特に逃げや先行馬は息を入れるタイミングがシビアで、最後に苦しくなる傾向が多々見られます。
対して、差しや追い込み馬はスタートから自分のペースに集中できるので上り傾斜が合っても息を入れやすいです。
また、最後の直線が長いことでトップスピードを存分に発揮できることから、差しや追い込み馬が台頭しやすいです。
求められる要素はスピードや長く脚を使える力です。
東京の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くのビッグレースが開催される舞台
- 息を入れるのが難しいコース
- 中距離色の馬が好走しやすい
- 差しや追い込みが決まりやすい
安田記念2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ナラングレグ | 牡7 | 58.0 | 丸田恭介 |
2 | メイケイエール | 牝5 | 56.0 | 池添謙一 |
3 | ジャックドール | 牡5 | 58.0 | 武豊 |
4 | セリフォス | 牡4 | 58.0 | D.レーン |
5 | ソダシ | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 |
6 | ダノンスコーピオン | 牡4 | 58.0 | M.デムーロ |
7 | ガイアフォース | 牡4 | 58.0 | 西村淳也 |
8 | ドルチェモア | 牡3 | 54.0 | 坂井瑠星 |
9 | シャンパンカラー | 牡3 | 54.0 | 内田博幸 |
10 | ソウルラッシュ | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
11 | イルーシヴパンサー | 牡5 | 58.0 | 岩田望来 |
12 | ナミュール | 牝4 | 56.0 | 横山武史 |
13 | レッドモンレーヴ | 牡4 | 58.0 | 横山和生 |
14 | シュネルマイスター | 牡5 | 58.0 | C.ルメール |
15 | マテンロウオリオン | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 |
16 | カフェファラオ | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 |
17 | ウインカーネリアン | 牡6 | 58.0 | 三浦皇成 |
18 | ソングライン | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 |
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安田記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 13 | ソングライン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 5 |
2 | 9 | シュネルマイスター | 2 | ドバイターフ(G1) | 8 | |
3 | 17 | サリオス | 8 | 高松宮記念(G1) | 15 | |
2021 良 | 1 | 11 | ダノンキングリー | 8 | 天皇賞(秋)(G1) | 12 |
2 | 5 | グランアレグリア | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 | |
3 | 13 | シュネルマイスター | 4 | NHKマイルカップ(G1) | 1 | |
2020 稍重 | 1 | 11 | グランアレグリア | 3 | 高松宮記念(G1) | 2 |
2 | 5 | アーモンドアイ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 | |
3 | 6 | インディチャンプ | 2 | マイラーズC(G2) | 1 | |
2019 良 | 1 | 5 | インディチャンプ | 4 | マイラーズC(G2) | 4 |
2 | 2 | アエロリット | 3 | ヴィクトリアマイル(G1) | 5 | |
3 | 14 | アーモンドアイ | 1 | ドバイターフ(G1) | 1 | |
2018 良 | 1 | 10 | モズアスコット | 9 | 安土城ステークス(OP) | 2 |
2 | 4 | アエロリット | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) | 4 | |
3 | 1 | スワーヴリチャード | 1 | 大阪杯(G1) | 1 | |
2017 良 | 1 | 14 | サトノアラジン | 7 | 京王杯SC(G2) | 9 |
2 | 16 | ロゴタイプ | 8 | 中山記念(G2) | 3 | |
3 | 6 | レッドファルクス | 3 | 京王杯SC(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 6 | ロゴタイプ | 8 | ダービー卿CT(G3) | 2 |
2 | 8 | モーリス | 1 | チャンピオンズM(G1) | 1 | |
3 | 10 | フィエロ | 6 | マイラーズC(G2) | 4 | |
2015 良 | 1 | 6 | モーリス | 1 | ダービー卿CT(G3) | 1 |
2 | 13 | ヴァンセンヌ | 3 | 京王杯SC(G2) | 2 | |
3 | 12 | クラレント | 12 | マイラーズC(G2) | 10 | |
2014 不良 | 1 | 10 | ジャスタウェイ | 1 | ドバイDF(G1) | 1 |
2 | 12 | グランプリボス | 16 | マイルCS(G1) | 9 | |
3 | 11 | ショウナンマイティ | 10 | 産経大阪杯(G2) | 5 | |
2013 良 | 1 | 10 | ロードカナロア | 1 | 高松宮記念(G1) | 1 |
2 | 2 | ショウナンマイティ | 3 | 産経大阪杯(G2) | 2 | |
3 | 16 | ダノンシャーク | 12 | マイラーズC(G2) | 3 |
【マイル実績】マイルG1で好走している馬が強い
年度 | 着順 | 馬名 | 出走した主なマイルG1 | 着順 |
2022 | 1 | ソングライン | NHKマイルC2021 | 2 |
2 | シュネルマイスター | NHKマイルC2021 | 1 | |
3 | サリオス | 朝日杯FS2019 | 1 | |
2021 | 1 | ダノンキングリー | マイルCS2019 | 5 |
2 | グランアレグリア | 安田記念2020 | 1 | |
3 | シュネルマイスター | NHKマイルC2021 | 1 | |
2020 | 1 | グランアレグリア | 桜花賞2019 | 1 |
2 | アーモンドアイ | 桜花賞2018 | 1 | |
3 | インディチャンプ | 安田記念2019 | 1 | |
2019 | 1 | インディチャンプ | なし | – |
2 | アエロリット | NHKマイルC2017 | 1 | |
3 | アーモンドアイ | 桜花賞2018 | 1 | |
2018 | 1 | モズアスコット | なし | – |
2 | アエロリット | NHKマイルC2017 | 1 | |
3 | スワーヴリチャード | なし | – | |
2017 | 1 | サトノアラジン | 安田記念2016 | 4 |
2 | ロゴタイプ | 安田記念2016 | 1 | |
3 | レッドファルクス | なし | – | |
2016 | 1 | ロゴタイプ | 朝日杯FS2012 | 1 |
2 | モーリス | 安田記念2015 | 1 | |
3 | フィエロ | マイルCS2015 | 2 | |
2015 | 1 | モーリス | なし | – |
2 | ヴァンセンヌ | なし | – | |
3 | クラレント | NHKマイルC2012 | 3 | |
2014 | 1 | ジャスタウェイ | NHKマイルC2012 | 6 |
2 | グランプリボス | NHKマイルC2011 | 1 | |
3 | ショウナンマイティ | 安田記念2013 | 2 | |
2013 | 1 | ロードカナロア | なし | – |
2 | ショウナンマイティ | なし | – | |
3 | ダノンシャーク | マイルCS2012 | 6 |
過去10年の安田記念で馬券に絡んだ20頭はこれまでに何らかのマイルG1に出走し、なおかつ5着以内に入選していました。
特に近3開催で馬券に絡んだ9頭はいずれも該当しています。
逆にマイルG1で最高着順が6着以下の馬は2013年のダノンシャークと2014年のジャスタウェイしか入選していません。
安田記念はマイルG1好走馬が活躍しやすいレースなのです。
今年の出走馬で過去にマイルG1で5着内に入選したことがある馬は12頭いました。
【騎手】5年連続馬券に絡むルメール騎手
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
川田将雅 | 【3-0-0-6】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
池添謙一 | 【2-0-0-4】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
C.ルメール | 【1-3-1-2】 | 14.3% | 57.1% | 71.4% |
田辺裕信 | 【1-1-1-6】 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
戸崎圭太 | 【0-2-0-7】 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
M.デムーロ | 【0-0-2-5】 | 0.0% | 0.0% | 28.6% |
浜中俊 | 【0-1-0-3】 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
三浦皇成 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
内田博幸 | 【0-0-1-5】 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
横山武史 | 【0-0-1-1】 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
D.レーン | 【0-0-1-2】 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
松山弘平 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
岩田望来 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
武豊 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の安田記念でもっとも勝利をあげていたのは川田将雅騎手です。
2015年のモーリスをはじめ、2017年のサトノアラジン(7番人気)や2021年のダノンキングリー(8番人気)など、人気落ちを勝利に導いていました。
次いで勝利しているのは池添謙一騎手で、2020年にグランアレグリアとのコンビで当時現役最強馬のアーモンドアイに先着しています。
また、昨年のソングラインにも騎乗していました。
しかしながら、もっとも結果を残しているのはルメール騎手です。
過去10年で7回騎乗し、勝利数こそ1勝ですが、5開催で馬券に絡んでいます。
特に近5年は必ずルメール騎手が入っていて複勝率は驚異の71%!
ルメール騎手と安田記念の相性は非常にいいですね。
この3騎手は評価を上げたいですね。
逆に全く結果を残していないのは9回騎乗したものの1度も馬券に絡んでいない武豊騎手です。
1番人気の騎乗こそありませんでしたが、2017年には2番人気のエアスピネルや2021年には3番人気のファインルージュに騎乗して5着に敗れています。
武豊騎手は安田記念を苦手としているかもしれません。
表にまとめた騎手と今年の騎乗馬をまとめました。
【前走上がり】上がりの速い馬が有利
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-2-0-7】 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 【1-2-1-31】 | 2.9% | 8.6% | 11.4% |
差し | 【6-3-6-51】 | 9.1% | 13.6% | 22.7% |
追込 | 【2-3-3-41】 | 4.1% | 10.2% | 16.3% |
前走上がり | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【4-4-1-20】 | 13.8% | 27.6% | 31.0% |
2位 | 【2-0-2-17】 | 9.5% | 9.5% | 19.0% |
3位 | 【1-0-3-8】 | 8.3% | 8.3% | 33.3% |
4位 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5位 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6位以下 | 【2-4-3-49】 | 3.4% | 10.3% | 15.5% |
過去10年の安田記念の勝ち馬8頭が差し、追い込み馬でした。
また、馬券に絡んだ23頭も差しや追い込みで結果を残しています。
安田記念の舞台となる東京芝1,600mは最後の直線が長いうえ、逃げや先行馬にとっては距離以上にスタミナを要するため最後の直線でバテやすく、相対的に差しや追い込み馬の台頭が目立ちます。
また、前走の上がりを見てみると、上がり1.2位だった馬が6勝していました。
とくに前走で上がり最速の末脚を使った馬は単勝率14%、複勝率は31%でした。
末脚勝負になる傾向が強いため、前走の上がりも確認しておきたいですね!
今年の出走馬で前走上がり1位もしくは2位だった馬は6頭いました。
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安田記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-3-2-2】 | 30.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
4~6番人気 | 【2-1-2-25】 | 6.7% | 10.0% | 16.7% |
7~9番人気 | 【4-1-1-24】 | 13.3% | 16.7% | 20.0% |
10番人気以下 | 【0-1-3-66】 | 0.0% | 1.4% | 5.7% |
1番人気の信頼度は高い
過去10年の安田記念で1番人気は3勝、3着内は8頭が絡んでいました。
連対率は60%、複勝率は80%で非常に高い数値です。
1番人気で敗れた2022年のイルーシヴパンサーはここが初めてのマイル重賞、2017年のイスラボニータはマイルチャンピオンシップで2着に実績がありましたが、マイルG1の勝利はありませんでした。
マイルG1の実績がある馬が1番人気に支持されるようでしたらぜひ馬券に絡めた位です。
2番人気は不振
1番人気とは対称的に2番人気は【0-1-1-8】で大苦戦しています。
過去にはダノンプレミアムやペルシアンナイト、エアスピネルにリアルスティールが支持されましたが着外に敗れました。
2番人気は評価を下げてよいでしょう。
余談ですが、先ほど名前をあげた4頭の2番人気馬は過去に芝2,000m以上の重賞で馬券に絡んだ中距離馬が多いです。
中距離で実績を残した人気馬は意外と安田記念で凡走することが多いですよ。
7~9番人気馬も勝利している
年度 | 勝ち馬 | 人気 | 過去の実績 |
2021 | ダノンキングリー | 8番人気 | 毎日王冠(G2) |
2018 | モズアスコット | 9番人気 | マイラーズC(G2)※2着 |
2017 | サトノアラジン | 7番人気 | 京王杯SC(G2) |
2016 | ロゴタイプ | 8番人気 | 朝日杯FS(G1) |
過去10年の安田記念の勝ち馬4頭は7~9番人気に支持された馬でした。
この4頭の内、モズアスコットを除いた3頭は芝1,400m~1,800mの重賞実績があります。
安田記念は有力馬が多数参戦するため実力がある馬でも下位人気しがちですが、実績があるため人気落ちでも台頭する傾向が強いです。
ちなみに表に挙げた4頭のうち、ダノンキングリーとサトノアラジンは過去にマイルG1で2番人気以内に支持されていました。
また、ロゴタイプはマイルG1の朝日杯FSを制しています。
安田記念では人気落ちの馬でも実績があれば軽視しないほうがいいでしょう。
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安田記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-2-1-14】 | 0.0% | 11.8% | 17.6% |
2枠 | 【0-1-0-16】 | 0.0% | 5.9% | 5.9% |
3枠 | 【2-0-1-16】 | 10.5% | 10.5% | 15.8% |
4枠 | 【0-2-1-16】 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
5枠 | 【4-1-0-15】 | 20.0% | 25.0% | 25.0% |
6枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【4-1-2-16】 | 17.4% | 21.7% | 30.4% |
8枠 | 【0-1-3-21】 | 0.0% | 4.0% | 16.0% |
5枠と7枠が強い
過去10年の安田記念の勝ち馬を枠順別に見てみると、5枠と7枠からそれぞれ4頭ずつ勝ち馬がでています。
また、1~4枠から10頭馬券に絡んでいるのに対し、5枠から8枠の馬は20頭3着内に入選していました。
安田記念の舞台となる東京競馬場は高速決着のイメージが強いですが、開催後期ということもあり外枠のほうが好走傾向にあります。
ちなみに、前の項で紹介した7~9番人気の勝ち馬4頭もすべて外枠でした。
安田記念では内よりも外のほうが結果を残しています。
安田記念の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【4-5-3-32】 | 9.1% | 20.5% | 27.3% |
G2 | 【2-3-6-65】 | 2.6% | 6.6% | 14.5% |
G3 | 【2-0-0-14】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
海外レース | 【1-2-1-14】 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
グレードが高いほど好走している
過去10年の勝ち馬を前走クラス別に見てみると、前走G1馬は12頭、G2は11頭、G3は2頭馬券に絡んでいました。
そのほとんどが重賞を使われており、レース格が高いほど好走しています。
また、近5開催だけ見たら前走G1を使われた馬が2頭以上馬券に絡んでいました。
近年はぶっつけG1がブームですが、その影響もあり前走G1組が結果を残していますよ。
今年の出走馬はいずれも前走が重賞競走ですが、その中で前走G1レースだった馬をまとめました。
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安田記念2023の有力馬3頭
今年の安田記念は例年以上に豪華メンバーが揃ったため、予想が非常に難しいです。
しかし、強い馬がしのぎを削るため、純粋に競馬の面白さが感じられるでしょう。
今年の出走馬で本命視したい馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
シュネルマイスター
追い込み馬のシュネルマイスターが本命候補です。
昨年の安田記念が後方一気の競馬であわや勝利―――と思われたところでソングラインに差されました。
しかし、その差は僅差でシュネルマイスターが勝ち馬になっていた可能性も十分あったのです。
そのソングラインは今年も出走しますが、ヴィクトリアマイルの激走のあとにくるため昨年よりも状態面が心配です。
一方シュネルマイスターは前もってマイラーズカップを叩いていますし間隔も十分あいており、万全の状態で挑むことができます。
年齢的にも来年以降は成長曲線下り坂だと思うのでここがラストチャンスでしょう。
騎乗するルメール騎手も5年連続で馬券に絡んでいますしここは強く狙いたいです。
ソダシ
白毛のソダシにも注目したいですね。
前走ヴィクトリアマイルの反動こそ気になりますが、1週間前追切は順調にこなしており、思ったほどダメージはないようです。
すでにマイルG1を3勝している素質馬ですし、出走馬の中でもっともマイル色の強い馬だと思います。
前走はレーン騎手に騎乗を託し、今回は川田騎手がテンで騎乗します。
大きなヘマがなかった吉田隼人騎手を降ろしてまで有力騎手に騎乗依頼を出していることからも、まだまだG1タイトルを狙っている感じがしますね。
前走は悔しい結果になっただけに、相手関係はより強化されるものの激走してもらいたいです。
ソングライン
昨年の安田記念勝ち馬ソングラインも連覇に期待できるでしょう。
末脚勝負を得意としている馬で、昨年の安田記念にしろ、前走ヴィクトリアマイルにしろ後方一気の競馬でG1タイトルを手にしました。
東京マイルが得意で長距離輸送が苦手なので間隔が短くてもこの舞台に挑んだのは納得できます。
昨年のように万全の状態であれば勝ち負けも十分可能ですが、前走の反動は少なからずあるので、状態面を見極めながら取捨選択に取り組みたいです。
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安田記念2023の穴馬2頭
安田記念は人気落ちの台頭も珍しくありません。
今年は特に各路線から実績馬が多数参戦しているので有力馬でも穴人気するかもしれないです。
今年の出走登録馬では配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナミュール
前走のヴィクトリアマイルは進路妨害のために為す術がなかったナミュールがリベンジに燃えます。
もともとヴィクトリアマイルから安田記念は中2週しか空いていないため、どんな一流馬でも連勝するのはほぼ不可能です。
しかし、ナミュールは前走進路妨害のために出し切れていないため、反動は少ないはずです。
出し切った時の末脚は阪神JFやオークス、前走東京新聞杯でも証明済みです。
G1級の力を秘めているので人気を落としていたとしても馬券に絡めた位です。
イルーシヴパンサー
昨年の安田記念では1番人気に支持されたイルーシヴパンサーも汚名返上を狙います。
昨年は8着に敗れましたが勝ち馬ソングラインとのタイム差は0.2秒です。
また、後ろすぎ位置からの追い込みは物理的に届かなくても仕方ないところもありました。もしも仕掛けるタイミングでもっと前にいたら結果は確実に違っていたでしょう。
その後のレースを見ても末脚を活かして結果をのこしているので衰えはありません。
昨年の大敗と有力馬の参戦で人気を落とすと思いますが、個人的には上位争いに加わるだけの力を秘めていると思っています。
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安田記念2023追い切り評価
安田記念2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。
安田記念2023全頭考察
東京開催最終週のG1競走安田記念は例年豪華メンバーが揃います。
今年も各路線から有力馬が参戦し、G1にふさわしいメンバーが集まりました。
前週日本ダービーに引き続き、安田記念も出走馬全頭を考察しました!
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
イルーシヴパンサー
・京都金杯 2023(G3)
・東京新聞杯 2022(G3)
昨年の安田記念では1番人気に支持され、未来のマイルG1馬として注目されました。
結果は8着に敗れてしまいましたが、直線入りの段階であまりにも後ろすぎたため届いていません。
それでも上がり最速32秒6の末脚で勝ち馬ソングラインとの差は0.2秒なので、位置取りがもっと前だったら勝ち負けもあったかもしれません。
データ的にはマイルG1において結果を残せていないため、その点はマイナスです。
しかしながら、安田記念と相性のいい追い込み馬であることはプラス評価できます。
追い込み馬なので上がりの末脚にも定評がありますよ。
近走を見ても京都金杯で長く脚を使って勝ち切っているように、能力の衰えは感じられません。
前走中山記念は芝1,800m戦でイルーシヴパンサーにとって少し距離は長かったです。
また、直線の短い中山で末脚を長く活かせない舞台であることも敗退の原因で、そこまで悲観しなくてよいでしょう。
G1実績はないものの、侮れない1頭だと思っています。
インダストリア ※除外
・ダービー卿CT 2023(G3)
今年のダービー卿チャレンジトロフィーを制したインダストリアも安田記念に参戦します。
先行も差しも得意としている馬ですが、前走ダービー卿チャレンジトロフィーでは中団から器用に立ち回って勝利をつかみました。
トリッキーな中山でうまくさばけたと思います。
しかしながら、安田記念は直線の長い東京が舞台なので末脚勝負になりやすく、決め手に欠けるのは課題です。
過去のインダストリアの戦績を見ると、東京よりも中山のほうが合っているので東京でどれだけ出し切れるかがポイントですね。
そしてそれ以上にネックなのが除外対象になっていることです。
今年の安田記念はボーダーが7,750万円と異様に高く、重賞馬で収得賞金7,500万円のインダストリアですら除外対象になるレベルです。
1頭でも出走取り消しがあれば出走できますが、こればかりは運否天賦です。
そして、仮に出走できたとしても東京の舞台ではで切れ負けしそうなので、個人的には無印評価で行きます。
ウインカーネリアン
・東京新聞杯 2023(G3)
・関屋記念 2022(G3)
これまでもマイルレースで勝利し、昨年のサマーマイル王の座を手にしたウインカーネリアン。
今年の東京新聞杯では超高速馬場の中、強気の逃げで勝利を手にしました。
このときのタイムが秀逸でなんと1分31秒8です。
32秒台でもかなり速いですがそれ以上の時計を逃げて叩き出したのは、たとえこの時が高速馬場だったことを踏まえても高評価したいです。
前走ゴドルフィンマイルは6着に敗れましたがダートなので度外視してもよいです。
昨年の関屋記念も左回りの舞台で勝ち切っているように、左回りはウインカーネリアンにとって得意舞台です。
安田記念は相手関係が強化されるうえ、差しや追い込み馬が有利なので逃げのウインカーネリアンがどこまでやれるか。
東京新聞杯の時のような競馬ができればかなり面白い存在になるでしょう。
カフェファラオ
・フェブラリーS 21・22(G1)
・マイルCS南部杯 2022(Jpn1)
・シリウスS 2020(G3)
・ユニコーンS 2020(G3)
昨年と一昨年のフェブラリーステークス勝ち馬のカフェファラオが今年も安田記念に挑みます。
カフェファラオはこれまで5つの重賞を手にしていますが、そのすべてがダートのものです。
昨年はダートのフェブラリーステークスを制したのち、安田記念の出走を発表し注目を集めました。
しかし、先行しながらも直線で苦しくなり17着に敗れています。
確かにフェブラリーステークスは芝スタートのワンターン左回りコースなので安田記念に対応できる部分もあるかもしれません。
実際に2022年度のフェブラリーステークスの勝ち時計1分33秒8だけみたら芝マイルでも対応できる感じはしました。
しかしながら、昨年の安田記念は17着に大敗したうえ、時計も1分33秒3でした。
時計だけ見たら勝ち馬ソングラインとの差はジャスト1秒でいうほど負けていない感じがします。
しかしながら、安田記念の過去10年を見ると、不良馬場で開催された2014年度を除けば31~32秒台決着が多く、33秒では上位争いに加われません。
昨年の結果を見る限りはここでの勝ち負けは厳しいと言わざるを得ないのです。
ガイアフォース
・セントライト記念 2022(G2)
昨年は菊花賞で1番人気に支持されるほどの馬で中・長距離で注目されました。
しかし、前走マイラーズカップでキャリア初のマイル戦に使用されると、まさかの大激走で2着入選。
マイルの素質も開花させようとしています。
マイルレースは前走のマイラーズカップのみしか使われていませんが、後方からの差し切り競馬でシュネルマイスターのクビ差まで詰め寄っています。
時計1分31秒5も開幕週の京都とはいえ優秀ですね。
叩きの可能性が合ったとはいえマイルG1を制しているシュネルマイスターと差がないのは評価したいです。
しかしながら、3着のソウルラッシュとの差もクビ。さらには4着シャイニーロックもソウルラッシュのアタマ差で僅差の決着でした。
どの馬も高速馬場を味方につけてゴールしているので、1分31秒5の時計の価値も薄くなります。
また、勝ち馬シュネルマイスターを除けば極端に抜けた馬が不在の辛勝をどこまで評価するかが焦点となります。
当然安田記念はマイラーズカップよりもメンバーが強化されますし、その中で馬券に絡めるかというと…正直厳しいかもしれないです。
シャンパンカラー
・NHKマイルカップ 2023(G1)
3歳馬のシャンパンカラーは先月開催されたNHKマイルカップの勝ち馬です。
NHKマイルカップでは9番人気の低評価でしたが最終追切でもしっかり動けていてメイチで仕上がっていました。
また、稍重で時計のかかりやすい馬場で1頭だけ後続を突き放す競馬で抜け出し、鮮やかに勝利をつかんだのです。
評価したいのは斤量です。
他の馬が58キロ(牝馬は56キロ)の重斤量を課せられるのに対し、3歳のシャンパンカラーは54キロで挑めます。
斤量差4キロは大きいですね。
しかしながら、勝ち負けは厳しいかもしれません。
なぜなら、安田記念は高速馬場決着になることが多いからです。
シャンパンカラーが結果を残したNHKマイルカップ、その前のスプリングステークスは稍重で行われました。
そのため、どちらかというと雨で時計のかかる馬場になったほうが出し切りやすいと思います。
もっとも、世代限定戦とはいえ東京は3戦3勝と無敗ですし、昨年のベゴニア賞で2着に入選したヒップホップソウルがオークスで6着に健闘していることから、もしかしたら一発あるかもしれません。
評価の難しい馬ですが天候次第で考えようと思います。
シュネルマイスター
・NHKマイルC 2021(G1)
・マイラーズカップ 2023(G2)
・毎日王冠 2021(G2)
一昨年のNHKマイルカップを最後、なかなかG1タイトルを手にできないシュネルマイスター。
昨年の安田記念では上がり32秒9の末脚を使いましたが同じく末脚を伸ばして勝負に出たソングラインにクビ差届かず、2着に敗れています。
この1戦を見る限り非常に惜しい競馬だったのはいうまでもありません。
マイラーズカップは相手関係が楽だったとはいえ長距離輸送も克服し、上がり31秒台でゴールしました。
叩きでもしっかり勝ち切れていることから地力の高さは健在ですね。
昨年は非常に悔しい結果となりましたが、負けて強しの競馬だったのは事実です。
年齢的にも今年がもっとも勝ち負けできるのは陣営も重々承知しているので、究極的な仕上げで挑んでくるでしょう。
今年こそは、2つ目のマイルG1を手にしたいです。
ジャスティンカフェ ※除外
・湘南ステークス 2022(3勝クラス)
昨年の毎日王冠はサリオスの2着、今年のダービー卿チャレンジトロフィーでもインダストリアの2着と、なかなか重賞タイトルをつかめないジャスティンカフェ。
最後方からの直線一気を得意としているので東京マイル自体は合いそうです。
事実昨年の毎日王冠ではレコード勝利を手にしたサリオス相手に半馬身差まで詰め寄りました。
出走するようでしたら大穴として面白い存在になりそうです。
出走できれば…。
実はジャスティンカフェはインダストリア同様競走除外対象になっています。
最低2頭が競走を取りやめしなければ出走できません。
さすがにG1レースの出走取りやめは脚の違和感や怪我がない限りは基本的にありません。そのため出走も絶望的だと思います。
万が一出走するようでしたら抑えたいですが…。
ジャスティンスカイ ※除外
・洛陽ステークス 2023(L)
先行も差しも得意としているジャスティンスカイは2走前の洛陽ステークスにおいて、5番手くらいの位置で競馬しながら最後の直線で上がり33秒9の時計でゴールしました。
タイム1分33秒1は開幕週の時計とは言え優秀でしょう。
この影響もあってか前走のマイラーズカップは2番人気に支持されました。
しかしながら、スタートこそ問題なかったものの後手の競馬となり凡走しました。
直線ではスパートを仕掛けようとしていましたが、少し後ろすぎて届いていませんし上がりタイムも目を張るものではありません。
そしてなによりも除外対象馬なので出走できるかも分かりません。
仮に出走できてもマイラーズカップの内容を見る限り勝ち負けどころか馬券内も厳しいでしょう。
ジャックドール
・大阪杯 2023(G1)
・札幌記念 2022(G2)
・金鯱賞 2022(G2)
生粋の芝2,000巧者であるジャックドールがここにきてマイルに参戦します。
マイルは初めて…それどころか芝2,000m以外の距離を走ること自体がキャリア初だったりします。
父モーリスが制した舞台で父仔制覇なるでしょうか。
大阪杯は1分57秒4の好タイムで勝利しました。
並入り強豪相手に逃げ切り勝利を収めたので能力は非凡ですね。
ジャックドールといったら逃げの競馬を得意としていましたが、必ずしもハナに立たなければならないわけではなく、2~4番手の競馬でも結果を残しています。
今年はウインカーネリアンがハナにこだわると思うので、必ずしも先頭を狙わなくてもいいのは強みです。
課題は、初のマイルでどこまでやれるか。
秋のマイルチャンピオンシップは意外と中距離色の強い馬でも好走しますが、安田記念は生粋のマイラー、もしくはスプリント色の強い馬が結果を残しやすいです。
また、鞍上武豊騎手がここ10年1度も馬券に絡めていないのも気になります。
課題は多いですが、キャリア初のマイル戦でどこまでやれるかは非常に注目したいですし、ここの結果次第で今後のプランも変わるので重要な一戦となるでしょう。
セリフォス
・マイルチャンピオンS 2022(G1)
・富士ステークス 2022(G2)
・デイリー杯2歳S 2021(G2)
・新潟2歳ステークス 2021(G3)
昨年のマイルチャンピオンシップは後方一気で勝利し、悲願の初G1タイトルを手にしました。
そのとき手綱を握ったレーン騎手とのコンビで春のマイルタイトルを狙います。
マイルチャンピオンシップは有力古馬相手に勝ち切りましたがそのレース内容は最後方から馬場の良い外目を確保し、後方一気を決めました。
外目を選択したレーン騎手の判断が勝利につながった1戦といえるでしょう。
しかしながら、2.3着に入選したダノンザキッドやソダシが馬場の伸びない内でスパートを仕掛けて馬券に絡んでいることから、個人的にはダノンザキッドやソダシのほうが負けて強しの競馬ができていたと思います。
今回は古馬として挑むため、58キロを背負います。
人馬のコンビは鬼に金棒といったところですが、今年の安田記念は昨年以上にメンバーレベルが高いため、定量を課せられた中でどこまでやれるか、評価の難しい馬です。
ソウルラッシュ
・マイラーズカップ 2022(G2)
マイル重賞の善戦マンのソウルラッシュも参戦します。
昨年のマイラーズカップは後方からレースを行いました。
最後の直線でも13番手くらいで入り、そこから直線一気を仕掛けます。
稍重馬場を苦にしない走りでホウオウアマゾンやファルコニアを捕らえて優勝しました。
この時の阪神は開催後期の稍重にもかかわらず時計が出ていて、このときのソウルラッシュの時計も1分33秒3です。
時計自体は優秀ですが、2着のホウオウアマゾンもコンマ1秒遅れで入選しているので特別タイムが優秀というわけではないです。
そして気になるのが上がりタイムです。
昨年制したマイラーズカップの時計は34秒1で特別早くありません。
その後のレースでも安定して上位入選していますが、もっともはやい時計が33秒5でした。
安田記念では上がり32秒台を出す馬も少なくないため、上がり時計だけ見るとどうしても上位争いは厳しいと感じました。
ソダシ
・ヴィクトリアマイル 2022(G1)
・桜花賞 2021(G1)
・阪神JF 2020(G1)
・札幌記念 2021(G2)
・アルテミスS 2020(G3)
・札幌2歳ステークス 2020(G3)
白毛のアイドルソダシが再びマイルG1に挑みます。
これまでの実績を見ても分かるように、ソダシは生粋のマイラーです。
時計のかかりやすい馬場でも、高速馬場でも、それどころかダートでもマイルであれば好走していて馬場を選びません。
どんな条件下でもベストを尽くせるのが魅力的です。
課題はヴィクトリアマイルから中2週で挑むことでしょう。
これまで、アーモンドアイやグランアレグリアといった一級の牝馬がヴィクトリアマイルをステップに安田記念に挑みましたが、超一流馬ですら安田記念では2着以下に敗れていました。
それほど鬼門のローテーションをまさに歩もうとしています。
ヴィクトリアマイルのレースを振り返ると、ソダシは本気で勝利を狙おうとしていました。
それだけに反動が気になります。
幸いにも1週間前追い切りに騎乗した川田騎手はソダシの能力を高評価していました。
また、管理する須貝調教師も「(前走の)ダメージはない」と語られています。
ベストな状態であればここでの好走も期待できる1頭なので、追い切りやパドックを見ながら評価を固めたいです。
ソングライン
・ヴィクトリアマイル 2023(G1)
・安田記念 2022(G1)
・富士ステークス 2022(G2)
・1351ターフスプリント 2022(G3)
昨年の覇者であるソングラインが連覇を狙います。
後方一気の末脚は今年に入ってからも健在で、前走のヴィクトリアマイルでは内から一気に急襲し、先に抜け出したソダシを捕らえて優勝しました。
昨年の安田記念を見ても分かるように、舞台適性や脚質はソングラインに合っています。
課題は前走ヴィクトリアマイルの反動だけです。
ヴィクトリアマイルでは上がり33秒2の末脚で勝利しているため、反動がないとは言い切れません。
特にソングラインは長距離輸送が非常に苦手なので、京都で開催される秋のマイルチャンピオンシップは厳しいです。
実績のある東京マイルで三度G1タイトルを狙うはずなので、例え間隔が中2週でも仕上げてくるでしょう。
1週間前追切は馬なりで軽く流しました。
ソダシ同様最終追い切りやパドックはしっかりと確認しておきたいです。
なお、昨年もヴィクトリアマイル⇒安田記念のローテーションを使いましたが、この年のヴィクトリアマイルは前が詰まって末脚を活かせなかったことで疲れはありませんでした。
そのため、安田記念にベストの状態で挑めています。
まともな状態に戻っているかがポイントになりそうですね。
ダノンスコーピオン
・NHKマイルカップ 2022(G1)
・アーリントンカップ 2022(G3)
昨年のNHKマイルカップは直線で長く脚を使って勝利をつかみました。
その後もマイル路線を使われましたが、3着に入選した富士ステークスはまだしも、それから3戦はいずれも大敗が続いています。
特に前走の京王杯スプリングカップは内からの競馬で苦しい内容になったとはいえ、全く見せ場なく11着に敗れてしまいました。
キャリア初の1,400m戦や、包まれる競馬になってしまったなど、擁護する点もいくつかありますが、それでも負けすぎの印象が強いです。
1年前とは打って変わってあまりにも大敗が続いているのは気になりますし、前走からさらにメンバーレベルが上がるのであればより激走は厳しいでしょう。
川田騎手も下馬しますし、ここは消し方針で行きます。
ドルチェモア
・朝日杯FS 2022(G1)
・サウジアラビアRC 2022(G3)
昨年の朝日杯FSを制したドルチェモアも安田記念に参戦します。
かなり早い段階からマイル路線に照準を固めていましたが、始動戦で挑んだニュージーランドTは単勝オッズ1.7倍の期待に応えられず7着に敗れます。
続くNHKマイルカップでも4番人気に支持されましたが12着に敗退しました。
G1馬ですが、昨年の朝日杯FS組は非常に低調です。
なぜなら、2着のダノンタッチダウンも3着レイベリングも3歳になってからパッとしません。
この時のドルチェモアの走破時計1分33秒9も特別目を張るものではないです。
シャンパンカラー同様斤量54キロで挑めるのは利点ですが、逆に言うとそれくらいしか長所はないでしょう。
個人的にはマイル路線ではなく中距離路線に挑んでもよかったと思っています。
ナミュール
・チューリップ賞 2022(G2)
豪脚競馬で昨年の牝馬クラシックを沸かせたナミュールも参戦します。
昨年はクラシックタイトルこそ手にすることがありませんでしたが、オークスで3着、秋華賞も2着です。
末脚に定評があるのは周知の事実で、前走のヴィクトリアマイルでも2番人気に支持されました。
しかし、スタート直後に大外から発走したソダシ騎乗のレーン騎手が内にカットしたため、外馬がナミュールによれる形となり、進路妨害の被害に遭います。
このため戦意を喪失し、凡走してしまいました。
敗因は明白なので、悲観しなくてもよいです。
むしろ、出し切れなかった分余裕が残っているため、間隔が短くても立て直しは早そうです。
この点に関しては同じヴィクトリアマイル組であるソダシやソングラインよりも長所といえるでしょう。
東京マイルは今年の東京新聞杯でも力強い走りを見せたので適性は高いです。
かつては出遅れ癖がありましたが前走のヴィクトリアマイルはスムーズに飛び出しているので弱点も克服しつつあります。
今年は好メンバーが揃ったので人気を落とすかもしれませんが、人気以上に能力はあるため抑えておきたいですね。
ナランフレグ
・高松宮記念 2022(G1)
昨年の高松宮記念勝ち馬のナランフレグが今年も安田記念に参戦します。
血統的には父がダート馬を多数輩出しているゴールドアリュールなので、スピード競馬になりやすい安田記念との相性はよくありません。
ナランフレグ自身、制した高松宮記念は重馬場で時計のかかる条件下で勝利しました。
タフになったことでパワー型要素が求められたのです。
また、ナランフレグは芝1,200m~1,400mばかり使われており、マイルの実績は乏しいです。
完全にスプリンターよりの馬だと思いますし、仮にマイル適性があったとしても2014年度みたいに水田のような不良馬場にならない限り好走は厳しいと思います。
マテンロウオリオン
・シンザン記念 2022(G3)
昨年のNHKマイルカップ2着馬マテンロウオリオンも参戦します。
この時の勝ち馬ダノンスコーピオンは現在スランプに悩まされていますが、どうやらマテンロウオリオンもその気配があります。
今年はすでにマイル重賞を4戦走りましたが、馬券内入選できていません。
特に、京都金杯やダービー卿チャレンジトロフィーは強敵が少ない中で掲示板入りがやっとなので、能力の高さは感じられませんでした。
今年の安田記念はメンバーレベルが非常に高いので勝ち負けどころか掲示板入りも厳しいと判断します。
メイケイエール
・セントウルS 2022(G2)
・京王杯スプリングC 2022(G2)
・チューリップ賞 2021(G2)
・シルクロードS 2022(G3)
・ファンタジーS 2020(G3)
・小倉2歳S 2020(G3)
現役トップクラスの気性難メイケイエールも安田記念を選択しました。
これまですでに重賞タイトルを6つも手にしていますが、なかなかG1タイトルには届きません。
G1の舞台でもいいところまで行くのですが勝ち切れていないのが非常に歯がゆいでしょう。
過去の戦績だけ見たらスプリング色の強い馬ですが、マイルのチューリップ賞を制しているようにマイルでも結果を残しています。
しかしながら、距離の長いマイルではより折り合いが難しくなりますし、これまでのレース内容を見るとやはり短距離が合っているような気がします。
当初出走予定だった京王杯スプリングカップを回避してぶっつけする分には問題なさそうですが、メイケイエール自身が非常に癖のある馬なので強く狙うのは危険だと思います。
レッドモンレーヴ
・京王杯スプリングカップ 2023(G2)
京王杯スプリングカップでは有力馬を差し置いて末脚勝負で勝利。蛯名正義調教師の初重賞制覇に貢献しています。
京王杯スプリングカップは後方から上がり32秒6の末脚で勝利しました。
上がりタイムは優秀ですが、相手関係はそこまで手ごわくないのでメンバーに恵まれたといえます。
また、今年の京王杯スプリングカップは3着ダディーズビビッドから12着のトゥラヴェスーラまでがクビ差入選という変わった結果になっていて、誰が勝ってもおかしくありませんでした。
そのため、この1戦で高く評価するのは早計でしょう。
満を持して安田記念に挑みますが、相手関係が大幅強化されることを考えたら上位争いは厳しいと思います。
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安田記念2023予想の最終買い目
安田記念予想(晴れの良馬場想定)
安田記念が開催される日曜日の東京競馬場界隈は晴れの予報が出ています。
気温も27度近く上昇するようで熱中症予報モデルほどです。
初夏の陽気が感じられる日になるでしょう。
しかし、東京は金曜日の雨の影響もあり、レースが開催された時点で芝ダートともに重馬場でした。
もっとも土曜日は日中晴れ間がでていたので10レースが行われる時点で重馬場まで回復しています。
日曜日も晴れるので少なくても稍重、もしかしたら良まで回復するかもしれません。
馬場に関しては非常に読みづらいですが、近年東京競馬場は乾いたら時計が出やすいです。
そのため、うましるでは晴れ~稍重で高速馬場もしくはやや時計の出やすい条件を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 5 ソダシ
父 | クロフネ |
母 | ブチコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | ヴィクトリアマイル(G1) 2022年 |
前走 | ヴィクトリアマイル(G1) 23年 2着 |
本命はソダシにしました。
対抗馬と非常に悩みましたが、明日の天候が稍重で時計がかかった際、ソダシの場合は高速馬場で行われたヴィクトリアマイルも、タフな馬場で行われた札幌2歳ステークスでも勝利しています。
どんな舞台でも上位争いできる能力を考えたらもっとも軸に向いているのはソダシだと感じました。
もちろん、前走ヴィクトリアマイルから間隔が短いため反動の可能性もありますが、追い切りを見る限りは特に反動は見られません。
良くも悪くも平常運転という感じがしましたし、それならばなおさら安定して上位争いに加われるのではないでしょうか。
騎乗する川田騎手はテン乗りながらも2週続けて追い切りに騎乗し、すでに感触はつかんでいるでしょう。
人馬ともに東京マイルは得意舞台です。
ヴィクトリアマイルでつかめなかったG1の座を今度こそ手にしたいですね!
〇対抗 14 シュネルマイスター
父 | Kingman |
母 | セリエンホルデ |
母父 | Soldier Hollow |
主な勝ち鞍 | NHKマイルC(G1) 2021年 |
前走 | マイラーズC(G2) 1着 |
対抗はシュネルマイスターにしました、
3.4歳時も安田記念に出走し、今年で3度目の出走になります。
3歳時はNHKマイルカップからのローテーションでしたが3着に入選すると、昨年も勝ち馬ソングラインとのクビ差2着でした。
過去2年の内容を見ても東京マイルでは抜群のパフォーマンスを見せていますしいつ勝ち負けできても全くおかしくありません。
騎乗するルメール騎手も5年連続で馬券に絡んでいますしここは本命にもあげてよかったです。
ただ、前日に降った雨が追い込み一気を得意とするシュネルマイスターにとって非常に大きな蛇足でした。
もしも乾いた高速馬場で行われるようでしたら本命視したかったのですが、雨の影響を考えると自慢の末脚も削がれるかもしれません。
天候を考慮して対抗にしました。
▲単穴 12 ナミュール
父 | ハービンジャー |
母 | サンブルエミューズ |
母父 | ダイワメジャー |
主な勝ち鞍 | チューリップ賞(G2) 2022年 |
前走 | ヴィクトリアマイル(G1) 7着 |
単穴はナミュールにします。
前走の凡走で人気を落としていますが、前走ヴィクトリアマイルは斜行の影響ではさまれる格好になり、戦意喪失していました。
直線でも見せ場がありませんでしたが、斜行がなければ自慢の末脚を披露できていたと思います。
そのため、前走の敗退は実力ではありません。
ソダシ同様間隔をつめてこの舞台に挑みますが、前走では全くベストを発揮していなかったため、かえって反動はありません。
昨年はオークスや秋華賞といった求められる要素がまるで違う舞台で結果を残しているので非凡な才能も持ち合わせています。
相手関係は強力ですが東京新聞杯ではマイラーとしての素質も開花しようとしていますし、ここで結果を残してマイル女王の座を手にしたいです。
△連下 18 ソングライン
父 | キズナ |
母 | ルミナスパレード |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 安田記念(G1) 2022年 |
前走 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着 |
昨年の安田記念勝ち馬ソングラインは連下にします。
後方一気を得意とする馬で、昨年は中団やや後ろの位置から追い込み一気を決めて優勝しました。
末脚は今年に入ってからも健在で、前走のヴィクトリアマイルでは馬場の内目から一気に急襲を仕掛けてソダシを捕え、優勝しています。
これまで手にしたG1はいずれも東京マイルのものなのでコース適性は全く問題ありません。
また、ソングラインは長距離輸送を苦手としているので京都が舞台のマイルチャンピオンシップよりも東京開催の安田記念のほうが勝ち負けできるでしょう。
陣営もそのことを理解しているので最終追い切りでも素晴らしい動きを見せていました。
好走条件は目白押しですが、しかし、それでも前走の反動は気になります。
幸いにも最終追い切り内容がよかったので反動は少なそうですが、昨年のヴィクトリアマイル5着から挑むときよりは少なからず前走の影響は残ってそうです。
また、ソングラインは追い込みを得意としているので雨で馬場がタフになった時に自慢の末脚を活かせるかどうかも気になりました。
ポテンシャルはいうまでもありませんし、最終追い切りもよかったので抑えておきますが、良馬場開催であればもう少し評価を上げたい1頭でした。
△連下 3 ジャックドール
父 | モーリス |
母 | ラヴァリーノ |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | 大阪杯(G1) 2023年 |
前走 | 大阪杯(G1) 1着 |
ジャックドールは連下にします。
デビューから一貫して芝2,000mしか使われていないため、マイルに関しては正直走ってみないと分かりません。
それでも、父は名マイラーモーリスなので血統的には初めてのマイルでも出し切れそうです。
ジャックドールの戦績を見てみると、前走の大阪杯は高速馬場で一流馬相手に勝利したかと思えば、タフさが求められる札幌記念でも先行からの差しきりで勝利しています。
明日の安田記念は前日の時点で馬場傾向がつかみづらいですが、ジャックドールは当日の馬場がどんな状態でも一定以上のパフォーマンスを発揮しているのは大きな強みです。
マイル適性が未知数なので相手候補にしましたが、かみ合えば一発あるかもしれませんよ。
△連下 11 イルーシヴパンサー
父 | ハーツクライ |
母 | イルーシヴキャット |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 京都金杯(G3) 2023年 |
前走 | 中山記念(G2) 8着 |
イルーシヴパンサーも抑えます。
今年の京都金杯は力が求められる中京マイルで内から長く脚を使って勝利を手にしました。
また、前走の中山記念も距離が長かったことに加えて直線で詰まって不利を受けたため敗れています。
展開がよければもう少し上位入選できていたでしょう。
昨年の安田記念で8着に敗れている上、今年はメンバーが豪華なので人気を落としていますが、なんだかんだいいながらも昨年1番人気に支持された馬です。
パフォーマンスの高さは今年も健在ですし、昨年の東京新聞杯のような競馬ができれば馬券内も十分あり得ますよ。
消し 4 セリフォス
父 | ダイワメジャー |
母 | シーフロント |
母父 | Le Havre |
主な勝ち鞍 | マイルチャンピオンS(G1) 2022年 |
前走 | ドバイターフ(G1) 5着 |
セリフォスは消します。
昨年のマイルチャンピオンシップを制していて騎乗するのも先週ダービージョッキーになったレーン騎手です。
鬼に金棒に思いますが、セリフォスのマイルチャンピオンシップは内が苦しんでいる中馬場の良い外目を選択して一気を仕掛けました。
好ポジションを選択したレーン騎手のファインプレーな面が強く、例えばセリフォスも内目から追い込んでいたら結果は違っていたかもしれません。
昨年の安田記念はNHKマイルカップからの臨戦で4着に入選していて一見強い内容に感じます。
しかし、このとき3歳だったセリフォス54キロでした。
他の牡馬よりも4キロも軽かったのです。
5着以下との差は僅差なのでもしも58キロで挑んでいたらもっと着順を落としていたでしょう。
総合的に見ると昨年のマイルチャンピオンシップや安田記念は恩恵が合って善戦できた可能性があり、実は今回の出走馬の中ではそこまでポテンシャルは高くないとも感じています。
来る可能性もありますが、ポテンシャルに対して人気しているのでここは思い切って消すことにしました。
単勝
5 ソダシ
馬連流し
軸馬:5
相手:3、11、12、14、18
三連複フォーメーション
1頭目:5
2頭目:3、11、12、14、18
3頭目:3、11、12、14、18
以上になります。
安田記念の予想の参考にしてみてください!